JP2015056072A - 商品販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】釣銭機連動操作の改善を図り、一取引にかかる時間を低減する。
【解決手段】貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信部と、売上登録処理にかかる売上合計金額に対する現金での決済を宣言するとともに貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する小計キーと、貨幣入出金装置に対して入金額情報の通知を要求する入金確認キーと、小計キーが操作されたことを条件に、貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する第1の送信手段と、入金確認キーが操作されたことを条件に、貨幣入出金装置に対して入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する第2の送信手段と、受信した入金額情報に基づく貨幣入出金装置に対する入金額を預かり金額として入力する預かり金額入力手段と、入力された預かり金額が売上合計金額以上であることを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
従来、例えば商品販売データ処理装置であるPOS(Point of Sales)端末に貨幣入出金装置を接続して構成したシステムが知られている。このようなシステムは、概略的には、POS端末での精算業務に伴い、キャッシャが顧客から商品の代金として預かった現金を貨幣入出金装置に入金することにより、貨幣入出金装置において入金額が計数されてPOS端末に送信されるようになっている。そして、システムは、キャッシャが締めを宣言する預/現計キーを押下することにより、POS端末において貨幣入出金装置に入金された入金額に基づく締め処理を実行し、レシートを発行する。また、システムは、釣銭がある場合には貨幣入出金装置から釣銭を払い出し、取引を終了する。
ところで、従来のシステムにおいては、キャッシャは、POS端末での精算業務に伴って顧客から預かった現金を貨幣入出金装置に入金する際に、POS端末に設けられた入金開始を宣言する入金確認キーを押下することで貨幣入出金装置に対して入金開始コマンドを通知するようにしている。
上述したようなPOS端末と貨幣入出金装置とを連動させて処理するシステムにおいては、各装置に対する操作の改善を図って、一取引にかかる時間の低減化が望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、釣銭機連動操作の改善を図り、一取引にかかる時間を低減することができる商品販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、データ通信部と、小計キーと、入金確認キーと、第1の送信手段と、第2の送信手段と、預かり金額入力手段と、許可手段と、を備える。前記データ通信部は、入金された貨幣の金額に関する入金額情報を取得する貨幣入出金装置とのデータ通信を司る。前記小計キーは、売上登録処理にかかる売上合計金額に対する現金での決済を宣言するとともに前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する。前記入金確認キーは、前記貨幣入出金装置に対して前記入金額情報の通知を要求する。前記第1の送信手段は、前記小計キーが操作されたことを条件に、前記データ通信部を介して前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する。前記第2の送信手段は、前記入金確認キーが操作されたことを条件に、前記データ通信部を介して前記貨幣入出金装置に対して前記入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する。前記預かり金額入力手段は、前記データ通信部を介して受信した前記入金額情報に基づく前記貨幣入出金装置に対する入金額を預かり金額として入力する。前記許可手段は、前記預かり金額入力手段により入力された前記預かり金額が前記売上合計金額以上であることを条件に、締め処理の実行を許可する。
図1は、実施形態にかかる商品販売データ処理システムの外観を示す斜視図である。 図2は、キーボードの各種キーの配列を示す平面図である。 図3は、POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。 図4は、POS端末における売上処理にかかる機能ブロック図である。 図5は、売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図6は、入金確認画面の一例を示す正面図である。
図1は、実施形態にかかる商品販売データ処理システム100の外観を示す斜視図である。図1に示すように、商品販売データ処理システム100は、コンビニエンスストア等で使用される商品販売データ処理装置であるPOS(Point of Sales)端末1、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3を備えている。
まず、商品販売データ処理装置としてのPOS端末1について説明する。
