JPH08310921A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH08310921A
JPH08310921A JP14127495A JP14127495A JPH08310921A JP H08310921 A JPH08310921 A JP H08310921A JP 14127495 A JP14127495 A JP 14127495A JP 14127495 A JP14127495 A JP 14127495A JP H08310921 A JPH08310921 A JP H08310921A
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group
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hair
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meth
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JP14127495A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kanbe
哲也 神戸
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枝毛防止効果に優れ、べたつきがなく、はり
のある仕上がり感を有する毛髪化粧料を提供する。 【構成】 増粘剤用モノマー組成物を重合したカチオン
性増粘剤を0.1〜10.0重量%と、アミノ変性また
はアンモニウム変性高分子量シリコーンを0.1〜5
0.0重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪化粧料に関し、さら
に詳細には、枝毛防止効果に優れ、べたつきがなく、は
りのある仕上がり感を有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、毛髪化粧料には毛髪に光沢や滑らかさを与える目的
でシリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油分
が、可溶化、乳化、溶解して用いられている。特にシリ
コーン油は、表面張力が低く毛髪のなじみに優れ、良い
光沢が得られ、近年多用されているものである。しか
し、油分のもつ限界があり、多量に用いたり消費者が長
い間用いたりすると、頭髪が脂ぎる欠点があった。ま
た、滑らかさを付与する目的でカチオン性活性剤も多用
されているが、十分に満足できる光沢を与えるものでは
なく、多量に配合すると安全性上も好ましくないという
欠点があった。また、一般に毛髪は、洗髪、ブラッシン
グ、ドライヤーによる熱、ヘアカラー、ブリーチ剤等に
よる美容処理を頻繁に繰り返し行うと著しく損傷劣化
し、その結果、乾燥してぱさついたり、枝毛、切れ毛、
抜け毛等の増加および強度低下を引き起こすことはよく
知られたことである。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、上述のような毛
髪損傷に対し、毛髪の保護修復を目的に、毛髪用組成物
には基剤として天然物から抽出した各種原料、例えばタ
ンパク質、多糖、抽出エキス、天然高分子またはこれら
を構成している単体もしくはオリゴ体、例えばアミノ
酸、ペプチド等が配合される。また、毛髪に光沢と滑ら
かさを与えながら毛髪の損傷を防止する目的で、特開昭
63−183517号公報、特開昭63−243018
号公報および特開平5−85918号公報に見られるよ
うに、高分子量のジメチルポリシロキサンや高分子量の
メチルフェニルポリシロキサン、あるいはアミノ変性ま
たはアンモニウム変性高分子シリコーンを用いる技術が
知られている。しかしながら、天然抽出原料では毛髪損
傷防止効果が十分でなく、使用後の滑らかさなどの感触
の点で満足できるものではなく、高分子量のジメチルポ
リシロキサンや高分子量のメチルフェニルポリシロキサ
ンでは毛髪損傷防止効果および使用後の毛髪への光沢お
よび滑らかさの付与にはある程度の効果を有するが、ブ
ラッシングやドライヤー処理によるその効果の持続性の
点では満足できるものではなかった。さらに、アミノ変
性またはアンモニウム変性高分子量シリコーンでも、枝
毛防止効果は十分に満足できるものではなく、またはり
のある仕上がり感が得られにくいという問題点があっ
た。
【0004】一方、毛髪に滑らかさや光沢を付与し、櫛
通りを良くするという、いわゆるリンス効果をもつ毛髪
用組成物は、一般にヘアーリンス、ヘアトリートメン
ト、ヘアーコンディショナー等の名称で市販されてい
る。これらの毛髪用組成物には、通常、第4級アンモニ
ウム塩が配合されており、これが毛髪に吸着することに
より、前記のいわゆるリンス効果を与えることが知られ
ている。更に、滑らかさ、光沢、しっとりさ等の使用後
感を向上させる目的で、例えば、高級アルコール,グリ
セリンモノ脂肪酸エステル,高級脂肪酸,流動パラフィ
ン,固形パラフィン,エステル油,重合度3〜650の
シリコーン油等の油分が添加されている。毛髪をべたつ
かせずに、毛髪に滑らかさを付与する毛髪用組成物を得
るために、これらの各成分が種々配合されている。例え
ば、特開昭63−222109号公報では、上記第4級
アンモニウム塩とシリコーンガムの範疇に属する高分子
量シリコーンを特定割合で含む毛髪処理剤が開示され、
それが耐洗浄性に優れていることを教示している。上記
従来技術では、いずれも毛髪用組成物として一定の改善
がなされており、例えば特開昭63−222109号公
報では、その化粧料の耐洗浄性の向上と共に毛髪に対す
る一定の柔軟性、平滑性、つや付与効果を奏することが
窺える。しかしながら、このことがさらに毛髪に対する
平滑性、柔軟性およびつや付与効果を高めた毛髪用組成
物についての必要性を無くしたことを意味しない。例え
ば、この毛髪用組成物の塗布時およびすすぎ時において
は毛髪をべたつかせずに滑らかさを付与できても、毛髪
が乾燥される際やその後においては、必ずしも満足でき
る特性を示すとは限らない。また、はりのある仕上がり
感の点でも不十分であった。
【0005】さらに、シャンプー剤等の洗浄剤に関して
は、従来、頭髪洗浄剤のコンディショニング成分として
第4級窒素含有水溶性ポリマーが広く用いられており、
洗髪中の髪のもつれ、ひっかかりを抑え、滑らかな感触
