JP2005228098A - 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム及びプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することができる商品販売データ処理装置を提供する。
【解決手段】 貨幣入出金装置に対して投入された投入金額と入力された受取金額とを比較し(S7)、投入金額が少ないと判断した場合には、貨幣入出金装置における貨幣払出処理が禁止される(S8)。これにより、顧客から受け取った貨幣の金額を入力処理する釣銭先行モードであっても、必ず貨幣入出金装置に対して投入された投入金額と入力された受取金額とが比較され、投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には貨幣入出金装置における貨幣払出処理が禁止され、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等において使用されるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム及びプログラムに関する。
貨幣入出金装置は、大きく分類して、入金確定タイプのものと、釣銭先行タイプのものとの2種類が存在する(例えば、特許文献1参照)。
入金確定タイプの貨幣入出金装置は、置数キーを操作することなく、顧客から受け取った硬貨や紙幣からなる貨幣を貨幣処理装置に供給するものである。こうすることによって貨幣が金種毎に識別されて勘定され、確定した入金額がPOS端末の表示部に表示されるとともに、入金額から売上額が差し引かれて釣銭が出金口に払い出されるようになっている。かかる入金確定タイプのものによれば、顧客から受け取った貨幣の金額を、POS端末の置数キーから入力する必要がなく便利である。
これに対して釣銭先行タイプの貨幣入出金装置は、顧客から受け取った貨幣の金額をまずPOS端末の置数キーを操作して入力処理するものである。かかる釣銭先行タイプの貨幣入出金装置によれば、貨幣処理装置に貨幣を供給する前に釣銭の計算が行われて釣銭が払い出され、この釣銭を顧客に返却してからやおら受け取った貨幣を貨幣処理装置に供給するのである。供給された貨幣は、上記同様に金種の識別が行われた上で金額が検出され、同装置内に収納されることになる。
特許第3308244号公報
顧客から受け取った貨幣の金額をまずPOS端末の置数キーを操作して入力処理する釣銭先行モードによれば、置数入力による予定額を預り金額として採用することになる。すなわち、受け取った貨幣を貨幣入出金装置に投入しなくても貨幣入出金装置から釣銭が払い出されるため、取引終了後にオペレータが受取金額の一部又は全部を貨幣入出金装置に投入することなく盗むという不正を働くことが可能である。そのため、この種の不正を防止することが必要となっている。
なお、特許文献1の貨幣入出金装置では、入金確定モードが選択されている場合には上述したような問題が発生することはないが、釣銭先行モードが選択されている場合には上述したような問題が発生することになる。この意味で、上述した問題を解決するものではない。
本発明は、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することができる商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の商品販売データ処理装置は、商品の販売に係る販売データを処理する商品販売データ処理装置において、貨幣を金種別に収納して収納された貨幣を払い出すようにした貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信手段と、前記貨幣入出金装置に対して投入された投入金額を、前記データ通信手段を介して受信する投入金額受信手段と、客から受け取った受取金額の入力を受け付ける受取金額入力手段と、前記投入金額受信手段により受信した前記貨幣入出金装置における投入金額と前記受取金額入力手段により入力された受取金額とを比較する比較手段と、この比較手段により投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には、前記貨幣入出金装置における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止手段と、を備える。
したがって、貨幣入出金装置に対して投入された投入金額と入力された受取金額とを比較し、投入金額が少ないと判断した場合には、貨幣入出金装置における貨幣払出処理が禁止される。これにより、顧客から受け取った貨幣の金額を入力処理する釣銭先行モードであっても、必ず貨幣入出金装置に対して投入された投入金額と入力された受取金額とが比較され、投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には貨幣入出金装置における貨幣払出処理が禁止され、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することが可能になる。
本発明の商品販売データ処理システムは、貨幣を金種別に収納して収納された貨幣を払い出すようにした貨幣入出金部と、商品の販売に係る販売データを処理する商品販売データ処理部とを具備する商品販売データ処理システムにおいて、前記商品販売データ処理部で客から受け取った受取金額の入力を受け付ける受取金額入力手段と、前記貨幣入出金部に対して投入された投入金額を検出する投入金額検出手段と、前記貨幣入出金部に対して投入された投入金額と、前記商品販売データ処理部で入力された受取金額とを比較する比較手段と、この比較手段により投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には、前記貨幣入出金部における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止手段と、を備える。
