JP4412014B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貨幣処理装置に関するものである。
従来、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の店舗におけるレジ精算場では、現金による販売で必要となる釣銭準備金を管理するために、POS(Point of Sale)レジスタ等のレジスタ機に釣銭処理装置が取り付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、前記レジ精算場において精算を行う場合、前記店舗の係員がバーコード読み取り装置等の入力装置を操作して、顧客が購入した商品をPOSレジスタに登録すると、該POSレジスタの表示装置に顧客が購入した商品の合計金額が表示されるようになっている。続いて、前記係員は、表示された合計金額を顧客に伝え、該顧客から現金を受け取る。そして、受け取った現金が正常なものであることを確認した上で、前記現金を顧客から見える箇所に保持させたまま、前記POSレジスタに受け取った現金の金額、すなわち、受け取り金額を入力する。
これにより、前記POSレジスタは、前記合計金額と入力された受け取り金額とから釣銭額を算出する。ここで、釣銭を要する場合、前記POSレジスタから前記釣銭処理装置に対して出金指示が出され、前記釣銭処理装置によって釣銭の出金が行われる。そして、前記係員が出金された釣銭を顧客に手渡した時点で該顧客との精算処理が完了する。そして、前記顧客はレジ精算場から立ち去る。
一方、前記係員は、前記顧客から受け取って顧客が見える箇所に保持させておいた現金を紙幣と硬貨とに分別し、前記釣銭処理装置の紙幣釣銭機及び硬貨釣銭機に、それぞれ、投入する。これにより、前記紙幣釣銭機及び硬貨釣銭機は、それぞれ、紙幣及び硬貨の入金処理を行う。
特開2001−134806号公報
しかしながら、前記従来の釣銭処理装置においては、顧客から受け取った現金が正常なものであっても、リジェクトされて入金処理が行われない場合があった。例えば、顧客から受け取った現金が正常な紙幣であったとしても、紙幣が汚れていたり疲労している場合や、紙幣釣銭機に投入する際に紙幣の斜行や重走が発生した場合、前記紙幣が、前記紙幣釣銭機によって正常なものとして判別されないで、入金処理が行われずにリジェクトされ、入出金口に返却されてしまうことがある。この場合、前記係員は、リジェクトされた紙幣を再度紙幣釣銭機に投入するための動作を繰り返して行わなければならない。また、該動作を何度繰り返してもリジェクトされる場合、前記係員は、リジェクトされた紙幣を別の保管庫に収納しなければならない。
そのため、紙幣のリジェクトが発生すると、紙幣の入金処理に著しく手間取ることになり、係員は次の顧客のための精算を行うことができなくなってしまう。したがって、次の顧客が長時間待たされることになり、レジ精算場が混雑してしまう。また、前記係員は、リジェクトされた紙幣を別の保管庫に収納して保管するので、該保管庫を別途管理しなればならず、前記係員の負担が増加してしまう。
もっとも、リジェクトされた紙幣を入出金口に返却せずに、釣銭処理装置内に配設されている回収カセットに収納するようにすることも考えられる。この場合、前記係員は、返却された紙幣を再度紙幣釣銭機に投入するための動作を行う必要がなく、また、リジェクトされた紙幣を別の保管庫に収納する必要もない。そのため、紙幣の入金処理に手間取ることがないのでレジ精算場が混雑することがなく、また、保管庫を管理する必要がないので前記係員の負担が増加することもない。
しかし、リジェクトされた紙幣を入出金口に返却せずに、釣銭処理装置内に配設されている回収カセットに収納するようにすると、店舗における資金運用が悪くなってしまうことがある。すなわち、店舗における業務の開始時や、業務途中であっても紙幣の不足が発生した場合には、前記係員が紙幣を入出金口から投入して紙幣釣銭機に補充するようになっている。この場合、紙幣の斜行や重走が発生すると、前記紙幣は入出金口に返却されずに回収カセットに収納されてしまう。ところが、該回収カセットは、セキュリティの観点から、一般的に、店舗における現金回収処理の管理者によって管理され、レジ精算場の係員が開閉して内部の紙幣を取り出すことができないようになっている。そのため、前記回収カセットに収納された紙幣を取り出す場合には、前記回収カセットをレジ精算場から、例えば、店舗の管理室等の他の場所に移動させ、該場所において前記管理者が前記回収カセットから紙幣を取り出すようになっている。したがって、レジ精算場の係員が紙幣を紙幣釣銭機に補充する際に、斜行や重走によって回収カセットに収納された紙幣は、事実上、店舗における業務が終了するまで、釣銭として使用することができなくなってしまう。