を与える点で優れたものである。しかし、これらはすす
ぎ中の滑らかさを向上させることはできるが、タオルド
ライ後および乾燥時については、髪の滑らかさ、しなや
かさ向上効果は認められず、逆にこれらの多量の配合は
乾燥時における髪のゴワツキ、ヘアフライ等につながる
傾向があり、その改善が望まれている。
【0006】本発明者らは、このような従来の事情に鑑
み、毛髪に優れた光沢を与え、滑らかな感触を付与し、
毛髪の損傷を防止し、化学的または機械的な処理から毛
髪を保護すると共に、べたつきがなく、はりのある仕上
がり感を有する毛髪化粧料を得るべく鋭意研究を行った
結果、特定の高分子量シリコーンとカチオン性増粘剤を
併用したならば上記目的を達成できることを見い出し、
この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(A)と、
成分(B)とを含有することを特徴とする毛髪化粧料で
ある。
【0008】(A)次の〜を含有する増粘剤用モノ
マー組成物を重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I):
【0009】
【化8】
【0010】(式中、R1は水素原子またはメチル基、
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、
エチル基またはt−ブチル基、Qは酸素原子または−N
H−基、Bは直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4の
アルキレン基を示す。)で表されるアミン含有(メタ)
アクリル系モノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(II):
【0011】
【化9】
【0012】(式中、R1は前記と同じ意味、R4は一般
式:
【0013】
【化10】
【0014】(式中、pは3または4を示す。)で表さ
れる基または式:
【0015】
【化11】
【0016】で表される基を示す。)で表されるビニル
モノマー 0〜80.0重量%、 一般式(III):
【0017】
【化12】
【0018】(式中、R1およびAは前記と同じ意味、
5は直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜17のアル
キレン基または一般式(IV):
【0019】
【化13】
【0020】(式中、nは1〜4の整数、qは1〜25
の整数を示す。)で表される基、R6は水素原子または
メチル基を示す。)で表される(メタ)アクリロイル基
含有モノマー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量%
【0021】(B)次の一般式(V)で表される高分子
量シリコーン。
【0022】
【化14】
【0023】[式中、R7はメチル基または一部がフェ
ニル基を表し、R8はR9と同一またはメチル基または水
酸基を表す。R9は式R10Z{R10は3から6の炭素原
子を有する2価のアルキレン基を表し、Zは−N
11 2、−N+11 3-、−NR11(CH2aNR11 2
−NR11(CH2a+11 3-および−NR11(C
2aN(R11)C=O(R12)(R11は水素または1
から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、R12は1
から4の炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素
原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、aは2から6
の整数である。)からなる群から選ばれる1価の基を表
す。}で表されるアミノ基またはアンモニウム基を有す
る置換基を表し、mは正の整数、nは0または正の整数
で、m+nは3,000〜20,000の整数を表し、
n/mは1/500以下である。]
【0024】次に、本発明の構成について説明する。ま
ず、(A)成分のカチオン性増粘剤は、前記した〜
を含有する増粘剤用モノマー組成物を重合して得られる
ものである。以下、このカチオン性増粘剤を構成する各
成分について詳述する。
【0025】前記一般式(I)で表されるアミン含有
(メタ)アクリル系モノマーは、増粘剤用モノマー組成
物を共重合することによってえられた共重合体を適当な
酸で中和したときに、該共重合体にカチオンイオンの性
質を与える役割を有する成分である。
【0026】前記アミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ーの代表例としては、たとえばN,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミドなどがあげられるが、
本発明はかかる例示のみに限定されるものではない。な
お、本発明においては、前記アミン含有(メタ)アクリ
ル系モノマーは、単独でまたは2種以上を混合して用い
られる。
【0027】前記増粘剤用モノマー組成物におけるアミ
ン含有(メタ)アクリル系モノマーの割合は、15.0
〜85.0重量%、好ましくは25.0〜75.0重量
%、さらに好ましくは35.0〜65.0重量%となる
ように調製される。かかるアミン含有(メタ)アクリル
系モノマーの割合が前記範囲未満である場合には、得ら
れる共重合体において該アミン含有(メタ)アクリル系
モノマーの部分が酸によって中和される量が少なくなり
すぎて充分なゲル粘度を有するものが得られにくくな
り、また前記範囲をこえる場合には、得られるカチオン
性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフィルムの柔軟性
が失われるようになる。
【0028】前記一般式(II)で表されるビニルモノマ
ーは、カチオン性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフ
ィルムに柔軟性、光沢およびなめらかさを付与する成分
である。
【0029】前記ビニルモノマーの代表例としては、た
とえばN−ビニルピロリドン、N−ビニルピぺリドン、
アクリルアミド、メタアクリルアミドなどがあげられる
が、本発明はかかる例示のみに限定されるものではな
い。なお、本発明においては、前記ビニルモノマーは単
独でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0030】前記増粘剤用モノマー組成物におけるビニ
