JPH0962993A

JPH0962993A - 小型情報通信端末装置及び表示方法

Info

Publication number: JPH0962993A
Application number: JP7216330A
Authority: JP
Inventors: Hiroshige Kubota; 太栄久保田; Shinkichi Araki; 信吉荒木; Masanori Yoshino; 正則吉野
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1995-08-24
Filing date: 1995-08-24
Publication date: 1997-03-07

Abstract

(57)【要約】【目的】地図情報を備え、地図と地図情報に関連した
各種の情報を表示し、他の端末との間で通信を行って、
相手端末に地図情報に関する情報を表示する。【構成】地図情報、その地図情報のエリアに含まれる
店、施設のＩＤ情報、前記店、施設の地図上の位置情報
を有するメディア１２を備え、表示装置１７に地図を表
示し、目的とする店、施設がジャンル別に選択入力され
るたとき、該当する店、施設の位置を表示されている地
図上に表示する。地図上に表示された店、施設を指示し
てその場所が選択されたとき、その店に関する基本情
報、文字放送受信ユニット１５により受信されたイベン
ト情報等の最新情報を表示する。また、表示されている
地図上に現在位置がポイントされると、前記選択された
地図上の店、施設までの道順を地図情報に基づいて計算
し、文字による道順の説明を表示すると共に、表示され
ている地図上にもその道順を表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、小型情報通信端末装置
（ＰＤＡ）及び表示方法に係り、特に、小型情報通信端
末装置に地図情報を表示し、その地図情報に関連した各
種の情報を表示させるようにした小型情報通信端末装置
及びその表示方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】地図情報を表示し、その地図情報に関連
した各種の情報を表示することのできる情報端末とし
て、例えば、ＧＰＳ(Global Positioning Sistem）を搭
載した端末装置が知られている。しかし、この端末装置
は、車載のナビゲーションシステムとして使用されるも
ので、気軽に人が持ち運べるような小型なものではな
い。そして、このような地図情報を表示し、その地図情
報に関連した各種の情報を表示することができ、しか
も、気軽に人が持ち運べるような小型で、かつ、通信を
行うこともできる小型情報通信端末装置は、今までに知
られていない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述したように、地図
情報を表示し、その地図情報に関連した各種の情報を表
示することのできる小型情報通信端末装置は、従来技術
として知られているものがない。また、ＧＰＳを搭載し
て、地図情報を表示し自分の位置を示すようにした従来
技術は、システムが複雑高価になり、機器が大型になっ
てしまい、気軽に人が持ち運べるような小型に構成する
ことが困難であるという問題点を有している。

【０００４】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、地図情報を備えてそれを表示し、その地図
情報に関連した各種の情報を表示することができ、他の
端末装置との間で通信を行って、相手端末装置に地図情
報に関する情報を表示させることができる小型情報通信
端末装置を提供することにあり、また、その表示方法を
提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ＣＰＵ、メモリを有するシステム制御部と、表示装
置と、通信ユニットとを備える小型情報通信端末装置に
おいて、地図情報、その地図情報のエリアに含まれる
店、施設のＩＤ情報、前記店、施設の地図上の位置情報
を有するメディアを備え、表示装置に地図を表示し、目
的とする店、施設がジャンル別に選択入力されたとき、
該当する店、施設の位置を表示されている地図上に表示
するようにすることにより達成される。

【０００６】前述において、地図上に表示された店、施
設を指示してその場所が選択されたとき、その店に関す
る基本情報を表示するようにし、その後、表示されてい
る地図上に現在位置がポイントされると、前記選択され
た地図上の店、施設までの道順を地図情報に基づいて計
算し、文字による道順の説明を表示すると共に、表示さ
れている地図上にもその道順を表示するようにする。

【０００７】また、前記目的は、文字放送受信ユニット
を備え、エリアを限定した文字放送局からの店、施設の
ＩＤ情報、イベント情報等の最新情報を受信し、記憶し
ておくようにすることにより、また、店、施設のＩＤ情
報、情報の種類が予めセットされたとき、文字放送受信
ユニットにより受信された店、施設のＩＤ情報、あるい
は、情報の種類が予めセットされた情報と一致した場
合、装置の使用状態に係わりなく、それらの受信情報を
メモリに格納し、音、振動により、情報の受信を報知す
るようにすることにより達成される。

【０００８】さらに、前記目的は、文字放送受信ユニッ
トにより受信された店、施設のＩＤ情報と、地図上に表
示されている選択された店、施設のＩＤ情報とが一致し
た場合、その店、施設のイベント情報等の最新情報を表
示するようにすることにより達成される。

【０００９】また、前記目的は、通信ユニットが、他の
小型情報通信端末装置に対して、自装置の表示装置に表
示されている店、施設の位置情報、メッセージ情報、文
字放送受信ユニットにより受信された情報を送信し、こ
れらの情報を受信した場合、システム制御部は、表示装
置に地図情報を表示し、受信した位置の店、施設を表示
かつ、受信した情報を表示するようにすることにより達
成される。

