JPH096770A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH096770A
JPH096770A JP7178232A JP17823295A JPH096770A JP H096770 A JPH096770 A JP H096770A JP 7178232 A JP7178232 A JP 7178232A JP 17823295 A JP17823295 A JP 17823295A JP H096770 A JPH096770 A JP H096770A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書を構造化する構造単位に他の文書ファイ
ルを埋め込み、埋め込んだ他の文書ファイルを文書の構
造単位の一つとして編集する。 【構成】 文書編集装置は、文書に構造単位(パラグラ
フ)を設定するパラグラフ設定部PSM、パラグラフに
他の文書を埋め込む文書埋込部TIM、文書を編集する
編集部TEM等を備える。他の文書の埋め込みは、文書
埋込部TIMのパラグラフ指定部T1により埋め込むパ
ラグラフを、埋込文書指定部T2により埋め込む文書フ
ァイルを指定する。指定されたパラグラフと文書ファイ
ルは、埋込処理指定部T3により1対1に関係付けられ
る。パラグラフに埋め込まれた文書ファイルは、ファイ
ル化された別文書のまま、編集部TEMによって文書の
他のパラグラフと同様にパラグラフの一つとして編集さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書編集装置に関し、
詳しくは、文書に該文書を構造化する複数の構造単位を
設定する構造単位設定手段と、該設定された複数の構造
単位からなる構造図を用いて該文書を編集する編集手段
とを備えた文書編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文書編集装置としては、
文書の段落等を単位として構造単位を設定し、設定した
構造単位からなる構造図を用いて文書を編集する装置
(アウトラインプロセッサ)が提案されている。このア
ウトラインプロセッサでは、各構造単位にその内容を示
唆する見出しや第1章,第2章のような規則的な見出し
を付すと共に、各構造単位の文書中の構造的な位置(レ
ベル)を設定し、文書を、見出しとレベルに応じた桁数
の字下げによる階層構造(構造図)とにより視覚的に表
示する。そして、使用者は、こうした構造図中の見出し
の位置を変更することにより文書内の各構造単位の配置
を変更したり、見出しを指定してその見出しが付された
構造単位の内容を表示させ、その内容を変更したり追加
したりして文書を編集する。このように、アウトライン
プロセッサでは文書が視覚化されているから、使用者
は、文書のアウトライン(概要)を把握しながら文書の
作成および編集をすることができる。
【0003】また、こうしたアウトラインプロセッサに
は、文書の各構造単位に、1,2,3や1−1,1−
2,1−3のような数字の見出しを自動的に設定するも
のも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文書は、一人によって
作成されるとは限らず、複数人によって部分的に分割さ
れて作成される場合がある。この場合、文書の各部分は
それぞれ一つの文書となっているから、これらを寄せ集
めて一つの文書とする。また、一人によって作成される
場合であっても、テーマ毎に作成した複数の文書を集め
て一つの文書にする場合もある。このような場合、文書
の全体の構成を把握しながら編集および作成が可能な上
記のアウトラインプロセッサが有効である。
【0005】しかしながら、複数の文書を集めて一つの
文書として編集する場合、上記のアウトラインプロセッ
サでは、複数の文書を複数のファイルのまま一つの文書
として編集することができないという問題があった。上
記のアウトラインプロセッサでは、一つの文書に対し
て、文書内の段落等を構造単位として設定し、この構造
単位を単位として編集を行なうから、複数の文書を集め
て一つの文書とする場合、まず、複数のファイルの文書
を一つのファイルの文書とし、この文書に対してアウト
ラインプロセッサを起動しなければならない。このよう
に複数のファイルの文書を一つのファイルの文書にする
と、文書ファイルの容量が大きくなり、使い勝手が悪く
なってしまう。また、一つのファイルの文書にし、内容
に変更を加えてから、この変更を加えた文書を土台とし
て再び複数人により文書の追加を行なう場合では、一つ
のファイルにした文書から、その内容の一部を切り出し
て複数のファイルの文書にする必要があり、作業性が著
しく悪かった。
【0006】一方、数字の見出しを自動的に設定するア
ウトラインプロセッサでは、見出しに用いられる文字は
数字に限られ、表現力に富んだ文書の作成が困難である
という問題があった。
【0007】本発明の文書編集装置は、こうした問題を
解決し、文書を構造化する構造単位に他の文書ファイル
を埋め込み、埋め込んだ他の文書ファイルを文書の構造
単位の一つとして編集すること及び文書に設定された構
造単位に数字以外の文字からなる見出しの一部の文字を
自動的に変化させて付与することを目的とし、次の構成
を採った。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の第1
の文書編集装置は、文書に該文書を構造化する複数の構
造単位を設定する構造単位設定手段と、該設定された複
数の構造単位からなる構造図を用いて該文書を編集する
編集手段とを備えた文書編集装置であって、少なくとも
一つ以上のファイル化された他の文書を記憶する記憶手
段と、前記複数の構造単位のうちの少なくとも一つに、
前記記憶手段に記憶された他の文書のうちの少なくとも
一つを前記文書とは異なるファイルの状態で埋め込む他
文書埋込手段と、該埋め込まれた他の文書を、前記文書
とは異なるファイルの状態で該文書に設定された複数の
構造単位のうちの一つとして該文書の他の構造単位と共
に前記構造図に表示する表示手段とを備えたことを要旨
とする。
【0009】こうして構成された本発明の第1の文書編
集装置は、構造単位設定手段が、文書に文書を構造化す
る複数の構造単位を設定し、編集手段が、構造単位設定
手段により設定された複数の構造単位からなる構造図を
用いて文書を編集する。他文書埋込手段は、文書に設定
された複数の構造単位のうちの少なくとも一つに、記憶
手段に記憶された少なくとも一つ以上のファイル化され
た他の文書のうちの少なくとも一つを前記文書とは異な
るファイルの状態で埋め込む。表示手段は、この埋め込
まれた他の文書を、前記文書とは異なるファイルの状態
でこの文書に設定された複数の構造単位のうちの一つと
して文書の他の構造単位と共に構造図に表示する。
【0010】ここで、前記第1の文書編集装置におい
て、前記表示手段は、前記埋め込まれた他の文書に構造
単位が設定されているとき、該他の文書に設定された構
造単位を前記文書に設定された構造単位と共に前記構造
図に表示する手段である構成とすることもできる。この
結果、他の文書に設定された構造単位についても、編集
手段による編集が可能となる。
【0011】また、前記第1の文書編集装置において、
前記他文書埋込手段は、前記記憶手段に記憶された他の
文書を一覧表示する他文書表示手段と、該一覧表示され
た他の文書のうちの少なくとも一つを指定する他文書指
定手段と、前記構造図に表示された前記文書の複数の構
造単位のうち他の文書を埋め込もうとする構造単位を指
定する構造単位指定手段と、該指定された構造単位に前
記他文書指定手段により指定された前記他の文書を埋め
込む埋込処理手段とを備える構成とすることもできる。
【0012】この構成では、他文書指定手段が、他文書
表示手段により一覧表示された他の文書のうちの少なく
とも一つを指定し、構造単位指定手段が、構造図に表示
された文書の複数の構造単位のうち他の文書を埋め込も
うとする構造単位を指定する。埋込処理手段は、この指
定された構造単位に、他文書指定手段により指定された
他の文書を埋め込む。
【0013】こうした他文書埋込手段が他文書表示手段
と構造単位指定手段と構造単位指定手段とを備えた第1
の文書編集装置において、前記他文書埋込手段は、前記
他文書指定手段により他の文書が指定されたとき、該指
定された他の文書を、移動可能なアイコンとして表示す
るアイコン表示手段を備え、前記構造単位指定手段は、
前記アイコン表示手段により表示されたアイコンを、前
記構造図に表示された前記文書の複数の構造単位のうち
の一つに重ねて指定する手段である構成とすることもで
きる。
【0014】この構成では、アイコン表示手段が、他文
書指定手段により他の文書が指定されたとき、該指定さ
れた他の文書を、移動可能なアイコンとして表示する。
そして、構造単位指定手段が、この表示されたアイコン
を、構造図に表示された文書の複数の構造単位のうちの
一つに重ねて指定することにより他の文書を埋め込む構
造単位を指定する。
【0015】また、前記第1の文書編集装置において、
前記構造図は、前記構造単位の内容を、該構造単位の前
記文書の構造位置に基づいて字下げして表示してなる構
成とすることもできる。
【0016】さらに、前記第1の文書編集装置におい
て、前記編集手段は、前記構造図に表示された前記文書
の複数の構造単位のうちの少なくとも一つを指定する指
定手段と、該指定された構造単位の内容を表示する構造
単位内容表示手段と、該表示された構造単位の内容を編
集する構造単位内編集手段とを備える構成とすることも
できる。
【0017】この構成では、指定手段が、構造図に表示
された文書の複数の構造単位のうちの少なくとも一つを
指定し、構造単位内容表示手段が、この指定された構造
単位の内容を表示する。そして、構造単位内編集手段
が、表示された構造単位の内容を編集する。
【0018】こうした編集手段が指定手段と構造単位内
容表示手段と構造単位内編集手段とを備えた第1の文書
編集装置において、前記編集手段は、前記指定手段によ
り指定された構造単位が前記他の文書が埋め込まれた構
造単位または該他の文書の構造単位であり、前記構造単
位内編集手段により該他の文書の内容が編集されたと
き、該編集された他の文書を編集前の他の文書に代えて
ファイル化して保存する他文書保存手段を備える構成と
することもできる。
【0019】この構成では、指定手段により指定された
構造単位が他の文書が埋め込まれた構造単位または他の
文書の構造単位であり、構造単位内編集手段により他の
文書の内容が編集されたとき、他文書保存手段が、この
編集された他の文書を編集前の他の文書に代えてファイ
ル化して保存する。
【0020】また、前記第1の文書編集装置において、
文字列を指定する文字列指定手段と、該指定された文字
列を含む文書を、前記記憶手段に記憶された他の文書か
ら検索する検索手段とを備え、前記他文書埋込手段は、
前記検索手段により前記文字列を含む他の文書が検索さ
れたとき、前記文書に新たな構造単位を設定すると共
に、該設定された構造単位に該検索された他の文書を埋
め込む手段である構成とすることもできる。
【0021】この構成では、検索手段が、文字列指定手
段により指定された文字列を含む文書を、前記記憶手段
に記憶された他の文書から検索する。他文書埋込手段
は、検索手段により文字列を含む他の文書が検索された
とき、文書に新たな構造単位を設定すると共に、この設
定された構造単位に検索された他の文書を埋め込む。
【0022】本発明の前記第1の文書編集装置におい
て、該文書編集装置により編集中の文書のファイル名
