JP5869039B2 - 同期装置、解析装置及びアンテナ駆動システム - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、同期装置、解析装置及びアンテナ駆動システムに関する。
アンテナを駆動するアンテナ駆動システムでは、アンテナ軸を回転させる駆動軸の回転角度と、そのアンテナ軸の回転角度とが、非同期でサンプリングされることがある。アンテナ駆動システムでは、非同期でサンプリングされたこれらの回転角度に基づいて、アンテナ駆動システムの機械バックラッシュやトルクが解析される。しかしながら、従来の技術では、アンテナの駆動状態の解析精度が低い場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、アンテナの駆動状態の解析精度を向上させることができる同期装置、解析装置及びアンテナ駆動システムを提供することである。
実施形態の同期装置は、第1取得部と、第2取得部と、シフト部と、算出部と、推定部と、同期部とを持つ。第1取得部は、駆動軸の回転角度を表す第1角度情報を取得する。第2取得部は、駆動軸の回転に応じたアンテナ軸の回転角度を表す第2角度情報を取得する。シフト部は、第1角度情報と第2角度情報とのうち少なくとも一方を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせる。算出部は、第1角度情報と第2角度情報との相関を示す値を、シフト量ごとに算出する。推定部は、相関を示す値を相対的に高くするシフト量を推定する。同期部は、推定されたシフト量に基づいて、第1角度情報と第2角度情報を同期させる。
以下、実施形態の同期装置、解析装置、アンテナ駆動システムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のアンテナ駆動システム1aの構成図である。アンテナ駆動システム1aは、駆動軸10と、伝達軸20と、アンテナ軸30と、アンテナ40と、制御装置50aとを備える。制御装置50aは、第1検出部500と、第2検出部510と、記憶部520と、解析装置Aと、出力部550とを備える。解析装置Aは、同期装置530と、解析部540aとを備える。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のアンテナ駆動システム1aの構成図である。アンテナ駆動システム1aは、駆動軸10と、伝達軸20と、アンテナ軸30と、アンテナ40と、制御装置50aとを備える。制御装置50aは、第1検出部500と、第2検出部510と、記憶部520と、解析装置Aと、出力部550とを備える。解析装置Aは、同期装置530と、解析部540aとを備える。
駆動軸10は、サーボアンプに流れる電流に応じて駆動されるサーボモータの軸である。駆動軸10は、サーボアンプに流れる電流に応じたトルクを伝達軸20に伝えることにより、伝達軸20を回転させる。駆動軸10は、伝達軸20をどのように回転させてもよく、特定の回転に限定されない。例えば、駆動軸10は、伝達軸20を周期的に回転させる。また、駆動軸10は、伝達軸20を間欠的に回転させてもよい。また、駆動軸10は、正回転方向と逆回転方向とを往復するように、伝達軸20を回転させてもよい。また、駆動軸10は、所定の目標物の位置に応じて、伝達軸20を回転させてもよい。以下では、駆動軸10は、予め定められた周期で伝達軸20を回転させるものとして説明する。
また、駆動軸10は、伝達軸20とアンテナ軸30とを介して、アンテナ40のエレベーション(Elevation:仰角)方向の姿勢を変更する。駆動軸10は、伝達軸20とアンテナ軸30とを介して、アンテナ40のアジマス(Azimuth:方位角)方向の姿勢を変更してもよい。以下では、駆動軸10は、伝達軸20とアンテナ軸30とを介して、エレベーション方向(EL方向)にアンテナ40の姿勢を変更するものとして説明する。
伝達軸20は、駆動軸10によるトルクを、アンテナ軸30に伝達する軸である。
アンテナ軸30は、伝達軸20によって駆動される軸である。アンテナ軸30は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を変更する。
アンテナ40は、アンテナ40の姿勢により定まる方向に、所定の周波数の電波を送信する。また、アンテナ40は、所定の目標物から反射された電波を受信する。
アンテナ軸30は、伝達軸20によって駆動される軸である。アンテナ軸30は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を変更する。
アンテナ40は、アンテナ40の姿勢により定まる方向に、所定の周波数の電波を送信する。また、アンテナ40は、所定の目標物から反射された電波を受信する。
第1検出部500は、駆動軸10の回転角度(以下、「第1角度」という。)を、予め定められた周期でサンプリングする。第1検出部500は、サンプリングによって検出した第1角度情報(内部角度情報)を、記憶部520に記憶させる。以下、駆動軸10の回転角度は、式(1)で表される。