【００１０】

【作用】小型情報通信端末装置に、目的のエリアの地図
情報と、この地図に含まれる店等の各種の施設のＩＤ情
報とを持たせておくことにより、施設の場所等を容易に
検索することができる。また、小型情報通信端末装置
に、文字放送受信ユニットを持たせておくことにより、
放送局からのそのエリアの施設等のＩＤ情報と、その施
設に関する最新の情報を受信して、ＩＤ情報を照合する
ことにより、目的とする施設に関する最新情報を知るこ
とができ、また、地図上でその場所を知ることもでき
る。

【００１１】また、小型情報通信端末装置に、知りたい
施設のＩＤ情報、交通情報、天気予報等の情報の種類を
予めセットしておくことにより、装置が使用状態にない
場合にも、これらの情報が文字放送受信ユニットにより
受信されたとき、その情報が受信されたことを、音、振
動等により小型情報通信端末装置の所持者に知らせるこ
とができる。これにより、小型情報通信端末装置の所持
者は、交通情報、天気予報、災害等の情報をリアルタイ
ムに知ることができるので、安心感を持って行動するこ
とができる。

【００１２】さらに、小型情報通信端末装置の所持者
が、自分の居る場所を表示されている地図上にポイント
することにより、装置内の制御部は、目的地までの道順
を地図情報から計算し、地図上に表示すると共に、文字
情報により装置の所持者に知らせることができるので、
人間の感覚に近いナビゲーションを行うことができる。

【００１３】また、通信ユニットを備えることにより、
目的地、待合せ場所等の位置を小型情報通信端末装置を
持つ他の人に伝えることができ、これを受信した他の人
は、地図上で誤りなくその位置を知ることができる。

【００１４】

【実施例】以下、本発明による小型情報通信端末装置の
一実施例を図面により詳細に説明する。

【００１５】図１は本発明の一実施例による小型情報通
信端末装置の構成を示すブロック図、図２はＩＣカード
メディアで持つ情報内容と、文字放送等を受信して得る
情報内容とを説明する図、図３は表示画面の基本構成を
説明する図である。図１〜図３において、１０は小型情
報通信端末装置、１１はＩＣカードメディア、１２はマ
ップカード、１３はＩＣカードドライブ、１４はドライ
ブ制御部、１５は文字放送受信ユニット、１６は無線デ
ジタル通信ユニット、１７は表示装置、１８は選択決定
入力手段、１９はシステム制御部、２０はＣＰＵ、２１
はメモリ、２２は文字放送発信基地、３０は表示画面、
３１はメインメニューエリア、３２はサブメニュー・情
報エリア、３３は地図・情報エリア、３４はリスト検索
ウィンドウ、３５はステータスエリア、３６はスクロー
ル指示アイコンである。

【００１６】本発明の一実施例による小型情報通信端末
装置１０は、図１に示すように、所望のエリアの地図情
報をマップカード１２として持ち、そのエリアに関する
基本情報を有するＩＣカードメディア１１と、ＩＣカー
ドドライブ１３と、ドライブ制御部１４と、ミニＦＭ局
等が送信しているその地域に関する各種の最新情報を受
信し、デジタル情報として解読する文字放送受信ユニッ
ト１５と、他の情報通信端末装置との間で位置情報等の
送受信を行う無線デジタル通信ユニット１６と、地図情
報、この地図情報に関連した各種の情報を表示する表示
装置１７と、表示装置上に表示されるメニュー画面等を
使用して、端末装置に所望の処理を行わせるポインタペ
ン等の選択決定入力手段１８と、ＣＰＵ２０及びメモリ
２１を有し小型端末装置１０全体を制御するシステム制
御部１９とを備えて構成されている。

【００１７】前述において、ＩＣカードメディア１１
は、マップカード１２として持つ地図情報と、その地図
のエリアに含まれる各種商店、イベント会場、美術館、
博物館等の基本情報とを有するものであり、ＩＣカード
である必要はなく、例えば、フロッピーディスク、ＣＤ
ＲＯＭ等であってもよく、また、電話回線を介してこれ
らの情報を受信してシステム制御部１９内のメモリ２１
にダウンロードしておくものであってもよい。

【００１８】このＩＣカードメディア１１にマップカー
ド１２として記録されている地図情報は、図２に示すよ
うに、道路、建物、交差点等に関する情報であり、ま
た、ＩＣカードメディア１１には、地図情報内に含まれ
る各種商店、イベント会場、美術館、博物館、映画館等
（以下、これらを総称して店、施設という）の基本情報
を格納している。基本情報としては、例えば、店のＩＤ
リスト、エリアＩＤ情報リスト、店・情報種類リスト、
店の基本情報リスト等であり、店の基本情報リストとし
ては、住所、電話番号、地図上の位置情報等である。