と、該文書編集装置により所定期間内に編集された文書
のファイル名とを、該編集中の文書の処理に係るウイン
ドウとは別にウインドウを設けて一覧表示するファイル
名一覧表示手段を備えた構成とすることもできる。
【0023】この構成では、ファイル名一覧表示手段
が、文書編集装置により編集中の文書のファイル名と、
文書編集装置により所定期間内に編集された文書のファ
イル名とを、編集中の文書の処理に係るウインドウとは
別にウインドウを設けて一覧表示する。
【0024】こうしたファイル名一覧表示手段を備えた
第1の文書編集装置において、前記ファイル名一覧表示
手段は、前記編集中の文書の構造単位に埋め込まれた他
の文書のファイル名を、該編集中の文書のファイル名と
関連付けて一覧表示する手段である構成とすることもで
きる。
【0025】この構成では、ファイル名一覧表示手段
は、更に、編集中の文書の構造単位に埋め込まれた他の
文書のファイル名を、編集中の文書のファイル名と関連
付けて一覧表示する。
【0026】また、ファイル名一覧表示手段を備えた第
1の文書編集装置において、前記ファイル名一覧表示手
段により設けられた文書のファイル名を一覧表示するウ
インドウを用いて、該ウインドウに表示された文書から
少なくとも一つを指定するウインドウ内文書指定手段
と、該指定された文書を、新たなウインドウを設けて編
集可能に読み込む文書読込手段とを備えた構成とするこ
ともできる。
【0027】この構成では、ウインドウ内文書指定手段
が、ファイル名一覧表示手段により設けられた文書のフ
ァイル名を一覧表示するウインドウを用いて、該ウイン
ドウに表示された文書から少なくとも一つを指定し、文
書読込手段が、この指定された文書を、新たなウインド
ウを設けて編集可能に読み込む。
【0028】本発明の第2の文書編集装置は、文書に該
文書を構造化する複数の構造単位を設定する構造単位設
定手段と、該設定された複数の構造単位からなる構造図
を用いて該文書を編集する編集手段とを備えた文書編集
装置であって、見出しの初期値の文字列を入力する文字
列入力手段と、該入力された文字列の所定位置の文字に
対応する文字コードと、見出しを設定しようとする前記
文書の構造単位の該文書中の構造位置とに基づいて、前
記所定位置の文字とは異なる文字に対応する文字コード
を演算する文字コード演算手段と、前記文字列の前記所
定位置の文字を、前記文字コード演算手段により演算さ
れた文字コードに対応する文字に変更する文字列変更手
段と、該文字列変更手段により前記所定位置の文字が変
更された文字列を、前記見出しを設定しようとする構造
単位に見出しとして設定する見出し設定手段とを備えた
ことを要旨とする。
【0029】こうして構成された本発明の第2の文書編
集装置は、構造単位設定手段が、文書に文書を構造化す
る複数の構造単位を設定し、編集手段が、構造単位設定
手段により設定された複数の構造単位からなる構造図を
用いて文書を編集する。文字コード演算手段は、文字列
入力手段により入力された見出しの初期値の文字列の所
定位置の文字に対応する文字コードと、見出しを設定し
ようとする文書の構造単位の文書中の構造位置とに基づ
いて、前記所定位置の文字とは異なる文字に対応する文
字コードを演算する。そして、文字列変更手段は、見出
しの初期値として入力した文字列の所定位置の文字を、
文字コード演算手段により演算された文字コードに対応
する文字に変更する。見出し設定手段は、この文字列変
更手段により所定位置の文字が変更された文字列を、前
記見出しを設定しようとする構造単位に見出しとして設
定する。
【0030】ここで、本発明の第2の文書編集装置にお
いて、前記文字列入力手段により入力された文字列のう
ち少なくとも一つの文字を指定する文字指定手段を備
え、前記所定位置の文字は、前記文字指定手段により指
定された文字である構成とすることもできる。
【0031】この構成では、文字指定手段が、文字列入
力手段により入力された文字列のうち少なくとも一つの
文字を指定し、文字コード演算手段,文字列変更手段お
よび見出し設定手段が、この指定した文字を、見出しの
初期値として入力された文字列の所定位置の文字として
取り扱う。
【0032】本発明の第2の文書編集装置において、前
記文字列入力手段は、前記文字列の前部をなす前置文字
列と、前記文字列の後部をなす後置文字列とを入力する
手段であり、前記所定位置の文字は、前記文字列入力手
段により設定された後置文字列の先頭文字である構成と
することもできる。
【0033】この構成では、文字列入力手段が、文字列
の前部をなす前置文字列と、文字列の後部をなす後置文
字列とを入力し、文字コード演算手段,文字列変更手段
および見出し設定手段が、後置文字列の先頭文字を、見
出しの初期値として入力された文字列の所定位置の文字
として取り扱う。
【0034】本発明の第3の文書編集装置は、文書に該
文書を構造化する複数の構造単位を設定する構造単位設
定手段と、該設定された複数の構造単位からなる構造図
を用いて該文書を編集する編集手段とを備えた文書編集
装置であって、少なくとも一つ以上のファイル化された
他の文書を記憶する記憶手段と、前記複数の構造単位の
うちの少なくとも一つに、前記記憶手段に記憶された他
の文書のうちの少なくとも一つを前記文書とは異なるフ
ァイルの状態で埋め込む他文書埋込手段と、該埋め込ま
れた他の文書を、前記文書とは異なるファイルの状態で
該文書に設定された複数の構造単位のうちの一つとして
該文書の他の構造単位と共に前記構造図に表示する表示
手段と、見出しの初期値の文字列を入力する文字列入力
手段と、該入力された文字列の所定位置の文字に対応す
る文字コードと、見出しを設定しようとする前記文書の
構造単位の該文書中の構造位置とに基づいて、前記所定
位置の文字とは異なる文字に対応する文字コードを演算
する文字コード演算手段と、前記文字列の前記所定位置
の文字を、前記文字コード演算手段により演算された文
字コードに対応する文字に変更する文字列変更手段と、
該文字列変更手段により前記所定位置の文字が変更され
た文字列を、前記見出しを設定しようとする構造単位に
見出しとして設定する見出し設定手段とを備えたことを
要旨とする。
【0035】こうして構成された本発明の第3の文書編
集装置は、構造単位設定手段が、文書に文書を構造化す
る複数の構造単位を設定し、編集手段が、構造単位設定
手段により設定された複数の構造単位からなる構造図を
用いて文書を編集する。他文書埋込手段は、文書に設定
された複数の構造単位のうちの少なくとも一つに、記憶
手段に記憶された少なくとも一つ以上のファイル化され
た他の文書のうちの少なくとも一つを前記文書とは異な
るファイルの状態で埋め込む。表示手段は、この埋め込
まれた他の文書を、文書とは異なるファイルの状態で文
書に設定された複数の構造単位のうちの一つとしてこの
文書の他の構造単位と共に構造図に表示する。文字コー
ド演算手段は、文字列入力手段により入力された見出し
の初期値の文字列の所定位置の文字に対応する文字コー
ドと、見出しを設定しようとする文書の構造単位の文書
中の構造位置とに基づいて、前記所定位置の文字とは異
なる文字に対応する文字コードを演算する。そして、文
字列変更手段は、見出しの初期値として入力した文字列
の所定位置の文字を、文字コード演算手段により演算さ
れた文字コードに対応する文字に変更する。見出し設定
手段は、この文字列変更手段により所定位置の文字が変
更された文字列を、前記見出しを設定しようとする構造
単位に見出しとして設定する。
【0036】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例である文書編集装置の
概略構成図、図2はこの文書編集装置が実現されるコン
ピュータの概略構成図である。まず、説明の都合上、図
2に従って、全体構成について説明する。
【0037】図2に示すように、このコンピュータ10
は、ローカルバス22に接続された演算処理部20、ロ
ーカルバス22を外部バスの一つであるPCIバス32
に接続するPCIブリッジ30、PCIバス32を介し
て演算処理部20のCPU21等によりアクセスを受け
るコントローラ部40、各種のI/O装置等を制御する
機器が低速の外部バスであるISAバス42に接続され
たI/O部60、および周辺機器であるキーボード7
2,スピーカ74,カラーCRT76などから構成され
ている。
【0038】演算処理部20は、中央演算処理装置とし
てのCPU21(本実施例ではインテル社製Penti
umTMを使用)、キャッシュメモリ23,そのキャッシ
ュコントローラ24およびメインメモリ25から構成さ
れている。PCIブリッジ30は、高速のPCIバス3
2を制御する機能を備えたコントローラである。CPU
21が扱うメモリ空間は、CPU21の内部に用意され
た各種レジスタにより、実際の物理アドレスより広い論
理アドレスに拡張されている。
【0039】コントローラ部40は、モニタ(カラーC
RT)76への画像の表示を司るグラフィックスコント
ローラ(以下、CRTCと呼ぶ)44、接続されるSC
SI機器とのデータ転送を司るSCSIコントローラ4
6、PCIバス32と下位のISAバスとのインタフェ
ースを司るPCI−ISAブリッジ48から構成されて
いる。CRTC44は、カラーCRT76に対して、6
40×480ドット、16色表示が可能である。なお、
表示用のフォントを記憶したキャラクタジェネレータや
所定のコマンドを受け取って所定の図形を描画するグラ
フィックコントローラ、更には描画画像を記憶するビデ
オメモリ等は、このCRTC44に実装されているが、
これらの構成は周知のものなので、図2では図示を省略
した。
【0040】PCI−ISAブリッジ48を介して接続
されたISAバス42は、各種のI/O機器が接続され
る入出力制御用のバスであり、DMAコントローラ(以
下単にDMAと呼ぶ)50、リアルタイムクロック(R
TC)52、複合I/Oポート54、サウンドI/O5
6、キーボード72およびマウス73とのインタフェー
スを司るキーボードインタフェース(以下KEYと呼
ぶ)64、優先順位を有する割り込み制御を行なう割り
込みコントローラ(以下PICと呼ぶ)66、各種の時
間カウントやビープ音を発生するタイマ68等から構成
されている。なお、ISAバス42には、拡張ボードが
実装可能なISAスロット62が接続されている。
【0041】複合I/Oポート54には、パラレル出
力,シリアル出力の他、フロッピディスク装置82やハ
ードディスク84を制御する信号を入出力するポートが
用意されている。また、パラレル入出力には、パラレル
ポート86を介してプリンタ88が、シリアル入出力に
は、シリアルポート90を介してモデム92が、各々接
続されている。また、サウンドI/O56には、上述し
たスピーカ74の他、マイクロフォン96が接続可能と
されている。
【0042】このコンピュータ10のハードディスク8
4には、DOSおよびそのDOSに組み込まれる種々の
デバイスドライバが記憶されており、コンピュータ10
は、立ち上げ時にDOSを読み込み、更にDOSが参照
するファイルの内容に従って、必要なデバイスドライバ
を組み込む。デバイスドライバとして、複合I/Oポー
ト54を介してのプリンタ88への印字を可能にするプ
リンタドライバなどがある。
【0043】ハードディスク84には、「WINDOW
S」というGUIを備えたオペレーティングシステムが
記憶されており(「WINDOWS」はマイクロソフト
社の商標)、コンピュータ10は、DOSを読み込んだ
後、更にこのオペレーティングシステムを読み込む。ア
