JPH0969606A - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JPH0969606A
JPH0969606A JP7225152A JP22515295A JPH0969606A JP H0969606 A JPH0969606 A JP H0969606A JP 7225152 A JP7225152 A JP 7225152A JP 22515295 A JP22515295 A JP 22515295A JP H0969606 A JPH0969606 A JP H0969606A
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JP
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transistor
circuit
parasitic
base
collector
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JP7225152A
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English (en)
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Yoshi Kawahara
善 河原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/265Current mirrors using bipolar transistors only

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  • Automation & Control Theory (AREA)
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、雷等によって外部から高電圧が侵
入し電源電位VCCが瞬時に上昇したとしても、寄生サイ
リスタが動作しにくく、IC回路の短絡が防止でできる
定電流回路を提供する。 【解決手段】 第1のトランジスタ対(Q4,Q3)で
構成された第1のカレントミラー回路と、第2のトラン
ジスタ対(Q1,Q2)で構成された第2のカレントミ
ラー回路と、第1のトランジスタ対の両トランジスタの
コレクタ電極間に接続され、半導体基板の一主面に第1
のトランジスタ対の少なくとも一方のトランジスタ(Q
4)が形成されるウェル領域に隣接して形成されたウェ
ル領域に形成されるMOSタイプのキャパシタとから構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定電流回路に関す
るものである。より詳細には、本発明は主にコードレス
電話機の端末装置に内蔵される半導体集積回路のPLL
シンセサイザIC中の定電流回路に対してラッチアップ
対策を施した定電流回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電話端末機の小型化の要求に応え
るために、その中に内蔵される半導体集積回路(IC)
においても小型化が進められている。その結果、IC上
の各素子間の分離領域がより狭くなり、従来は問題にな
らなかった素子と分離層との間に寄生的に形成される寄
生サイリスタ構造が問題となってきた。この寄生サイリ
スタのために、雷等によって外部から高電圧が入力し、
電源電位VCCが瞬時に上昇すると、それによって定電流
回路の寄生サイリスタが動作し、IC回路を短絡する現
象が生じ、大きな問題が生じてきた。
【0003】図9は、たとえば、電話端末機に用いられ
るPLL中に内蔵された定電流回路の位置づけを示す図
である。図9において、定電流回路はPLLシンセサイ
ザIC中でチャージポンプ、位相比較回路、プリスケー
ラ等に電流を供給するために使用されるものである。
【0004】図7は、従来の定電流回路を示す図であ
る。図7において、定電流回路には発振防止対策用にキ
ャパシタXが設けられている。このキャパシタXはトラ
ンジスタQ1のコレクタ電極とエミッタ電極間に挿入さ
れている。図7の一点鎖線で囲まれた領域は定電流回路
のトランジスタQ4のベース、エミッタ、コレクタとキ
ャパシタXを含むIC回路の一部を示したものである。