【００１９】ＩＣカードメディア１１に格納される地図
情報は、広い範囲のものであるとその基本情報を含む全
体の情報が膨大なものとなるので、比較的狭い範囲の地
図情報とするのがよく、例えば、１つの地方、都市等を
含む程度がよく、極端な場合、都市内の一部の市街地の
みのものであってもよい。

【００２０】また、文字放送受信ユニット１５は、図２
に示すように、文字放送発信基地２２からの文字情報を
受信するものである。文字放送発信基地２２は、ミニＦ
Ｍ放送局等で最近行われるようになっている文字情報を
多重化して放送している送信局等である。このような文
字放送発信基地２２から発信され文字放送受信ユニット
１５で受信される情報は、文字情報による地域に密着し
た各種の情報であり、エリアＩＤ情報、情報の更新情
報、店・情報の種類、店ＩＤ情報等を持つヘッダ情報
と、メニュー情報、最新の各種情報、宣伝情報等による
データ情報とによる１つの店の情報（１パックデータ）
である。そして、この１パックデータの多数が順次受信
されることになり、また、これらの情報は、時間によっ
てその内容が変えられ、その場合、情報の更新情報によ
りその旨が表示される。また、店、施設の情報だけでな
く、天気予報、交通情報等であってもよい。

【００２１】そして、これらの情報は、順次、システム
制御部１９のメモリ２１へ取り込まれる。また、一度取
り込んだデータについては、情報の更新情報が更新を示
しているときに取り込んで、古いデータを書き替えるよ
うにする。そして、受信された各種の情報は、後述する
ように、表示されている地図上に、その店の位置、その
店の基本情報と連動して表示することができる。

【００２２】なお、前述の文字放送受信ユニット１５
は、図１に示す例の場合、小型情報通信端末装置１０内
に内蔵されているが、内蔵される必要はなく、例えば、
文字放送受信チューナユニットとして独立させておき、
インタフェースにより小型情報通信端末装置に接続する
ようにしてもよい。

【００２３】無線デジタル通信ユニット１６は、他の小
型情報通信端末装置との間での通信を行うもので、例え
ば、他の人と待合せをしようとするする場合等に、他の
人に目的地、待合せ場所等の位置を伝えるために使用す
るものである。これを受信した他の人の小型情報通信端
末装置は、地図上に誤りなくその位置を表示するので、
他の人は、確実に待合せ場所等を知ることができる。ま
た、文字によるメッセージ等の送受信をも行うことがで
きるので、待合せの時間等も知らせることができる。

【００２４】また、この無線デジタル通信ユニット１６
も、図１に示す例の場合、小型情報通信端末装置１０内
に内蔵されているが、内蔵される必要はなく、独立させ
ておいてインタフェースにより接続するようにしてもよ
い。

【００２５】次に、図３を参照して、表示装置１７にお
ける表示画面３０の基本的な構成を説明する。

【００２６】図３に示すように、表示画面３０は、基本
的に、左側にメニューエリア、右側にマップエリアを広
くとった画面構成を有する。この配置は任意であるが、
地図情報をメインとして各種の情報を表示する用途に使
用する本発明の場合、少なくともマップエリアを広くと
ることが望ましい。

【００２７】表示画面３０は、具体的には、メインメニ
ューエリア３１、サブメニュー・情報エリア３２、地図
・情報エリア３３、必要により地図・情報エリア３３内
に表示させることのできるリスト検索ウィンドウ３４、
ステータスエリア３５により構成される。以下、これら
の個々のエリアについて説明する。

【００２８】メインメニューエリア３１は、本発明によ
る装置の使い勝手の向上を図るために、表示すべき情報
を何時でも切り替えることができるように、常にメイン
メニューを表示している。サブメニュー・情報エリア３
２は、基本的に、メインメニューから選択されたメニュ
ーに対応する子メニューを表示する。また、必要により
地図・情報エリア３３に表示すべき情報を表示するサブ
エリアとして使用される。地図・情報エリア３３は、主
に地図を表示するために使用され、その上に様々なポイ
ント、アイコン等を重ね、これらを情報として表示する
ことが可能である。リスト検索ウィンドウ３４は、地図
・情報エリア３３内にリストによる検索を行うために設
けられるものである。リストによる検索は、１度になる
べく多くの情報を表示して行わせるのが使用者に対する
使い勝手のよいものとすることができるので、このウィ
ンドウ３４は、広くとられている地図・情報エリア３３
内に表示することとしている。但し、検索が地図を見な
がら行われる場合もあるので、ウィンドウの拡大、縮
小、移動等が可能にされている。

【００２９】前述で説明したエリア、ウィンドウが本発
明に必要な表示画面３０の構成であるが、本発明の実施
例では、さらに、ステータスエリア３５が設けられてい
る。このステータスエリア３５は、本発明による小型情
報通信端末装置自身の情報、例えば、時刻情報、システ
ムのモード、バッテリーの残量等の情報を表示するエリ
アとして使用される。

