JPH0958885A - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置及び画像形成装置

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JPH0958885A
JPH0958885A JP7218645A JP21864595A JPH0958885A JP H0958885 A JPH0958885 A JP H0958885A JP 7218645 A JP7218645 A JP 7218645A JP 21864595 A JP21864595 A JP 21864595A JP H0958885 A JPH0958885 A JP H0958885A
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feeding
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separation
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仲川智仁
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5246Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive
    • B65H3/5276Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive the retainers positioned over articles separated from the bottom of the pile
    • B65H3/5292Retainers of the belt type, e.g. belts

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材を給送手段により給送する際、シー
ト材と給送手段との摩擦力が部分的に異なり、シート材
が斜行することを防止すること。 【解決手段】 シートを積載するシートトレイと、シー
トトレイ上のシートを一枚一枚に分離して給送する分離
部と、分離したシートを所定位置に搬送する搬送手段と
を有するシート材給送装置において、前記分離部はシー
トの送り方向に駆動する給送部材(11)とシートを戻
す方向に駆動する戻し部材(12)からなる分離対(1
60,161,162)を送り方向に対し直交方向に複
数配置し、シートの中央近傍に位置する少なくとも1つ
の分離対(161)の給送力がそれ以外の分離対の給送
力より大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、レーザービ
ームプリンター等の画像形成装置に適用可能なシート材
給紙装置及びそれを用いた画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置の画像読
み取り部に原稿(シート)を自動的に給紙し、載置する
原稿自動給送装置においては、原稿載置台に積載された
複数の原稿を分離部により一枚一枚分離して給送させ
る。
【0003】図17はこの種の分離部の一例を示した縦
断正面図である。トレイ201上のシートPを突き当て
る出沈自在なシャッタ203が点線の様にトレイ201
から沈み込むと、分離部はシート給送方向(矢印21
4)にトレイ201上の複数のシートPを最下紙から順
に一枚一枚送る為に、ピックアップローラ202を押圧
するウェイトバン204と反時計回りに回転する半月状
のピックアップローラ202とがシートに当接し、分離
給紙ローラ206は分離ベルトと符号212の様に若干
オーバーラップし、図18の平面図で示す様に分離給送
ローラ206と交互に配置された分離ベルト208が分
離駆動プーリ207と分離従動プーリ209にされ、駆
動ギヤなど駆動伝達手段(図示しない)により駆動モー
タ(図示しない)から駆動を受ける分離ベルト駆動軸2
11に固着した分離駆動プーリ207を反時計回りに回
転することで分離ベルト208がシートPをシート給送
方向214に対し、逆の方向に動き、2枚目以降のシー
トの進入を防いでいる。なお分離従動プーリ209は分
離従動軸210に対し自由に回転でき、分離ベルト20
8が駆動されると分離従動プーリ209が連れ回り(従
動)する。符号205は分離ベルト208の領域外にお
いてシートをガイドする規制板である。
【0004】また、給紙ローラ206の外周は分離ベル
ト208よりも摩擦係数の高いゴム材により形成され、
また周速も若干分離ベルト208よりも速いのでシート
束2枚目以降のシートを分離ベルト208で阻止しつ
つ、最下紙だけ給送することができる。なおこの給送力
は分離ベルト208と分離給紙ローラ206のオーバー
ラップ量212に比例しているがオーバーラップ量が大
きすぎるとシートが分離給紙ローラ206と分離ベルト
208間において波打ち状態になり、給紙負荷が大きく
なり給紙不良になる。またオーバーラップ量が小さすぎ
ると2枚目以降のシートを阻止できなくなり、重送して
しまうので、一般的にオーバーラップ量は0.2〜0.
