JPH0756902A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH0756902A
JPH0756902A JP5198644A JP19864493A JPH0756902A JP H0756902 A JPH0756902 A JP H0756902A JP 5198644 A JP5198644 A JP 5198644A JP 19864493 A JP19864493 A JP 19864493A JP H0756902 A JPH0756902 A JP H0756902A
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Hidetomo Soma
英智 相馬
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PLLダウンメニュー方式での装置の操作性
を向上させる。 【構成】 メニュー項目の相互関係を示す情報をPME
M3に、記憶しておく。この情報に基きCRT13にメ
ニュー項目間の接続関係を可視表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プルダウンメニュー方
式で動作指示の入力を行う文書編集装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】
〈第1の従来例〉従来、図4に示すようにプルダウンメ
ニュー方式で操作を行なう文書編集装置は、その操作性
の自然さから簡単でわかりやすい操作を、利用者に提供
していた。なお、プルダウンメニュー方式とは大項目,
中項目等のメニュー項目の分類を行なっておき、大項目
→中項目→…の順にメニュー項目を選択して行き、実行
させるメニュー項目を最終的に決定するメニュー選択方
法をいう。
【0003】〈第2の従来例〉従来、文書編集装置の操
作は、その設計者が一般的な利用方法を仮定し、それに
基づいて設計・製作されており、操作手順等の操作方法
は固定的なものであった。
【0004】〈第3の従来例〉従来、文書編集装置で
は、繰り返し行なわれる一連の操作を一つの操作で代用
できるように、利用者が設定できる機能を有するものが
あり、この機能をマクロと呼んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
〈第1の課題〉利用者にとっては、文書編集装置が高機
能であることが望ましいが、文書編集装置が高機能にな
ると、表示すべきメニュー項目の増大とメニューそのも
のの構造の複雑化によって、望む機能(メニュー)を捜
し出す場合にユーザが手間取ってしまうことになる。
【0006】〈第2の課題〉第2の従来例では装置の操
作方法が固定となっているので、個々の利用者の利用形
態に好適なものとは言えなかった。
【0007】〈第3の課題〉第3の従来例では、利用者
がマクロを登録設定するためには、一連の操作内容をキ
ー入力せねばならず、このためのキー操作が煩雑であっ
た。
【0008】そこで、本発明の目的は上述の課題に鑑み
て、装置の操作性を向上させる文書編集装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、実行可能な処理内容を示
すメニュー項目を表示画面上に表示し、関連のあるメニ
ュー項目をプルダウンメニュー方式で順次に選択するこ
とにより実行すべき処理内容を指示する文書編集装置に
おいて、前記関連のあるメニュー項目の接続関係を示す
情報を記憶した記憶手段と、前記実行すべき処理内容の
指示の際に、前記記憶手段の情報に基き、メニュー項目
の接続関係を前記表示画面上に可視表示する表示制御手
段とを具えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記メニュー項目の接
続関係を指示する指示手段と、該指示において前記記憶
手段の情報を可変設定する手段をさらに具えたことを特
徴とする。
【0011】請求項3の発明は、実行可能な処理内容を
示すメニュー項目を表示画面上に表示し、関連のあるメ
ニュー項目をプルダウンメニュー方式で順次に選択する
ことにより実行すべき処理内容を指示する文書編集装置