【００３０】また、前述した各種のエリア外にはスクロ
ール指示アイコン３６が設けられており、このアイコン
３６は、地図情報の変更等の画面のスクロールを指示す
るために使用される。

【００３１】前述した本発明の一実施例による小型情報
通信端末装置１０は、この装置を持ち運んで利用する使
用者により種々の形態で利用される。以下、それらの代
表的なものについて具体例を用いて説明する。

【００３２】図４、図５は使用者が所望の店、施設等の
最新情報を知るための処理及び操作の動作を説明するフ
ローチャート、図６〜図１３は図４、図５のフローチャ
ートの各ステップでの表示画面の状態を示す図であり、
これらの図を参照して、前述のように構成される本発明
の一実施例の小型情報通信端末装置を使用して、使用者
が所望の店、施設等の最新情報を知ろうとした場合の処
理及び操作の動作を説明する。

【００３３】（１）本発明の一実施例による小型情報通
信端末装置の電源がＯＮとされると、ＩＣカードメディ
ア１１内のマップカード１２から地図データが読み出さ
れ、システム制御部１９内のメモリ２１にロードされ、
また、文字放送受信ユニット１５により受信されたデー
タがメモリ２１にロードされる（ステップ４０１〜４０
３）。

【００３４】（２）このとき、表示画面３０の地図・情
報エリア３３には、図６に示すように、ロードされた全
地図データがマップインデックスとして表示される。表
示された地図には、詳細な表示のためのエリアマップを
選択指示するために周囲に表示された数字及びアルファ
ベットを持つグリッドが表示され、また、メインメニュ
ーエリア３１のメニューが、現在マップインデックスを
表示していることを示す（ステップ４０４）。

【００３５】（３）使用者は、目的別に店を探すか、特
定のエリアマップ内で店を探すかを決め、エリアマップ
内で店を探す場合、画面内から所望のエリアマップを入
力ペン等により指示して選択する（ステップ４０５、４
０６）。

【００３６】（４）前述で、Ｃ３の位置にあるエリアマ
ップが指示されたとする。これにより、表示画面３０の
地図・情報エリア３３には、図７に示すように、このエ
リアマップが拡大して表示され、同時に、表示されたエ
リアマップの下部に知りたい店のアイテムのジャンルが
選択可能に表示される。そして、メインメニューエリア
３１のメニューが、現在エリアマップを表示しているこ
とを示す。また、ＩＣカードメディア１１からエリア内
の店データが読み出されてメモリ２１にロードされる
（ステップ４０７、４０８）。

【００３７】（５）利用者は、図７に示す画面からアイ
テムのジャンルを入力ペンにより指示して選択する。い
ま、映画館が選択されたとする。すると、ＩＣカードメ
ディア１１からステップ４０８でメモリ２１内にロード
された店（施設）情報から映画館の情報を抽出し、ま
た、文字放送の受信データから映画館に関する最新の情
報を抽出する（ステップ４０９、４１０）。

【００３８】（６）この結果、表示画面３０には、図８
に示すように、地図上に映画館のある建物が色を変えて
表示され、また、サブメニュー・情報エリア３２に上映
映画名と映画館名とのリストが表示される（ステップ４
１１）。

【００３９】（７）使用者は、サブメニュー・情報エリ
ア３２に表示された上映映画名と映画館名とのリストか
ら映画名または映画館名を指示して選択する。いま、使
用者が映画館名「ピカデリン１」を選択したとする。こ
の場合、図９に示すように、その映画館に関する基本情
報と、文字放送の受信データから映画館に関する最新の
情報とが、地図・情報エリア３３内に表示され、同時
に、サブメニュー・情報エリア３２に、その映画館のあ
る付近の地図が表示される（ステップ４１２、４１
３）。

【００４０】（８）以上により、使用者は知りたいと思
った情報を得ることができた。この情報の必要なものを
メモとして保存しておきたい場合、必要な情報をシステ
ム制御部１９内のメモリ２１のメモ領域にペースト（格
納）して処理を終了する（ステップ４１４）。

【００４１】（９）前述までで、使用者が特定のエリア
マップ内で店を探すことを決め、エリアマップ内で店を
探す場合の処理及び操作を終了するが、ステップ４０５
で、使用者が、目的別に店を探すとした場合、使用者
は、メインメニューエリア３１のメニューから「目的別
インデックス」を指示して選択する（ステップ５０
１）。

【００４２】（10）この選択の結果、図１０に示すよう
に、サブメニュー・情報エリア３２に、目的別のインデ
ックスメニューが表示され、同時に、ＩＣカードメディ
ア１１から全エリア内の店データを読み出してメモリ２
１にロードする（ステップ５０２、５０３）。

【００４３】（11）使用者は、サブメニュー・情報エリ
ア３２に表示された目的別のインデックスメニューの１
つを指示して選択する。いま、図１０において、「ＣＤ
・レコード」が選択されたとする。この場合、ＩＣカー
ドメディア１１からの店情報から「ＣＤ・レコード」に
関する施設情報と文字放送受信データからのこれらの施
設に関する最新情報を抽出し、図１１に示すように、地
図・情報エリア３３に店名、住所、電話番号のリストを
表示する（ステップ５０４〜５０６）。