そのため、釣銭とした用意された紙幣のうちの何枚かは釣銭として使用することができなくなり、釣銭として使用することができる紙幣が不足して、店舗における資金運用が悪くなってしまうことがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、貨幣の入金処理等の通常の処理を行う通常モードと貨幣の補充処理を行う補充モードとを選択することができるようにして、通常モードにおいてはリジェクトすべき貨幣を回収カセットに収納し、補充モードにおいてはリジェクトすべき貨幣を返却するようにして、通常の入金処理においては貨幣の入金処理に手間取ることがなく、貨幣の補充を行う際には用意された貨幣を補充することができ、資金運用が悪くなることがない貨幣処理装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の貨幣処理装置においては、貨幣を入金及び出金する入出金部と、前記貨幣の搬送路に配設され、前記貨幣の認識を行う認識部と、該認識部がリサイクル可能と認識した貨幣を金種別に収納するとともに、出金時には一枚ずつ繰り出すことができる金種別収納部と、入金中に前記認識部がリサイクル不能と認識した貨幣、及び、リジェクトすべきと認識した貨幣を収納する回収カセットと、通常モードと補充モードとを選択する選択手段とを有し、前記通常モードが選択された場合、入金中に前記認識部がリジェクトすべきと認識した貨幣を前記回収カセットに収納し、前記補充モードが選択された場合、入金中に前記認識部がリジェクトすべきと認識した貨幣を前記入出金部に返却するとともに、前記金種別収納部が満杯であるときには該金種別収納部に収納すべき貨幣も前記入出金部に返却する
本発明の他の貨幣処理装置においては、さらに、前記通常モードが選択された場合、前記金種別収納部が満杯であるときには該金種別収納部に収納すべき貨幣も前記回収カセットに収納する。
本発明によれば、貨幣処理装置は、貨幣の入金処理等の通常の処理を行う通常モードと貨幣の補充処理を行う補充モードとを選択することができるようになっている。そのため、通常モードにおいてはリジェクトすべき貨幣を回収カセットに収納し、補充モードにおいてはリジェクトすべき貨幣を返却するようにして、通常の入金処理においては貨幣の入金処理に手間取ることがなく、貨幣の補充を行う際には用意された貨幣を補充することができ、資金運用が悪くなることがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における貨幣処理装置の斜視図である。
図において、11は、紙幣釣銭機として機能する紙幣釣銭部12及び硬貨釣銭機として機能する硬貨釣銭部13を有する貨幣処理装置としての釣銭機であり、POSレジスタ14に取り付けられている。該POSレジスタ14は、店舗におけるレジ精算場に配設され、店舗を訪れた顧客が店舗で販売される商品やサービスを購入して代金の精算を行うと、前記店舗におけるレジ係等の代金精算業務を行う係員が操作して、前記代金を商品やサービスの売上額として入力して合計売上額を集計するとともに、前記代金として顧客から受領した現金を収納するための装置である。
また、前記POSレジスタ14は、いわゆるPOSシステムにおけるPOS端末として機能するものであり、売上額だけでなく、顧客が購入した商品やサービス毎に商品項目等の売上情報も入力される。そして、図示されないホストコンピュータが、POSレジスタ14とLAN(Local Area Network)等の通信回線網を介して接続され、前記POSレジスタ14に売上情報や売上額が入力される度に前記売上情報や売上額を収集し、店舗全体としての売上情報や売上額を集計する。なお、前記POSレジスタ14に代えて、POSシステムに組み込まれていない、通常のレジスタ機を使用することもできる。
さらに、前記店舗は、例えば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店等の商店や、レストラン、喫茶店等の飲食店であるが、商品やサービスを販売する店舗であれば、いかなる種類の店舗であってもよい。そして、前記店舗の顧客がレジ精算場において精算を行う場合、前記店舗の係員が前記POSレジスタ14に付属する図示されないバーコード読み取り装置等の入力装置を操作して、顧客が購入した商品等をPOSレジスタ14に登録すると、図示されない表示装置に顧客が購入した商品やサービスの合計金額が表示される。続いて、前記係員は、表示された合計金額を顧客に伝え、該顧客から現金を受け取る。そして、受け取った現金が正常なものであることを確認した上で、前記現金を顧客から見える箇所に保持させたまま、前記POSレジスタ14に受け取った現金の金額、すなわち、受け取り金額を入力する。これにより、前記POSレジスタ14は、前記合計金額と入力された受け取り金額とから釣銭額を算出する。ここで、釣銭を要する場合、前記POSレジスタ14から前記釣銭機11に対して出金指示が出され、前記釣銭機11によって釣銭の出金が行われる。そして、前記係員が出金された釣銭を顧客に手渡した時点で該顧客との精算処理が完了し、前記顧客はレジ精算場から立ち去る。また、前記係員は、前記顧客から受け取った現金としての貨幣を後述される紙幣60と硬貨とに分別し、前記紙幣釣銭部12及び硬貨釣銭部13に、それぞれ、投入して入金する。