したがって、貨幣入出金部に対して投入された投入金)と入力された受取金額とを比較し、投入金額が少ないと判断した場合には、貨幣入出金部における貨幣払出処理が禁止される。これにより、顧客から受け取った貨幣の金額を入力処理する釣銭先行モードであっても、必ず貨幣入出金部に対して投入された投入金額と入力された受取金額とが比較され、投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には貨幣入出金部における貨幣払出処理が禁止され、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することが可能になる。
本発明によれば、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することができる。
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図11に基づいて説明する。
図1は、POS端末1、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3の外観を示す斜視図である。本実施の形態は、コンビニエンスストア等で使用される商品販売データ処理装置であるPOS端末1、このPOS端末1が載置される貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3を備えたシステムへの適用例である。
[POS端末1の説明]
まず、商品販売データ処理としてのPOS端末1について説明する。本実施の形態のPOS端末1は、図1に示すように、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3上に載置されている。このPOS端末1には、各種のキーが集合するキーボード4、図示しない鍵によってPOS端末1の動作モードを登録モード・設定モード・精算モード・点検モード等の各業務モードに切り替え設定するためのコントロールキー5、プリンタ6(図3参照)によって印字される取引レシート等を発行するレシート発行口7及びジャーナル窓8が設けられている。また、POS端末1の右側上方には、操作者側の表示部として機能するディスプレイ9が配置され、このディスプレイ9の近傍には客側の表示部として機能する客側ディスプレイ10が立設されている。さらに、このPOS端末1には、商品に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ11が接続されている。加えて、クレジットカード(図示せず)の磁気ストライプに記録されたデータの読み取りを行うための磁気カードリーダ12が、POS端末1の右側下方に設けられている。
ここで、図2はキーボード4の各種キーの配列を示す平面図である。キーボード4は、数字を入力するための「0」から「9」までの置数キー4a、売上登録処理において現金による決済を宣言するための締めキーである預/現計キー4b、所定事項をクリアするクリアキーであるCキー4c、所定事項を確認した旨を宣言する確認キー4d、所定事項や処理の中止を宣言する中止キー4e、両替を宣言する両替キー4f等をブロック毎に配列した外観構造を有している。また、4a〜4f以外のキーについては、従来のPOS端末やECRが備えるキーであって本実施の形態のPOS端末1に特有の機能とは無関係であるため、その説明は省略する。
次に、POS端末1に備えられる各部の電気的接続を図3に基づいて説明する。図3に示すように、このPOS端末1は、Microcomputer(以下、マイコンという。)13を内蔵し、このマイコン13が、前述したキーボード4、コントロールキー5、プリンタ6、ディスプレイ9、客側ディスプレイ10、バーコードスキャナ11、磁気カードリーダ12等の各部をバスライン14と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。また、マイコン13は、CPU(Central Processing Unit)15にバスライン14を介して、起動プログラム等の固定的データを格納する記録媒体であるROM(Read Only Memory)16と各種データを書き替え自在に格納するRAM(Random Access Memory)17とを接続することにより構成されている。RAM17は、可変的なデータを書き替え自在に格納する機能を利用して、各種ワークエリアの機能を果たす。なお、RAM17は、バッテリ(図示せず)によってバックアップされている。
また、マイコン13にはバスライン14を介してHDD(Hard Disk Drive)18が接続されており、このHDD18には、マイコン13を動作させる制御プログラムや商品マスタファイル、売上登録に係る売上情報を記憶保持する売上ファイル、顧客ファイル等が格納されている。
さらに、マイコン13にはバスライン14を介して通信I/F19が接続されており、このPOS端末1は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3等に接続可能になっている。すなわち、通信I/F19は、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3とのデータ通信を司るデータ通信手段として機能する。
ここで、POS端末1に内蔵されたHDD18に格納された制御プログラムがマイコン13に実行させる機能の内、商品の販売に係る販売データ処理機能における処理動作について簡単に説明する。例えば、商品に付された商品コードをバーコードスキャナ11によって読み取ると、マイコン13は読み取った商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出し、商品コード、商品名、単価等に基づいて売上登録処理するとともに、部門別登録やディスプレイ9や客側ディスプレイ10への表示、またプリンタ20により印字出力を行い、さらに売上登録した売上登録データを売上ファイルに累計する。
[硬貨入出金装置2の説明]
次いで、貨幣入出金装置としての硬貨入出金装置2について説明する。図1に示すように、硬貨入出金装置2は、例えばPOS端末1の下段に配置されて使用される。図1に示すように、硬貨入出金装置2の筐体であるハウジング21の右側手前には、硬貨を一括して投入する上方に開口した硬貨投入口22が設けられている。この硬貨投入口22には、光電的に硬貨の有無を検出する複数組の投入口センサ23(図4参照)が設けられている。