【００４４】（12）使用者は、このリストを見て見たい
店を指示して選択する。いま、例えば、見たい店とし
て、サウンドギャラリーが選択されたとする。また、こ
こで、使用者は、店の詳細な最新情報を見たいか、その
店の位置を示すマップを表示させたいかを決定し、店の
詳細な最新情報を見たい場合、地図・情報エリア３３に
表示されているリストの下部に表示される「店情報」を
選択する（ステップ５０７〜５０９）。

【００４５】（13）この結果、図１２に示すように、地
図・情報エリア３３に選択された店の詳細な最新情報が
表示され、また、サブメニュー・情報エリア３２に選択
された店の周辺の地図が表示される（ステップ５１
０）。

【００４６】（14）ステップ５０８で、使用者が選択し
た店の位置を示す地図を表示させると決定した場合、使
用者は、地図・情報エリア３３に表示されているリスト
の下部に表示される「マップ表示」を選択する。この結
果、図１３に示すように、地図・情報エリア３３に選択
された店があるエリアマップが、その店の位置を示す矢
印と共に表示され、サブメニュー・情報エリア３２に店
名のリストが表示される（ステップ５１１〜５１２）。

【００４７】（15）以上により、使用者は知りたいと思
った情報を得ることができた。この情報の必要なものを
メモとして保存しておきたい場合、必要な情報をシステ
ム制御部１９内のメモリ２１のメモ領域にペースト（格
納）して処理を終了する（ステップ５１３）。

【００４８】なお、前述において、文字放送受信ユニッ
ト１５が外付けのチューナ等であり、装置に接続されて
おらず、文字放送の受信を行うことができない場合、放
送により得られる最新情報、詳細情報が得られないだけ
で、目的とする店、施設のある場所等の情報を得ること
はできる。

【００４９】次に、本発明の一実施例の小型情報通信端
末装置を使用して、使用者が所望の店、施設等への道順
を知ろうとした場合の処理及び操作の動作を説明する。

【００５０】図１４は使用者が所望の店、施設等への道
順を知るための処理及び操作の動作を説明するフローチ
ャート、図１５〜図１７は図１４のフローチャートの各
ステップでの表示画面の状態を示す図である。このフロ
ーは、前述した図４、図５により説明したフローで、所
望の店、施設のある場所が判った後に行われる処理であ
る。また、ここで説明する例では、歩いて行く場合の道
順についての案内を行うものとする。

【００５１】（１）所望の店、施設のある場所が判った
後、使用者が図示しないメニューにより道順を知るため
の処理を起動すると、使用者の位置を特定するため、表
示されているエリアマップ内にある建物のリストが、図
１５に示すように、地図・情報エリア３３内のリスト検
索ウィンドウ３４に表示される。使用者は、このリスト
から自分の近くにある建物名、商店名を選択して指示す
ると、その建物、商店のある建物が、エリアマップ上で
色を変える等により、図１６に示すように表示される
（ステップ１４１）。

【００５２】（２）使用者は、次に、図１６に示すよう
に表示された自分の近くにある建物に対してどのような
位置にいるかを自分の現在地としてポイントすると共
に、自分の向いている方向を入力する。方向の入力は、
例えば、図示していないが、方向を示すアイコンを表示
して入力することができる（ステップ１４２、１４
３）。

【００５３】（３）システム制御部１９内のＣＰＵ２０
は、入力された使用者の位置と、この処理が起動される
前の使用者が行きたいとした店、施設等の目的地と、マ
ップカード１２の地図情報とに基づいて、道順、時間等
を計算する（ステップ１４４）。

【００５４】（４）ステップ１４４での計算の結果、図
１７に示すように、表示画面３０のサブメニュー・情報
エリア３２には、道順が、歩く方向、目標物、時間等を
含む言葉による説明文で表示され、また、地図・情報エ
リア３３に表示されているエリアマップ内には、その道
順が色を変えた線等により表示され、道順の案内が行わ
れる（ステップ１４５）。

【００５５】以上の処理により、使用者は、所望の店、
施設のある場所が判った後に、その場所まで歩いて行く
場合の道順を知ることができる。

【００５６】前述の説明は、歩いて行く場合の道順につ
いての案内を行うものとして説明したが、地下鉄、車等
の交通手段を使用するような場合にも、道順の案内を行
うことができる。この場合、前述したステップ１４３と
１４４との間に、目的地までの距離に応じた使用可能な
交通手段を検索し、使用者に使用する交通手段を問い合
わせて、それに答えさせる処理を挿入し、ステップ１４
４の処理で、指定された交通手段を使用する道順を計算
するようにすればよい。

【００５７】次に、本発明の一実施例の小型情報通信端
末装置を使用して、使用者が他の人に自分の現在地（待
合せ場所）、目的地等を知らせる場合の処理及び操作の
動作を説明する。