ルモノマーの割合は80.0重量%以下、好ましくは7
5.0重量%以下、さらに好ましくは60.0重量%以
下となるように調製される。かかるビニルモノマーの割
合が前記上限値をこえる場合には、得られるカチオン性
増粘剤のゲル粘度がいちじるしく低下する。なお、前記
ビニルモノマーを配合することによって奏される効果、
すなわちカチオン性増粘剤が乾燥したあとに形成される
フィルムに柔軟性、光沢およびなめらかさを充分に付与
するためには、前記増粘剤用モノマー組成物における前
記ビニルモノマーの割合は3.0重量%以上、好ましく
は5.0重量%以上、さらに好ましくは20.0重量%
以上であることが望ましい。
【0031】前記一般式(III)で表される(メタ)ア
クリロイル基含有モノマーは、カチオン性増粘剤が乾燥
したあとに形成されるフィルムの光沢の向上、ゲル粘度
の向上および種々のセッティング用ポリマーとの相溶性
の向上を図るための成分である。
【0032】前記(メタ)アクリロイル基含有モノマー
の具体例としては、例えばメチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メ
タ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、 イソブチル
(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレー
ト、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、N−t−ブ
チル(メタ)アクリルアミド、N−t−オクチル(メ
タ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリオキシエチ
レン(一般式(IV)中、nが2、qが2〜9の整数)
(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコー
ル(一般式(IV)中、nが3、qが2〜23の整数)
(メタ)アクリレートなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるのものではない。なお、本発
明においては、前記(メタ)アクリロイル基含有モノマ
ーは、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0033】前記増粘剤用モノマー組成物における(メ
タ)アクリロイル基含有モノマーの割合は1.0〜6
0.0重量%、好ましくは1.0〜55.0重量%、さ
らに好ましくは2.0〜30.0重量%となるよう調製
される。かかる(メタ)アクリロイル基含有モノマーの
割合が前記範囲をこえる場合には、得られる共重合体中
の疎水性基の割合が大きくなり、中和後であっても水に
対する溶解性が小さくなり、滑らかなジェルが得られに
くくなり、前記範囲未満では、ゲル粘度が低下するた
め、カチオン性増粘剤の使用量を増す必要があり、種々
のセット用樹脂の配合可能な量が低下すると同時に、カ
チオン性増粘剤が乾燥したあとに形成されるフィルムの
光沢が低下する。
【0034】前記架橋性ビニルモノマーは、1分子中に
2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する化合物であ
り、他の単量体と架橋する性質を有するものである。
【0035】前記架橋性ビニルモノマーの代表例として
は、たとえばエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレンジ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレートなどの1分子中
に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する(メタ)
アクリル系モノマー;メチレンビス(メタ)アクリルア
ミド、1,2−ビス(メタ)アクリルアミドエタン、
1,5−ビス(メタ)アクリルアミドペンタンなどの1
分子中に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有する
(メタ)アクリルアミド系モノマー;ジビニルベンゼン
などの1分子中に2以上の炭素−炭素不飽和二重結合を
有するビニルモノマーなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるものではない。なお、本発明
においては、前記架橋性ビニルモノマーは、1種または
2種以上を混合して用いられる。
【0036】前記増粘剤用モノマー組成物における架橋
性ビニルモノマーの割合は、0.1〜20.0重量%、
好ましくは1.0〜10.0重量%、さらに好ましくは
2.0〜8.0重量%となるように調製される。かかる
架橋性ビニルモノマーの割合は、前記範囲未満である場
合には、得られるカチオン性増粘剤の架橋密度が小さく
なりすぎるため、カチオン性増粘剤の粘度を高くするこ
とができなくなり、また前記範囲をこえるばあいには、
カチオン性増粘剤の粘度が高くなるが、ゲル中に細かい
凝集物が生じ、均一なジェルが得られにくくなる。
【0037】前記アミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ー、ビニルモノマー、(メタ)アクリロイル基含有モノ
マーおよび架橋性ビニルモノマーを含有した増粘剤用モ
ノマー組成物の重合反応は、一般的な溶液重合法や塊重
合法によって行うことができるが、たとえば粉体を得る
ための重合法である析出重合法によって行うこともで
き、通常チッ素ガスなどの不活性ガス雰囲気下で非水系
溶媒中で加温しながら行われる。このように、不活性ガ
ス雰囲気下で非水系溶媒中で重合反応が行われるのは、
単量体または形成された共重合体中に存在するエステル
基が加水分解することを防止するためである。
【0038】本発明においては、前記非水系溶媒として
は、良溶媒単独または良溶媒と貧溶媒の混合溶媒が用い
られる。
【0039】本発明において良溶媒が用いられるのは、
各単量体の反応性の差異による単独重合体の生成を抑制
し、均一な共重合体を得るためである。なお、本明細書
において、前記良溶媒とは、25℃において該良溶媒1
00mlに対して分子量が10000以上の共重合体が
20g以上の範囲で溶解し、濁りが認められないような
溶媒をいう。前記良溶媒の具体例としては、たとえばメ
タノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、
酢酸エチル、ベンゼン、トルエン、キシレンなどがあげ
られる。これらの良溶媒のなかでは、エタノール、イソ
プロパノールおよびベンゼンは、比較的高分子量の共重
合体を得ることができるものであるのでとくに好まし
い。なお、ベンゼンなどには為害性があるため、エタノ
ールおよびイソプロパノールがもっとも好ましい。
【0040】また、本発明において貧溶媒が用いられる
のは、生成した共重合体を重合溶液から容易に析出させ
るためである。前記貧溶媒とは、25℃において該貧溶
媒100mlに対して分子量が10000以上の共重合
体を5g以下の範囲で溶解する溶媒をいう。前記貧溶媒
の具体例としては、たとえばn−ペンタン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンなどの炭素数が15以下の直鎖、分
岐鎖または環状の脂肪族炭化水素などがあげられる。こ
れらの貧溶媒のなかでは、比較的沸点が高い炭素数7以
下の直鎖、分岐鎖または環状の脂肪族炭化水素が好まし
い。なかでも、炭素数が6または7の直鎖、分岐鎖また
は環状の脂肪族炭化水素は、沸点が高いのでとくに好ま
しい。また、安価であり、工業的に取扱い性が良好であ
るという点から、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどが
好ましい。
【0041】得られるカチオン性増粘剤の特性を損なう
ことなくカチオン性増粘剤を合成するためには、前記良
溶媒および貧溶媒を適切な割合で配合することが好まし
い。前記貧溶媒の割合が大きすぎる場合には、重合がす
みやかに進行し、短時間のうちに粉体が析出して所望の
物性を有するカチオン性増粘剤が得られがたくなる傾向
があるため、良溶媒と貧溶媒との混合溶媒に対して貧溶
媒の割合は、98重量%以下、好ましくは97重量%以
下、また良溶媒の割合は2重量%以上、好ましくは3重
量%以上とすることが望ましい。
【0042】反応溶液からカチオン性増粘剤を効率よく
得るためには、重合時の攪拌を良好にするための反応装
置を用いることが好ましい。かかる反応装置として一般
に用いられている溶液重合用攪拌機を用いる場合には、
前記増粘剤用モノマー組成物の濃度が30重量%以下と
なるように前記溶媒で希釈することが好ましい。なお、
反応に際しては、反応溶液が滞ることがないようにする
ために、攪拌機などを用いて充分に攪拌することが好ま
しい。前記重合反応は、50〜100℃の加温下にて行
うことが好ましく、一般には、反応に用いられる溶媒の
還流温度で行われる。重合反応に要する時間は、通常1
0時間以上である。なお、重合反応は、残存している単
量体量が10重量%以下になった時点で、任意に終了す
ることができる。なお、残存している単量体の量は、た
とえばPSDB法などの公知の方法によってシュウ素を
二重結合に付加し、二重結合含量を測定することによっ
て決定することができる。
【0043】かくしてカチオン性増粘剤の沈殿物を含有
した反応溶液が得られるが、混合溶媒の除去は、たとえ
ば得られたカチオン性増粘剤の沈殿物を濾取したのち、
真空乾燥を施したり、常圧または減圧下で留去すること
によって行うことができる。
【0044】重合反応に際しては、重合触媒を用いても
よい。かかる重合触媒としては、たとえば、2,2′−
アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(4
−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメ
チル−2,2′−アゾビスイソブチレートなどのアゾ系
化合物や過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどのジ
アシルパーオキサイドや、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ドなどのジアルキルパーオキサイド、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネートなどのパーオキシカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシピバレートなどのパーオキシ
エステルで代表される過酸化物があるが、これらの触媒
は1種または2種以上を混合して用いられる。また、本
発明はかかる例示のみに限定されるものではない。な
お、増粘剤用モノマー組成物中にアミン系モノマーが多
く使用されている場合、過酸化物触媒を多用すると酸化
反応などの好ましくない副反応が併発し、重合を阻害す
るおそれがあるので、使用するときには注意を要する。
一般には、アゾ系触媒を主に使用することが好ましい
が、用いる溶媒の沸点によっても異なり、たとえばエタ
ノールやベンゼンを用いるばあいには、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリルが取扱い性がよいのでもっとも
好ましい。前記重合触媒の使用量は、増粘剤用モノマー
組成物の単量体全重量に対して0.05〜3.0重量
%、なかんづく0.1〜1.0重量%であることが好ま
しい。
【0045】なお、前記単量体の重合過程においては、
さまざまな様相が呈される。たとえば、前記良溶媒のみ
を用いた場合には、重合反応の初期の段階で一般の溶液
重合を行った場合と同様の様相を呈するが、反応の進行
に伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようにな
り、さらに反応が進行するにしたがって沈殿物のないグ
リース状の生成物が得られる。
【0046】また、前記良溶媒と貧溶媒との混合溶液を
用いた場合には、重合の初期の段階では一般の溶液重合
法を採用した場合と同様の様相が呈されるが、反応の進
行に伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようにな
り、さらに反応が進行するにしたがって、得られた重合
体はもはや混合溶媒に溶け込めなくなり、不溶化して沈
殿物として析出する。
【0047】かくしてカチオン性増粘剤が得られるが、
該カチオン性増粘剤は、例えば特開平5−140531
号公報、特願平5−298659号に記載されている。
カチオン性増粘剤は、それ自身、べたつかず、セット保
持力を有するもので、全毛髪化粧料中に0.1〜10.
