JP3492439B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JP3492439B2
JP3492439B2 JP03425795A JP3425795A JP3492439B2 JP 3492439 B2 JP3492439 B2 JP 3492439B2 JP 03425795 A JP03425795 A JP 03425795A JP 3425795 A JP3425795 A JP 3425795A JP 3492439 B2 JP3492439 B2 JP 3492439B2
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孝之 大村
令二 宮原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪化粧料に関し、更に
詳細には、毛髪の枝毛部分を接着させ、修復させること
ができる毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、毛髪の枝毛部分をコートすることを目的として、毛
髪化粧料にジメチルシリコーンガム、ポリビニルピロリ
ドン系ポリマー、アクリル酸系ポリマー、多糖類、ポリ
ペプチド等が配合されている。また最近では、ポリシロ
キサン−オキシアルキレン共重合体の一種と、シリコー
ン誘導体とを併用した毛髪化粧料が、感触が良好で、枝
毛部分の接着に優れているという報告がなされている
(特開平6−157247号公報)。しかしながら、こ
れらの方法では、感触は良好であるものの、枝毛部分の
接着効果はいまだ不完全であった。また、他の高分子化
合物を配合した場合には、接着効果はあるものの、一度
はがれてしまうと、その効果は再現できないばかりでな
く、きしみ、パサつき、ゴワつき等の感触面での問題が
多く、しかも、フレーキング等、外観上の問題もあっ
た。従って、これらの問題点を解決し、枝毛部分を効率
良く接着することができると共に、毛髪に良好な感触を
付与する毛髪化粧料が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定のポリシロキサ
ン−オキシアルキレン共重合体と、高分子量のアミノ変
性またはアンモニウム変性高分子シリコーンを組み合わ
せて用いれば、毛髪全体の感触を向上させ、しかも枝毛
部分を効率よく接着させることのできる毛髪化粧料が得
られることを見い出し、本発明を完成した。
【0004】すなわち、本発明は、次の成分(A)およ
び(B)を含有することを特徴とする毛髪化粧料であ
る。
【0005】(A)一般式(1)で表されるポリシロキ
サン−オキシアルキレン共重合体の一種または二種以
上。
【0006】
【化3】
【0007】(式中、R1およびR2は、それぞれ炭素数
2〜4の2価の炭化水素基を示し、aは1〜1000の
数を示し、b,cはそれぞれ0〜1000の数を示す。
ただし、b=c=0ではない。xは1〜100の数を示
す。)
【0008】(B)一般式(2)で表される分子量が2
0万〜150万のアミノ変性またはアンモニウム変性高
分子シリコーンの一種または二種以上。
【0009】
【化4】
【0010】[式中、R3はメチル基または一部がフェ
ニル基を表し、R4はR5と同一またはメチル基または水
酸基を表す。R5は式R6Z{R6は3から6の炭素原子
を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−NR7 2、−
+7 3-、−NR7(CH2)aNR7 2、−NR7(CH
2a+7 3-および−NR7(CH2aN(R7)C=
O(R8)(R7は水素または1から4の炭素原子を有す
るアルキル基を表し、R8は1から4の炭素原子を有す
るアルキル基を表し、Aは塩素原子、臭素原子またはヨ
ウ素原子を表し、aは2から6の整数である。)からな
る群から選ばれる1価の基を表す。}で表されるアミノ
基またはアンモニウム基を有する置換基を表し、mおよ
びnはそれぞれ正の整数で、m+nは3,000〜2
0,000の整数を表し、n/mは1/500〜1/1
0,000である。]
【0011】本発明で用いられる(A)成分のポリシロ
キサン−オキシアルキレン共重合体は、前記一般式
(1)で表されるものであり、これらのうち、特に、式
中、aおよびb+cがそれぞれ10〜500、xが1〜
50のものが好ましい。
【0012】これら(A)成分は、全組成中に0.1〜
50.0重量%、特に0.5〜30.0重量%配合する
のが好ましい。0.1重量%未満では充分な効果が得ら
れず、50.0重量%を超えると使用感に劣り、安定性
も悪くなるので好ましくない。
【0013】本発明のポリシロキサン−オキシアルキレ
ン共重合体は、反応性末端基を有するポリオキシアルキ
レン化合物と、このポリオキシアルキレン化合物の反応
性末端基と反応する末端基を有するジヒドロカルビルシ
ロキサン液体とを反応せしめることによって製造するこ
とができる。本発明のポリシロキサン−オキシアルキレ