第1角度=XELinsin(2πt/TEL+α+β+K1R(t))+γEL …(1)
ここで、XELinは、振幅を示す。tは、任意の時刻を示す。TELは、予め定められた回転周期を示す。αは、アンテナ軸30に対する駆動軸10の位相差を示す。βは、初期位相を示す。K1R(t)は、外乱を示す。γELは、オフセット値を示す。
第2検出部510は、第1検出部500が実行するサンプリングとは非同期に、アンテナ軸30の回転角度(以下、「第2角度」という。)を、予め定められた周期でサンプリングする。第2検出部510は、サンプリングによって検出した第2角度情報(外部角度情報)を、記憶部520に記憶させる。以下、アンテナ軸30の回転角度は、式(2)で表される。
第2角度=XELoutsin(2πt/TEL+β+K2R(t))+γEL …(2)
ここで、XELoutは、振幅を示す。tは、任意の時刻を示す。TELは、予め定められた回転周期を示す。βは、初期位相を示す。K2R(t)は、外乱を示す。γELは、オフセット値を示す。
記憶部520は、RAM(Random Access Memory)やレジスタ等の揮発性メモリでもよいし、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、レジスタ等の不揮発性メモリでもよい。記憶部520は、第1角度情報と、第2角度情報とを記憶する。記憶部520は、CPU等のプロセッサを動作させるためのプログラムを記憶してもよい。
同期装置530と解析部540aとの一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部520に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
同期装置530は、第1角度情報と第2角度情報とを、記憶部520から取得する。同期装置530は、第1角度情報と第2角度情報とのうち少なくとも一方を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせる。同期装置530は、第1角度情報と第2角度情報との相関を示す値を、シフト量ごとに算出する。相関を示す値は、例えば、相関係数である。以下では、相関を示す値は一例として相関係数であるものとして説明する。同期装置530は、第1角度情報と第2角度情報との相関係数を、シフト量ごとに算出する。同期装置530は、相関係数を相対的に高くするシフト量を推定する。同期装置530は、推定されたシフト量に基づいて、第1角度情報と第2角度情報を同期させる。
解析部540aは、同期した第1角度情報と第2角度情報を解析する。例えば、解析部540aは、同期した第1角度情報と第2角度情報に、周波数解析を施す。解析部540aは、解析結果に基づいて、アンテナ駆動システム1aの状態を推定する。例えば、解析部540aは、駆動軸10と伝達軸20とアンテナ軸30との機械的バックラッシュを推定する。また、例えば、解析部540aは、駆動軸10と伝達軸20とアンテナ軸30とのトルクを推定する。また、例えば、解析部540aは、駆動軸10を駆動する電流の電流値を推定する。また、例えば、解析部540aは、駆動軸10と伝達軸20とアンテナ軸30とについて、軸のねじれを推定する。解析部540aは、アンテナ駆動システム1aの状態を示す情報を、出力部550に出力する。
出力部550は、アンテナ駆動システム1aの状態を示す情報を出力する。例えば、出力部550は、表示装置である場合、アンテナ駆動システム1aの状態を示す画像を表示する。例えば、出力部550は、音声処理装置である場合、アンテナ駆動システム1aの状態を示す音声を出力する。
次に、同期装置530の構成例を説明する。
図2は、第1の実施形態の同期装置530の構成図である。同期装置530は、第1取得部531と、第2取得部532と、シフト部533と、算出部534と、推定部535と、同期部536とを備える。第1取得部531は、第1角度情報を記憶部520から取得する。第2取得部532は、第2角度情報を記憶部520から取得する。
図2は、第1の実施形態の同期装置530の構成図である。同期装置530は、第1取得部531と、第2取得部532と、シフト部533と、算出部534と、推定部535と、同期部536とを備える。第1取得部531は、第1角度情報を記憶部520から取得する。第2取得部532は、第2角度情報を記憶部520から取得する。
図3は、第1の実施形態の同期が調整される前の回転角度の図である。横軸は時間[ms]を示す。縦軸は回転角度[deg]を示す。第1検出部500が実行するサンプリングと、第2検出部510が実行するサンプリングとは非同期である。図3では、第1角度情報(内部角度情報)のサンプリングタイミングは、一例として60[ms]だけ、第2角度情報(外部角度情報)のサンプリングタイミングよりも早い。
