JPH08161637A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents
商品販売登録データ処理装置Info
- Publication number
- JPH08161637A JPH08161637A JP30174394A JP30174394A JPH08161637A JP H08161637 A JPH08161637 A JP H08161637A JP 30174394 A JP30174394 A JP 30174394A JP 30174394 A JP30174394 A JP 30174394A JP H08161637 A JPH08161637 A JP H08161637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepayment
- amount
- advance
- calculation
- calculated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 登録処理時における、顧客とキャッシャーと
の間の金銭授受に要する時間を短縮し、登録処理の作業
能率を向上させる。 【構成】 顧客は、売上合計金額が演算される前に前金
入金装置へ前金を入金しておき、この前金の金額と売上
合計金額との差額を演算するようにし、これにより、売
上合計金額が表示された後に財布の中から金銭を取り出
してキャッシャーに手渡すという時間が省略され、顧客
とのキャッシャーとの間の金銭授受に要する時間が短縮
される。
の間の金銭授受に要する時間を短縮し、登録処理の作業
能率を向上させる。 【構成】 顧客は、売上合計金額が演算される前に前金
入金装置へ前金を入金しておき、この前金の金額と売上
合計金額との差額を演算するようにし、これにより、売
上合計金額が表示された後に財布の中から金銭を取り出
してキャッシャーに手渡すという時間が省略され、顧客
とのキャッシャーとの間の金銭授受に要する時間が短縮
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、販売商品の登録処理等
を行なう商品販売登録データ処理装置に関する。
を行なう商品販売登録データ処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子式キャッシュレジスタやＰＯ
Ｓ(Point Of Sales)システム等の商品販売登録データ処
理装置が広く普及している。
Ｓ(Point Of Sales)システム等の商品販売登録データ処
理装置が広く普及している。
【０００３】このような商品販売登録データ処理装置
は、販売商品に関するデータが商品コードとして入力さ
れると、その商品コードに対応する商品名や単価等のデ
ータをＰＬＵ（Price Look Up ）ファイルから呼び出し
て販売商品の売上合計金額を求め、その販売に関する所
定のデータ（単価，販売個数，合計金額等）を記憶エリ
アに格納するというような登録処理を行なう。
は、販売商品に関するデータが商品コードとして入力さ
れると、その商品コードに対応する商品名や単価等のデ
ータをＰＬＵ（Price Look Up ）ファイルから呼び出し
て販売商品の売上合計金額を求め、その販売に関する所
定のデータ（単価，販売個数，合計金額等）を記憶エリ
アに格納するというような登録処理を行なう。
【０００４】そして、この登録処理時に、顧客が購入し
ようとする全ての商品に関する入力が終了した後に小計
キーが押し下げられることで売上合計金額が表示部に表
示され、これにより、顧客とキャッシャーとの間での金
銭の授受が可能となる。
ようとする全ての商品に関する入力が終了した後に小計
キーが押し下げられることで売上合計金額が表示部に表
示され、これにより、顧客とキャッシャーとの間での金
銭の授受が可能となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】顧客とキャッシャーと
の間での金銭の授受は、表示部に売上合計金額が表示さ
れた後に顧客がキャッシャーに対して金銭を手渡し、つ
