JP5546915B2 - 入金管理システム、入金管理方法、及び釣銭機 - Google Patents

入金管理システム、入金管理方法、及び釣銭機 Download PDF

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Description

本発明は、売上金額と商品券を含む入金額とを照合する入金管理システム、入金管理方法、及び商品券が入金可能な釣銭機に関するものである。
小売店等において、顧客は現金による支払いだけでなく、商品券による支払いを行うことがある。商品券を取り扱う釣銭機として、商品券処理モードにおいて機内に取り込んだ商品券の枚数を計数し、商品券を出金リジェクト部に収納する釣銭機が知られている(例えば特許文献1参照)。商品券の額面価格は、係員により制御端末機(POSレジスタ)に手入力される。
商品券は、営業終了後に現金と共に回収される。回収された現金及び商品券は、後方の出納室に設置された入金機に入金される。そして、入金機への入金額と、POSレジスタで管理している売上金額(又は釣銭機への入金額)とが照合される。
しかし、上述したような従来の釣銭機は、商品券の情報として、商品券の計数枚数のみをPOSレジスタへ出力する。つまり、POSレジスタが管理している商品券の金額情報は係員が手入力したものであり、さらに、従来のPOSレジスタは、現金と商品券の金額情報を区別することなく処理していたので、POSレジスタは、釣銭機内に保管されていた商品券についての詳細かつ正確な情報を把握していなかった。そのため、照合作業を正確に行うことが困難であった。
特開2007−213493号公報
本発明は、売上金額と商品券を含む入金額とを正確に照合できる入金管理システム、入金管理方法、及び釣銭機を提供することを目的とする。
本発明の一態様による入金管理システムは、入力された商品情報に基づいて売上金額を算出するPOS端末と、貨幣及び商品券を取り込む受入部、前記受入部により取り込まれた貨幣及び商品券を識別計数する識別部、前記POS端末からの指示に基づいて釣銭を払い出す払出部、機内の貨幣及び商品券が回収される際に貨幣及び商品券を収納する回収カセット、及び前記回収カセットにより回収する貨幣及び商品券の額面別枚数を含む回収データを外部出力する出力部を有する釣銭機と、前記POS端末から受け取った前記売上金額と、前記釣銭機から受け取った前記回収データとを照合し、売上を確定する売上確定部と、を備える。
本発明の一態様による入金管理システムにおいては、前記売上確定部は、商品券による支払いに対応する売上金額及び現金による支払いに対応する売上金額を確定することが好ましい。
本発明の一態様による入金管理システムにおいては、前記回収カセット内の貨幣及び商品券が入金され、貨幣及び商品券の識別計数を行う入金機をさらに備え、前記売上確定部は、前記入金機による識別計数結果と前記回収データとが一致した場合に、前記売上を確定することが好ましい。
本発明の一態様による入金管理システムにおいては、前記出力部は、前記回収データを記憶媒体に書き込むことが好ましい。
本発明の一態様による入金管理システムにおいては、前記出力部は、前記回収データを示すコード情報を印字することが好ましい。
本発明の一態様による入金管理システムにおいては、前記識別部は、商品券に印字されている管理番号を読み取り、前記回収データは、前記管理番号を含むことが好ましい。
本発明の一態様による入金管理方法は、POS端末、釣銭機、及び売上確定部を備える入金管理システムを用いた入金管理方法であって、前記POS端末が、入力された商品情報に基づいて売上金額を算出し、前記釣銭機へ指示を出すステップと、前記釣銭機が、前記POS端末からの指示に基づいて釣銭を出金するステップと、前記釣銭機が、投入された貨幣及び商品券を識別計数するステップと、前記釣銭機が、回収する貨幣及び商品券の額面別枚数を含む回収データを外部出力するステップと、前記売上確定部が、前記POS端末からの前記売上金額及び前記釣銭機からの前記回収データを受け取るステップと、前記売上確定部が、前記売上金額と前記回収データとを照合し、売上を確定するステップと、を備える。
本発明の一態様による釣銭機は、入力された商品情報に基づいて売上金額を算出するPOS端末と連動する釣銭機であって、外部から投入される貨幣及び商品券を取り込む受入部と、前記受入部により取り込まれた貨幣及び商品券を識別計数する識別部と、前記識別部により識別計数された貨幣を額面別に収納する収納部と、前記POS端末からの指示に基づいて釣銭を払い出す払出部と、機内の貨幣及び商品券が回収される際に貨幣及び商品券を収納する回収カセットと、前記回収カセットにより回収される貨幣及び商品券の額面別枚数を含む回収データを外部出力する出力部と、を備える。