プリケーションプログラムは、このオペレーティングシ
ステム上で動作するよう主記憶上に読み込まれ、実行さ
れる。
【0044】次に、図1に従って本実施例の文書編集装
置について説明する。この文書編集装置は、上述したコ
ンピュータ10において、そのハードウェアとソフトウ
ェアが一体となって実現するものであり、図1は、ソフ
トウェアにより実現される部分も含めてブロック図とし
て表わしたものである。この文書編集装置は、制御部E
CNを中心として、キーボード72やマウス73からの
入力をオペレーティングシステムを介して受け付ける入
力部IPB、複数の文書ファイルTFを保存すると共に
この文書編集装置を構成するのに必要なソフトウェアを
保存するハードディスク84、ハードディスク84等か
ら読み込んだ文書をその制御コードにしたがってメモリ
上に展開する文書展開部TOM、メインメモリ25に展
開された文書をカラーCRT76に表示する表示部DP
L、所定期間に亘って読み込んだ文書ファイル名を記憶
するファイル名記憶部FKM、文書の段落等を区切りに
文書を構造化する構造単位(パラグラフ)を設定するパ
ラグラフ設定部PSM、文書に設定されたパラグラフに
見出しを設定する見出し設定部MSM、文書に設定され
たパラグラフに他の文書を埋め込む文書埋込部TIM、
パラグラフを単位として文書を編集すると共にパラグラ
フを指定することによりパラグラフの文章を編集する編
集部TEMから構成されている。
【0045】見出し設定部MSMは、見出しとしての文
字列のうち前半部を構成する前置文字列と後半部を構成
する後置文字列とを設定する見出し文字列設定部S1
と、見出しを設定しようとするパラグラフの階層構造の
レベルに応じて後置文字列の先頭文字に対応する文字コ
ードを演算する文字コード演算部S2とを備える。文書
埋込部TIMは、他の文書を埋め込もうとするパラグラ
フを指定するパラグラフ指定部T1と、埋め込もうとす
る他の文書ファイルを指定する埋込文書指定部T2と、
パラグラフ指定部T1により指定されたパラグラフに埋
込文書指定部T2により指定された文書ファイルを埋め
込む処理を行なう埋込処理部T3と、所定の文字列を有
する文書ファイルを検索すると共に検索した文書ファイ
ルを埋め込む処理をする検索部T4とを備える。また、
編集部TEMは、パラグラフを単位として文書の構成を
編集する文書編集部E1と、パラグラフ内の文章を編集
するパラグラフ編集部E2とを備える。
【0046】図1に示した各ブロックは、既述したよう
に、ハードウェアにより実現されている部分とソフトウ
ェアにより実現されている部分とを含む。例えば、表示
部DPLは、ハードウェアとしては図2に示したCRT
C44が存在するが、現実には、文書編集におけるテキ
ストの表示や編集処理に必要なガイダンス行の表示など
を含めて、表示を制御するソフトウェアがあって初めて
動作する。従って、図1における表示部DPLなどは、
両者を含めたものである。
【0047】こうして構成された実施例の文書編集装置
では、ハードディスク84から保存されている文書ファ
イルTFから文書データを読み込み、読み込んだ文書デ
ータを文書展開部TOMによりメモリ上に展開する。こ
のメモリ上に展開された文書データは、表示部DPLに
より所定の書式でカラーCRT76に表示される。この
ように表示された文書に対し、使用者は、パラグラフ設
定部PSMによりパラグラフを設定し、この設定された
パラグラフに見出し設定部MSMにより見出しを設定す
る。そして、必要に応じて、文書のパラグラフに文書埋
込部TIMにより他の文書を埋め込み、編集部TEMに
よりパラグラフ単位に文書全体の構成を編集すると共に
パラグラフ内の文章を編集する。また、ファイル名記憶
部FKMに記憶された所定期間に亘って読み込んだ文書
ファイル名は、編集中の文書とは異なるウインドウに一
覧表示され、編集を支援する。
【0048】こうした文書編集装置の動作のうちパラグ
ラフに他の文書ファイルを埋め込む処理および埋め込ん
だ文書ファイルを解除する処理について、図3のファイ
ル埋め込み設定・解除ルーチンに基づき説明する。
【0049】パラグラフに他の文書ファイルを埋め込む
場合、まず文書ファイルを埋め込もうとするパラグラフ
を選択する(ステップS100)。この選択は、例えば
図4に示すように、文書ファイルを埋め込もうとするパ
ラグラフが「・1・2CCC…」である場合、このパラ
グラフにキャレットCSを合わせることにより行なう。
この際、キャレットCSは、埋め込もうとするパラグラ
フ内であれば、どこにあってもかまわない。次に、図4
に示す画面上方のメニューバーの[編集(E)]のドロ
ップダウンメニューから「文書ファイルの埋め込み」を
選択するか、または、ボタンバーの「文書ファイルの埋
め込み」のアイコンを選択する(ステップS102)。
すると、図5に示すようなファイル埋め込みダイアログ
ボックスD1が表示される(ステップS104)。
【0050】使用者は、このファイル埋め込みダイアロ
グボックスD1の「設定」,「解除」,「キャンセル」
のいずれかの処理ボタンを操作することによって処理を
選択する(ステップS106)。文書ファイルの埋め込
み処理の場合は「設定」の処理ボタンを操作し、文書フ
ァイルの埋め込みの解除の場合は「解除」の処理ボタン
を操作する。なお、このファイル埋め込みダイアログボ
ックスD1では、キャレットCSを合わせたパラグラフ
に既にファイルが埋め込まれているときには、このファ
イル埋め込みダイアログボックスD1の「埋め込まれて
いるファイル」の下欄に埋め込まれているファイル名が
表示されるから、既に、埋め込まれている文書ファイル
がある場合には、その文書ファイルを確認することがで
きる。また、文書ファイルの埋め込みを中止する場合に
は、「キャンセル」の処理ボタンを操作する。
【0051】このように「設定」,「解除」,「キャン
セル」のいずれかの処理ボタンが操作されると、それぞ
れの処理が選択される(ステップS108)。文書ファ
イルの埋め込みの場合、カラーCRT76には図6に例
示するような埋め込みファイル選択ダイアログボックス
D2が表示される(ステップS110)。この埋め込み
ファイル選択ダイアログボックスD2には、埋め込む文
書ファイルの保存先のディレクトリを指定するためにド
ライブ内のディレクトリを一覧表示するディレクトリ表
示欄WA1と、ディレクトリ表示欄WA1を用いて指定
されたディレクトリ内のファイルを一覧表示するファイ
ル表示欄WA2とが表示される。使用者は、このディレ
クトリ表示欄WA1を用いて埋め込みファイルが格納さ
れているディレクトリを指定し、指定したディレクトリ
内のファイルを一覧表示するファイル表示欄WA2を用
いて埋め込む文書ファイルを選択する(ステップS11
2)。なお、実施例の埋め込みファイル選択ダイアログ
ボックスD2では、埋め込む文書ファイルを素早く選択
するために、ファイル表示欄WA2に一覧表示するファ
イルの種類を入力する欄が設けられており、ファイルの
種類を入力することにより、その種類のファイルのみを
ファイル表示欄WA2に一覧表示することができる。
【0052】埋め込む文書ファイルを選択すると、この
文書ファイルを埋め込もうとするパラグラフ(ステップ
S100で選択したパラグラフ)に既に文書ファイルが
埋め込まれているか否かを判断する(ステップS11
4)。パラグラフに文書ファイルが埋め込まれていない
ときには、すぐにこの文書ファイルの埋め込み処理を行
ない(ステップS120)、パラグラフに既に文書ファ
イルが埋め込まれているときには、カラーCRT76に
埋め込み文書ファイルの変更を確認するメッセージを表
示し(図示せず)、変更を確認した後に(ステップS1
18)、文書ファイルの埋め込み処理を行なう(ステッ
プS120)。この変更確認の際、「変更しない」を選
択することもでき、このときには、文書の埋め込みは行
なわれない。文書ファイルの埋め込み処理については、
文書データの構造および文書データの表示を含めて以下
に詳述する。
【0053】まず、文書データの構造および文書データ
の表示について説明する。図8は、実施例の文書編集装
置により編集され保存された文書ファイルのデータ構造
を例示する説明図である。図示するように、文書ファイ
ルは、文書の文字データからなるテキストデータと、テ
キスト中のパラグラフの位置を示すポインタやパラグラ
フの構造中のレベル,見出し等のデータからなる内部パ
ラグラフデータと、内部パラグラフデータとの関連付け
に関するデータやパラグラフの表示行数,埋め込み文書
ファイル名等のデータからなる表示パラグラフデータ
と、埋め込み文書ファイル名やそのファイルの保存先等
のデータからなる埋め込みファイルデータとにより構成
されている。
【0054】こうした文書ファイルがハードディスク8
4から読み込まれると、文書展開部TOMにより、図9
に示すように、表示パラグラフデータと文書データとに
分離されてメモリ上に展開される。そして、各表示パラ
グラフデータPout1〜Pout4を、各表示パラグ
ラフデータと内部パラフラグデータとの関係のデータに
基づいて、文書データ内の各内部パラグラフデータPi
n11〜Pin14に1対1の関係として関係付け、表
示部DPLに送る。表示部DPLでは、送られた各表示
パラグラフデータの内容に基づいて、必要に応じて各関
係付けされた内部パラグラフデータを読み込み、各パラ
グラフの見出しと表示行数分のテキストデータとを、図
4に例示するように、カラーCRT76に表示する。
【0055】次に、こうしてメモリ上に展開され、カラ
ーCRT76に表示された文書に他の文書ファイルを埋
め込む様子について、図9中の表示パラグラフデータP
out3に相当する3番目のパラグラフに、テキストフ
ァイルである文書ファイルを埋め込む様子を例として説
明する。カラーCRT76の表示画面上でキャレットC
Sを表示パラグラフデータPout3に相当するパラグ
ラフに合わせ(ステップS100)、メニューバーの
[編集(E)]のドロップダウンメニューから「文書フ
ァイルの埋め込み」を選択して「設定」の処理ボタンを
操作すると(ステップS112)、埋め込み文書ファイ
ルは、図10の埋め込み文書データに示すように、埋め
込む文書全体のテキストデータTxt21と、このテキ
ストデータTxt21を一つのパラグラフとする内部パ
ラグラフデータPin21とをメモリ上に展開する。そ
して、表示パラグラフデータPout3に埋め込み文書
ファイルのファイル名や保存先をデータとして書き込
き、この表示パラグラフデータPout3を、内部パラ
グラフデータPin13に代えて埋め込み文書データの
内部パラグラフデータPin21に関係付ける。また、
これと同時に、内部パラグラフデータPin13の見出
しに関するデータを埋め込み文書データの内部パラグラ
フデータPin21に複写する。
【0056】表示部DPLには変更された表示パラグラ
フデータPout3が送られるから、カラーCRT76
には、内部パラグラフデータPin13に対応したテキ
ストデータTxt13に代えて埋め込み文書データの内
部パラグラフデータPin21に対応したテキストデー
タTxt21が表示される(図7参照)。こうして、選
択したパラグラフに他の文書を埋め込む。なお、関係付
けが解除された内部パラグラフデータPin13は、そ
の内容には何等変更が加えられずに、そのままの状態で
保持される。
【0057】埋め込み文書ファイルがこの文書編集装置
によってパラグラフが設定され保存されたファイルであ
る場合には、埋め込み文書ファイルも図8に示すデータ
構造となっており、内部パラグラフデータも存在する。
こうした文書は、次のように埋め込まれる。まず、埋め