いで、キャッシャーが受け取った金額に基づいて釣銭計
算の処理を行ない、釣銭がある場合にはその釣銭をレシ
ートと共に顧客に手渡すことにより行なわれている。従
って、表示部に売上合計金額が表示されてから顧客が財
布から金銭を取り出してその金銭をキャッシャーに手渡
すまでの間に時間がかかり、登録処理の作業性能を低下
させる一因となっている。特に、顧客が財布の中にある
硬貨を探して支払いをしようとした場合には、登録処理
の作業能率がさらに低下する。
の間での金銭の授受は、表示部に売上合計金額が表示さ
れた後に顧客がキャッシャーに対して金銭を手渡し、つ
いで、キャッシャーが受け取った金額に基づいて釣銭計
算の処理を行ない、釣銭がある場合にはその釣銭をレシ
ートと共に顧客に手渡すことにより行なわれている。従
って、表示部に売上合計金額が表示されてから顧客が財
布から金銭を取り出してその金銭をキャッシャーに手渡
すまでの間に時間がかかり、登録処理の作業性能を低下
させる一因となっている。特に、顧客が財布の中にある
硬貨を探して支払いをしようとした場合には、登録処理
の作業能率がさらに低下する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前金が入金さ
れる前金入金装置と、入金された前金を受け付ける前金
受付手段と、この前金受付手段が前金の受付中であるか
否かを判断する受付可否判断手段と、受け付けた前金の
金額を算出する算出手段と、算出された前金の金額が表
示される表示部と、算出された前金の金額が記憶される
前金記憶部と、販売商品の売上合計金額を演算する売上
合計金額演算手段と、前記前金記憶部に記憶された前金
の金額と売上合計金額との差額を演算する差額演算手段
と、この差額演算手段による演算結果を表示する表示手
段とを設けた。
れる前金入金装置と、入金された前金を受け付ける前金
受付手段と、この前金受付手段が前金の受付中であるか
否かを判断する受付可否判断手段と、受け付けた前金の
金額を算出する算出手段と、算出された前金の金額が表
示される表示部と、算出された前金の金額が記憶される
前金記憶部と、販売商品の売上合計金額を演算する売上
合計金額演算手段と、前記前金記憶部に記憶された前金
の金額と売上合計金額との差額を演算する差額演算手段
と、この差額演算手段による演算結果を表示する表示手
段とを設けた。
【０００７】
【作用】前金入金装置へ入金した前金が前金受付手段に
より受け付けられると、前金の入金を行なった顧客の登
録処理時において、既に受け付けられている前金の金額
と売上合計金額との差額が差額演算手段により演算さ
れ、その演算結果が表示手段により表示される。従っ
て、売上合計金額が演算された後に財布から金銭を取り
出してキャッシャーに手渡すという時間が省かれ、登録
処理に要する時間が大幅に短縮される。
より受け付けられると、前金の入金を行なった顧客の登
録処理時において、既に受け付けられている前金の金額
と売上合計金額との差額が差額演算手段により演算さ
れ、その演算結果が表示手段により表示される。従っ
て、売上合計金額が演算された後に財布から金銭を取り
出してキャッシャーに手渡すという時間が省かれ、登録
処理に要する時間が大幅に短縮される。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図３は商品販売登録データ処理装置であるＰ
ＯＳシステムの構造を示す平面図である。チェックアウ
トカウンタのサッカー台１上には、スキャナ２と顧客が
支払うべき金額を予測して予め前金として入金する前金
入金装置３とが設置されており、これらのスキャナ２と
前金入金装置３とがＰＯＳ端末４に接続されている。
る。まず、図３は商品販売登録データ処理装置であるＰ
ＯＳシステムの構造を示す平面図である。チェックアウ
トカウンタのサッカー台１上には、スキャナ２と顧客が
支払うべき金額を予測して予め前金として入金する前金
入金装置３とが設置されており、これらのスキャナ２と
前金入金装置３とがＰＯＳ端末４に接続されている。
【０００９】前記前金入金装置３には図４に示すよう
に、紙幣が入金され又は戻される紙幣投入／戻し口５