【0005】図8は、図7中の一点鎖線で囲まれた領域
がIC上で実際に形成されるIC構造を拡大して示した
図である。図8においては、半導体基板(P−sub)
の一主面に第1のウェル領域を設け、その第1のN-
ェル領域中に、ベースコンタクト用のN+領域、エミッ
タ用のP+領域、コレクタ用のP+領域が形成される。一
方、P−sub中に第1のN-領域と隣接して第2のN-
ウェル領域を形成し、その上に誘電体層を介して電極を
設けキャパシタXを形成する。トランジスタQ4のエミ
ッタ電極は抵抗R2を介して電源電位ノードに接続さ
れ、ベース電極およびコレクタ電極は、キャパシタXの
一方の電極を構成する誘電体層上の導電体層からなる電
極に接続される。なお、キャパシタXの他方の電極を構
成する第2のN-ウェル領域は設置電位ノードに接続さ
れる。このように、定電流回路はラテラルタイプのトラ
ンジスタによってIC上に形成される。
【0006】図8においては、図7におけるトランジス
タQ4のベース、エミッタ、コレクタおよびキャパシタ
Xのみが示されており、その他の部分は省略してある。
このような構成において、ICが小型化され、第1のN
-ウェル領域と第2のN-ウェル領域との間に介在するP
−subからなる分離層の間隔が狭くなると、ICの内
部にa点,b点,c点,d点で示されるノード間にPN
P寄生トランジスタq1とNPN寄生トランジスタq2
からなる寄生サイリスタが形成される。この寄生サイリ
スタは、図7においては、電源電位ノードと接地電位ノ
ードとの間で点線で示すように形成される。すなわち、
通常のIC回路とは別に寄生サイリスタ回路が図8に示
すIC内に形成される。
【0007】この寄生サイリスタをより詳細に説明する
と、寄生トランジスタq1のエミッタには電源電位ノー
ドとの間に寄生抵抗r1が接続され、寄生トランジスタ
q1のベースと電源電位ノードとの間には寄生抵抗r2
が接続される。さらに、寄生トランジスタq1のコレク
タとベースとの間には寄生抵抗r3が接続される。寄生
トランジスタq1のコレクタとベースはそれぞれ寄生ト
ランジスタq2のベースおよびコレクタに接続される。
寄生トランジスタq2のベースには寄生抵抗r4が接地
電位ノードとの間に接続され、エミッタは直接アースさ
れる。
【0008】次に、この寄生サイリスタの動作について
説明する。もし、何らかの原因で、例えば、雷による高
電圧等の原因で、電源電位VCCが瞬時に高電圧になった
とすると、その電圧は抵抗R2を介してトランジスタQ
4のエミッタ(a点)に印加され、そのa点から寄生抵
抗r2、寄生抵抗r3、寄生抵抗r4を介して電流i1
が流れる。もし、その電流i1の値が大きく、寄生抵抗
r2の電圧降下が寄生トランジスタq1のベース・エミ
ッタ間電圧VBE(約0.7V)より大きくなり、また、
寄生抵抗r4の電圧降下が寄生トランジスタq2のベー
ス・エミッタ間電圧VBE(約0.7V)より大きくなっ
た場合には、寄生トランジスタq1および寄生トランジ
スタq2はともにオン状態になり、電源電位VCCノード
は寄生サイリスタを介して短絡されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の定電流回路においては、電源電位ノードに高電圧
が印加されたときに、寄生サイリスタによって、電源電
位ノードが短絡される問題点があった。そのためにトラ
ンジスタQ1,Q2,Q3,Q4から構成される定電流
回路の動作が停止する等、PLL・ICの動作に悪影響
を及ぼす弊害があった。
【0010】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、電源電位ノードに高電圧が印加さ
れたときでも、寄生サイリスタが動作しないようなラッ
チアップ対策を施した定電流回路を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体基板の一主面に形成された第2の導電タイプのウ
ェル領域に形成された第1の導電タイプの第1のトラン
ジスタ対(Q4,Q3)で構成され、そのトランジスタ
対の各トランジスタのエミッタ電極を第1の電源電位ノ
ードに接続した第1のカレントミラー回路と、半導体基
板の一主面に形成された第2の導電タイプの第2のトラ
ンジスタ対(Q1,Q2)で構成され、そのトランジス
タ対の各トランジスタのエミッタ電極を第2の電源電位
ノードに接続し、各トランジスタのコレクタ電極を第1