POS端末1は、図1に示すように、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3上に載置されている。このPOS端末1には、各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によってPOS端末1の動作モードを登録モード・設定モード・精算モード・点検モード等の各業務モードに切り替え設定するためのコントロールキー5が設けられている。また、POS端末1には、プリンタ6(図3参照)によって印字される取引レシート等を発行するレシート発行口7及びジャーナル窓8が設けられている。
また、POS端末1の右側上方には、操作者側の表示部として機能するディスプレイ9が配置され、このディスプレイ9の近傍には客側の表示部として機能する客側ディスプレイ10が立設されている。なお、ディスプレイ9には、タッチパネルが積層されており、入力部としても機能する。さらに、このPOS端末1には、商品に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ11が接続されている。
図2は、キーボード4の各種キーの配列を示す平面図である。キーボード4は、数字を入力するための「0」から「9」までの置数キー4a、締めを宣言する締めキーとして機能する預/現計キー4b、商品券による決済を宣言するための決済キーである商品券キー4c、小計キー4e、入金確認キー4f、取消キー4g、小計解除キー4h等の各種のキーをブロック毎に配列した外観構造を有している。
小計キー4eは、現金での決済を宣言するとともに貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金受け付けの開始を指示するためのものである。
入金確認キー4fは、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金受け付けを終了して入金動作での入金額情報の通知を要求するためのものである。
取消キー4gは、後述する入金確認画面P1(図6参照)に表示された預かり金額の取り消しを宣言するためのものである。
小計解除キー4hは、入金確認画面P1(図6参照)を消去するとともに、小計キー4eの操作前の状態に戻す小計解除処理の実行を宣言するためのものである。
次に、POS端末1に備えられる各部の電気的接続を図3に基づいて説明する。図3に示すように、このPOS端末1は、制御部13を内蔵し、この制御部13が、前述したキーボード4、コントロールキー5、プリンタ6、ディスプレイ9、客側ディスプレイ10、バーコードスキャナ11等の各部をバスライン14と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。また、制御部13は、CPU(Central Processing Unit)15にバスライン14を介して、起動プログラム等の固定的データを格納する記録媒体であるROM(Read Only Memory)16と各種データを書き替え自在に格納するRAM(Random Access Memory)17とを接続することにより構成されている。RAM17は、可変的なデータを書き替え自在に格納する機能を利用して、各種ワークエリアの機能を果たす。RAM17には、後述する売上処理に伴い、売上金額を記憶する売上バッファ、預かり金額を記憶する預かり金額バッファ等の各種バッファが確保される。なお、RAM17は、バッテリ(図示せず)によってバックアップされている。
また、制御部13にはバスライン14を介してHDD(Hard Disk Drive)18が接続されている。このHDD18には、制御部13を動作させる制御プログラムや商品マスタファイル、売上登録に係る売上情報を記憶保持する売上ファイル、ジャーナルファイル等が格納されている。
なお、POS端末1の制御部13を動作させる制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、POS端末1の制御部13を動作させる制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、POS端末1の制御部13を動作させる制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
さらに、制御部13にはバスライン14を介して通信I/F19が接続されており、このPOS端末1は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3等に接続可能になっている。すなわち、通信I/F19は、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3とのデータ通信を司るデータ通信部として機能する。
次いで、貨幣入出金装置としての硬貨入出金装置2について簡単に説明する。
硬貨入出金装置2は、ハウジング21の内部に制御部、データ通信部等を備えており、POS端末1との間でのデータ通信可能に構成されている。硬貨入出金装置2では、ハウジング21の内部に設けられた入出金機構を制御部が駆動制御することにより、ハウジング21に形成された硬貨投入口22から入金された硬貨をハウジング21の内部に金種別に収納する。この際、入金された硬貨を金種毎に計数する。また、POS端末1から硬貨の払出命令があった場合には、命令に応じて硬貨をハウジング21に形成された硬貨払出口23に払い出す。
次いで、貨幣入出金装置としての紙幣入出金装置3について簡単に説明する。