において、前記プルダウンメニュー方式で選択されたメ
ニュー項目およびその順序を操作履歴として記憶するよ
うに指示する指示手段と、記憶手段と、当該指示に応じ
て、前記メニュー項目およびその順序を示す情報を前記
記憶手段に登録する手段とを具えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、関連のメニュー項目の接
続関係をたとえば、直線図形等により可視表示すること
で、ユーザにメニュー構造を知らせる。
【0013】請求項2の発明では、メニュー項目の接続
関係をユーザの指示に応じて可変設定することができ
る。
【0014】請求項3の発明では、プルダウンメニュー
方式の操作方法においてもマクロ処理が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。なお、本実施例でいう文書は、文章、表、図
形、イメージ等を含めて総称している。また、本実施例
の機能が実行されるのであれば、単体の機器であって
も、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等
のネットワークを介して、処理が行なわれるシステムで
あっても本発明が適用されることは言うまでもない。
【0016】〈第1実施例〉図1は本発明を適用した文
書編集装置のシステム構成を示す。
【0017】図1において1はシステム・バスであり、
これから説明する各構成ブロックはこのシステム・バス
に接続されている。2はCPU(Centrtal P
rocessing Unit)である。3はプログラ
ム・メモリ(PMEMと称す)で、編集処理のためのプ
ログラムを適宜ハード・ディスク15からCPU2が選
択/読込みし格納され、CPU2にて実行する。7はプ
リンタであり、通信制御部4,通信ポート5,通信ライ
ン6を介して送信されるデータを出力する。
【0018】また、キーボード9から入力されたデータ
はテキスト・メモリでもあるPMEM3にコード情報と
して格納される。8は入力制御部であり、キーボード
9、マウス10等の入力装置が接続される。操作者はこ
のキーボード9を操作することによりシステムの動作指
令等を行う。また10はCRT13上で画像情報を加工
指示するためのポインティング・デバイス(PDと称
す)で本実施例ではマウスを使用しているが、実際には
電子ペンなどでも構わない。これによりCRT13上の
カーソルをX,Y方向任意に移動してコマンドメニュー
上のコマンド・アイコンを選択して処理の指示を行なう
他、編集対象の指示、描画位置の指示等も行なう。11
はビデオ・イメージ・メモリ(VRAMと称す)、12
は表示出力制御部、13はCRT(陰極線管表示器)で
ある。CRT13に表示されるデータはVRAM11上
にビットマップデータとして展開されている。例えば文
字データであれば、そのコードに対応した文字パターン
がVRAM11上に展開されており、また、CPU2の
ソフト制御によりVRAM11の表示エリアに直接カー
ソルを発生し表示することが可能である。14は外部記
憶装置制御部、15,16はデータファイル用のディス
ク装置である。例えばディスク15はハード・ディスク
装置(HDと称す)であり、ディスク16は、フロッピ
ー・ディスク装置(FDと称す)である。
【0019】図2に、利用者使用時のCRT上での文書
編集画面の一部を示す。ここで、17は編集などの作業
中に利用者に作業の指示を行わせるメニューを呼び出す
場所でメニューバーと呼ばれるものである。18は実際
に作業対象となっている文書が表示される作業領域であ
る。17のメニューバー内の1つをPD10で選択する
と(図ではファイル17−1を選択している)、図3の
ように19のメニューが現れてくる。そこで利用者は、
メニュー項目20の中から自分の実行したい機能をPD
10で指示することで選択し、文書編集装置は指示され
た内容を実行する。メニューの項目を選択するとまたメ
ニューが出てくる場合もあるが、メニューについての操
作は同様に行え、最終的には1つのメニュー項目が選択
され、実行すべき機能の選択が行われる。
【0020】さて、ここで利用者が特定の作業を行いた