のトランジスタ対の対応したトランジスタのコレクタ電
極に接続した第2のカレントミラー回路と、第1のトラ
ンジスタ対の両トランジスタのコレクタ電極間に接続さ
れ、半導体基板の一主面に第1のトランジスタ対の少な
くとも一方のトランジスタ(Q4)が形成されるウェル
領域に隣接して形成された第2の導電タイプのウェル領
域に形成されるMOSタイプのキャパシタとから構成さ
れる。
【0012】請求項2記載の発明は、半導体基板の一主
面に形成された第2の導電タイプのウェル領域に形成さ
れた第1の導電タイプの第1のトランジスタ対(Q4,
Q3)で構成され、そのトランジスタ対の各トランジス
タのエミッタ電極を第1の電源電位ノードに接続した第
1のカレントミラー回路と、半導体基板の一主面に形成
された第2の導電タイプの第2のトランジスタ対(Q
1,Q2)で構成され、そのトランジスタ対の各トラン
ジスタのエミッタ電極を第2の電源電位ノードに接続
し、各トランジスタのコレクタ電極を第1のトランジス
タ対の対応したトランジスタのコレクタ電極に接続した
第2のカレントミラー回路と、第1のトランジスタ対の
両トランジスタのコレクタ電極間に接続され、半導体基
板の一主面に第1のトランジスタ対の少なくとも一方の
トランジスタ(Q4)が形成されるウェル領域に隣接し
て形成された第2の導電タイプのウェル領域に形成され
るMOSタイプのキャパシタと、第2のトランジスタ対
の一方のトランジスタ(Q1)のエミッタ電極と第2の
電源電位ノードとの間に接続された抵抗素子とから構成
される。
【0013】さらに、請求項3記載の発明においては、
抵抗RはIC基板上に形成される構造を有する。
【0014】さらに、請求項4記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の定電流回路におい
て、さらに、第1の導電タイプのトランジスタ(Q5)
で構成され、そのトランジスタ(Q5)のベースをトラ
ンジスタ(Q4)のベースと接続し、そのトランジスタ
のエミッタ電極を第1の電源電位ノードに接続し、トラ
ンジスタ(Q4)とカレントミラー接続されたカレント
ミラー回路を有し、そのトランジスタ(Q5)のコレク
タから電流を吐き出すように構成される。
【0015】さらに、請求項5記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の定電流回路におい
て、さらに、第2の導電タイプのトランジスタ(Q8)
で構成され、そのトランジスタ(Q8)のベースをトラ
ンジスタ(Q1)のベースと接続し、そのトランジスタ
のエミッタ電極を第2の電源電位ノードに接続したカレ
ントミラー回路を有し、そのトランジスタ(Q8)のコ
レクタから電流を引き込むように構成される。
【0016】さらに、請求項6記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の定電流回路におい
て、さらに、第1の導電タイプの第3のトランジスタ対
(Q5,Q6)で構成され、そのトランジスタ対(Q
5,Q6)のベースをトランジスタ(Q4)のベースと
接続し、その各トランジスタのエミッタ電極を第1の電
源電位ノードに接続し、トランジスタ(Q4)とカレン
トミラー接続された第3のカレントミラー回路と、第2
の導電タイプの第4のトランジスタ対(Q7,Q8)で
構成され、そのトランジスタ対(Q7,Q8)のベース
をトランジスタ(Q1)のベースと接続し、トランジス
タ(Q7)のコレクタをトランジスタ(Q6)のコレク
タと接続し、各トランジスタのエミッタ電極を第2の電
源電位ノードに接続した第4のカレントミラー回路とを
有し、トランジスタ(Q5)のコレクタから電流を吐き
出し、トランジスタ(Q8)のコレクタから電流を引き
込むように構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1を図1につ
いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1による定
電流回路の構成を示す図である。図1において、D1
は、そのアノード電極がトランジスタQ4のコレクタ電
極に、そのカソード電極がトランジスタQ1のコレクタ
電極に接続されたダイオードであり、この実施の形態に
おいてはNPNトランジスタと同様な構造に形成され、
エミッタ電極をアノード電極に、ベース電極とエミッタ
