JPH0612552A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH0612552A
JPH0612552A JP835493A JP835493A JPH0612552A JP H0612552 A JPH0612552 A JP H0612552A JP 835493 A JP835493 A JP 835493A JP 835493 A JP835493 A JP 835493A JP H0612552 A JPH0612552 A JP H0612552A
Authority
JP
Japan
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product
column
sold
columns
vending machine
Prior art date
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Application number
JP835493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Kawaai
拓司 川相
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0612552A publication Critical patent/JPH0612552A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 商品Pを販売するための選択ボタン14と、
所定数の商品Pをまとめて販売するためのまとめ買い指
定ボタン24,26と、まとめ買い指定ボタン24,2
6が選択され、所定の商品Pの選択ボタン14が選択さ
れた場合に、総販売価格から所定の額だけ販売価格を割
引く割引き手段とを備えたものである。 【効果】 まとめ買い専用のボタンを設けることによっ
てまとめ買いの操作を簡単にすることができる。また、
まとめ買い割引き販売の設定によっては、小銭を多く使
用せずに商品を購入することができ、自動販売機のメリ
ットを生かすことができ、販売促進につながる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機によって販売されてい
るジュースやコーラなどの缶飲料,瓶飲料の商品は、販
売価格が100円のものがほとんどであった。そのた
め、自動販売機でこれら商品を購入する場合は100円
玉1枚で購入できる、すなわちワンコインで購入できる
利点があった。ところが、近年の物価の上昇により、脱
ワンコインを計る飲料メーカーが増えてきた。
【0003】そのため、ワンコインで商品を手軽に購入
できるという自動販売機特有のメリットがなくなり、自
動販売機にも割引きなどの販売促進機能が求められるよ
うになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような割引き販
売機能を設けた自動販売機は種々提案されている。しか
しながら、これらの自動販売機は、商品を規定本数まで
1本づつ購入しないと、割引くことができないという構
造になっていた(実開昭55−159471号等)。
【0005】また、自動販売機が割引き機能を有してい
ることを客に対してあまりアピールできないという問題
点もあった。
【0006】そこで本発明は上記問題点に鑑み、客に対
して割引きをアピールすることができ、しかも面倒な操
作を要求しないで商品を販売することができる自動販売
機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
販売機は、商品毎に設けられた該商品を販売するための
選択ボタンと、所定数の商品をまとめて販売するための
まとめ買い指定ボタンと、まとめ買い指定ボタンが選択
され、所定の商品の選択ボタンが選択された場合に、該
商品の販売価格とまとめ買いする数を積算した総販売価
格から所定の額だけ販売価格を割引く割引き手段とを備
えたものである。
【0008】請求項2の自動販売機は、請求項1記載の
ものにおいて、同一の商品を収納した複数のコラムを一
つのグループとして記憶する記憶手段と、選択されたま
とめ買い指定ボタンによって決定された販売本数を一つ
のグループに所属する各コラムから搬出する際に、前記
各コラムから2個づつ搬出し、搬出した全体の本数が前
記販売本数となるようにする搬出手段とよりなるもので
ある。。
【0009】請求項3の自動販売機は、請求項1記載の
ものにおいて、コラムの商品が残り1個になった場合に
売切れ状態と判断する商品搬出手段と、同一の商品を収