いが、その作業を指示するメニュー項目をCRT13上
に呼び出す場合、そのメニュー項目がどのメニューに含
まれているか利用者が知らない場合、また利用者がどの
ような機能を文書編集装置が持っているかを知りたい場
合、本発明の特徴である機能をPD10の指示で呼び出
す。すると、本来ならば同時に全部見ることのできない
メニュー項目がメニューの構造の情報と共に見ることが
可能となる。表示されたメニュー項目は通常使われるメ
ニュー項目と同様に操作でき、作業の指示を行うことが
可能である。この様子を図4に示す。
【0021】図中21はメニュー全体が表示されるウイ
ンドウで(以下、メニュー表示ウインドウという)、メ
ニュー構造の情報がCRTなどに全部一度に表示できな
い場合のために、22のスクロール・バーがあり、これ
を動かすことでメニュー全体の任意の一部分をメニュー
表示ウインドウに表示させることを可能とする。さら
に、このメニュー表示ウインドウに表示された内容につ
いて、特定の文字(列)の検索やキーワード検索を行え
るようにし、結果をメニュー表示ウインドウに表示し、
利用者の希望する機能の探索を容易にする。
【0022】次に、本実施例において、どのようにし
て、このメニュー全体を表示したり、検索したりするこ
とを行うかということについて、図5のフローチャート
に従って述べる。本発明の機能が選択されると、CPU
2はこのフローチャートの示す制御処理を実行し、本発
明の機能が実現される。
【0023】まず、図中S1はPMEM(請求項1の発
明の記憶手段)3上の特定の領域か、またはHD15や
FD16の特定の領域にメニューの構造に関する情報
(請求項1の発明の情報−後述)が格納されているの
で、CPU2がこれを入手すると(読出す)ステップで
ある。これらの情報がPMEM3上にあれば、CPU2
は直接これを読出すことができるが、HD15やFD1
6などに格納されている場合には、いったんシステム・
バス1を介してPMEM3上にこの情報をコピーして、
このPMEM3上の情報を利用する。
【0024】図6に、この情報の記憶領域の構造を示
す。23はメニュー内ID(識別情報)でメニュー項目
やメニューには必ず唯一のメニュー内IDが付いてお
り、図6では横の一列の並びが、1つのメニューかまた
はメニュー項目になる。24は、メニューやメニュー項
目の名前の文字列である。25はその列がメニューの場
合とメニュー項目の場合で情報内容が異なり、メニュー
の場合には、そのメニュー内のメニュー項目の先頭のメ
ニュー内IDとメニュー項目の数が、『メニューID/
メニュー項目数』という形で格納される。また、この列
がメニュー項目の場合には、そのメニュー項目が選択さ
れた時に実行される機能が、〈実行される機能〉という
形で格納される。
【0025】さて、S2でCPU2は請求項1の発明の
表示制御手段としてこの情報を解析し、これを図4で示
したようにCRT13に表示し、S3で利用者の入力を
受付ける。利用者はCRT13に表示された情報から得
たい情報を入手する。しかし、もっと多くの情報を得た
い場合や、表示した内容がCRT13や表示ウィンドウ
が小さかったために十分な情報を得られなかった場合に
は、メニューバー17(図2参照)から指示を行い、本
発明の実現機構に対し動作指示の要求をPD10により
伝達する。
【0026】CPU2はPD10により指示された内容
を識別し、識別結果に対応した手順を進める。S4は利
用者が欲しい情報を得られて終了する場合で、これが指
示されるとCPU2は本発明の機能実現のウィンドウを
CRT13上から消去し、もとの文書編集の処理に復帰
することになる。
【0027】S5はスクロールバー17に対して指示が
出た場合で、どのスクロールバーがどのくらい動かされ
たかという情報をCPU2が入手し、それに応じてメニ
ュー表示ウィンドウ内の表示を変更する。これによって
利用者は、CRT13やウィンドウの大きさの関係で一
度に表示できなかったメニュー構造内の任意の部分を見
ることができるようになる。
【0028】S6は文字列の検索を指示された場合で、
この場合にはCPU2は文字列入力用の新しいウィンド
ウなどを用いて、利用者からの検索したい文字列の入力