紙幣入出金装置3は、ハウジング31の内部に制御部及びデータ通信部を備えており、POS端末1との間でのデータ通信可能に構成されている。紙幣入出金装置3では、ハウジング31の内部に設けられた入出金機構を制御部が駆動制御することにより、ハウジング31に形成された紙幣入金口32から入金された紙幣をハウジング31の内部に金種別に収納する。この際、入金された紙幣を金種毎に計数する。また、POS端末1から紙幣の払出命令があった場合には、命令に応じて紙幣をハウジング31に形成された紙幣払出口33に払い出す。
次に、POS端末1のHDD18に格納された制御プログラムが制御部13に実行させる機能について説明する。
起動後のPOS端末1では、コントロールキー5の切り換え位置に応じて動作モードが選択される。つまり、コントロールキー5の切り換え位置によって発生する出力信号に応じ、制御部13がPOS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モード等に設定する。本実施の形態においては、各モードの処理について従来のPOS端末1によって行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
次に、本実施形態のPOS端末1の有する特長的な機能である売上処理の流れについて説明する。
ここで、図4はPOS端末1における売上処理にかかる機能ブロック図である。図4に示すように、POS端末1で実行される制御プログラムは、第1の送信手段131と、第2の送信手段132と、預かり金額入力手段133と、許可手段134と、画面表示手段135と、決済手段136と、取消手段137と、解除手段138と、を含むモジュール構成となっている。制御部13は、HDD18から制御プログラムを読み出して、上記各部をRAM17にロードする。これにより、第1の送信手段131と、第2の送信手段132と、預かり金額入力手段133と、許可手段134と、画面表示手段135と、決済手段136と、取消手段137と、解除手段138とがRAM17上に生成される。
第1の送信手段131は、小計キー4eが操作されたことを条件に、通信I/F19を介して貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する。
第2の送信手段132は、入金確認キー4fが操作されたことを条件に、通信I/F19を介して貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して各貨幣の計数結果である入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する。
預かり金額入力手段133は、通信I/F19を介して受信した入金額情報に基づく貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対する入金額を預かり金額として入力する。
許可手段134は、預かり金額入力手段133により入力された預かり金額が売上登録処理にかかる売上合計金額以上であることを条件に、締め処理の実行を許可する。
画面表示手段135は、小計キー4eが操作されたことを条件に、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)における預かり金額と売上合計金額とを含む入金確認画面P1(図6参照)をディスプレイ9にポップアップ表示する。
決済手段136は、小計キー4eが操作されたことを条件とした貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対する入金による現金決済の際に、決済キーである商品券キー4cが操作されたことを条件に、現金決済の以外の決済処理(例えば、商品券による決済処理)を実行して決済された金額を預かり金額とする。
取消手段137は、小計キー4eが操作されたことを条件とした貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対する入金による現金決済の際に、取消キー4gが操作されたことを条件に、入金確認画面P1(図6参照)に表示された預かり金額を取り消す。
解除手段138は、小計キー4eが操作されたことを条件とした貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対する入金による現金決済の際に、小計解除キー4hが操作されたことを条件に、入金確認画面P1(図6参照)を消去するとともに、小計キー4eの操作前の状態に戻す小計解除処理を実行する。
次いで、実施形態のPOS端末1の有する特長的な機能である売上処理の流れを硬貨入出金装置2,紙幣入出金装置3の動作及びキャッシャの操作手順とともに以下に説明する。
ここで、図5は売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。売上処理は、コントロールキー5の切り換え操作によって登録モードに設定されていることを条件として実行される。
図5に示すように、POS端末1の制御部13は、売上処理として、まず、売上商品についてのバーコードスキャナ11による商品コードの読み取りやキーボード4の置数キー4aによる商品コードの入力、及びキーボード4の置数キー4aによる販売個数の入力に待機するとともに(ステップS1)、キーボード4の小計キー4eの操作に待機する(ステップS3)。
POS端末1の制御部13は、バーコードスキャナ11による商品情報である商品コードの読み取り入力、及びキーボード4のキー入力による販売個数の入力等があったと判断すると(ステップS1のYes)、売上登録処理を実行する(ステップS2)。