5mm程度である。
【0005】また、図に示すように、種々の紙サイズ、
紙厚に応じる為に、シートセンサ213に関しほぼ対称
的に分離ベルト208、分離給紙ローラ206を複数配
置し、またスラスト方向に関し分離ベルト208と分離
給紙ローラ206間隔を縮めた分離対(分離ベルト20
8−2個、分離給紙ローラ206−3個)を3対配置し
ている。(分離ベルト、分離給紙ローラ、分離対の数の
組合せは種々あるが、従来例の一例として挙げる)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において給送するシートPがカラー複写機やカラー
プリンターなどから出力されるもので、図19で示した
様な紙センターに対し上部の斜線領域Aに写真など色の
濃い画像がのり、Bの領域は文字など紙の地色が大部分
をしめた画像(偏画像)においては、領域Aの様な濃い
画像はトナーが全体を覆い、かつその上に定着用シリコ
ンオイルが塗布されているので、摩擦係数が極端に低
く、領域Bの方は紙の地ハダが大部分をしめ、定着用シ
リコンオイルが紙内部に浸透するので摩擦係数は領域A
のそれに対し高い。
【0007】この様なシートを従来例で述べた分離手段
で給紙させると、分離対3組のうち奥側1組がAの領域
をグリップするが、シリコンオイルにより多少スリップ
してしまい、Bの領域をグリップする2組の分離対より
も送り量が少なくなり、シートを斜行して給送してしま
い最悪ジャムになる欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るシート材給送装置は、シートを積載す
るシートトレイと、シートトレイ上のシートを一枚一枚
に分離して給送する分離部と、分離したシートを所定位
置に搬送する搬送手段とを有するシート材給送装置にお
いて、前記分離部はシートの送り方向に駆動する給送部
材とシートを戻す方向に駆動する戻し部材からなる分離
対を送り方向に対し直交方向に複数配置し、シートの中
央近傍に位置する少なくとも1つの分離対の給送力がそ
れ以外の分離対の給送力より大きいことを特徴とし、両
サイド側の影響度を小さくし総給送力に対しスキューモ
ーメントの影響を小さくする作用がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、本発明の実施形態を図面に沿
って説明する。
【0010】図2は、本発明に係るシート材給送装置又
は原稿自動給送装置が、適用可能な画像形成装置本体の
一例を示している。
【0011】複写機装置本体900には、原稿読み取り
部としてのプラテンガラス3、光源(読取手段)90
7、レンズ系908、給紙部909、画像形成部902
等を備えている。上記プラテンガラス3には、原稿自動
給送装置2により原稿Pが1枚ずつ給送される。
【0012】給紙部909は、シート材を収納して装置
本体900に着脱自在なカセット910,911、及び
ペディスタル912に配置されたデッキ913を有す
る。画像形成部902には、円筒状の感光ドラム914
を内蔵した現像器915、転写用帯電器916、分離帯
電器917、クリーナ918、一次帯電器919等がそ
れぞれ配設されている。画像形成部902の下流側に
は、搬送装置920、定着装置904、排出ローラ90
5等が配設されている。
【0013】排出されたシート材Sは、複写機装置本体
900に接続されたシート分類装置922により必要に
応じて分類される。符号930は、複写機装置本体90
0の制御装置(CPU)を示している。
【0014】この画像形成装置の作動を説明する。
【0015】装置本体側900に設けられている制御装
置930から給紙信号が出力されると、カセット91
0,911またはデッキ913からシート材Sが給送さ
れる。一方、光源907からプラテンガラス3に載置さ
れている原稿Pに当てられて反射した光は、光学系90
8を介して感光ドラム914に照射される。感光ドラム
914は、あらかじめ一次帯電器919により帯電され
ており、光が照射されることにより静電潜像が形成さ
れ、次いで現像器915によりトナー像が形成される。
【0016】給紙部909から給送されたシート材S
は、レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタ
イミングが合わされて画像形成部902へ送られる。画
像形成部902では、転写用帯電器916によって送ら
れてきたシート材Sに感光ドラム914のトナー像が転
写され、転写されたシート材Sは分離帯電器917によ
って転写用帯電器916と逆極性に帯電されて感光ドラ
ム914から分離される。
【0017】そして、分離されたシート材Sは、搬送装