を受付ける。そしてPMEM3上にあるメニュー構造の
情報内から、その文字列を検索する。指示された文字列
があればCPU2はメニュー表示ウィンドウ上の該当項
目名を反転表示し、利用者に発見できたことと、発見で
きた位置を知らせる(S7)。文字列が発見できなかっ
た場合には、その旨のメッセージをCRT13に表示す
る(S8)。
【0029】S9はメニュー表示ウィンドウに表示した
メニュー項目をPD10などで指示された場合で、PM
EM3上のメニュー構造の情報に従い、この機能を実現
するプログラムへ制御を渡し指示された機能の実行を行
わせる。続いてCPU2は利用者の入力した指示を実現
した後、終了を選択された場合以外は、再び利用者の入
力を待つ。
【0030】このようにして、メニュー構造の情報を一
度に利用者に提供することを可能とし、文書編集の操作
が容易となる。
【0031】〈第2実施例〉第2実施例のシステム構成
は図1の第1実施例と同様とすることができるので詳細
な説明を省略し、機能説明を行なう。
【0032】さて、利用者に応じたメニューの構造やメ
ニュー項目の名前の変更などを行いたい場合、図3の表
示画面上で本発明の特徴である機能をPD10の指示で
呼び出す。すると、図7に示すように、現在の文書編集
装置のメニュー構造全体が表示される。図中121はメ
ニュー構造の全体が表示されるウィンドウ(以下、メニ
ュー表示ウィンドウ)であり、メニュー構造全体がCR
T13などに全部一度に表示できない場合のために、1
22のスクロールバーが用意されている。これを動かす
事でメニュー全体の任意の部分をメニュー表示ウィンド
ウに表示する事を可能とする。そして、PD10やキー
ボード9からの、メニューバー17でのメニュー選択に
よる指示や、メニュー表示ウィンドウへの指示に従い、
本発明の機能実現の機構は動作する。
【0033】図7の各メニューは123の名前とメニュ
ー内のメニュー項目へのポインタと表示可能属性を持
ち、各メニュー項目は124の名前と表示可能属性と2
7の処理機能を示すポインタ126かメニューを示すポ
インタ125を最低限持っている。
【0034】図7のメニュー表示ウィンドウは、これら
情報の接続関係の構造を図式化して表示するもので、各
メニューとメニュー項目をつなぐポインタは表示され
ず、メニュー項目をメニューの中に表示することで接続
関係表現しており、メニューやメニュー項目が普通に表
示されているか、反転表示されているかで、表示属性が
可か不可かを示している。
【0035】図7のメニュー表示ウィンドウ内でのPD
(請求項2の発明の指示手段)10の操作によって以下
の機能が実行でき、これによって具体的にメニューの構
造を変化させることが可能となる。
【0036】(1)メニュー、メニュー項目の名称変
更。
【0037】(2)メニュー、メニュー項目の表示属性
の変更。
【0038】(3)メニュー項目のメニュー間の移動。
【0039】(4)メニューの追加と削除。
【0040】(5)メニュー内の項目の順番の変更。
【0041】(6)変更したメニュー構造の設定。
【0042】これらを実現するために、あらかじめ文書
編集装置のメニュー構造の情報は統一された形式で作成
され、これをFD16やHD15に格納しておく。文書
編集装置は起動時にこれをPMEM3上にコピーして、
動作時にこのPMEM3上のメニュー構造情報を参照し
ながら、メニューバー17からのメニューを表示し、利
用者に指示を出させるようにしておく。さて本発明の機
能が利用者によって呼び出された場合、CPU2は請求
項2の発明の可変設定手段として図8のフローチャート
の示す手順を実行し、利用者の要求に応じる。
【0043】S101でCPU2はPMEM3上のメニ
ュー構造の情報をPMEM3上の別の場所にコピーし、
S102でその情報(以下、このコピーされたメニュー
構造の情報を作業用のメニュー構造の情報という)に従
い、図7の画面やウィンドウを表示する。
【0044】このメニュー構造の情報構造を、図9に示
す。図中、横1列が1つのメニューまたはメニュー項目
になっており、128はメニュー内IDで、1つのメニ
ューやメニュー項目は、かならず1つのメニュー内ID
を持っている。129はメニューやメニュー項目の名称