図2に戻り、同期装置530の構成例の説明を続ける。シフト部533は、時刻シフトカウンタである。シフト部533は、第1角度情報と第2角度情報とのうち少なくとも一方を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせる。図2では、シフト部533は、第2角度情報を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせる。
算出部534は、第1角度情報と第2角度情報との相関係数を、シフト量ごとに算出する。算出部534は、相関係数をどのような方法で算出してもよく、特定の方向に限定されない。例えば、算出部534は、第1角度情報と第2角度情報との絶対誤差の平均値に基づいて、第1角度情報と第2角度情報との相関係数を算出する。算出部534は、算出した相関係数を、シフト量ごとに推定部535に出力する。
図4は、第1の実施形態のシフト量ごとの相関係数の図である。横軸は、時間方向のシフト量[s]を示す。縦軸は、相関係数を示す。推定部535は、相関係数を相対的に高くするシフト量を推定する。
推定部535は、相関係数が相対的に高いシフト量を、所定個数(例えば、4個)だけ選択する。図4では、推定部535は、シフト量「−70[ms]」と、シフト量「−60[ms]」と、シフト量「−50[ms]」と、シフト量「−40[ms]」とを選択する。ここで、負の符号は、第2角度情報のサンプリングタイミングが計算上において早くなることを示す。
推定部535は、選択した相関係数を時間方向について補間し、補間した相関係数に基づいて、相関係数を相対的に高くするシフト量を推定する。補間方法は、どのような方法でもよく、特定の方法に限定されない。例えば、推定部535は、ラグランジュ補間、ニュートン補間、スプライン補間、半値幅法、内挿法又は外挿法により補間した相関係数に基づいて、相関係数を相対的に高くするシフト量を推定する。なお、推定部535は、サンプリングの周期が充分に短い場合には、補間処理を実行することなく、相関係数が最も高いシフト量を選択してもよい。
同期部536は、推定部535によって推定されたシフト量を、第2角度情報に加算する。つまり、同期部536は、推定部535によって推定されたシフト量を、第2角度情報に割り戻す。これにより、同期部536は、第1角度情報と第2角度情報とを同期させる。
図5は、第1の実施形態の同期が調整された回転角度の図である。横軸は時間[ms]を示す。縦軸は回転角度[deg]を示す。図5では、第1角度情報と第2角度情報とは、同期部536によって同期している。同期部536は、同期を調整した第1角度情報と第2角度情報とを、解析部540aに出力する。
次に、解析部540aの構成例を説明する。
図6は、第1の実施形態の第1角度情報と第2角度情報との差分の図である。横軸は時間[ms]を示す。縦軸は回転角度[deg]を示す。解析部540aは、同期を調整した第2角度情報から、第1角度情報を減算する。図6では、第1角度情報と第2角度情報との差分(角度差分)は、20[deg]よりも小さい。
図6は、第1の実施形態の第1角度情報と第2角度情報との差分の図である。横軸は時間[ms]を示す。縦軸は回転角度[deg]を示す。解析部540aは、同期を調整した第2角度情報から、第1角度情報を減算する。図6では、第1角度情報と第2角度情報との差分(角度差分)は、20[deg]よりも小さい。
図7は、第1の実施形態のフーリエ変換の結果の図である。横軸は周波数[Hz]を示す。縦軸はフーリエ変換の結果を示す。解析部540aは、例えば、第1角度情報と第2角度情報との差分(角度差分)に、周波数解析を施す。
図7には、アンテナ軸30によって発生する周波数と、アンテナ軸30の固有振動数とが示されている。フーリエ変換の結果には、他の周波数成分が含まれていてもよい。例えば、フーリエ変換の結果には、アンテナ軸30によって発生する周波数の高調波が含まれていてもよい。なお、解析部540aは、アンテナ40の姿勢がアジマス方向について変更される場合も同様に、周波数解析を実行する。
図8は、第1の実施形態のサンプリングタイミングの差0[ms]まで同期している場合の第1角度情報と第2角度情報の波形の図である。図9は、第1の実施形態のサンプリングタイミングの差10[ms]まで同期している場合の第1角度情報と第2角度情報の波形の図である。図10は、第1の実施形態のサンプリングタイミングの差20[ms]まで同期している場合の第1角度情報と第2角度情報の波形の図である。図8〜図10では、横軸は時間[ms]を示す。縦軸は電流値[アンペア]を示す。図8〜図10には、サーボアンプに流れる電流、すなわち、駆動軸10を駆動する電流について、その電流値の実測値と予測値が示されている。
図11は、第1の実施形態の電流の絶対誤差の平均の図である。横軸は、サンプリングタイミングの差[ms]を示す。縦軸は、駆動軸10を駆動する電流について、実測値と予測値との絶対誤差の平均[アンペア]を示す。