置920により定着装置904に搬送されて、定着装置
904によりシート材Sに未定着転写画像が永久定着さ
れる。画像が定着されたシート材Sは排出ローラ905
により装置本体900から排出される。
【0018】このようにして、給紙部909から給送さ
れたシート材Sは画像が形成されて排出される。
【0019】次に、本発明に係るシート材給送装置又は
原稿自動給送装置について説明する。
【0020】図1は、シート材給送装置又は原稿自動給
送装置2の縦断正面図を示している。同図において、複
写機装置本体900のプラテンガラス3上には、駆動ロ
ーラ17と従動ローラ19に巻回された正逆転自在の搬
送ベルト(エンドレスベルト)20が配設されている。
【0021】原稿載置台5上には、複数枚の原稿Pが載
置されていて、1対の幅規制板7により幅方向が規制さ
れて整合されている。原稿P上に載置しているリサイク
ルレバー10は、未給紙の原稿Pと給紙後に原稿載置台
5上に排出される給紙済みの原稿Pとを区別する部材を
示している。6は、原稿Pの先端部を受けて整合し、給
紙時には原稿載置台5の下方に退避するシャッタ(移動
手段)を示している。9は、半月状の送り出しローラを
示し、給紙時に回転して原稿Pの最下側から原稿Pを送
り出す。
【0022】送り出しローラ9の下流側には、原稿給送
方向に回転する搬送ローラ11と、原稿戻し方向に回転
する分離ベルト12からなる分離部が配設されていて、
送り出しローラ9により送り出された原稿Pを1枚ずつ
分離して搬送する。さらに下流側には、反転ローラ(原
動ローラ)13とこれに当接している従動ローラ15か
らなるレジストローラ対13,15が配設されていて、
所定のタイミングにより原稿Pをプラテンガラス3上に
給紙する。搬送ベルト20の回転によりプラテンガラス
3上に搬送されて、所定位置に停止された原稿Pは、光
源907の矢印方向への操作により原稿像が固定読みさ
れる。
【0023】上記分離部11,12及びレジストローラ
対13,15を含む搬送経路によって第1の搬送経路1
6が構成されている。この第1の搬送経路16、搬送ベ
ルト20、及び排出経路26等により、原稿Pを読み取
り位置へスイッチバックで搬送して排出するスイッチバ
ック経路TSが構成されている。
【0024】固定読み終了後の原稿Pは、搬送ベルト2
0の逆転により反転ローラ13の外側の搬送経路を経て
フラッパ25へ搬送される。フラッパ25は、原稿Pの
両面を読み取る場合に原稿Pを反転してプラテンガラス
3へガイドし、片側読みの場合は、原稿Pを排出経路2
6を介して排出ローラ対29へガイドする。27は、排
出経路26を通過する原稿Pを検知するセンサを示して
いる。排出ローラ対29により排出される原稿Pは、原
稿載置台5上の未給紙の原稿P上に載置され、リサイク
ルレバー10により仕切られて区別される。
【0025】原稿載置台5は、後述する作用により、支
軸4を中心として図1の傾斜位置と、図3に示す水平位
置とに、回動可能になっており、図1の傾斜位置では、
原稿Pは、上述したように第1の搬送経路16にてプラ
テンガラス3へ搬送され、そして図3の位置では、原稿
Pの後端側から第2の搬送経路45を介してプラテンガ
ラス3へ搬送されるようになっている。
【0026】上記第2の搬送経路45、搬送ベルト20
及び排出経路26等により、原稿Pを閉ループで読み取
り位置へ搬送して排出するクローズドパス経路TCが構
成されている。また、前記スイッチバック経路TS、搬
送ベルト20及びクローズドパス経路TCにより、原稿
Pを読み取り位置へ搬送して排出する原稿搬送手段T
S、TC、20が構成されている。77は、送り出しロ
ーラ36により送り出された原稿Pを、原稿搬送手段T
S、TC、20に供給する供給部を示している。原稿載
置台5の後端側にも、上述した部材と同様の部材がそれ
ぞれ配設されていて、37はガイド板、36は半月状の
送り出しローラ、39は原稿Pを送り出しローラ36に
押圧するウェイト、40は原稿給送方向に回転する搬送
ローラ、41は原稿Pの戻し方向に回転する分離ベルト
を示している。
【0027】搬送ローラ40と分離ベルト41とからな
るCP(クローズドパス側)の分離部の下流側には、分
離後の原稿Pを読み取り位置としてのプラテンガラス3
へ搬送する第2の搬送経路45が設けられている。この
第2の搬送経路45には、搬送ローラ対43、レジスト
センサ48、レジストローラ対46、給送ローラ対4
7、がそれぞれ配設されている。
【0028】上記給送ローラ対47の上ローラと搬送ベ
ルト20の第2のローラ19の間には、原稿Pをプラテ
ンガラス3へ導いたり、又はプラテンガラス3上の原稿
Pをガイドする移動ガイド部材50が配設されている。
