JPH0959132A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH0959132A
JPH0959132A JP23068595A JP23068595A JPH0959132A JP H0959132 A JPH0959132 A JP H0959132A JP 23068595 A JP23068595 A JP 23068595A JP 23068595 A JP23068595 A JP 23068595A JP H0959132 A JPH0959132 A JP H0959132A
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JP
Japan
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hair
weight
group
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polydiorganosiloxane
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Application number
JP23068595A
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English (en)
Inventor
Eiji Ando
英治 安藤
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
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NUC Corp
Original Assignee
Nippon Unicar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 毛髪が帯電することなしに、毛髪のセット性
や櫛通り性等向上、枝毛の予防及び修復効果の優れた毛
髪化粧料を提供する。 【解決手段】 (a) 式(1)で示されるポリジオル
ガノシロキサン−ポリオキシアルキレン交互ブロック共
重合体,(b) 式(2)で示される常温においてガム
状の高分子量ポリジオルガノシロキサン,および(c)
式(3)で示される揮発性環状ポリジオルガノシロキ
サン類を含有する毛髪化粧料。 〔式中,Rは脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素
基;Yは2価の有機基;RはRに定義したのと同じ
意味,もしくは水酸基;aは6以上の整数;bは4以上
の整数;cは2以上の整数;mは2,3または4;nは
4,000〜50,000の整数;xは3〜8の整数;
を示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪化粧料に関し、
更に詳細には、毛髪が帯電することなしに、毛髪のセッ
ト性や櫛通り性等向上、枝毛の予防及び修復効果の優れ
た毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、常温においてガム状の高分子
量ポリジオルガノシロキサン類は、毛髪のセット性や櫛
通り性等の向上、枝毛の予防及び修復などの目的で毛髪
化粧料に配合され広く用いられてきた。常温においてガ
ム状の高分子量ポリジオルガノシロキサン類は以下
(1)〜(3)の理由により、環状の分子構造を有する
揮発性のポリシロキサン類と組み合わせて使用される場
合が多かった。(1)揮発性環状ポリジオルガノシロキ
サン類は、他の有機溶剤類よりもガム状の高分子量ポリ
ジオルガノシロキサン類を容易に溶解し易く、低粘度の
組成物を形成する操作が容易で、安定な組成物が得られ
る。(2)毛髪に塗布すると、揮発性環状ポリジオルガ
ノシロキサン類の表面張力の低さにより、髪に高分子量
ポリジオルガノシロキサン類を良く馴染ませることがで
きる。(3)揮発性環状ポリジオルガノシロキサン類は
揮発速度が水やアルコール類よりも適度に遅く、毛髪に
塗布している間の毛髪化粧料の粘度上昇が少なく扱い易
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の高分子
量ポリジオルガノシロキサン類は疎水性なので、それに
より毛髪を被覆すると静電気が発生し、徐々に毛髪に帯
電してほこりの付着や毛髪のもつれ等の問題が起きてい
た。そのため、上記組成物に各種界面活性剤類を同時に
配合する場合があったが、高分子量ポリジオルガノシロ
キサン類と各種界面活性剤類との相溶性が悪いため、十
分に効果が得られなかったり、貯蔵安定性の低下等が起
きたり、髪のべとつき等の感触の悪化や櫛通り性の減少