解析部540aは、第1角度情報と第2角度情報との差分(角度差分)の実測データと、駆動軸10を駆動する電流の電流値との関係を近似した較正線に基づいて、駆動軸10を駆動する電流の電流値を予測する。この予測精度は、予測に使用する第1角度情報と第2角度情報とが同期するほど高くなる。つまり、この予測精度は、サンプリングタイミングの差が時刻シフトによって小さくなるほど、実測値と予測値との絶対誤差の平均値が小さくなる。図8〜図10では、電流値の予測精度は、図8に示す場合が最も高く、図10に示す場合が最も低い。
以上のように、第1の実施形態の同期装置530は、第1取得部531と、第2取得部532と、シフト部533と、算出部534と、推定部535と、同期部536とを持つ。第1取得部531は、駆動軸の回転角度を表す第1角度情報を取得する。第2取得部532は、駆動軸10の回転に応じたアンテナ軸30の回転角度を表す第2角度情報を取得する。シフト部533は、第1角度情報と第2角度情報とのうち少なくとも一方を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせる。算出部534は、第1角度情報と第2角度情報との相関を示す値を、シフト量ごとに算出する。推定部535は、相関を示す値を相対的に高くするシフト量を推定する。同期部536は、推定されたシフト量に基づいて、第1角度情報と第2角度情報を同期させる。
第1の実施形態の解析装置Aは、同期装置530と、解析部540aとを備える。同期装置530は、推定されたシフト量に基づいて、第1角度情報と第2角度情報を同期させる。解析部540aは、アンテナ軸30と駆動軸10とのうち少なくとも一方の状態を、第1角度情報と第2角度情報に基づいて解析する。
この構成により、同期部536は、推定されたシフト量に基づいて、第1角度情報と第2角度情報を同期させる。これにより、第1の実施形態の同期装置530、解析装置A及びアンテナ駆動システム1aは、アンテナ40の駆動状態の解析精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、解析装置が駆動装置を制御する点が、第1の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
第2の実施形態では、解析装置が駆動装置を制御する点が、第1の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図12は、第2の実施形態のアンテナ駆動システム1bの構成図である。アンテナ駆動システム1bは、駆動軸10と、伝達軸20と、アンテナ軸30と、アンテナ40と、制御装置50bと、駆動装置60とを備える。制御装置50bは、第1検出部500と、第2検出部510と、記憶部520と、解析装置Bと、出力部550とを備える。解析装置Bは、同期装置530と、解析部540bとを備える。
解析部540bは、第1の実施形態に示す解析部540aと同様に動作する。さらに、解析部540bは、同期した第1角度情報と第2角度情報を周波数解析した結果に基づいて、駆動装置60を制御する。例えば、解析部540bは、アンテナ軸30によって発生する周波数を、アンテナ軸30の固有振動数から離すように、駆動軸10の角速度を定める。つまり、解析部540bは、アンテナ軸30によって発生する周波数を、アンテナ軸30の固有振動数から離すように、アンテナ軸30の角速度を制限する。
駆動装置60は、駆動軸10の角速度を示す信号を、解析部540bから受信する。駆動装置60は、駆動軸10の角速度を示す信号に基づいて、その角速度で駆動軸10を回転させる。駆動装置60は、駆動軸10を回転させることにより、伝達軸20とアンテナ軸30とを介して、アンテナ40の姿勢を変更可能である。
以上のように、第2の実施形態のアンテナ駆動システム1bは、解析装置Bと、アンテナ軸30の姿勢を変更可能な駆動装置60とを備える。第2の実施形態の解析部540aは、アンテナ軸30によって発生する周波数を、アンテナ軸30の固有振動数から離すように、アンテナ軸30の角速度を制限する。
これにより、第2の実施形態の同期装置530、解析装置B及びアンテナ駆動システム1bは、アンテナ軸30を共振させないようにして、アンテナ40の姿勢を変更することができる。
これにより、第2の実施形態の同期装置530、解析装置B及びアンテナ駆動システム1bは、アンテナ軸30を共振させないようにして、アンテナ40の姿勢を変更することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、アンテナ駆動システムが複数の解析装置を備える点が、第1の実施形態及び第2の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態と、第3の実施形態との相違点についてのみ説明する。