本発明の一態様による釣銭機においては、前記出力部は、前記回収データを、読み取り可能な記憶媒体に書き込むことが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機においては、前記出力部は、前記回収データを、読み取り可能なコード情報として印字することが好ましい。
本発明の一態様による釣銭機においては、前記識別部は、商品券に印字されている管理番号を読み取り、前記管理番号を含めた前記回収データを外部出力することが好ましい。
本発明によれば、売上金額と商品券を含む入金額とを正確に照合できる。
本発明の実施形態に係る入金管理システムの概略構成図である。 同実施形態に係る釣銭機のブロック図である。 同実施形態に係る釣銭機の外観斜視図である。 変形例による釣銭機のブロック図である。 変形例による釣銭機のブロック図である。 変形例による入金管理システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に本発明の実施形態に係る入金管理システムの概略構成を示す。入金管理システムは、小売店等の店舗に設けられ、釣銭機10、POS端末20、入金機30、及び店舗サーバ40を備える。
POS端末20と連動する釣銭機10は、顧客から支払われた貨幣(紙幣、硬貨)及び商品券を取り込み、識別、計数を行い、計数結果をPOS端末20へ送信する。釣銭機10がPOS端末20へ送信する計数結果には、少なくとも、顧客から支払われた貨幣及び商品券の合計金額が含まれる。この計数結果は、貨幣と商品券の区別をしない額面別枚数を含む場合もある。また、釣銭機10は、POS端末20からの釣銭出金指示に基づいて釣銭を出金する。釣銭機10の構成については後述する。
POS端末20は、顧客が購入した商品や顧客が受けるサービスの金額が店員によって手入力されたり、商品に付されたバーコードを読み取ったりすることで、売上金額を特定する。
POS端末20は、顧客が支払った貨幣及び商品券の合計金額、又は、貨幣と商品券の区別をしない額面別枚数を釣銭機10から受け取る。POS端末20はこれらの情報から顧客からの預かり金額を特定する。POS端末20は、確定指示が入力されると、預かり金額から売上金額を引いた釣銭額を算出し、釣銭出金指示を釣銭機10へ出力する。POS端末20は、売上金額、預かり金額、釣銭額等をカスタマーディスプレイ21に表示させることができる。
なお、釣銭機10に貨幣と商品券とを入金する前に釣銭を払い出す、いわゆる釣銭機モードで運用してもよい。この場合は、顧客が支払った貨幣及び商品券について係員が計数し、POS端末20に手入力する。POS端末20は、手入力された金額から売上金額を引いた釣銭額を算出し、釣銭出金指示を釣銭機10へ出力する。釣銭機10が釣銭を出金した後に、釣銭機10に貨幣及び商品券が取り込まれる。このとき、釣銭機10は、貨幣と商品券についての計数結果をPOS端末20へ出力し、先に手入力したデータと照合するようにしてもよい。この場合であっても、POS端末20が把握する売上金額は、顧客が支払った貨幣及び商品券の合計金額、又は、貨幣と商品券の区別をしない額面別枚数である。
POS端末20は、取引が終了すると、売上金額を店舗サーバ40へ送信する。
次に、釣銭機10の構成について、図2に示すブロック図及び図3に示す外観斜視図を用いて説明する。釣銭機10は、硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1Bを有する。硬貨釣銭機1A及び紙幣釣銭機1Bは、それぞれ制御部C1、C2を有する。制御部C1、C2は互いに接続されており、制御部C2はPOS端末20にも接続されている。また、紙幣入金機1Aは、制御部C1に接続された記憶部220を備える。
硬貨釣銭機1Aは、外部から硬貨を受け入れる硬貨受入部114、硬貨受入部114から受け入れた受入硬貨の識別計数を行う硬貨識別部101、硬貨識別部101による識別結果に応じて受入硬貨を額面別に収納する硬貨収納部106、及び機内の硬貨を外部に払い出す硬貨払出部116を備える。
図2及び図3に示すように、硬貨釣銭機1Aは前部上面に操作表示部112を有する筐体110を備える。筐体110の前部には硬貨受入部114及び硬貨払出部116が設けられている。