込み文書ファイルの内部パラグラフデータの数が数えら
れ、埋め込まれるパラグラフに相当する表示パラグラフ
データの次に埋め込み文書データの内部パラグラフデー
タの数から値1を引いた数の表示パラグラフデータが挿
入される。例えば、図11に示すように、埋め込み文書
ファイルに2つのパラグラフが設定されている場合、埋
め込まれる表示パラグラフデータPout3の次に表示
パラグラフデータPout4が挿入される。このとき図
9で内部パラグラフデータPin14に関係付けられて
いた表示パラグラフデータPout4は、新たな表示パ
ラグラフデータPout4が挿入されることにより、そ
の順位が繰り下げられて表示パラグラフデータPout
5となる。
【0058】そして、埋め込まれるパラグラフに相当す
る表示パラグラフデータと挿入された表示パラグラフデ
ータとに、埋め込みファイルの各内部パラグラフデータ
を関係付ける。図11の例では、埋め込む表示パラグラ
フデータPout3と挿入された表示パラグラフデータ
Pout4とに、埋め込み文書データの各内部パラグラ
フデータPin21,Pin22が各々関係付けられ
る。
【0059】以上詳述した文書ファイルの埋め込み処理
により、図4のキャレットCSを合わせた「・1・2C
CC…」のパラグラフは、図8に示すように、埋め込ま
れた文書ファイルの内容の「・1・2FFF…」に置き
換えられてカラーCRT76に表示され、他のパラグラ
フと同様に編集がなされる。すなわち、使用者は、他の
パラグラフと同様に、キャレットCSを編集したい箇所
に合わせ、文字の入力・削除等を行なうことができ、埋
め込まれた文書ファイルの内容を編集することができ
る。文書ファイルが埋め込まれたパラグラフの内容(文
書ファイルの内容)が編集されたときには、文書全体が
保存されるときに、編集された内容が編集前の内容に代
えて元の文書ファイル(埋め込み文書ファイル)に保存
される。
【0060】なお、図3のファイル埋め込み設定・解除
ルーチンのステップS105で表示されるファイル埋め
込みダイアログボックスD1(図5)で「解除」の処理
ボタンを操作したときには、ステップS108では埋め
込みの解除と判断し、既に埋め込んだファイルの解除処
理がなされる(ステップS122)。この解除処理で
は、該当するパラグラフの表示パラグラフデータと埋め
込み文書ファイルの内部パラグラフデータとの関係付け
が解除される共に、この埋め込み文書が埋め込まれる前
の状態に戻される。すなわち、関係付けが解除された表
示パラグラフデータは、文書ファイルが埋め込まれる前
に関係付けられていた内部パラグラフデータに再び関係
付けられる。また、ファイル埋め込みダイアログボック
スD1で「キャンセル」の処理ボタンが操作されたとき
には、ステップS108で処理の中止と判断し、ファイ
ル埋め込みダイアログボックスD1を閉じ、本ルーチン
を終了する。
【0061】以上説明したファイル埋め込み設定・解除
ルーチンおよび文書データの構造および文書データの表
示等から解るように、実施例の文書編集装置によれば、
文書のパラグラフに他の文書ファイルを埋め込むことが
できる。しかも、埋め込んだ文書ファイルの内容を、あ
たかも文書内のパラグラフとして、他のパラグラフと同
様に編集することができる。また、編集された埋め込み
文書ファイルの内容は、文書が保存される際に、編集さ
れる前の内容に代えて同じファイル名で保存されるか
ら、文書を複数の文書ファイルで構成することができ
る。
【0062】もとより、実施例の文書編集装置によれ
ば、文書に文書を構造化するパラグラフ(構造単位)を
設定し、パラグラフの表示をそのレベル(文書の構造的
な位置)に応じて桁数を字下げして表示するから、文書
全体におけるパラグラフの位置付けを容易に知ることが
でき、文書全体を把握しながら文書を編集することがで
きる。また、各パラグラフの表示行数を任意に設定する
ことができるから、編集しているパラグラフについては
大きな表示行数(例えば10行等)とし、他のパラグラ
フについては小さな表示行数(例えば1行)とするとい
った表示も可能であり、この結果、文書全体の構成を把
握しながらパラグラフ内の編集を容易に行なうことがで
きる。
【0063】実施例のファイル埋め込み設定・解除ルー
チンでは、文書ファイルを埋め込むパラグラフをキャレ
ットCSにより選択した後に、メニューバーの[編集
(E)]のドロップダウンメニューから「文書ファイル
の埋め込み」を選択する等の操作手順としたが、逆に、
メニューバーの[編集(E)]のドロップダウンメニュ
ーから「文書ファイルの埋め込み」を選択した後に、文
書ファイルを埋め込むパラグラフを選択する構成として
もよい。
【0064】実施例の文書編集装置では、文書ファイル
を選択したパラグラフにその内容に代えて埋め込んだ
が、キャレットCSを合わせたパラグラフの前に新たな
パラグラフを設定し、あるいは、キャレットCSを合わ
せたパラグラフの後に新たなパラグラフを設定し、この
新設されたパラグラフに文書を埋め込む構成としてもよ
い。
【0065】次に、実施例の文書編集装置における異な
る形態での文書ファイルの埋め込みの様子について説明
する。実施例の文書編集装置では、図4に示すように、
各パラグラフのレベルに応じてパラグラフの桁数を字下
げし指定した行数(表示パラグラフデータの表示行数)
分のテキストを表示する文書の表示の仕方の他に、メニ
ューバーの[表示(V)]のドロップダウンメニューか
ら構造図の表示を選択することにより、図12に示すよ
うに、文書のパラグラフに設定された見出しによるツリ
ー構造(構造図)として表示する文書の表示の仕方を備
えている。
【0066】この表示では、矩形枠のパラグラフ(図中
「温度」のパラグラフ)は文書ファイルが埋め込まれた
パラグラフであり、長円枠のパラグラフ(図中「泉質」
や「長野」等のパラグラフ)は文書ファイルが埋め込ま
れていないパラグラフである。また、太枠のパラグラフ
(図中「効用について」のパラグラフ)は、図中「場所
について」のパラグラフのように下位レベルに一つ以上
のパラグラフを有しているが、下位レベルのパラグラフ
を表示していない状態(折り畳んだ状態)のパラグラフ
である。枠はあるが見出しが表示されていないパラグラ
フ(図中「長野県」の下のパラグラフ)は、まだ見出し
が設定されていないパラグラフである。この構造図の表
示でも、使用者は、パラグラフの構造位置を変更,追
加,削除等により文書を編集することができる。
【0067】こうした構造図による文書の表示において
も文書のパラグラフに他の文書ファイルを埋め込む処理
がなされる。以下に、この他の文書ファイルの埋め込み
処理について図13のファイル埋め込み処理ルーチンに
基づき、図12中の「泉質」のパラグラフに文書ファイ
ルを埋め込む場合を例として説明する。まず、図12の
文書表示の状態で画面上方のメニューバーの[編集
(E)]のドロップダウンメニューから「文書ファイル
の埋め込み」を選択するか、または、ボタンバーの「文
書ファイルの埋め込み」のボタンを選択する(ステップ
S200)。すると、カラーCRT76には、図14に
示すように、ドライブを指定するドライブ指定欄WB1
と、ドライブ指定欄WB1により指定されたドライブ内
のディレクトリをツリー構造として表示(ツリー表示)
するディレクトリ表示欄WB2と、ディレクトリ表示欄
WB2から選択されたディレクトリ内のファイルを一覧
表示するファイル表示欄WB3とからなるファイル表示
ウインドウWBが表示される(ステップS202)。こ
のファイル表示ウインドウWBでは、ドライブ指定欄W
B1に表示されるドライブをマウス73でクリックする
ことにより、クリックされたドライブのディレクトリが
ディレクトリ表示欄WB2にツリー表示され、ツリー表
示されたディレクトリの一つをマウス73でクリックす
ることにより、クリックされたディレクトリ内のファイ
ルをファイル表示欄WB3に一覧表示する。なお、実施
例の文書編集装置では、図14に示すように、ドライブ
指定欄WB1,ディレクトリ表示欄WB2およびファイ
ル表示欄WB3を文書の構造図を表示するウインドウ内
に構造図と共に表示したが、構造図を表示するウインド
ウとは別に新たなウインドウを設けて表示する構成とし
てもよい。
【0068】次に、ドラッグ&ドロップによりファイル
表示欄WB3から埋め込む文書ファイルを指定すると共
にこの文書ファイルを埋め込むパラグラフを構造図から
指定する(ステップS204)。すなわち、図15に示
すように、ファイル表示欄WB3に一覧表示されたファ
イルから埋め込もうとする文書ファイルにマウスカーソ
ルを合わせマウス73のボタンを押した状態のまま反転
表示されるアイコンを埋め込もうとする構造図中のパラ
グラフに重ねてマウス73のボタンを離すことにより、
埋め込み文書ファイルと埋め込むパラグラフとを指定す
る。
【0069】こうして、埋め込み文書ファイルと埋め込
むパラグラフとを選択すると、前述した文書ファイルの
埋め込み処理と同様の処理、すなわち、埋め込まれる表
示パラグラフデータと埋め込み文書データの内部パラグ
ラフデータとの関連付けが行なわれると共に表示パラグ
ラフデータに埋め込み文書ファイルのファイル名と保存
先とがデータとして書き込まれる等の処理が行なわれ、
パラグラフに文書ファイルが埋め込まれる(ステップS
206)。文書ファイルの埋め込みが終了すると、図1
6に示すように、埋め込まれたパラグラフ(「泉質」の
パラグラフ)の枠が矩形に変わる。埋め込んだ文書ファ
イルの文書にパラグラフが設定されている場合には、そ
のパラグラフが埋め込まれたパラグラフ(「泉質」のパ
ラグラフ)の下位レベルに表示される。
【0070】こうしたドラッグ&ドロップによる埋め込
み処理(ステップS204およびS206)は、文書フ
ァイルの埋め込み処理の終了を指示しない限り繰り返し
行なわれる(ステップS204ないしS208)。この
ように、構造図による文書の表示では視覚に訴えた形態
で、かつ、連続して文書ファイルの埋め込みが行なわれ
る。
【0071】次に、この構造図による文書の表示でにお
けるパラグラフ内の文章の編集について図17のパラグ
ラフ内編集ルーチンに基づき、他の文書ファイルが埋め
込まれたパラグラフ内の文章の編集を例として説明す
る。パラグラフ内の編集は、まず、編集しようとするパ
ラグラフをマウス73により選択し(ステップS21
0)、次にメニューバーの[編集(E)]のドロップダ
ウンメニューから「パラグラフ内の編集」を選択する
(ステップS212)。この操作により、制御部ECN
は、図18に示すように、カラーCRT76にテキスト
編集ウインドウWTを開き、編集しようとするパラグラ
フ(図18中では「泉質」の下位のハッチングしたパラ
グラフ)の内容を表示するテキスト編集ウインドウWT
に設定して(ステップS214)、パラグラフの内容を
編集可能な状態にする。使用者は、この状態でパラグラ
フ内の文章(テキスト)に対して文章の追加・変更等の
編集を行なう(ステップS216)。
【0072】パラグラフ内の文章を編集している最中ま
たは編集終了後に、使用者が、編集の終了の操作をせず
に編集しているパラグラフと異なるパラグラフをマウス
73でクリックすると、クリックしたパラグラフ内の文
章の編集の指示と判断し(ステップS218)、クリッ
クしたパラグラフについてステップS214,S216
の処理を実行する。以下同様にしてパラグラフを変更す
る度にこれらの処理(ステップS214,S216)が
繰り返し実行される。なお、パラグラフ内の文章の編集
終了後に使用者が、編集の終了の操作をするれば、編集
の終了と判断して(ステップS218)、本ルーチンを