【００５８】図１８は使用者が他の人に自分の現在地
（待合せ場所）等を他の人に知らせるための処理及び操
作の動作を説明するフローチャート、図１９〜図２２は
図１８のフローチャートの各ステップでの表示画面の状
態を示す図である。このフローは、前述した図４、図
５、図１４により説明したフローで、所望の店、施設の
ある場所が判った後、あるいは、自分の居る現在地を入
力した後に行われる処理である。

【００５９】（１）所望の店、施設のある場所が判り、
また、自分が居る場所の入力を行った後、使用者が図示
しないメニューにより他の人との通信を行うための処理
を起動すると、図１９に示すように、表示画面３０の地
図・情報エリア３３内のリスト検索ウィンドウ３４に電
話番号簿のリストが表示され、また、サブメニュー・情
報エリア３２にダイヤルが表示される（ステップ１８
１、１８２）。

【００６０】（２）使用者が、サブメニュー・情報エリ
ア３２に表示されたダイヤルにより電話番号を入力し、
あるいは、リスト検索ウィンドウ３４に表示された電話
番号簿から通信相手を選択すると、図２０に示すよう
に、サブメニュー・情報エリア３２に送信する送信項目
が表示される（ステップ１８３、１８４）。

【００６１】（３）使用者は、サブメニュー・情報エリ
ア３２に表示される送信項目から送信したい項目を選択
して入力する。すると、入力された項目がメッセージで
あるか否かチェックされる（ステップ１８５、１８
６）。

【００６２】（４）ステップ１８６で、メッセージが入
力されたと判定された場合、地図・情報エリア３３をメ
ッセージ入力用のウィンドウとして表示し、使用者は、
このウィンドウに入力ペンにより所要のメッセージを文
字入力する（ステップ１８７、１８８）。

【００６３】（５）ステップ１８６で、項目としてメッ
セージの入力がなされていないと判定された場合、及
び、ステップ１８８の終了後、さらに送信すべき項目が
あれば、ステップ１８５からの処理を繰り返して行う
（ステップ１８９）。

【００６４】（６）使用者は、必要な送信項目を選択
し、必要であればメッセージを入力した後、サブメニュ
ー・情報エリア３２に表示される送信項目から送信を選
択して入力する。これにより、本発明の一実施例による
小型情報通信端末装置１０のシステム制御部１９は、無
線デジタル通信ユニット１６を起動し、通信相手先を呼
び出し、選択された項目の内容、及び、エリアマップ上
の使用者（送信者）の現在地の位置、目的地の位置、入
力されていれば入力されたメッセージを送信する（ステ
ップ１９０、１９１）。

【００６５】（７）相手との通信路が確立され、必要な
情報が相手に送信され、相手からの受信完了を確認する
と、図２２に示すように、サブメニュー・情報エリア３
２に送信を完了したことが表示される（ステップ１９
２）。

【００６６】前述した本発明の一実施例によれば、使用
者は、目的とする施設等の場所、その施設に関する基本
情報、その施設に関する最新情報を知ることができる。
また、小型情報通信端末装置の所持者が、自分の居る場
所を表示されている地図上にポイントすることにより、
装置内の制御部は、目的地までの道順を地図情報から計
算し、地図上に表示すると共に、文字情報により装置の
所持者に知らせることができるので、人間の感覚に近い
ナビゲーションを行うことができる。

【００６７】また、通信ユニットを備えることにより、
目的地、待合せ場所等の位置を小型情報通信端末装置を
持つ他の人に伝えることができ、これを受信した他の人
は、地図上で誤りなくその位置を知ることができる。

【００６８】前述した本発明の一実施例は、小型情報通
信端末装置の所持者が、自分の目的とする店、施設等の
最新の情報、その場所等を知りたいときを例として説明
したが、例えば、文字放送受信ユニット１５により受信
されるその地域内で行われている各種のイベント等（商
店街の売出し情報、博物館、美術館の特別のイベント
等）の情報をみて、それらの店、施設を利用しようとす
る場合等にも使用することができる。

【００６９】図２３は本発明の他の実施例による小型情
報通信端末装置の構成を示すブロック図である。図２３
において、２３はＤ−Ａ変換回路、２４はスピーカー、
２５は振動ユニット、２６は音源であり、他の符号は図
１の場合と同一である。

【００７０】図２３に示す本発明の他の実施例は、無線
デジタルユニット１６を介して他の小型情報通信端末装
置からの呼び出し、情報の受信があったとき等に、それ
を利用者に音、振動等により知らせるための構成を備え
るもので、図１により説明した構成に、Ｄ−Ａ変換回路
２３、スピーカー２４、振動ユニット２５、音源２６を
追加して構成したものである。

