JP2007041667A - 現金過不足管理方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 どの取引において違算(過不足)が発生したかを特定することである。
【解決手段】 貨幣入出金装置8の現金在高金額の増減額と、この貨幣入出金装置8に接続された商品販売登録データ処理装置7の現金在高金額の増減額とを、取引毎に比較し、この比較結果を取引毎に順次記憶させるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、貨幣入出金装置(自動釣銭機)に接続された商品販売登録データ処理装置(POSターミナル)における現金過不足管理方法及びその装置に関するものである。
従来、データ処理装置(ストアコントローラ)に複数台の商品販売登録データ処理装置(POSターミナル)を接続し、これらの商品販売登録データ処理装置に貨幣入出金装置(自動釣銭機)をそれぞれ接続して商品の売上情報の管理とともに現金の管理を行うようにしている。
まず、図1(a)(b)(c)に商品販売登録データ処理装置(POSターミナル)1に貨幣入出金装置(自動釣銭機)2を接続した一例を示す。これらの図1(a)(b)(c)に示すものは、預かり金入力運用に係わるものであり、図1(a)は、預かり金の金額を確認してその金額を商品販売登録データ処理装置1の金額キー3により入力している状態を示す。また、図1(b)は、商品販売登録データ処理装置1の預/現計キー4を押すことにより貨幣入出金装置2から釣銭が出金されている状態を示している。つぎに、図1(c)は、預かり金を貨幣入出金装置2に投入している状態を示す。したがって、預かり金を商品販売登録データ処理装置1に入力した後に、直ちに客に対してはお釣りを返却するので、図1(c)に示すように、預かり金を貨幣入出金装置2に入金中であっても次の取引業務が可能であるという特徴を有する。
つぎに、図2(a)(b)(c)(d)に預かり金の計数運用の一例を示す。図2(a)は、預かり金を確認し、入金確認キー5を押して入金を開始する状態、すなわち、入金開始宣言をしている状態である。図2(b)は、前述の図1(c)と同様に、預かり金を貨幣入出金装置2に投入している状態を示す。図2(c)は、入金確認キー6を押して入金金額を確認している状態、すなわち、入金終了宣言をしている状態を示す。そして、図2(d)は、図1(b)と同様に、商品販売登録データ処理装置1の預/現計キー4を押すことにより貨幣入出金装置2から釣銭が出金されている状態を示している。したがって、預かり金額を釣銭機としての貨幣入出金装置2が数えるため、預かり金の数え間違いや、商品販売登録データ処理装置1への入力間違えがなくなり、理論的には、違算(現金過不足)がゼロになる。また、預かり金を貨幣入出金装置2に投入しない限り、お釣りを出金することができないので、預かり金の不正入力による着服などの不正行為を防止することができる。
つぎに、POSシステムにおいて、現金在高を随時把握し、効率的な金銭管理を実現するようにした技術が特許文献1に記載されている。すなわち、従来は、店員の交代時あるいは閉店時に、各POS端末のドロア内に本来あるべき現金額と実際にドロア内にある現金額とを対比し、その額の過不足を調べることにより、過不足が生じた原因などを追求するようにしていたものであるが、キャッシャの負担を減らし、かつ、キャッシャのミスを減らす目的で、POS端末装置は、顧客から預る現金を入金するとともに、顧客に返金する釣銭を出金し、かつ、入出金された現金を金種別に計数可能な釣銭・釣札機に接続されるとともに、顧客から預る金券類を収納するためのドロアを有し、計数機能により特定された釣銭・釣札機内の金種別在高情報を受信し、受信した在高情報と、ドロア内の金券在高情報とを上位装置に送信する技術が開示されている。
特開2002−92734号公報
図1(a)(b)(c)に示す状態においては、預かり金額を間違えて入力すると、お釣りを間違えて出金してしまい、違算(過不足)が発生しやすいという問題がある。また、預かり金額と入金金額との比較はしていないので、預かり金の不正入力や、預かり金の着服などの不正が可能なものである。さらに、精算時に初めて違算(過不足)が分かるので、発生した時間や人を特定することが困難であるという問題もある。
