JP3889756B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貨幣入出金装置が接続されるECR(Electronic Cash Register:電子式キャッシュレジスタ)やPOS(Point Of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
従来、例えばPOS端末に貨幣入出金装置を接続して構成したシステムがある。このようなシステムには、POS端末での清算業務に伴い、キャッシャが顧客から商品の代金として預かった現金を貨幣入出金装置に入金することにより、貨幣入出金装置において入金額が計数されてPOS端末に送信されるものがある(例えば、特許文献1)。そして、キャッシャが締めを宣言する預/現計キーを押下することにより、その預かり金額に基づいて締め処理がなされ、レシート発行がなされて、釣銭がある場合には貨幣入出金装置から釣銭が払いだされ、取引を終了する。このようにすることで、預かり金額の計数が自動で行われるので、預かり金額が正確に入力されるとされている。
また、POS端末には、上述した預/現計キーのほかに、例えば商品券での代金支払いを宣言する商品券キーが設けられているものがある。この商品券キーをキャッシャが押下することにより、商品券による精算が受け付けられる。
特開2003−346246公報
このようなシステムにおいて、商品代金が600円の場合に、顧客が100円をキャッシャに手渡し、残金は商品券で支払う旨をキャッシャに伝えた場合、キャッシャは、まず、顧客から受け取った100円を貨幣入出金装置に入金して、預/現計キーを押す。これにより、貨幣入出金装置からPOS端末へ入金額が100円である旨が入力される。そして、キャッシャは顧客から額面500円の商品券を受け取ったならば、商品券キーを押下して商品券に印字されたバーコード化された額面金額をバーコードスキャナ11でスキャニングする。これにより、POS端末は、商品券による500円の預かりが有ったと認識する。そして、これで預かり金額が合計600円となったので、POS端末は、締め処理を実行しレシートを発行する。
このような場合において、キャッシャが顧客から受け取った100円を貨幣入出金装置に入金して、預/現計キーを押し、これにより、貨幣入出金装置からPOS端末へ入金額が100円である旨が入力された後に、顧客がやはり商品券での支払いを取り止め、全額を現金で支払うと申し出る場合を考える。これは、例えば、商品券での支払いでは、釣銭は支払われない場合において、顧客は自分が所持している商品券が額面1000円であるにもかかわらず、自分が所持している商品券は額面500円のものであると勘違いしてしまった場合等である。
このような場合には、追加で現金の入金処理をしなければならないが、特許文献1では、このように現金による複数回の入金処理が想定されていないので、一度、預/現計キー押下での現金の入金が終了した後にどのように残金の現金支払いを受け付けるかがわからない。
本発明の目的は、貨幣入出金装置から入金額情報を取得する商品販売データ処理装置において、現金での複数回の入金処理を行えるようにすることである。
本発明は、入金開始キーと、確定キーと、貨幣の入金動作を実行し入金された貨幣の金額に関する入金額情報を取得する貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信手段と、預かり金額を取得する取得手段と、前記入金開始キーが操作されたのを条件に、前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する第1の送信手段と、前記確定キーが操作されたのを条件に、前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けを終了して当該入金動作での前記入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する第2の送信手段と、前記取得手段を構成し、受信した前記入金額情報に基づいて前記貨幣入出金装置に対する入金額を取得する手段と、取得された前記預かり金額が登録された商品の合計金額以上であるのを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段と、を備え、前記第1及び第2の送信手段による前記入金開始コマンド及び入金額情報通知コマンドの送信は、締め処理の実行が開始される前まで、繰り返し実行可能であることを特徴とする。
本発明によれば、貨幣入出金装置から入金額情報を取得する商品販売データ処理装置において、現金での複数回の入金処理を行うことができる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、POS端末1、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3の外観を示す斜視図である。本実施の形態は、コンビニエンスストア等で使用される商品販売データ処理であるPOS端末1、このPOS端末1が載置される貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3を備えたシステムへの適用例である。
商品販売データ処理としてのPOS端末1について説明する。本実施の形態のPOS端末1は、図1に示すように、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3上に載置されている。このPOS端末1には、各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によってPOS端末1の動作モードを登録モード・設定モード・精算モード・点検モード等の各業務モードに切り替え設定するためのコントロールキー5、プリンタ6(図3参照)によって印字される取引レシート等を発行するレシート発行口7及びジャーナル窓8が設けられている。また、POS端末1の右側上方には、操作者側の表示部として機能するディスプレイ9が配置され、このディスプレイ9の近傍には客側の表示部として機能する客側ディスプレイ10が立設されている。なお、ディスプレイ9には、タッチパネルが積層されており、入力部としても機能する。さらに、このPOS端末1には、商品に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ11が接続されている。