の文字列である。130はそのメニューやメニュー項目
の次に来るもののメニュー内IDである。その列がメニ
ューやメニュー項目の最後となる場合には『*』が割当
てられる。131は、その列がメニューの場合には、そ
のメニュー内のメニュー項目の先頭項目のメニュー内I
Dが割当てられ、上記列がメニュー項目の場合にはそれ
が選択された時に実行させる機能(〈機能〉と表現され
ている)が割当てられる。
【0045】132は表示属性で、これが『*』になっ
ているものは、メニューが実際に画面上に現れる時には
無視されて、表示されない。図では示さなかったが、メ
ニュー構造の一番最初になるもののメニューIDや、こ
のメニュー構造の情報を格納するのに必要な大きさ等の
情報も実際には必要であり、これらもHD15やFD1
6に格納されており、メニュー構造の情報と一緒にPM
EM3にコピーされる。
【0046】さて、S103で利用者はメニュー表示に
対して操作を行う。この操作に合わせてCPU2は作業
用のメニュー構造の情報を変更していく。この変更の作
業は、作業用のメニュー構造の情報に対して変更を加え
るので、メニュー構造ウィンドウの情報は変化するが、
すぐに文書編集装置のメニュー構造が変化するわけでは
ない。変更したメニュー構造を設定するという指示を利
用者が出した場合(S109)、作業用のメニュー構造
の情報をコピー元に書き込む。これによって、文書編集
装置のメニュー構造が変化することになる。また、利用
者が終了を指示すると(S104)、本発明の機能は終
了し、文書編集装置はこの機能を呼び出す前の状態に戻
る。
【0047】S105はスクロールバーを用いてメニュ
ー構造ウィンドウに表示できなかった部分を利用者が見
たいと指示した場合の処理で、スクロールバー17への
指示の度合いに応じて、CPU2はメニュー構造表示ウ
ィンドウ内の表示部分を変更する。
【0048】S106はメニューまたはメニュー項目の
移動が指示された場合で、まずメニューまたはメニュー
項目を移動先に登録するが、このとき移動先のメニュー
が存在しない場合、新しいメニューを生成する必要があ
るので、あらかじめ、新しいメニューの名前を利用者に
入力してもらい、その名前を持った新しいメニューを生
成しておく。次に、移動元のメニューまたはメニュー項
目を、それまでいたメニューから削除するが、そのメニ
ューが削除後にメニュー項目のないメニューになった場
合、このメニューも削除する。しかし、これは利用者か
ら見た場合であり、メニュー構造の情報に対する操作に
ついて見ると、メニューやメニュー項目の移動は、メニ
ューやメニュー項目が、自分の次のもののメニューID
を持つ事などによって実現されたメニューの構造の部分
的な接続の変更によって実現される。
【0049】S107はメニューの表示属性を変更する
指示がされた場合で、CPU2は指示されたメニューま
たはメニュー項目の表示属性を変更する。
【0050】S108はメニューまたはメニュー項目の
名前の変更を指示された場合で、新しい名前を利用者に
入力してもらい、CPU2が名前の変更を行う。
【0051】最後にS110であるが、利用者がメニュ
ー内のメニュー項目やメニューの順番を変更する場合
で、設定したい順番を利用者に指示してもらい、CPU
2がメニュー内のメニュー項目やメニューの接続順を変
更し、指示された順番に変更する。
【0052】このようにして本発明の機能は動作し、プ
ルダウン方式の文書編集装置において、そのメニューの
構造を変更する事を実現し、利用状況などに応じたメニ
ュー構造に変化させることで、文書編集を行う際の操作
が容易に行われるようになった。
【0053】本発明では、文書編集装置が利用者に提供
する機能は最初から決まっており、追加、削除はできな
いものと仮定されている。そのため、使わない機能が出
てきても、図9の情報構造ではメニュー構造内のどこか
のメニュー項目に接続されている。これを利用者が煩わ
しいと思った場合には、図9の表示属性を変更し、通常
表示しないようにしておけばよい。このことによって、
利用者が特定の機能は不要であると判断し、メニューか
ら見えなくした後で、その特定の機能が必要となった場
合でも、その機能を本発明の機能を利用することで、再