電極とを共通接続してカソード電極としている。Xは、
MOSキャパシタであり、P−subから分離されたN
-ウェル領域の上に構成され、その一方の電極は半導体
基板の一主面側(図1中では(N)と表記される)に形
成され、他方の電極は半導体基板の一主面に誘電体膜を
介した導電体層に形成される。このキャパシタXは発振
防止用のキャパシタであり、一方の電極がトランジスタ
Q4のコレクタ電極に他方の電極がトランジスタQ2の
ベース電極とコレクタ電極に接続されている。図7の従
来例と同一または類似の部分には同一符号を付してその
重複説明を省略する。図2は、図1の定電流回路のIC
の実際の構造を示す図である。
【0018】図2においては、ラテラル構造によって半
導体基板上に形成されたトランジスタQ4、ダイオード
D1、トランジスタQ1およびキャパシタXのみが示さ
れており、その他の部分は省略してある。このような構
造において、ICが小型化され、第1のN-ウェル領域
と第2のN-ウェル領域との間に介在するP−subか
らなる分離層の間隔が狭くなると、図2に示すICの内
部にa点,b点,c点,d点で示されるノード間にPN
P寄生トランジスタq1とNPN寄生トランジスタq2
からなる寄生サイリスタが形成される。この寄生サイリ
スタは、図1においては、トランジスタQ4のエミッタ
電極a点とトランジスタQ1のエミッタ(接地電位ノー
ド)との間に点線で示すように形成される。すなわち、
通常のIC回路とは別に寄生サイリスタ回路が形成され
る。
【0019】この寄生サイリスタは図8の構成と同様で
あるが、従来例の図8においては、寄生サイリスタ中の
寄生トランジスタq2のエミッタが直接アースされてい
るが、本発明においては、寄生トランジスタq2のエミ
ッタがトランジスタQ1を介してアースされていること
が従来例との大きな違いである。
【0020】以下に本発明をより詳細に説明する。寄生
トランジスタq1のエミッタにはノード(a点)との間
に寄生抵抗r1が接続され、寄生トランジスタq1のベ
ースとノード(a点)との間には寄生抵抗r2が接続さ
れる。さらに、寄生トランジスタq1のコレクタとベー
スとの間には寄生抵抗r3が接続される。寄生トランジ
スタq1のコレクタとベースはそれぞれ寄生トランジス
タq2のベースとコレクタに接続される。寄生トランジ
スタq2のベースは寄生抵抗r4を介して接地電位ノー
ドに接続される。寄生トランジスタq2のエミッタはト
ランジスタQ1のベースエミッタ間を介してアースされ
【0021】次に、この寄生サイリスタの動作について
説明する。もし、何らかの原因で、たとえば、雷による
高電圧等の原因で、電源電位VCCが瞬時に高電圧になっ
たとすると、その電圧はR2を介してa点に印加され、
寄生抵抗r2、寄生抵抗r3、寄生抵抗r4を介して電
流i1が流れる。従って、寄生抵抗r2の電圧降下は電
流i1×r2の値になり、一方、寄生抵抗r4の電圧降
下は電流i1×r4の値になる。
【0022】図1において、寄生トランジスタq1がオ
ンになる条件は、寄生抵抗r2の電圧降下が寄生トラン
ジスタq1のVBEより大きくなる場合であり、この関係
は図7の場合と同じである。しかしながら、寄生トラン
ジスタq2がオンになる条件である寄生抵抗r4の電圧
降下が2VBE(寄生トランジスタq2のベース・エミッ
タ間電圧VBE+トランジスタQ1のベースとエミッタ間
の電圧VBEの和の電圧)より大きくなる条件は図7の場
合と異なる。すなわち、トランジスタQ1のエミッタ・
ベース間電圧VBE(約0.7V)が寄生トランジスタq
2のエミッタ側に接続されているので、その分だけ寄生
トランジスタq2のベース電位(c点)が高くならなけ
れば寄生トランジスタq2はオンしないので、寄生サイ
リスタの動作はしにくくなる。このように、本発明の実
施の形態1においては、寄生サイリスタq2のエミッタ
がトランジスタQ1のベース・エミッタ間を介してアー
スされることによって、寄生サイリスタのラッチアップ
が発生しにくい定電流回路を提供できる。
【0023】実施の形態2.図3は、本発明の実施の形
態2によるラッチアップ防止用の定電流回路の構成を示
す図である。図3において、D1はダイオード、Xはキ
ャパシタ、RはトランジスタQ1のエミッタ電極と接地
電位ノードとの間に接続された抵抗である。Xは、MO
Sキャパシタであり、P−subから分離されたN-
