JPH0962908A - 自動販売機における商品販売方法 - Google Patents
自動販売機における商品販売方法Info
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- JPH0962908A JPH0962908A JP22064095A JP22064095A JPH0962908A JP H0962908 A JPH0962908 A JP H0962908A JP 22064095 A JP22064095 A JP 22064095A JP 22064095 A JP22064095 A JP 22064095A JP H0962908 A JPH0962908 A JP H0962908A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】必要最少限の投入金額で割引販売を実行させる
ことができ、消費者の不便解消に寄与できる自動販売機
における商品販売方法を提供する。 【解決手段】商品選択ボタンが押される前に投入された
金額で、価格Ｙの商品が割引販売の境界個数であるＮ個
以上（ただし、Ｎは２以上の整数）連続して買われたと
き、買われた商品１個につき金額Ｚの割引販売を実行さ
せるに当たり、商品選択ボタンが押される前に投入され
た金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価
格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額
が価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品の販
売が可能である旨の表示を行わせるとともに、実際に商
品選択ボタンが押されたときにＮ個目の商品の販売動作
を行なわせるようにしている。
ことができ、消費者の不便解消に寄与できる自動販売機
における商品販売方法を提供する。 【解決手段】商品選択ボタンが押される前に投入された
金額で、価格Ｙの商品が割引販売の境界個数であるＮ個
以上（ただし、Ｎは２以上の整数）連続して買われたと
き、買われた商品１個につき金額Ｚの割引販売を実行さ
せるに当たり、商品選択ボタンが押される前に投入され
た金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価
格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額
が価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品の販
売が可能である旨の表示を行わせるとともに、実際に商
品選択ボタンが押されたときにＮ個目の商品の販売動作
を行なわせるようにしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機におけ
る商品販売方法に関する。
る商品販売方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、自動販売機の多くは、あ
る金額が投入されると、投入金額と販売している各商品
の価格とを比較し、販売可能な商品表示欄にランプを点
灯させる。そして、ランプの点灯している商品について
商品選択ボタンが押されると、その商品を１つ排出口に
搬送し、また釣銭のあるときには専用の返却口にそれを
返却するように構成されている。
る金額が投入されると、投入金額と販売している各商品
の価格とを比較し、販売可能な商品表示欄にランプを点
灯させる。そして、ランプの点灯している商品について
商品選択ボタンが押されると、その商品を１つ排出口に
搬送し、また釣銭のあるときには専用の返却口にそれを
返却するように構成されている。
【０００３】このような自動販売機にあって、最近では
割引販売機能を備えたものが出現している。割引販売機
能を備えた自動販売機では、商品選択ボタンが押される
前に投入された金額で、価格Ｙの商品が割引販売の境界
個数であるＮ個以上（ただし、Ｎは２以上の整数）連続
して買われたとき、買われた商品１個に付き金額Ｚの割
引を行うようにしている。たとえば、商品選択ボタンが
押される前に投入された金額で、価格１１０円の商品が
５個（Ｎ＝５）以上連続して買われたとき、買った商品
１個につき１０円の割引を行う。したがって、商品を５
個買うと、５０円の割引が行われ、支払い金額は５００
円となる。
割引販売機能を備えたものが出現している。割引販売機
能を備えた自動販売機では、商品選択ボタンが押される
前に投入された金額で、価格Ｙの商品が割引販売の境界
個数であるＮ個以上（ただし、Ｎは２以上の整数）連続
して買われたとき、買われた商品１個に付き金額Ｚの割
引を行うようにしている。たとえば、商品選択ボタンが
押される前に投入された金額で、価格１１０円の商品が
５個（Ｎ＝５）以上連続して買われたとき、買った商品
１個につき１０円の割引を行う。したがって、商品を５
個買うと、５０円の割引が行われ、支払い金額は５００
円となる。
【０００４】ところで、割引販売機能を備えた従来の自