第3の実施形態では、アンテナ駆動システムが複数の解析装置を備える点が、第1の実施形態及び第2の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態と、第3の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図13は、第3の実施形態のアンテナ駆動システム1cの構成図である。アンテナ駆動システム1cは、駆動軸10と、伝達軸20と、アンテナ軸30と、アンテナ40と、制御装置50cと、駆動装置60とを備える。制御装置50cは、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を制御する。制御装置50cは、第1検出部500と、第2検出部510と、記憶部520と、解析装置Cと、出力部550とを備える。解析装置Cは、同期装置530と、解析部540cとを備える。
さらに、アンテナ駆動システム1cは、駆動軸10dと、伝達軸20dと、アンテナ軸30dと、制御装置50dと、駆動装置60dと、比較解析部70とを備える。制御装置50dは、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を制御する。制御装置50dは、第1検出部500dと、第2検出部510dと、記憶部520と、解析装置Dと、出力部550とを備える。解析装置Dは、同期装置530と、解析部540dとを備える。
解析部540cは、アンテナ40のエレベーション方向(EL方向)の姿勢を示す情報を、比較解析部70に出力する。アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を示す情報は、駆動軸10の機械振動成分を示す情報を含む。
駆動軸10dは、サーボアンプに流れる電流に応じて駆動されるサーボモータの軸である。駆動軸10dは、サーボアンプに流れる電流に応じたトルクを伝達軸20dに伝えることにより、伝達軸20dを回転させる。駆動軸10dは、伝達軸20dを周期的に回転させる。例えば、駆動軸10dは、伝達軸20dを間欠的に回転させてもよい。例えば、駆動軸10dは、正回転方向と逆回転方向とを往復するように、伝達軸20dを回転させてもよい。例えば、駆動軸10dは、所定の目標物の位置に応じて、伝達軸20dを回転させてもよい。駆動軸10dは、伝達軸20dをどのように回転させてもよく、特定の回転に限定されない。以下では、駆動軸10dは、予め定められた周期で伝達軸20dを回転させるものとして説明する。また、駆動軸10dは、伝達軸20dとアンテナ軸30dとを介して、アンテナ40のアジマス(Azimuth:方位角、水平面)方向の姿勢を変更する。駆動軸10の機械振動成分と、駆動軸10dの機械振動成分とには、直交性がある。
伝達軸20dは、駆動軸10dによるトルクを、アンテナ軸30dに伝達する軸である。
アンテナ軸30dは、伝達軸20dによって駆動される軸である。アンテナ軸30dは、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を変更する。アンテナ軸30の機械振動成分と、アンテナ軸30dの機械振動成分とには、直交性がある。
アンテナ軸30dは、伝達軸20dによって駆動される軸である。アンテナ軸30dは、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を変更する。アンテナ軸30の機械振動成分と、アンテナ軸30dの機械振動成分とには、直交性がある。
第1検出部500dは、駆動軸10dの回転角度を、予め定められた周期でサンプリングして検出する。第1検出部500dは、駆動軸10dの回転角度情報を、記憶部520に記憶させる。
第2検出部510dは、第1検出部500dが実行するサンプリングとは非同期に、アンテナ軸30dの回転角度を、予め定められた周期でサンプリングして検出する。第2検出部510は、アンテナ軸30dの回転角度情報を、記憶部520に記憶させる。
記憶部520は、駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とを記憶する。
第2検出部510dは、第1検出部500dが実行するサンプリングとは非同期に、アンテナ軸30dの回転角度を、予め定められた周期でサンプリングして検出する。第2検出部510は、アンテナ軸30dの回転角度情報を、記憶部520に記憶させる。
記憶部520は、駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とを記憶する。
同期装置530は、駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とを、記憶部520から取得する。同期装置530は、駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とのうち少なくとも一方を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせる。同期装置530は、駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報との相関係数を、シフト量ごとに算出する。同期装置530は、相関係数を相対的に高くするシフト量を推定する。同期装置530は、推定されたシフト量に基づいて、駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とを同期させる。