図2はキーボード4の各種キーの配列を示す平面図である。キーボード4は、数字を入力するための「0」から「9」までの置数キー4a、締めを宣言する締めキーとして機能する預/現計キー4b、商品券による決済を宣言するための商品券キー4c、締めを宣言する締めキー等として機能する実行キー4d、小計キー4e、入金開始キーである入金確認キー4f、確定キー4g等の各種のキーをブロック毎に配列した外観構造を有している。入金確認キー4fは、現金での決済を宣言するとともに貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金受け付けの開始を指示するためのものである。入金確認キー4fは、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金受け付けを終了して入金動作での入金額情報の通知を要求するためのものである。
次に、POS端末1に備えられる各部の電気的接続を図3に基づいて説明する。図3に示すように、このPOS端末1は、Microcomputer(以下、マイコンという。)13を内蔵し、このマイコン13が、前述したキーボード4、コントロールキー5、プリンタ6、ディスプレイ9、客側ディスプレイ10、バーコードスキャナ11等の各部をバスライン14と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。また、マイコン13は、CPU(Central Processing Unit)15にバスライン14を介して、起動プログラム等の固定的データを格納する記録媒体であるROM(Read Only Memory)16と各種データを書き替え自在に格納するRAM(Random Access Memory)17とを接続することにより構成されている。RAM17は、可変的なデータを書き替え自在に格納する機能を利用して、各種ワークエリアの機能を果たす。RAM17には、後述する売上処理に伴い、売上金額を記憶する売上バッファ、預かり金額を記憶する預かり金額バッファ等の各種バッファが確保される。なお、RAM17は、バッテリ(図示せず)によってバックアップされている。
また、マイコン13にはバスライン14を介してHDD(Hard Disk Drive)18が接続されており、このHDD18には、マイコン13を動作させる制御プログラムや商品マスタファイル、売上登録に係る売上情報を記憶保持する売上ファイル、ジャーナルファイル等が格納されている。
さらに、マイコン13にはバスライン14を介して通信I/F19が接続されており、このPOS端末1は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3等に接続可能になっている。すなわち、通信I/F19は、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3とのデータ通信を司るデータ通信手段として機能する。
次いで、貨幣入出金装置としての硬貨入出金装置2について簡単に説明する。硬貨入出金装置2は、ハウジング21の内部に制御部、データ通信部等を備えており、POS端末1との間でのデータ通信可能に構成されている。硬貨入出金装置2では、ハウジング21の内部に設けられた入出金機構を制御部が駆動制御することにより、ハウジング21に形成された硬貨投入口22から入金された硬貨をハウジング21の内部に金種別に収納する。この際、入金された硬貨を金種毎に計数する。また、POS端末1から硬貨の払出命令があった場合には、命令に応じて硬貨をハウジング21に形成された硬貨払出口23に払い出す。
次いで、貨幣入出金装置としての紙幣入出金装置3について簡単に説明する。紙幣入出金装置3は、ハウジング31の内部に制御部及びデータ通信部を備えており、POS端末1との間でのデータ通信可能に構成されている。紙幣入出金装置3では、ハウジング31の内部に設けられた入出金機構を制御部が駆動制御することにより、ハウジング31に形成された紙幣入金口32から入金された紙幣をハウジング31の内部に金種別に収納する。この際、入金された紙幣を金種毎に計数する。また、POS端末1から紙幣の払出命令があった場合には、命令に応じて紙幣をハウジング31に形成された紙幣払出口33に払い出す。
次に、POS端末1のHDD18に格納された制御プログラムがマイコン13に実行させる機能について説明する。起動後のPOS端末1では、コントロールキー5の切り換え位置に応じて動作モードが選択される。つまり、コントロールキー5の切り換え位置によって発生する出力信号に応じ、マイコン13がPOS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モード等に設定する。本実施の形態においては、各モードの処理について従来のPOS端末1によって行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
次に、本実施の形態のPOS端末1の有する特長的な機能である売上処理の流れを硬貨入出金装置2,紙幣入出金装置3の動作及びキャッシャの操作手順とともに以下に説明する。ここで、図4は売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。売上処理は、コントロールキー5の切り換え操作によって登録モードに設定されていることを条件として実行される。図4に示すように、売上処理としては、まず、売上商品についてのバーコードスキャナ11による商品コードの読み取りやキーボード4の置数キー4aによる商品コードの入力、及びキーボード4の置数キー4aによる販売個数の入力に待機する(ステップS1)。
