JPH0960741A - 高温気体の切換弁 - Google Patents
高温気体の切換弁Info
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- JPH0960741A JPH0960741A JP7217448A JP21744895A JPH0960741A JP H0960741 A JPH0960741 A JP H0960741A JP 7217448 A JP7217448 A JP 7217448A JP 21744895 A JP21744895 A JP 21744895A JP H0960741 A JPH0960741 A JP H0960741A
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- Japan
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- housing
- switching valve
- ceramic
- metal composite
- ceramics
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温気体の流れ方向の切替を可能とする。
【解決手段】 中央部に仕切壁3が設けられて管軸方向
に2分された2つの空間4,5を有しかつ各空間4,5
が互いに異なる2系統の流路に接続される円筒形状の回
転体1とこれを回転自在に収容するハウジング2とによ
ってセラミックスあるいはセラミック−金属複合体でも
容易に製作することができる簡単な構造で切替弁が構成
され、また回転体1の周壁に回転体1内とハウジング2
内とを連通させるポート6,7を各空間4,5ごとに一
つずつ互いに反対となる位置関係で形成すると共にハウ
ジング2側にハウジング内部9と外部流路とを接続する
ポート8を設け、回転体1を回転させることによってい
ずれか一方の空間4あるいは5から高温気体を導入して
ハウジング2に連結された外部流路に排出させ高温気体
の流れ方向を切り替えるようにしている。
に2分された2つの空間4,5を有しかつ各空間4,5
が互いに異なる2系統の流路に接続される円筒形状の回
転体1とこれを回転自在に収容するハウジング2とによ
ってセラミックスあるいはセラミック−金属複合体でも
容易に製作することができる簡単な構造で切替弁が構成
され、また回転体1の周壁に回転体1内とハウジング2
内とを連通させるポート6,7を各空間4,5ごとに一
つずつ互いに反対となる位置関係で形成すると共にハウ
ジング2側にハウジング内部9と外部流路とを接続する
ポート8を設け、回転体1を回転させることによってい
ずれか一方の空間4あるいは5から高温気体を導入して
ハウジング2に連結された外部流路に排出させ高温気体
の流れ方向を切り替えるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切換弁に関する。更
に詳述すると、本発明は、高温例えば400℃よりも高
温の流体の流れの方向を切り替えるのに好適な切換弁に
関する。
に詳述すると、本発明は、高温例えば400℃よりも高
温の流体の流れの方向を切り替えるのに好適な切換弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】三方弁(三方コック)や四方弁、スプー
ル弁などの従来の切換弁は、いずれも常温の気体を制御
対象とするものであって、高温の気体を対象とはしてい
ない。また、高温用切換弁として構成されたものも存在
するが、これにしても一般に400℃未満の気体を対象
にしており、それよりも高温例えば700℃〜1400
℃程度の気体の流れ方向を切り替えることはできなかっ
た。
ル弁などの従来の切換弁は、いずれも常温の気体を制御
対象とするものであって、高温の気体を対象とはしてい
ない。また、高温用切換弁として構成されたものも存在
するが、これにしても一般に400℃未満の気体を対象
にしており、それよりも高温例えば700℃〜1400
℃程度の気体の流れ方向を切り替えることはできなかっ
た。
【0003】そこで、従来は、燃焼炉や反応炉などから
排出される高温気体は一旦熱交換器やエコノマイザーな
どを通して廃熱を回収し、400℃以下の低温に下げて
からその流体の流れ方向の切り替えなどの方向制御が行
われていた。そして、必要に応じて方向制御後に流体を
再加熱することなどで再び高温の気体としてから利用す
るようにしている。
排出される高温気体は一旦熱交換器やエコノマイザーな
どを通して廃熱を回収し、400℃以下の低温に下げて
からその流体の流れ方向の切り替えなどの方向制御が行
われていた。そして、必要に応じて方向制御後に流体を
再加熱することなどで再び高温の気体としてから利用す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃焼な
どによって発生した高温の気体を各種実験装置の熱源と
して利用することなどを考える場合、このような装置に
おいて得られた高温かつクリーンな気体を必要に応じて
実験装置などに供給するには、高温のままで気体の流れ
方向を切り替るなどの制御が必要となる。
どによって発生した高温の気体を各種実験装置の熱源と
して利用することなどを考える場合、このような装置に
おいて得られた高温かつクリーンな気体を必要に応じて
実験装置などに供給するには、高温のままで気体の流れ
方向を切り替るなどの制御が必要となる。
【0005】本発明は、高温気体の流れ方向の切替を可
能とする切換弁を提供することを目的とする。
能とする切換弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の切換弁は、中央部に仕切壁が
設けられて管軸方向に2分された2つの空間を有しかつ
各空間が互いに異なる系統の流路に接続されるセラミッ
クスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒形の回転
体と、この回転体の両端の導入ポート部分を除く中央部
を収容するセラミックスあるいはセラミック−金属複合
体製のハウジングとから成り、回転体の周壁に回転体内
とハウジング内とを連通させるポートを各空間ごとに一
つずつ反対となる位置関係で形成すると共に、ハウジン
グ側にハウジング内部と外部流路とを接続するポートを
設け、回転体を回転させることによっていずれか一方の
空間から高温気体を導入してハウジングに連結された外
部流路に排出させ気体の流れ方向を切り替えるようにし
ている。
め、請求項1記載の発明の切換弁は、中央部に仕切壁が
設けられて管軸方向に2分された2つの空間を有しかつ
各空間が互いに異なる系統の流路に接続されるセラミッ
クスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒形の回転
体と、この回転体の両端の導入ポート部分を除く中央部
を収容するセラミックスあるいはセラミック−金属複合
体製のハウジングとから成り、回転体の周壁に回転体内
とハウジング内とを連通させるポートを各空間ごとに一
つずつ反対となる位置関係で形成すると共に、ハウジン
グ側にハウジング内部と外部流路とを接続するポートを
設け、回転体を回転させることによっていずれか一方の
空間から高温気体を導入してハウジングに連結された外
部流路に排出させ気体の流れ方向を切り替えるようにし