終了する。
【0073】こうしたパラグラフ内の編集により、パラ
グラフに埋め込まれた文書ファイルの内容が変更された
ときには、文書全体が保存されるときに、編集前の内容
に代えて編集された内容が元の文書ファイル(埋め込み
文書ファイル)に保存される。
【0074】以上説明した構造図による文書の表示およ
び構造図による文書ファイルの埋め込み処理から解るよ
うに、実施例の文書編集装置によれば、埋め込み文書の
選択と埋め込むパラグラフの選択を同一画面上で連続的
に、かつ視覚的に行なうことができる。しかも、構造図
中のパラグラフの表示する枠に変化を持たせることによ
り、パラグラフに既に文書ファイルが埋め込まれている
否かを判断することができる。
【0075】もとより、埋め込んだ文書ファイルの内容
を、文書内のパラグラフとして、他のパラグラフと同様
に編集することができる。また、編集された埋め込み文
書ファイルの内容は、文書が保存される際に、編集され
る前の内容に代えて同じファイル名で保存されるから、
文書を複数の文書ファイルで容易に構成することができ
る。構造図により文書を表示するから、文書全体を把握
しながら文書全体を編集することができる。更に、構造
図を表示したままテキスト編集ウインドウWTを開いて
選択したパラグラフの内容を表示し編集を可能とするか
ら、文書全体を把握しながら各パラグラフの内容を編集
することができる。
【0076】実施例のファイル埋め込み処理ルーチンで
は、ドラッグ&ドロップにより埋め込む文書ファイルと
埋め込むパラグラフとを指定したが、構造図とファイル
一覧表とを同時に表示し、ファイル一覧表からは埋め込
む文書ファイルを指定し、構造図からは埋め込むパラグ
ラフを指定すればよいから、指定の仕方はドラッグ&ド
ロップに限られず、他のいかなる手法を用いてもよい。
【0077】次に、入力した文字列を有する文書ファイ
ルを検索し、検索された文書ファイルを新たなパラグラ
フを設定して埋め込む処理について、図19の検索埋め
込み処理ルーチンに基づき説明する。このルーチンは、
メニューバーの[その他(O)]のドロップダウンメニ
ューから「検索埋め込み」を選択するか、または、ボタ
ンバーの「検索埋め込み」のボタンを選択することによ
り実行される。
【0078】本ルーチンが実行されると、まず、カラー
CRT76に図20に例示するキーワード検索ダイアロ
グボックスD3を表示する(ステップS300)。この
ダイアログボックスD3は、図20に示すように、検索
しようとするキーワード(文字列)を入力するキーワー
ド入力欄K1と、検索される文書ファイル名を入力する
検索ファイル名入力欄K2と、検索された文書ファイル
の出力先(埋め込み先)のファイル名を入力する出力フ
ァイル名入力欄K3と、検索条件を選択する検索条件選
択欄K4と、「実行」,「キャンセル」および「ヘル
プ」の処理ボタンとから構成されている。
【0079】使用者は、このキーワード検索ダイアログ
ボックスD3の各欄に必要な入力を行なう(ステップS
302)。すなわち、キーワード入力欄K1には検索し
たい文字列をキーボード72等から入力し、検索ファイ
ル名入力欄K2には検索したいファイル名をワイルドカ
ード等を用いて入力する。検索ファイル名入力欄K2で
指定したディレクトリにサブディレクトリがある場合に
は、サブディレクトリ内も検索するか否かを「サブディ
レクトリも検索」のチェックボックスにより指定する。
出力ファイル名入力欄K3には、デフォルト値として、
現在開いており編集対象となっている文書ファイル名が
表示されるが、この文書ファイルと異なる文書ファイル
に検索された文書ファイルを埋め込みたい場合にはその
文書ファイル名を入力する。そして、検索条件選択欄K
4では、大文字と小文字の区別や全角と半角の区別など
の検索条件を指定する。図20には、キーワード入力欄
K1に「AAAA」、検索ファイル名入力欄K2に「F:
\*.*」を入力して検索する場合を例示した。
【0080】このようにキーワード検索ダイアログボッ
クスD3の入力を終え、「実行」の処理ボタンを操作す
ると、キーワード入力欄K1に入力したキーワードを有
し、検索ファイル名入力欄K2で入力したファイル名の
文書ファイルがあるかを検索する(ステップS30
4)。検索ファイル名入力欄K2で入力されるファイル
名には通常ワイルドカードを用いるから、検索範囲とし
ては、検索ファイル名入力欄K2で入力したドライブ及
びディレクトリとなる。
【0081】次に条件に適合する文書ファイルが検索さ
れたかを判断し(ステップS306)、検索されなかっ
たとき(見つからなかったとき)には、本ルーチンを終
了する。条件に適合する文書ファイルが検索されたとき
には、出力ファイル名入力欄K3で指定した文書ファイ
ルのキャレットCSが合わされているパラグラフの前に
新たなパラグラフを設定する(ステップS308)。出
力ファイル名入力欄K3で、現在開いており編集対象と
なっている文書ファイルと異なる文書ファイル名を入力
した場合には、その文書ファイルを開いてテキストの最
後に新たなパラグラフを設定する。また、出力ファイル
名入力欄K3で入力した文書ファイル名が新規ファイル
の場合、新規ファイルとして入力した文書ファイル名の
ファイルを開き、先頭行に新たなパラグラフを設定す
る。
【0082】そして、設定したパラグラフに検索した文
書ファイルの埋め込み処理を行ない(ステップS31
0)、検索範囲が終了したかを判断する(ステップS3
12)。検索範囲が終了していないときには、ステップ
S304ないしS310の処理を繰り返して検索された
文書ファイルを順次埋め込み、検索範囲を終了すると、
これで、本ルーチンを終了する。
【0083】こうして検索埋め込みにより埋め込まれた
文書ファイルは、図21に示すように、タグファイル形
式として、パラグラフの見出し,検索された文書ファイ
ル名,キーワードが記載されている行数およびその行の
内容が一行で表示される。この状態では、上述した図3
のファイル埋め込み設定・解除ルーチンによる埋め込み
処理と同様の埋め込み処理は行なわれず、パラグラフ
と、文書ファイルの関係付けだけが行なわれる。そし
て、各パラグラフを展開したときに、展開したパラグラ
フごとに同様の埋め込み処理がなされる。つまり、パラ
グラフのいずれかにキャレットCSを合わせ、メニュー
バーの[その他(O)]のドロップダウンメニューから
「埋め込みファイルの展開」を選択することにより、キ
ャレットCSを合わせたパラグラフに、このパラグラフ
に関係付けられた文書ファイルが図3のファイル埋め込
み設定・解除ルーチンによる埋め込み処理と同様の処理
によって埋め込まれ、その内容が展開される。例えば、
図21の5番目のパラグラフを展開するときには、この
5番目のパラグラフにキャレットCSを合わせて上記の
操作を行なうことにより、5番目のパラグラフに文書フ
ァイル(F:\file8.TXT)が埋め込まれ、図22に示すよ
うにその内容が展開される。
【0084】なお、図21および図22に例示した文書
ファイル(F:\file8.TXT)は、実施例の文書編集装置に
よりパラグラフが設定されたものを示した。この場合、
5番目のパラグラフは、そっくり文書ファイル(F:\fil
e8.TXT)に置き換えられるから、展開された文書ファイ
ル(F:\file8.TXT)のパラグラフには、文書ファイル
(F:\file8.TXT)に設定された見出しが表示される。
【0085】以上説明した検索埋め込み処理から解るよ
うに、実施例の文書編集装置によれば、入力した文字列
(キーワード)を内容に含む文書ファイルを検索し、パ
ラグラフとして埋め込むことができる。この結果、埋め
込む文書ファイルがどれか解らなくても、その文書ファ
イルの内容について関連性の高い文字列をキーワードと
して入力することにより、目的とする文書ファイルを短
時間に見つけだして、文書に埋め込むことができる。ま
た、関連性のある文書ファイルを複数埋め込み、必用な
部分のみを切り出して文書を作成するといった文書の作
成手法を容易に行なうことができる。
【0086】もとより、検索され埋め込まれた文書ファ
イルは、文書に設定されたパラグラフとして取り扱うこ
とができるから、文書全体の構成の編集やパラグラフ内
の文章の編集を、文書全体を把握しながら行なうことが
できる。
【0087】実施例の文書編集装置では、パラグラフと
埋め込み文書ファイルとを関係付けてタグファイル形式
で表示し、その内容を展開する際に実際の埋め込み処理
を行なったが、直接埋め込み処理を行なう構成でもかま
わない。この場合、検索された文書ファイルの内容のす
べてを表示せず、各パラグラフの表示行数を小さく設定
しておくことのが望ましい。
【0088】なお、実施例の文書編集装置では、パラグ
ラフに文書ファイルが埋め込まれているか否かをチェッ
クすることもできる。この操作は、キャレットCSをパ
ラグラフに合わせて、メニューバーの[その他(O)]
のドロップダウンメニューから「パラグラフのチェッ
ク」を選択し、図23に例示するように、ファイル埋め
込み表示ダイアログボックスD4を表示させる。このフ
ァイル埋め込み表示ダイアログボックスD4では、キャ
レットCSを合わせたパラグラフに文書ファイルが埋め
込まれているときには、その埋め込まれている文書ファ
イル名が「埋め込まれているファイル」の欄に表示され
るようになっている。
【0089】次に、文書のパラグラフに見出しを設定す
る様子について図24および図25の見出し設定・保存
処理ルーチンに基づき説明する。文書のパラグラフに見
出しを設定する場合、まず、図4に示す画面でメニュー
バーの[編集(E)]のドロップダウンメニューから
「見出しの設定」を選択するか、または、ボタンバーの
「見出しの設定」のボタンを選択して、図26に例示す
る見出し文字列設定ダイアログボックスD5を表示させ
る(ステップS400)。この見出し文字列設定ダイア
ログボックスD5は、図示するように、見出しを設定し
ようとするパラグラフのレベルを指定するレベル指定欄
M1、見出しの前部を構成する前置文字を入力する前置
文字入力欄M2、見出しの後置文字を入力する後置文字
入力欄M3、後置文字の先頭文字(後置文字の先頭文字
が数字または漢数字のときには、先頭文字から連続する
数字または漢数字により表わされる数値、以下同じ)を
増加させる方法を指定する増加法指定欄M4、「上位レ
ベルとのリンク」のチェックボックス、見出しを設定す
る範囲を指定する範囲指定欄M5、設定,削除,キャン
セル,ヘルプ,保存および読み込みの処理を選択するボ
タンにより構成されている。
【0090】使用者は、この見出し文字列設定ダイアロ
グボックスD5のレベル指定欄M1から設定しようとす
るパラグラフのレベルを選択し、前置文字入力欄M2お
よび後置文字入力欄M3にそのパラグラフに設定する見
出しの初期値を入力する。また、増加法指定欄M4の
「番号増加」,「文字コード増加」,「増加しない」の
左側に設けられているラジオボタンを選択することによ
りパラグラフの順番毎に後置文字の先頭文字を増加させ
る方法を選択し、「上位レベルとのリンク」のチェック
ボックスにより設定しようとするパラグラフの上位レベ
ルの見出しを前置文字の前に付加するか否かを指定す
る。さらに、範囲指定欄M5の「文書全体」と「指定範
囲のみ」の左側に設けられているラジオボタンを選択す
ることにより見出しを設定する範囲を指定する。そし
て、「設定」,「削除」,「キャンセル」,「ヘル
プ」,「保存」および「読み込み」のボタンから処理を
選択する(ステップS402)。
【0091】見出し文字列設定ダイアログボックスD5
にはデフォルト値が設定されており、その値は、レベル