ここで、図4は硬貨入出金装置2の内部構造を示す平面図、図5は硬貨入出金装置2の内部構造を示す縦断側面図である。ハウジング21の内部には、駆動機構Aが内蔵されている。以下において、駆動機構Aについて詳述する。
硬貨投入口22には、駆動源であるモータM(図6参照)に連結されて駆動され、投入された硬貨を奥に向けて搬送する投入口ベルト24が設けられている。この投入口ベルト24上には硬貨投入口22の一端に位置させて不規則に投入された硬貨を一枚ずつ送り出すための投入口ローラ25が設けられている。また、投入口ベルト24には、モータM(図6参照)に連結されて駆動され、硬貨の送り速度を速めて所定の隙間をあけてそれぞれの硬貨を送ることができるように搬送速度を速めた搬送ベルト26が連設されている。さらに、搬送ベルト26の終端部分には、搬送方向を略直角に屈曲する硬貨案内部27と、硬貨入出金装置2の幅方向に略平行に設けられ、硬貨案内部27によって搬送方向が略直角に屈曲された硬貨を硬貨選別位置(後述する硬貨選別部31)に搬送する搬送機構28が設けられている。
したがって、投入口ベルト24、投入口ローラ25、搬送ベルト26、硬貨案内部27及び搬送機構28によって、硬貨投入口22に投入された硬貨を硬貨選別位置までの硬貨搬送経路を形成して搬送する硬貨搬送部29が構成されている。
搬送機構28の下方には、この搬送機構28に沿わせて順次孔幅寸法が拡大する金種毎の選別孔30が設けられ、ここに硬貨選別位置に位置し、搬送された硬貨を金種別に選別する硬貨選別部31が形成されている。選別孔30は、図4において右側から1円,50円,5円,100円,10円,500円の順にそれぞれの金種に対応する大きさで6個設けられている。そして、各選別孔30には、金種毎に硬貨の枚数をカウントするための計数センサ32が設けられている。選別孔30は、順次孔幅寸法が拡大する金種毎の孔が形成された板状部材であって、仕切板33により金種毎に仕切られた上方開口の硬貨収納部34(34aないし34f)に連通している。
次に、硬貨収納部34、硬貨待機部39等について説明する。図5に示すように、硬貨収納部34のそれぞれの金種毎の底面部分には、駆動源であるモータMに連結されて駆動されるエンドレスベルトである硬貨払出ベルト35が駆動ローラ36と従動ローラ37とに掛け渡されて設けられている。すなわち、モータMは硬貨搬送方向下流側に位置する駆動ローラ36を回転駆動することで、硬貨払出ベルト35を引っ張りながら回転させることになる。そして、硬貨収納部34の出口部には、硬貨を一枚毎に分離する分離ローラ38が、硬貨払出ベルト35に対して硬貨一枚が通過し得る間隔を隔てて配設され、かつ、全ての金種の出口部をそれらの金種毎に横断するように配設されている。
また、図5に示すように、硬貨払出ベルト35の内周側には、硬貨払出ベルト35の内周面を受ける略平板状のベルト案内板(ベルト案内部材)40が配設され、全体として硬貨搬送方向下流側に向かうに従い高さが高くなるような昇斜面を形成するように傾斜配置されている。
分離ローラ38よりも硬貨搬送方向下流には、所定枚数の硬貨を一列に整列させて、待機させる硬貨待機部39が金種毎に設けられている。なお、硬貨待機部39は、硬貨払出ベルト35を備えており、硬貨払出経路としても機能する。
各硬貨待機部39には、払出ソレノイド41に連結されていてそれぞれ金種別に硬貨を一時的に停止させるとともに必要枚数の硬貨を送り出すように動作制御がなされる硬貨シャッタ42がそれぞれ設けられている。
硬貨シャッタ42の直後には、金種毎に払い出された硬貨の枚数を計数する光センサである払出センサ43や、硬貨の材質を検出するための発振コイルである材質センサ44がそれぞれ設けられている。
さらに、硬貨払出ベルト35によって硬貨を金種別に落下させる硬貨払出位置であって、ハウジング21の左側手前には、上面が開口した筐体状の硬貨払出口45が配置されている。この硬貨払出口45は、左側に偏位させて設けられている。また、この硬貨払出口45の上方には、表示器46及び各種の操作キー47が設けられている。
続いて、このような構成の硬貨入出金装置2に内蔵される各部の電気的接続について図6を参照して説明する。図6は、硬貨入出金装置2に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施の形態の硬貨入出金装置2は、Microcomputer(以下、マイコンという。)51を内蔵し、このマイコン51が各部を駆動制御する。マイコン51は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)52に、アドレスバス、データバス等のバスライン53を介して、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)54と、金種別の硬貨Cの枚数等の可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)55と、POS端末が接続される通信インターフェース(I/F)56とが接続されて構成されている。なお、RAM55は、バッテリ(図示せず)によってバックアップされている。
ROM54に格納された制御プログラムは、マイコン51による各部の駆動制御を可能とする。こうしてマイコン51によって駆動制御される各部として、本実施の形態の硬貨入出金装置2は、バスライン53を介してマイコン51に接続された操作表示部である表示器46及び各種の操作キー47、モータMを駆動源とする駆動機構A、及び払出ソレノイド41を備える。そして、各種のセンサ類、つまり、投入口センサ23、計数センサ32、払出センサ43及び材質センサ44も、バスライン53を介してマイコン51に接続され、それらのセンシング結果がマイコン51に伝達される。