硬貨受入部114は受け入れた硬貨を1層1列状態で1枚ずつ機内へ取り込む。受入部114の後方には取り込まれた硬貨を搬送する入金搬送部103が延びている。
この入金搬送部103の途中には硬貨識別部101と、分岐部104が設けられている。分岐部104は硬貨識別部101の識別結果に基づいて、リジェクト硬貨等の硬貨払出部116から払い出される(放出される)硬貨を出金搬送部108へ案内(搬送)する。
正常硬貨等の機内に収納される硬貨は入金搬送部103により硬貨収納部106へ搬送される。硬貨収納部106は硬貨を額面別に収納し、例えば入金搬送部103の上流側から高額順に貨幣を収納する。
出金搬送部108は、硬貨収納部106に収納された硬貨を取り出して、硬貨払出部116へ搬送する。また、出金搬送部108は、分岐部104から案内された硬貨を硬貨払出部116へ搬送する。
硬貨釣銭機1Aの制御部C1は、操作表示部112を介して回収指示が入力されると、硬貨収納部106に収納されている硬貨をすべて硬貨払出部116から払い出すように各部を制御する。硬貨払出部116から払い出された硬貨は店員等により回収され、入金機30へ運ばれる。回収指示は、額面毎に所定枚数の硬貨を硬貨収納部106に残しておく残置回収指示とすることもできる。POS端末20が回収指示を出力し、制御部C2を介して制御部C1に与えるようにしてもよい。
次に、紙幣釣銭機1Bの構成を説明する。紙幣釣銭機1Bは、外部から紙幣/商品券を受け入れる受入部214、受入部214から受け入れた紙幣/商品券の識別計数を行う識別部201、識別部201による識別結果に応じて紙幣を額面別に収納する収納部206、及び機内の紙幣/商品券を外部に払い出す払出部216を備える。
図2及び図3に示すように、紙幣釣銭機1Bは、筐体210と、この筐体210内の略中央部に設けられた環状の周回搬送部203aとを備えている。また、受入部214、収納部206、払出部216、出金リジェクト部204、及び回収カセット207が、周回搬送部203aの外周を取り囲むように配置されている。
また、受入部214、各収納部206、払出部216、出金リジェクト部204、及び回収カセット207と、周回搬送部203aとの間を接続する紙幣の接続搬送部203bがそれぞれ形成されている。周回搬送部203aには、通過する紙幣/商品券の識別・計数を行う識別部201が設けられている。
また、周回搬送部203aと各接続搬送部203bとの間で紙幣/商品券の搬送経路を切り替える経路切替部(図示せず)が周回搬送部203aに沿って配置されている。
図2及び図3に示すように、筐体210の前面には受入部214の受入口214aと、払出部216の取出口216aとが設けられている。回収カセット207は筐体210に対して着脱自在に取り付けられている。また、筐体210の前部上面に操作表示部212が設けられている。
受入部214は受入口214aに挿入された紙幣/商品券を1枚ずつ取り込んで、周回搬送部203a側へ繰り出す。各収納部206は、識別部201の識別結果に基づいて紙幣を額面別に収納する。また、識別部201により識別された商品券は回収カセット207に収納される。払出部216は、各収納部206から取り出された紙幣を取出口216aより放出する。
識別部201は、回収カセット207に収納された商品券の額面別枚数を制御部C2に通知する。制御部C2は通知された商品券の額面別枚数を記憶部220に記憶させる。また、制御部C2は、回収カセット207に取り付けられているICタグ230に商品券の額面別枚数を書き込むことができる。
出金リジェクト部204は、収納部206から繰り出された紙幣のうち、斜行等により識別部201で識別のできない紙幣を出金リジェクト紙幣として収納する。また、受入部214から取り込まれた紙幣/商品券のうち、汚損等により識別部201で識別のできない紙幣/商品券はリジェクト紙幣/リジェクト商品券として払出部216から返却される。
紙幣釣銭機1Bの制御部C2は、操作表示部212を介して回収指示が入力されると、収納部106に収納されている紙幣をすべて回収カセット207へ搬送し、収納するように各部を制御する。この時、制御部C2は、回収カセット207に収納された紙幣の額面別枚数の情報をICタグ230に書き込む。また、制御部C2は、回収カセット207に収納されている商品券の額面別枚数の情報を記憶部220から取り出し、ICタグ230に書き込む。これにより、ICタグ230には、回収される紙幣及び商品券を区別した額面(種類)別枚数の情報を含む回収データが書き込まれる。