1では、前置文字入力欄M2は空白,後置文字入力欄M
3は「1」,増加法指定欄M4は「番号増加」,「上位
レベルとのリンク」のチェックボックスはリンク側にチ
ェック,範囲指定欄M5は「文書全体」である。レベル
2以降のデフォルト値は、前置文字入力欄M2が「・」
である他は、レベル1と同じである。図4に示す文書の
パラグラフの見出しは、このデフォルト値により設定さ
れたものである。なお、各パラグラフの見出しの前に表
示されている「・」は、文書に設定されたパラグラフの
先頭を示すものであり、見出しとは異なり、全内容の表
示のときに「・」、下位レベルのパラグラフの折りたた
み表示(下位レベルのパラグラフは非表示)のときには
「+」、先頭行のみの表示のときは「−」と変化するも
のである。
【0092】「設定」,「保存」のいずれかの処理ボタ
ンが操作されると、いずれの処理かの判定がなされ(ス
テップS404)、「設定」の場合にはステップS40
6ないしステップS422の処理が行なわれ、「保存」
の場合には図25に示すステップS430ないしステッ
プS444の処理が行なわれる。
【0093】「設定」の処理ボタンが操作されたときに
は、まず、対象のパラグラフに前置文字入力欄M2に入
力された前置文字をセットする(ステップS406)。
この際、文字列設定ダイアログボックスD5で上位レベ
ルとのリンクをチェックした場合には、上位レベルの見
出しに前置文字入力欄M2で入力した前置文字を付加し
たものがセットされる。続いて、前置文字をセットした
パラグラフの順番(このパラグラフが属する直前の上位
レベルのパラグラフから数えた順番)を表示パラグラフ
データから読み込み(ステップS408)、後置文字入
力欄M3で入力した後置文字の先頭文字の増加法を調べ
る(ステップS410)。増加法は、増加法指定欄M4
で入力されたものにより判断される。
【0094】後置文字入力欄M3に入力された後置文字
の先頭文字がデフォルト値の「1」や他の数字または漢
数字のときには、通常、増加法指定欄M4では「番号増
加」が選択されている。この場合、後置文字の先頭文字
から連続する数字または漢数字により表わされる数値
に、読み込んだパラグラフの順番を加えて、そのパラグ
ラフに設定する数値を演算する(ステップS412)。
続いて、この演算された数値を数字または漢数字に変換
し(ステップS414)、変換した数字または漢数字を
既にセットされた前置文字に続けてセットする(ステッ
プS416)。例えば、後置文字に「3章」がセットさ
れており読み込んだパラグラフの番号が「3」のときに
は数字「6」がセットされ、後置文字に「19節」がセ
ットされており読み込んだパラグラフの番号が「4」の
ときには2文字の数字「23」がセットされる。なお、
後置文字の先頭文字から連続する数字または漢数字によ
り表わされる数値にパラグラフの番号を加えた結果、桁
が大きくなる場合には、その大きな桁の数値を表わす連
続する数字がセットされる。例えば、後置文字に「3
章」がセットされておりパラフラグの番号が「7」のと
きには、数字の「10」がセットされる。
【0095】次に、後置文字の先頭文字から連続する数
字または漢数字の次の文字以降の文字を、セットされた
数字または漢数字に続けてセットする(ステップS42
2)。即ち、上記の例の後置文字に「3章」がセットさ
れたときにはステップS416でセットされた数字
「6」に続けて「章」がセットされ、後置文字に「19
節」がセットされたときにはステップS416でセット
された数字「23」に続けて「節」がセットされる。
【0096】後置文字入力欄M3に入力された後置文字
の先頭文字がデフォルト値の「1」や他の数字,漢数字
以外の文字のときには、通常、増加法指定欄M4では、
「文字コード増加」か「増加しない」が選択される。
「文字コード増加」が選択されたときには、後置文字の
先頭文字に対応する文字コードに、ステップS408で
読み込んだパラグラフの順番を加えて、そのパラグラフ
に設定する文字に対応する文字コードを演算し(ステッ
プS418)、演算した文字コードに対応する文字をセ
ットされた前置文字に続けてセットする(ステップS4
20)。例えば、後置文字に「あ章」がセットされてお
り、パラグラフの番号が「3」のときには、文字「あ」
の文字コードに値3を加え、この値3を加えた文字コー
ドに対応する文字「え」をセットする。そして、後置文
字の先頭文字が数字のときと同様に、後置文字の先頭文
字の次の文字以降の文字を、セットされた文字に続けて
セットする(ステップS422)。例えば、上記の例の
後置文字に「あ章」がセットされたときには、文字
「え」に続けて「章」がセットされる。
【0097】「増加しない」が選択されたときには、後
置文字の先頭文字が数字でも数字以外の文字でも何等変
化することなく、前置文字入力欄M2および後置文字入
力欄M3で入力した前置文字と後置文字からなる見出し
がすべてのパラグラフに設定される。
【0098】なお、後置文字の先頭文字が数字であり、
増加法指定欄M4で「文字コード増加」が選択されてい
るときには、数字が文字として扱われ、数字または漢数
字以外の文字のときと同様にステップS418ないS4
22の処理が実行される。また、後置文字の先頭文字が
数字または漢数字以外の文字であり、増加法指定欄M4
で「番号増加」が選択されているときには、図示しない
が、増加法指定欄M4の選択に誤りがあると判断し、そ
の旨のメッセージをカラーCRT76に表示し、パラグ
ラフに見出しを設定せずに本ルーチンを終了する。
【0099】このようにパラグラフに前置文字および後
置文字がセットされると、範囲指定欄M5で指定した範
囲を終了したかを判断し(ステップS424)、まだ、
終了していないときには、ステップS406に戻り、ス
テップS406ないしS422の処理を繰り返し行な
い、範囲を終了したと判断すると、本ルーチンを終了す
る。
【0100】今、図4に示した文書全体のレベル1のパ
ラグラフに第一章,第二章,…の見出しを設定する場合
を考える。この場合、レベル指定欄M1では最上段のレ
ベル1を選択し、前置文字入力欄M2には「第」を後置
文字入力欄M3には「一章」を入力する。そして増加法
指定欄M4では「番号増加」を、範囲指定欄M5では
「文書全体」をそれぞれ選択し、「設定」の処理ボタン
をマウス73でクリックする。すると、上述したステッ
プS406ないしS416,S422,S424の処理
を繰り返して各パラグラフに設定した見出しがセットさ
れる。このセットされた状態を図27に示す。図27で
は、レベル1のパラグラフには第一章,第二章…が設定
される。しかし、レベル2のパラグラフは図4の状態の
ままである。
【0101】次に、この状態(図27)の文書全体のレ
ベル2のパラグラフに第ア節,第イ節,…の見出しを設
定する場合を考える。この場合、レベル指定欄M1では
最上段から2番目のレベル2を選択し、前置文字入力欄
M2には「第」を後置文字入力欄M3には「ア節」を入
力する。そして増加法指定欄M4では「文字コード増
加」を、範囲指定欄M5では「文書全体」をそれぞれ選
択し、さらに「上位レベルとのリンク」はリンクしない
側の無チェックとして、「設定」の処理ボタンをマウス
73でクリックする。すると、上述したステップS40
6,S410およびS418ないしS424の処理を繰
り返して各パラグラフに設定した見出しがセットされ
る。このセットされた状態を図28に示す。図28で
は、レベル2のパラグラフには、上位レベルの見出しが
リンクされず、第ア章,第イ章…が設定される。なお、
ステップS408では、対象のパラグラフが属する直前
の上位レベルのパラグラフから数えた順番が読み込まれ
るから、第二章に下位レベルにあるパラグラフには、第
一章の下位レベルのパラグラフに設定された見出しと同
様に、第ア節,第イ節,…が設定される。
【0102】文字列設定ダイアログボックスD5で「保
存」の処理ボタンが操作されると、図24の見出し設定
・保存処理ルーチンのステップS404では、「保存」
の処理と判断され、図25に示すステップS430ない
しS444を実行する。この「保存」の処理は、文字列
設定ダイアログボックスD5で入力および選択した内容
をファイル化して保存するものである。この処理では、
まず、前置文字入力欄M2に入力された前置文字が保存
され(ステップS430)、続いて増加法指定欄M4の
選択により増加法が判断される(ステップS432)。
増加法指定欄M4で「番号増加」を選択した場合には、
後置文字入力欄M3により入力された後置文字の先頭文
字が数字または漢数字であるか否かを判定し(ステップ
S434)、数字または漢数字のときには、この数字ま
たは漢数字を数値変換して(ステップS436)、この
変換した数値を保存する(ステップS438)。そし
て、後置文字入力欄M3に入力された後置文字を保存し
て(ステップS444)、本ルーチンを終了する。ステ
ップS434で、後置文字の先頭文字が数字または漢数
字以外の文字のときには、ステップS436およびS4
38の処理をせずに、後置文字を保存して(ステップS
444)、本ルーチンを終了する。
【0103】増加法指定欄M4で「文字コード増加」を
選択した場合には、ステップS432で「文字コード増
加」と判断され、後置文字入力欄M3により入力された
後置文字の先頭文字に対応する文字コードを読み込み
(ステップS440)、この読み込んだ文字コードを保
存する(ステップS442)。そして、後置文字入力欄
M3により入力された後置文字を保存して(ステップS
444)、本ルーチンを終了する。
【0104】なお、増加法指定欄M4で「増加しない」
を選択した場合には、ステップS432で「増加しな
い」と判断され、すぐに後置文字入力欄M3により入力
された後置文字を保存して(ステップS444)、本ル
ーチンを終了する。
【0105】こうして保存された見出しのファイルは、
文字列設定ダイアログボックスD5の「読み込み」の処
理ボタンを操作することによって読み込まれる。
【0106】以上説明した見出しの設定処理および保存
の処理から解るように、実施例の文書編集装置によれ
ば、後置文字の先頭文字が数字または漢数字以外の文字
であっても、文字コードを増加させることにより見出し
をパラグラフ毎に変化させて設定することができる。こ
の結果、表現力の豊かな文書を容易に作成することがで
きる。しかも、こうした見出しをファイル化して保存
し、保存したファイルを読み込んで用いることができる
ので、表現力豊かな見出しを容易に設定することができ
る。
【0107】実施例の文書編集装置では、後置文字の先
頭文字の文字コードに対象のパラグラフの番号を加えて
このパラグラフに設定する見出しの後置文字の先頭文字
に対応する文字コードを演算したが、後置文字の先頭文
字の文字コードに、パラグラフの番号に係数を乗じた数
値あるいはパラグラフの番号に所定数を加えた数値を加
えてこのパラグラフに設定する見出しの後置文字の先頭
文字に対応する文字コードを演算する構成としてもよ
い。
【0108】また、実施例の文書編集装置では、前置文
字と後置文字とを入力し、後置文字の先頭文字を文字コ
ードを演算してパラグラフ毎に変化させたが、見出しの
文字列を入力し、パラグラフ毎に変化させる文字を入力
した文字列の先頭から何番目と指定する構成としてもよ
い。
【0109】実施例の文書編集装置では、パラグラフ毎
に変化させる文字は、後置文字の先頭文字の一文字とし
たが、後置文字の先頭文字から二文字あるいは三文字以
上であっても差し支えない。
【0110】実施例の文書編集装置では、後置文字の先
頭文字の文字コードに対象のパラグラフの番号を加えて