納した複数のコラムを一つのグループとして記憶する記
憶手段と、各コラムの販売可能状態においてコラムの残
り収納数を2個に保持しておく保持手段と、選択された
まとめ買い指定ボタンによって決定された販売本数を一
つのグループに所属する各コラムから搬出する際に、前
記保持手段によって保持されたコラムの残り収納数が0
個になるまで前記各コラムから商品を1個づつ前記商品
搬出装置から搬出し、搬出した全体の本数が前記販売本
数となるようにする搬出制御手段とよりなるものであ
る。
【0010】
【作 用】請求項1の自動販売機であると、客は、商品
をまとめ買いする場合には、まず、まとめ買い指定ボタ
ンを選択し、その後購入を希望する商品の選択ボタンを
選択する。これにより、割引き手段は、該商品の販売価
格とまとめ買いする数を積算した総販売価格から所定の
額だけ販売価格を割引いて販売する。
【0011】請求項2の自動販売機であると、まず、記
憶手段に同一の商品を収納した複数のコラムを1つのグ
ループとして記憶させておく。そして、まとめ買い指定
ボタンが選択されて、販売本数が決定されると、搬出制
御手段は、前記1つのグループに所属する各コラムから
2個ずつ搬出し、搬出した全体の本数が前記販売本数と
なるようにする。
【0012】請求項3の自動販売機であると、記憶手段
に同一の商品を収納した複数のコラムを1つのグループ
として記憶させておく。通常各コラムの商品搬出手段
は、コラムの商品が残り1個になった場合に売切れ状態
とする。しかし、多本販売する場合には、各コラムの販
売可能状態においてコラムの残り収納数を2個と保持手
段が保持しておく。そして、選択されたまとめ買い指定
ボタンによって決定された販売本数を前記記憶手段に記
憶した1つのグループに所属する各コラムから順番に搬
出する際に、前記保持手段によって保持されたコラムの
残り収納数が0個になるまで前記各コラムから商品を1
個ずつ商品搬出手段によって搬出して、搬出した全体の
本数が前記販売本数となるように販売制御手段が制御す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3に基
づいて説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示す自動販売
機10の正面図である。この自動販売機10は、ジュ−
スやコ−ラ等の缶飲料を商品Pとして販売するものであ
って、これら商品Pの販売価格は、全て110円であ
る。
【0015】符号12は、自動販売機10の前面の上部
に設けられた商品Pのダミ−缶を陳列するための陳列棚
である。
【0016】符号14は、商品Pごとに、陳列棚12の
下方に設けられた選択ボタンである。選択ボタン14の
内部には、硬貨を投入後,その商品Pが在庫があり販売
可能な時にのみ点灯する販売可能ランプが設けられてい
る。
【0017】符号16は、硬貨投入口である。
【0018】符号18は、投入した金額や、釣銭の額等
をデジタル式に表示する表示器である。
【0019】符号20は、硬貨の返却レバーである。
【0020】符号22は、自動販売機10の前面の下部
に設けられた商品Pの取出し口である。
【0021】符号24,26は、まとめ買い指定ボタン
である。まとめ買い指定ボタン24は、商品を5本まと
めて購入する場合に選択するボタンであり、まとめ買い
指定ボタン26は、商品Pを6本まとめて購入する場合
に選択するボタンである。
【0022】符号28は、まとめ買い指定ボタン24,
26により、客がまとめ買い割引き購入ができることを
アピ−ルするためのパネルである。すなわち、図2に示
すように、商品Pを5本まとめて購入する場合には、ま
とめ買い指定ボタン24を選択すると、5本で550円
のところを、50円割引きして500円で販売すること
を説明し、商品Pを6本まとめて購入した場合には、ま
とめ買い指定ボタン26を選択すると、6本で660円
のところを110円割引きして550円で販売すること
を説明している。また、まとめ買い指定ボタン24,2
6の内部には、投入金額がまとめ買い販売額に達してい
る場合に、まとめ買い指定ボタンが点灯するようにラン
プが設けられている。
【0023】選択ボタン14,まとめ買い指定ボタン2
4,26,返却レバー20,表示器18,不図示の精算
機及び商品搬出装置は、全ては、自動販売機10内部に
設けられたマイクロコンピュ−タによって制御されてい
る。
【0024】次に、図3のフローチャートに基づいて、
商品Pをまとめ買い割引き購入する場合の前記マイクロ
コンピュ−タの制御手順について説明する。