ている。
【0007】この場合、2系統の流路に接続された円筒
体の2つの空間のうち、回転体周面の一方のポートがハ
ウジングの排出流路に対向したとき、他方のポートは反
対側に位置しているためハウジングの内周壁に塞がれて
通路が閉塞されている。このため、ハウジングの排出流
路側に位置する一方のポートで連通された円筒体の空間
に接続された系統の流路が開かれ、ハウジングに連結さ
れた外部流路へ排出される。そして、円筒体が180°
回転すると、今までハウジングの内周面に閉塞されてい
た他方のポートがハウジングの排出流路と対向して開放
され、そこから他方の空間に接続された系統の流路から
の流体を排出させる。その反面、今まで開放されていた
一方のポートはハウジングの内周面に閉塞されてそこか
らの流体の排出を阻止する。そこで、円筒体を回転させ
ることによって2系統の流路のいずれか一方が連通され
て他方が遮断され、気体の流れ方向が切り替えられる。
ここで、円筒体及びハウジングは単純な構造であるた
め、セラミックスあるいはセラミック−金属複合体で構
成することができる。そして、高温例えば400℃を超
える気体あるいは場合によっては1000℃を超える気
体が流されても、セラミックスあるいはセラミック−金
属複合体は熱伝導係数並びに耐熱ショック係数に優れる
ので、強度を得るためある程度厚くすることも可能であ
るし、温度差に起因する亀裂や破壊を起こすことはな
い。
体の2つの空間のうち、回転体周面の一方のポートがハ
ウジングの排出流路に対向したとき、他方のポートは反
対側に位置しているためハウジングの内周壁に塞がれて
通路が閉塞されている。このため、ハウジングの排出流
路側に位置する一方のポートで連通された円筒体の空間
に接続された系統の流路が開かれ、ハウジングに連結さ
れた外部流路へ排出される。そして、円筒体が180°
回転すると、今までハウジングの内周面に閉塞されてい
た他方のポートがハウジングの排出流路と対向して開放
され、そこから他方の空間に接続された系統の流路から
の流体を排出させる。その反面、今まで開放されていた
一方のポートはハウジングの内周面に閉塞されてそこか
らの流体の排出を阻止する。そこで、円筒体を回転させ
ることによって2系統の流路のいずれか一方が連通され
て他方が遮断され、気体の流れ方向が切り替えられる。
ここで、円筒体及びハウジングは単純な構造であるた
め、セラミックスあるいはセラミック−金属複合体で構
成することができる。そして、高温例えば400℃を超
える気体あるいは場合によっては1000℃を超える気
体が流されても、セラミックスあるいはセラミック−金
属複合体は熱伝導係数並びに耐熱ショック係数に優れる
ので、強度を得るためある程度厚くすることも可能であ
るし、温度差に起因する亀裂や破壊を起こすことはな
い。
【0008】また、請求項1記載の切換弁において、回
転体はハウジングから突出した部分に軸方向に波形の軸
受部を嵌合すると共にこれと対応する波形の軸受部を有
する接続管を嵌合し、該接続管を介して流路が接続され
るようにしている。この場合、円筒体は波形の軸受部と
接続筒の波形の軸受部との嵌合によって支持されている
ため、円筒体を自由に回転させることができ、その間も
円筒体と接続筒との間の波形の軸受部がラビリンスとな
って流体の漏れを招かずに自由に回転させ得る。
転体はハウジングから突出した部分に軸方向に波形の軸
受部を嵌合すると共にこれと対応する波形の軸受部を有
する接続管を嵌合し、該接続管を介して流路が接続され
るようにしている。この場合、円筒体は波形の軸受部と
接続筒の波形の軸受部との嵌合によって支持されている
ため、円筒体を自由に回転させることができ、その間も
円筒体と接続筒との間の波形の軸受部がラビリンスとな
って流体の漏れを招かずに自由に回転させ得る。
【0009】また、本発明の切換弁は、2系統の給気流
路を相対向させて配置すると共にそれらの間に90°ず
らして配置された1系統の排出流路とを備えたセラミッ
クスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒形ハウジ
ングと、このハウジングの内周面と摺接して回転しかつ
軸方向には閉塞されると共に2系統の給気流路のいずれ
か一方を閉塞するときに他方を排出流路と接続する空間
を有するセラミックスあるいはセラミック−金属複合体
製の円筒形の回転体とから構成されている。この場合、
回転体を回転させることによって回転体の外周面で一方
の給気ポートを閉塞すると同時に、他方給気ポートと排
気ポートとを連通させ、他方の給気ポートに接続された
気体を排気ポート側へ流す。
路を相対向させて配置すると共にそれらの間に90°ず
らして配置された1系統の排出流路とを備えたセラミッ
クスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒形ハウジ
ングと、このハウジングの内周面と摺接して回転しかつ
軸方向には閉塞されると共に2系統の給気流路のいずれ
か一方を閉塞するときに他方を排出流路と接続する空間
を有するセラミックスあるいはセラミック−金属複合体
製の円筒形の回転体とから構成されている。この場合、
回転体を回転させることによって回転体の外周面で一方
の給気ポートを閉塞すると同時に、他方給気ポートと排
気ポートとを連通させ、他方の給気ポートに接続された
気体を排気ポート側へ流す。
【0010】また、本発明の切換弁は、4つのポートを
90°置きに有するハウジングと、該ハウジング内で隣
合うポートを2つずつを選択的に接続する回転切替弁板
とを有する四方弁において、ハウジングを耐熱材料で形
成する共に切替弁板の低温側流体を流す面側にその回転
中心を配置し、高温側流体を流す側にセラミックスある
いはセラミック−金属複合体製の板を張り付けるように
している。この場合、セラミックスあるいはセラミック
−金属複合体板が装着された側に高温流体を流し、切替
板の回転中心を低温流体が流れる側に配置しているの
で、回転シャフトが熱応力を受けて変形することがな
く、その作動がスムーズである。
90°置きに有するハウジングと、該ハウジング内で隣
合うポートを2つずつを選択的に接続する回転切替弁板
とを有する四方弁において、ハウジングを耐熱材料で形
成する共に切替弁板の低温側流体を流す面側にその回転
中心を配置し、高温側流体を流す側にセラミックスある
いはセラミック−金属複合体製の板を張り付けるように
している。この場合、セラミックスあるいはセラミック
−金属複合体板が装着された側に高温流体を流し、切替
板の回転中心を低温流体が流れる側に配置しているの
で、回転シャフトが熱応力を受けて変形することがな
く、その作動がスムーズである。
【0011】更に、本発明の切換弁において、セラミッ
クスあるいはセラミック−金属複合体製の板は、両端に
鉄製の切替弁板を挟持するU字形の折り返し部を有し、
この折り返し部に切替弁板を差し込むことによってセラ
ミックスあるいはセラミック−金属複合体板を鉄製の切
替弁板に装着するようにしている。この場合、鉄製の切
替弁板と別体に成形されたセラミックスあるいはセラミ
ック−金属複合体板とは、セラミックスあるいはセラミ
ック−金属複合体板の両端のU字状の折り返し部を鉄製
切替板に差し込むだけでセラミックスあるいはセラミッ
ク−金属複合体被覆の切替弁板が構成できる。
クスあるいはセラミック−金属複合体製の板は、両端に