動販売機では、割引販売を行うときおいても、商品１個
の価格ＹをＮ倍した金額以上の金額を投入しない限り割
引販売を行なわない方式を採用している。
動販売機では、割引販売を行うときおいても、商品１個
の価格ＹをＮ倍した金額以上の金額を投入しない限り割
引販売を行なわない方式を採用している。
【０００５】たとえば、価格１１０円の商品が５個以上
連続して買われたとき、買われた商品１個につき１０円
の割引を行う自動販売機を例にとると、商品選択ボタン
が押される前に商品１個の価格の５倍以上である５５０
円の金額が投入されたときに割引販売の条件が整ったと
判定する。そして、消費者によって商品選択ボタンが繰
り返し５回に亙って押されると、５回目に商品選択ボタ
ンが押されたときに、釣銭のような形態で５０円を返却
するようにしている。
連続して買われたとき、買われた商品１個につき１０円
の割引を行う自動販売機を例にとると、商品選択ボタン
が押される前に商品１個の価格の５倍以上である５５０
円の金額が投入されたときに割引販売の条件が整ったと
判定する。そして、消費者によって商品選択ボタンが繰
り返し５回に亙って押されると、５回目に商品選択ボタ
ンが押されたときに、釣銭のような形態で５０円を返却
するようにしている。
【０００６】しかしながら、上記のような割引販売方法
であると、実際に必要な支払い額は５００円であるにも
拘らず、割引の恩恵を受けるには５５０円用意しておか
なければならないので、消費者にとっては不便であっ
た。
であると、実際に必要な支払い額は５００円であるにも
拘らず、割引の恩恵を受けるには５５０円用意しておか
なければならないので、消費者にとっては不便であっ
た。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、割引販売
機能を備えた従来の自動販売機にあっては、割引販売が
行われるときにおいても、一旦は正規の金額以上の金額
を投入しなければならないため、消費者に不便を感じさ
せることが往々にしてあった。
機能を備えた従来の自動販売機にあっては、割引販売が
行われるときにおいても、一旦は正規の金額以上の金額
を投入しなければならないため、消費者に不便を感じさ
せることが往々にしてあった。
【０００８】そこで本発明は、必要最少限の投入金額で
割引販売を実行させることができ、消費者の不便解消に
寄与できる自動販売機における商品販売方法を提供する
ことを目的としている。
割引販売を実行させることができ、消費者の不便解消に
寄与できる自動販売機における商品販売方法を提供する
ことを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動販売機において、商品選択ボタンが
押される前に投入された金額で、価格Ｙの商品が割引販
売の境界個数であるＮ個以上（ただし、Ｎは２以上の整
数）連続して買われたとき、買われた商品１個に付き金
額Ｚの割引販売を実行させるに当たり、商品選択ボタン
が押される前に投入された金額での販売個数が（Ｎ−
１）個のとき、残金Ｘが価格Ｙより少ないが、残金Ｘと
（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が価格Ｙと同じかまたは多い
とき、実際に商品選択ボタンが押されたときにＮ個目の
商品の販売動作を行なわせるようにしている。
に、本発明は、自動販売機において、商品選択ボタンが
押される前に投入された金額で、価格Ｙの商品が割引販
売の境界個数であるＮ個以上（ただし、Ｎは２以上の整
数）連続して買われたとき、買われた商品１個に付き金
額Ｚの割引販売を実行させるに当たり、商品選択ボタン
が押される前に投入された金額での販売個数が（Ｎ−
１）個のとき、残金Ｘが価格Ｙより少ないが、残金Ｘと
（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が価格Ｙと同じかまたは多い
とき、実際に商品選択ボタンが押されたときにＮ個目の
商品の販売動作を行なわせるようにしている。
【００１０】なお、割引販売の境界個数Ｎおよび商品１
個についての割引金額Ｚが共通で、価格Ｙが異なる複数
種の商品についても、前記条件が満されたときに前記し
た前記した販売動作を行なうようにしてもよい。
個についての割引金額Ｚが共通で、価格Ｙが異なる複数
種の商品についても、前記条件が満されたときに前記し
た前記した販売動作を行なうようにしてもよい。
【００１１】また、商品選択ボタンが押される前に投入
された金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘ
が価格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した
金額が価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品
の販売が可能である旨の表示を行わせるようにしてもよ
い。
された金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘ
が価格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した
