JPH0958759A - 吸収性物品の包装構造 - Google Patents

吸収性物品の包装構造

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JPH0958759A
JPH0958759A JP7213171A JP21317195A JPH0958759A JP H0958759 A JPH0958759 A JP H0958759A JP 7213171 A JP7213171 A JP 7213171A JP 21317195 A JP21317195 A JP 21317195A JP H0958759 A JPH0958759 A JP H0958759A
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哲行 木賀田
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浩美 滝田
Atsushi Murai
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Harumi Tezuka
晴美 手塚
Minoru Nakanishi
稔 中西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装材の開封が容易で、吸収性物品の取り出
し性に優れ、また、製造工程でカットロスが生じること
がなく、生産性に優れた、吸収性物品の包装構造を提供
すること。 【構成】 吸収性物品10とこれを個装する包装材20
とからなり、上記包装材20は、その長手方向の一方の
端部23に凸部25を有し、且つ他方の端部に該凸部と
嵌合可能に形成された凹部を有しており、また、少なく
とも上記凸部25にエンボス加工が施されており、上記
包装材20は、上記凸部25が包装構造の表面に位置す
るように、上記吸収性物品20を個装している、吸収性
物品の包装構造、及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収性物品を包装
材により個別に包装する吸収性物品の包装構造に関し、
特に、生理用ナプキン、おりもの用シートや失禁パッド
の包装構造において、開閉が容易であり、生産性に優れ
た、吸収性物品の包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】吸収性
物品としては、生理用ナプキン等があり、該生理用ナプ
キンは、通常、該ナプキンをショーツに固定し且つその
使用中におけるズレを防止するための粘着層を有してい
る。該生理用ナプキンは、その保存時には、包装材によ
り個装された包装構造として保存されており、使用時に
該包装材を引き剥がして生理用ナプキンを取り出すこと
により使用される。
【0003】しかし、従来の包装構造では、上記包装材
を引き剥がす時に、該包装材を摘みにくく、生理用ナプ
キンを取り出すのが困難であるという問題があった。
【0004】そこで、包装材の開封を容易にするべく、
種々提案がなされている。例えば、特公平3−1763
76号公報には、包装材の開封部にタックシール若しく
はタックシールと同様の機能を有する摘み部を設けてな
る包装構造が提案されており、ヨーロッパ特許公開公報
第357000号には、包装材の開封部を切断して摘み
部を形成してなる包装構造が提案されており、特表平5
−507427号公報には、包装材の開封部に封止用の
タブを設けてなる包装構造が提案されている。
【0005】しかし、上述の提案にあるように、包装材
の開封部に摘み部やタブを設けた場合には、包装材の加
工工程で不要な部分を除去しなければならないため、カ
ットロスが生じたり、工程が増加して生産性が低下する
という問題がある。また、タックシールを設ける場合
も、タックシールを設ける工程を増設する必要が生じ生
産性が低下するという問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、包装材の開封が
容易で、吸収性物品の取り出し性に優れ、また、製造工
程でカットロスが生じることがなく、生産性に優れた、
吸収性物品の包装構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解消するために鋭意検討した結果、長手方向の一端に
凸部を有し且つ他端に凹部を有する包装材を用いること
により、上記目的を達成しうることを知見した。
【0008】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであり、吸収性物品とこれを個装する包装材とからな
る吸収性物品の包装構造において、上記包装材は、その
長手方向の一方の端部に凸部を有し、且つ他方の端部に
該凸部と嵌合可能に形成された凹部を有しており、ま
た、少なくとも上記凸部にエンボス加工が施されてお
り、上記包装材は、上記凸部が包装構造の表面に位置す
るように、上記吸収性物品を個装している、ことを特徴
とする吸収性物品の包装構造を提供するものである。
【0009】また、本発明は、本発明の吸収性物品の製
造方法の好ましい製造方法として、包装材の連続シート
に吸収性物品を載置する載置工程と、包装材の連続シー
トをその幅に切断して、凸部を形成すると同時に凹部を
形成し、長手方向の一方の端部に凸部を有し、且つ他方
の端部に該凸部と嵌合可能に形成された凹部を有する包
装材を順次形成する包装材形成工程と、少なくとも上記
凸部にエンボス加工を施すエンボス工程と、上記凸部が
表面に位置するように上記包装材で吸収性物品を個装
し、所定位置をシールする個装工程とを具備することを
特徴とする吸収性物品の包装構造の製造方法を提供する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の吸
収性物品の包装構造である生理用ナプキンの包装構造に
ついて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の吸収性物品の包装構造と
しての生理用ナプキンの包装構造の1形態を示す斜視図
であり、図2は、生理用ナプキンの包装材による包装態
様を示す概略斜視図であり、図3は、図1に示す包装構
造における生理用ナプキンの底面を示す斜視図であり、
図4は、図1に示す包装構造における包装材の内面を示