つぎに、図2(a)(b)(c)(d)に示す状態においては、預かり金額を機械(硬貨・紙幣釣銭機)が数えるため、POSへ手入力する場合よりも客にお釣りを返却するまでの時間が長くなる。また、従来の運用と操作(預かり金を釣銭機に投入するタイミング)が全く異なるという問題もある。
さらに、特許文献1に記載された技術においては、入力に基く残高情報とドロワ内の実際の残高情報とを上位機種に送信することにより、現金在高を随時把握し、効率的な金銭管理を実現するようにした技術が開示されているものであるが、違算(過不足)が発生した取引を特定することが難しく、そのため、その時のキャッシャを特定することも難しいものである。
本発明は、貨幣入出金装置の現金在高金額の増減額と、この貨幣入出金装置に接続された商品販売登録データ処理装置の現金在高金額の増減額とを、取引毎に比較し、この比較結果を取引毎に順次記憶させるようにした現金過不足管理方法であり、また、出金用の貨幣を金種別に収納して所定の金種・枚数で構成される金額の貨幣を出金し、入金される貨幣の金種別の枚数と出金される貨幣の金種別の枚数とを記憶する貨幣入出金装置と、商品登録及び会計処理を行い、出金処理の際には、出金金額を算出して前記貨幣入出金装置に出金指令を送信し、前記貨幣入出金装置に出金指令を送信した際には、前記貨幣入出金装置の応答から種類別の枚数データより現在残高金額を算出するか、もしくは、貨幣の合計金額データから現在残高金額を取得する商品販売登録データ処理装置と、よりなる現金過不足管理装置である。
したがって、貨幣入出金装置の現金在高金額の増減額と、商品販売登録データ処理装置の現金在高金額の増減額とは、取引毎に比較されるため、どの取引において違算(過不足)が発生したかを特定することができ、これにより、違算(過不足)が発生した時間や担当者(キャッシャ)を特定することが可能となり、不正行為を抑止することができるものである。
本発明の実施の態様を図3乃至図14に基いて説明する。まず、図3に示すものは、システムの全体を示すもので、中央に設けられたデータ処理装置(ストアコントローラ)6に複数台の商品販売登録データ処理装置(POSターミナル)7が接続され、これらの商品販売登録データ処理装置7には、貨幣入出金装置(自動釣銭機)8が接続されている。さらに、前記商品販売登録データ処理装置7には、印字装置9が接続されている。
この商品販売登録データ処理装置7は、図4(a)(b)(c)に示すように、本体ハウジング10の底部にドロワ11が一体に形成されており、その上面にはキーボード12やモードキー13及び大型のディスプレイ14などが一体に設けられている。そして、前記商品販売登録データ処理装置7は、回路的には図5に例示するように、各種の情報処理を実行するCPU15(Central Processing Unit)に、各種情報を固定的に予め記憶したROM16(Read Only Memory)、各種情報を可変自在に一時記憶するRAM17(Random Access Memory)、前記印字装置9、前記ドロワ11、前記データ処理装置(ストアコントローラ)6と接続される通信インタフェース18、各種情報を入力する前記キーボード12、動作モードを切り替え自在に設定する前記モードキー13、各種情報をカナ、漢字、数字、英文字等により表示する前記ディスプレイ14などを、各種情報を伝送するバス19で接続した構造となっている。
このような構成において、図4(a)(b)(c)に預かり金入力運用の状態が示されている。すなわち、図4(a)に示すものは、預かり金確認・金額入力のステップであり、預かり金額を確認し、その金額を金額キー20により商品販売登録データ処理装置7に入力している状態である。このとき、入金のみならず出金に関しても同様に金額キー20により入力されるものであり、商品販売登録データ処理装置7における増減金額が求められる。つぎに、図4(b)に示すものは、釣り出金のステップであり、商品販売登録データ処理装置7の預/現計キー21を押すと、貨幣入出金装置8から釣り銭が出金される。ついで、図4(c)に示すものは、預かり金入金のステップであり、預かり金を貨幣入出金装置8に投入している状態である。このステップでは、貨幣入出金装置8における釣り銭の出金、及び預かり金の入金が算出される。そこで、重要な点は、一取引が終了したときに、一取引毎に貨幣入出金装置8の現金在高金額の増減額と、この貨幣入出金装置8に接続された商品販売登録データ処理装置7の現金在高金額の増減額とが比較され、一致しているか、不一致であるかのチェックがなされることである。一致している場合には、過不足のない正常な取引が登録されたことになり、不一致であれば何らかの異常が発生していることになる。このような取引の結果は、一取引き毎に過不足が管理され、記録されるので、その過不足が発生した時間や人を特定することが可能であり、不正行為を抑制することができる。