ン共重合体としては、例えば、日本ユニカー株式会社製
の商品名Silwet F-178シリーズとして市販されているも
のが挙げられる。
【0014】本発明で用いられる(B)成分の上記一般
式(2)で表される分子量が20万〜150万のアミノ
変性またはアンモニウム変性高分子シリコーンは、m+
nが3,000〜20,000であり、好ましくは、
4,000〜10,000である。3,000未満だと
油状で、毛髪損傷防止効果が不十分であり、20,00
0を超えるとシリコーン油等の他の原料に溶解しにくく
なり、化粧料あるいは洗浄剤に配合することが難しい。
すなわち特開昭58−210005号公報によるとm+
nが1から2,000のアミノ基およびアンモニウム基
を有するシリコーンを毛髪化粧料に配合することは既に
知られている。しかしながら、これらのシリコーンは油
状のものであり、毛髪損傷防止効果は不十分なものであ
る。また本発明のアミノ変性またはアンモニウム変性高
分子シリコーンの分子量は、20万〜150万である。
20万未満では、ゴム状でなくなり、べたつきを生じ、
150万を超えると、液状シリコーンオイル、イソパラ
フィン等の溶剤に対しての溶解性が悪くなる。
【0015】また、一般式(2)で表されるアミノ変性
またはアンモニウム変性高分子シリコーンのn/mは1
/500〜1/10,000であり、より好ましくは1
/500〜1/2,000である。1/500を超える
とシリコーン中のアミノ基またはアンモニウム基の含有
率が高くなり、製造時に架橋反応等が起きたり、また原
料臭の点からも好ましくない。1/10,000未満で
は、毛髪に対する相互作用が不十分となり、毛髪損傷防
止効果の持続性が悪くなる。
【0016】成分(B)のアミノ変性またはアンモニウ
ム変性高分子シリコーンは、一般のアミノ変性またはア
ンモニウム変性シリコーンと同じ製造法で作ることがで
きる。例えばγ−アミノプロピルメチルジエトキシシラ
ンと環状ジメチルポリシロキサンとヘキサメチルジシロ
キサンとをアルカリ触媒下に重縮合反応させることによ
って作ることができる。本発明で使用するアミノ変性ま
たはアンモニウム変性高分子シリコーンは軟質ゴム状で
あり、多量に用いたり長い間連用しても頭髪、頭皮のベ
タツキがなく、優れた光沢を与え、滑らかな感触を付与
し、毛髪の損傷を防止することができる極めて優秀な毛
髪化粧料とすることができる。
【0017】本発明におけるアミノ変性またはアンモニ
ウム変性高分子シリコーンの配合量は、毛髪化粧料全量
中の0.1〜50.0重量%、好ましくは2.0〜3
0.0重量%である。0.1重量%未満では十分な効果
が得られず、50.0重量%を超えると溶解しにくくな
る。特に、この化粧料をリンス効果剤として用いる時
は、毛髪用化粧料総重量当たり0.1〜10.0重量
%、好ましくは0.2〜8.0重量%である。0.1重
量%未満では十分な効果が得られず、逆に10.0重量
%を超えるとアミノ変性またはアンモニウム変性高分子
シリコーンの溶解性が悪くなり好ましくない。
【0018】本発明のアミノ変性またはアンモニウム変
性高分子シリコーンを組成物中に配合する場合、液状の
油に溶解して配合することが好ましい。もちろん、毛髪
用組成物中に別々に配合して系中で溶解させてもよい。
液状油としては、鎖状シリコーンや環状シリコーンまた
はイソパラフィン系炭化水素等を挙げることができる。
上記鎖状シリコーンは次の一般式で示すことができる。
【0019】
【化5】
【0020】(式中、mは0〜650の整数を表す。) このような鎖状シリコーン油としては、例えば、ジメチ
ルポリシロキサン(粘度0.65〜5cSt/25℃)
等が挙げられる。また、環状シリコーンは次の一般式で
示される。
【0021】
【化6】
【0022】(式中、pは3〜7の整数を表す。)
【0023】これらの化合物の具体例としては、次の一
般名で称されている、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサンおよびテトラ
デカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。
【0024】イソパラフィン系炭化水素としては、常圧
における沸点が60〜260℃の範囲にあるイソパラフ
ィン系炭化水素を挙げることができ、例えば、エクソン
社製のアイソパーA(登録商標)、同C、同D、同E、
同G、同H、同K、同L、同M、シェル社のシェルゾー
ル71(登録商標)、フィリップ社のソルトール100
(登録商標)あるいは同130、同220等を挙げるこ
とができる。
【0025】上記低沸点油は、任意の一種または二種以
上を用いることができ、合計の配合量がアミノ変性また
はアンモニウム変性高分子シリコーンに対して1〜50
倍(重量)が好ましく、毛髪化粧料組成物全量中の10
〜80重量%となるように選ぶことが好ましい。また洗
浄剤として用いる時には20重量%以内が好ましい。
【0026】本発明の毛髪化粧料には上記の必須構成成