鉄製の切替弁板を挟持するU字形の折り返し部を有し、
この折り返し部に切替弁板を差し込むことによってセラ
ミックスあるいはセラミック−金属複合体板を鉄製の切
替弁板に装着するようにしている。この場合、鉄製の切
替弁板と別体に成形されたセラミックスあるいはセラミ
ック−金属複合体板とは、セラミックスあるいはセラミ
ック−金属複合体板の両端のU字状の折り返し部を鉄製
切替板に差し込むだけでセラミックスあるいはセラミッ
ク−金属複合体被覆の切替弁板が構成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1に本発明の切換弁の第1の実施例を示
す。この切換弁は、2系統の流路のいずれか一方を連通
させ他方を閉じることによって流体の流れ方向を切り替
えるものであって、2系統の流路に接続される円筒形の
回転体1とこの回転体1を収容し1系統の流路が連結さ
れているハウジング2とから主に構成されている。
す。この切換弁は、2系統の流路のいずれか一方を連通
させ他方を閉じることによって流体の流れ方向を切り替
えるものであって、2系統の流路に接続される円筒形の
回転体1とこの回転体1を収容し1系統の流路が連結さ
れているハウジング2とから主に構成されている。
【0014】回転体1は中央部に設けられた仕切壁3に
よって管軸方向に2分された2つの空間4,5を有し、
その両端に接続される配管(図示省略)から高温気体を
導入するように設けられている。そして、仕切壁3を挟
んで一方の空間4と他方の空間5とにそれぞれハウジン
グ内部9と連通するポート6,7を仕切壁3の近くにそ
れぞれ1箇所ずつ形成している。ポート6,7は、互い
に反対位置となるように、180°の間隔をあけてそれ
ぞれ形成されている。そして、ハウジング内部9は、図
3に示すように、半円筒形のブッシュ10が排気ポート
8の反対側のハウジング2と回転体1との間に介在され
ることによって、排気ポート8側寄りにのみ回転体1と
の間に空間9を形成し、いずれか一方のポート6あるい
は7のみがハウジング内空間9と連通するように設けら
れている。勿論、切り替えの瞬間には両ポート6,7が
同時にハウジング内空間9に連通する領域が存在する
が、切り替え後にはいずれか一方のポート6あるいは7
のみがハウジング内空間9と連通し、ハウジング2の排
気ポート8を介して流体が流出するように設けられてい
る。回転体1には、回転伝達手段として歯車11が一体
成形されている。この歯車11を介してモータなどのア
クチュエータの回転を回転体1に伝達することにより、
回転体1を所定角度毎に回転させ流体の流れを切り替え
ることができる。回転伝達手段は歯車に特に限定され
ず、プーリや摩擦車あるいはその他の形式のものの採用
が可能である。
よって管軸方向に2分された2つの空間4,5を有し、
その両端に接続される配管(図示省略)から高温気体を
導入するように設けられている。そして、仕切壁3を挟
んで一方の空間4と他方の空間5とにそれぞれハウジン
グ内部9と連通するポート6,7を仕切壁3の近くにそ
れぞれ1箇所ずつ形成している。ポート6,7は、互い
に反対位置となるように、180°の間隔をあけてそれ
ぞれ形成されている。そして、ハウジング内部9は、図
3に示すように、半円筒形のブッシュ10が排気ポート
8の反対側のハウジング2と回転体1との間に介在され
ることによって、排気ポート8側寄りにのみ回転体1と
の間に空間9を形成し、いずれか一方のポート6あるい
は7のみがハウジング内空間9と連通するように設けら
れている。勿論、切り替えの瞬間には両ポート6,7が
同時にハウジング内空間9に連通する領域が存在する
が、切り替え後にはいずれか一方のポート6あるいは7
のみがハウジング内空間9と連通し、ハウジング2の排
気ポート8を介して流体が流出するように設けられてい
る。回転体1には、回転伝達手段として歯車11が一体
成形されている。この歯車11を介してモータなどのア
クチュエータの回転を回転体1に伝達することにより、
回転体1を所定角度毎に回転させ流体の流れを切り替え
ることができる。回転伝達手段は歯車に特に限定され
ず、プーリや摩擦車あるいはその他の形式のものの採用
が可能である。
【0015】ハウジング2から突出した回転体1の両端
には、例えば図4に示すように、波形の凹凸を有する軸
受部15が一体成形によって、あるいは別体に成形され
たものを接着すること等によって設けられている。図4
には回転体1の上半部しか図示していないが、下半部に
も同様に波形の凹凸が形成されて接続管と回転自在に嵌
合されている。また、回転体1及びこれに嵌合される接
続管12の軸受部15,13の端部側には軸受部15,
13の抜け外れを防止するための環状ストッパ14,1
6がそれぞれ設けられている。この環状ストッパ14,
16は回転体1の軸受部15と接続管12の軸受部13
とを嵌合させた後に取り付けても良いし、あらかじめ一
体成形しておいても良い。この軸受部15と対応する波
形の軸受部13が設けられた接続管12を螺合させるこ
とによって回転体1は機密状態を保持して回転自在に支
持される。そして、接合管12を配管系へ連結固定する
ことによって本発明の切換弁の配管への組み込みを可能
とする。
には、例えば図4に示すように、波形の凹凸を有する軸
受部15が一体成形によって、あるいは別体に成形され
たものを接着すること等によって設けられている。図4
には回転体1の上半部しか図示していないが、下半部に
も同様に波形の凹凸が形成されて接続管と回転自在に嵌
合されている。また、回転体1及びこれに嵌合される接
続管12の軸受部15,13の端部側には軸受部15,
13の抜け外れを防止するための環状ストッパ14,1
6がそれぞれ設けられている。この環状ストッパ14,
16は回転体1の軸受部15と接続管12の軸受部13
とを嵌合させた後に取り付けても良いし、あらかじめ一
体成形しておいても良い。この軸受部15と対応する波
形の軸受部13が設けられた接続管12を螺合させるこ
とによって回転体1は機密状態を保持して回転自在に支
持される。そして、接合管12を配管系へ連結固定する
ことによって本発明の切換弁の配管への組み込みを可能
とする。
【0016】以上のように構成された切換弁の少なくと
も回転体1とハウジング2およびブッシュ10は、ムラ
イトやSiCなどのセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体によって製作されている。ここで、セラミッ
ク−金属複合体は、ポーラスな骨格を有するセラミック
スの気孔中に溶融した金属を自発浸透させ、その金属の
一部を酸化あるいは窒化させてセラミックス化し、ポア
ーを完全に埋め尽くした複合体であり、例えば、主に8
0〜90wt%のAl2 O3 を骨格としてそのポーラス
部に10〜20wt%のAl2 O3 −Al複合材を充填
させて気孔率を0%としたもの、あるいはSi−SiC
の組み合わせなどが挙げられる。上述のAl2 O3 −A
l系セラミック−金属複合体の場合、高温における熱伝
導係数並びに耐熱ショック係数に優れるので、強度を得
るためある程度厚くしても、高温例えば400℃を超え
る温度の流体と常温あるいはそれ以下の低温の流体とが
場所を異にして同時に接触しても亀裂や破壊を起こすこ
とはない。また、曲げ強度や圧縮強度などにも優れるた
め、それ自体で回転体1やハウジング2などを構成して
も十分な強度が得られる。また、接続管12などもセラ