金額が価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品
の販売が可能である旨の表示を行わせるようにしてもよ
い。
【００１２】また、商品選択ボタンが押される前に投入
された金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘ
が価格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した
金額が価格Ｙと同じかまたは大きいときで、かつ対象と
する商品が途中で品切れになったときには、残金Ｘと
（Ｎ−１）Ｚとを足した金額を返却するようにしてもよ
い。
された金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘ
が価格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した
金額が価格Ｙと同じかまたは大きいときで、かつ対象と
する商品が途中で品切れになったときには、残金Ｘと
（Ｎ−１）Ｚとを足した金額を返却するようにしてもよ
い。
【００１３】上記した商品販売方法であると、たとえば
価格１１０円の商品が、５個以上連続して買われたと
き、買われた商品１個につき１０円の割引を行う場合を
例にとると、消費者は５００円だけ投入することによっ
て割引販売の恩恵が受けられることになる。
価格１１０円の商品が、５個以上連続して買われたと
き、買われた商品１個につき１０円の割引を行う場合を
例にとると、消費者は５００円だけ投入することによっ
て割引販売の恩恵が受けられることになる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図１(a) には本発明の販売方法を
適用した割引販売機能付き自動販売機１の正面図が示さ
れている。
実施形態を説明する。図１(a) には本発明の販売方法を
適用した割引販売機能付き自動販売機１の正面図が示さ
れている。
【００１５】この自動販売機１は、たとえば缶入り飲料
を販売するもので、複数種類の缶入り商品を収容したケ
ース２を備えている。ケース２の前面壁でほぼ上半分位
置には、販売している商品を陳列するとともにその価格
Ｙを表示する商品陳列部３が複数形成されている。各商
品陳列部３の下方位置には、図１(c) 示すように商品選
択ボタン４がそれぞれ設けてあり、これらボタンの裏側
には表側から視認できるように販売可を示すランプ５が
それぞれ設けられている。
を販売するもので、複数種類の缶入り商品を収容したケ
ース２を備えている。ケース２の前面壁でほぼ上半分位
置には、販売している商品を陳列するとともにその価格
Ｙを表示する商品陳列部３が複数形成されている。各商
品陳列部３の下方位置には、図１(c) 示すように商品選
択ボタン４がそれぞれ設けてあり、これらボタンの裏側
には表側から視認できるように販売可を示すランプ５が
それぞれ設けられている。
【００１６】一方、ケース２の前面壁で商品陳列部３が
設けられている領域より下方位置には、図１(b) に示す
ように、返却レバー６、金銭投入口７、金額表示器８等
が設けられている。また、これらより下方位置には、販
売された商品の引渡し口９が設けられている。
設けられている領域より下方位置には、図１(b) に示す
ように、返却レバー６、金銭投入口７、金額表示器８等
が設けられている。また、これらより下方位置には、販
売された商品の引渡し口９が設けられている。
【００１７】この自動販売機１では、販売動作を実行し
ていない期間は、金銭表示器８に『WARIBIKI SALE 』な
る文字を表示している。また、返却レバー６を６秒以上
押し続けると、金額表示器８に割引販売の境界本数Ｎと
１本当たりの割引金額とを表示するようになっている。
ていない期間は、金銭表示器８に『WARIBIKI SALE 』な
る文字を表示している。また、返却レバー６を６秒以上
押し続けると、金額表示器８に割引販売の境界本数Ｎと
１本当たりの割引金額とを表示するようになっている。
【００１８】そして、この自動販売機１では、図２およ
び図３に示すような処理を実行して、割引のない通常販
売と、割引のある販売とを選択的に行っている。なお、
ここでは説明の便宜上、各種商品の１本の価格が全てＹ
円（Ｙ＝１１０円）で、Ｎ本（Ｎ＝５）以上連続して買
った場合に１本当たりＺ円（Ｚ＝１０円）の割引販売が
行われるものとする。
び図３に示すような処理を実行して、割引のない通常販
売と、割引のある販売とを選択的に行っている。なお、
ここでは説明の便宜上、各種商品の１本の価格が全てＹ
円（Ｙ＝１１０円）で、Ｎ本（Ｎ＝５）以上連続して買
った場合に１本当たりＺ円（Ｚ＝１０円）の割引販売が
行われるものとする。
【００１９】今、５本買うものとして、５００円が金銭
投入口７に投入されたものとする。このように、お金が
投入されると、入金の有り無しが判定され（ステップS
1）、この場合には入金有りであるため、投入金額が５
００円である旨の表示が金銭表示器８に示される（ステ