が起きたりして好ましくなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、本出願人が特開平5
−163436号にて開示した特定のポリジオルガノシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン交互共重合体は、該公
報中に記載された様にポリジオルガノシロキサン類との
相溶性が優れているため、ガム状の高分子量ポリジオル
ガノシロキサン類および揮発性環状ポリジオルガノシロ
キサン類と同時に毛髪化粧料に配合しても安定性の優れ
た物が得られることを見いだした。更にこれらの成分が
配合された本発明の毛髪化粧料は、ガム状の高分子量ポ
リジオルガノシロキサン類および揮発性環状ポリジオル
ガノシロキサン類のみを含む毛髪化粧料よりも、毛髪を
処理した場合のセット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛
の予防および修復効果等が優れ、更に静電気の発生およ
び蓄積等の問題が起きないことを見いだし、更に検討し
て本発明を完成させた。
【0005】
【発明の概要】従って、本発明は下記の成分(a)〜
(c) (a)次式(1):
【化4】 (式中、R1 は同一または相異なり脂肪族不飽和を含ま
ない1価の炭化水素基を表し、Yは一端がケイ素原子
に、他端が酸素原子に結合する2価の有機基を表し、a
は6以上の整数を表し、bは4以上の整数を表し、cは
2以上の整数を表し、mは2、3または4のいずれかの
整数を表し、各ポリジオルガノシロキサンブロックの平
均分子量は400〜10000であり、各ポリオキシア
ルキレンブロックは平均分子量が200〜10000
で、エチレンオキシドを5重量%以上含み、シロキサン
ブロックはブロック共重合体全体の25〜95重量%を
構成し、そしてブロック共重合体は約1200以上の平
均分子量を有する)で示されるポリジオルガノシロキサ
ン−ポリオキシアルキレン交互ブロック共重合体、 (b)次式(2):
【化5】 (式中、R1 は上記(1)式で定義したのと同じ意味を
有し、R2 は同一または相異なり、R1 または水酸基の
いずれかを示し、nは4,000〜50,000の整数
を示す)で示される常温においてガム状の高分子量ポリ
ジオルガノシロキサン、および (c)次式(3):
【化6】 (式中、R1 は上記(1)式で定義したのと同じ意味を
有し、Xは3〜8の整数を示す)で示される揮発性環状
ポリジオルガノシロキサン類を含有する毛髪化粧料に関
する。
【0006】本発明で(a)成分として使用されるポリ
ジオルガノシロキサン−ポリオキシアルキレン交互ブロ
ック共重合体は、上記した様に本出願人が特願平5−1
63436号にて開示した化合物であって、前記(1)
式で示されるものである。前記(1)式について更に詳
しく説明する。
【0007】前記(1)式中のR1 は同一または相異な
り、脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基であり、
直鎖または分枝状のアルキル基(例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル
基、オクタデシル基、エイコシル基など)、アリール基
(例えばフェニル基、ナフチル基など)、アラルキル基
(例えばベンジル基、フェニルエチル基など)、トリル
基、キシリル基、シクロヘキシル基などより選択され
る。好ましいものはメチル基、エチル基及びフェニル基
であり、特にはメチル基が好ましい。
【0008】前記(1)式中のY基は一端がケイ素原子
に、他端が酸素原子に結合する2価の有機基、すなわ
ち、隣接酸素原子を介してポリオキシアルキレンブロッ
クに結合する2価の有機基である。例えば、次式:−
R’−,−R’−CO−,−R’−NHCO−,−R’
−NHCONH−R”−NHCO−または−R’−OO
CNH−R”−NHCO−(式中、R’は2価のアルキ
レン基、例えばエチレン基、プロピレン基、ブチレン
基、フェニレン基等を表し、そしてR”は2価のアルキ
レン基、例えばR’に対して例示した基または2価のア
リレン基、例えば−C64 −,−C64 −C64
−,−C64 −CH2 −C64 −,−C64 −C
H(CH3 )−C64 −を表す)で表される基であ
る。
【0009】基Yの好適な例は以下のものである。−C
2 CH(CH3 )CH2 −,−CH2 CH2 CH2
2 −,−(CH22 CO−,−(CH23 NHC
O−,−(CH23 NHCONHC64NHCO−
または−(CH23 OOCNC64 NHCO−。最
も好ましいY基は2価アルキレン基、特に−CH2 CH
2 CH2 CH2 −または−CH2 CH(CH3 )CH2
−である。
【0010】本発明で(a)成分として使用されるポリ