び表示可能に直すことが可能となっている。
【0054】第2実施例の他に次の例を実施できる。
【0055】1)文書編集装置は1台でも、異なる複数
の利用状況に対応しないといけない場合や、利用者が複
数いる場合、その各々の利用者の好みなどに応じたほう
が良い場合があり、複数の操作環境から任意の操作環境
が選択できる事が望ましい。したがって、メニュー構造
をFD16やHD15に保存できるようにし、利用者に
これを選択させ設定して、複数のメニュー構造の内のど
れかを利用させるようにすることが考えられる。この例
の制御手順を図10に示す。利用者が環境設定を既存の
ものから選択することを指示した場合に、このフローチ
ャートに従って処理が行われる。CPU2はS111で
HD16やFD15から、あらかじめ登録しておいた設
定環境をPMEM3にコピーし、S112で利用者にこ
れを表示して、選択をさせる。S113は利用者が、表
示したうちの1つを選択した場合で、選択された設定環
境を実際に文書編集装置に設定する。これに対し、S1
14は利用者が選択を拒否した場合で、設定の変更など
を故意に行わない。
【0056】こうすることで、複数の利用者や利用環境
に適合することを可能とする。また、文書編集装置に現
在の利用者の情報が格納されておれば、それをもとにメ
ニュー構造を自動選択することも考えられる。こうすれ
ば、利用者が毎回メニュー構造を設定する手間が省ける
こととなる。
【0057】2)文書編集装置の中には、マクロといっ
て、単数または複数の連続した作業を一度に指示できる
ようになっているものがある。そこで、このマクロを本
発明の図7の処理機能と同様に扱えるようにし、マクロ
を処理機能として追加または削除する機能を本発明に付
加する事で、メニュー構造内に処理機能が追加できるよ
うな能力を持った文書編集装置が実現できる事になる。
【0058】ただし、削除できるのは追加したマクロの
みであり、文書編集装置が本来持っている処理機能は削
除できないようにしておく。これは削除できるようにし
ておくと、利用者が過って削除したり、削除した後にも
とに戻せなくなることを防ぐためである。また、このマ
クロの追加機能は、単一の処理機能をマクロにしてつい
かすることで、本来処理機能はメニュー構造内の一か所
にしか現れる事のできなかったのであるが、この制約を
解消し、メニュー構造内の複数の場所から選択すること
を可能とする。
【0059】〈第3実施例〉第3実施例のシステム構成
も図1の第1実施例と同様であるので、機能説明につい
てのみ説明する。
【0060】本実施例では、プルダウンメニュー方式の
操作体系をもった文書編集装置に、履歴方式のマクロの
宣言機能を付加したものである。
【0061】文書編集装置の構造として、処理機能とそ
れを指示する操作系を分離してある。その処理機能の方
をマクロは対象とする。例えば、『文書をHDに保管し
て、その文書を印刷して、文書編集を終了する』という
操作を考えた場合、打鍵による操作だと『[文書保管]
キーを押し、[印刷]キーを押し、[終了]キーを押
す』という操作で実現され、プルダウン方式の操作だと
『PD10でメニューから、「文書を格納する」を選択
し、「文書印刷」を選択し、「終了」を選択する』とい
う操作で実現される。しかし、どちらも処理機能から見
ると、『(文書保管機能)→(文書印刷機能)→(処理
を終了・復帰)』という機能を順に実行している事にな
り、打鍵での指示でも、PD10を用いたプルダウン方
式の操作指示でも同じことをやっているように見えるこ
とになる。
【0062】通常のマクロ登録では、このようなことに
は注意していないが、本発明の履歴を利用したマクロ登
録の場合には、この処理機能に注目し、どの処理機能を
実行するのかということでマクロを形成し実行する。こ
うすることにより、打鍵操作やプルダウン方式だけでは
なく、新たにあたらしい操作指示方法に文書編集装置が
対応した場合でも、マクロの履歴登録を可能としてい
る。
【0063】また文書編集装置の場合、あらかじめPD
10などで選択した対象に対して特定の処理を行うとい
う機能があり、このような機能をまとめてマクロを形成
すると、1つのマクロであっても、毎回異なるものを指