解析部540dは、同期した駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とを解析する。例えば、解析部540dは、同期した駆動軸10dの回転角度情報と、アンテナ軸30dの回転角度情報とを周波数解析する。解析部540dは、解析結果に基づいて、アンテナ駆動システム1cの状態を検出する。例えば、解析部540dは、駆動軸10dと伝達軸20dとアンテナ軸30dとの機械的バックラッシュを検出する。また、例えば、解析部540dは、駆動軸10dと伝達軸20dとアンテナ軸30dとのトルクを検出する。また、例えば、解析部540dは、駆動軸10dを駆動する電流の電流値を推定する。また、例えば、解析部540dは、駆動軸10dと伝達軸20dとアンテナ軸30dとについて、軸のねじれを推定する。
解析部540dは、アンテナ駆動システム1cの状態を示す情報を、出力部550に出力する。解析部540dは、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報を、比較解析部70に出力する。アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報は、駆動軸10dの機械振動成分を示す情報を含む。
比較解析部70(応答算出部)は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を示す情報を、解析部540cから取得する。比較解析部70は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を示す情報から、駆動軸10の機械振動成分を示す情報を抽出する。比較解析部70は、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報を、解析部540dから取得する。比較解析部70は、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報から、駆動軸10dの機械振動成分を示す情報を抽出する。
比較解析部70は、解析装置Cが解析したアンテナ駆動システム1cの状態と、解析装置Dが解析したアンテナ駆動システム1cの状態とのうち、一方の機械振動成分から他方の機械振動成分を除去して、周波数応答を算出する。比較解析部70は、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報から、駆動軸10の機械振動成分を除去することにより、駆動軸10dの周波数応答を精度良く算出する。また、比較解析部70は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を示す情報から、駆動軸10dの機械振動成分を除去することにより、駆動軸10の周波数応答を精度良く算出してもよい。
比較解析部70は、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報から、アンテナ軸30の機械振動成分を除去することにより、アンテナ軸30dの周波数応答を精度良く算出する。また、比較解析部70は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を示す情報から、アンテナ軸30dの機械振動成分を除去することにより、アンテナ軸30の周波数応答を精度良く算出してもよい。
比較解析部70は、駆動軸10の周波数応答情報を、制御装置50cの出力部550に出力する。比較解析部70は、アンテナ軸30の周波数応答情報を、制御装置50cの出力部550に出力する。比較解析部70は、駆動軸10dの周波数応答情報を、制御装置50dの出力部550に出力する。比較解析部70は、アンテナ軸30dの周波数応答情報を、制御装置50dの出力部550に出力する。
制御装置50cの出力部550は、アンテナ駆動システム1cの状態を示す情報を、解析部540cから取得する。制御装置50cの出力部550は、アンテナ駆動システム1cの状態を示す情報を出力する。例えば、制御装置50cの出力部550は、表示装置である場合、アンテナ駆動システム1cの状態を示す画像を表示する。例えば、制御装置50cの出力部550は、音声出力装置である場合、アンテナ駆動システム1aの状態を示す音声を出力する。
制御装置50cの出力部550は、駆動軸10の周波数応答情報と、アンテナ軸30の周波数応答情報とを、比較解析部70から取得する。出力部550は、駆動軸10の周波数応答情報と、アンテナ軸30の周波数応答情報とを出力する。