この売上登録処理では、POS端末1の制御部13は、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索することにより得られた商品名や単価等に基づく売上処理データをRAM17の売上バッファやジャーナルバッファに格納し、その単価等の取引情報をディスプレイ9に表示する。加えて、POS端末1の制御部13は、ここまでの売上データに基づく商品の合計金額(売上合計金額)を算出し、RAM17の売上バッファに格納してディスプレイ9に表示する。
POS端末1の制御部13は、キーボード4の小計キー4eが操作されて現金による決済が宣言されたと判断する迄(ステップS3のYes)、ステップS1〜S2の処理を繰り返す。
POS端末1の制御部13(第1の送信手段131)は、小計キー4eが操作された場合には(ステップS3のYes)、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する(ステップS4)。
すなわち、本実施形態においては、従来のシステムのように顧客から預かった現金を貨幣入出金装置に入金する際に入金確認キー4fを押下することなく、小計キー4eの押下のみで貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して入金開始コマンドを送信するようにしているので、釣銭機連動操作を簡易化することによる改善を図り、一取引にかかる時間を低減することができる。
次いで、POS端末1の制御部13(画面表示手段135)は、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)への入金を促す入金確認画面P1(図6参照)をディスプレイ9にポップアップ表示し(ステップS5)、キャッシャによるキーボード4の入金確認キー4f、取消キー4g、小計解除キー4h又は商品券キー4cの何れかが操作されるまで(ステップS6のYes、ステップS7のYes、ステップS8のYes、ステップS9のYes)、待機する。
ここで、図6は入金確認画面P1の一例を示す正面図である。図6に示す入金確認画面P1は、預かり投入金額表示エリアA1と、合計金額表示エリアA2と、メッセージ表示エリアA3とを有している。
預かり投入金額表示エリアA1は、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して入金された預かり投入金額を表示する。図6に示す入金確認画面P1は、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対する入金前の状態を示すものであって、預かり投入金額は“0”である。
合計金額表示エリアA2は、ステップS2の売上登録処理で算出された売上合計金額を表示する。
メッセージ表示エリアA3は、操作に関わる下記に示すような各種のメッセージを表示する。
・入金開始は[入金確認]キー
・中止の場合は[取消]キー
・その他締め操作も可能
一方、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)は、POS端末1から入金開始コマンドを受信すると、各部を入金動作可能状態にして、入金の受け付けを開始する。
よって、キャッシャは、小計キー4eを操作後に、顧客から受け取った貨幣のうち硬貨を硬貨入出金装置2に投入し、紙幣を紙幣入出金装置3に投入した後、入金確認キー4fを操作すればよい。
POS端末1の制御部13(第2の送信手段132)は、入金確認キー4fが操作されたならば(ステップS6のYes)、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して入金額情報通知コマンドを送信する(ステップS10)。
入金額情報通知コマンドは、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して、入金の受け付けを終了して、当該入金動作による入金額情報として各貨幣の計数結果の通知を要求するコマンドである。
貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)は、POS端末1から入金額情報通知コマンドを受信すると、入金の受け付けを停止し、当該入金動作による各貨幣の計数結果をPOS端末1に対して送信する。
POS端末1の制御部13(預かり金額入力手段133)は、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)から各貨幣の計数結果を入金額情報として受信した場合(ステップS11のYes)、受信した各貨幣の計数結果に基づいて貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)での当該入金動作での入金額を算出し、この入金額を預かり金額としてRAM17の預かり金額バッファに記憶する(ステップS12)。
また、POS端末1の制御部13は、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)での入金額が確定した旨のダイアログ(図示せず)をディスプレイ9に表示する(ステップS13)。
POS端末1の制御部13は、キーボード4の預/現計キー4bが操作され、締めが宣言された場合には(ステップS14のYes)、RAM17の預かり金額バッファに記憶されている預かり金額の合計が売上合計金額以上であるか否かを判定し、締め処理の実行を許可するか否かを決定する(ステップS15)。