【0025】ステップ1において、お金が投入され、そ
の額が商品Pの1個分の販売価格以上(この実施例の場
合には110円以上である)となると、各商品Pの販売
可能ランプを点滅させてステップ2に進む。また、販売
価格に達していない場合にはステップ1の状態を続け
る。
【0026】ステップ2において、投入金額がまとめ買
い販売額に達している場合には、ステップ3に進んで、
まとめ買い指定ボタンのランプを点灯させ、ステップ4
に進む。すなわち、投入金額が500円以上になった場
合には、まとめ買い指定ボタン24のランプを点灯さ
せ、投入金額が550円以上になった場合には、まとめ
買い指定ボタン24,26の両方のランプを点灯させ
る。また、投入金額が、まとめ買い販売価格に達してい
ない場合にはステップ5に進む。
【0027】ステップ4において、まとめ買い指定ボタ
ン24又はまとめ買い指定ボタン26が押された場合に
は、ステップ8に進み、押されていない場合には、ステ
ップ5に進む。
【0028】ステップ5において、客が購入したい商品
Pの選択ボタンが押されたかどうかを判断し、押された
場合には、ステップ6に進み、押されていない場合には
ステップ7に進む。
【0029】ステップ6において、選択ボタン14が押
された商品Pを搬出する。そして、精算処理モードに進
む。
【0030】ステップ7において、返却レバー20が操
作された場合には、払戻しをすると判断して、払戻しモ
ードに移行する。また、返却レバー20が操作されてい
ない場合にはステップ1に戻る。
【0031】ステップ8において、押されたまとめ買い
指定ボタンのランプを点灯から点滅に変更し、ステップ
9に進む。
【0032】ステップ9において、客が購入したい商品
Pの選択ボタンが押されたかどうかを判断し、押された
場合には、ステップ11に進み、押されていない場合に
はステップ10に進む。
【0033】ステップ10において、返却レバー20が
操作された場合には、払戻しをすると判断して、払戻し
モードに移行する。また、返却レバー20が操作されて
いない場合にはステップ9に戻る。
【0034】ステップ11において、選択ボタン14が
押された商品Pを1本搬出する。そして、ステップ12
に進む。
【0035】ステップ12において、搬出された商品P
の本数が、まとめ買い本数に到達している場合にはステ
ップ13に進み、これに達していない場合にはステップ
11に戻る。
【0036】ステップ13において、押されたまとめ買
い指定ボタンに応じた割引き販売処理を行ない、精算処
理モードに移行する。この割引き販売処理は、商品Pを
5本購入した場合には、50円割引いて500円で販売
処理し、6本購入した場合には、110円割引いて55
0円で販売処理するように設定している。しかしなが
ら、この割引きの販売条件は、自動販売機の使用者が任
意に設定できる。
【0037】上記構成の自動販売機10であると、まと
め買い指定ボタン24,26を押した後、選択ボタン1
4を押すと、その商品Pがまとめ買いの本数分連続して
搬出されるので、商品Pの選択は1回でよく、何度もボ
タンを押すといったわずらわしさがない。
【0038】図1に示しているように、まとめ買い指定
ボタン24,26の部分には展示用のダミー缶を陳列す
る必要がないため、そのスペースを宣伝などに活用で
き、本実施例のように割引き販売をアピールするような
パネル28を取付けることができる。また、何本まとめ
て買えば割引きされるかということもアピールすること
ができ、販売促進につながる。
【0039】まとめ買い割引き販売によって、小銭を多
く使用せずに商品Pを購入することができ、自動販売機
10による販売のメリットを生かすことができ、販売促
進につながる。
【0040】なお、上記実施例では、まとめ買いによる
商品Pの販売は、同一商品を数本販売する制御を説明し
たが、これに限定されることなく、例えばAの種類の商
品を2本,Bの種類の商品を2本,Cの種類の商品を2
本の計6本を組合わせて、販売するような制御も可能で
ある。
【0041】ところで、コラムから商品を搬出する商品
搬出装置30は、コラムの最下端部に設けられている。
そして、図4に示すように、商品搬出装置30の下部に
設けられた商品Pの支持片32を出し入れすることによ
って商品Pを落下させる。また、商品Pが売切れか否か
を検出するために、支持片32の上方に売切れ検出レバ
ー34が設けられている。図4(a)に示すように、商
品Pが収納されている場合には、売切れ検出レバー34
は商品Pに押圧されて商品搬出装置30に収納された状
態であるため、商品Pが存在していると判断する。図4
(b)に示すように、商品Pが残り1個となった場合に