つぎに、図6乃至図11に基いて具体的な取引例を説明する。図6乃至図7は、過不足がない正常な場合であり、No.0001乃至No.0013に各ステップの状態が示されている。まず、No.0001は、サインオンの状態であり、貨幣入出金装置8の在高金額は\0であり、商品販売登録データ処理装置7の増減金額も\0である。そして、貨幣入出金装置8からの出金金額も\0である。
ここで、No.0002のステップにおいて、釣り銭の準備がなされる。この釣り銭額を\100,000とすると、商品販売登録データ処理装置7において\100,000の入金処理がなされる。このとき、一つ前のステップNo.0001の一取引が終了したとして、貨幣入出金装置8の増減金額\0と商品販売登録データ処理装置7の増減金額\0とが比較され、一致していることの確認がとられている。
以下、同様であるが、本実施の態様における特徴点は、図面中の右上がり左下がりの矢印で示すように、No.0001の商品販売登録データ処理装置増減金額とNo.0002の貨幣入出金装置増減金額とを取引毎に比較している点であり、以下の各ステップにおいても取引毎に貨幣入出金装置8の増減金額\0と商品販売登録データ処理装置7の増減金額\0とが比較されていることが従来とは相違しているところである。
つぎに、No.0003のステップにおいて、商品販売登録データ処理装置7で入金処理された釣り銭準備のための\100,000は、貨幣入出金装置8に入金されて貨幣入出金装置8の入金金額が\100,000となっている。したがって、貨幣入出金装置8の入金金額も\100,000であり、在高金額も\100,000である。そして、このNo.0003のステップにおいて、\1,000の売上があったものとすると、商品販売登録データ処理装置7では、\1,000の入金を登録し、その増減金額が\1,000となる。このとき、一つ前のステップNo.0002の一取引が終了したとして、貨幣入出金装置8の増減金額\100,000と商品販売登録データ処理装置7の増減金額\100,000とが比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
No.0004のステップにおいて、\500の売上があったものとし、その売上\500は、\5,000札で支払われ、\4,500のお釣りが出金されたものとする。このとき、No.0003のステップにおいて商品販売登録データ処理装置7で入金処理された\1,000は、貨幣入出金装置8に入金されて貨幣入出金装置8の入金金額が\1,000となっている。したがって、貨幣入出金装置8の在高金額は\101,000であり、貨幣入出金装置8の増減金額は\1,000である。このとき、一つ前のステップNo.0003の一取引が終了したとして、貨幣入出金装置8の増減金額\1,000と商品販売登録データ処理装置7の増減金額\1,000とが比較され、これらが一致していることの確認がとられている。そして、商品販売登録データ処理装置7には、\500の入金処理がなされ、かつ、貨幣入出金装置8からは\4,500の釣り銭が出金されている。
No.0005のステップにおいて、No.0004のステップで用いられた\5,000は、貨幣入出金装置8に入金され、この貨幣入出金装置8の在高金額は、「\101,000−\4,500+\5,000」の計算の結果、\101,500となっている。そして、貨幣入出金装置8の増減金額は、\500であり、No.0004のステップで商品販売登録データ処理装置7に入金された\500と比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
No.0006のステップにおいては、\500の売上があり、額面\1,000の商品券で支払われたものとする。そのため、貨幣入出金装置8では、\500のお釣りが現金で支払われ、貨幣入出金装置8の残高金額としては、\101,500から\500が減算されて\101,000となる。そのため、貨幣入出金装置8の増減金額は、−\500である。また、商品販売登録データ処理装置7においては、現金が\500分出金となるので、−\500の増減金額があったことになり、貨幣入出金装置8の増減金額−\500と比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