ェル領域の上に構成され、その一方の電極は半導体基板
の一主面側(図3中では(N)と表記される)に形成さ
れ、他方の電極は半導体基板の一主面に誘電体膜を介し
た導電体層に形成される。このキャパシタXは発振防止
用のキャパシタであり、一方の電極がトランジスタQ4
のコレクタ電極に他方の電極がトランジスタQ2のベー
ス電極とコレクタ電極に接続されている。図3において
は、図7の従来例と同一または類似の部分には同一符号
を付してその重複説明を省略する。図4は、図3の定電
流回路の一点鎖線で囲まれた部分のIC上の実際の構造
を示す図である。
【0024】図4においては、トランジスタQ4、ダイ
オードD1、トランジスタQ1、キャパシタXおよび抵
抗Rのみが示されており、その他の部分は省略してあ
る。このような構成において、ICが小型化され、第1
のN-ウェル領域と第2のN-ウェル領域との間に介在す
るP−subからなる分離層の間隔が狭くなると、図4
に示すICの内部にa点,b点,c点,d点で示される
ノード間にPNP寄生トランジスタq1とNPN寄生ト
ランジスタq2からなる寄生サイリスタが形成される。
この寄生サイリスタは、図3において、電源電位ノード
と接地電位ノードとの間で点線で示すように表される。
すなわち、通常のIC回路とは別に寄生サイリスタ回路
が形成される。
【0025】この寄生サイリスタをより詳細に説明する
と、寄生トランジスタq1のエミッタにはノード(a
点)との間に寄生抵抗r1が接続され、寄生トランジス
タq1のベースとノード(a点)との間には寄生抵抗r
2が接続される。さらに、寄生トランジスタq1のコレ
クタとベースとの間には寄生抵抗r3が接続される。寄
生トランジスタq1のエミッタとベースはそれぞれ寄生
トランジスタq2のベースとコレクタに接続される。寄
生トランジスタq2のベースには寄生抵抗r4が接地電
位ノードとの間に接続され、エミッタはトランジスタQ
1のベース・エミッタ間および抵抗Rを介してアースさ
れる。
【0026】次に、この寄生サイリスタの動作について
説明する。もし、何らかの原因で、例えば、雷による高
電圧等の原因で、電源電位VCCが瞬時に高電圧になった
とすると、その電圧はR2を介してa点に印加され、寄
生抵抗r2、寄生抵抗r3、寄生抵抗r4を介して電流
1が流れる。従って、寄生抵抗r2の電圧降下は電流
1×r2の値になり、一方、寄生抵抗r4の電圧降下
は電流i1×r4の値になる。
【0027】図3において、寄生トランジスタq1がオ
ンになる条件は、寄生抵抗r2の電圧降下が寄生トラン
ジスタq1のVBEより大きくなる場合であり、この関係
は図7の場合と同じである。しかしながら、寄生トラン
ジスタq2がオンになる条件すなわち、寄生抵抗r4の
電圧降下が寄生トランジスタq2のベース・エミッタ間
電圧VBE+トランジスタQ1のベースとエミッタ間の電
圧VBE+抵抗Rの電圧降下VRの和の電圧より大きくな
る条件は図7の場合と異なる。すなわち、トランジスタ
Q1のベース・エミッタ間電圧VBE(約0.7V)およ
び抵抗Rが寄生トランジスタq2のエミッタ側に接続さ
れているので、その分だけ寄生トランジスタq2のベー
ス電位(c点)が高くならなければ寄生トランジスタq
2はオンにならないので、寄生サイリスタの動作はしに
くくなる。このように、本発明の実施の形態2において
は、寄生サイリスタq2のエミッタがトランジスタQ1
のベース・エミッタ間および抵抗Rを介してアースされ
ることによって、寄生サイリスタのラッチアップが発生
しにくい定電流回路を提供する。
【0028】実施の形態3.実施の形態3の回路は、実
施の形態1におけるトランジスタQ1〜Q4で構成され
る定電流回路を電流引き込み用に使用できるようにした
回路である。実施の形態4においては、トランジスタQ
1〜Q4で構成される定電流回路と組み合わせることに
よってラッチアップ対策が行える定電流回路を提供す
る。
【0029】図5は、本発明の実施の形態3によるラッ
チアップ対策用定電流回路の構成を示す図である。図5
は、図1の回路の第1のPNPタイプの第1のトランジ
スタ対(Q4,Q3)およびNPNタイプの第2のトラ
ンジスタ対(Q1,Q2)から構成される基本回路に、
NPNタイプのトランジスタ(Q8)で構成され、その
トランジスタ(Q8)のベースをトランジスタ(Q1)
のベースと接続し、そのトランジスタのエミッタ電極を
抵抗R7を介してアース電位に接続したカレントミラー