0重量%、好ましくは0.2〜5.0重量%配合され
る。0.1重量%未満では枝毛防止や使用性(べたつき
のなさ、はり)の点で十分な効果が得られず、10.0
重量%を超えると頭髪に塗布しにくいという問題があ
り、好ましくない。
【0048】成分(B)の上記一般式(V)で表される
高分子量シリコーンは、m+nが3,000〜20,0
00であり、好ましくは、4,000〜10,000で
ある。3,000未満だと油状で、毛髪損傷防止効果が
不十分であり、20,000を超えるとシリコーン油等
の他の原料に溶解しにくくなり、化粧料あるいは洗浄剤
に配合することが難しい。すなわち特開昭58−210
005号公報によるとm+nが1〜2,000のアミノ
基およびアンモニウム基を有するシリコーンを毛髪化粧
料に配合することは既に知られている。しかしながら、
これらのシリコーンは油状のものであり、毛髪損傷防止
効果は不十分なものである。
【0049】また、一般式(V)で表される高分子量シ
リコーンは、アミノ変性またはアンモニウム変性高分子
量シリコーンであることが望ましい。この場合、n/m
は1/500〜1/10,000が好ましく、より好ま
しくは1/500〜1/2,000である。1/500
を超えるとシリコーン中のアミノ基またはアンモニウム
基の含有率が高くなり、製造時に架橋反応等が起きた
り、また原料臭の点からも好ましくない。1/10,0
00未満では、毛髪に対する相互作用が不十分となり、
毛髪損傷防止効果の持続性が悪くなる場合がある。
【0050】成分(B)のアミノ変性またはアンモニウ
ム変性高分子量シリコーンは、一般のアミノ変性または
アンモニウム変性シリコーンと同じ製造法で作ることが
できる。例えばγ−アミノプロピルメチルジエトキシシ
ランと環状ジメチルポリシロキサンとヘキサメチルジシ
ロキサンとをアルカリ触媒下に重縮合反応させることに
よって作ることができる。本発明で使用するアミノ変性
またはアンモニウム変性高分子量シリコーンは軟質ゴム
状であり、多量に用いたり長い間連用しても頭髪、頭皮
のベタツキがなく、優れた光沢を与え、滑らかな感触を
付与し、毛髪の損傷を防止することができる極めて優秀
な毛髪化粧料とすることができる。
【0051】本発明における高分子量シリコーンの配合
量は、毛髪化粧料全量中の0.1〜50.0重量%、好
ましくは1.0〜30.0重量%である。0.1重量%
未満では十分な効果が得られず、50.0重量%を超え
ると溶解しにくくなる。特にこの毛髪化粧料をリンス効
果剤として用いる時は、毛髪化粧料総重量当たり0.1
〜10.0重量%、好ましくは0.2〜8.0重量%で
ある。0.1重量%未満では十分な効果が得られず、逆
に10.0重量%を超えると高分子量シリコーンの溶解
性が悪くなり好ましくない。
【0052】本発明の(B)成分である高分子量シリコ
ーンを毛髪化粧料中に配合する場合、液状の油に溶解し
て配合することが好ましい。もちろん、毛髪化粧料中に
別々に配合して系中で溶解させてもよい。液状油として
は、鎖状シリコーンや環状シリコーンまたはイソパラフ
ィン系炭化水素等を挙げることができる。上記鎖状シリ
コーンは次の一般式(VI)で示すことができる。
【0053】
【化15】
【0054】(式中、mは0〜650の整数を表す。) このような鎖状シリコーン油としては、例えば、ジメチ
ルポリシロキサン(粘度0.65〜5cSt/25℃)
等が挙げられる。また、環状シリコーンは次の一般式
(VII)で示される。
【0055】
【化16】
【0056】(式中、pは3〜7の整数を表す。)
【0057】これらの化合物の具体例としては、次の一
般名で称されている、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサンおよびテトラ
デカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。
【0058】イソパラフィン系炭化水素としては、常圧
における沸点が60〜260℃の範囲にあるイソパラフ
ィン系炭化水素を挙げることができ、例えば、エクソン
社製のアイソパーA(登録商標)、同C、同D、同E、
同G、同H、同K、同L、同M、シェル社のシェルゾー
ル71(登録商標)、フィリップ社のソルトール100
(登録商標)あるいは同130、同220等を挙げるこ
とができる。
【0059】上記低沸点油は、任意の一種または二種以
上を用いることができ、合計の配合量が高分子量シリコ
ーンに対して1〜50倍(重量)が好ましく、毛髪化粧
料組成物全量中の10〜80重量%となるように選ぶこ
とが好ましい。また洗浄剤として用いる時には20重量
%以内が好ましい。
【0060】本発明の毛髪化粧料をリンス効果剤として
用いる場合は、一般式(VIII):
【化17】
【0061】(式中、R13は炭素数14〜22のアルキ
ル基またはヒドロキシアルキル基を表し、R14,R15
よびR16は独立して、炭素数1〜3のアルキル基もしく
はヒドロキシアルキル基またはベンジル基を表し、Xは
ハロゲン原子または炭素数1〜2のアルキル硫酸基を表
す。)で示される第4級アンモニウム塩の一種または二
種以上を0.1〜5.0重量%配合することが好まし
い。
【0062】ここで、第4級アンモニウム塩は上記一般
式(VIII)の基R13が炭素数14〜22のアルキル基、
例えばセチル基、ステアリル基、ベヘニル基等である。
基R13の炭素数14〜22のヒドロキシアルキル基は、
例えば、12−ヒドロキシステアリル基等である。基R
13としては、炭素数16〜22のアルキル基が好まし
く、特に好ましいものとしてはステアリル基およびベヘ
ニル基が挙げられる。基R14,R15およびR16は、独立
して炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキ
ル基であり、好ましい基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ヒドロキシメチル基およびヒドロキシ
エチル基が挙げられる。基R14,R15およびR16は同じ
ものであっても、または異なるものであってもよい。基
Xのハロゲン原子は、好ましくは塩素原子または臭素原
子である。
【0063】前記一般式(VIII)で示される第4級アン
モニウム塩としては、例えば、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルジ
メチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリル
ジメチルベンジルアンモニウム、およびセチルトリエチ
ルアンモニウムメチルサルフェート等を挙げることがで
きる。その中でも特に、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム、および塩化ベヘニルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム並び
にこれらの混合物が好ましい。前記式(VIII)で示され
る第4級アンモニウム塩の一種または二種以上からなる
成分の配合量は、毛髪化粧料全体の0.1〜5.0重量
%の範囲、好ましくは0.6〜3.0重量%の範囲であ
る。0.1重量%未満の配合量では毛髪化粧料としての
リンス効果が充分に得られない。5.0重量%を超える
と配合量では、毛髪化粧料の粘度が高くなりすぎるの
で、好ましくない。
【0064】本発明の毛髪化粧料を洗浄剤として用いる