No.0007のステップにおいては、\1,000の売上があり、額面\500の商品券と、現金\1,000とにより支払われ、釣り銭\500が出金されたものである。そのため、商品販売登録データ処理装置7には、現金\500が入金されたことになり、貨幣入出金装置8の在高金額は、\101,000から\101,500になり、貨幣入出金装置8への入金金額は\1,000であるため、貨幣入出金装置8の増減金額は、\500となり、商品販売登録データ処理装置7への入金金額\500と比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
No.0008のステップにおいては、\10,000の売上があったものとする。この\10,000は、商品販売登録データ処理装置7に入力される。そして、貨幣入出金装置8に\10,000が入金され、貨幣入出金装置8の在高金額は、\111,500となり、貨幣入出金装置8の入金金額は、\10,000となる。そのため、商品販売登録データ処理装置7の入金金額\10,000と比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
つぎに、No.0009のステップにおいては、なんらかの理由により、現金\5,000の支払いがあった。この現金\5,000は、貨幣入出金装置8から支払われ、商品販売登録データ処理装置7においては、−\5,000の入金処理が行われる。貨幣入出金装置8の在高金額は、\106,500となり、貨幣入出金装置8の入金金額は、−\5,000となる。これが商品販売登録データ処理装置7の入金金額−\5,000と比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
No.0010のステップにおいては、\1,000の両替がなされた状態である。すなわち、貨幣入出金装置8には、\1,000の入金がなされ、かつ、\1,000の出金がなされている。また、商品販売登録データ処理装置7においては、\1,000の入金と\1,000の出金とがなされたことになり、結局は、入金金額は\0である。貨幣入出金装置8の在高金額が\106,500である状態に変化はない。
No.0011のステップにおいては、現金\50,000を回収した場合である。これは非連動として動作するものであり、貨幣入出金装置8から現金\50,000が出金される。そして、商品販売登録データ処理装置7においては、−\50,000の入金処理が行われる。
No.0012のステップは、点検業務であり、No.0011のステップで\50,000が回収された結果、貨幣入出金装置8の在高金額は、\56,500となっており、貨幣入出金装置8の入金金額は、−\50,000であるので、商品販売登録データ処理装置7における入金金額−\50,000と比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
つぎに、No.0013のステップは、サインオフであり、貨幣入出金装置8の在高金額が\56,500であり、貨幣入出金装置8の入金金額\0と商品販売登録データ処理装置7の入金金額\0とが比較され、これらが一致していることの確認がとられている。
つぎに、図8乃至図11に示すものは、No.0001乃至No.0018のステップにおいて現金の過不足が発生した状態が存在する現金過不足管理状態の一例である。まず、No.0001においてサインオンし、No.0002のステップにおいて、\100,000の釣り銭準備をした状態である。このとき、商品販売登録データ処理装置7には、\100,000の入金がなされる。しかしながら、貨幣入出金装置8には、\90,000の釣り銭入力をしただけで、\10,000不足していたものである。この場合には、貨幣入出金装置8には、\90,000の釣り銭が入金され、貨幣入出金装置8の増減金額として\90,000が登録される。この貨幣入出金装置8の増減金額\90,000が商品販売登録データ処理装置7に入金された\100,000と比較され、−\10,000の過不足が発生する。
このようにして、過不足が発生すると、図12に示すように、「過不足が発生しました」というメッセージの他に、「レジNo.」、「キャッシャNo.」、「取引No.」、「過不足金額」等が表示される。また、図13に示すように、過不足管理レポートも表示され、かつ、図14に示すように、印字装置9により過不足管理レポートが発行される。