なお、本実施の形態において、前記釣銭機11は、図書券、ビール券、ギフト券、商品券等の金券やトラベラーズチェック、小切手、株券等の有価証券も紙幣60と同様に取り扱うことができるものであるが、ここでは、説明の都合上、金券や有価証券についての説明は省略する。
そして、前記釣銭機11は、顧客から受け取った硬貨を投入して入金する硬貨入金口15、顧客に釣銭として支払う硬貨を払い出す硬貨出金口16、受け入れ不能と判別されてリジェクトされた硬貨を収納するリジェクト部17、顧客から受け取った紙幣60を入金したり、顧客に釣銭として支払う紙幣60を払い出して出金したりする入出金部としての紙幣入出金口30、及び、紙幣釣銭部12内に収納されている紙幣60を回収し、収納する回収カセットとしての回収カセット部31を有する。また、前記釣銭機11は、係員が操作するための操作表示部20を有する。該操作表示部20は、通常モードと補充モードとを選択する選択手段としてのモード切り換えキーを含むキーボード、タッチパネル、スイッチ等から成る入力部20a、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等から成る表示部20bを備える。
また、店舗における業務の開始時や、業務途中であっても釣銭機11に収納されている紙幣60又は硬貨の不足が発生した場合には、前記係員が、現金管理者の指示に従って、紙幣60又は硬貨を紙幣入出金口30又は硬貨入金口15から投入して釣銭機11に補充するようになっている。
次に、前記釣銭機11の構成を機能の観点から説明する。
図2は本発明の実施の形態における釣銭機の機能構成を示すブロック図である。
図2において、18は釣銭機11の制御部であり、演算手段であるCPU21、記憶手段であるメモリ22、インターフェイスであるI/Oポート23〜25を有する。なお、前記CPU21、メモリ22、I/Oポート23〜25は、内部バス26を介して相互に通信可能に接続されている。また、前記制御部18はPOSレジスタ14と通信可能に接続されている。
そして、前記I/Oポート23には操作表示部20の入力部20a及び表示部20bが接続されている。前記入力部20aの検知信号はI/Oポート23、内部バス26を通じてCPU21に送信される。また、表示部20bのドライブ信号は、CPU21から内部バス26、I/Oポート23を通じて表示部20bに送信される。
さらに、前記I/Oポート24には、紙幣釣銭部12のモータ12a、ソレノイド12b及びセンサ12cが接続され、前記I/Oポート25には、硬貨釣銭部13のモータ13a、ソレノイド13b及びセンサ13aが接続されている。そして、前記センサ12c及びセンサ13cの検知信号は、I/Oポート24及びI/Oポート25並びに内部バス26を通じてCPU21に送信される。また、前記モータ12a及びモータ13a、ソレノイド12b及びソレノイド13b等の各種駆動系のドライブ信号は、CPU21から内部バス26、I/Oポート24及びI/Oポート25を通じてモータ12a及びモータ13a、ソレノイド12b及びソレノイド13b等に送信される。なお、前記メモリ22には、センサ12c及びセンサ13cの検知信号によって各種駆動系を制御する手順等を実行するファームウェアが格納されている。
そして、前記釣銭機11は、入力部20aのモード切り換えキーを操作することによって、通常の入金処理を行う通常モードと貨幣の補充を行う補充モードとに切り換えて選択することができるようになっている。この場合、前記通常モードにおいては、リジェクトされた紙幣60が回収カセット部31に収納され、補充モードにおいては、リジェクトされた紙幣60が紙幣入出金口30に返却される。
次に、前記紙幣釣銭部12の構成を説明する。
図3は本発明の実施の形態における紙幣釣銭部の概略断面図である。
図3に示されるように、紙幣釣銭部12は、顧客から受け取った紙幣60を入金する入金口部及び釣銭としての紙幣60を出金するための出金部として機能する紙幣入出金口30、紙幣釣銭部12における内部の紙幣60を回収して収納する回収カセット部31、千円券を収納する金種別収納部としての第1収納庫32、五千円券を収納する金種別収納部としての第2収納庫33、紙幣60を認識する認識部としての入出金紙幣認識部34、リジェクトされた紙幣60を収納する出金リジェクト部35、及び、紙幣60を搬送する搬送路を構成する搬送ベルト36を有する。