場合は、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニ
オン性界面活性剤の一種または二種以上を5〜40重量
%配合し、かつこれらの界面活性剤を、高分子量シリコ
ーンとの比が、高分子量シリコーン/アニオン性界面活
性剤、両性界面活性剤またはノニオン性界面活性剤=1
/2000〜1/10(重量比)であるように配合する
ことが好ましい。ここで、アニオン性界面活性剤として
は、脂肪酸石鹸、α−アシルスルフォン酸塩、アルキル
スルホン酸塩、アルキルアリルおよびアルキルナフタレ
ンスルフォン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、ア
ルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイ
ルアルキルタウリン塩、N−長鎖アシルアミノ酸塩等が
挙げられる。本発明に用いられるノニオン性界面活性剤
としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アル
キルアリルポリオキシエチレンエーテル、アルキロール
アミド、アルキルグリセリンエーテル型ポリオキシエチ
レンエーテル、プロピレングリコールエステルのポリオ
キシエチレンエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、グリセリンと脂肪酸のエステルのポリオキシエチ
レンエーテル、脂肪酸のソルビタンエステルのポリオキ
シエチレンエーテル、ソルビトールポリオキシエチレン
の脂肪酸エステル、ショ糖エステル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン等
が挙げられる。本発明で用いられる両性界面活性剤とし
ては、ベタイン型(カルボキシベタイン、スルホベタイ
ン)、アミドベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミ
ダゾリン誘導体型等が挙げられる。
【0065】本発明の毛髪用洗浄剤においては、高分子
量シリコーンと、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界
面活性剤および両性界面活性剤との配合比は1/200
0〜1/10の範囲にある必要があり、特に好ましく
は、1/500〜1/15である。1/2000より少
ないと本発明の効果が発揮されず、1/10を超える
と、泡立ち、洗浄力といった洗浄剤としての機能が損な
われることになる。また、アニオン性界面活性剤、ノニ
オン性界面活性剤および両性界面活性剤の配合量は全体
量に対して5〜40重量%である。
【0066】本発明の毛髪化粧料には上記の必須構成成
分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲内で、さらに流動パラフィン,スクワラ
ン,ラノリン誘導体,高級アルコール,各種エステル
油,アボガド油,パーム油,牛脂,ホホバ油,シリコー
ン油,ポリアルキレングリコールポリエーテルおよびそ
のカルボン酸オリゴエステル化合物,テルペン系炭化水
素油などの油分、エチレングリコール,プロピレングリ
コール,1,3−ブチレングリコール,グリセリン,ソ
ルビトール,ポリエチレングリコール等の水溶性多価ア
ルコール、ヒアルロン酸,コンドロイチン硫酸,ピロリ
ドンカルボン酸塩等の保湿剤、紫外線吸収剤、紫外線散
乱剤、アクリル系樹脂,シリコーン樹脂,ポリビニルピ
ロリドン等の樹脂類、大豆蛋白,ゼラチン,コラーゲ
ン,絹フィブロイン,エラスチン等の蛋白または蛋白分
解物、エチルパラベン,ブチルパラベン等の防腐剤、各
種アミノ酸,ビオチン,パントテン酸誘導体等の賦活
剤、γ−オリザノール、デキストラン硫酸ナトリウム、
ビタミンE誘導体、ニコチン酸誘導体等の血行促進剤、
硫黄,チアントール等の抗脂漏剤、エタノール,イソプ
ロパノール,テトラクロロジフルオロエタン等の希釈
剤、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、薬剤、香
料、色剤等を必要に応じて適宜配合してもよい。
【0067】特に洗浄剤組成物において使用性向上の目
的で配合されるカチオン性高分子物質、例えばカチオン
変性セルロースエーテル誘導体(ポリマーJR(U.
C.C)等)、ポリビニルピロリドン誘導体四級アンモ
ニウム(ガフコート(GAF)、HCポリマー(大阪有
機化学工業株式会社)等)、ジアリルジメチルアンモニ
ウムクロリドのポリマー(マーコート(Merk)
等)、ポリアクリル酸誘導体四級アンモニウム(Car
tex(National Starch)等)、ポリ
アミド誘導体四級アンモニウム(Sandoz等)、ポ
リオキシエチレンポリアルキレンポリアミン(ポリコー
ト(HENKEL)等)を本発明の効果を損なわない量
で配合する(ゴワツキ、ヘアフライを起こさない程度)
ことにより、洗浄剤すすぎ時の滑らかさを付与する効果
は本発明による同効果にプラスされて相加的に向上す
る。
【0068】本発明の剤型は任意であり、可溶化系、乳
化系、粉末分散系、油−水の2層系、油−水−粉末の3
層系等いずれでも構わない。乳化系の場合は、高分子量
シリコーンを含む油相を乳化剤、例えばノニオン界面活
性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤または
それらの混合物で乳化して用いる。またその乳化する
際、乳化剤を水溶性多価アルコールに溶解し、高分子量
シリコーンを含んだ油分を添加し乳化して乳化組成物を
作り、その組成物を水で希釈して乳化物を作ることもで
きる。
【0069】その場合に用いられる乳化剤としてはポリ
オキシエチレンアルキルエーテル,ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル,ポリオキシエチレンコレス
テリルエーテル,ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル,ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステ
ル,ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油,ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル,ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル,ショ糖脂肪酸エステル,ポリエーテル変性シリコー
ン等のノニオン活性剤、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム,塩化ジステアリルジメチルアンモニウム,塩
化セチルトリメチルアンモニウム,塩化ベヘニルトリメ
チルアンモニウム,塩化セチルピリジニウム等のカチオ
ン活性剤、セチル硫酸ナトリウム,ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム,ラウリル硫酸ナトリ
ウム,ヤシ油脂肪酸カリウム,ヤシ油脂肪酸メチルタウ
リンナトリウム等のアニオン活性剤が挙げられる。ま
た、水溶性多価アルコールとしては、エチレルグリコー
ル,プロピレングリコール,1,3−ブチレングリコー
ル,1,4−ブチレングリコール,ジプロピレングリコ
ール,グリセリン,ジグリセリン,トリグリセリン,テ
トラグリセリン,グルコース,マルトース,マルチトー