【0029】51は、原稿Pを手差しで原稿自動給送装
置2内に給送する手差しトレイ、52は手差しの給紙ロ
ーラ、53,49は手差し原稿用のガイド板をそれぞれ
示している。
【0030】次に、原稿Pを給紙する時のシャッタ6及
び原稿載置台5の動作について説明する。
【0031】図4ないし図6において、原稿載置台5の
両側には、フレーム31及びこれと一体の支持部材32
がそれぞれ固着されており、支持部材32は、支軸4を
中心として回動自在になっている。フレーム31に設け
られた折曲片31aは、駆動部材(昇降手段)35の自
由端に設けた駆動ピン35aにより押圧されて下降する
ようになっている。駆動部材35は、連結軸33の両端
にそれぞれ固着されていて、モータ等の駆動源により回
動されるようになっている。駆動部材35及び駆動源に
より、原稿載置台5を上下動させる昇降駆動装置が構成
されている。図6に示す符号32bは、送り出しローラ
9の回転時に、送り出しローラ9が上方に延出するため
の穴を示している。
【0032】原稿Pを後端側から給送する場合(高速読
み取りを実行するために、流し読みを行なう)には、上
記駆動部材35が回動することにより、駆動ピン35a
がフレーム31の折曲片31aを押圧する。これによ
り、原稿載置台5は、図4(a)の傾斜状態から、図4
(c)の水平状態に回動される。
【0033】図4において、シャッタ6と一体の支軸5
5は、ブロック63(図6参照)と一体の支持部63a
に回動自在に装着されている。60は、シャッタ6を駆
動させるソレノイドを示していて、その作動部材60a
に一端を枢支されている連結部材61の他端にはピン5
9が固着されている。このピン59は、アーム57の自
由端に設けられた長穴に係合しており、アーム57は、
支軸57aを中心として回動自在になっている。
【0034】また、ピン59には、前記支軸55に自由
端を固着された従動部材56の下端部が対向している。
シャッタ6は、両端をシャッタ6と連結部材61とに係
止された引っ張りばね62により、図4において時計方
向、すなわちシャッタ6が原稿載置台5から延出する方
向に付勢されている。
【0035】原稿載置台5上の原稿Pを第1の搬送経路
16にて搬送する場合(複数枚のコピーを作るために、
原稿固定方式で読み取る)には、シャッタ6は、通常の
シャッタとして機能していて、図4(a)に示すよう
に、原稿載置台5からの突出量は小さくなっている。制
御装置930(図2)からの給紙開始信号がソレノイド
60に与えられて作動すると、アーム57が図4(a)
において時計方向に回動される。これにより、従動部材
56がピン59により押圧されて、図4(b)に示すよ
うに反時計方向に回動する。これと共に、アーム57と
一体のシャッタ6が同方向に回動することにより、シャ
ッタ6は、原稿載置台5の上面から退避した状態になる
(図4(b))。この状態で、送り出しローラ9が回動
することにより、原稿Pの数枚は、分離部11,12へ
搬送される。
【0036】図5、図6において、シャッタ6を支持し
ているブロック63は、ガイド軸65により移動自在に
支持されている。32aは、シャッタ6が図示の元位置
に戻る時、シャッタ6の両端の突起部6aに係合してガ
イドするガイド片を示していて、図4(a)の状態で
は、引っ張りばね62の弾力により、突起部6aはガイ
ド片32aに圧接した状態にある。
【0037】66は、シャッタ6を、原稿載置台5の上
面に沿って移動させるパルスモータ(束搬送モータ6
6)を示していて、その出力軸に固着された出力ギア6
6aは、プーリギア67に噛合している。プーリギア6
7のプーリ67aと、複数のプーリ69a,69b,6
9cにはベルト70が巻回されており、その一部はブロ
ック63に結合されている。これにより、原稿Pの長さ
に応じてモータ66が回転することにより、シャッタ6
は原稿載置台5の長手方向(前後方向)に移動するよう
になっている。
【0038】原稿Pを、後端部から第2の搬送経路45
側へ搬送する場合、シャッタ6が図4(a)に示す位置
に保持された状態で、原稿載置台5が前述したようにし
て水平状態に下降される(図4(c))。この原稿載置
台5と一体の支持部材32のガイド片32aが下降する
向きに回動することにより、これに圧接しているシャッ
タ6の突起部6aが追随して同方向(図4において時計
方向)に回動する。
【0039】これにより、シャッタ6が、原稿載置台5
に対して相対的に時計方向に回動することになって、シ
ャッタ6の突出量は、図4(c)に示すように大きくな
っている。この状態で、シャッタ6がモータ66により
駆動されて、第2の送り出しローラ36側へ移動される