ップS2）。
投入口７に投入されたものとする。このように、お金が
投入されると、入金の有り無しが判定され（ステップS
1）、この場合には入金有りであるため、投入金額が５
００円である旨の表示が金銭表示器８に示される（ステ
ップS2）。
【００２０】次に、表示金額Ｘ（ここでは残金の場合も
Ｘで示す）が価格Ｙ以上であるか、あるいは表示金額Ｘ
とＺ（Ｎ′＋１）とを足した金額が価格Ｙ以上であるか
が判定される（ステップS3）。ここで、Ｎ′は後述する
カウンタの計数値である。
Ｘで示す）が価格Ｙ以上であるか、あるいは表示金額Ｘ
とＺ（Ｎ′＋１）とを足した金額が価格Ｙ以上であるか
が判定される（ステップS3）。ここで、Ｎ′は後述する
カウンタの計数値である。
【００２１】この場合には表示金額Ｘが５００円であ
り、１本の価格Ｙが１１０円であるため、前者の条件を
十分に満たしている。また、後者の条件も満たしてい
る。こののため、販売可ランプ５が一斉に点灯する（ス
テップS4）。
り、１本の価格Ｙが１１０円であるため、前者の条件を
十分に満たしている。また、後者の条件も満たしてい
る。こののため、販売可ランプ５が一斉に点灯する（ス
テップS4）。
【００２２】この状態で対象とする商品選択ボタン４が
押されると（ステップS5）、その対象商品が引渡し口９
へ１本搬送される（ステップS6）。このように商品が１
本搬送されると、カウンタの計数値Ｎ′が１増加する
（ステップS7）。次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以
上、すなわち（Ｎ−１）以上であるか否か判定される
（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝１であり、４未
満であるため、ステップS9へと進む。
押されると（ステップS5）、その対象商品が引渡し口９
へ１本搬送される（ステップS6）。このように商品が１
本搬送されると、カウンタの計数値Ｎ′が１増加する
（ステップS7）。次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以
上、すなわち（Ｎ−１）以上であるか否か判定される
（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝１であり、４未
満であるため、ステップS9へと進む。
【００２３】このステップS9において、残金Ｘ（この時
点では既に１本販売しているため、残金ＸはＸ＝５００
−１１０＝３９０円である）が１本の価格Ｙ以上である
か否か判定される。この場合には残金Ｘが１本の価格Ｙ
以上であるため、ステップS1へと戻る。そして、金銭表
示器８に３９０円と表示される。
点では既に１本販売しているため、残金ＸはＸ＝５００
−１１０＝３９０円である）が１本の価格Ｙ以上である
か否か判定される。この場合には残金Ｘが１本の価格Ｙ
以上であるため、ステップS1へと戻る。そして、金銭表
示器８に３９０円と表示される。
【００２４】この表示金額Ｘ（３９０円）はステップS3
での条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一
斉に点灯する（ステップS4）。ここで商品選択ボタン４
が再度押されると（ステップS5）、その対象商品が引渡
し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
での条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一
斉に点灯する（ステップS4）。ここで商品選択ボタン４
が再度押されると（ステップS5）、その対象商品が引渡
し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
【００２５】このように２本目が搬送されると、カウン
タの計数値Ｎ′が１増加して２となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝２であ
り、４未満であるため、ステップS9へと進む。このステ
ップS9において、残金Ｘ（この時点では既に２本販売し
ているため、残金ＸはＸ＝５００−２２０＝２８０円で
ある）が１本の価格Ｙ以上であるか否か判定される。こ
の場合には、残金Ｘが１本の価格Ｙ以上であるため、ス
テップS1へと戻る。そして、金銭表示器８に２８０円と
表示される。
タの計数値Ｎ′が１増加して２となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝２であ
り、４未満であるため、ステップS9へと進む。このステ
ップS9において、残金Ｘ（この時点では既に２本販売し
ているため、残金ＸはＸ＝５００−２２０＝２８０円で
ある）が１本の価格Ｙ以上であるか否か判定される。こ
の場合には、残金Ｘが１本の価格Ｙ以上であるため、ス
テップS1へと戻る。そして、金銭表示器８に２８０円と
表示される。
【００２６】この表示金額Ｘ（２８０円）はステップS3
での条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一