バーコードスキャナ11による商品情報である商品コードの読み取り入力、及びキーボード4のキー入力による販売個数の入力等があったと判断すると(ステップS1のY)、売上登録処理を実行する(ステップS2)。この売上登録処理では、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索することにより得られた商品名や単価等に基づく売上処理データをRAM17の売上バッファやジャーナルバッファに格納し、その単価等の取引情報をディスプレイ9に表示させる。加えて、ここまでの売上データに基づく商品の合計金額(売上合計金額)を算出し、RAM17の売上バッファに格納してディスプレイ9に表示させる。
ステップS1〜S2の処理は、キーボード4の入金確認キー4fが操作されて現金による決済が宣言されたと判断する迄(ステップS3のY)、又は、商品券キー4cが操作されて商品券による決済が宣言されたと判断する迄(ステップS13のY)、繰り返される。
入金確認キー4fが操作された場合には(ステップS3のY)、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する(ステップS4)。ここに、ステップS4によって、入金開始キーが操作されたのを条件に、貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する開始コマンドを送信する第1の送信手段の機能が実行される。そして、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3への入金を促す画面をディスプレイ9に表示し、キャッシャによるキーボード4の確定キー4gの操作がなされるまで(ステップS5のN)、待機する。
POS端末1から入金開始コマンドを受信した硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3では、各部を入金動作可能状態にして、入金の受け付けを開始する。
よって、キャッシャは、入金確認キー4fを操作後に、顧客から受け取った貨幣のうち硬貨を硬貨入出金装置2に入金し、紙幣を紙幣入出金装置3に入金し、入金後、確定キー4gを操作すればよい。
POS端末1では、確定キー4gが操作されたならば(ステップS5のY)、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金額情報通知コマンドを送信する(ステップS6)。入金額情報通知コマンドは、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して、入金の受け入れを停止して、当該入金動作による入金額情報として各貨幣の計数結果の通知を要求するコマンドである。ここに、ステップS6によって、確定キー4gが操作されたのを条件に、貨幣入出金装置に対して入金受け付けを終了して当該入金動作での入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する第2の送信手段の機能が実行される。
POS端末1から入金額情報通知コマンドを受信した硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3は、入金の受け入れを停止し、当該入金動作による各貨幣の計数結果をPOS端末1に対して送信する。
POS端末1では、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3から各貨幣の計数結果を受信したならば(ステップS7のY)、受信した各貨幣の計数結果に基づいて硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3での当該入金動作での入金額を算出し、この入金額を預かり金額としてRAM17の預かり金額バッファに記憶させる(ステップS8)。ここに、ステップS8により、取得手段を構成し、受信した入金額情報に基づいて貨幣入出金装置に対する入金額を取得する手段の機能が実行される。以上のステップS3〜S8の処理は、キーボード4の預/現計キー4bが操作され、締め宣言がなされる迄(ステップS9のY)、繰り返される。
キーボード4の預/現計キー4bが操作され、締めが宣言された場合には(ステップS9のY)、RAM17の預かり金額バッファに記憶されている預かり金額の合計が商品の合計金額以上であるか否かを判定し、締め処理の実行を許可するか否かを決定する(ステップS10)。RAM17の預かり金額バッファに記憶されている預かり金額の合計が商品の合計金額よりも少ないと判定された場合には(ステップS10のN)、預かり金額が不足しているので、締め処理の実行を許可せずに、追加入金を指示する内容の画面を操作者側のディスプレイ9に表示させて、預かり金額の不足を報知して追加入金を促す(ステップS12)。そして、ステップS3やS13に戻り、預かり金額の再入力処理を再び受け付ける。
一方、ステップS13において、商品券キーが操作されたと判断した場合には(ステップS13のY)、商品券の額面金額を取得し、RAM17の預かり金額バッファに記憶させる(ステップS14)。ここに、ステップS14によって、預かり金額を取得する取得手段の機能が実行される。商品券の額面金額は、商品券にバーコード化されて印字された額面金額のバーコードスキャナ11による読み取り入力によって取得される。そして、実行キー4dが押下され、締めが宣言された場合には(ステップS15のY)、ステップS10に進む。