なお、硬貨釣銭機1Aにも回収カセットとICタグを設け、硬貨釣銭機1Aからの硬貨回収時に回収カセットに収納されている硬貨の額面別枚数の情報をICタグに書き込むようにしてもよい。また、硬貨釣銭機1A内の硬貨の回収と紙幣釣銭機1B内の紙幣及び商品券の回収とが同時に行われる場合、制御部C1が、回収される硬貨の額面別枚数を制御部C2に通知し、制御部C2が、通知された硬貨の額面別枚数をICタグ230に書き込んでもよい。これにより、ICタグ230には、回収される貨幣(硬貨及び紙幣)と商品券を区別した額面(種類)別枚数の情報を含む回収データが書き込まれる。
回収カセット207は係員等により回収され、入金機30へ運ばれる。POS端末20が制御部C2へ回収指示を出力するようにしてもよい。
次に、釣銭機10の釣銭出金時の動作について説明する。POS端末20は、図示しない商品情報読み取り部等から読み取った商品情報に基づいて、商品取引により生じた売上金額を算出する。商品情報や商品の金額を係員が手入力してもよい。
顧客が貨幣及び商品券を用いて支払いを行うと、係員は、硬貨を硬貨釣銭機1Aに投入し、紙幣と商品券とを紙幣釣銭機1Bに投入する。制御部C1は硬貨識別部101による計数結果を制御部C2へ出力する。制御部C2は、識別部201による紙幣と商品券の計数結果と、制御部C1から受け取った硬貨の計数結果をPOS端末20へ出力する。
POS端末20は、制御部C1から受け取った貨幣と商品券の総額、又は貨幣と商品券との区別のない額面別枚数データに基づいて、顧客からの預かり金額を特定する。POS端末20は、預かり金額から売上金額を引いて釣銭額を算出し、釣銭出金指示を制御部C2へ出力する。制御部C2はこの釣銭出金指示に基づいて払出部216から釣銭紙幣が払い出されるように、紙幣釣銭機1B内の各部の制御を行う。そして、釣銭硬貨出金指示を制御部C1へ出力する。制御部C1はこの釣銭硬貨出金指示に基づいて硬貨払出部116から釣銭硬貨が払い出されるように、硬貨釣銭機1A内の各部の制御を行う。
次に、図1に示す入金機30について説明する。入金機30は、例えば出納室に設置され、釣銭機10から回収された硬貨と、回収カセット207により回収された紙幣及び商品券が入金され、入金額を求める。入金機30は、例えば、貨幣入金装置と商品券入金装置の2つの装置により構成される。貨幣入金装置は、投入された貨幣を装置内に取り込み、識別、計数し、合計金額を求めるものである。
商品券入金装置は、投入された商品券を装置内に取り込み、識別、計数し、合計金額を求めるものである。商品券には1枚毎に固有の管理番号が、OCR(Optical Character Recognition)又はMICR(Magnetic Ink Character Recognition)で印字されている。管理番号は、商品券の発行会社や券種等の情報を示すものとなっている。商品券入金装置は、管理番号を読み取り、商品券の発行会社に請求を行ってもよい。また、商品券入金装置は、投入された商品券に対して済印を押したり、穴を開けたり、半券化するなどの無効化処理を行ってもよい。
入金機30(貨幣入金装置及び/又は商品券入金装置)は、タグリーダを有し、このタグリーダは、回収カセット207に取り付けられたICタグに書き込まれている回収データを読み出す。そして、入金機30は、釣銭機10から回収され、入金機30に投入された貨幣及び商品券についての計数結果と、回収データとを比較する。入金機30は比較結果が一致している場合は、貨幣及び商品券についての計数結果又は回収データを店舗サーバ40へ出力する。一方、比較結果が不一致の場合、入金機30は、音を発するなどして、不一致であることを係員に報知する。係員は、釣銭機10に回収忘れの貨幣や商品券が無いか確認したり、入金機30への投入忘れの貨幣や商品券が無いか確認したりする。
店舗サーバ40は、POS端末20から受け取った売上金額と、入金機30から受け取った計数結果(又は回収データ)とを照合する。売上金額と計数結果(又は回収データ)とが一致している場合、店舗サーバ40は、POS端末20からの売上を確定する。売上の確定として、売上金額が正しいものとして確定される。さらに、店舗サーバ40は、計数結果(又は回収データ)を用いて、POS端末20からの売上金額の内訳、すなわち、貨幣(現金)による売上金額と、商品券による売上金額を確定する。さらに、店舗サーバ40は、計数結果(又は回収データ)に基づいて、貨幣(現金)による売上金額の内訳、すなわち、金種別貨幣の枚数を確定する。さらに、店舗サーバ40は、計数結果(又は回収データ)に基づいて、商品券の内訳、すなわち、商品券の種類別の枚数を確定する。