斉に点灯する（ステップS4）。ここで商品選択ボタン４
が再度押されると（ステップS5）、その対象商品が引渡
し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
での条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一
斉に点灯する（ステップS4）。ここで商品選択ボタン４
が再度押されると（ステップS5）、その対象商品が引渡
し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
【００２７】このように３本目が搬送されると、カウン
タの計数値Ｎ′が１増加して３となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝３であ
り、４未満であるため、ステップS9へと進む。このステ
ップS9において、残金Ｘ（この時点では既に３本販売し
ているため、残金ＸはＸ＝５００−３３０＝１７０円で
ある）が１本の価格Ｙ以上であるか否か判定される。こ
の場合、残金Ｘが１本の価格Ｙ以上であるため、ステッ
プS1へと戻る。そして、金銭表示器８に１７０円と表示
される。
タの計数値Ｎ′が１増加して３となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝３であ
り、４未満であるため、ステップS9へと進む。このステ
ップS9において、残金Ｘ（この時点では既に３本販売し
ているため、残金ＸはＸ＝５００−３３０＝１７０円で
ある）が１本の価格Ｙ以上であるか否か判定される。こ
の場合、残金Ｘが１本の価格Ｙ以上であるため、ステッ
プS1へと戻る。そして、金銭表示器８に１７０円と表示
される。
【００２８】この表示金額Ｘ（１７０円）はステップS3
での条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一
斉に点灯する（ステップS4）。この状態で商品選択ボタ
ン４が再び押されると（ステップS5）、その対象商品が
商品引渡し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
での条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一
斉に点灯する（ステップS4）。この状態で商品選択ボタ
ン４が再び押されると（ステップS5）、その対象商品が
商品引渡し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
【００２９】このように４本目が搬送されると、カウン
タの計数値Ｎ′が１増加して４となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝４であ
り、４以上であるため、ステップS10 へと進む。
タの計数値Ｎ′が１増加して４となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝４であ
り、４以上であるため、ステップS10 へと進む。
【００３０】このステップS10 では、残金Ｘ（この時点
では既に４本販売しているため、残金ＸはＸ＝５００−
４４０＝６０円である）とＺ（Ｎ′＋１）とを足した金
額が１本の価格Ｙ以上であるか否かを判定する。Ｚは１
０円であり、Ｎ′は４であるため、Ｚ（Ｎ′＋１）は５
０円である。したがって、残金ＸとＺ（Ｎ′＋１）とを
足した金額が１本の価格Ｙ以上であるため、ステップS1
へと戻る。そして、金銭表示器８に６０円と表示され
る。
では既に４本販売しているため、残金ＸはＸ＝５００−
４４０＝６０円である）とＺ（Ｎ′＋１）とを足した金
額が１本の価格Ｙ以上であるか否かを判定する。Ｚは１
０円であり、Ｎ′は４であるため、Ｚ（Ｎ′＋１）は５
０円である。したがって、残金ＸとＺ（Ｎ′＋１）とを
足した金額が１本の価格Ｙ以上であるため、ステップS1
へと戻る。そして、金銭表示器８に６０円と表示され
る。
【００３１】この表示金額Ｘ（６０円）はステップS3で
の条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一斉
に点灯する（ステップS4）。この状態で商品選択ボタン
４が再び押されると（ステップS5）、その対象商品が引
渡し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
の条件を満たしているので、再び販売可ランプ５が一斉
に点灯する（ステップS4）。この状態で商品選択ボタン
４が再び押されると（ステップS5）、その対象商品が引
渡し口９へ１本搬送される（ステップS6）。
【００３２】このように５本目が搬送されると、カウン
タの計数値Ｎ′が１増加して５となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝５であ
り、４以上であるため、ステップS10 へと進む。
タの計数値Ｎ′が１増加して５となる（ステップS7）。
次に、カウンタの計数値Ｎ′が４以上であるか否か判定