分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲内で、さらに流動パラフィン,スクワラ
ン,ラノリン誘導体,高級アルコール,各種エステル
油,アボガド油,パーム油,牛脂,ホホバ油,シリコー
ン油,ポリアルキレングリコールポリエーテルおよびそ
のカルボン酸オリゴエステル化合物,テルペン系炭化水
素油などの油分、エチレングリコール,プロピレングリ
コール,1,3−ブチレングリコール,グリセリン,ソ
ルビトール,ポリエチレングリコール等の水溶性多価ア
ルコール、ヒアルロン酸,コンドロイチン硫酸,ピロリ
ドンカルボン酸塩等の保湿剤、紫外線吸収剤、紫外線散
乱剤、アクリル系樹脂,シリコーン樹脂,ポリビニルピ
ロリドン等の樹脂類、大豆蛋白,ゼラチン,コラーゲ
ン,絹フィブロイン,エラスチン等の蛋白または蛋白分
解物、エチルパラベン,ブチルパラベン等の防腐剤、各
種アミノ酸,ビオチン,パントテン酸誘導体等の賦活
剤、γ−オリザノール、デキストラン硫酸ナトリウム、
ビタミンE誘導体、ニコチン酸誘導体等の血行促進剤、
硫黄,チアントール等の抗脂漏剤、エタノール,イソプ
ロパノール,テトラクロロジフルオロエタン等の希釈
剤、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、薬剤、香
料、色剤等を必要に応じて適宜配合してもよい。
【0027】本発明の剤型は任意であり、可溶化系、乳
化系、粉末分散系、油−水の2層系、油−水−粉末の3
層系等いずれでも構わない。乳化系の場合は、アミノ変
性またはアンモニウム変性高分子シリコーンを含む油相
を乳化剤、例えばノニオン界面活性剤、カチオン界面活
性剤、アニオン界面活性剤またはそれらの混合物で乳化
して用いる。またその乳化する際、乳化剤を水溶性多価
アルコールに溶解し、アミノ変性またはアンモニウム変
性高分子シリコーンを含んだ油分を添加し乳化して乳化
組成物を作り、その組成物を水で希釈して乳化物を作る
こともできる。
【0028】その場合に用いられる乳化剤としてはポリ
オキシエチレンアルキルエーテル,ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル,ポリオキシエチレンコレス
テリルエーテル,ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル,ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステ
ル,ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油,ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル,ショ糖脂肪酸エステル,ポリエーテル変性シリコー
ン等のノニオン活性剤、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム,塩化ジステアリルジメチルアンモニウム,塩
化セチルトリメチルアンモニウム,塩化ベヘニルトリメ
チルアンモニウム,塩化セチルピリジニウム等のカチオ
ン活性剤、セチル硫酸ナトリウム,ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム,ラウリル硫酸ナトリ
ウム,ヤシ油脂肪酸カリウム,ヤシ油脂肪酸メチルタウ
リンナトリウム等のアニオン活性剤が挙げられる。ま
た、水溶性多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル,プロピレングリコール,1,3−ブチレングリコー
ル,1,4−ブチレングリコール,ジプロピレングリコ
ール,グリセリン,ジグリセリン,トリグリセリン,テ
トラグリセリン,グルコース,マルトース,マルチトー
ル,蔗糖,フラクトース,キシリトール,ソルビトー
ル,マルトトリオース,スレイトール,エリスリトー
ル,澱粉,分解糖還元アルコール,ヒアルロン酸などで
あり、これらの一種または二種以上が用いられる。
【0029】本発明の毛髪化粧料は、毛髪全体の感触を
向上させることができ、しかも枝毛部分を効率よく接着
させ、修復させることができるものである。
【0030】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
配合量は全て重量%である。
【0031】実施例1〜5、比較例1〜5 表1および表2に示す組成の毛髪化粧料を常法により製
造し、その枝毛接着効果および感触について評価した。
結果を表1および表2に示す。
【0032】(評価方法)日本人女性枝毛毛髪30cm
/5gを束にし、シャンプーした後、組成物を毛髪に約
5g直接塗布した後かるくすすぐ。その後、ブラシ付ド
ライヤーで乾燥するまでブラッシングを行った。
【0033】接着効果:ブラシを10回通した後の剥離
程度より評価を行った。 ◎;接着していて全くはがれない。 ○;接着していてはがれない。 □;接着しているが、わずかにはがれる。 △;接着しているが、ほとんどはがれる。 ×;接着していない。