と、硬貨が入金される硬貨投入口６と、入金された硬貨
が戻される硬貨戻し口７とが設けられている。さらに、
この前金入金装置３には、入金された前金を算出部（図
示せず）へ導く前金受付手段（図示せず）と、前金受付
手段が受付中であるか否かのメッセージや算出部におけ
る算出手段の実行により算出された前金の金額等が表示
される表示部８と、受け付けられた前金の金額を確定さ
せるための入金キー９と、受け付けられた前金をキャン
セルして返却させるキャンセルキー１０とが設けられて
いる。
に、紙幣が入金され又は戻される紙幣投入／戻し口５
と、硬貨が入金される硬貨投入口６と、入金された硬貨
が戻される硬貨戻し口７とが設けられている。さらに、
この前金入金装置３には、入金された前金を算出部（図
示せず）へ導く前金受付手段（図示せず）と、前金受付
手段が受付中であるか否かのメッセージや算出部におけ
る算出手段の実行により算出された前金の金額等が表示
される表示部８と、受け付けられた前金の金額を確定さ
せるための入金キー９と、受け付けられた前金をキャン
セルして返却させるキャンセルキー１０とが設けられて
いる。
【００１０】図５は前記前金入金装置３を示すブロック
図であり、各種のデータ処理を実行するＣＰＵ１１に対
し、このＣＰＵ１１の制御プログラム等の固定データを
記憶したＲＯＭ１２、算出手段の実行により算出された
前金の金額等の可変データを記憶するＲＡＭ１３、紙幣
の受け付けや返却等を制御する紙幣用制御回路１４、硬
貨の受け付けや返却等を制御する硬貨用制御回路１５、
前記表示部８を制御する表示部制御回路１６、前記入金
キー９、前記キャンセルキー１０、前記ＰＯＳ端末４等
が接続されている。
図であり、各種のデータ処理を実行するＣＰＵ１１に対
し、このＣＰＵ１１の制御プログラム等の固定データを
記憶したＲＯＭ１２、算出手段の実行により算出された
前金の金額等の可変データを記憶するＲＡＭ１３、紙幣
の受け付けや返却等を制御する紙幣用制御回路１４、硬
貨の受け付けや返却等を制御する硬貨用制御回路１５、
前記表示部８を制御する表示部制御回路１６、前記入金
キー９、前記キャンセルキー１０、前記ＰＯＳ端末４等
が接続されている。
【００１１】図６は前記ＰＯＳ端末４を示すブロック図
であり、各種のデータ処理を実行するＣＰＵ１７に対
し、このＣＰＵ１７の制御プログラム等の固定データを
記憶したＲＯＭ１８、商品データや前記前金入金装置３
から転送された前金の金額データ等の可変データを一時
的に記憶する前金記憶部であるＲＡＭ１９、前記スキャ
ナ２、小計キー等の各種のキーを備えているキーボード
２０、レシート用紙及びジャーナル用紙への印字を行う
Ｒ／Ｊ（Receipt/Journal ）プリンタ２１、現金等が収
納されるドロワ２２、販売商品に関する各種データが表
示される表示部２３、前記前金入金装置３が接続されて
いる。
であり、各種のデータ処理を実行するＣＰＵ１７に対
し、このＣＰＵ１７の制御プログラム等の固定データを
記憶したＲＯＭ１８、商品データや前記前金入金装置３
から転送された前金の金額データ等の可変データを一時
的に記憶する前金記憶部であるＲＡＭ１９、前記スキャ
ナ２、小計キー等の各種のキーを備えているキーボード
２０、レシート用紙及びジャーナル用紙への印字を行う
Ｒ／Ｊ（Receipt/Journal ）プリンタ２１、現金等が収
納されるドロワ２２、販売商品に関する各種データが表
示される表示部２３、前記前金入金装置３が接続されて
いる。
【００１２】このような構成において、前金入金装置３
を利用して行なう登録処理の処理動作を図１及び図２の
フローチャートに基づいて説明する。なお、図１は前金
入金装置３における処理動作を示し、図２はＰＯＳ端末
４における処理動作を示す。
を利用して行なう登録処理の処理動作を図１及び図２の
フローチャートに基づいて説明する。なお、図１は前金
入金装置３における処理動作を示し、図２はＰＯＳ端末
４における処理動作を示す。
【００１３】前金入金装置３においては、まず、前金の
入金を受け付ける前金受付手段が前金の受付中であるか
否か、即ち、前金入金装置３の紙幣投入／戻し口５や硬
貨投入口６へ前金の入金を行なった際にその紙幣等が算