そして、図3において、45は第1収納庫32から紙幣60を繰り出すための繰り出しローラであり、さらに、46及び47は分離ゲートローラであり、分離モータ40によって駆動される。また、48は第2収納庫33から紙幣60を繰り出すための繰り出しローラであり、さらに、49及び50は分離ゲートローラであり、分離モータ41によって駆動される。なお、前記搬送ベルト36は搬送モータ38によって駆動される。また、54は搬送路に配設された振り分けセンサであり、51及び53は搬送路に配設された搬送振り分けゲートである。さらに、61は紙幣入出金口30にセットされた紙幣60が載置される昇降可能なステージであり、55は紙幣入出金口30にセットされた紙幣60を確認するセンサであり、56は紙幣入出金口30から紙幣60が繰り出されたことを確認するセンサである。また、紙幣入出金口30には、繰り出しローラ42と、分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44とが配設され、分離モータ39によって駆動される。さらに、34aは入出金紙幣認識部34に配設された金種を判別するセンサであり、57は振り分けトリガセンサであり、52は金種に応じて紙幣を振り分ける搬送振り分けゲートである。
次に、前記構成の釣銭機11の動作について説明する。まず、釣銭の出金処理の動作について説明する。本実施の形態においては、釣銭の出金処理の場合、通常モードが選択され、表示部20bに通常モードである旨が表示される。なお、硬貨釣銭部13の動作については、説明を省略する。
まず、店舗を訪れた顧客が店舗で販売される商品やサービスを購入して、レジ精算場において代金の精算を行う。この場合、前記店舗の係員がバーコード読み取り装置等の入力装置を操作して、顧客が購入した商品をPOSレジスタ14に登録する。すると、該POSレジスタ14の表示装置に顧客が購入した商品の合計金額が表示される。続いて、前記係員は、表示された合計金額を顧客に伝え、該顧客から現金、すなわち、貨幣を受け取る。そして、受け取った貨幣が正常なものであることを確認した上で、前記貨幣を顧客から見える箇所に保持させたまま、前記POSレジスタ14に受け取った貨幣の金額、すなわち、受け取り金額を入力する。
これにより、前記POSレジスタ14は、前記合計金額と入力された受け取り金額とから釣銭額を算出する。ここで、釣銭を要する場合、前記POSレジスタ14から前記釣銭機11に対して出金指示が出され、前記釣銭機11が出金処理を開始する。この場合、前記POSレジスタ14から、釣銭として出金される紙幣60の金種及び枚数が制御部18に送信される。なお、前記POSレジスタ14から金額だけが送信された場合には、制御部18が紙幣60の金種及び枚数を設定する。
続いて、制御部18は、搬送モータ38を起動し、千円券、五千円券の順で、又は、五千円券、千円券の順で順次、紙幣60の繰り出しを行う。千円券については、分離モータ40を起動して繰り出しローラ45と分離ゲートローラ46及び分離ゲートローラ47とを駆動し、所定の枚数の紙幣60を第1収納庫32から繰り出す。また、五千円券については、分離モータ41を起動して繰り出しローラ48と分離ゲートローラ49及び分離ゲートローラ50とを駆動し、所定の枚数の紙幣60を第2収納庫33から繰り出す。これにより、紙幣60が一枚ずつ順次搬送ベルト36によって搬送される。そして、前記紙幣60は、入出金紙幣認識部34を通過する際に、金種及び枚数が判別される。
続いて、前記入出金紙幣認識部34によって釣銭として出金可能と判別された紙幣60は、振り分けセンサ54を通過すると、搬送振り分けゲート51によって紙幣入出金口30に向けて搬送され、該紙幣入出金口30に払い出されて出金される。一方、前記入出金紙幣認識部34によって釣銭として出金不可能と判別された紙幣60は、リジェクトすべきものとされ、振り分けセンサ54を通過すると、搬送振り分けゲート51によって出金リジェクト部35に向けて搬送され、該出金リジェクト部35に収納される。
なお、釣銭に硬貨が含まれる場合は、硬貨釣銭部13が所定の金種及び枚数の硬貨を硬貨出金口16に払い出して出金する。そして、前記係員は、出金された釣銭を顧客に手渡した時点で該顧客との精算処理が完了し、前記顧客はレジ精算場から立ち去る。一方、前記係員は、前記顧客から受け取って顧客が見える箇所に保持させておいた貨幣を紙幣60と硬貨とに分別し、紙幣釣銭部12の紙幣入出金口30及び硬貨釣銭部13の硬貨入金口15に、それぞれ、投入する。これにより、前記紙幣釣銭部12及び硬貨釣銭部13は、それぞれ、紙幣60及び硬貨の入金処理を行う。
次に、貨幣の入金処理の動作について説明する。なお、硬貨釣銭部13の動作については、説明を省略する。
図4は本発明の実施の形態における釣銭機の表示部の表示画面の例を示す図、図5は本発明の実施の形態における紙幣釣銭部の紙幣の入金処理の動作を示すフローチャートである。