ことにより、原稿Pは束搬送されて、第2の送り出しロ
ーラ36、第2の分離部40,41により第2の搬送経
路45へ給送可能になっている(図5参照)。
【0040】このように、シャッタ6を束搬送手段とし
て機能させる場合、シャッタ6の突出量を大きくするこ
とにより、原稿載置台5上に載置された原稿Pの端部
(先端部)にカールがあったとしても、端部はシャッタ
6に係合することになって、原稿Pの束搬送を安定して
行なわせることができる。
【0041】第2の送り出しローラ36により給送さ
れ、分離部40,41により1枚ずつ分離された原稿P
は、第2の搬送経路45を経て読み取り部であるプラテ
ンガラス3上へ搬送される。さらに原稿Pは、搬送ベル
ト20により搬送されながら、所定位置に停止された光
源907Aにより流し読みされ、排出経路26を経て原
稿載置台5上に排出される。
【0042】図1において、原稿Pを流し読みする時
に、読取手段である光源907Aは、所定の位置に移動
されている。この光源907Aの上方位置において、搬
送ベルト20の両側端部は、1対の押しつけ部材110
によりプラテンガラス3に押圧されている。これによ
り、搬送ベルト20の使用による経時変化によって、搬
送ベルト20の側端部が波打ち形状になっていても、原
稿Pの側端部の浮き上がり、これによる読み取り不良が
防止される。
【0043】図7は、シャッタ6とこれにより束押しさ
れる原稿Pの押圧及び仕切りを行なうウェイト39を示
している。図7(a)において、原稿載置台5上に載置
された原稿Pは、1対の幅規制板7を手操作により移動
させて規制されている。原稿Pは、一方の幅規制板7に
設けられているジョグ部材117の幅方向への往復動に
より、幅方向(Y方向)に整合される。
【0044】ウェイト39は、支軸に基部を回動自在に
装着されていて、原稿載置台5上の未給紙の原稿P0
送り出しローラ36に押圧するように上下動可能な押圧
部材39Aと、支軸39aに基部を固着されていて、原
稿載置台5から給紙されて原稿P0 上に排出される一巡
目の原稿P1 の先端部を(b)図に示すように規制する
仕切り部材39Bとからなっている。
【0045】図8は、複写機装置本体900及び原稿自
動給送装置2に係る操作パネル120を示している。1
25はスタートボタン125、121は原稿Pの給紙を
停止させるストップキー121、22は流し読み調整キ
ー122を示している。
【0046】図9は、原稿自動給送装置の駆動系を示し
ている。
【0047】95は、給紙済みのシート材Pと一巡した
シート材Pを仕切るリサイクルレバー10を駆動するリ
サイクルモータ、101は押圧部材8を昇降させるウェ
イトSL、92は分離モータ、92aは分離モータエン
コーダ、103は分離モータ92の回転を分離部40,
41に伝達するクラッチ、91は搬送ベルト20を駆動
するベルトモータ、91aは分離モータエンコーダ、9
3は反転ローラ13を駆動する反転モータ、93aは反
転モータエンコーダ、98bはレジストローラ対13,
15の従動ローラエンコーダ、99は排紙モータ、99
aは排出ローラ対29を駆動する排紙モータエンコー
ダ、66はシャッタ6を移動させる束搬送モータ、10
2は原稿載置台5を上下動させるトレイ昇降モータ、1
05は仕切り部材39Bを上下動させる仕切り部材S
L、106は押圧部材39Aを上下動させるウェイトS
L、107aは搬送ローラ対エンコーダ、109はレジ
ストローラ対46を駆動するCPレジストモータ、10
9aはCPレジストモータエンコーダを示している。
【0048】図10は、原稿自動給送装置2の制御に係
るブロック図を示している。
【0049】原稿自動給送装置2の制御装置(CPU)
100には、図1に示す原稿自動給送装置2の要部に配
設された各センサが接続されている。図1において、7
1は原稿載置台5上の原稿Pの有無を検知するエンプテ
ィセンサ、72は分離センサ、73はレジストされた原
稿Pを検知するレジスト前センサ、74はレジスト後セ
ンサ、75は反転ローラ13を通過する原稿Pを検知す
る反転センサ、42はCP側の分離センサ、48はレジ
ストセンサ、79は給紙センサを示している。図11に
基づいて、原稿Pを流し読みする時の流し読みモードに
ついて説明する。
【0050】原稿トレイ2を下限位置に移動すべくトレ
イダウン処理を行い(draftseq1)、更に、原
稿束Pを右側に移動すべく原稿束搬送処理を行い(dr
aftseq2)、その後原稿束Pの束搬送方向ジョグ
(Xジョグ)をした後に、幅方向ジョグ(Yジョグ)が
順次なされ(draftseq3)、その後は、最下部
の原稿を1枚だけ分離すべく右回り分離処理を行う(d