回路を追加する。図5においては、図1と同一または類
似の部分には同一符号を付してその重複説明を省略す
る。
【0030】実施の形態3の回路は、実施の形態1にお
けるトランジスタQ1〜Q4で構成される定電流回路を
電流引き込み用として使用できるようにした回路であ
り、トランジスタ(Q8)とカレントミラー接続された
トランジスタQ1の電流に等しい電流をQ8のコレクタ
から引き込むように動作する。このように構成すること
によって、実施の形態1と同様に、電源電位ノード側に
高電圧が印加された場合でも、実施の形態1で説明した
のと同様にトランジスタQ1〜Q4で構成される定電流
回路が動作停止するのを防止できる。
【0031】実施の形態4.実施の形態4の回路は、実
施の形態1におけるトランジスタQ1〜Q4で構成され
る定電流回路を電流吐き出し用のみでなく電流引き込み
用にも使用できるようにした回路である。実施の形態4
においては、トランジスタQ1〜Q4で構成される定電
流回路と組み合わせることによってラッチアップ対策が
行える定電流回路を提供する。
【0032】図6は、本発明の実施の形態4によるラッ
チアップ対策用定電流回路の構成を示す図である。図6
は、図1の回路のトランジスタQ5の部分をトランジス
タQ6,Q5で構成される第1のカレントミラー回路で
置き換え、さらに、トランジスタQ7,Q8で構成され
る第2のカレントミラー回路が追加される。一方、トラ
ンジスタQ7,Q8から構成される第2のカレントミラ
ー回路は、トランジスタQ8から電流を引き込むために
用いられる。図6においては、図1と同一または類似の
部分には同一符号を付してその重複説明を省略する。
【0033】トランジスタQ6,Q5はトランジスタQ
4とカレントミラー接続されており、トランジスタQ5
とカレントミラー接続されたトランジスタQ4の電流に
等しい電流をQ5のコレクタから吐き出すように動作す
る。一方、トランジスタ対Q7,Q8からなるカレント
ミラー回路は、トランジスタQ7のコレクタがトランジ
スタQ6のコレクタと接続され、トランジスタQ6と同
一の電流がトランジスタQ7に流れる。トランジスタQ
6はトランジスタQ4とカレントミラー接続されている
ので、結果的には、トランジスタQ8のコレクタから引
き込む電流はトランジスタQ4の電流に等しい電流とな
るように動作する。このような回路においても、実施の
形態1と同様に、電源電位ノード側に高電圧が印加され
た場合、実施の形態1で説明したのと同様にトランジス
タQ1〜Q4で構成される定電流回路が動作停止するの
を防止できる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、第1のトランジ
スタ対(Q4,Q3)で構成された第1のカレントミラ
ー回路と、第2のトランジスタ対(Q1,Q2)で構成
された第2のカレントミラー回路と、第1のトランジス
タ対の両トランジスタのコレクタ電極間に接続され、半
導体基板の一主面に第1のトランジスタ対の少なくとも
一方のトランジスタ(Q4)が形成されるウェル領域に
隣接して形成されたウェル領域に形成されるMOSタイ
プのキャパシタとから構成されるので、寄生サイリスタ
が動作する電圧が上昇し、そのために、雷等によって外
部から高電圧が入力し電源電位VCCが瞬時に上昇したと
しても、寄生サイリスタが動作しにくくなり、IC回路
の短絡を防止することができる。
【0035】さらに、請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明の構成要素の他に、第2のトランジスタ対の
一方のトランジスタ(Q1)のエミッタ電極と第2の電
源電位ノードとの間に接続された抵抗素子を有するよう
に構成されるので、その抵抗素子による電圧降下によっ
て、寄生サイリスタが動作する電圧が上昇し、そのため
に、雷等によって外部から高電圧が入力し電源電位が瞬
時に上昇したとしても、寄生サイリスタが動作しにくく
なり、IC回路の短絡を防止することができる。
【0036】さらに、請求項3記載の発明は、抵抗Rを
IC基板上に形成し、その一端をトランジスタ(Q1)
のエミッタ電極に接続するように構成することによっ
て、簡単な構造で寄生サイリスタが動作する電圧を上昇
させることができる。
【0037】さらに、請求項4記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の定電流回路におい