ここでは、前記係員が入力部20aのモード切り換えキーを操作して通常モードを選択し、釣銭機11があらかじめ通常モードに設定されている。そして、前記係員が紙幣入出金口30に紙幣60を投入して入金すると、センサ55が紙幣60がセットされたことを確認する。すると、制御部18は、紙幣入出金口30のステージ61を上昇させた後、搬送モータ38を起動して繰り出しローラ42を駆動し、続いて、分離モータ39を起動して分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44を駆動する。これにより、セットされた紙幣60の分離が開始される。そして、前記ステージ61上に集積された紙幣60は、最上位の紙幣60から順に、繰り出しローラ42によって繰り出され、分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44によって一枚ずつに分離され、一枚ずつ順次搬送ベルト36によって搬送される。この場合、前記紙幣入出金口30から繰り出された先の紙幣60が入出金紙幣認識部34によって認識された後に、次の紙幣60が紙幣入出金口30から繰り出されるようになっている。
続いて、紙幣入出金口30に投入された紙幣60がすべて繰り出されると、センサ55がオフになり、制御部18は、分離モータ39を停止して分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44を停止させる。一方、前記紙幣60は、入出金紙幣認識部34を通過する際に該入出金紙幣認識部34のセンサ34aによって認識され、金種及び枚数が判別される。そして、制御部18は、入出金紙幣認識部34による認識結果に基づき、紙幣60がリサイクル可能な千円券である場合、第1収納庫32が満杯であるか否かを判断する。そして、満杯でなければ、前記紙幣60を第1収納庫32に向けて搬送させて、該第1収納庫32に収納する。また、制御部18は、入出金紙幣認識部34による認識結果に基づき、紙幣60がリサイクル可能な五千円券である場合、第2収納庫33が満杯であるか否かを判断する。そして、満杯でなければ、前記紙幣60を第2収納庫33に向けて搬送させて、該第2収納庫33に収納する。
この場合、入出金紙幣認識部34を通過した紙幣60が振り分けトリガセンサ57によって検知されると、搬送振り分けゲート52が作動して、金種に応じて紙幣60を第1収納庫32又は第2収納庫33に振り分けるようになっている。なお、前記紙幣60は、先に繰り出された紙幣60が入出金紙幣認識部34による認識が完了した後に、次の紙幣60が紙幣入出金口30から繰り出されるので、千円券である紙幣60と五千円券である紙幣60とが順次搬送されても、第1収納庫32と第2収納庫33とに適切に振り分けることができる。
そして、紙幣60が第1収納庫32又は第2収納庫33に収納され、入出金紙幣認識部34が搬送されたすべての紙幣60の認識を完了すると、制御部18は、紙幣入出金口30に投入された紙幣60があるか否か、すなわち、入金紙幣があるか否かを判断する。そして、入金紙幣がない場合には入金処理を終了し、入金紙幣がある場合には、再び分離モータ39を起動して分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44を駆動し、前述した動作を繰り返して行う。
一方、制御部18は、入出金紙幣認識部34による認識結果に基づき、紙幣60がリサイクル不可能な二千円券若しくは一万円券である場合又は判別不能でリジェクトすべきもの、すなわち、リジェクト紙幣である場合には、搬送モータ38を停止させる。続いて、制御部18は、搬送モータ38を逆転駆動して搬送ベルト36を逆方向に移動させ、搬送振り分けゲート51及び搬送振り分けゲート53を作動させて、前記紙幣60を回収カセット部31に収納する。なお、前述されたように第1収納庫32が満杯であるか否かを判断して満杯である場合、及び、第2収納庫33が満杯であるか否かを判断して満杯である場合にも、制御部18は、同様の動作を行って、紙幣60を回収カセット部31に収納する。
また、制御部18は、回収カセット部31に紙幣60が収納される度に表示部20bに図4に示されるような表示画面を表示させるようになっている。これにより、前記係員は、投入した紙幣60の内訳を容易に把握することができる。
そして、紙幣60が回収カセット部31に収納されると、制御部18は、紙幣入出金口30に投入された紙幣60があるか否か、すなわち、入金紙幣があるか否かを判断する。そして、入金紙幣がない場合には入金処理を終了し、入金紙幣がある場合には、再び搬送モータ38を起動して正転させ、続いて、分離モータ39を起動して分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44を駆動し、前述した動作を繰り返して行う。なお、第1収納庫32又は第2収納庫33が満杯である場合には、紙幣60が回収カセット部31に収納された後に、入金処理を中止させるようにしてもよい。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 通常モードに設定する。