投入口センサ23、計数センサ32、払出センサ43及び材質センサ44等のセンサ類は、例えば硬貨Cを光学的に検出した信号やコイルの電圧の変動等をマイコン51に伝達するものであり、この検出信号に基づいてマイコン51が各モータMを駆動制御する。また、払出ソレノイド41は、マイコン51から出力される信号に基づき駆動制御され、通電(ON)されることで硬貨シャッタ42を硬貨払出ベルト35から離反する方向に変位させ、指定された枚数だけ硬貨Cを払い出す。なお、払出ソレノイド41は、ここでは1つしか図示しないが、実際には各金種毎に個々にマイコン51によって制御される。
ここで、硬貨入出金装置2に内蔵されたROM54に格納された制御プログラムがマイコン51に実行させる機能に基づく処理動作について簡単に説明する。硬貨Cが硬貨投入口22に投入されると、投入口センサ23がその硬貨Cを検出し、この検出信号により投入口ベルト24、投入口ローラ25、搬送ベルト26、搬送機構28が駆動される。そして、硬貨投入口22に投入された硬貨Cは、投入口ベルト24と投入口ローラ25との間で1枚ずつ分離されて搬送される。その後、搬送ベルト26により搬送される硬貨Cは、硬貨案内部27によって搬送方向が略直角に屈曲され、搬送ベルト26から搬送機構28に受け渡され、硬貨選別部31で金種毎の選別がなされる。すなわち、硬貨Cは、金種に応じて選別孔30から落下し、硬貨収納部34a〜34fに金種別に収納される。そして、選別孔30から落下した硬貨Cは、計数センサ32によりその数がカウントされる。ここに、投入金額検出手段の機能が実行される。計数センサ32による各カウント数は、POS端末1に通知される。
また、硬貨待機部39に硬貨Cがない場合には、硬貨払出ベルト35が駆動されて硬貨待機部39に所定枚数の硬貨Cが常に存在するように動作制御がなされる。
次いで、POS端末1において締め処理がなされ、POS端末1より硬貨Cの払出命令があった場合には、硬貨払出ベルト35が駆動されるとともに、金種毎に硬貨シャッタ42が払出ソレノイド41によって駆動されるため、必要枚数の硬貨Cが送り出される。このように送り出された硬貨Cは、硬貨払出口45に払い出される。
[紙幣入出金装置3の説明]
次いで、貨幣入出金装置としての紙幣入出金装置3について説明する。図1に示すように、紙幣入出金装置3は、例えばPOS端末1の下段に配置されて使用される。
ここで、図7は紙幣入出金装置3の構成を模式的に示す説明図である。図1及び図7に示すように、紙幣入出金装置3の筐体であるハウジング61の前部側の上部位置に入金口部62が、前部側下部位置に出金口部63がそれぞれ開口され、これら入金口部62と出金口部63との間の位置に回収カセット64が抜取り可能に設けられている。
入金口部62は、複数枚の紙幣を同時に挿入し得る入金口62aを有している。出金口部63は、ハウジング61の前面61aより若干突出し、複数枚の紙幣を同時に排出し得る出金口63aを有している。回収カセット64は、扁平な箱構造を有し、ハウジング61の前端から奥方向に向けて形成されたハウジング61内にスライド可能に挿入されている。
また、ハウジング61の後部側に、紙幣を金種別に収納し繰出しする金種別紙幣収納部65,66が上下に重層状に配設されている。
なお、本実施の形態では、上位の金種別紙幣収納部65を5千円紙幣用とされ、下位の金種別紙幣収納部66が千円紙幣用とされており、回収カセット64は1万円紙幣および前記各収納部65,66でのオーバーフロー紙幣が収納される。
そして、前記入金口部62、回収カセット64、出金口部63と金種別紙幣収納部65,66との間には、前記入金口部62、回収カセット64、出金口部63の各後端位置、すなわち入金口部62の繰込み口62b、回収カセット64の入口67、出金口部63の入口63bへの各通路を集約する搬送路68と、各金種別紙幣収納部65,66の先端位置の各出入口69,70への各通路を集約する搬送路71とを接続する側面視略S字状(図では裏面側から見ているので左右逆)をなす1本の搬送通路72が配設されている。
このような紙幣入出金装置3における紙幣の搬送系は、図7に示すように、紙幣入出金装置3のハウジング61の前部側に配設される入金口部62の後端位置の繰込み口62b、回収カセット64の後端位置の入口67、出金口部63の後端位置入口63bへの各通路を集約した搬送路68と、ハウジング61の後部側に配設された金種別紙幣収納部65,66の前端位置の出入口69,70への通路を集約した搬送路71と、これら搬送路68,71を接続する側面視略S字状の1本の搬送通路72とで構成されている。
また、回収カセット64への分岐部、出金口部63への分岐部、上部の金種別紙幣収納部65への分岐部にはそれぞれ切換爪(図示せず)が設けられており、各切換爪は後述するマイコン84からの指令に基づいて各ソレノイド90(図8参照)により切換え動作されるようになっている。
入金口部62には、紙幣の挿入を光電的に検出する投入口センサ81(図8参照)と挿入された紙幣の種別を判別する紙幣種別判別センサ82(図8参照)とが設けられている。また、紙幣の搬送系の各部には、紙幣の有無を光電的に検出する紙幣センサ83(図8参照)が設けられている。
続いて、このような構成の紙幣入出金装置3に内蔵される各部の電気的接続について図8を参照して説明する。図8は、紙幣入出金装置3に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
図8に示すように、本実施の形態の紙幣入出金装置3は、Microcomputer(以下、マイコンという。)84を内蔵し、このマイコン94が各部を駆動制御する。マイコン84は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)85に、アドレスバス、データバス等のバスライン86を介して、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)87と、金種別の紙幣の枚数等の可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)88と、POS端末が接続される通信インターフェース(I/F)89とが接続されて構成されている。なお、RAM88は、バッテリ(図示せず)によってバックアップされている。