て、さらに、第1の導電タイプのトランジスタ(Q5)
で構成され、そのトランジスタ(Q5)のベースをトラ
ンジスタ(Q4)のベースと接続し、そのトランジスタ
のエミッタ電極を第1の電源電位ノードに接続し、トラ
ンジスタ(Q4)とカレントミラー接続されたカレント
ミラー回路を有し、そのトランジスタ(Q5)のコレク
タから電流を吐き出すように構成することによって、雷
等によって外部から高電圧が入力し電源電位が瞬時に上
昇したとしても、電流の吐き出しが安全にできる定電流
回路を提供できる。
【0038】さらに、請求項5記載の発明においては、
請求項1または2のいずれかに記載の定電流回路におい
て、さらに、第2の導電タイプのトランジスタ(Q8)
で構成され、そのトランジスタ(Q8)のベースをトラ
ンジスタ(Q1)のベースと接続し、そのトランジスタ
のエミッタ電極を第2の電源電位ノードに接続したカレ
ントミラー回路を有し、そのトランジスタ(Q8)のコ
レクタから電流を引き込むように構成することによっ
て、雷等によって外部から高電圧が入力し電源電位が瞬
時に上昇したとしても、電流の引き込みが安全にできる
定電流回路を提供できる。
【0039】さらに、請求項6記載の発明は、請求項1
または2のいずれかに記載の定電流回路において、さら
に、第3のトランジスタ対(Q5,Q6)で構成された
第3のカレントミラー回路と、第4のトランジスタ対
(Q7,Q8)で構成された第4のカレントミラー回路
とを有し、トランジスタ(Q5)から電流を吐き出し、
トランジスタ(Q8)から電流を引き込むように構成す
ることによって、雷等によって外部から高電圧が入力し
電源電位が瞬時に上昇したとしても、電流の吐き出し、
電流の引き込みが安全にできる定電流回路を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による定電流回路の構
成を示す図である。
【図2】 図1の定電流回路の一点鎖線で囲まれた部分
がIC上に実際に形成される構造を拡大して示した図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態2による定電流回路の構
成を示す図である。
【図4】 図3の定電流回路の一点鎖線で囲まれた部分
がIC上に実際に形成される構造を拡大して示した図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態3による定電流回路の構
成を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態4による定電流回路の構
成を示す図である。
【図7】 従来の定電流回路の構成を示す図である。
【図8】 図7中の定電流回路の一点鎖線で囲まれた部
分がIC上に実際に形成される構造を拡大して示した図
である。
【図9】 PLL中に内蔵された定電流回路の位置づけ
を示す図である。
【符号の説明】
Q1〜Q8 トランジスタ Q4,Q3 第1のトランジスタ対 Q1,Q2 第2のトランジスタ対 Q5,Q6 第3のトランジスタ対 Q7,Q8 第4のトランジスタ対 R,R1〜R7 抵抗 q1,q2 寄生トランジスタ r1〜r4 寄生抵抗 D1 ダイオード X キャパシタ N 第2のN-ウェル中のN層(キャパシタXの一方
の電極となる部分)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主面に形成された第2の
    導電タイプのウェル領域に形成された第1の導電タイプ
    の第1のトランジスタ対(Q4,Q3)で構成され、そ
    のトランジスタ対の各トランジスタのエミッタ電極を第
    1の電源電位ノードに接続した第1のカレントミラー回
    路と、 前記半導体基板の一主面に形成された第2の導電タイプ
    の第2のトランジスタ対(Q1,Q2)で構成され、そ
    のトランジスタ対の各トランジスタのエミッタ電極を第
    2の電源電位ノードに接続し、各トランジスタのコレク
    タ電極を前記第1のトランジスタ対の対応したトランジ
    スタのコレクタ電極に接続した第2のカレントミラー回
    路と、 前記第1のトランジスタ対の両トランジスタのコレクタ
    電極間に接続され、前記半導体基板の一主面に前記第1
    のトランジスタ対の少なくとも一方のトランジスタ(Q