【００７１】いま、無線デジタル通信ユニット１６が、
他の小型情報通信端末装置から呼び出され、情報を受信
すると、呼び出しを受け情報を受信したことがシステム
制御部１９に伝えられ、システム制御部１９は、メモリ
２１に受信された情報を格納すると共に、スピーカー２
４から音により、あるいは、振動ユニット２５を振動さ
せて小型情報通信端末装置の所持者にその旨を知らせ
る。

【００７２】この場合、小型情報通信端末装置の所持者
は、通信のあったことを音により知るようにするか、振
動により知るようにするかを、予め、装置にセットして
おけばよい。システム制御部１９は、音がセットされて
いる場合、音源２６からの音源信号を、Ｄ−Ａ変換回路
２３を介してスピーカー２４に与えてスピーカー２４を
鳴動させ、また、振動がセットされている場合、振動ユ
ニット２５に信号を与えて、所持者に通信のあったこと
を報知して知らせる。

【００７３】前述したように、音、振動等により、通信
のあったことを小型情報通信端末装置の所持者に知らせ
ることができるので、小型情報通信端末装置は、使用中
である必要はなく、無線デジタルユニット１６のみが動
作可能な状態にされていればよい。

【００７４】また、前述した本発明の他の実施例は、装
置が使用されていない状態で、文字放送受信ユニット１
５が、予めセットされている特定の種類の情報を受信し
た場合に、前述と同様に、その旨を小型情報通信端末装
置の所持者に知らせることができる。

【００７５】すなわち、この場合、使用者は、自分が知
りたいと思っている店、施設のＩＤ情報、情報の種類等
を、予めメモリ２１にセットしておく。小型情報通信端
末装置のシステム制御部１９は、装置が不使用の場合に
も、待ち受け状態で文字放送受信ユニット１５から受信
される情報の内容を監視し、予めセットされている店、
施設のＩＤ情報、情報の種類に一致する情報が受信され
た場合、その情報に関する詳細情報をメモリ２１に格納
すると共に、指定の情報が受信されたことを、前述した
場合と同様に、音、振動等により小型情報通信端末装の
所持者に報知して知らせる。

【００７６】これにより、使用者は、装置が使用状態に
ない場合にも、これらの情報が文字放送受信ユニットに
より受信されたとき、その情報が受信されたことを、
音、振動等により知らせることができ、交通情報、天気
予報、災害等の情報をリアルタイムに知ることができる
ので、安心感を持って行動することができる。

【００７７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用者は、目的とする施設等の場所、その施設に関する基
本情報、その施設に関する最新情報を知ることができ
る。また、小型情報通信端末装置の所持者が、自分の居
る場所を表示されている地図上にポイントすることによ
り、装置内の制御部は、目的地までの道順を地図情報か
ら計算し、地図上に表示すると共に、文字情報により装
置の所持者に知らせることができるので、人間の感覚に
近いナビゲーションを行うことができる。

【００７８】また、通信ユニットを備えることにより、
目的地、待合せ場所等の位置を小型情報通信端末装置を
持つ他の人に伝えることができ、これを受信した他の人
は、地図上で誤りなくその位置を知ることができる。

【００７９】さらに、知りたい施設のＩＤ情報、交通情
報、天気予報等の情報の種類を予めセットしておくこと
により、装置が使用状態にない場合にも、これらの情報
が文字放送受信ユニットにより受信されたとき、その情
報が受信されたことを、音、振動等により小型情報通信
端末装置の所持者に知らせることができる。これによ
り、小型情報通信端末装置の所持者は、交通情報、天気
予報、災害等の情報をリアルタイムに知ることができる
ので、安心感を持って行動することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例による小型情報端末装置の構
成を示すブロック図である。

【図２】ＩＣカードメディアで持つ情報内容と、文字放
送等を受信して得る情報内容とを説明する図である。

【図３】表示画面の基本構成を説明する図である。

【図４】使用者が所望の店、施設等の最新情報を知るた
めの処理及び操作の動作を説明するフローチャートであ
る。

【図５】使用者が所望の店、施設等の最新情報を知るた
めの処理及び操作の動作を説明するフローチャートであ
る。

【図６】図４のフローチャートの各ステップでの表示画
面の状態を示す図である。

【図７】図４のフローチャートの各ステップでの表示画
面の状態を示す図である。

【図８】図４のフローチャートの各ステップでの表示画
面の状態を示す図である。

【図９】図４のフローチャートの各ステップでの表示画
面の状態を示す図である。

【図１０】図５のフローチャートの各ステップでの表示
画面の状態を示す図である。

【図１１】図５のフローチャートの各ステップでの表示
画面の状態を示す図である。

【図１２】図５のフローチャートの各ステップでの表示
画面の状態を示す図である。

【図１３】図５のフローチャートの各ステップでの表示
画面の状態を示す図である。

【図１４】使用者が所望の店、施設等への道順を知るた
めの処理及び操作の動作を説明するフローチャートであ
る。

【図１５】図１４のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図１６】図１４のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図１７】図１４のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図１８】使用者が他の人に自分の現在地（待合せ場
所）等を他の人に知らせるための処理及び操作の動作を
説明するフローチャートである。