【0034】感触: ◎;総合的に非常に良い感触である。 ○;総合的に良い感触である。 △;総合的にあまり良くない感触である。 ×;総合的に非常に悪い感触である。
【0035】
【表1】 ─────────────────────────────── 実施例 成分(重量%) ─────────────── 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────── ホ゜リシロキサン-オキシアルキレン共重合体*1 6 16 36 11 21 ホ゜リオキシエチレン硬化ヒマシ油(EO=60) 2 3 4 3 4 アンモニウム変性シリコーン*2 4 6 6 2 − アミノ変性シリコーン*3 − − − 3 6 アミノ変性シリコーン*4 − − − − − (商品名:トーレシリコーンSM8702C) アクリル樹脂アルカノールアミン液(50%) − − − − − ポリビニルピロリドン/ 酢酸ビニル共重合体 − − − − − ホ゜リヒ゛ニルヒ゜ロリト゛ン/シ゛メチルアミノエチル メタクリレート共重合体 − − − − − エタノール − − − − − イオン交換水 残部 残部 残部 残部 残部 ─────────────────────────────── 枝毛接着効果 ○ ○ ○ ◎ ◎ 感触 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ───────────────────────────────
【0036】
【表2】 ─────────────────────────────── 比較例 成分(重量%) ────────────── 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────── ホ゜リシロキサン-オキシアルキレン共重合体*1 6 − − − 5 ホ゜リオキシエチレン硬化ヒマシ油(EO=60) 2 3 2 3 3 アンモニウム変性シリコーン*2 − − − − − アミノ変性シリコーン*3 − − − − − アミノ変性シリコーン*4 − − − − 10 (商品名:トーレシリコーンSM8702C) アクリル樹脂アルカノールアミン液(50%) − − 22 − − ポリビニルピロリドン/ 酢酸ビニル共重合体 − 12 − − − ホ゜リヒ゛ニルヒ゜ロリト゛ン/シ゛メチルアミノエチル メタクリレート共重合体 − − − 22 − エタノール − − 42 82 50 イオン交換水 残部 残部 残部 残部 残部 ─────────────────────────────── 枝毛接着効果 △ △ × □ △ 感触 △ ◎ × × △ ───────────────────────────────
【0037】*1:一般式(1)中、R1およびR2は-CH2
CH(CH3)CH2-、a=50、b=40、c=40、x=10
【0038】*2:一般式(2)中、R3はメチル基、R4
水酸基、R5は-(CH2)3N+(CH3)3Cl-、m=18000、n=2、分子
量:130万
【0039】*3:一般式(2)中、R3およびR4はメチル
基、R5は-(CH2)3N(CH3)2、m=5000、n=5、分子量:37
【0040】*4:分子量:8000
【0041】実施例6 シャンプー 下記組成のシャンプーを常法に従って製造した。得られ
たシャンプーを用いて洗髪し、実施例1と同様の条件で
ドライヤーを用いてブローしたところ、枝毛接着効果お
よび感触に優れたものであった。
【0042】 (配合処方) (1) N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’− (2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンTEA塩 11.0 重量% (2) ポリオキシエチレン(5)ラウリル スルホコハク酸ジナトリウム 6.0 (3) ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0 (4) N−(2−ドデシル)ヘキサデシル− N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド 2.0 (5) ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0 (6) ポリシロキサン−オキシアルキレン共重合体 2.0 (一般式(1)中、R1およびR2は-CH2CH2CH2-、a=10、b=30、c=30、x=10 の化合物) (7) アミノ変性高分子シリコーン 2.0 (一般式(2)中、R3およびR4はメチル基、R5は-(CH2)3N(CH3)(CH2)2N(CH3 )2 、m=10000、n=5、分子量:74万) (8) 香料 0.3 (9) イオン交換水 残部
【0043】実施例7 ヘアクリーム 下記組成のヘアクリームを常法に従って製造した。得ら
れたヘアクリームを実施例1と同様にして使用したとこ
ろ、枝毛接着効果および感触に優れたものであった。