ジオルガノシロキサン−ポリオキシアルキレン交互ブロ
ック共重合体は、前記(1)式で示されるものであり、
式中、R、Y、a、b、c及びmならびに各ブロックお
よび共重合体全体の分子量等は上で定義した範囲のもの
を表すが、この範囲を外れたものを(a)成分の代わり
に使用して毛髪化粧料を製造すると、(b)および
(c)成分との相溶性が悪く、均一で安定な毛髪化粧料
が得られなかったり、毛髪を処理した場合のセット性や
感触、櫛通り性の向上、枝毛の予防および修復効果等が
十分得られなかったりして好ましくない。
【0011】上記(1)式で示される化合物は、反応性
末端基を有するポリオキシアルキレン化合物と該化合物
の反応性末端基と反応する末端基とを有するジヒドロカ
ルビルシロキサンとを反応させることにより製造するこ
とができる。
【0012】本発明で(b)成分として使用される高分
子量ポリジオルガノシロキサンは上記式(2)で表され
る化合物で、常温でガム状であり通常シリコーンガムと
して知られている従来公知の化合物である。上記式
(2)式中のR1 は前記式(1)において例示したのと
全く同様の基から選択され、好ましくはメチル基または
フェニル基である。上記式(2)式中のR2 はR1 また
は水酸基のいずれかであるが、好ましくはメチル基であ
る。具体的にはFZ−3112(日本ユニカー株式会社
製)、TSE−200およびTSE−200A(東芝シ
リコーン株式会社製)、X−21−751G(信越化学
工業株式会社製)等として市販されている商品を使用す
ることができる。
【0013】上記(c)成分として使用される揮発性環
状ポリジオルガノシロキサン類は上記式(3)で表され
る従来公知の化合物である。上記式(2)式中のR1
前記式(1)において例示したのと全く同様の基から選
択され、好ましくはメチル基またはフェニル基である。
具体的にはVS−7207及びVS−7158(日本ユ
ニカー株式会社製)、KF994、KF995及びKF
997(信越化学工業株式会社製)、SH344、DC
345(トーレ・シリコーン)等として市販されている
商品を使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の毛髪化粧料は上記(a)
〜(c)成分を含有してなる。それらの配合量に制限は
ないが、好ましくは (a):0.01〜50重量% (b):0.01〜50重量% (c):0.02〜99.9重量% で、特に好ましい範囲は (a):0.1〜15重量% (b):0.1〜15重量% (c):0.5〜99.8重量% である。(a)や(b)成分の配合量が少な過ぎると毛
髪を処理したときの効果が不十分であることがあるし、
多すぎると毛髪化粧料の流動性が悪く、均一に塗布しづ
らくなり好ましく無い。
【0015】更に(a)〜(c)成分は重量比で0.1
≦(a)/(b)≦5と0.001≦[(a)+
(b)]/(c)≦2の両方を満足する配合量であると
好ましく、特には0.1≦(a)/(b)≦2と0.0
02≦[(a)+(b)]/(c)≦1の両方を満足す
る配合量であると好ましい。(a)/(b)が小さ過ぎ
ると帯電防止効果や感触の向上等の効果が十分得られな
いことがあるし、大き過ぎると枝毛の接着効果や感触の
向上等の効果が十分得られないことがあるので好ましく
ない。また、[(a)+(b)]/(c)が小さ過ぎる
と毛髪の感触や枝毛防止の効果が十分得られない場合が
あるし、大き過ぎると毛髪になじみにくくなり好ましく
ない。
【0016】本発明の(a)成分および(b)成分を予
め(c)成分に溶解させてから用いると取扱いが容易で
好ましい。
【0017】本発明は上記(a)〜(c)成分を含む毛
髪化粧料であり、様々な形態で使用できる。例えば、
(a)〜(c)成分のみで毛髪化粧料として使用しても
良いし、それらをアルコール類や炭化水素類等の溶剤に
溶解または分散させて用いてもよいし、更には乳化剤を
用いて水に分散させてエマルションの形態で用いること
もできる。また、プロパン、ブタン、トリクロルモノフ
ルオロメタン、ジクロルジフルオロメタン、ジクロルテ
トラフルオロエタン、炭酸ガス、窒素ガス等の噴射剤を
併用してスプレーとして用いることもできる。それらの
形態でシャンプー剤、リンス剤、セットローション剤、
ヘアスプレー剤、パーマネントウェーブ剤、ムース際、
染毛剤等として使用できる。
【0018】本発明の毛髪化粧料には通常毛髪化粧料に
配合されている添加剤を本発明の効果が損なわれない程
度に配合することができる。例えば、本発明の(a)〜
(c)成分以外のシリコーン化合物[例えば、前記式
(2)中のnが0〜3,500であるジメチルポリシロ
キサンやジメチルメチルフェニルポリシロキサン、アミ
ノ変性ジメチルポリシロキサン、エポキシ変性ジメチル