ステップS2 紙幣入出金口30に紙幣60を投入する。
ステップS3 ステージ61を上昇させる。
ステップS4 搬送モータ38を起動する。
ステップS5 分離モータ39を起動する。
ステップS6 紙幣60を繰り出す。
ステップS7 センサ55がオフになる。
ステップS8 分離モータ39を停止する。
ステップS9 入出金紙幣認識部34によって金種を判別する。リサイクル可能な千円券である場合はステップS10に進み、リサイクル可能な五千円券である場合はステップS12に進み、リサイクル不可能な二千円券若しくは一万円券又は判別不能なリジェクト紙幣である場合はステップS15に進む。
ステップS10 第1収納庫32が満杯であるか否かを判断する。第1収納庫32が満杯である場合はステップS15に進み、第1収納庫32が満杯でない場合はステップS11に進む。
ステップS11 第1収納庫32に収納する。
ステップS12 第2収納庫33が満杯であるか否かを判断する。第2収納庫33が満杯である場合はステップS15に進み、第2収納庫33が満杯でない場合はステップS13に進む。
ステップS13 第2収納庫33に収納する。
ステップS14 次の入金紙幣があるか否かを判断する。次の入金紙幣がある場合はステップS5に戻り、次の入金紙幣がない場合は処理を終了する。
ステップS15 搬送モータ38を停止する。
ステップS16 搬送モータ38を逆転駆動する。
ステップS17 回収カセット部31に収納する。
ステップS18 次の入金紙幣があるか否かを判断する。次の入金紙幣がある場合はステップS4に戻り、次の入金紙幣がない場合は処理を終了する。
次に、貨幣の補充処理の動作について説明する。なお、硬貨釣銭部13の動作については、説明を省略する。
図6は本発明の実施の形態における紙幣の搬送間隔を示す図、図7は本発明の実施の形態における紙幣釣銭部の紙幣の補充処理の動作を示すフローチャートである。
店舗における業務の開始時や、業務途中であっても紙幣釣銭部12に紙幣60の不足が発生した場合には、前記係員が、現金管理者の指示に従って、紙幣60を紙幣入出金口30から投入して紙幣釣銭部12に補充するようになっている。例えば、第1収納庫32又は第2収納庫33が空、すなわち、エンプティに近くなると、操作表示部20に金種別ニアエンプティが表示されるので、前記係員は、紙幣60の不足が発生したことを認識することができる。この場合、前記係員が入力部20aのモード切り換えキーを操作して補充モードを選択し、釣銭機11があらかじめ補充モードに設定される。
そして、前記係員が紙幣入出金口30に紙幣60を投入して入金すると、センサ55が紙幣60がセットされたことを確認する。すると、制御部18は、紙幣入出金口30のステージ61を上昇させる。これにより、該ステージ61上に集積された紙幣60のうち、最上位の紙幣60が所定圧で繰り出しローラ42に圧接させられる。なお、ステージ61上の最上位の紙幣60が繰り出しローラ42に圧接する位置にまで上昇すると、図示されないステージセンサがオンになる。
続いて、制御部18は、搬送モータ38を起動して繰り出しローラ42を駆動し、続いて、分離モータ39を起動して分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44を駆動する。これにより、セットされた紙幣60の分離が開始される。ここで、前記ステージ61上に集積された紙幣60は、最上位の紙幣60から順に、繰り出しローラ42によって繰り出され、分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44によって一枚ずつに分離され、一枚ずつ順次搬送ベルト36によって搬送される。この場合、前記紙幣60は、図6に示されるように、所定間隔で連続して紙幣入出金口30から繰り出され、隣接するもの同士が所定の搬送間隔Tを空けて搬送される。
ここで、紙幣60がステージ61上から繰り出され、前記ステージセンサがオフになると、制御部18は、前記ステージセンサがオンになるまで、ステージ61を微少量だけ上昇させる。これにより、最上位の紙幣60が再び所定圧で繰り出しローラ42に圧接させられる。そして、ステージ61上に集積されたすべての紙幣60が繰り出されるまで、ステージ61を微少量だけ上昇させる動作を繰り返して行う。なお、すべての紙幣60が紙幣入出金口30から繰り出されるとセンサ55がオフになり、制御部18は、ステージ61を原点位置にまで下降させる。
続いて、前記紙幣60は、入出金紙幣認識部34を通過する際に該入出金紙幣認識部34のセンサ34aによって認識され、金種及び枚数が判別される。そして、制御部18は、入出金紙幣認識部34による認識結果に基づき、紙幣60が正常でリサイクル可能な千円券である場合、第1収納庫32が満杯であるか否かを判断する。そして、満杯でなければ、前記紙幣60を第1収納庫32に向けて搬送させて、該第1収納庫32に収納する。また、制御部18は、入出金紙幣認識部34による認識結果に基づき、紙幣60が正常でリサイクル可能な五千円券である場合、第2収納庫33が満杯であるか否かを判断する。そして、満杯でなければ、前記紙幣60を第2収納庫33に向けて搬送させて、該第2収納庫33に収納する。