出部へ導かれるか否かの判断が行なわれ（Ｓ１）、ここ
に、受付可否判断手段が実行される。なお、この判断に
関しては、自分よりひとり前の顧客の登録処理時におい
て小計キーが押し下げられ、その信号がＣＰＵ１１に入
力されることにより受付中となり、表示部８に“入金し
て下さい”の表示が行なわれ（Ｓ２）、前金の入金に備
えた待機状態となる（Ｓ３）。
入金を受け付ける前金受付手段が前金の受付中であるか
否か、即ち、前金入金装置３の紙幣投入／戻し口５や硬
貨投入口６へ前金の入金を行なった際にその紙幣等が算
出部へ導かれるか否かの判断が行なわれ（Ｓ１）、ここ
に、受付可否判断手段が実行される。なお、この判断に
関しては、自分よりひとり前の顧客の登録処理時におい
て小計キーが押し下げられ、その信号がＣＰＵ１１に入
力されることにより受付中となり、表示部８に“入金し
て下さい”の表示が行なわれ（Ｓ２）、前金の入金に備
えた待機状態となる（Ｓ３）。
【００１４】この前金の入金に備えた待機状態のときに
前金の入金が行なわれると、入金された前金が前金受付
手段により算出部へ導かれ（Ｓ４）、算出部へ導かれた
前金の金額が算出され（Ｓ５）、ここに、算出手段が実
行される。さらに、算出された前金の金額が表示部８に
表示される（Ｓ６）。
前金の入金が行なわれると、入金された前金が前金受付
手段により算出部へ導かれ（Ｓ４）、算出部へ導かれた
前金の金額が算出され（Ｓ５）、ここに、算出手段が実
行される。さらに、算出された前金の金額が表示部８に
表示される（Ｓ６）。
【００１５】ついで、キャンセルキー１０が押し下げら
れたか否かの判断（Ｓ７）と、入金キー９が押し下げら
れたか否かの判断（Ｓ８）とが行なわれ、キャンセルキ
ー１０が押し下げられた場合には、一旦受け付けられた
前金が返却される（Ｓ９）。一方、入金キー９が押し下
げられた場合には、算出された後にＲＡＭ１３に記憶さ
れていた前金の金額データがＰＯＳ端末４へ転送される
（Ｓ１０）。なお、ＰＯＳ端末４へ転送された前金の金
額データは、ＰＯＳ端末４内のＲＡＭ１９に記憶され
る。
れたか否かの判断（Ｓ７）と、入金キー９が押し下げら
れたか否かの判断（Ｓ８）とが行なわれ、キャンセルキ
ー１０が押し下げられた場合には、一旦受け付けられた
前金が返却される（Ｓ９）。一方、入金キー９が押し下
げられた場合には、算出された後にＲＡＭ１３に記憶さ
れていた前金の金額データがＰＯＳ端末４へ転送される
（Ｓ１０）。なお、ＰＯＳ端末４へ転送された前金の金
額データは、ＰＯＳ端末４内のＲＡＭ１９に記憶され
る。
【００１６】ここで、前金の金額データをＰＯＳ端末４
へ転送した後にステップ１（Ｓ１）へ戻ると、入金キー
９が押し下げられたことに基づく信号がＣＰＵ１１に入
力されることにより前金受付手段が受付中ではなくな
り、表示部８に“お待ち下さい”の表示が行なわれる
（Ｓ１１）。従って、一人の顧客が前金の入金を行なっ
た場合、その顧客の登録処理において小計キーが押し下
げられるまで前金の受け付けが拒否されるため、次の顧
客からの前金の受け付けを行なうということが防止され
る。
へ転送した後にステップ１（Ｓ１）へ戻ると、入金キー
９が押し下げられたことに基づく信号がＣＰＵ１１に入
力されることにより前金受付手段が受付中ではなくな
り、表示部８に“お待ち下さい”の表示が行なわれる
（Ｓ１１）。従って、一人の顧客が前金の入金を行なっ
た場合、その顧客の登録処理において小計キーが押し下
げられるまで前金の受け付けが拒否されるため、次の顧
客からの前金の受け付けを行なうということが防止され
る。
【００１７】一方、ＰＯＳ端末４においては、スキャナ
２でバーコードを読み取ることによる商品コードの入
力、商品コードに基づいたＰＬＵファイルの検索、該当
するＰＬＵデータの展開、合計金額の加算等の処理が行
なわれている（Ｔ１）。そして、これらの処理は、キー
ボード２０内の小計キーが押し下げられる（Ｔ２）まで
繰り返され、小計キーが押し下げられることにより最終
的な売上合計金額が確定し、ここに、売上合計金額演算
手段が実行される。
２でバーコードを読み取ることによる商品コードの入
力、商品コードに基づいたＰＬＵファイルの検索、該当