示しておいてマクロを実行することで、異なったものに
対しても、同じ様な処理を行うことが可能となり、マク
ロは非常に便利なものになる。
【0064】具体的な履歴を用いたCPU2のマクロの
登録の制御動作を、図11にフローチャートとして示し
た。本発明の履歴によるマクロ登録機能がPD10によ
り選択されると、CPU2はS201でPMEM3上の
開き領域(請求項3の発明の記憶手段)を確保し、これ
をこれから利用者の入力する機能の保管場所とし、記憶
内容をクリアする。次に利用者からの入力待ちになり、
入力された内容によって手順が分岐する。
【0065】S202は特定の機能を選択する入力がな
された場合であり、CPU2はその選択された処理機能
を機能の保管領域に追加し、再び入力待ちに戻る。
【0066】S203は特定の機能を選択しない入力が
なされた場合であり、この場合にはCPU2はなにもし
ないで入力待ちに戻る。
【0067】S204はマクロ登録終了の機能がPD
(請求項3の指示手段)10により選択された場合で、
この場合には、それまで利用者の行った処理操作を記憶
領域から取り出し、マクロとしてPMEM3に登録し、
終了し、本発明の機能が呼び出される前の状態にもど
る。ただし、本機能の実行中に利用者が行った操作は有
効で、作業領域などの様子は変更されている。
【0068】この作業領域の様子を図12に示す。図1
2において221はPMEM3上の1つの記憶単位を表
している。S201でこれらの内容はクリアされるので
あるが、これは先頭の位置に222の〈終了〉の記号を
書き込むことで十分である。先頭から〈終了〉の記号ま
でが、利用者が定義中に行った処理の内容が1つずつ格
納される。図12は利用者が、〈処理A〉〈処理B〉
〈処理C〉と行った直後を表している。このS202で
は〈終了〉の位置に利用者が行った処理をCPU2が記
述し、その直後の位置に、再び〈終了〉を書き込む。こ
のようにして、CPU2は処理機能をPMEM3上に追
加記憶する。
【0069】このようにして、打鍵式の入力やプルダウ
ン・メニュー方式の操作を組み合わせた場合でも、あら
かじめ利用者に一度に行なってもらえれば、この時の履
歴をマクロとして登録することで、複雑なマクロを簡単
に登録することが可能となる。
【0070】なお登録されたマクロは、PD10等のマ
クロの実行の指示に応じてCPU2がPMEM3から登
録情報として読出し、入力したのと同様の一連の命令と
して扱う。なお、マクロは登録時に名称を付すようにし
てもよく、また順に番号を付けるようにしてもよい。こ
うすることにより区別することができる。
【0071】第3実施例の他に次の例を実施できる。
【0072】1)本発明の履歴によるマクロ登録は、登
録方法は容易であるが、登録中に利用者が操作を間違え
ると、登録をやり直す事となり、複雑なマクロを登録し
たい場合には面倒である。そこで、マクロを登録中に、
『取消』機能を追加し、マクロ登録中に利用者がこの機
能を選択したら、直前に行った処理を取り消しにし、作
業領域の状態を戻すと共に、現在登録中のマクロからも
取り除くようにする。こうすれば、常に直前の状態に戻
せるように文書編集装置は、状態を保存する必要がある
が、利用者にとっては操作などを誤った場合でも、早く
それに気づき、取り消すことで、誤ったマクロを登録し
たり、また、それまで登録してきたマクロの一部を無駄
にしなくてすむようになる。
【0073】この例の処理手順を図13に示す。このう
ち、S205,S206,S207,S208は、それ
ぞれ、図11のS201,S202,S203,S20
4と同じ処理である。S209が本実施例で追加された
部分であり、マクロの登録中に取り消しの入力がある
と、直前に指示した機能を削除し、その指示の前の状態
に戻すものである。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明では、関連のメニュー項
目の接続関係をたとえば、直線図形等により可視表示す
ることで、ユーザにメニュー構造を知らせる。
【0075】請求項2の発明では、メニュー項目の接続
関係をユーザの指示に応じて可変設定することができ
る。
【0076】請求項3の発明では、プルダウンメニュー