ル,蔗糖,フラクトース,キシリトール,ソルビトー
ル,マルトトリオース,スレイトール,エリスリトー
ル,澱粉,分解糖還元アルコール,ヒアルロン酸などで
あり、これらの一種または二種以上が用いられる。
【0070】
【実施例】次に、実施例を挙げ、本発明を更に説明す
る。本発明は、これらによって限定されるものではな
い。なお、配合量は重量%である。
【0071】実施例1〜16、比較例1〜2 表1〜表3に示す組成の毛髪化粧料を製造し、毛髪の枝
毛防止効果および使用性(べたつきのなさ、はり)につ
いて評価を行った。その結果を表1〜表3に示す。
【0072】[製法] カチオン性増粘剤の製造方法 温度計、還流管およびチッ素導入管を備えた三つ口フラ
スコに、モノマーとしてN,N−ジメチルアミノエチル
メタクリレート50g、N−ビニルピロリドン47.5
g、ステアリルアクリレート2.5gおよびトリプロピ
レングリコールジアクリレート1.9gと、エタノール
23.1gおよびシクロヘキサン554.3gの混合溶
媒(混合比(重量比)4:96)とを添加し、80℃に
て還流を行いながらチッ素気流下で2時間攪拌して脱気
した。つぎに、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
0.41gを三つ口フラスコに添加し、80℃で重合を
開始した。重合開始45分間経過後にトリプロピレング
リコールジアクリレート1.9gを添加し、さらに45
分間経過後にトリプロピレングリコールジアクリレート
1.9gを添加した。チッ素気流下で攪拌しながら約1
0時間重合反応を行ったのち、得られたポリマースラリ
ー溶液を減圧下で濾過し、固型分を減圧下で乾燥した。
得られた乾燥ポリマーを粉砕機で粉砕し、白色粉末状の
カチオン性増粘剤を得た。
【0073】毛髪化粧料の製造方法 イオン交換水に、1,3−ブチレングリコール、ポリオ
キシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油エステルを加え
溶解した後、更に高分子量シリコーン、アイソゾール4
00を加えて攪拌混合し乳化した。これに上記で製造し
たカチオン性増粘剤、リン酸を加え攪拌混合して原液を
得た。得られた原液をエアゾール用容器に充填し、弁を
取り付けた後に噴射剤を充填しヘアームースを得た。
【0074】[評価方法] 枝毛防止効果の評価 同一人から採取した頭髪で毛束を作り、それぞれの毛束
に下記のサンプルを塗布し、機械的にブラッシングを1
万回かけた時の枝毛の発生本数を数えた。各毛束は約1
000本の頭髪からなっている。その結果を、以下の基
準に基づいて評価し、表1〜表3に示した。 ◎:枝毛発生本数50本以下。 ○:枝毛発生本数50〜150本。 △:枝毛発生本数150〜300本。 ×:枝毛発生本数300本以上。
【0075】使用性の評価 試験対象者として、19歳から36歳の女性15名を選
び出し、実使用テストを行った。試料を各々2gづつ塗
布し、使用中のべたつき感と、乾燥後の毛髪のはりにつ
いて以下の基準に基づいて評価し、表1〜表3に示し
た。 ◎:15名中12名以上が良好と答えた。 ○:15名中8〜11名が良好と答えた。 △:15名中4〜7名が良好と答えた。 ×:15名中3名以下が良好と答えた。
【0076】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 ─────────────────── 1 2 3 4 5 6 7 ─────────────────────────────────── カチオン性増粘剤 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 アミノ変性高分子量シリコーン*1 0.01 0.1 1.0 5.0 30.0 50.0 60.0 高分子量シリコーン*2 − − − − − − − イソパラフィン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 (アイソゾール400*3) ポリオキシエチレン(60モル) 硬化ヒマシ油エステル 0.1 0.1 0.1 0.5 3.0 5.0 6.0 リン酸 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 枝毛防止 △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつきのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ はり ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ △ ─────────────────────────────────── *1:一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,R9=CH2CH2CH2NH 2 ,m=9999,n=1 *2:一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,m=10000,n=0 *3:日本石油化学社製商品名、低沸点イソパラフィン系炭化水素
【0077】
【表2】 ─────────────────────────────────── 実施例 ─────────────────── 8 9 10 11 12 ─────────────────────────────────── カチオン性増粘剤 2.0 0.01 0.1 0.2 1.0 アミノ変性高分子量シリコーン*1 − 2.0 2.0 2.0 2.0 高分子量シリコーン*2 1.0 − − − − イソパラフィン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 (アイソゾール400*3) ポリオキシエチレン(60モル) 硬化ヒマシ油エステル 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 リン酸 0.6 0.003 0.03 0.06 0.3 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 枝毛防止 ○ △ ○ ◎ ◎ べたつきのなさ ◎ ○ ○ ◎ ◎ はり ◎ △ ○ ◎ ◎ ─────────────────────────────────── *1:一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,R9=CH2CH2CH2NH 2 ,m=9999,n=1 *2:一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,m=10000,n=0 *3:日本石油化学社製商品名、低沸点イソパラフィン系炭化水素
【0078】