するＰＬＵデータの展開、合計金額の加算等の処理が行
なわれている（Ｔ１）。そして、これらの処理は、キー
ボード２０内の小計キーが押し下げられる（Ｔ２）まで
繰り返され、小計キーが押し下げられることにより最終
的な売上合計金額が確定し、ここに、売上合計金額演算
手段が実行される。
【００１８】小計キーが押し下げられると、前金入金装
置３へ次の顧客に対する前金受付ＯＫ信号が送信され
（Ｔ３）、ついで、現在登録処理中の顧客に関して前金
が入金されているか否かが判断され（Ｔ４）、前金が入
金されていない場合には顧客がキャッシャーに手渡す現
金等に基づく釣銭計算が行なわれる（Ｔ５）。一方、前
金が入金されている場合には、入金されている前金の金
額と売上合計金額との差額が演算され（Ｔ６）、ここ
に、差額演算手段が実行される。そして、この差額演算
手段による演算結果が表示部２３へ表示され（Ｔ７）、
ここに、表示手段が実行される。なお、この差額演算手
段が実行された場合、前金の金額が売上合計金額よりも
大きい場合には顧客がキャッシャーから釣銭を受け取
り、売上合計金額が前金の金額よりも大きい場合には顧
客が不足分をキャッシャーに手渡すことになる。また、
顧客が不足分よりも多い金額をキャッシャーへ手渡した
場合には、再度、差額の演算が行なわれる。
置３へ次の顧客に対する前金受付ＯＫ信号が送信され
（Ｔ３）、ついで、現在登録処理中の顧客に関して前金
が入金されているか否かが判断され（Ｔ４）、前金が入
金されていない場合には顧客がキャッシャーに手渡す現
金等に基づく釣銭計算が行なわれる（Ｔ５）。一方、前
金が入金されている場合には、入金されている前金の金
額と売上合計金額との差額が演算され（Ｔ６）、ここ
に、差額演算手段が実行される。そして、この差額演算
手段による演算結果が表示部２３へ表示され（Ｔ７）、
ここに、表示手段が実行される。なお、この差額演算手
段が実行された場合、前金の金額が売上合計金額よりも
大きい場合には顧客がキャッシャーから釣銭を受け取
り、売上合計金額が前金の金額よりも大きい場合には顧
客が不足分をキャッシャーに手渡すことになる。また、
顧客が不足分よりも多い金額をキャッシャーへ手渡した
場合には、再度、差額の演算が行なわれる。
【００１９】そして、ステップ５，６（Ｔ５，６）の処
理が終了した後にレシートの発行が行なわれ（Ｔ８）、
一人の顧客に対する一連の処理が終了する。
理が終了した後にレシートの発行が行なわれ（Ｔ８）、
一人の顧客に対する一連の処理が終了する。
【００２０】従って、小計キーが押し下げられて売上合
計金額が表示される前に前金を入金しておくことによ
り、売上合計金額が表示された直後に既に入金されてい
る前金に基づいて釣銭の計算が行なわれるため、売上合
計金額が表示された後に財布から金銭を取り出してキャ
ッシャーに手渡すという時間を省くことができ、登録処
理の作業能率が著しく向上する。このため、顧客とキャ
ッシャーとの間での金銭の授受に手間取ることが原因と
なってチェックアウトカウンタの前に顧客の長い列がで
きてしまうということが防止される。
計金額が表示される前に前金を入金しておくことによ
り、売上合計金額が表示された直後に既に入金されてい
る前金に基づいて釣銭の計算が行なわれるため、売上合
計金額が表示された後に財布から金銭を取り出してキャ
ッシャーに手渡すという時間を省くことができ、登録処
理の作業能率が著しく向上する。このため、顧客とキャ
ッシャーとの間での金銭の授受に手間取ることが原因と
なってチェックアウトカウンタの前に顧客の長い列がで
きてしまうということが防止される。
【００２１】実際の運用上では、予想される売上合計金
額以上の金額の前金を入金するようにすれば、釣銭演算
手段の実行の後に不足金を支払うということがなくな
り、登録処理の作業能率が確実に向上する。
額以上の金額の前金を入金するようにすれば、釣銭演算
手段の実行の後に不足金を支払うということがなくな
り、登録処理の作業能率が確実に向上する。
【００２２】一方、実際の運用上における顧客側の利点
としては、一回の取引において多量の硬貨を使用するこ
とができるという点が挙げられる。具体的には、財布の
中に多量の硬貨がある場合、それらの硬貨を全て前金入