なお、図6に示されるように、前記搬送間隔Tは、振り分けトリガセンサ57から搬送振り分けゲート52までの距離Aよりも長く設定されているので、千円券である紙幣60と五千円券である紙幣60とが順次搬送されても、搬送振り分けゲート52によって、第1収納庫32と第2収納庫33とに適切に振り分けることができる。
そして、紙幣60が第1収納庫32又は第2収納庫33に収納され、入出金紙幣認識部34が搬送されたすべての紙幣60の認識を完了すると、制御部18は、紙幣入出金口30に投入された紙幣60があるか否か、すなわち、入金紙幣があるか否かを判断する。そして、入金紙幣がない場合には入金処理を終了し、入金紙幣がある場合には、再び分離モータ39を起動して分離ゲートローラ43及び分離ゲートローラ44を駆動し、前述した動作を繰り返して行う。
一方、制御部18は、入出金紙幣認識部34による認識結果に基づき、紙幣60がリサイクル不可能な二千円券若しくは一万円券である場合又は正常でなくリジェクトすべきもの、すなわち、リジェクト紙幣である場合には、搬送モータ38を停止させ、紙幣入出金口30からの紙幣60の繰り出しを停止させる。なお、その後、紙幣60を紙幣入出金口30に返却するが、まだ補充待ちの紙幣60がステージ61上に存在する場合が想定される。そのため、制御部18は、まず、ステージ61を原点位置まで降下させる。ステージ61を降下させないと、取り込み待ちの紙幣60と衝突し、ジャムが発生してしまう。
続いて、制御部18は、搬送モータ38を逆転駆動して搬送ベルト36を逆方向に移動させ、前記紙幣60を紙幣入出金口30に返却する。なお、前述されたように第1収納庫32が満杯であるか否かを判断して満杯である場合、及び、第2収納庫33が満杯であるか否かを判断して満杯である場合にも、制御部18は、同様の動作を行って、紙幣60を紙幣入出金口30に返却する。
この場合、制御部18は、表示部20bに「リジェクト発生」を表示させて、前記係員に報知する。報知しないと、前記係員は紙幣60を繰り出す動作が何故停止しているのか把握することができない。なお、「リジェクト発生」の表示に限定することなく、ランプの点灯等でもよく、前記係員に報知することができればいかなる手段であってもよい。
そして、前記係員はリジェクトされて返却された紙幣60(最上位の数枚でよい)を紙幣入出金口30から取り除く。そして、ステージ61上に残存する紙幣60の補充を再開する。この場合、取り除いた紙幣60を確認し、該紙幣60に貼(は)り付きや折れ等があれば修正し、追加してステージ61上にセットしてから紙幣60の補充を再開する。また、とりあえずステージ61上に残存する紙幣60だけの補充を再開するようにしてもよい。そして、紙幣60を追加してセットしてから補充を再開する場合は、入力部20aによって「再開」を指示する操作を行う。また、とりあえずステージ61上に残存する紙幣60だけの補充を再開する場合は、補充が終了した後に、取り除いた紙幣60を追加してセットしてもよいし、補充終了としてもよい。なお、いずれの場合であっても、紙幣入出金口30から繰り出された紙幣60の計数結果は、表示部20bに表示される。
これにより、紙幣入出金口30に返却された紙幣60を係員が確認し、再補充することができ、また、補充すべき紙幣60から除外することもできる。さらに、リジェクト紙幣が発生した場合は、紙幣入出金口30に返却されるようになっているので、判別結果を待たずに紙幣60の繰り出しが行われても、すべて紙幣入出金口30に戻されるので所定の間隔を確保することによって、補充時の繰り出しが可能となる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 補充モードに設定する。
ステップS22 紙幣入出金口30に紙幣60を投入する。
ステップS23 ステージ61を上昇させる。
ステップS24 紙幣60を繰り出す。
ステップS25 入出金紙幣認識部34によって金種を判別する。リサイクル不可能な二千円券若しくは一万円券又は判別不能なリジェクト紙幣である場合はステップS26に進み、リサイクル可能な千円券である場合はステップS28に進み、リサイクル可能な五千円券である場合はステップS30に進む。
ステップS26 紙幣60の繰り出しを停止する。
ステップS27 紙幣入出金口30に紙幣60を返却し、処理を終了する。
ステップS28 第1収納庫32が満杯であるか否かを判断する。第1収納庫32が満杯である場合はステップS26に戻り、第1収納庫32が満杯でない場合はステップS29に進む。
ステップS29 第1収納庫32に収納する。