方式の操作方法においてもマクロ処理が可能となる。
【0077】これにより従来よりも操作が簡素化され、
ユーザの操作時間を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシステム構成を示すブロック図で
ある。
【図2】第1実施例のメニュー表示画面を示す説明図で
ある。
【図3】第1実施例のメニュー表示画面を示す説明図で
ある。
【図4】第1実施例のメニュー表示画面を示す説明図で
ある。
【図5】図1のCPU2が実行するメニュー画面表示の
ための制御手順を示すフローチャートである。
【図6】メニュー画面の表示に用いる情報の内容を示す
説明図である。
【図7】第2実施例のメニュー表示画面を示す説明図で
ある。
【図8】第2実施例において、CPU2が実行する制御
手順を示すフローチャートである。
【図9】第2実施例における表示関連情報の内容を示す
説明図である。
【図10】第2実施例のCPU2の他の制御手順を示す
フローチャートである。
【図11】第3実施例のCPU2の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】記憶された操作履歴の内容を示す説明図であ
る。
【図13】第3実施例のCPU2の他の制御手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 システムバス 2 CPU 3 PMEM 11 VRAM 13 CRT

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行可能な処理内容を示すメニュー項目
    を表示画面上に表示し、関連のあるメニュー項目をプル
    ダウンメニュー方式で順次に選択することにより実行す
    べき処理内容を指示する文書編集装置において、 前記関連のあるメニュー項目の接続関係を示す情報を記
    憶した記憶手段と、 前記実行すべき処理内容の指示の際に、前記記憶手段の
    情報に基き、メニュー項目の接続関係を前記表示画面上
    に可視表示する表示制御手段とを具えたことを特徴とす
    る文書編集装置。
  2. 【請求項2】 前記メニュー項目の接続関係を指示する
    指示手段と、該指示において前記記憶手段の情報を可変
    設定する手段をさらに具えたことを特徴とする請求項1
    に記載の文書編集装置。
  3. 【請求項3】 実行可能な処理内容を示すメニュー項目
    を表示画面上に表示し、関連のあるメニュー項目をプル
    ダウンメニュー方式で順次に選択することにより実行す
    べき処理内容を指示する文書編集装置において、 前記プルダウンメニュー方式で選択されたメニュー項目
    およびその順序を操作履歴として記憶するように指示す
    る指示手段と、 記憶手段と、 当該指示に応じて、前記メニュー項目およびその順序を
    示す情報を前記記憶手段に登録する手段とを具えたこと
    を特徴とする文書編集装置。
JP5198644A 1993-08-10 1993-08-10 文書編集装置 Pending JPH0756902A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1093879A (ja) * 1996-07-31 1998-04-10 Thomson Multimedia Sa 特にテレビ番組である番組を選択する方法及びこの方法を実施する装置及びグラフィックインタフェース
JP2008027009A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Canon Inc ユーザインタフェース提示装置および方法
US8078976B2 (en) 2007-12-10 2011-12-13 International Business Machines Corporation Method and apparatus for generating adaptable pull down menus

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