一方、売上金額と計数結果(又は回収データ)とが一致しない場合は、例えば、係員がPOS端末20と釣銭機10のログを元にデータを修正する。また、店舗サーバ40が、POS端末20からの売上金額と釣銭機10からの回収データとが一致しないことを記録してもよいし、一致しないことを報知するだけでもよい。
このように、本実施形態では、釣銭機30が貨幣及び商品券の識別、計数、収納を行い、機内の貨幣及び商品券が回収される際に、回収される貨幣及び商品券の種類(額面)別枚数を含む回収データをICタグ230に書き込むことによって外部出力する。そして、入金機30において、回収された貨幣及び商品券と回収データとを比較することで、釣銭機10から回収される貨幣及び商品券を厳正に管理できる。
また、店舗サーバ40は、POS端末20からの売上金額と、入金機30から出力された計数結果(又は回収データ)とが与えられるため、POS端末20が算出した売上金額と釣銭機が把握する売上金額(釣銭機への貨幣と商品券の入金額から、釣銭額を差し引いた金額であって、釣銭機が内部に収納する貨幣と商品券の総額)とを正確に照合することができる。また、店舗サーバ40は、釣銭機30による商品券の識別計数結果を含む回収データを取得できるため、顧客から支払われた商品券の詳細かつ正確なデータを取得できる。
上記実施形態では、回収データを回収カセット207に取り付けられたICタグ230に書き込んでいたが、図4に示すように、紙幣釣銭機1Bに、回収データを示すコード情報(例えば2次元コード)を印字する印字部240を設け、回収データを印字することで外部出力してもよい。この場合、入金機30にはコード情報を読み取る読取部を設けておく。係員は、回収カセット207と共に、印字されたコード情報を回収する。係員は、入金機30に回収カセット207内の貨幣及び商品券を投入し、読取部にコード情報を読み取らせる。このような構成にしても、上記実施形態と同様に、売上金額と商品券を含む入金額とを正確に照合できる。
また、図5に示すように、釣銭機10(制御部C2)と入金機30とをLANケーブル等で接続し、回収データの通信を行ってもよい。ここまで記載した実施形態では、入金機30と店舗サーバ40とが、売上確定部としての機能を担う。
また、入金管理システムは、図6に示すように、店舗サーバ40に回収データを受け取る機能を持たせ、入金機30を省略した構成にしてもよい。回収データを受け取る機能とは、紙幣釣銭機1Bが回収データをICタグに書き込む場合はタグリーダであり、コード情報として印字する場合はコード読取装置であり、LANケーブル等を介して送信する場合はデータ通信手段である。店舗サーバ40は、POS端末20から受け取った売上金額と、釣銭機10から受け取った回収データとを照合し、一致する場合は売上金額を確定し、さらに、商品券による支払いに対応する売上金額、貨幣(現金)による支払いに対応する売上金額等の詳細な内訳を確定する。このような構成では、店舗サーバ40が売上確定部としての機能を担う。
POS端末20から受け取った売上金額と、釣銭機10から受け取った回収データとを照合し、売上を確定する手段は店舗サーバ40に限定されない。例えば、入金機30がPOS端末20から売上金額のデータを受け取って、照合を行ってもよい。
上記実施形態において、紙幣釣銭機1Bの識別部201が、商品券の管理番号を読み取り、制御部C2は外部出力する回収データにこの管理番号を含めてもよい。これにより、商品券を、種類別枚数だけでなく、1枚単位で個別に管理することができる。
上記実施形態では、回収指示により釣銭機内の貨幣をすべて回収し、その回収した貨幣と商品券の合計金額が、釣銭機への入金から釣銭を差し引いた金額(即ち、釣銭機が把握する売上額)に相当するものとして説明した。しかし、釣銭機の使用に先立って、釣銭準備金を予め釣銭機内に収納しておく場合がある。また、回収時に、次の運用開始時の釣銭準備金として貨幣の一部を残す(残置回収)場合がある。このような場合でも、釣銭準備金や残置金の金額を把握しておくことにより、POS端末の売上金額と回収データの照合が可能となる。