【表3】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ──────────── ───── 13 14 15 16 1 2 ─────────────────────────────────── カチオン性増粘剤 3.0 5.0 10.0 15.0 − 2.0 アミノ変性高分子量シリコーン*1 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 − 高分子量シリコーン*2 − − − − − − イソパラフィン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 (アイソゾール400*3) ポリオキシエチレン(60モル) 硬化ヒマシ油エステル 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 リン酸 1.0 1.5 3.0 4.5 − 0.6 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 枝毛防止 ◎ ◎ ○ △ △ ○ べたつきのなさ ◎ ◎ ○ △ △ × はり ◎ ◎ ◎ ◎ × ○ ─────────────────────────────────── *1:一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,R9=CH2CH2CH2NH 2 ,m=9999,n=1 *2:一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,m=10000,n=0 *3:日本石油化学社製商品名、低沸点イソパラフィン系炭化水素
【0079】 実施例17 ヘアーローション スクワラン 1.0 重量% 流動パラフィン 3.0 ジメチルポリシロキサン(5CSt/25℃) 2.0 アミノ変性高分子量シリコーン 2.0 (一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,R9=(CH23NH2,m= 9500,n=15) イソパラフィン(アイソゾール400) 4.0 1,3−ブチレングリコール 1.0 カチオン性増粘剤(実施例1で製造したもの) 1.0 メチルパラベン 0.1 エタノール 15.0 香料 適量 イオン交換水 残余
【0080】[製法]常法により上記ヘアーローション
を得た。得られたヘアーローションは使用中のべたつき
が少なく、はりのある仕上がりが得られ、しかも枝毛防
止効果にすぐれたものであった。
【0081】 実施例18 ヘアリンス 塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.6 重量% セトステアリルアルコール 4.0 スクワラン 3.0 グリセロールモノステアレート 1.0 ステアリン酸 0.5 アミノ変性高分子量シリコーン 3.0 (一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,R9=(CH23NH2,m= 3000,n=5) カチオン性増粘剤(実施例1で製造したもの) 1.0 乳酸 0.2 エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム 適量 香料 適量 イオン交換水 残余
【0082】[製法]常法により上記ヘアリンスを得
た。得られたヘアリンスは使用中のべたつきが少なく、
はりのある仕上がりが得られ、しかも枝毛防止効果にす
ぐれたものであった。
【0083】 実施例19 ヘアクリーム ワセリン 4.0 重量% ジメチルポリシロキサン(20CSt/25℃) 5.0 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0 アミノ変性高分子量シリコーン 5.0 (一般式(V)で、R7=CH3,R8=CH3,R9=(CH23NH2,m= 15000,n=10) イソパラフィン(アイソゾール400) 5.0 グリセリン 10.0 カチオン性増粘剤(実施例1で製造したもの) 4.0 リン酸 1.2 メチルパラベン 0.1 エタノール 10.0 香料 適量 イオン交換水 残余
【0084】[製法]常法により上記ヘアクリームを得
た。得られたヘアクリームは使用中のべたつきが少な
く、はりのある仕上がりが得られ、しかも枝毛防止効果
にすぐれたものであった。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料は、枝毛防止効果に優れ、かつべたつきがなく、はり
のある仕上がり感を有するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)と、成分(B)とを含有
    することを特徴とする毛髪化粧料。 (A)次の〜を含有する増粘剤用モノマー組成物を
    重合してなるカチオン性増粘剤。 一般式(I): 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2およびR3
    はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基また
    はt−ブチル基、Qは酸素原子または−NH−基、Bは
    直鎖状または側鎖を有する炭素数1〜4のアルキレン基
    を示す。)で表されるアミン含有(メタ)アクリル系モ
    ノマー 15.0〜85.0重量%、 一般式(II): 【化2】 (式中、R1は前記と同じ意味、R4は一般式: 【化3】 (式中、pは3または4を示す。)で表される基または
    式: 【化4】 で表される基を示す。)で表されるビニルモノマー 0
    〜80.0重量%、 一般式(III): 【化5】 (式中、R1およびAは前記と同じ意味、R5は直鎖状ま
    たは側鎖を有する炭素数1〜17のアルキレン基または
    一般式(IV): 【化6】 (式中、nは1〜4の整数、qは1〜25の整数を示
    す。)で表される基、R 6は水素原子またはメチル基を
    示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有モノマ
    ー 1.0〜60.0重量%、 架橋性ビニルモノマー 0.1〜20.0重量% (B)次の一般式(V)で表される高分子量シリコー
    ン。 【化7】 [式中、R7はメチル基または一部がフェニル基を表
    し、R8はR9と同一またはメチル基または水酸基を表
    す。R9は式R10Z{R10は3から6の炭素原子を有す
    る2価のアルキレン基を表し、Zは−NR11 2、−N+
    11 3-、−NR11(CH2aNR11 2、−NR11(C
    2a+11 3-および−NR11(CH2a
    (R11)C=O(R12)(R11は水素または1から4の
    炭素原子を有するアルキル基を表し、R12は1から4の
    炭素原子を有するアルキル基を表し、Aは塩素原子、臭
    素原子またはヨウ素原子を表し、aは2から6の整数で
    ある。)からなる群から選ばれる1価の基を表す。}で
    表されるアミノ基またはアンモニウム基を有する置換基
    を表し、mは正の整数、nは0または正の整数で、m+
    nは3,000〜20,000の整数を表し、n/mは
    1/500以下である。]
  2. 【請求項2】 成分(A)を0.1〜10.0重量%
    と、成分(B)を0.1〜50.0重量%とを含有する
    請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(A)を0.2〜5.0重量%と、
    成分(B)を1.0〜30.0重量%とを含有する請求
    項2記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(B)がアミノ変性またはアンモニ
    ウム変性高分子量シリコーンである請求項1〜3のいず
    れかに記載の毛髪化粧料。
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