ミックスや耐熱鋼などの耐熱強度に優れる材質で構成す
ることが望ましい。例えば、これらのセラミック−金属
複合体の他にアルミニウムの酸化物、窒化物、ホウ化
物、チタン酸塩、ケイ素の窒化物、ホウ化物、チタン酸
塩、チタンの窒化物、ホウ化物、炭化物、ジルコニウム
の窒化物、ホウ化物、炭化物、ハフミウムのホウ化物、
炭化物等とそれぞれの母材金属との組み合わせが可能で
あるが、特に耐熱及び耐熱衝撃性の面で優れている複合
材としてSiC−Al2 O3 −Alが挙げられる。
も回転体1とハウジング2およびブッシュ10は、ムラ
イトやSiCなどのセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体によって製作されている。ここで、セラミッ
ク−金属複合体は、ポーラスな骨格を有するセラミック
スの気孔中に溶融した金属を自発浸透させ、その金属の
一部を酸化あるいは窒化させてセラミックス化し、ポア
ーを完全に埋め尽くした複合体であり、例えば、主に8
0〜90wt%のAl2 O3 を骨格としてそのポーラス
部に10〜20wt%のAl2 O3 −Al複合材を充填
させて気孔率を0%としたもの、あるいはSi−SiC
の組み合わせなどが挙げられる。上述のAl2 O3 −A
l系セラミック−金属複合体の場合、高温における熱伝
導係数並びに耐熱ショック係数に優れるので、強度を得
るためある程度厚くしても、高温例えば400℃を超え
る温度の流体と常温あるいはそれ以下の低温の流体とが
場所を異にして同時に接触しても亀裂や破壊を起こすこ
とはない。また、曲げ強度や圧縮強度などにも優れるた
め、それ自体で回転体1やハウジング2などを構成して
も十分な強度が得られる。また、接続管12などもセラ
ミックスや耐熱鋼などの耐熱強度に優れる材質で構成す
ることが望ましい。例えば、これらのセラミック−金属
複合体の他にアルミニウムの酸化物、窒化物、ホウ化
物、チタン酸塩、ケイ素の窒化物、ホウ化物、チタン酸
塩、チタンの窒化物、ホウ化物、炭化物、ジルコニウム
の窒化物、ホウ化物、炭化物、ハフミウムのホウ化物、
炭化物等とそれぞれの母材金属との組み合わせが可能で
あるが、特に耐熱及び耐熱衝撃性の面で優れている複合
材としてSiC−Al2 O3 −Alが挙げられる。
【0017】また、図5から図7に第2の実施例を示
す。この実施例は、ハウジング22側にのみ2つの給気
ポート24,25と1つの排気ポート28とを形成した
切換弁である。この切換弁は、2系統の図示しない給気
流路がそれぞれ接続された2つの相対向する給気ポート
24,25とこれらの間に90°ずらして配置された1
系統の排出流路が接続された排気ポート28とを備えた
セラミックスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒
形ハウジング22と、このハウジング22の内周面30
と摺接して回転するセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体製の円筒形の回転体21とから構成されてい
る。回転体21は、軸方向には仕切壁23,23で閉塞
されかつ2つの給気ポート24,25のいずれか一方を
閉塞するときに他方を排気ポート28と接続する空間2
9を有する。この回転体21は、交互に給気ポート2
4,25の一方を閉塞するように一定角度内で揺動回転
するように設けられている。例えば図1に示されるよう
に、歯車11を一体成形することによって外部アクチュ
エータの回転を受けて一定角度内で揺動回転するように
しても良い。しかし、回転体21そのものには配管が接
続されないため機密性を必要としない簡単な軸受構造で
足りる。そこで、回転体21とハウジング22とをゆる
み嵌めすることによって回転自在に支持している。尚、
給気ポート24,25は回転体21の外周面27によっ
ていずれか一方が閉塞される。
す。この実施例は、ハウジング22側にのみ2つの給気
ポート24,25と1つの排気ポート28とを形成した
切換弁である。この切換弁は、2系統の図示しない給気
流路がそれぞれ接続された2つの相対向する給気ポート
24,25とこれらの間に90°ずらして配置された1
系統の排出流路が接続された排気ポート28とを備えた
セラミックスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒
形ハウジング22と、このハウジング22の内周面30
と摺接して回転するセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体製の円筒形の回転体21とから構成されてい
る。回転体21は、軸方向には仕切壁23,23で閉塞
されかつ2つの給気ポート24,25のいずれか一方を
閉塞するときに他方を排気ポート28と接続する空間2
9を有する。この回転体21は、交互に給気ポート2
4,25の一方を閉塞するように一定角度内で揺動回転
するように設けられている。例えば図1に示されるよう
に、歯車11を一体成形することによって外部アクチュ
エータの回転を受けて一定角度内で揺動回転するように
しても良い。しかし、回転体21そのものには配管が接
続されないため機密性を必要としない簡単な軸受構造で
足りる。そこで、回転体21とハウジング22とをゆる
み嵌めすることによって回転自在に支持している。尚、
給気ポート24,25は回転体21の外周面27によっ
ていずれか一方が閉塞される。
【0018】以上のように構成された切換弁によると、
流れ方向を制御しようとする高温の気体例えば1000
〜1600°K(約727℃〜1327℃)と触れる部
分がセラミックスなどで構成されているので、気体を冷
却させないでそのままの温度で流れ方向を制御できる。
したがって、高温気体発生源から気体使用箇所へ移送す
る場合などに応用することができる。
流れ方向を制御しようとする高温の気体例えば1000
〜1600°K(約727℃〜1327℃)と触れる部
分がセラミックスなどで構成されているので、気体を冷
却させないでそのままの温度で流れ方向を制御できる。
したがって、高温気体発生源から気体使用箇所へ移送す
る場合などに応用することができる。
【0019】例えば、図9に高温気体発生装置に図1か
ら図3に示す第1の実施例の切換弁50を適用した場合
を例に挙げて説明する。この高温気体発生装置は、蓄熱
体51,51を備えるバーナ装置52a,52bを切換
弁50の2つの空間4,5にそれぞれ連結すると共に排
気ポート8に整流筒53を接続するようにしている。ま
た、各蓄熱体51,51の出口は四方弁54の相対向す
るポートにそれぞれ接続され、低温空気を供給する給気
系55と燃焼ガスを排出する排気系56とに選択的に接
続されるように設けられている。給気系55はその一部
の低温空気を分岐手段57で分岐させて切換弁50と蓄
熱体51,51との間の各燃焼室58,58にそれぞれ
供給し得るように設けられている。各燃焼室58,58
に接続される分岐給気系59,59はそれぞれソレノイ
トバルブ60,60を備えて低温空気の供給を遮断し得
るように設けられている。また、各燃焼室58,58に
は、それぞれ一次空気と燃料とを噴射する燃料ノズル6
1,61が接続されている。各燃料ノズル61,61に
はソレノイドバルブ62,62によって燃料は任意に遮
断し得るように設けられている。ここで、高温気体の流
れを切り換える切換弁50には、その中を約1000℃
(1273°K)以上の高温で気体が流れるが、線膨張