ROM87に格納された制御プログラムは、マイコン84による各部の駆動制御を可能とする。こうしてマイコン84によって駆動制御される各部として、本実施の形態の紙幣入出金装置3は、バスライン86を介してマイコン84に接続されたモータMを駆動源として紙幣の搬送系を構成する駆動機構91及びソレノイド90を備える。そして、各種のセンサ類、つまり、投入口センサ81、紙幣種別判別センサ82及び紙幣センサ83も、バスライン86を介してマイコン84に接続され、それらのセンシング結果がマイコン84に伝達される。
ここで、紙幣入出金装置3に内蔵されたROM87に格納された制御プログラムがマイコン84に実行させる機能に基づく処理動作について簡単に説明する。紙幣が入金口部62に挿入されると、投入口センサ81がその紙幣を検出し、この検出信号により駆動機構91が駆動される。そして、入金口部62に挿入された紙幣は、駆動機構91により1枚ずつ分離されて搬送される。
その過程で、紙幣種別判別センサ82の出力信号によって紙幣の金種が判別される。紙幣の金種判別は、例えば、紙幣の搬送速度から認識可能な紙幣の長さに基づいてなされる。もっとも、紙幣種別判別センサ82として、紙幣の特徴を採取可能なセンサを設ければ、紙幣の特徴に基づいて紙幣の金種を判別することも可能である。
紙幣の金種が判別されたら、その金種が対応する金種別紙幣収納部65,66又は回収カセット64に搬送中の紙幣を収納する。そのために、マイコン84は、紙幣を収納しようとする金種別紙幣収納部65,66又は回収カセット64の近傍に紙幣が到達する直前にソレノイド90を駆動し、切換爪を回動させる。これにより、紙幣は、金種対応の金種別紙幣収納部65,66又は回収カセット64に収納される。そして、金種が判別された紙幣は、その数がカウントされる。ここに、投入金額検出手段の機能が実行される。各カウント数は、POS端末1に通知される。
次いで、POS端末1において締め処理がなされ、POS端末1より紙幣の払出命令があった場合には、駆動機構91が駆動され、必要枚数の紙幣が送り出される。このように送り出された紙幣は、出金口63aに払い出される。
[預り金額不正防止機能についての説明]
続いて、POS端末1に内蔵されたHDD18に格納された制御プログラムがマイコン13に実行させる預り金額不正防止機能について説明する。本実施の形態においては、顧客から受け取った受取金額が商品販売の代金である場合について説明する。
図9は、支払い操作時の預り金額不正防止処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、POS端末1のマイコン13は、締めキーである預/現計キー4bが押下されたと判断すると(ステップS1のY)、締めキーである預/現計キー4b押下前に置数キー4aの押下による置数があったか否かを判断する(ステップS2)。
締めキーである預/現計キー4b押下前に置数キー4aの押下による置数があったと判断した場合には(ステップS2のY)、置数を“投入予定額”としてディスプレイ9の画面に表示するとともに(ステップS3:受取金額入力手段)、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3からの投入貨幣のカウント数を受信すると(ステップS4のY:投入金額受信手段)、投入金額を画面表示する(ステップS5)。
図10は、ディスプレイ9の画面に表示されている預り金額計数ダイアログを示す正面図である。預り金額計数ダイアログの「予定額」領域は、入力(置数)された金額を表示する領域である。なお、入力(置数)されなかった場合には(ステップS2のY)、投入予定額を非表示にする。預り金額計数ダイアログの「お預り額」領域は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3への貨幣の投入合計額を表示する。また、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して新たに投入された貨幣のカウント数を受信すると、「お預り額」領域の投入合計額が更新される。預り金額計数ダイアログの「合計」領域は、取引の合計額を表示する。預り金額計数ダイアログの「預り」領域は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3へ投入された金額により、預り額を仮更新する。預り金額計数ダイアログの「残高」領域は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3へ投入された金額により、残高を仮更新する。一方、図11は、客側ディスプレイ10の画面表示を示す正面図である。図11に示すように、客側ディスプレイ10には、ディスプレイ9の画面に表示されている預り金額計数ダイアログの「お預り額」領域と同じ投入合計額を表示する。
ステップS4〜S5の処理は、ステップS6でキー操作があったと判断されるまで、繰り返される。
ステップS6で確認キー4dが押下されたと判断した場合には、ステップS7に進み、“投入予定額”と実際の投入額とを比較する。ここに、比較手段の機能が実行される。なお、ステップS6で中止キー4eが押下されたと判断した場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入額を全額排出する旨の通知をして(ステップS15)、ステップS1に戻る。
実際の投入額が“投入予定額”よりも少ない場合には、ステップS8に進み、ディスプレイ9及び客側ディスプレイ10に例えば「投入金額が不足しています」というエラー表示をし、Cキー4cが押下されたことを条件として(ステップS9のY)、ステップS4に戻り、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3からの投入貨幣のカウント数の受信に待機する。すなわち、投入金額が不足している場合には、Cキー4cを押下した後、不足分を硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に投入することになる。ここに、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止手段の機能が実行される。