このパラグラフに設定する見出しの後置文字の先頭文字
に対応する文字コードを演算したが、任意の複数の数値
の順列をあらかじめ定めておき、この順列から対象のパ
ラグラフの番号に相当する順番の数値を後置文字の先頭
文字の文字コードに加えてこのパラグラフに設定する見
出しの後置文字の先頭文字に対応する文字コードを演算
する構成としてもよい。この構成では、例えば、イ,
ロ,ハ,ニ,…の文字に対応する文字コードから「イ」
に対応する文字コードを減算する数値の順列をあらかじ
め定めておき、後置文字の先頭文字に「イ」を入力すれ
ば、パラグラフにイ,ロ,ハ,ニ,…と変化させた見出
しを設定することができる。
【0111】こうした実施例の文書作成装置では、現在
編集中の文書ファイル名やこの編集中の文書に埋め込ま
れている文書ファイル名,過去に編集した文書ファイル
名が、編集中のウインドウとは別にデスクトップDTに
開かれたウインドウ(ファイル一覧表示ウインドウWF
H)に表示される。図29に、ファイル一覧表示ウイン
ドウWFHを表示した状態のデスクトップDTを例示す
る。なお、このファイル一覧表示ウインドウWFHは、
メニューバーの[その他(O)]のドロップダウンメニ
ューから「ファイル一覧表示」を選択することにより表
示される。
【0112】実施例の文書編集装置では、文書ファイル
を開いたり新規に作成したりすると、そのファイル名が
ファイル名記憶部FKMに記憶される。このファイル名
記憶部FKMでは、あらかじめ指定した数(例えば20
個)のファイル名が記憶されており、文書編集装置の終
了時には、ファイル名記憶部FKMに記憶しているファ
イル名をファイル化してハードディスク84に書き込
み、文書編集装置の起動時には、図示しない起動時ルー
チンによりハードディスク84に書き込まれたファイル
からファイル名記憶部FKMに読み込む。
【0113】ファイル一覧表示ウインドウWFHでは、
図示するように、文書編集装置により開かれている文書
ファイル名が表示されると共に、開かれている文書に埋
め込まれている文書ファイルが表示される。例えば、フ
ァイル一覧表示ウインドウWFHの「F:\FILE1」は、デ
スクトップDTに表示されたウインドウWF1に表示さ
れているファイルであり、「F:\FILE2」は、デスクトッ
プDT上でウインドウWF1の下に表示されたウインド
ウWF2に表示されているファイルである。
【0114】図中、ファイル一覧表示ウインドウWFH
の字下げしてファイル名の先頭に「+」が付されている
ファイルは、直前の字下げされていない文書ファイルに
埋め込まれている文書ファイルであることを示す。例え
ば、「F:\FILE1」の下の字下げされて表示された「 +F:
\file1.TXT」から「+C:\AAA\file10.TXT」は、文書ファ
イル「F:\FILE1」に埋め込まれている文書ファイルを示
す。
【0115】また、ファイル一覧表示ウインドウWFH
で字下げされずファイル名の先頭に「 -」が付されてい
るファイルは、以前実施例の文書編集装置により開かれ
た文書ファイルであり、下から文書編集装置により閉じ
られた順に表示される。すなわち上に表示されているフ
ァイルほど、後に閉じられたファイルである。なお、フ
ァイル一覧表示ウインドウWFHでは、現在一番前に表
示されているウインドウに表示されている文書ファイル
名が枠に囲われて表示される(図29では、「F:\FILE
1」)。
【0116】実施例の文書編集装置では、このファイル
一覧表示ウインドウWFHから既に閉じられた文書を再
び開くことができる。この処理は、ファイル一覧表示ウ
インドウWFHの「 -」の付いたファイル名をマウス7
3でクリックし、メニューバーの[ファイル(F)]の
ドロップダウンメニューから「開く」を選択することに
より行なわれ、この「開く」の選択により、デスクトッ
プDT上に新たなウインドウが設定され、この新設され
たウインドウにクリックした文書ファイルが開かれ、編
集可能となる。
【0117】以上説明したファイルの一覧表示処理から
解るように、実施例の文書編集装置によれば、現在開い
ている文書ファイル名およびこの文書に埋め込まれてい
る文書ファイルを一目で把握することができる。また、
ファイル一覧表示ウインドウWFHには、過去にこの文
書編集装置により編集された文書ファイルを順序よく表
示するから、この文書編集装置により最近に編集された
文書を知ることができる。しかも、ファイル一覧表示ウ
インドウWFHに表示されたファイルを指定し、指定し
たファイルを開き編集可能とするから、最近に編集され
た文書を修正するなどの開く頻度の高い文書ファイルを
直ぐに開いて編集することができる。
【0118】実施例の文書編集装置では、現在開かれて
いる文書に埋め込まれている文書ファイルも一覧表示し
たが、埋め込まれている文書ファイルを表示しない構成
としてもよい。また、実施例の文書編集装置では、既に
閉じている文書ファイルを保存した降順に表示したが、
昇順に表示する構成、アルファベット順に表示する構成
など種々の表示としてもよい。
【0119】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の文書
編集装置によれば、文書に設定された構造単位に他の文
書をファイルの状態で埋め込むことができる。しかも、
他の文書を埋め込んだ構造単位を、他の構造単位と共に
構造図に表示すると共にこの構造図を用いて他の構造単
位と同様に編集することができる。
【0121】本発明の第1の文書編集装置において、表
示手段を、埋め込まれた他の文書の構造単位をも文書に
設定された構造単位と共に構造図に表示するものとすれ
ば、埋め込まれた他の文書の構造単位も他の構造単位と
同様に編集することができる。
【0122】本発明の第1の文書編集装置において、他
文書埋込手段が他文書表示手段と他文書指定手段と構造
単位指定手段と埋込処理手段とを備える構成とすれば、
記憶手段に記憶された他の文書から埋め込もうとする文
書を容易に指定することができる。
【0123】こうした他文書埋込手段が他文書表示手段
と構造単位指定手段と構造単位指定手段とを備えた第1
の文書編集装置において、他文書埋込手段が、更にアイ
コン表示手段を備え、構造単位指定手段が、アイコンを
構造単位に重ねて指定するものとすれば、構造単位に他
の文書を埋め込む際、埋め込む他の文書の指定と、埋め
込む構造単位の指定とを一つの画面により視覚的に、か
つ連続的に行なうことができる。
【0124】本発明の第1の文書編集装置において、構
造単位の内容を、構造単位の文書の構造位置に基づいて
字下げして表示してなる構造図とすれば、文書の構造と
各構造単位の内容を合わせて表示することができる。
【0125】本発明の第1の文書編集装置において、編
集手段が、指定手段と構造単位内容表示手段と構造単位
内編集手段とを備えるものとすれば、文書の構造の編集
だけでなく、構造単位の内容をも編集することができ
る。
【0126】こうした編集手段が指定手段と構造単位内
容表示手段と構造単位内編集手段とを備えた第1の文書
編集装置において、前記編集手段が更に他文書保存手段
を備えるものとすれば、構造単位に埋め込まれた他の文
書を編集した際、編集された他の文書を編集前の他の文
書に代えてファイル化して保存することができる。
【0127】本発明の第1の文書編集装置において、更
に文字列指定手段と検索手段とを備え、他文書埋込手段
を、検索手段により指定した文字列を含む他の文書が検
索されたとき、文書に新たな構造単位を設定すると共
に、この設定された構造単位に検索された他の文書を埋
め込む手段であるものとすれば、指定した文字列を含む
他の文書を記憶手段から検索して文書に埋め込むことが
できる。この結果、ある特定の内容に関連のあるキーワ
ードを文字列として指定することにより、特定の内容に
関連のある他の文書を文書に埋め込むことができ、目的
とする文書の作成を支援することができる。
【0128】本発明の第1の文書編集装置において、フ
ァイル名一覧表示手段を備えるものとすれば、編集中の
文書のファイル名および過去に編集した文書のファイル
名を即座に把握することができる。この結果、以前に編
集した文書を編集する際に、直ぐにファイルを開くこと
ができる。
【0129】ファイル名一覧表示手段を備えた第1の文
書編集装置において、前記ファイル名一覧表示手段を、
編集中の文書の構造単位に埋め込まれた他の文書のファ
イル名を編集中の文書のファイル名と関連付けて一覧表
示する手段とすれば、編集中の文書に他の文書が埋め込
まれているか否か、および他の文書が埋め込まれていれ
ばそのファイル名を直ちに把握することができる。
【0130】このファイル名一覧表示手段を備えた第1
の文書編集装置において、更に、ウインドウ内文書指定
手段と文書読込手段とを備えるものとすれば、ファイル
名一覧表示手段により表示された文書ファイルを直ちに
開いて編集することができる。
【0131】本発明の第2の文書編集装置によれば、任
意の文字列を見出しとして入力することができる。しか
も、見出しの所定位置の文字を変化させて文書の構造単
位に見出しを設定することができる。このため、見出し
の設定に自由度が生まれ、表現力豊かな文書を作成する
ことができる。
【0132】本発明の第2の文書編集装置において、文
字指定手段を備え、前記所定位置の文字を、この文字指
定手段により指定された文字であるものとすれば、見出
しの任意の位置の文字を変化させて文書の構造単位に見
出しを設定することができる。
【0133】本発明の第2の文書編集装置において、文
字列入力手段を、初期値の文字列の前部をなす前置文字
列と後部をなす後置文字列とを入力する手段とし、所定
位置の文字を、この文字列入力手段により設定された後
置文字列の先頭文字であるものとすれば、後置文字列の
先頭文字を変化させて文書の構造単位に見出しを設定す
ることができる。
【0134】本発明の第3の文書編集装置によれば、文
書に設定された構造単位に他の文書を埋め込むことがで
きると共に、見出しの所定位置の文字を変化させて文書
の構造単位に見出しを設定することができる。しかも、
他の文書を埋め込んだ構造単位を、他の構造単位と共に
構造図に表示すると共にこの構造図を用いて他の構造単
位と同様に編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である文書編集装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】実施例としての文書編集装置が実現されるコン
ピュータ10のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】実施例の文書編集装置のコンピュータ10で実
行されるファイル埋め込み設定・解除ルーチンを例示す
るフローチャートである。
【図4】文書の埋め込みの様子を例示する説明図であ
る。
【図5】文書の埋め込みの様子を例示する説明図であ
る。
【図6】文書の埋め込みの様子を例示する説明図であ
る。
【図7】文書の埋め込みの様子を例示する説明図であ
る。
【図8】実施例の文書編集装置により編集され保存され
る文書ファイルのデータ構造を例示する説明図である。
【図9】文書ファイルが埋め込まれていないときの表示
パラグラフデータ,内部パラグラフデータおよびテキス
トデータの関係を例示する説明図である。
【図10】文書ファイルが埋め込まれたときの表示パラ
グラフデータ,内部パラグラフデータおよびテキストデ
ータの関係を例示する説明図である。
【図11】埋め込み文書ファイルにパラグラフが設定さ
れているときの表示パラグラフデータ,内部パラグラフ