【図１９】図１８のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図２０】図１８のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図２１】図１８のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図２２】図１８のフローチャートの各ステップでの表
示画面の状態を示す図である。

【図２３】本発明の他の実施例による小型情報通信端末
装置の構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１０小型情報端末装置１１ＩＣカードメディア１２マップカード１３ＩＣカードドライブ１４ドライブ制御部１５文字放送受信ユニット１６無線デジタル通信ユニット１７表示装置１８選択決定入力手段１９システム制御部２０ＣＰＵ２１メモリ２２文字放送発信基地２３Ｄ−Ａ変換回路２４スピーカー２５振動ユニット２６音源３０表示画面３１メインメニューエリア３２サブメニュー・情報エリア３３地図・情報エリア３４リスト検索ウィンドウ３５ステータスエリア３６スクロール指示アイコン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ＣＰＵ、メモリを有するシステム制御部
と、表示装置と、通信ユニットとを備える小型情報通信
端末装置において、地図情報、その地図情報のエリアに
含まれる店、施設のＩＤ情報、前記店、施設の地図上の
位置情報を有するメディアを備えることを特徴とする小
型情報通信端末装置。
【請求項２】前記システム制御部は、表示装置に地図
を表示し、また、目的とする店、施設がジャンル別に選
択入力されると、該当する店、施設の位置を表示されて
いる地図上に表示することを特徴とする請求項１記載の
小型情報通信端末装置。
【請求項３】地図上に表示された店、施設を指示して
その場所が選択されると、システム制御部は、その店に
関する基本情報を表示することを特徴とする請求項２記
載の小型情報通信端末装置。
【請求項４】前記システム制御部は、表示されている
地図上に現在位置がポイントされると、前記選択された
地図上の店、施設までの道順を地図情報に基づいて計算
し、文字による道順の説明を表示すると共に、表示され
ている地図上にその道順を表示することを特徴とする請
求項３記載の小型情報通信端末装置。
【請求項５】文字放送受信ユニットを備え、該文字放
送受信ユニットは、エリアを限定した文字放送局からの
店、施設のＩＤ情報、イベント情報等の最新情報を受信
し、前記システム制御部は、文字放送受信ユニットで受
信された情報をメモリに格納することを特徴とする請求
項１ないし４のうち１記載の小型情報通信端末装置。
【請求項６】前記システム制御部は、店、施設のＩＤ
情報、情報の種類が予めセットされたとき、文字放送受
信ユニットにより受信された店、施設のＩＤ情報、ある
いは、情報の種類が予めセットされた情報と一致した場
合、装置の使用状態に係わりなく、それらの受信情報を
メモリに格納し、音、振動により、情報の受信を報知す
ることを特徴とする請求項５記載の小型情報通信端末装
置。
【請求項７】前記システム制御部は、文字放送受信ユ
ニットにより受信された店、施設のＩＤ情報と、地図上
に表示されている選択された店、施設のＩＤ情報とが一
致した場合、その店、施設のイベント情報等の最新情報
を表示することを特徴とする請求項５記載の小型情報通
信端末装置。
【請求項８】前記通信ユニットは、他の小型情報通信
端末装置に対して、自装置の表示装置に表示されている
店、施設の位置情報、メッセージ情報、文字放送受信ユ
ニットにより受信された情報を送信し、これらの情報を
受信した場合、システム制御部は、表示装置に地図情報
を表示し、受信した位置の店、施設を表示すると共に、
受信した情報を表示することを特徴とする請求項５記載
の小型情報通信端末装置。
【請求項９】表示装置を備える小型情報通信端末装置
における前記表示装置への表示方法において、メインメ
ニューと、サブメニューと、地図情報とを表示すること
を特徴とする表示方法。
【請求項１０】表示装置を備える小型情報通信端末装
置における前記表示装置への表示方法において、地図情
報を表示すると共に、目的とする店、施設がジャンル別
に選択入力されると、表示された地図情報上に、そのエ
リアに含まれる該当する店、施設の位置を表示すること
を特徴とする表示方法。
【請求項１１】表示装置を備える小型情報通信端末装
置における前記表示装置への表示方法において、地図情
報を表示すると共に、店、施設のＩＤ情報が入力される
と、表示された地図情報上に、その店、施設の位置を表
示することを特徴とする表示方法。
【請求項１２】表示装置を備える小型情報通信端末装
置における前記表示装置への表示方法において、地図情
報を表示すると共に、表示されている地図上に現在位置
と目的地とが入力されると、表示された地図情報上に、
現在位置から目的地までの道順を表示することを特徴と
する表示方法。
【請求項１３】表示装置を備える小型情報通信端末装
置における前記表示装置への表示方法において、地図情
報を表示すると共に、表示されている地図上に現在位置
と目的地とが入力されると、現在位置から目的地までの
道順を、歩く方向、目標物、時間等を含む文字により表
示することを特徴とする表示方法。