一方、実際の投入額が“投入予定額”と同じ場合、または、“投入予定額”の入力(置数)が無かった場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して貨幣の投入を禁止する「投入停止」信号を通知し(ステップS10)、投入金額を預り金額として支払い処理を実行し(ステップS11)、処理を終了する。
また、実際の投入額が“投入予定額”よりも多い場合には、ステップS12に進み、ディスプレイ9及び客側ディスプレイ10に例えば「投入予定額を超えた金額が投入されました。投入予定額を変更しますか?」というワーニング表示をする。ここに、警告手段の機能が実行される。その後、確認キー4dが押下されたことを条件として(ステップS13のY)、ステップS10に進み、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して貨幣の投入を禁止する「投入停止」信号を通知し、投入金額を預り金額として支払い処理を実行し(ステップS11)、処理を終了する。すなわち、投入金額が多い場合に確認キーが押下された場合、実際の投入額を“投入予定額”とすることにより、置数キー4aによる置数に基づく“投入予定額”を超えた分が排出されることになる。
なお、中止キー4eが押下されたと判断した場合には(ステップS14のY)、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入額を全額排出する旨の通知をして(ステップS15)、ステップS1に戻る。すなわち、投入金額が多い場合に中止キー4eが押下された場合、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に投入された投入額が全額排出されることになる。
このように本実施の形態においては、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入された投入金額と入力された受取金額とを比較し、投入金額が少ないと判断した場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3における貨幣払出処理が禁止される。これにより、顧客から受け取った貨幣の金額を入力処理する釣銭先行モードであっても、必ず硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入された投入金額と入力された受取金額とが比較され、投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3における貨幣払出処理が禁止され、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することが可能になる。
[第二の実施の形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について図12ないし図14を参照して説明する。なお、前述した第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。第一の実施の形態においては、顧客から受け取った受取金額が商品販売の代金である場合について説明したが、本実施の形態においては、顧客から受け取った受取金額が両替金である点で第一の実施の形態とは異なるものである。
[預り金額不正防止機能についての説明]
図12は、両替処理の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、POS端末1のマイコン13は、両替キー4fが押下されたと判断すると(ステップS21のY)、両替キー4f押下前に置数キー4aの押下による置数があったか否かを判断する(ステップS22)。
両替キー4f押下前に置数キー4aの押下による置数があったと判断した場合には(ステップS22のY)、置数を“投入予定額”としてディスプレイ9の画面に表示するとともに(ステップS23:受取金額入力手段)、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3からの投入貨幣のカウント数を受信すると(ステップS24のY:投入金額受信手段)、投入金額を画面表示する(ステップS25)。
図13は、ディスプレイ9の画面に表示されている両替金額計数ダイアログを示す正面図である。両替金額計数ダイアログの「投入予定額」領域は、入力(置数)された金額を表示する領域である。なお、入力(置数)されなかった場合には(ステップS22のY)、投入予定額を非表示にする。両替金額計数ダイアログの「投入額」領域は、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3への貨幣の投入合計額を表示する。また、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して新たに投入された貨幣のカウント数を受信すると、「投入額」領域の投入合計額が更新される。両替金額計数ダイアログの「差額」領域は、投入額と投入予定額の差額を表示する。なお、投入予定額が表示されていない場合には、表示しない。一方、図14は、客側ディスプレイ10の画面表示を示す正面図である。図14に示すように、客側ディスプレイ10には、ディスプレイ9の画面に表示されている両替金額計数ダイアログの「投入額」領域と同じ投入合計額を表示する。
ステップS24〜S25の処理は、ステップS26でキー操作があったと判断されるまで、繰り返される。
ステップS26で確認キー4dが押下されたと判断した場合には、ステップS27に進み、“投入予定額”と実際の投入額とを比較する。ここに、比較手段の機能が実行される。なお、ステップS26で中止キー4eが押下されたと判断した場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入額を全額排出する旨の通知をして(ステップS36)、ステップS21に戻る。