金装置３へ入金するだけでよく、硬貨の合計額を数える
必要がない。しかも、手元に残る硬貨は釣銭として受け
取るものだけとなり、財布内の硬貨を効果的に減らすこ
とができる。
としては、一回の取引において多量の硬貨を使用するこ
とができるという点が挙げられる。具体的には、財布の
中に多量の硬貨がある場合、それらの硬貨を全て前金入
金装置３へ入金するだけでよく、硬貨の合計額を数える
必要がない。しかも、手元に残る硬貨は釣銭として受け
取るものだけとなり、財布内の硬貨を効果的に減らすこ
とができる。
【００２３】なお、本実施例においては、前金の受け付
けが可能となるタイミングを、ひとり前の顧客の登録処
理において小計キーが押し下げられた時であるとして説
明したが、このタイミングの設定は自由であり、例え
ば、自分の登録処理が開始された時等としてもよい。
けが可能となるタイミングを、ひとり前の顧客の登録処
理において小計キーが押し下げられた時であるとして説
明したが、このタイミングの設定は自由であり、例え
ば、自分の登録処理が開始された時等としてもよい。
【００２４】また、本実施例では、差額演算手段が実行
された後に、キャッシャーが釣銭を顧客に手渡す場合を
例に挙げて説明したが、釣銭となる紙幣の枚数や硬貨の
個数が最小となる組合せで釣銭を自動的に払い出す自動
釣銭器をＰＯＳ端末４に接続すれば、登録処理の作業能
率をさらに向上させることができる。
された後に、キャッシャーが釣銭を顧客に手渡す場合を
例に挙げて説明したが、釣銭となる紙幣の枚数や硬貨の
個数が最小となる組合せで釣銭を自動的に払い出す自動
釣銭器をＰＯＳ端末４に接続すれば、登録処理の作業能
率をさらに向上させることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明は上述のように、前金が入金され
る前金入金装置と、入金された前金を受け付ける前金受
付手段と、この前金受付手段が前金の受付中であるか否
かを判断する受付可否判断手段と、受け付けた前金の金
額を算出する算出手段と、算出された前金の金額が表示
される表示部と、算出された前金の金額が記憶される前
金記憶部と、販売商品の売上合計金額を演算する売上合
計金額演算手段と、前記前金記憶部に記憶された前金の
金額と売上合計金額との差額を演算する差額演算手段
と、この差額演算手段による演算結果を表示する表示手
段とを設けたので、売上合計金額が演算される前に前金
入金装置へ前金を入金しておくことにより、売上合計金
額が演算された直後に前金の金額と売上合計金額との差
額を演算して釣銭を求めることができ、従って、売上合
計金額が演算された後に財布から金銭を取り出してキャ
ッシャーに手渡すという時間を省くことができ、このた
め、顧客とキャッシャーとの間における金銭の授受に要
する時間を大幅に減少させることができると共に登録処
理の作業能率を大幅に向上させることができる等の効果
を有する。
る前金入金装置と、入金された前金を受け付ける前金受
付手段と、この前金受付手段が前金の受付中であるか否
かを判断する受付可否判断手段と、受け付けた前金の金
額を算出する算出手段と、算出された前金の金額が表示
される表示部と、算出された前金の金額が記憶される前
金記憶部と、販売商品の売上合計金額を演算する売上合
計金額演算手段と、前記前金記憶部に記憶された前金の
金額と売上合計金額との差額を演算する差額演算手段
と、この差額演算手段による演算結果を表示する表示手
段とを設けたので、売上合計金額が演算される前に前金
入金装置へ前金を入金しておくことにより、売上合計金
額が演算された直後に前金の金額と売上合計金額との差
額を演算して釣銭を求めることができ、従って、売上合
計金額が演算された後に財布から金銭を取り出してキャ
ッシャーに手渡すという時間を省くことができ、このた
め、顧客とキャッシャーとの間における金銭の授受に要
する時間を大幅に減少させることができると共に登録処
理の作業能率を大幅に向上させることができる等の効果
を有する。