率が小さく耐熱性のセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体例えばムライト等を使用しているため、確実
な切替動作が維持される。尚、整流筒53は、通常、断
面積の大きな筒で、図示していないが内部には金網など
が設けられ、流れの不均一や乱れが取り除かれる。
ら図3に示す第1の実施例の切換弁50を適用した場合
を例に挙げて説明する。この高温気体発生装置は、蓄熱
体51,51を備えるバーナ装置52a,52bを切換
弁50の2つの空間4,5にそれぞれ連結すると共に排
気ポート8に整流筒53を接続するようにしている。ま
た、各蓄熱体51,51の出口は四方弁54の相対向す
るポートにそれぞれ接続され、低温空気を供給する給気
系55と燃焼ガスを排出する排気系56とに選択的に接
続されるように設けられている。給気系55はその一部
の低温空気を分岐手段57で分岐させて切換弁50と蓄
熱体51,51との間の各燃焼室58,58にそれぞれ
供給し得るように設けられている。各燃焼室58,58
に接続される分岐給気系59,59はそれぞれソレノイ
トバルブ60,60を備えて低温空気の供給を遮断し得
るように設けられている。また、各燃焼室58,58に
は、それぞれ一次空気と燃料とを噴射する燃料ノズル6
1,61が接続されている。各燃料ノズル61,61に
はソレノイドバルブ62,62によって燃料は任意に遮
断し得るように設けられている。ここで、高温気体の流
れを切り換える切換弁50には、その中を約1000℃
(1273°K)以上の高温で気体が流れるが、線膨張
率が小さく耐熱性のセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体例えばムライト等を使用しているため、確実
な切替動作が維持される。尚、整流筒53は、通常、断
面積の大きな筒で、図示していないが内部には金網など
が設けられ、流れの不均一や乱れが取り除かれる。
【0020】斯様に構成された高温気体発生装置によれ
ば、給気系のファン63によって供給される低温空気は
分配手段57においてその一部が分流されて分岐給気系
59を経て例えば一方のバーナ装置52aの燃焼室58
に噴射される共に残りの低温空気は四方弁54及び連結
管64を介して他方のバーナ装置52bの燃焼室58に
接続された蓄熱体51に供給され、蓄熱体51と熱交換
を行って高温空気とされ切換弁50の空間5から整流筒
53側へ流れ出る。一方のバーナ装置52aの燃焼室5
8に供給された低温空気は燃焼室58内で燃料ノズル6
1から噴射される燃料を燃焼させて高温の燃焼ガスを発
生させる。そして、この燃焼ガスは蓄熱体51を通過し
て蓄熱体51を加熱することによって低温になる。そし
て、連結管65および四方弁54を経て排気系56から
排出される。一定時間例えば30秒程度経過した後、空
気の流れを切り替えて今まで燃焼させていたバーナ装置
52aを停止させて他方のバーナ装置52bを燃焼させ
る。このとき、他方のバーナ装置52bの燃料ノズル6
1に着火する前に、今まで燃焼させていたバーナ装置5
2aの燃焼室58にフレッシュエアを分岐系59から流
して掃気する。その後、四方弁54を切り替えてバーナ
装置52aに燃焼室58側の蓄熱体51に連結管65を
介して低温空気を供給すると共に分岐給気系59から他
方のバーナ装置52bの燃焼室58内へ低温空気を燃焼
用空気として供給する。これによって、今まで燃焼ガス
を通過させていたバーナ装置52a側の蓄熱体51にフ
レッシュエアを供給してそれを高温に加熱して切換弁5
0の空間4を介して整流筒53へ供給できる。整流筒5
3では切換弁50の切替に伴う高温気体の脈流が平滑化
される。また、得られる高温加熱空気は、空気の流れの
切り替え直前の掃気によって燃焼排ガスが完全に排気系
へ押し流されるため汚染されることがない。
ば、給気系のファン63によって供給される低温空気は
分配手段57においてその一部が分流されて分岐給気系
59を経て例えば一方のバーナ装置52aの燃焼室58
に噴射される共に残りの低温空気は四方弁54及び連結
管64を介して他方のバーナ装置52bの燃焼室58に
接続された蓄熱体51に供給され、蓄熱体51と熱交換
を行って高温空気とされ切換弁50の空間5から整流筒
53側へ流れ出る。一方のバーナ装置52aの燃焼室5
8に供給された低温空気は燃焼室58内で燃料ノズル6
1から噴射される燃料を燃焼させて高温の燃焼ガスを発
生させる。そして、この燃焼ガスは蓄熱体51を通過し
て蓄熱体51を加熱することによって低温になる。そし
て、連結管65および四方弁54を経て排気系56から
排出される。一定時間例えば30秒程度経過した後、空
気の流れを切り替えて今まで燃焼させていたバーナ装置
52aを停止させて他方のバーナ装置52bを燃焼させ
る。このとき、他方のバーナ装置52bの燃料ノズル6
1に着火する前に、今まで燃焼させていたバーナ装置5
2aの燃焼室58にフレッシュエアを分岐系59から流
して掃気する。その後、四方弁54を切り替えてバーナ
装置52aに燃焼室58側の蓄熱体51に連結管65を
介して低温空気を供給すると共に分岐給気系59から他
方のバーナ装置52bの燃焼室58内へ低温空気を燃焼
用空気として供給する。これによって、今まで燃焼ガス
を通過させていたバーナ装置52a側の蓄熱体51にフ
レッシュエアを供給してそれを高温に加熱して切換弁5
0の空間4を介して整流筒53へ供給できる。整流筒5
3では切換弁50の切替に伴う高温気体の脈流が平滑化
される。また、得られる高温加熱空気は、空気の流れの
切り替え直前の掃気によって燃焼排ガスが完全に排気系
へ押し流されるため汚染されることがない。
【0021】ここで、蓄熱体51,51としては特定の
形状や材質に限定されるものではないが、短い時間で切
り換え、燃焼排ガスのような1000℃前後の高温気体
と燃焼用空気や任意気体のような室温・20℃程度の低
温流体との熱交換を効率良く行わせるには、例えばコー
ジライトやムライトなどのセラミックスあるいはセラミ
ック−金属複合体を材料として押し出し成形によって製
造されるハニカム形状のものの使用が好ましい。ハニカ
ム形状とは本来六角形のセル(穴)を意味しているが、
本明細書では本来の六角形のみならず四角形や三角形の
セルを無数に開けたものを含む。また、このような一体
成形のハニカム状セラミックスあるいはセラミック−金
属複合体に限らずセラミックスあるいはセラミック−金
属複合体のチューブを束ねることによって蓄熱体を構成
するようにしても良い。更に、コージライトやムライト
等よりもはるかに高温で使用可能なSiNなどの蓄熱材
料を使用する場合には単純なパイプの集合体あるいは棒
状やボール状に成形したものの集合物を蓄熱体として使
用しても良い。
形状や材質に限定されるものではないが、短い時間で切
り換え、燃焼排ガスのような1000℃前後の高温気体
と燃焼用空気や任意気体のような室温・20℃程度の低
温流体との熱交換を効率良く行わせるには、例えばコー
ジライトやムライトなどのセラミックスあるいはセラミ
ック−金属複合体を材料として押し出し成形によって製
造されるハニカム形状のものの使用が好ましい。ハニカ
ム形状とは本来六角形のセル(穴)を意味しているが、
本明細書では本来の六角形のみならず四角形や三角形の
セルを無数に開けたものを含む。また、このような一体
成形のハニカム状セラミックスあるいはセラミック−金