される（ステップS8）。この場合には、Ｎ′＝５であ
り、４以上であるため、ステップS10 へと進む。
【００３３】このステップS10 において、残金Ｘ（この
時点では既に５本販売しているため、残金Ｘは０円であ
る）とＺ（Ｎ′＋１）とを足した金額が１本の価格Ｙ以
上であるか否か判定される。Ｚは１０円であり、Ｎ′は
５であり、Ｚ（Ｎ′＋１）が６０円であるが、残金Ｘが
０円であるため、残金ＸとＺ（Ｎ′＋１）とを足した金
額は１本の価格Ｙ未満である。このため、ステップS11
へと進む。
時点では既に５本販売しているため、残金Ｘは０円であ
る）とＺ（Ｎ′＋１）とを足した金額が１本の価格Ｙ以
上であるか否か判定される。Ｚは１０円であり、Ｎ′は
５であり、Ｚ（Ｎ′＋１）が６０円であるが、残金Ｘが
０円であるため、残金ＸとＺ（Ｎ′＋１）とを足した金
額は１本の価格Ｙ未満である。このため、ステップS11
へと進む。
【００３４】ステップS11 では、カウンタをリセットす
る。次に、残金Ｘ（この場合は０円）を表示し（ステッ
プ12）、残金Ｘを返却（この場合は返却金なし）して
（ステップS13 ）、処理を終了する。
る。次に、残金Ｘ（この場合は０円）を表示し（ステッ
プ12）、残金Ｘを返却（この場合は返却金なし）して
（ステップS13 ）、処理を終了する。
【００３５】なお、ステップS9における比較において、
残金Ｘが１本の価格Ｙ未満であるときには、ステップS1
1 へと進んで通常の割引なしの販売が行われる。このよ
うに、商品選択ボタン５が押される前に投入された金額
で、価格Ｙの商品が割引販売の境界個数であるＮ個以上
（ただし、Ｎは２以上の整数）連続して買われたとき、
買われた商品１個につき金額Ｚの割引販売を実行させる
に当たり、商品選択ボタン５が押される前に投入された
金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価格
Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が
価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品の販売
が可能である旨の表示を行わせるとともに、実際に商品
選択ボタン５が押されたときにＮ個目の商品の販売動作
を行なわせるようにしている。
残金Ｘが１本の価格Ｙ未満であるときには、ステップS1
1 へと進んで通常の割引なしの販売が行われる。このよ
うに、商品選択ボタン５が押される前に投入された金額
で、価格Ｙの商品が割引販売の境界個数であるＮ個以上
（ただし、Ｎは２以上の整数）連続して買われたとき、
買われた商品１個につき金額Ｚの割引販売を実行させる
に当たり、商品選択ボタン５が押される前に投入された
金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価格
Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が
価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品の販売
が可能である旨の表示を行わせるとともに、実際に商品
選択ボタン５が押されたときにＮ個目の商品の販売動作
を行なわせるようにしている。
【００３６】したがって、たとえば上記のように、価格
１１０円の商品が、５個以上連続して買われたとき、買
われた商品１個につき１０円の割引を行う場合には、消
費者は５００円だけ投入することによって割引販売の恩
恵が受けられることになり、消費者の不便を解消するこ
とが可能となる。
１１０円の商品が、５個以上連続して買われたとき、買
われた商品１個につき１０円の割引を行う場合には、消
費者は５００円だけ投入することによって割引販売の恩
恵が受けられることになり、消費者の不便を解消するこ
とが可能となる。
【００３７】なお、本発明は上記の例に限定されるもの
ではない。たとえば、割引販売の境界個数Ｎおよび商品
１個についての割引金額Ｚが共通で、価格Ｙが異なる複
数種の商品についても、前述し条件が満されたときに
は、販売可の表示と販売動作とを行なうように図２およ
び図３の処理系を変更することもできる。
ではない。たとえば、割引販売の境界個数Ｎおよび商品
１個についての割引金額Ｚが共通で、価格Ｙが異なる複
数種の商品についても、前述し条件が満されたときに
は、販売可の表示と販売動作とを行なうように図２およ
び図３の処理系を変更することもできる。
【００３８】また、商品選択ボタンが押される前に投入
された金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘ
が価格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した
金額が価格Ｙと同じかまたは大きいときで、かつ対象と
する商品が途中で品切れになったときには、残金Ｘと
（Ｎ−１）Ｚとを足した金額を返却するように図２およ
び図３の処理系を変更することもできる。
された金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘ
が価格Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した
金額が価格Ｙと同じかまたは大きいときで、かつ対象と
する商品が途中で品切れになったときには、残金Ｘと
（Ｎ−１）Ｚとを足した金額を返却するように図２およ
び図３の処理系を変更することもできる。
【００３９】また、割引販売を受ける個数範囲で、消費
者が実際に買おうとしている個数と割引販売の恩恵を実
際に受けることができる個数との違いによるトラブルを
なくすために、当初の投入金額ＸがＸ＝｛Ｙ（Ｎ−１）
＋Ｚ（Ｎ＋１）｝を越えている場合には、越えている金
額分を返却してから販売を開始させるように図２および
図３の処理系を変更することもできる。
者が実際に買おうとしている個数と割引販売の恩恵を実
際に受けることができる個数との違いによるトラブルを
なくすために、当初の投入金額ＸがＸ＝｛Ｙ（Ｎ−１）
＋Ｚ（Ｎ＋１）｝を越えている場合には、越えている金
額分を返却してから販売を開始させるように図２および
図３の処理系を変更することもできる。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
必要最少限の投入金額で割引販売を実行させることがで
き、消費者の不便解消に寄与できる。
必要最少限の投入金額で割引販売を実行させることがで
き、消費者の不便解消に寄与できる。
【図１】本発明に係る商品販売方法を適用した割引販売
機能付き自動販売機の正面図
機能付き自動販売機の正面図
【図２】同自動販売機の販売処理の流れ図
【図３】同自動販売機の販売処理の流れ図
１…自動販売機 ２…ケース ３…商品陳列部 ４…商品選択ボタン ５…販売可ランプ ６…返却レバー ７…金銭投入口 ８…金額表示器 ９…商品引渡し口
Claims (4)
- 【請求項１】自動販売機において、商品選択ボタンが押
される前に投入された金額で、価格Ｙの商品が割引販売
の境界個数であるＮ個以上（ただし、Ｎは２以上の整
数）連続して買われたとき、買われた商品１個につき金
額Ｚの割引販売を実行させるに当たり、 商品選択ボタンが押される前に投入された金額での販売
個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価格Ｙより少ない
が、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が価格Ｙと同じ
かまたは多いとき、実際に商品選択ボタンが押されたと
きにＮ個目の商品の販売動作を行なわせることを特徴と
する自動販売機における商品販売方法。 - 【請求項２】割引販売の境界個数Ｎおよび商品１個につ
いての割引金額Ｚが共通で、価格Ｙが異なる複数種の商
品についても前記条件が満されたときに、前記の販売動
作を行なわせることを特徴とする請求項１に記載の自動
販売機における商品販売方法。 - 【請求項３】商品選択ボタンが押される前に投入された
金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価格
Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が
価格Ｙと同じかまたは多いときに、Ｎ個目の商品の販売
が可能である旨の表示を行わせることを特徴とする請求
項１または２に記載の自動販売機における商品販売方
法。 - 【請求項４】商品選択ボタンが押される前に投入された
金額での販売個数が（Ｎ−１）個のとき、残金Ｘが価格
Ｙより少ないが、残金Ｘと（Ｎ×Ｚ）とを足した金額が
価格Ｙと同じかまたは多いときで、かつ対象とする商品
が途中で品切れになったときには、残金Ｘと（Ｎ−１）
Ｚとを足した金額を返却する動作を実行させることを特
徴とする請求項１または２に記載の自動販売機における
商品販売方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22064095A JPH0962908A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 自動販売機における商品販売方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22064095A JPH0962908A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 自動販売機における商品販売方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962908A true JPH0962908A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16754141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22064095A Pending JPH0962908A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 自動販売機における商品販売方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0962908A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7218991B2 (en) | 2000-08-22 | 2007-05-15 | Walker Digital, Llc | System for vending physical and information items |