そして、以上のような入金額の入力処理によって、RAM17の預かり金額バッファに記憶されている預かり金額の合計が商品の合計金額以上になった場合には締め処理の実行を許可し(ステップS10のY)、締め処理を実行する(ステップS11)。ここに、ステップS10により、取得された預かり金額が登録された商品の合計金額以上であるのを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段の機能が実行される。
ステップS11の締め処理では、預かり金額と売上金額との差分により釣銭金額を算出し、釣銭が有る場合には、硬貨入出金装置2や紙幣入出金装置3に釣銭払い出しコマンドを送信して、硬貨入出金装置2や紙幣入出金装置3によって釣銭を払い出す。そして、RAM17の売上バッファに記憶された売上処理データを売上ファイルに記憶し、当該売上処理データのうちの所定内容をプリンタ6によって印字させたレシートをレシート発行口7から発行する。また、商品の合計金額(売上合計金額)等により構成されるジャーナルデータをジャーナルバッファに格納し、一取引に係るジャーナルデータを作成する。こうして一取引が終了すると、ジャーナルバッファのジャーナルデータをジャーナルファイルに記憶する。
以上説明したように、本実施の形態においては、預/現計キー4bが操作される迄は、入金確認キー4f及び確定キー4gを順に操作することにより、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3等に対して何度でも入金を行うことができる。
さらに、預かり金額が不足している場合には、預/現計キー4bを操作しても締め処理の実行が許可されないが、このときエラーとなることなく、預かり金額が満たされるまで何度でも硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に預かり金額の入金を行うことができる。
また、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3は、POS端末1において入金確認キー4fが操作されることにより送信された入金開始コマンドによって入金の受け付けを開始すればよいので、入金開始コマンドを受信する前は、制御部及びデータ通信部だけが稼働していればよく、他の各部に通電する必要がないので、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3の待機時の消費電力の低減を図ることができる。
なお、本実施の形態においては、入金額情報として、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に入金された各貨幣の計数結果を例に説明したが、これに限定するものではない。入金額情報としては、例えば、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に入金された貨幣の金額そのものであってもよい。この場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に、入金された各貨幣の計数結果に基づいて入金額を算出する手段を設ければよい。これにより、POS端末1においては、入金額の計算が必要なくなる。
また、本実施の形態においては、商品販売データ処理装置としてPOS端末1を適用した例を説明したが、これに限るものではなく、商品販売データ処理装置としては、ECR(Electric Cash Register)であってもよい。
また、本実施の形態においては、現金以外の決済手段として商品券を適用した例を説明したが、これに限るものではなく、現金以外の決済手段としては、クーポン券等であってもよい。
本発明の一実施の形態のPOS端末、硬貨入出金装置及び紙幣入出金装置の外観を示す斜視図である。 キーボードの各種キーの配列を示す平面図である。 POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。 商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…POS端末(商品販売データ処理装置)、2…硬貨入出金装置(貨幣入出金装置)、3…紙幣入出金装置(貨幣入出金装置)、4f…入金確認キー(入金開始キー)、4g…確定キー、19…通信I/F(データ通信手段)

Claims (1)

  1. 入力された商品情報に基づいて商品の売上登録処理をしてから締め処理を実行する商品販売データ処理装置において、
    入金開始キーと、
    確定キーと、
    貨幣の入金動作を実行し入金された貨幣の金額に関する入金額情報を取得する貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信手段と、
    預かり金額を取得する取得手段と、
    前記入金開始キーが操作されたのを条件に、前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する第1の送信手段と、
    前記確定キーが操作されたのを条件に、前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けを終了して当該入金動作での前記入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する第2の送信手段と、
    前記取得手段を構成し、受信した前記入金額情報に基づいて前記貨幣入出金装置に対する入金額を取得する手段と、
    取得された前記預かり金額が登録された商品の合計金額以上であるのを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段と、
    を備え、
    前記第1及び第2の送信手段による前記入金開始コマンド及び入金額情報通知コマンドの送信は、締め処理の実行が開始される前まで、繰り返し実行可能であることを特徴とする商品販売データ処理装置。

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