属複合体に限らずセラミックスあるいはセラミック−金
属複合体のチューブを束ねることによって蓄熱体を構成
するようにしても良い。更に、コージライトやムライト
等よりもはるかに高温で使用可能なSiNなどの蓄熱材
料を使用する場合には単純なパイプの集合体あるいは棒
状やボール状に成形したものの集合物を蓄熱体として使
用しても良い。
【0022】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の実施例では2つの流路のいずれか一
方を連通させることによって流体の流れ方向を制御する
ようにしているがこれに特に限定されず、図8に示す実
施例のように、流体の流れを遮断することなく流れ方向
を制御するようにしても良い。この実施例の切換弁は、
一般に回転四方弁と呼ばれるものを改良したものであ
る。この切換弁は、ハウジング32に4つのポート3
4,35,36,37を90°置きに設け、これらのう
ち隣合う2つずつを選択的に接続する回転切替弁板31
を有する四方弁を構成している。切替弁板31を収容す
るハウジング32は、耐熱鋼やセラミックスあるいはセ
ラミック−金属複合体などで形成され、少なくとも一側
面が蓋のように取り外し可能に設けられている。そし
て、切替弁板31は、その低温側流体を流す空間38側
に、その回転中心となるシャフト33を配置し、高温側
流体を流す空間39側にセラミックスあるいはセラミッ
ク−金属複合体製の板40を張り付けるようにしてい
る。ここで、セラミックスあるいはセラミック−金属複
合体製の板40は、図8の(B)に示すように、鉄製の
切替弁板31を挟持するU字形の折り返し部41,41
を両端に有すほぼC形を成し、両端の折り返し部41,
41を切替弁板31に差し込むことによってセラミック
スあるいはセラミック−金属複合体製板40を鉄製の切
替弁板31に装着可能とする。また、シャフト33と鉄
製の切替弁板31とは半円形の放熱板を兼ねたブラケッ
ト42を介して連結されている。更に折り返し部41,
41の外側の面は曲面とされ、ハウジング32の内周面
43と摺接あるいは一定の隙間を形成してスムースに回
転し得るように設けられている。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の実施例では2つの流路のいずれか一
方を連通させることによって流体の流れ方向を制御する
ようにしているがこれに特に限定されず、図8に示す実
施例のように、流体の流れを遮断することなく流れ方向
を制御するようにしても良い。この実施例の切換弁は、
一般に回転四方弁と呼ばれるものを改良したものであ
る。この切換弁は、ハウジング32に4つのポート3
4,35,36,37を90°置きに設け、これらのう
ち隣合う2つずつを選択的に接続する回転切替弁板31
を有する四方弁を構成している。切替弁板31を収容す
るハウジング32は、耐熱鋼やセラミックスあるいはセ
ラミック−金属複合体などで形成され、少なくとも一側
面が蓋のように取り外し可能に設けられている。そし
て、切替弁板31は、その低温側流体を流す空間38側
に、その回転中心となるシャフト33を配置し、高温側
流体を流す空間39側にセラミックスあるいはセラミッ
ク−金属複合体製の板40を張り付けるようにしてい
る。ここで、セラミックスあるいはセラミック−金属複
合体製の板40は、図8の(B)に示すように、鉄製の
切替弁板31を挟持するU字形の折り返し部41,41
を両端に有すほぼC形を成し、両端の折り返し部41,
41を切替弁板31に差し込むことによってセラミック
スあるいはセラミック−金属複合体製板40を鉄製の切
替弁板31に装着可能とする。また、シャフト33と鉄
製の切替弁板31とは半円形の放熱板を兼ねたブラケッ
ト42を介して連結されている。更に折り返し部41,
41の外側の面は曲面とされ、ハウジング32の内周面
43と摺接あるいは一定の隙間を形成してスムースに回
転し得るように設けられている。
【0023】以上のように構成された高温気体の切換弁
によると、例えば図10に示すような高温気体発生装置
に適用することが可能である。この高温気体発生装置
は、図10に示すように、蓄熱体71,71を備えるバ
ーナ装置72a,72bを切換弁70の相対向する2つ
のポート34,36にそれぞれ連結すると共に他のポー
ト37に整流筒73を接続すると共にポート35に燃焼
用空気を供給する給気系79が接続されている。また、
各蓄熱体71,71の出口は低温気体用四方弁74の相
対向するポートにそれぞれ接続され、低温空気を高温に
加熱しようとする任意の気体として供給する任意気体供
給系75と燃焼ガスを排出する排気系76とに選択的に
接続されるように設けられている。任意気体供給系75
はファン83から供給される低温空気の一部を分配手段
77で分岐させて切換弁70と蓄熱体71,71との間
の各燃焼室78,78にそれぞれ供給し得るように設け
られている。また、各燃焼室78,78には、それぞれ
一次空気と燃料とを噴射する燃料ノズル81,81が接
続されている。各燃料ノズル81,81にはソレノイド
バルブ82,82によって燃料は任意に遮断し得るよう
に設けられている。ここで、高温気体の流れを切り換え
る切換弁70には、その中の一方の空間38を約100
0℃(1273°K)以上の高温で気体が流れるが、線
膨張率が小さく耐熱性のセラミックス例えばムライト等
あるいはセラミック−金属複合体を使用しているため、
確実な切替動作が維持される。また、同時に他方の空間
39には常温の比較的冷たい空気が流される。そして、
この空間39内にシャフト33が配置されているため、
常時冷たい空気でシャフト33が冷却されて熱変形する
ことがない。
によると、例えば図10に示すような高温気体発生装置
に適用することが可能である。この高温気体発生装置
は、図10に示すように、蓄熱体71,71を備えるバ
ーナ装置72a,72bを切換弁70の相対向する2つ
のポート34,36にそれぞれ連結すると共に他のポー
ト37に整流筒73を接続すると共にポート35に燃焼
用空気を供給する給気系79が接続されている。また、
各蓄熱体71,71の出口は低温気体用四方弁74の相
対向するポートにそれぞれ接続され、低温空気を高温に
加熱しようとする任意の気体として供給する任意気体供
給系75と燃焼ガスを排出する排気系76とに選択的に
接続されるように設けられている。任意気体供給系75
はファン83から供給される低温空気の一部を分配手段
77で分岐させて切換弁70と蓄熱体71,71との間
の各燃焼室78,78にそれぞれ供給し得るように設け
られている。また、各燃焼室78,78には、それぞれ
一次空気と燃料とを噴射する燃料ノズル81,81が接
続されている。各燃料ノズル81,81にはソレノイド
バルブ82,82によって燃料は任意に遮断し得るよう
に設けられている。ここで、高温気体の流れを切り換え
る切換弁70には、その中の一方の空間38を約100
0℃(1273°K)以上の高温で気体が流れるが、線
膨張率が小さく耐熱性のセラミックス例えばムライト等
あるいはセラミック−金属複合体を使用しているため、
確実な切替動作が維持される。また、同時に他方の空間
39には常温の比較的冷たい空気が流される。そして、
この空間39内にシャフト33が配置されているため、
常時冷たい空気でシャフト33が冷却されて熱変形する
ことがない。
【0024】斯様に構成された高温気体発生装置によれ