【図１】登録処理時における前金入金装置の処理動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図２】登録処理時におけるＰＯＳ端末の処理動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図３】商品販売登録データ処理装置の全体構造を示す
平面図である。
平面図である。
【図４】前金入金装置を示す正面図である。
【図５】前金入金装置を示すブロック図である。
【図６】ＰＯＳ端末を示すブロック図である。
３ 前金入金装置 ８ 表示部 １９ 前金記憶部
Claims (1)
- 【請求項１】 前金が入金される前金入金装置と、入金
された前金を受け付ける前金受付手段と、この前金受付
手段が前金の受付中であるか否かを判断する受付可否判
断手段と、受け付けた前金の金額を算出する算出手段
と、算出された前金の金額が表示される表示部と、算出
された前金の金額が記憶される前金記憶部と、販売商品
の売上合計金額を演算する売上合計金額演算手段と、前
記前金記憶部に記憶された前金の金額と売上合計金額と
の差額を演算する差額演算手段と、この差額演算手段に
よる演算結果を表示する表示手段とを有することを特徴
とする商品販売登録データ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30174394A JPH08161637A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 商品販売登録データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30174394A JPH08161637A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 商品販売登録データ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08161637A true JPH08161637A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17900635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30174394A Pending JPH08161637A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 商品販売登録データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08161637A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013069212A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Fujitsu Frontech Ltd | 販売商品登録システムおよび方法 |
| JP2014067362A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Nec Corp | 商品販売データ処理システム、方法及びプログラム |
| JP2014130514A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Fuji Electric Co Ltd | 釣銭機及びレジスタシステム |
| WO2017056428A1 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日本電気株式会社 | Ｐｏｓ装置 |
| JP2019106073A (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-27 | グローリー株式会社 | 貨幣入金機及び会計システム |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP30174394A patent/JPH08161637A/ja active Pending
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