POS端末1の制御部13(許可手段134)は、RAM17の預かり金額バッファに記憶されている預かり金額の合計が売上合計金額よりも少ないと判定した場合には(ステップS15のNo)、預かり金額が不足しているので、締め処理の実行を許可せずに、追加入金を指示する内容の画面(図示せず)を操作者側のディスプレイ9に表示させて、預かり金額の不足を報知して追加入金を促して(ステップS16)、ステップS4に戻り、預かり金額の再入力処理を再び受け付ける。この場合、入金確認画面P1の預かり投入金額表示エリアA1における預かり投入金額は預かり金額バッファに記憶されている預かり金額である。
なお、POS端末1の制御部13(取消手段137)は、入金確認画面P1をディスプレイ9にポップアップ表示した状態で、取消キー4gが操作されたならば(ステップS6のNo、ステップS7のYes)、入金確認画面P1の預かり投入金額表示エリアA1をクリアし(ステップS18)、ステップS4に戻って、キャッシャによる貨幣の追加投入に待機する。この場合、入金確認画面P1の預かり投入金額表示エリアA1における預かり投入金額は“0”である。
また、POS端末1の制御部13(解除手段138)は、入金確認画面P1をディスプレイ9にポップアップ表示した状態で、小計解除キー4hが操作されたならば(ステップS6のNo、ステップS7のNo、ステップS8のYes)、入金確認画面P1を消去するとともに、小計キー4eの操作前の状態に戻す小計解除処理を実行し(ステップS19、S20)、ステップS3に戻る。
また、POS端末1の制御部13(決済手段136)は、入金確認画面P1をディスプレイ9にポップアップ表示した状態で、商品券キー4cが操作されたならば(ステップS6のNo、ステップS7のNo、ステップS8のNo、ステップS9のYes)、商品券による決済が宣言されたと判断して、入金確認画面P1を消去するとともに、商品券の額面金額を取得し、RAM17の預かり金額バッファに記憶させる商品券による決済処理を実行する(ステップS21)。より詳細には、POS端末1の制御部13は、商品券の額面金額を、商品券にバーコード化されて印字された額面金額をバーコードスキャナ11による読み取り入力によって取得する。
そして、POS端末1の制御部13は、商品券による決済処理が終了すると、ステップS15に進む。
すなわち、本実施形態のPOS端末1によれば、小計キー4eの押下のみで自動的に入金確認操作(現金決済処理)となるが、現金決済処理をキャンセルすることなく他の決済処理も可能となるので、操作性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、現金決済の以外の決済として商品券による決済を説明したが、これに限るものではなく、クレジットカードによる決済や電子マネーによる決済であっても良い。
POS端末1の制御部13は、以上のような入金額の入力処理によって、RAM17の預かり金額バッファに記憶されている預かり金額の合計が商品の合計金額以上になった場合には締め処理の実行を許可し(ステップS15のYes)、締め処理を実行する(ステップS17)。ここに、ステップS15により、取得された預かり金額が登録された商品の合計金額以上であることを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段の機能が実行される。
POS端末1の制御部13は、ステップS17の締め処理では、預かり金額と売上金額との差分により釣銭金額を算出し、釣銭が有る場合には、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に釣銭払い出しコマンドを送信して、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)によって釣銭を払い出す。そして、POS端末1の制御部13は、RAM17の売上バッファに記憶された売上データを売上ファイルに記憶し、当該売上処理データのうちの所定内容をプリンタ6によって印字させたレシートをレシート発行口7から発行する。また、POS端末1の制御部13は、商品の合計金額(売上合計金額)等により構成されるジャーナルデータをジャーナルバッファに格納し、一取引に係るジャーナルデータを作成する。こうして一取引が終了すると、POS端末1の制御部13は、ジャーナルバッファのジャーナルデータをジャーナルファイルに記憶する。
このように、実施形態のPOS端末1によれば、従来のシステムのように顧客から預かった現金を貨幣入出金装置に入金する際に入金確認キー4fを押下することなく、小計キー4eの押下のみで貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に対して入金開始コマンドを送信するようにしているので、釣銭機連動操作を簡易化することによる改善を図り、一取引にかかる時間を低減することができる。
なお、本実施形態においては、入金額情報として、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に入金された各貨幣の計数結果を例に説明したが、これに限定するものではない。入金額情報としては、例えば、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に入金された貨幣の金額そのものであってもよい。この場合には、貨幣入出金装置(硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3)に、入金された各貨幣の計数結果に基づいて入金額を算出する手段を設ければよい。これにより、POS端末1においては、入金額の計算が必要なくなる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 商品販売データ処理装置