ば、給気系のファン83によって供給される低温空気は
分配手段77においてその一部が分流されて分岐給気系
79から切換弁70を経て一方のバーナ装置例えば72
aの燃焼室78に噴射される共に残りの低温空気は高温
にしようとする任意の気体として四方弁74及び連結管
84を介して他方のバーナ装置72bの燃焼室78に接
続された蓄熱体71に供給され、蓄熱体71と熱交換を
行って高温空気とされ切換弁70の空間38から整流筒
73側へ流れ出る。一方のバーナ装置72aでは燃焼室
78に供給された低温空気が燃焼室78内で燃料ノズル
81から噴射される燃料を燃焼させて高温の燃焼ガスを
発生させる。そして、この燃焼ガスは蓄熱体71を通過
して蓄熱体71を加熱することによって低温になる。そ
して、連結管85および四方弁74を経て排気系76か
ら排出される。一定時間例えば30秒程度経過した後、
空気の流れを切り替えて今まで燃焼させていたバーナ装
置72aを停止させて他方のバーナ装置72bを燃焼さ
せる。このとき、他方のバーナ装置72bに着火する前
に、今まで燃焼させていたバーナ装置72aの燃焼室7
8にフレッシュエアを分岐系79から流して掃気する。
その後、切換弁70と四方弁74を同時に切り替えてバ
ーナ装置72a側の蓄熱体71に連結管85を介して低
温空気を供給すると共に分岐給気系79から他方のバー
ナ装置72bの燃焼室78内へ低温空気を燃焼用空気と
して供給する。これによって、今まで燃焼ガスを通過さ
せていたバーナ装置72a側の蓄熱体71にフレッシュ
エアを供給してそれを高温に加熱して切換弁70の空間
38を介して整流筒73へ供給できる。整流筒73では
切換弁70の切替に伴う高温気体の脈流が平滑化され
る。また、得られる高温加熱空気は、空気の流れの切り
替え直前の掃気によって燃焼排ガスが完全に排気系へ押
し流されるため汚染されることがない。
ば、給気系のファン83によって供給される低温空気は
分配手段77においてその一部が分流されて分岐給気系
79から切換弁70を経て一方のバーナ装置例えば72
aの燃焼室78に噴射される共に残りの低温空気は高温
にしようとする任意の気体として四方弁74及び連結管
84を介して他方のバーナ装置72bの燃焼室78に接
続された蓄熱体71に供給され、蓄熱体71と熱交換を
行って高温空気とされ切換弁70の空間38から整流筒
73側へ流れ出る。一方のバーナ装置72aでは燃焼室
78に供給された低温空気が燃焼室78内で燃料ノズル
81から噴射される燃料を燃焼させて高温の燃焼ガスを
発生させる。そして、この燃焼ガスは蓄熱体71を通過
して蓄熱体71を加熱することによって低温になる。そ
して、連結管85および四方弁74を経て排気系76か
ら排出される。一定時間例えば30秒程度経過した後、
空気の流れを切り替えて今まで燃焼させていたバーナ装
置72aを停止させて他方のバーナ装置72bを燃焼さ
せる。このとき、他方のバーナ装置72bに着火する前
に、今まで燃焼させていたバーナ装置72aの燃焼室7
8にフレッシュエアを分岐系79から流して掃気する。
その後、切換弁70と四方弁74を同時に切り替えてバ
ーナ装置72a側の蓄熱体71に連結管85を介して低
温空気を供給すると共に分岐給気系79から他方のバー
ナ装置72bの燃焼室78内へ低温空気を燃焼用空気と
して供給する。これによって、今まで燃焼ガスを通過さ
せていたバーナ装置72a側の蓄熱体71にフレッシュ
エアを供給してそれを高温に加熱して切換弁70の空間
38を介して整流筒73へ供給できる。整流筒73では
切換弁70の切替に伴う高温気体の脈流が平滑化され
る。また、得られる高温加熱空気は、空気の流れの切り
替え直前の掃気によって燃焼排ガスが完全に排気系へ押
し流されるため汚染されることがない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の発明の場合、2系統の流路に接続される円筒形状の
回転体と、これを回転自在に収容するハウジングとの簡
単な構造で形成されているため、セラミックスあるいは
セラミック−金属複合体でも容易に製作することがで
き、高温気体の方向制御に使用できる。また、少なくと
も高温の気体の流れを制御する回転体がセラミックスあ
るいはセラミック−金属複合体で構成されているため、
高温の流体が流れても、高温における熱伝導係数並びに
耐熱ショック係数に優れるので、長期間の安定動作を保
証することができる。
1の発明の場合、2系統の流路に接続される円筒形状の
回転体と、これを回転自在に収容するハウジングとの簡
単な構造で形成されているため、セラミックスあるいは
セラミック−金属複合体でも容易に製作することがで
き、高温気体の方向制御に使用できる。また、少なくと
も高温の気体の流れを制御する回転体がセラミックスあ
るいはセラミック−金属複合体で構成されているため、
高温の流体が流れても、高温における熱伝導係数並びに
耐熱ショック係数に優れるので、長期間の安定動作を保
証することができる。
【0026】また、請求項2の発明の場合、波形の軸受
部の嵌合によって接続筒が支持されているため、円筒体
を回転させる場合にも、流体の漏れを招かずに自由に回
転させ得る。
部の嵌合によって接続筒が支持されているため、円筒体
を回転させる場合にも、流体の漏れを招かずに自由に回
転させ得る。
【0027】また、請求項4の発明の場合、セラミック
スあるいはセラミック−金属複合体板が装着された側に
高温流体を流し、切替板の回転中心を低温流体が流れる
側に配置しているので、温度差が極めて大きな2つの流
体の方向制御を行っても、高温流体が流れる面と低温流
体が流れる面とが一定しているので、サーマルショック
を受けることがないと共に回転シャフトが熱応力を受け
て変形することがなく、その作動がスムーズである。
スあるいはセラミック−金属複合体板が装着された側に
高温流体を流し、切替板の回転中心を低温流体が流れる
側に配置しているので、温度差が極めて大きな2つの流
体の方向制御を行っても、高温流体が流れる面と低温流
体が流れる面とが一定しているので、サーマルショック
を受けることがないと共に回転シャフトが熱応力を受け
て変形することがなく、その作動がスムーズである。
【0028】更に、請求項5の発明の場合、鉄製の切替
弁板とC字形のセラミックスあるいはセラミック−金属
複合体板とを別体に形成し、セラミックスあるいはセラ
ミック−金属複合体板を鉄製切替板に差し込むだけでセ
ラミックスあるいはセラミック−金属複合体で被覆され
た耐熱製の切替弁板が容易に構成できる。
弁板とC字形のセラミックスあるいはセラミック−金属
複合体板とを別体に形成し、セラミックスあるいはセラ
ミック−金属複合体板を鉄製切替板に差し込むだけでセ
ラミックスあるいはセラミック−金属複合体で被覆され
た耐熱製の切替弁板が容易に構成できる。
【図1】本発明の切換弁の第1の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の切換弁の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図1の切換弁の配管への接続構造を示す縦断面
図である。
図である。
【図5】本発明の切換弁の第2の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】図5の切換弁の縦断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】本発明の切換弁の第3の実施例を示す図で、