No.0003のステップにおいては、\1,000の売上があった場合である。商品販売登録データ処理装置7には、\1,000の売上が入力されて商品販売登録データ処理装置7の増減金額とされ、貨幣入出金装置8には、\1,000が入金され、残高金額として\90,000に、\1,000が加算されて\91,000とされる。そして、貨幣入出金装置8の増減金額としては\1,000となり、これが商品販売登録データ処理装置7の増減金額\1,000と比較され、両者が一致することにより正常であると判定される。
No.0004のステップにおいては、\500の売上があり、\5,000を預かり、\4,500をお釣りとした場合である。しかしながら、錯誤により、預かり金額\5,000を\500として入力してしまった場合である。そのため、商品販売登録データ処理装置7には、\500と入金されているが、貨幣入出金装置8には、\5,000入金しなければならないところ、\500しか入金せず、\4,500をお釣りとして出金したものである。そのため、貨幣入出金装置8の在高金額は、「\91,000−\4,500+\500=\87,000」となり、増減金額が−\4,000となる。そのため、この−\4,000と商品販売登録データ処理装置7への入金額\500とに−\4,500の差異が発生し、過不足発生となる。
No.0005のステップにおいては、\1,000の売上があった場合であり、この場合には正常である。
No.0006のステップにおいては、\500の売上があり、額面\1,000の商品券で支払い、お釣りが\500の場合である。しかしながら、額面\1,000の商品券を現金\1,000として扱ってしまった場合である。この場合、商品販売登録データ処理装置7に入力される−\500に対して、貨幣入出金装置8の増減金額が\500であり、両者を比較すると、\1,000の差異が発生するので、過不足発生となる。
No.0007のステップにおいては、\1,000の売上があり、額面\500の商品券と現金\1,000とで支払い、お釣りが\500の場合である。この場合には正常である。
No.0008のステップにおいては、\500の売上に対して、現金\5,000を預かり、釣り銭が\4,500の場合である。しかるに、貨幣入出金装置8への入金をしなかったため、貨幣入出金装置8への入金金額が−\4,500となり、商品販売登録データ処理装置7への入金金額\500と比較すると、−\5,000の差異があり、過不足発生となったものである。
No.0009のステップにおいては、レジマイナスとして出金されたお釣りを入金(返却)した場合であり、この場合にも、貨幣入出金装置8への入金金額と商品販売登録データ処理装置7への入金金額とが不一致であり、過不足発生となる。
No.0010のステップにおいては、\500の売上に対して、\5,000の預かり金があり、お釣りが\4,500の場合であるが、預かり金\5,000の貨幣入出金装置8への入金を忘れた場合である。この場合には、当然、\5,000の過不足が発生する。
No.0011のステップにおいては、\1,000の売上があり、現金\1,000を預かったが、前回のNo.0010のステップにおける預かり金\5,000の貨幣入出金装置8への入金を合わせて入金した場合である。この場合には、No.0010のステップの過不足を相殺した形になる。
No.0012のステップにおいては、\1,500の売上があり、現金\2,000を預かり、お釣り\500の場合であるが、このステップにおいて、入金\10,000がリジェクトして入金操作をせず入金したものである。この場合は、過不足が発生する。
No.0013のステップにおいては、\500の売上があり、現金\1,000を預かり、お釣り\500の場合であるが、正常である。
No.0014のステップにおいては、\1,000の両替業務であるが、両替操作で入金しなかったものであり、この場合には、過不足が発生する。
No.0015のステップにおいては、\500の売上があり、現金\1,000を預かり、お釣り\500の場合であるが、貨幣入出金装置8において硬貨\500が詰まって出金できなかった場合である。この場合には、過不足が発生する。
No.0016のステップにおいては、\500の売上があり、現金\1,000を預かり、お釣り\500の場合であるが、正常である。