は、売切れ検出レバー34がコラム内へ突出して商品が
売切れ状態になったと判断する。
【0042】しかしながら、上記したように売切れ検出
レバー34は、商品Pが残り1個となった状態で売切れ
状態と判断するため、まとめ買いによって多本販売する
場合に、最後の1個まで商品Pを販売できないという問
題点がある。以下、その点について図6に基づいて具体
的に説明する。
【0043】まず、図5に示すように、同一の商品P
が、c1〜c4の各コラムに収納され、これらコラムが
同一の商品グループとして記憶されている。そして、ま
とめ買いにより4本連続して販売する。
【0044】各コラムの初期状態は、コラム1とコラム
3とコラム4にはそれぞれ2本ずつ商品Pが収納され、
コラム2のみに商品Pが1本だけ収納されている。すな
わち、コラム2は売切れ状態である。
【0045】この初期状態から4本の商品Pを販売する
場合には、1本目の商品Pをコラム1から搬出し、2本
目の商品Pをコラム3から搬出し、3本目の商品Pをコ
ラム4から搬出する。すると、コラム1〜4までの全て
の商品搬出装置30が売切れ状態となって、4本目の商
品Pの販売ができない。ところが実際にはコラム1〜4
の商品搬出装置30には1本ずつ商品Pが存在してい
る。
【0046】そこで、以下の実施例では、このような問
題点を解消できる多本販売の方法を説明する。
【0047】図8は、その第1の実施例を示した多本販
売搬出モードのフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0048】ステップ101において、まとめ買い指定
ボタン24もしくは26によって指定された販売本数を
nとして記憶し、また、c=csとする。そして、ステ
ップ102に進む。
【0049】ステップ102において、c=c+1とし
てステップ103に進む。
【0050】ステップ103において、cが最大コラム
数であるかどうかを判断する。最大コラム数であればス
テップ104において、c=1としてステップ105に
進む。また、最大コラム数未満であればステップ105
に進む。
【0051】ステップ105において、コラムcは商品
Pのグループに属するか否かで判断し、グループ外であ
ればステップ102に戻り、グループ内であればステッ
プ106に進む。
【0052】ステップ106において、コラムcに在庫
があるかどうかを判断し、在庫がなければステップ10
2に戻り、在庫があればステップ107に進む。
【0053】ステップ107において、コラムcの残り
収納数a=2として、ステップ108に進む。
【0054】ステップ108において、コラムcから商
品Pを1本搬出し、ステップ109に進む。
【0055】ステップ109において、a=a−1と
し、n=n−1としてステップ110に進む。
【0056】ステップ110において、n=0になった
かどうか、すなわちまとめ買いのための販売本数が全て
搬出されたか否かを判断し、n=0であればステップ1
12に進み、そうでなければステップ111に進む。
【0057】ステップ111において、a=0であれ
ば、すなわちコラムcの残り収納数が0であればステッ
プ102に戻り、そうでなければステップ108に戻
る。
【0058】ステップ112において、cs=cとして
終了する。
【0059】以上の制御動作を、図8に基づいて説明す
る。
【0060】各コラムの初期状態は、コラム1,3,4
には、それぞれ商品Pが2個ずつ収納され、コラム2の
みに商品Pが1個だけ収納されている。すなわち、コラ
ム2は売切れ状態である。そして、これらコラムから4
本連続して商品Pを搬出するようにする。
【0061】1本目の商品Pはコラム1から搬出され、
2本目の商品Pもコラム1から搬出される。この状態に
おいてコラム1は、商品Pを全く収納していない状態
(残り収納数a=0)となる。3本目の商品Pはコラム
3から搬出され、4本目の商品Pもコラム3から搬出さ
れる。これによりコラム3にも全く商品Pが収納されて
いない状態(残り収納数a=0)となる。これにより、
4本連続してコラムから商品Pを搬出できる。
【0062】すなわち、各コラムから商品Pを2本ずつ
販売することによって、多本販売を可能とし、また、冷
えた、または暖まった商品を販売できる。
【0063】次に、商品Pの多本販売が可能な第2の実
施例について図9〜11に基づいて説明する。
【0064】図9に示すように、同一の商品Pは、c1
〜cmの各コラムに収納され、これらコラムを同一の商
品グループとして記憶されている。
【0065】また、まとめ買いによって販売本数nが指
定されている場合において、前提条件として、n<mで