実際の投入額が“投入予定額”よりも少ない場合には、ステップS28に進み、ディスプレイ9及び客側ディスプレイ10に例えば「投入金額が不足しています」というエラー表示をし、Cキー4cが押下されたことを条件として(ステップS29のY)、ステップS24に戻り、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3からの投入貨幣のカウント数の受信に待機する。すなわち、投入金額が不足している場合には、Cキー4cを押下した後、不足分を硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に投入することになる。ここに、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止手段の機能が実行される。
一方、実際の投入額が“投入予定額”と同じ場合、または、“投入予定額”の入力(置数)が無かった場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して貨幣の投入を禁止する「投入停止」信号を通知し(ステップS30)、投入金額を両替金額として「レジ両替処理」を実行し(ステップS31)、処理を終了する。
また、実際の投入額が“投入予定額”よりも多い場合には、ステップS32に進み、ディスプレイ9及び客側ディスプレイ10に例えば「投入予定額を超えた金額が投入されました。投入予定額を変更しますか?」というワーニング表示をする。ここに、警告手段の機能が実行される。その後、確認キー4dが押下されたことを条件として(ステップS33のY)、余剰金額(投入金額−投入額)の排出信号を硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して送信した後(ステップS34)、ステップS10に進み、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して貨幣の投入を禁止する「投入停止」信号を通知し、投入金額を預り金額として支払い処理を実行し(ステップS31)、処理を終了する。すなわち、投入金額が多い場合に確認キーが押下された場合、余剰金額(投入金額−投入額)を排出した後、両替がなされることになる。
なお、中止キー4eが押下されたと判断した場合には(ステップS35のY)、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入額を全額排出する旨の通知をして(ステップS36)、ステップS21に戻る。すなわち、投入金額が多い場合に中止キー4eが押下された場合、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に投入された投入額が全額排出されることになる。
このように本実施の形態においては、貨幣入出金装置である硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入された投入金額と入力された受取金額とを比較し、投入金額が少ないと判断した場合には、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3における貨幣払出処理が禁止される。これにより、顧客から受け取った貨幣の金額を入力処理する釣銭先行モードであっても、必ず硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3に対して投入された投入金額と入力された受取金額とが比較され、投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3における貨幣払出処理が禁止され、オペレータが受取金額の一部又は全部を盗むという不正を防止することが可能になる。
なお、各実施の形態においては、POS端末1、硬貨入出金装置2、紙幣入出金装置3の各筐体をそれぞれ別体で形成するようにしたが、これに限るものではなく、各筐体をそれぞれ一体化して形成して商品販売データ処理システムとして動作するようにしても良い。この場合、硬貨入出金装置2及び紙幣入出金装置3が貨幣入出金部であり、POS端末1が商品販売データ処理部である。
また、各実施の形態では、制御プログラムがHDD18に格納されていたが、これに限るものではなく、フレキシブルディスク、CD−ROM(いずれも図示せず)等の各種記憶媒体に制御プログラムを格納しても良い。なお、フレキシブルディスク、CD−ROMは、POS端末1に固定的に設けられておらず、単体で取り扱える交換自在な記憶媒体としての形態を備え、フレキシブルディスクドライブやCD−ROMドライブ(いずれも図示せず)を用いることによって制御プログラムを読み出すことでマイコン13による各種処理が可能になる。
本発明の第一の実施の形態のPOS端末、硬貨入出金装置及び紙幣入出金装置の外観を示す斜視図である。 キーボードの各種キーの配列を示す平面図である。 POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。 硬貨入出金装置の内部構造を示す平面図である。 硬貨入出金装置の内部構造を示す縦断側面図である。 硬貨入出金装置に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。 紙幣入出金装置の構成を模式的に示す説明図である。 紙幣入出金装置に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。 支払い操作時の預り金額不正防止処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの画面に表示されている預り金額計数ダイアログを示す正面図である。 客側ディスプレイの画面表示を示す正面図である。 本発明の第二の実施の形態の両替処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの画面に表示されている両替金額計数ダイアログを示す正面図である。 客側ディスプレイの画面表示を示す正面図である。
符号の説明
1…商品販売データ処理装置,商品販売データ処理部、2…貨幣入出金装置,貨幣入出金部、3…貨幣入出金装置,貨幣入出金部、19…データ通信手段