(A)は縦断面図、(B)は切替弁板の斜視図である。
(A)は縦断面図、(B)は切替弁板の斜視図である。
【図9】本発明の第1の実施例の切換弁を適用した高温
気体発生装置の一例を示す原理図である。
気体発生装置の一例を示す原理図である。
【図10】本発明の第3の実施例の切換弁を適用した高
温気体発生装置の一例を示す原理図である。
温気体発生装置の一例を示す原理図である。
1 回転体 2 ハウジング 3 仕切壁 4,5 外部流路と接続される空間 6,7 ハウジング内と空間とを連通するポート 8 排気ポート 9 ハウジング内空間 12 接続管 13,15 波形の軸受部 21 回転体 22 ハウジング 24,25 外部流路と接続されるポート 28 排気ポート 29 回転体内の空間 31 切替弁板 32 ハウジング 33 シャフト 34,35,36,37 外部流路と接続されるポート 38 低温側流体が流れる面 39 高温側流体が流れる面 40 セラミックス製板 41 折り返し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 博幸 福岡県大牟田市新開町1番地 九州セラミ ックス工業株式会社内 (72)発明者 川尻 哲郎 福岡県大牟田市新開町1番地 九州セラミ ックス工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 中央部に仕切壁が設けられて管軸方向に
2分された2つの空間を有しかつ各空間が互いに異なる
系統の流路に接続されるセラミックスあるいはセラミッ
ク−金属複合体製の円筒形の回転体と、この回転体の両
端部分を除いて中央部を収容するセラミックスあるいは
セラミック−金属複合体製のハウジングとから成り、前
記回転体の周壁に回転体内と前記ハウジング内とを連通
させるポートを前記各空間ごとに一つずつ互いに反対と
なる位置関係で形成すると共に、前記ハウジング側にハ
ウジング内部と外部流路とを接続するポートを設け、前
記回転体を回転させることによっていずれか一方の空間
から高温気体を導入して前記ハウジングに連結された外
部流路に排出させ気体の流れ方向を切り替えることを特
徴とする切換弁。 - 【請求項2】 前記回転体は前記ハウジングから突出し
た部分に軸方向に波形の軸受部を形成すると共にこれと
嵌合する波形の軸受部を有する接続管を嵌合し、該接続
管を介して流路が接続されることを特徴とする請求項1
記載の切換弁。 - 【請求項3】 2系統の給気流路を相対向させて配置す
ると共にそれらの間に90°ずらして配置された1系統
の排出流路とを備えたセラミックスあるいはセラミック
−金属複合体製の円筒形ハウジングと、このハウジング
の内周面と摺接して回転しかつ軸方向には閉塞されると
共に前記2系統の給気流路のいずれか一方を閉塞すると
きに他方を前記排出流路と接続する空間を有するセラミ
ックスあるいはセラミック−金属複合体製の円筒形の回
転体とから成ることを特徴とする切換弁。 - 【請求項4】 4つのポートを90°置きに有するハウ
ジングと、該ハウジング内で隣合う前記ポートを2つず
つを選択的に接続する回転切替弁板とを有する四方弁に
おいて、前記ハウジングを耐熱材料で形成すると共に前
記切替弁板の低温側流体を流す面側にその回転中心を配
置し、高温側流体を流す側にセラミックスあるいはセラ
ミック−金属複合体製の板を張り付けるようにしたこと
を特徴とする切換弁。 - 【請求項5】 セラミックスあるいはセラミック−金属
複合体製の板は、両端に鉄製の切替弁板を挟持するU字
形の折り返し部を有し、この折り返し部に切替弁板を差
し込むことによってセラミックスあるいはセラミック−
金属複合体板を鉄製の切替弁板に装着することを特徴と
する請求項4記載の切換弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7217448A JPH0960741A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 高温気体の切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7217448A JPH0960741A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 高温気体の切換弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960741A true JPH0960741A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16704404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7217448A Pending JPH0960741A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 高温気体の切換弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0960741A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000035549A (ko) * | 1998-11-19 | 2000-06-26 | 조안 엠. 젤사 | 회전 밸브 |
JP2006009958A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
JP2006009959A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
CN108869789A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-23 | 舟山青兰科技有限公司 | 用于腐蚀性液体反渗透处理装置的二位三通电磁阀及装置 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP7217448A patent/JPH0960741A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000035549A (ko) * | 1998-11-19 | 2000-06-26 | 조안 엠. 젤사 | 회전 밸브 |
JP2006009958A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
JP2006009959A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
JP4596518B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2010-12-08 | 株式会社ダンレイ | 湯水混合弁 |
CN108869789A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-23 | 舟山青兰科技有限公司 | 用于腐蚀性液体反渗透处理装置的二位三通电磁阀及装置 |
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