データおよびテキストデータの関係を例示する説明図で
ある。
【図12】実施例の文書編集装置における構造図による
文書の表示を例示する説明図である。
【図13】構造図による文書の表示の際にコンピュータ
10で実行されるファイル埋め込み処理ルーチンを例示
するフローチャートである。
【図14】カラーCRT76にファイル表示ウインドウ
WBを開いた状態を例示する説明図である。
【図15】パラグラフに文書ファイルを埋め込む様子を
例示する説明図である。
【図16】パラグラフに文書ファイルが埋め込まれた状
態を例示する説明図である。
【図17】構造図による文書の表示の際にコンピュータ
10で実行されるパラグラフ内編集ルーチンを例示する
フローチャートである。
【図18】パラグラフ内の文章を編集する様子を例示す
る説明図である。
【図19】実施例の文書編集装置のコンピュータ10で
実行される検索埋め込み処理ルーチンを例示するフロー
チャートである。
【図20】キーワード検索ダイアログボックスD3を表
示した状態を例示する説明図である。
【図21】検索埋め込みによりタグファイル形式として
文書ファイルが表示された状態を例示する説明図であ
る。
【図22】検索埋め込みにより埋め込まれた文書ファイ
ルを展開した状態を例示する説明図である。
【図23】ファイル埋め込み表示ダイアログボックスD
4を表示した状態を示す説明図である。
【図24】実施例の文書編集装置のコンピュータ10で
実行される見出し設定・保存処理ルーチンの一部を例示
するフローチャートである。
【図25】実施例の文書編集装置のコンピュータ10で
実行される見出し設定・保存処理ルーチンの一部を例示
するフローチャートである。
【図26】文字列設定ダイアログボックスD5を表示し
た状態を示す説明図である。
【図27】見出しを設定する様子を例示する説明図であ
る。
【図28】見出しを設定する様子を例示する説明図であ
る。
【図29】ファイル一覧表示ウインドウWFHを表示し
た状態のデスクトップを例示する説明図である。
【符号の説明】
10…コンピュータ 20…演算処理部 21…CPU 22…ローカルバス 23…キャッシュメモリ 24…キャッシュコントローラ 25…メインメモリ 30…PCIブリッジ 32…PCIバス 40…コントローラ部 42…ISAバス 44…CRTC 46…SCSIコントローラ 48…ISAブリッジ 54…複合I/Oポート 56…サウンドI/O 60…I/O部 62…ISAスロット 68…タイマ 72…キーボード 73…マウス 74…スピーカ 76…カラーCRT 82…フロッピディスク装置 84…ハードディスク 86…パラレルポート 88…プリンタ 90…シリアルポート 92…モデム 96…マイクロフォン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書に該文書を構造化する複数の構造単
    位を設定する構造単位設定手段と、該設定された複数の
    構造単位からなる構造図を用いて該文書を編集する編集
    手段とを備えた文書編集装置であって、 少なくとも一つ以上のファイル化された他の文書を記憶
    する記憶手段と、 前記複数の構造単位のうちの少なくとも一つに、前記記
    憶手段に記憶された他の文書のうちの少なくとも一つを
    前記文書とは異なるファイルの状態で埋め込む他文書埋
    込手段と、 該埋め込まれた他の文書を、前記文書とは異なるファイ
    ルの状態で該文書に設定された複数の構造単位のうちの
    一つとして該文書の他の構造単位と共に前記構造図に表
    示する表示手段とを備えた文書編集装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記埋め込まれた他の
    文書に構造単位が設定されているとき、該他の文書に設
    定された構造単位を前記文書に設定された構造単位と共
    に前記構造図に表示する手段である請求項1記載の文書
    編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文書編集装置であって、 前記他文書埋込手段は、 前記記憶手段に記憶された他の文書を一覧表示する他文
    書表示手段と、 該一覧表示された他の文書のうちの少なくとも一つを指
    定する他文書指定手段と、 前記構造図に表示された前記文書の複数の構造単位のう
    ち他の文書を埋め込もうとする構造単位を指定する構造
    単位指定手段と、 該指定された構造単位に、前記他文書指定手段により指
    定された前記他の文書を埋め込む埋込処理手段とを備え
    た文書編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の文書編集装置であって、 前記他文書埋込手段は、前記他文書指定手段により他の
    文書が指定されたとき、該指定された他の文書を、移動
    可能なアイコンとして表示するアイコン表示手段を備
    え、 前記構造単位指定手段は、前記アイコン表示手段により
    表示されたアイコンを、前記構造図に表示された前記文
    書の複数の構造単位のうちの一つに重ねて指定する手段
    である文書編集装置。
  5. 【請求項5】 前記構造図は、前記構造単位の内容を、
    該構造単位の前記文書の構造位置に基づいて字下げして
    表示してなる請求項1記載の文書編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の文書編集装置であって、 前記編集手段は、 前記構造図に表示された前記文書の複数の構造単位のう
    ちの少なくとも一つを指定する指定手段と、 該指定された構造単位の内容を表示する構造単位内容表
    示手段と、 該表示された構造単位の内容を編集する構造単位内編集
    手段とを備えた文書編集装置。
  7. 【請求項7】 前記編集手段は、前記指定手段により指
    定された構造単位が前記他の文書が埋め込まれた構造単
    位または該他の文書の構造単位であり、前記構造単位内
    編集手段により該他の文書の内容が編集されたとき、該
    編集された他の文書を編集前の他の文書に代えてファイ
    ル化して保存する他文書保存手段を備えた請求項6記載
    の文書編集装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の文書編集装置であって、 文字列を指定する文字列指定手段と、 該指定された文字列を含む文書を、前記記憶手段に記憶
    された他の文書から検索する検索手段とを備え、 前記他文書埋込手段は、前記検索手段により前記文字列
    を含む他の文書が検索されたとき、前記文書に新たな構
    造単位を設定すると共に、該設定された構造単位に該検
    索された他の文書を埋め込む手段である文書編集装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の文書編集装置であって、 該文書編集装置により編集中の文書のファイル名と、該
    文書編集装置により所定期間内に編集された文書のファ
    イル名とを、該編集中の文書の処理に係るウインドウと
    は別にウインドウを設けて一覧表示するファイル名一覧
    表示手段を備えた文書編集装置。
  10. 【請求項10】 前記ファイル名一覧表示手段は、前記
    編集中の文書の構造単位に埋め込まれた他の文書のファ
    イル名を、該編集中の文書のファイル名と関連付けて一
    覧表示する手段である請求項9記載の文書編集装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の文書編集装置であっ
    て、 前記ファイル名一覧表示手段により設けられた文書のフ
    ァイル名を一覧表示するウインドウを用いて、該ウイン
    ドウに表示された文書から少なくとも一つを指定するウ
    インドウ内文書指定手段と、 該指定された文書を、新たなウインドウを設けて編集可
    能に読み込む文書読込手段とを備えた文書編集装置。
  12. 【請求項12】 文書に該文書を構造化する複数の構造
    単位を設定する構造単位設定手段と、該設定された複数
    の構造単位からなる構造図を用いて該文書を編集する編
    集手段とを備えた文書編集装置であって、 見出しの初期値の文字列を入力する文字列入力手段と、 該入力された文字列の所定位置の文字に対応する文字コ
    ードと、見出しを設定しようとする前記文書の構造単位
    の該文書中の構造位置とに基づいて、前記所定位置の文
    字とは異なる文字に対応する文字コードを演算する文字
    コード演算手段と、 前記文字列の前記所定位置の文字を、前記文字コード演
    算手段により演算された文字コードに対応する文字に変
    更する文字列変更手段と、 該文字列変更手段により前記所定位置の文字が変更され
    た文字列を、前記見出しを設定しようとする構造単位に
    見出しとして設定する見出し設定手段とを備えた文書編
    集装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の文書編集装置であっ
    て、 前記文字列入力手段により入力された文字列のうち少な
    くとも一つの文字を指定する文字指定手段を備え、 前記所定位置の文字は、前記文字指定手段により指定さ
    れた文字である文書編集装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の文書編集装置であっ
    て、 前記文字列入力手段は、前記文字列の前部をなす前置文
    字列と、前記文字列の後部をなす後置文字列とを入力す
    る手段であり、 前記所定位置の文字は、前記文字列入力手段により設定
    された後置文字列の先頭文字である文書編集装置。
  15. 【請求項15】 文書に該文書を構造化する複数の構造
    単位を設定する構造単位設定手段と、該設定された複数
    の構造単位からなる構造図を用いて該文書を編集する編
    集手段とを備えた文書編集装置であって、 少なくとも一つ以上のファイル化された他の文書を記憶
    する記憶手段と、 前記複数の構造単位のうちの少なくとも一つに、前記記
    憶手段に記憶された他の文書のうちの少なくとも一つを
    前記文書とは異なるファイルの状態で埋め込む他文書埋
    込手段と、 該埋め込まれた他の文書を、前記文書とは異なるファイ
    ルの状態で該文書に設定された複数の構造単位のうちの
    一つとして該文書の他の構造単位と共に前記構造図に表
    示する表示手段と、 見出しの初期値の文字列を入力する文字列入力手段と、 該入力された文字列の所定位置の文字に対応する文字コ
    ードと、見出しを設定しようとする前記文書の構造単位
    の該文書中の構造位置とに基づいて、前記所定位置の文
    字とは異なる文字に対応する文字コードを演算する文字
    コード演算手段と、 前記文字列の前記所定位置の文字を、前記文字コード演
    算手段により演算された文字コードに対応する文字に変
    更する文字列変更手段と、 該文字列変更手段により前記所定位置の文字が変更され
    た文字列を、前記見出しを設定しようとする構造単位に
    見出しとして設定する見出し設定手段とを備えた文書編
    集装置。
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