raftseq4)。その後、原稿を流し読み画先より
1だけ上流に配置するべく右回り給紙処理(draft
seq5)を行い、本体900からの原稿交換(流し読
み開始)トリガーを受け取ると画像の読みとりを本体1
00の光学系133を所定の位置に固定したまま行う為
に原稿流し読み処理を行い(draftseq6)、原
稿を所定の速度で固定画先の位置まで移動させる。その
後、右回り排紙処理(draftseq7)を行う事で
原稿を原稿トレイ2上に排出する。
【0051】また、後述する右回り分離処理中(dra
ftseq4)の最終原稿判定が否定判定の場合は、次
のステップの右側給紙処理(draftseq5)中に
次原稿の為の右側分離処理を起動する事で連続原稿送り
を可能とする。
【0052】さらに、右回り排紙処理(draftse
q7)終了後、最終原稿であれば、トレイアップ処理
(draftseq8)を行って原稿トレイ2を初期位
置に戻しておく。
【0053】また、原稿流し読み処理(draftse
q6)終了後、複数の画像形成を行う場合には、本体1
00は、光源907を固定画先側のホームポジションに
戻し、その後、所望の回数だけ光源907の移動による
固定読みを行う事が可能である。
【0054】図12に基づいて幅規制板7の駆動機構に
ついて説明する。
【0055】原稿載置台5の両側部には、1対の幅規制
板7が幅方向(矢印86,87)へ移動自在に装着され
ている。原稿載置台5の中央部には、ロータリボリュー
ムからなる原稿サイズ検知センサ(原稿サイズ認知手
段)80が設けられており、このロータリボリューム8
0の出力軸80aにはピニオン81が固着されている。
このピニオン81の反対側位置において、1対のラック
82が噛合していて、その基部は各幅規制板7にそれぞ
れ固定されている。これにより、載置された原稿Pの両
側部に幅規制板7を当接させるように、幅規制板7を手
操作により移動させると、原稿Pの幅サイズに応じてロ
ータリボリューム80が回動することにより、原稿Pの
サイズが自動的に検知される。
【0056】図13は、原稿載置台5に載置される原稿
Pの原稿サイズと、上記ロータリボリューム80の回転
角度との関係を示しており、ロータリボリューム80の
回転量により、原稿載置台5に載置された原稿Pのサイ
ズが検知されるようになっている。
【0057】幅規制板7の一方には、サイドジョグ(Y
ジョグ)SLが内設されていて、これに接続されている
連結レバー113には、1対のリンク115の一端が枢
着されている。上記リンク115の他端はジョグ部材1
17にそれぞれ枢着されている。これにより、サイドジ
ョグSL112がオン/オフすると、ジョグ部材117
が原稿載置台5の幅方向に往復動して、載置された原稿
Pの幅方向の整合を行なう。
【0058】次に、原稿載置台5に積載された複数の原
稿を1枚1枚分離し、給送する分離部の詳細を説明す
る。(図14、図15) 図14に示す縦断正面図において、トレイ5上の複数の
シートPを分離ニップ部156に送り出す為に、シャッ
タ6がトレイ5から点線で示す位置に沈み込み、半月ロ
ーラ9が矢印の方向に回転し、ウェイト8がシートを押
圧する。シート束Pは規制板151にガイドされくさび
状に分離ニップ部156に向かって送り出される。
【0059】分離ベルト12は駆動を受ける分離駆動軸
152に固着された分離駆動プーリ153と、分離従動
軸155に対し回転自在な分離従動プーリ154,15
9に巻回して成り、分離駆動軸が駆動を受けると分離ベ
ルト12は矢印方向に(シート戻し方向)回転する。ま
た搬送ローラ11に対し交互に配置され、かつニップ部
156でオーバーラップさせている。また紙センター1
58部分の分離従動プーリ159は両サイドの分離従動
プーリ154よりも若干直径が大きく、分離対160,
161,162において紙センター部158の分離対1
61のオーバーラップ量が両サイドの分離対160,1
62より大きい。
【0060】また、分離駆動軸152と従動軸155の
軸間距離を決めつつ軸受保持する図示しない保持部材が
分離駆動軸152を回動中心とし分離従動軸155を揺
動自在とし、保持部材には長さを自在に変えられるスト
ッパー部材が配置され、上記オーバーラップ量の調整は
ストッパー部材の長さを変化させて行うことができる。
【0061】両サイドの分離対160,162と、セン
ターの分離対161のオーバーラップ量は従来例で述べ
た、適量0.2〜0.5mmの範囲であり、例えばセン
ターの分離従動プーリ159が両サイドの分離従動プー
リ154よりも直径で0.4mm大きい場合、オーバー
ラップ量において両サイドの分離対160,162を
0.3mmに調整するとセンターの分離対161は0.