ステップS30 第2収納庫33が満杯であるか否かを判断する。第2収納庫33が満杯である場合はステップS26に戻り、第2収納庫33が満杯でない場合はステップS31に進む。
ステップS31 第2収納庫33に収納する。
ステップS32 次の入金紙幣があるか否かを判断する。次の入金紙幣がある場合はステップS24に戻り、次の入金紙幣がない場合は処理を終了する。
次に、貨幣の回収処理の動作について説明する。なお、硬貨釣銭部13の動作については、説明を省略する。
店舗の閉店した後などに紙幣釣銭部12内の紙幣60を回収する場合は、現金管理者の操作によって回収動作が実行される。この場合、制御部18は、搬送モータ38を起動し、釣銭の出金処理の場合と同様に紙幣60を金種別に第1収納庫32及び第2収納庫33から繰り出す。前記入出金紙幣認識部34は、走行状態監視及び金種確認を行い、搬送振り分けゲート53は回収カセット部31の方向に設定されているが、リジェクトされた紙幣60は出金リジェクト部35に収納される。
このように、本実施の形態において、釣銭機11はモード切り換えキーを操作することによって、貨幣の入金処理等の通常の処理を行う通常モードと貨幣の補充処理を行う補充モードとを切り換えることができる。そして、入金された紙幣60のうちでリジェクトすべき紙幣60は、通常モードでは回収カセット部31に収納され、補充モードでは紙幣入出金口30に返却されるようになっている。そのため、入金処理においては貨幣の入金に手間取ることがないので、レジ精算場における精算業務をスムーズに行うことができる。したがって、顧客を長時間待たせたり、レジ精算場が混雑してしまうことがない。また、補充処理においては、リジェクトすべき紙幣60が回収カセット部31に収納されないので、補充するために用意された紙幣60を補充することができ、資金運用が悪くなることがない、さらに、補充処理において入出金紙幣認識部34による認識結果を待たずに、紙幣60を連続して繰り出すことができるので、補充時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態においては、釣銭機11を店舗のレジ精算場で使用されるPOSレジスタ14に取り付けて使用する例について説明したが、銀行等の金融機関の窓口で使用される自動テラー現金預払機(窓口端末)等の銀行員が使用する端末にも適用することができる。
また、本実施の形態においては、入金時処理においてリジェクトすべき紙幣60を回収カセット部31に収納するようになっているが、出金リジェクト部35に収納するようにすることもできる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における貨幣処理装置の斜視図である。 本発明の実施の形態における釣銭機の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における紙幣釣銭部の概略断面図である。 本発明の実施の形態における釣銭機の表示部の表示画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における紙幣釣銭部の紙幣の入金処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における紙幣の搬送間隔を示す図である。 本発明の実施の形態における紙幣釣銭部の紙幣の補充処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 釣銭機
30 紙幣入出金口
31 回収カセット部
32 第1収納庫
33 第2収納庫
34 入出金紙幣認識部

Claims (2)

  1. (a)貨幣を入金及び出金する入出金部と、
    (b)前記貨幣の搬送路に配設され、前記貨幣の認識を行う認識部と、
    (c)該認識部がリサイクル可能と認識した貨幣を金種別に収納するとともに、出金時には一枚ずつ繰り出すことができる金種別収納部と、
    (d)入金中に前記認識部がリサイクル不能と認識した貨幣、及び、リジェクトすべきと認識した貨幣を収納する回収カセットと、
    (e)通常モードと補充モードとを選択する選択手段とを有し、
    (f)前記通常モードが選択された場合、入金中に前記認識部がリジェクトすべきと認識した貨幣を前記回収カセットに収納し、
    (g)前記補充モードが選択された場合、入金中に前記認識部がリジェクトすべきと認識した貨幣を前記入出金部に返却するとともに、前記金種別収納部が満杯であるときには該金種別収納部に収納すべき貨幣も前記入出金部に返却することを特徴とする貨幣処理装置。
  2. 前記通常モードが選択された場合、前記金種別収納部が満杯であるときには該金種別収納部に収納すべき貨幣も前記回収カセットに収納する請求項1に記載の貨幣処理装置。
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