釣銭準備金額、又は残置金額は、操作表示部112、212を介して釣銭機に設定し、記憶させることができる。そして、釣銭機は、釣銭準備貨幣、残置貨幣の金額を含めた回収データを外部出力する。売上確定部は、回収した貨幣及び商品券の金額から、釣銭準備金額を差し引き、残置金額を加えた金額を算出し、釣銭機の売上金額とする。このとき、釣銭準備貨幣と残置貨幣の額面別枚数も把握しておけば、釣銭機の売上金額の額面別枚数を算出することもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 釣銭機
20 POS端末
30 入金機
40 店舗サーバ

Claims (11)

  1. 入力された商品情報に基づいて売上金額を算出するPOS端末と、
    貨幣及び商品券を取り込む受入部、前記受入部により取り込まれた貨幣及び商品券を識別計数する識別部、前記POS端末からの指示に基づいて釣銭を払い出す払出部、機内の貨幣及び商品券が回収される際に貨幣及び商品券を収納する回収カセット、及び前記回収カセットにより回収する貨幣及び商品券の額面別枚数を含む回収データを外部出力する出力部を有する釣銭機と、
    前記POS端末から受け取った前記売上金額と、前記釣銭機から受け取った前記回収データとを照合し、売上を確定する売上確定部と、
    を備える入金管理システム。
  2. 前記売上確定部は、商品券による支払いに対応する売上金額及び現金による支払いに対応する売上金額を確定することを特徴とする請求項1に記載の入金管理システム。
  3. 前記回収カセット内の貨幣及び商品券が入金され、貨幣及び商品券の識別計数を行う入金機をさらに備え、
    前記売上確定部は、前記入金機による識別計数結果と前記回収データとが一致した場合に、前記回収データによる貨幣又は商品券の合計金額を確定することを特徴とする請求項1に記載の入金管理システム。
  4. 前記出力部は、前記回収データを記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の入金管理システム。
  5. 前記出力部は、前記回収データを示すコード情報を印字することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の入金管理システム。
  6. 前記識別部は、商品券に印字されている管理番号を読み取り、前記回収データは、前記管理番号を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の入金管理システム。
  7. POS端末、釣銭機、及び売上確定部を備える入金管理システムを用いた入金管理方法であって、
    前記POS端末が、入力された商品情報に基づいて売上金額を算出し、前記釣銭機へ指示を出すステップと、
    前記釣銭機が、前記POS端末からの指示に基づいて釣銭を出金するステップと、
    前記釣銭機が、投入された貨幣及び商品券を識別計数するステップと、
    前記釣銭機が、回収する貨幣及び商品券の額面別枚数を含む回収データを外部出力するステップと、
    前記売上確定部が、前記POS端末からの前記売上金額及び前記釣銭機からの前記回収データを受け取るステップと、
    前記売上確定部が、前記売上金額と前記回収データとを照合し、売上を確定するステップと、
    を備える入金管理方法。
  8. 入力された商品情報に基づいて売上金額を算出するPOS端末と連動する釣銭機であって、
    外部から投入される貨幣及び商品券を取り込む受入部と、
    前記受入部により取り込まれた貨幣及び商品券を識別計数する識別部と、
    前記識別部により識別計数された貨幣を額面別に収納する収納部と、
    前記POS端末からの指示に基づいて釣銭を払い出す払出部と、
    機内の貨幣及び商品券が回収される際に貨幣及び商品券を収納する回収カセットと、
    前記回収カセットにより回収される貨幣及び商品券の額面別枚数を含む回収データを外部出力する出力部と、
    を備える釣銭機。
  9. 前記出力部は、前記回収データを、読み取り可能な記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項8に記載の釣銭機。
  10. 前記出力部は、前記回収データを、読み取り可能なコード情報として印字することを特徴とする請求項8に記載の釣銭機。
  11. 前記識別部は、商品券に印字されている管理番号を読み取り、前記管理番号を含めた前記回収データを外部出力することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の釣銭機。
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