2,3 貨幣入出金装置
4c 決済キー
4e 小計キー
4f 入金確認キー
4g 取消キー
4h 小計解除キー
131 第1の送信手段
132 第2の送信手段
133 預かり金額入力手段
134 許可手段
135 画面表示手段
136 決済手段
137 取消手段
138 解除手段
特開2003−346246公報

Claims (6)

  1. 入金された貨幣の金額に関する入金額情報を取得する貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信部と、
    売上登録処理にかかる売上合計金額に対する現金での決済を宣言するとともに前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する小計キーと、
    前記貨幣入出金装置に対して前記入金額情報の通知を要求する入金確認キーと、
    前記小計キーが操作されたことを条件に、前記データ通信部を介して前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する第1の送信手段と、
    前記入金確認キーが操作されたことを条件に、前記データ通信部を介して前記貨幣入出金装置に対して前記入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する第2の送信手段と、
    前記データ通信部を介して受信した前記入金額情報に基づく前記貨幣入出金装置に対する入金額を預かり金額として入力する預かり金額入力手段と、
    前記預かり金額入力手段により入力された前記預かり金額が前記売上合計金額以上であることを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記小計キーが操作されたことを条件に、前記貨幣入出金装置における前記預かり金額と前記売上合計金額とを含む入金確認画面を表示部に表示する画面表示手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 現金決済の以外の決済を宣言する決済キーと、
    前記小計キーが操作されたことを条件とした前記貨幣入出金装置に対する入金による現金決済の際に、前記決済キーが操作されたことを条件に、前記現金決済の以外の決済処理を実行して決済された金額を前記預かり金額とする決済手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記入金確認画面に表示された預かり金額の取り消しを宣言する取消キーと、
    前記小計キーが操作されたことを条件とした前記貨幣入出金装置に対する入金による現金決済の際に、前記取消キーが操作されたことを条件に、前記入金確認画面に表示された預かり金額を取り消す取消手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2または3記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記入金確認画面を消去するとともに、前記小計キーの操作前の状態に戻す小計解除処理の実行を宣言する小計解除キーと、
    前記小計キーが操作されたことを条件とした前記貨幣入出金装置に対する入金による現金決済の際に、前記小計解除キーが操作されたことを条件に、前記入金確認画面を消去するとともに、前記小計キーの操作前の状態に戻す小計解除処理を実行する解除手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2ないし4の何れか一記載の商品販売データ処理装置。
  6. 入金された貨幣の金額に関する入金額情報を取得する貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信部と、売上登録処理にかかる売上合計金額に対する現金での決済を宣言するとともに前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する小計キーと、前記貨幣入出金装置に対して前記入金額情報の通知を要求する入金確認キーと、を備える商品販売データ処理装置を制御するコンピュータを、
    前記小計キーが操作されたことを条件に、前記データ通信部を介して前記貨幣入出金装置に対して入金受け付けの開始を指示する入金開始コマンドを送信する第1の送信手段と、
    前記入金確認キーが操作されたことを条件に、前記データ通信部を介して前記貨幣入出金装置に対して前記入金額情報の通知を要求する入金額情報通知コマンドを送信する第2の送信手段と、
    前記データ通信部を介して受信した前記入金額情報に基づく前記貨幣入出金装置に対する入金額を預かり金額として入力する預かり金額入力手段と、
    前記預かり金額入力手段により入力された前記預かり金額が前記売上合計金額以上であることを条件に、締め処理の実行を許可する許可手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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