    4)が形成されるウェル領域に隣接して形成された第2
    の導電タイプのウェル領域に形成されるMOSタイプの
    キャパシタと、を備えたことを特徴とする定電流回路。
  2. 【請求項2】 半導体基板の一主面に形成された第2の
    導電タイプのウェル領域に形成された第1の導電タイプ
    の第1のトランジスタ対(Q4,Q3)で構成され、そ
    のトランジスタ対の各トランジスタのエミッタ電極を第
    1の電源電位ノードに接続した第1のカレントミラー回
    路と、 前記半導体基板の一主面に形成された第2の導電タイプ
    の第2のトランジスタ対(Q1,Q2)で構成され、そ
    のトランジスタ対の各トランジスタのエミッタ電極を第
    2の電源電位ノードに接続し、各トランジスタのコレク
    タ電極を前記第1のトランジスタ対の対応したトランジ
    スタのコレクタ電極に接続した第2のカレントミラー回
    路と、 前記第1のトランジスタ対の両トランジスタのコレクタ
    電極間に接続され、前記半導体基板の一主面に前記第1
    のトランジスタ対の少なくとも一方のトランジスタ(Q
    4)が形成されるウェル領域に隣接して形成された第2
    の導電タイプのウェル領域に形成されるMOSタイプの
    キャパシタと、 前記第2のトランジスタ対の一方のトランジスタ(Q
    1)のエミッタ電極と前記第2の電源電位ノードとの間
    に接続された抵抗素子と、を備えたことを特徴とする定
    電流回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の定電流回路において、 前記抵抗RはIC基板上に形成されることを特徴とする
    定電流回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または2のいずれかに記載の定
    電流回路において、さらに、 第1の導電タイプのトランジスタ(Q5)で構成され、
    そのトランジスタ(Q5)のベースを前記トランジスタ
    (Q4)のベースと接続し、そのトランジスタのエミッ
    タ電極を第1の電源電位ノードに接続し、前記トランジ
    スタ(Q4)とカレントミラー接続されたカレントミラ
    ー回路とを有し、 そのトランジスタ(Q5)のコレクタから電流を吐き出
    すことを特徴とする定電流回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または2のいずれかに記載の定
    電流回路において、さらに、 第2の導電タイプのトランジスタ(Q8)で構成され、
    そのトランジスタ(Q8)のベースを前記トランジスタ
    (Q1)のベースと接続し、そのトランジスタのエミッ
    タ電極を第2の電源電位ノードに接続したカレントミラ
    ー回路とを有し、 そのトランジスタ(Q8)のコレクタから電流を引き込
    むことを特徴とする定電流回路。
  6. 【請求項6】 請求項1または2のいずれかに記載の定
    電流回路において、さらに、 第1の導電タイプの第3のトランジスタ対(Q5,Q
    6)で構成され、そのトランジスタ対(Q5,Q6)の
    ベースを前記トランジスタ(Q4)のベースと接続し、
    その各トランジスタのエミッタ電極を第1の電源電位ノ
    ードに接続し、前記トランジスタ(Q4)とカレントミ
    ラー接続された第3のカレントミラー回路と、 第2の導電タイプの第4のトランジスタ対(Q7,Q
    8)で構成され、そのトランジスタ対(Q7,Q8)の
    ベースを前記トランジスタ(Q1)のベースと接続し、
    前記トランジスタ(Q7)のコレクタを前記トランジス
    タ(Q6)のコレクタと接続し、各トランジスタのエミ
    ッタ電極を第2の電源電位ノードに接続した第4のカレ
    ントミラー回路とを有し、 前記トランジスタ(Q5)のコレクタから電流を吐き出
    し、前記トランジスタ(Q8)のコレクタから電流を引
    き込むことを特徴とする定電流回路。
JP7225152A 1995-09-01 1995-09-01 定電流回路 Pending JPH0969606A (ja)

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