制御装置50dの出力部550は、アンテナ駆動システム1cの状態を示す情報を、解析部540dから取得する。制御装置50dの出力部550は、アンテナ駆動システム1cの状態を示す情報を出力する。例えば、制御装置50dの出力部550は、表示装置である場合、アンテナ駆動システム1cの状態を示す画像を表示する。例えば、制御装置50dの出力部550は、音声出力装置である場合、アンテナ駆動システム1aの状態を示す音声を出力する。
制御装置50dの出力部550は、駆動軸10dの周波数応答情報と、アンテナ軸30dの周波数応答情報とを、比較解析部70から取得する。制御装置50dの出力部550は、駆動軸10dの周波数応答情報と、アンテナ軸30dの周波数応答情報とを出力する。
以上のように、第3の実施形態の比較解析部70は、アンテナ40のアジマス方向の姿勢を示す情報から、アンテナ軸30の機械振動成分を除去し、アンテナ軸30dの周波数応答を算出する。また、比較解析部70は、アンテナ40のエレベーション方向の姿勢を示す情報から、アンテナ軸30dの機械振動成分を除去し、アンテナ軸30の周波数応答を算出する。
これにより、第3の実施形態の同期装置530、解析装置C、解析装置D及びアンテナ駆動システム1cは、アンテナ駆動システム1cにおける周波数応答の算出精度を向上させることができる。
これにより、第3の実施形態の同期装置530、解析装置C、解析装置D及びアンテナ駆動システム1cは、アンテナ駆動システム1cにおける周波数応答の算出精度を向上させることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、推定されたシフト量に基づいて第1角度情報と第2角度情報を同期させる同期部を持つことにより、アンテナの駆動状態の解析精度を向上させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1a…アンテナ駆動システム、1b…アンテナ駆動システム、1c…アンテナ駆動システム、10…駆動軸、20…伝達軸、30…アンテナ軸、40…アンテナ、50a…制御装置、50b…制御装置、50c…制御装置、60…駆動装置、70…比較解析部、500…第1検出部、510…第2検出部、520…記憶部、530…同期装置、531…第1取得部、532…第2取得部、533…シフト部、534…算出部、535…推定部、536…同期部、540a…解析部、540b…解析部、540c…解析部、540d…解析部、550…出力部、A…解析装置、B…解析装置、C…解析装置、D…解析装置
Claims (8)
- 駆動軸の回転角度を表す第1角度情報を取得する第1取得部と、
前記駆動軸の回転に応じたアンテナ軸の回転角度を表す第2角度情報を取得する第2取得部と、
前記第1角度情報と前記第2角度情報とのうち少なくとも一方を、時間方向に複数のシフト量でシフトさせるシフト部と、
前記第1角度情報と前記第2角度情報との相関を示す値を、前記シフト量ごとに算出する算出部と、
前記相関を示す値を相対的に高くする前記シフト量を推定する推定部と、
推定された前記シフト量に基づいて、前記第1角度情報と前記第2角度情報を同期させる同期部と、
を備える同期装置。 - 前記推定部は、前記相関を示す値を時間方向について補間し、補間した前記相関を示す値に基づいて、前記相関を示す値を相対的に高くする前記シフト量を推定する、請求項1に記載の同期装置。
- 前記推定部は、ラグランジュ補間、ニュートン補間、スプライン補間、半値幅法、内挿法又は外挿法により補間する、請求項2に記載の同期装置。
- 前記アンテナ軸は、方位角方向又は仰角方向にアンテナを駆動する軸である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の同期装置。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の同期装置と、
前記アンテナ軸と前記駆動軸とのうち少なくとも一方の状態を、前記第1角度情報と前記第2角度情報に基づいて解析する解析部と、
を備える解析装置。 - 前記解析部は、前記アンテナ軸によって発生する周波数を、前記アンテナ軸の固有振動数から離すように、前記アンテナ軸の角速度を制限する、請求項5に記載の解析装置。
- 前記解析部による解析結果を出力する出力部
を備える請求項5又は請求項6に記載の解析装置。 - 仰角方向について前記アンテナ軸と前記駆動軸とのうち少なくとも一方の状態を解析する、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の第1の前記解析装置と、
方位角方向について前記アンテナ軸と前記駆動軸とのうち少なくとも一方の状態を解析する、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の第2の前記解析装置と、
第1の前記解析装置が解析した前記状態と、第2の前記解析装置が解析した前記状態とのうち、一方の機械振動成分から他方の機械振動成分を除去して、周波数応答を算出する応答算出部と、
を備えるアンテナ駆動システム。
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