ポリシロキサン、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキ
サン、ポリカプロラクトン変性ジメチルポリシロキサン
等]、各種油分(例えばツバキ油、ナタネ油、ゴマ油、
サフラワー油、綿実油、ヒマシ油、大豆油、ヤシ油、パ
ーム油、ミツロウ、モンタンロウ、ラノリン、スクワレ
ン等)、界面活性剤(アルキルベンゼンスルホン酸塩、
ポリオキシアルキレンアルキル硫酸エステル、アルキル
硫酸エステル、アルカンスルホン酸塩、アルキルエトキ
シカルボン酸塩、コハク酸誘導体、アルキルアミンオキ
サイド、イミダゾリン型化合物、ポリオキシエチレンア
ルキルまたはアルケニルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールア
ミドまたはそのアルキレンオキサイド付加物等)、高分
子化合物(ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、メチルセルロース、カチオン化セルロース、カチオ
ン化高分子、ポリビニルヒドリロン、ビニルピロリドン
と酢酸ビニルの共重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニ
ル−アルキルアミノアクリレート共重合体、メチルビニ
ルエーテル−無水マレイン酸共重合体の低級アルキルハ
ーフエステル、酢酸ビニル−クロトン酸共重合体、アク
リル酸−アクリル酸エステル−N−アルキルアクリルア
ミド共重合体等)、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿
剤、香料、染料、顔料、色素、防腐剤、ビタミン剤、ホ
ルモン剤、消臭剤、固着剤等を適量配合しても良い。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれらに限定されるものでなく、本発明の
技術思想を利用する実施態様はすべて本発明の範囲に含
まれるものである。
【0020】実施例1 下記の表1および2に示した組成の本発明品1〜6およ
び比較品1〜7を常法により調製し、外観を観察し、下
記方法で毛髪化粧料としての基本性能について評価し、
その結果を表1および表2に示した。 (評価方法)日本人女性枝毛毛髪30cm/5gを束に
し、シャンプーした後、組成物を毛髪に5g直接塗布し
た後、かるくすすぐ。その後、ドライヤーで乾燥させ
た。乾燥後、ブラシを50回通し、その前後の毛髪の状
態を以下の基準で評価した。 接着効果: ◎:接着していてはがれない。 ○:接着しているが、わずかにはがれる。 △:接着しているが、ほとんどはがれる。 ×:接着していない。 感触:手で触った感触を以下の基準で評価した。 ◎:総合的に非常に良い感触である。 ○:総合的に良い感触である。 △:総合的にあまり良くない感触である。 ×:総合的に非常に悪い感触である。 帯電防止性: ○:ほこりは付着していなく、毛髪のもつれもない。 △:少量のほこりの付着が認められ、毛髪もややもつれ
ている。 ×:ほこりが付着し、毛髪ももつれている。
【0021】
【表1】
【表2】
【0022】上記の表1および表2において、交互ブロ
ック共重合体(1)〜(5)およびシリコーン界面活性
剤は下記の構造式を有する。
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【0023】表1および表2に示されるように、本発明
品1〜6は外観、枝毛の接着効果、感触、帯電防止性が
全て優れ、毛髪化粧料として好適なものであった。それ
に対し、本発明の範囲から外れる比較品1〜7はそれら
の性能を全て満足させるものはなかった。
【0024】実施例2:シャンプー剤 下記の表3に示す処方でシャンプー剤を調製したとこ
ろ、セット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛の予防およ
び修復効果等が優れ、更に静電気の発生および蓄積等の
問題が起きない良好なシャンプー剤が得られた。
【0025】
【表3】
【0026】実施例3:シャンプー剤 実施例2における高重合度ポリジオルガノシロキサン
を、式(2)中、R1 =R2 =CH3 、n=15,00
0であるものに変更した以外は全く同様のシャンプー剤
を調製したところ、実施例2と同様に良好なシャンプー
剤であった。
【0027】実施例4:ヘアトリートメント剤 下記の表4に示す処方でヘアトリートメント剤を調製し
たところ、セット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛の予
防および修復効果等が優れ、更に静電気の発生および蓄
積等の問題が起きない良好なヘアトリートメント剤が得
られた。
【0028】
【表4】