あり、かつ、m個のコラムのうちn個以上のコラムが商
品有りとして検出されている場合に多本販売が可能であ
る。
【0066】以下、図10,11のフローチャートに基
づいて、多本販売搬出モードを、売切れ検知モードと多
本販売制御モードとに分けて説明する。
【0067】図10は、各コラムの売切れ状態を検出す
る売切れ検知モードであって、以下、このフローチャー
トに基づいて説明していく。
【0068】ステップ201において、c=1、k=0
として、ステップ202に進む。
【0069】ステップ202において、c=c+1とし
て、ステップ203に進む。
【0070】ステップ203において、cが最大コラム
数よりも大きければステップ208に進み、そうでなけ
ればステップ204に進む。
【0071】ステップ204において、コラムcは売切
れかどうかを検知し、売切れであればステップ206に
進み、そうでなければステップ205に進む。
【0072】ステップ205において、コラムcの残り
収納数Z[c]=2として、ステップ206に進む。す
なわち、このステップで、在庫ありの状態であらかじめ
残り収納数を2個として保持しておき、残り収納数が1
個になっても売切れと判断しない。
【0073】ステップ206において、コラムcがグル
ープ内であるかどうかを判断し、グループ内であればス
テップ207に進み、グループ外であればステップ20
2に戻る。
【0074】ステップ207において、k=k+Z
[c]としてステップ202に戻る。
【0075】ステップ208において、コラムcは売切
れであるかどうかを検知し、売切れであれば、多本販売
は不可として終了し、売切れでなければ多本販売可能と
して、終了する。
【0076】図11は、多本販売制御モードであって、
以下、このフローチャートに基づいて説明していく。
【0077】ステップ301において、多本販売が可能
であるかどうかを判断する。この判断は前記した売切れ
検知モードにおいて判断する。そして、販売可能であれ
ばステップ302に進み、不可能であれば終了する。
【0078】ステップ302において、c=0として、
ステップ303に進む。
【0079】ステップ303において、c=c+1とし
て、ステップ304に進む。
【0080】ステップ304において、コラムcはグル
ープ内であるかどうかを判断し、グループ外でなければ
ステップ303に戻り、グループ内であればステップ3
05に進む。
【0081】ステップ305において、Z[c]>0で
あればステップ306に進み、そうでなければステップ
303に戻る。
【0082】ステップ306において、コラムcから商
品Pを1本搬出してステップ307に進む。
【0083】ステップ307において、Z[c]=Z
[c]−1として、ステップ308に進む。
【0084】ステップ308において、販売本数とnが
一致したかどうかを判断し、一致していれば終了し、一
致していなければステップ305に戻る。
【0085】すなわち、コラムの売切れ状態を1回遅延
させてこれを保持しておき商品在庫情報として記憶して
おけば(すなわち、コラムcの残り収納数Z[c]=2
とする)、売切れ検出レバー34が商品ありと検知して
いる時点では、少なくとも2本の商品が販売可能であ
る。これにより、多本販売の販売数nに対し、商品Pを
投入すべきコラム数mは、最低n/2個であればよいこ
とになり、より現実的な制御をすることができる。
【0086】以上により、同一商品による多本販売の実
施を通常の販売の状態に近い形で実現できる。また、商
品が残り1個で売切れ状態になる一般的な売切れ検知機
構を用いることができ、特殊な機構の追加によるコスト
アップがなく、また、制御部を交換するだけで既に設置
済の自動販売機にも同様の販売機能を持たせることがで
きる。
【0087】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の自動販売機は、
まとめ買いによる割引き販売が簡単に行なえ、また、ま
とめ買い指定ボタンを設けることで、まとめ買い割引き
販売を客にアピールすることが可能である。さらに、こ
の割引き価格を工夫すると、小銭を多く使用せずに商品
を購入することができ、自動販売機のメリットを生かす
ことができ、販売促進につながる。
【0088】請求項2の自動販売機であると、まとめ買
いによって多本販売する場合には、各コラムから2個ず
つ商品を搬出するため、各コラムに1個だけ商品が残っ
て売切れ状態になることがない。そのため、同一の商品
による多本販売の実施において通常の販売に近い形で実
施できる。また、特殊な機構の追加によるコストアップ