Claims (12)

  1. 商品の販売に係る販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    貨幣を金種別に収納して収納された貨幣を払い出すようにした貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信手段と、
    前記貨幣入出金装置に対して投入された投入金額を、前記データ通信手段を介して受信する投入金額受信手段と、
    客から受け取った受取金額の入力を受け付ける受取金額入力手段と、
    前記投入金額受信手段により受信した前記貨幣入出金装置における投入金額と前記受取金額入力手段により入力された受取金額とを比較する比較手段と、
    この比較手段により投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には、前記貨幣入出金装置における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記貨幣払出処理禁止手段は、前記貨幣入出金装置における貨幣払出処理を禁止する際に、投入金額が受取金額より少ない旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記比較手段により投入金額が受取金額より多いと判断された場合には、その旨を報知する警告手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記受取金額入力手段により入力が受け付けられた受取金額は、商品販売の代金を含む、
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記受取金額入力手段により入力が受け付けられた受取金額は、両替金を含む、
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の商品販売データ処理装置。
  6. 貨幣を金種別に収納して収納された貨幣を払い出すようにした貨幣入出金部と、商品の販売に係る販売データを処理する商品販売データ処理部とを具備する商品販売データ処理システムにおいて、
    前記商品販売データ処理部で客から受け取った受取金額の入力を受け付ける受取金額入力手段と、
    前記貨幣入出金部に対して投入された投入金額を検出する投入金額検出手段と、
    前記貨幣入出金部に対して投入された投入金額と、前記商品販売データ処理部で入力された受取金額とを比較する比較手段と、
    この比較手段により投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には、前記貨幣入出金部における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理システム。
  7. 前記貨幣払出処理禁止手段は、前記貨幣入出金装置における貨幣払出処理を禁止する際に、投入金額が受取金額より少ない旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項6記載の商品販売データ処理システム。
  8. 前記比較手段により投入金額が受取金額より多いと判断された場合には、その旨を報知する警告手段を備える、
    ことを特徴とする請求項6または7記載の商品販売データ処理システム。
  9. 前記受取金額入力手段により入力が受け付けられた受取金額は、商品販売の代金を含む、
    ことを特徴とする請求項6ないし8の何れか一記載の商品販売データ処理システム。
  10. 前記受取金額入力手段により入力が受け付けられた受取金額は、両替金を含む、
    ことを特徴とする請求項6ないし8の何れか一記載の商品販売データ処理システム。
  11. 商品の販売に係る販売データを処理する商品販売データ処理装置を制御するコンピュータに読取可能なプログラムであって、
    貨幣を金種別に収納して収納された貨幣を払い出すようにした貨幣入出金装置とのデータ通信を司るデータ通信機能と、
    前記貨幣入出金装置に対して投入された投入金額を、前記データ通信手段を介して受信する投入金額受信機能と、
    客から受け取った受取金額の入力を受け付ける受取金額入力機能と、
    前記投入金額受信機能により受信した前記貨幣入出金装置における投入金額と前記受取金額入力機能により入力された受取金額とを比較する比較機能と、
    この比較機能により投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には、前記貨幣入出金装置における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 貨幣を金種別に収納して収納された貨幣を払い出すようにした貨幣入出金部と、商品の販売に係る販売データを処理する商品販売データ処理部とを具備する商品販売データ処理システムを制御するコンピュータに読取可能なプログラムであって、
    前記商品販売データ処理部で客から受け取った受取金額の入力を受け付ける受取金額入力機能と、
    前記貨幣入出金部に対して投入された投入金額を検出する投入金額検出機能と、
    前記貨幣入出金部に対して投入された投入金額と、前記商品販売データ処理部で入力された受取金額とを比較する比較機能と、
    この比較機能により投入金額が受取金額よりも少ないと判断された場合には、前記貨幣入出金部における貨幣払出処理を禁止する貨幣払出処理禁止機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013235611A (ja) * 2013-07-23 2013-11-21 Toshiba Tec Corp Posシステム
JP2015056072A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置およびプログラム

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