3+0.4/2=0.5mmである。センターの分離対
161のオーバーラップ量が両サイドの分離対160,
162のオーバーラップ量よりも若干大きくかつ適量の
0.2〜0.5mmの範囲であればどの様な組合せでも
良い。
【0062】また、分離ベルト12と搬送ローラ11の
外周表面は図16で示す様に一定のピッチPと深さDの
ミゾが全周に渡り形成され給送する原稿の紙粉や原稿に
付着したシリコンオイルなどをミゾに取り込み種々の原
稿においても安定したμ(摩擦係数)を発生させてい
る。
【0063】さらに分離ベルト12は特にシリコンオイ
ルにより原稿と分離ベルト12の吸着による抵抗を抑
え、ベルトと原稿間の適正なμを維持することができ
る。
【0064】シート束Pがくさび状に分離ニップ部15
6に送り込まれると、最下紙以上のシートが分離ベルト
12の作用により阻止され最下紙のみ矢印157方向に
分離給送される。
【0065】なお分離対160,161,162の矢印
157方向への給送力は、オーバーラップ量に比例する
ので、センター部の分離対161は両サイドの分離対1
60,162よりも大きい。
【0066】また、分離ベルト12によるシートの戻し
力もセンター部の分離対161が大きい。
【0067】例えば、従来例で述べた図19で示す様な
給送する原稿(シート)がカラー複写機やカラープリン
ターなどから出力されるもので紙センターに対し上部の
領域Aに写真など色の濃い画像がのり、Bの領域は文字
など紙の地色が大部分をしめている場合においては領域
Aはトナーが全体を覆い、その上に定着用シリコンオイ
ルが塗布されているので摩擦係数が極端に低く、Bの領
域は紙の地ハダが大部分をしめ、定着用シリコンオイル
が紙内部に浸透するので、Aに対し摩擦係数が高い様に
1枚のシートの中で摩擦係数が異なっているが、分離ニ
ップ部156においてシートに加わる給送力と戻し力は
両サイドの分離対160,162が小さいのでA領域を
グリップする分離対160の給送力と戻し力とB領域を
グリップする分離対162の給送力と戻し力の差が小さ
くなるので、シートのスキューモーメントが小さくなり
斜行を防止することができる。
【0068】また、多数枚のシート束においても、両サ
イドの分離対160,162の給送力が小さくてもセン
ターの分離対161の給送力が大きいので、総給送力で
は従来と同等であり、安定した分離給送が行われる。
【0069】(第2の実施形態)図20にて示す様にト
レイ5上のシート束Pの最下紙以上のシートをシート給
紙方向とは逆方向に回転し阻止する戻し部材が戻しロー
ラ163,164についても同様に紙センター近傍の分
離対の戻しローラ164の外径が両サイドの分離対の戻
しローラ163の外径より若干大きいローラを配置して
おり、オーバーラップ量がセンターの分離対に対し両サ
イドの分離対の方が小さいので、給送力、戻し力も小さ
くなり偏画像の原稿(シート)においてもシートのスキ
ューモーメントが小さく抑えるので斜行を防止し安定し
た分離給送が行われる。
【0070】(第3の実施形態)図21、22に示す様
に分離ベルト12は駆動を受ける分離駆動軸に固着した
分離駆動プーリと分離ベルト12により従動する分離従
動プーリ176に巻回され、3個の分離対178,17
9,180にはそれぞれ独立的に分離駆動軸と従動軸の
軸間を決めつつ軸受けする分離ホルダー171,17
2,173を備え、それぞれの分離対のオーバーラップ
量Tは個々に分離規制板151に当接する調節ビス17
4,175,176により調節可能であり、センターの
分離対179のオーバーラップ量に対し両サイドの分離
対178,180の方が小さく設定されるので、同様な
効果が得られる。
【0071】(第4の実施形態)また、センターの分離
対179の給送ローラ11の表面ローレット形状(図1
6)のピッチP2 を両サイドの分離対178,180の
給送ローラ11に対し、大きくすることでシートに接す
る表面積が増加するので給送力が大きくなり、同様な効
果が得られる。
【0072】なお、ローレットのピッチ差のみならず、
形状やローラ幅や、ローラの材質など、センターの分離
対179の給送力を両サイドの分離対より大きくする組
合せは種々可能である。
【0073】(第5の実施形態)図23は、シート給紙
方向に駆動する給紙ベルト187とシート戻し方向に駆
動する分離ローラ185,186から成る分離部を示す
図で、同様に、分離ローラは外径がセンターと両サイド
では異なり、両サイドの分離ローラ185はセンターの
分離ローラ186よりも若干小さく、給紙ベルト187
とのオーバーラップも両サイドの方が小さくなるので、
同様な効果が得られる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート分離にてシート中央近傍に位置する少なくとも1
つの分離対の給送力がそれ以外の分離対(両サイド)の
給送力より大きくすることにより、分離給送時に両サイ
ド側の影響度を小さくし、総給送力に対しスキューモー
メントの影響を小さくしシートの斜行を防止することが
でき、種々のシートにおいても安定した分離給送を行う
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート材給送装置の一実施例を示
す縦断正面図
【図2】同じくシート材給送装置が適用可能な画像形成
装置の一例を示す縦断正面図
【図3】図1のシート材給送装置の作用を説明する図
【図4】図1の載置台部の作動説明図で、(a)はスイ