【0044】 (配合処方) (1) ポリシロキサン−オキシアルキレン共重合体 25.0 重量% (一般式(1)中、R1およびR2は-CH2CH(CH3)CH2-、a=60、b=80、c=10、x =10の化合物) (2) アミノ変性高分子シリコーン 6.0 (一般式(2)中、R3はメチル基、R4は水酸基、R5は-(CH2)3N+(CH3)3Cl-、 m=18000、n=2、分子量:130万) (3) グリセリン 3.0 (4) ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(120EO) 3.0 (5) N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルアンモニウム α−メチルカルボキシベタインメタクリル酸ステアリル共重合体 3.0 (6) エタノール 10.0 (7) ポリビニルアルコール 1.0 (8) 香料 適量 (9) イオン交換水 残部
【0045】実施例8 トリートメントフォーム 下記組成のトリートメントフォームを常法に従って製造
した。得られたトリートメントフォームを実施例1と同
様にして使用したところ、枝毛接着効果および感触に優
れたものであった。
【0046】 (配合処方) (1) ポリシロキサン−オキシアルキレン共重合体 4.0 重量% (一般式(1)中、R1およびR2は-CH2CH(CH3)CH2-、a=60、b=0、c=80、x= 80の化合物) (2) ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0 (3) ジプロピレングリコール 2.0 (4) ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0 (5) アミノ変性高分子シリコーン 4.0 (一般式(2)中、R3の10%がフェニル基で残りはメチル基、R4はメチル 基、R5は-(CH2)3N+(CH3)3Cl-、m=10000、n=2、分子量:74万) (6) グリセリン 4.0 (7) 流動パラフィン 5.0 (8) モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.0 (9) エタノール 10.0 (10) メチルパラベン 0.1 (11) 香料 0.2 (12) 噴射剤(LPG) 10.0 (13) イオン交換水 残部
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料は、毛髪の枝毛部分を効率よく接着させ、修復させる
ことができると共に、毛髪全体の感触をよくすることが
できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村岡 志保 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社資生堂 第一リサーチセンター 内 (56)参考文献 特開 平6−157247(JP,A) 特開 平5−148124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)および(B)を含有する
    ことを特徴とする毛髪化粧料。 (A)一般式(1)で表されるポリシロキサン−オキシ
    アルキレン共重合体の一種または二種以上。 【化1】 (式中、R1およびR2は、それぞれ炭素数2〜4の2価
    の炭化水素基を示し、aは1〜1000の数を示し、
    b,cはそれぞれ0〜1000の数を示す。ただし、b
    =c=0ではない。xは1〜100の数を示す。) (B)一般式(2)で表される分子量が20万〜150
    万のアミノ変性高分子シリコーンの一種または二種以
    上。 【化2】 [式中、R3はメチル基または一部がフェニル基を表
    し、R4はR5と同一またはメチル基または水酸基を表
    す。R5は式R6Z{R6は3から6の炭素原子を有する
    2価のアルキレン基を表し、Zは−N 7 2 (R 7 は水素
    または1から4の炭素原子を有するアルキル基を
    す。)を表す。}で表されるアミノ基を有する置換基を
    表し、mおよびnはそれぞれ正の整数で、m+nは3,
    000〜20,000の整数を表し、n/mは1/50
    0〜1/10,000である。]
  2. 【請求項2】 成分(A)を0.1〜50.0重量%
    と、成分(B)を0.1〜50.0重量%含有する請求
    項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(A)を0.5〜30.0重量%
    と、成分(B)を2.0〜30.0重量%含有する請求
    項2記載の毛髪化粧料。
JP03425795A 1995-01-31 1995-01-31 毛髪化粧料 Expired - Fee Related JP3492439B2 (ja)

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