| US7233912B2 (en) | 1997-08-26 | 2007-06-19 | Walker Digital, Llc | Method and apparatus for vending a combination of products |
| US7343319B1 (en) | 1999-07-09 | 2008-03-11 | Walker Digital, Llc | Multi-tier pricing of individual products based on volume discounts |
| US7711658B2 (en) | 1997-10-09 | 2010-05-04 | Walker Digital, Llc | Method and apparatus for dynamically managing vending machine inventory prices |
| US7826923B2 (en) | 1998-12-22 | 2010-11-02 | Walker Digital, Llc | Products and processes for vending a plurality of products |
| US7835950B2 (en) | 2001-03-15 | 2010-11-16 | Walker Digital, Llc | Method and apparatus for product display |
| US7856379B2 (en) | 1997-12-19 | 2010-12-21 | Walker Digital, Llc | Pre-sale data broadcast system and method |
| US7885726B2 (en) | 1997-03-21 | 2011-02-08 | Walker Digital, Llc | Vending machine system and method for encouraging the purchase of profitable items |
| US7894936B2 (en) | 1997-10-09 | 2011-02-22 | Walker Digital, Llc | Products and processes for managing the prices of vending machine inventory |
| US7899710B1 (en) | 1998-05-27 | 2011-03-01 | Walker Digital, Llc | Determination and presentation of package pricing offers in response to customer interest in a product |
| US7912581B2 (en) | 2003-07-30 | 2011-03-22 | Walker Digital, Llc | Products and processes for vending a plurality of products via defined groups |
| JP2014186609A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプログラム |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22064095A patent/JPH0962908A/ja active Pending
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| US7218991B2 (en) | 2000-08-22 | 2007-05-15 | Walker Digital, Llc | System for vending physical and information items |
| US7912758B2 (en) | 2001-03-15 | 2011-03-22 | Walker Digital, Llc | Method and apparatus for product display |
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| JP2014186609A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプログラム |
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