No.0017のステップにおいては、点検であり、\50,000を回収操作せずに回収したものである。
No.0018のステップは、サインオフであり、一連の操作において、−\50,000の過不足が発生したことを示している。
このように一連の操作において、一取引毎に過不足が発生した状態が図12に示すように表示され、かつ、すべてを纏めたものとしては、図13に示すように、各取引毎に分けて一覧表示がなされ、かつ、図14に示すように印刷される。
本発明は、貨幣入出金装置の現金在高金額の増減額と、この貨幣入出金装置に接続された商品販売登録データ処理装置の現金在高金額の増減額とを、取引毎に比較し、この比較結果を取引毎に順次記憶させるようにした現金過不足管理方法において、貨幣入出金装置の現金在高金額の増減額と商品販売登録データ処理装置の現金在高金額の増減額との取引毎の比較結果は、前記商品販売登録データ処理装置が接続されたデータ処理装置に記憶されるので、その集計結果が一覧として把握しやすいものである。また、出金用の貨幣を金種別に収納して所定の金種・枚数で構成される金額の貨幣を出金し、入金される貨幣の金種別の枚数と出金される貨幣の金種別の枚数とを記憶する貨幣入出金装置と、商品登録及び会計処理を行い、出金処理の際には、出金金額を算出して前記貨幣入出金装置に出金指令を送信し、前記貨幣入出金装置に出金指令を送信した際には、前記貨幣入出金装置の応答から種類別の枚数データより現在残高金額を算出するか、もしくは、貨幣の合計金額データから現在残高金額を取得する商品販売登録データ処理装置と、よりなる現金過不足管理装置であり、それぞれ貨幣入出金装置が接続された複数台の商品販売登録データ処理装置をデータ処理装置に接続してシステム化した点においても特徴がある。
従来の預かり金入力運用を示す説明図である。 従来の預かり金計数運用を示す説明図である。 本発明の実施の態様を示すブロック図である。 その預かり金入力運用を示す説明図である。 商品販売登録データ処理装置のブロック図である。 現金過不足管理における過不足がない場合の各種の例を示す説明図である。 図6に継続した説明図である。 現金過不足管理における過不足が発生する場合の各種の例を示す説明図である。 図8に継続した説明図である。 図9に継続した説明図である。 図10に継続した説明図である。 過不足発生を示す表示例である。 過不足管理レポートの表示例である。 過不足管理レポートの印刷例である。
符号の説明
7 商品販売登録データ処理装置
8 貨幣入出金装置

Claims (3)

  1. 貨幣入出金装置の現金在高金額の増減額と、この貨幣入出金装置に接続された商品販売登録データ処理装置の現金在高金額の増減額とを、取引毎に比較し、この比較結果を取引毎に順次記憶させるようにしたことを特徴とする現金過不足管理方法。
  2. 貨幣入出金装置の現金在高金額の増減額と商品販売登録データ処理装置の現金在高金額の増減額との取引毎の比較結果は、前記商品販売登録データ処理装置が接続されたデータ処理装置に記憶されることを特徴とする請求項1記載の現金過不足管理方法。
  3. 出金用の貨幣を金種別に収納して所定の金種・枚数で構成される金額の貨幣を出金し、入金される貨幣の金種別の枚数と出金される貨幣の金種別の枚数とを記憶する貨幣入出金装置と、
    商品登録及び会計処理を行い、出金処理の際には、出金金額を算出して前記貨幣入出金装置に出金指令を送信し、前記貨幣入出金装置に出金指令を送信した際には、前記貨幣入出金装置の応答から種類別の枚数データより現在残高金額を算出するか、もしくは、貨幣の合計金額データから現在残高金額を取得する商品販売登録データ処理装置と、
    よりなることを特徴とする現金過不足管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187063A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Toshiba Tec Corp 過不足情報管理システムおよび過不足情報管理方法
JP2021108226A (ja) * 2021-03-16 2021-07-29 東芝テック株式会社 商品データ登録装置、商品データ登録装置における表示方法およびプログラム

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