【0029】実施例5:ヘアトリートメント剤 実施例4中の高重合度ポリジオルガノシロキサンを、式
(2)中、R1 =R2=CH3 、n=15,000であ
るが、R1 の5%がフェニル基に置換されたものに変更
した以外は全く同様のヘアトリートメント剤を調製した
ところ、実施例4と同様に良好なヘアトリートメント剤
であった。
【0030】実施例6:ヘアスプレー剤 下記の表5に示す処方でヘアスプレー剤を調製したとこ
ろ、セット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛の予防およ
び修復効果等が優れ、更に静電気の発生および蓄積等の
問題が起きない良好なヘアスプレー剤が得られた。
【0031】
【表5】
【0032】実施例7:ヘアリキッド剤 下記の表6に示す処方でヘアリキッド剤を調製したとこ
ろ、セット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛の予防およ
び修復効果等が優れ、更に静電気の発生および蓄積等の
問題が起きない良好なヘアリキッド剤が得られた。
【0033】
【表6】
【0034】実施例8:シャンプー剤 下記の表7に示す処方でシャンプー剤を調製したとこ
ろ、セット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛の予防およ
び修復効果等が優れ、更に静電気の発生および蓄積等の
問題が起きない良好なシャンプー剤が得られた。
【0035】
【表7】
【0036】実施例9:シャンプー剤 実施例8中の高重合度ポリジオルガノシロキサンを、式
(2)中、R1 =R2=CH3 、n=40,000であ
るものに変更した以外は全く同様のシャンプー剤を調製
したところ、実施例9と同様に良好なシャンプー剤であ
った。
【0037】
【発明の効果】本発明の毛髪処理剤は、特定のポリジオ
ルガノシロキサン−ポリオキシアルキレン交互ブロック
共重合体、高重合度ポリジオルガノシロキサン類及び揮
発性環状ポリジオルガノシロキサン類を含有し、毛髪を
処理した場合のセット性や感触、櫛通り性の向上、枝毛
の予防および修復効果等が優れ、更に静電気の発生およ
び蓄積等の問題が起きず、また、透明な組成物としても
使用できるので、従来のものより優れたシャンプー剤、
リンス剤、セットローション剤、ヘアスプレー剤、パー
マネントウェーブ剤、ムース剤、染毛剤等として使用で
き、産業上非常に有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 83/12 83:04)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(a)〜(c) (a)次式(1): 【化1】 (式中、R1 は同一または相異なり脂肪族不飽和を含ま
    ない1価の炭化水素基を表し、 Yは一端がケイ素原子に、他端が酸素原子に結合する2
    価の有機基を表し、 aは6以上の整数を表し、 bは4以上の整数を表し、 cは2以上の整数を表し、 mは2、3または4のいずれかの整数を表し、 各ポリジオルガノシロキサンブロックの平均分子量は4
    00〜10000であり、各ポリオキシアルキレンブロ
    ックは平均分子量が200〜10000で、エチレンオ
    キシドを5重量%以上含み、 シロキサンブロックはブロック共重合体全体の25〜9
    5重量%を構成し、そしてブロック共重合体は約120
    0以上の平均分子量を有する)で示されるポリジオルガ
    ノシロキサン−ポリオキシアルキレン交互ブロック共重
    合体、 (b)次式(2): 【化2】 (式中、R1 は上記(1)式で定義したのと同じ意味を
    示し、 R2 は同一または相異なり、R1 または水酸基のいずれ
    かを示し、 nは4,000〜50,000の整数を示す)で示され
    る常温においてガム状の高分子量ポリジオルガノシロキ
    サン、および (c)次式(3): 【化3】 (式中、R1 は上記(1)式で定義したのと同じ意味を
    示し、 xは3〜8の整数を示す)で示される揮発性環状ポリジ
    オルガノシロキサン類を含有する毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 (a)〜(c)成分の配合量が、 (a):0.01〜50重量% (b):0.01〜50重量% (c):0.02〜99.9重量% で、更に(a)〜(c)成分の配合量が重量比で0.1
    ≦(a)/(b)≦5と0.001≦[(a)+
    (b)]/(c)≦2を満足する量である請求項1記載
    の毛髪化粧料。
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