ッチバック経路から原稿を給送する時のシャッタ部及び
原稿載置台部の側面図、(b)は(a)のシャッタ部の
作用図、(c)はクローズド経路から原稿を給送する時
のシャッタ部及び原稿載置台部の側面図
【図5】同じく、載置台部の作動説明図で、(a)は原
稿をスイッチバック経路から搬送する時のシャッタ部及
び原稿載置台部の側面図、(b)、(c)は(a)のブ
ロック部の作用図
【図6】本発明に係るシート材給送装置のシャッタ部及
び駆動部の平面図
【図7】本発明に係るシート材給送装置の原稿載置台及
びウェイト部の図で、(a)はその平面図、(b)は
(a)の側面図
【図8】本発明に係るシート材給送装置の操作パネルの
平面図
【図9】本発明に係るシート材給送装置の駆動系の構成
を示す縦断正面図
【図10】本発明に係るシート材給送装置の制御に関す
るブロック図
【図11】本発明に係るシート材給送装置の流し読みモ
ードのフローチャート
【図12】本発明に係るシート材給送装置の幅規制板及
びその駆動部の平面図
【図13】本発明に係るシート材給送装置の原稿サイズ
とロータリボリユームの相関図
【図14】本発明に係るシート材給送装置の分離部の一
例を示す縦断面図
【図15】本発明に係るシート材給送装置の分離部の一
例を示す平面図
【図16】本発明に係るシート材給送装置の分離部にお
けるローレット形状の例を示す図
【図17】従来のシート材給送装置の分離部の構成を示
す縦断面図
【図18】従来のシート材給送装置の分離部の構成を示
す平面図
【図19】シート(原稿)の1例を示す図
【図20】本発明に係るシート材給送装置の第2の実施
形態の分離部縦断正面図
【図21】本発明に係るシート材給送装置の第3の実施
形態の分離部平面図
【図22】本発明に係るシート材給送装置の第3の実施
形態の分離部断面図
【図23】本発明に係るシート材給送装置の第5の実施
形態の分離部断面図
【符号の説明】
P…原稿 S…シート材 TS…スイッチバック経路 TC…クローズド
経路 TS,TC,20…原稿搬送手段 2…原稿自動給送
装置 3…プラテンガラス(読み取り部) 5…原稿載置台 6…シャッタ(移動手段) 7…幅規制板 9…スイッチバック側の送り出しローラ 10…リサイクルレバー 11…搬送ローラ 12…分離ベルト 11,12…分離
部 13…反転ローラ(レジストローラ対の原動ローラ) 15…レジストローラ対の従動ローラ 16…第1の搬送経路 20…搬送ベルト
(エンドレスベルト) 35…駆動部材(昇降手段) 36…CP側の送
り出しローラ 39…ウェイト 39A…押圧部材 39B…仕切り部材 40…搬送ローラ 41…分離ベルト 40A…分離ベル
ト 41a…凸部 40,41…CP
側の分離部 45…第2の搬送経路 47…給送ローラ
対 48…レジストセンサ 60…ソレノイド
(シャッタ昇降用) 66…束搬送モータ 76…原稿後端セ
ンサ(検知手段) 77…供給部 80…ロータリボリューム(原稿サイズ認知手段) 100…原稿自動給送装置の制御装置(CPU) 112…サイドジョグソレノイド(サイドジョグ手段) 154,159…分離ベルト従動プーリ 160,161,162…分離対
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 3/52 330 B65H 3/52 330F 330E G03G 15/00 516 G03G 15/00 516

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシートトレイと、シー
    トトレイ上のシートを一枚一枚に分離して給送する分離
    部と、分離したシートを所定位置に搬送する搬送手段と
    を有するシート材給送装置において、 前記分離部はシートの送り方向に駆動する給送部材とシ
    ートを戻す方向に駆動する戻し部材からなる分離対を送
    り方向に対し直交方向に複数配置し、シートの中央近傍
    に位置する少なくとも1つの分離対の給送力がそれ以外
    の分離対の給送力より大きいことを特徴とするシート材
    給送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の戻し部材は、戻しローラ
    又は戻しベルトであることを特徴とするシート材給送装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の給送部材は、給送
    ローラ又は給送ベルトであることを特徴とするシート材
    給送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載のシート材
    給送装置において、夫々の分離対の加圧力を独立して可
    変可能にしたことを特徴とするシート材給送装置。
  5. 【請求項5】 シートの中央近傍に位置する少なくとも
    1つの分離対の加圧力がそれ以外の分離対の加圧力より
    大きいことを特徴とする請求項4記載のシート材給送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載のシート材
    給送装置により給送されたシートを用い、画像を形成す
    るようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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