等がなく、制御部を交換するだけで既に設置済の自動販
売機にも同様の販売機能を持たせることができる。
【0089】請求項3の自動販売機であると、選択され
たまとめ買い指定ボタンによって決定された販売本数を
1つのグループに所属する各コラムから搬出する際に、
保持手段によって保持されたコラムの残り収納数が0に
なるまで前記各コラムから商品を1個ずつ搬出するた
め、商品の残りの数が1個の場合に売切れ状態と判断す
る商品搬出手段においても、最後まで商品を搬出でき
る。そのため、請求項2の場合と同様に、同一商品によ
る多本販売の実施において通常の販売に近い形で実施で
き、また、特殊な機構の追加によるコストアップがな
く、制御部を交換するだけで既に設置済の自動販売機に
も同様の販売機能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動販売機の正面図で
ある。
【図2】図1の自動販売機のまとめ買い指定ボタンを拡
大した正面図である。
【図3】本実施例の自動販売機の販売制御の手順を示す
フローチャートである。
【図4】商品搬出装置の説明図であり、(a)は、「商
品あり」の状態を示し、(b)は、「商品が売切れた」
状態を示している。
【図5】コラム1〜4を同一の商品グループとした状態
を示す説明図である。
【図6】多本販売において、複数のコラムから商品を複
数個販売する場合の従来の説明図である。
【図7】第1の実施例の多本販売搬出モードを示すフロ
ーチャートである。
【図8】同じく多本販売搬出モードにおける説明図であ
る。
【図9】コラムc1〜cmを同一の商品グループとした
状態の説明図である。
【図10】第2の実施例の売切れ検知モードを示すフロ
ーチャートである。
【図11】第2の実施例の多本販売制御モードを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10……自動販売機 12……陳列棚 14……選択ボタン 16……硬貨投入口 18……デジタル表示器 20……返却レバー 22……商品取出し口 24……まとめ買い指定ボタン 26……まとめ買い指定ボタン 28……パネル 30……商品搬出装置 32……支持片 34……売切れ検出レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品毎に設けられた該商品を販売するため
    の選択ボタンと、 所定数の商品をまとめて販売するためのまとめ買い指定
    ボタンと、 まとめ買い指定ボタンが選択され、所定の商品の選択ボ
    タンが選択された場合に、該商品の販売価格とまとめ買
    いする数を積算した総販売価格から所定の額だけ販売価
    格を割引く割引き手段とを備えたことを特徴とする自動
    販売機。
  2. 【請求項2】同一の商品を収納した複数のコラムを一つ
    のグループとして記憶する記憶手段と、 選択されたまとめ買い指定ボタンによって決定された販
    売本数を一つのグループに所属する各コラムから搬出す
    る際に、前記各コラムから2個づつ搬出し、搬出した全
    体の本数が前記販売本数となるように制御する搬出制御
    手段とよりなることを特徴とする請求項1記載の自動販
    売機。
  3. 【請求項3】コラムの商品が残り1個になった場合に売
    切れ状態と判断する商品搬出手段と、 同一の商品を収
    納した複数のコラムを一つのグループとして記憶する記
    憶手段と、 各コラムの販売可能状態においてコラムの残り収納数を
    2個に保持しておく保持手段と、 選択されたまとめ買い指定ボタンによって決定された販
    売本数を一つのグループに所属する各コラムから搬出す
    る際に、前記保持手段によって保持されたコラムの残り
    収納数が0個になるまで前記各コラムから商品を1個づ
    つ前記商品搬出手段から搬出し、搬出した全体の本数が
    前記販売本数となるように制御する搬出制御手段とより
    なることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
JP835493A 1992-04-28 1993-01-21 自動販売機 Pending JPH0612552A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008026994A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
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