す斜視図である。また、図5は、本発明の生理用ナプキ
ンの包装構造の製造工程の要部を示す概略図である。
【0012】図1に示す本形態の生理用ナプキンの包装
構造1は、吸収性物品としての生理用ナプキン10とこ
れを個装する包装材20とからなる。
【0013】更に詳細に説明すると、上記生理用ナプキ
ンの包装構造1は、図1及び図2に示すように、生理用
ナプキン10の非肌当接面12の全面に、内面全面が剥
離処理された包装材20を当接させ、該包装材20が当
接された該生理用ナプキン10を、該包装材20と一体
に、該生理用ナプキン10の長手方向を前方部13、中
央部14及び後方部15に略3等分する2つの折曲部1
7において、該後方部15、該前方部13の順序で、該
中央部14の肌当接面11側に3つ折にし、上記包装材
20の両側縁部22及び端部23(凸部25を除く部
分)を止着してシール部2,2’を形成している。
【0014】本発明の包装構造により包装される上記生
理用ナプキン10は、図1〜図3に示すように、肌当接
面11が液透過性のシート材により、また、非肌当接面
12が液不透過性のシート材によりそれぞれ形成され、
更に上記肌当接面11と非肌当接面12との間に液保持
性の吸収体を有する、通常の生理用ナプキンである。こ
こで、上記前方部13は、包装構造の生産ラインにおい
て生理用ナプキンの進行方向側に位置する部位である。
そして、図3に示すように、上記生理用ナプキン10の
非肌当接面12の全面(前方部、中央部及び後方部)に
帯状の粘着層16が設けられており、該粘着層16は、
その全面が包装材20の内面に剥離自在に粘着されてい
る。
【0015】上記粘着層16は、上記非肌当接面12上
に粘着剤を塗布するか、あるいは剥離処理した包装材2
0に塗布した後上記非肌当接面上12に転写する等して
形成される。上記粘着層を形成する粘着剤としては、例
えば、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤及び軟
化剤を主成分とし、スチレン相とゴム相との2相ブロッ
ク構造を保持しているものが用いられる。
【0016】上記包装材20としては、図4に示すよう
にその内面全面が剥離処理されており(図4の斜線部
分)、剥離性を有するものが好ましく、厚さ5〜50μ
mのポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リビニルアルコール、あるいは不織布や紙、及びこれら
の複合材料等の包装材料の内面全面を剥離処理した剥離
シートが好ましく挙げられる。尚、上記剥離処理は、内
面の一部、例えば、内面の周縁部を残すようになされて
いてもよい。本発明において、上記剥離処理を行うに
は、内面全面に、剥離処理剤を塗布するか又は剥離テー
プ又は剥離紙を貼付する等して行うことができる。剥離
処理剤あるいは剥離テープの剥離材成分としてはシリコ
ーン樹脂系、フッソ樹脂系、又はオクタデシルイソシア
ネート系等のものが好ましい。特に、上記剥離処理とし
ては、上記剥離材成分として、シリコーン樹脂系のもの
を用いて、塗布して加熱乾燥するか、スプレーで吹きつ
け薄い被膜を形成させる等するのが好ましい。さらに、
薄いポリオレフィンフィルムあるいはポリエステルフィ
ルムを剥離処理し、上記包装材料に熱あるいは超音波等
により接合したものが、適度な剛性を有しており、開封
し易く、また耐熱性に優れているため生産上有利であ
る。
【0017】而して、本形態の生理用ナプキンの包装構
造1において、上記包装材20は、図4に示すように、
その長手方向の一方の端部23に凸部25を有し、且つ
他方の端部24に該凸部25に対応する形状の凹部26
を有しており、また、図1に示すように、上記凸部25
にエンボス加工が施されている。また、上記包装材20
は、上記凸部25が包装構造1の表面に位置するよう
に、上記生理用ナプキン10を個装している。
【0018】更に詳細に説明すると、上記凸部25は、
半楕円形状であり、上記縁部23の略中央部に設けられ
ている。また、上記凹部26も、半楕円形状であり、上
記縁部24の略中央部に設けられている。上記凸部25
(凹部26)の大きさは、幅及び長さをそれぞれ5〜2
0mmとするのが好ましい。また、図1及び図2に示すよ
うに、上記凹部26は、包装構造の内部(生理用ナプキ
ン10の前方部13と中央部14との間)に折り込まれ
ており、上記凸部25は、包装構造1の表面に位置し、
包装構造の開封部27を形成している。また、上記エン
ボスを施した上記凸部25の見かけ厚みは、100〜2
00μmであるのが好ましく、エンボスを施していない
部分の見かけ厚みの1.2〜5倍の厚みであるのが好ま
しい。
【0019】本形態の生理用ナプキンの包装構造1は、
上述の如く、エンボスの施された開封部27を有してい
るので、包装材の開封が容易であり生理用ナプキンの取
出性に優れたものである。また、上記開封部を形成して
いる上記凸部は、上記凹部と嵌合可能なものであり、後
述するように、該凹部と同時に形成されるものであるの
で、カットロス等が生じることがないため、本発明の生
理用ナプキンの包装構造は、生産性に優れる。
【0020】次いで、本形態の生理用ナプキンの包装構
造1の好ましい製造方法について説明する。本形態の生
理用ナプキンの包装構造1の好ましい製造方法は、包装
材の連続シートに生理用ナプキンを載置する載置工程
と、包装材の連続シートをその幅に切断して、凸部を形
成すると同時に凹部を形成し、長手方向の一方の端部に
凸部を有し、且つ他方の端部に該凸部と嵌合可能に形成
された凹部を有する包装材を順次形成する包装材形成工
程と、少なくとも上記凸部にエンボス加工を施すエンボ
ス工程と、上記凸部が表面に位置するように上記包装材
でナプキンを個装し、所定位置をシールする個装工程と
を行なうことにより実施することができる。
【0021】更に、図5を参照して上記製造方法につい
て詳細に説明すると、本形態の生理用ナプキンの包装構
造1は、図5に示すように、内面全面が剥離処理された
包装材の連続シート20’上に粘着剤16’を塗布し、
この塗布された粘着剤16’と位相合わせをしつつ生理
用ナプキン10を搬入して、包装材の連続シート20’
上に生理用ナプキン10を載置することにより載置工程
を行なう。そして、この際、上記粘着材16’を生理用
ナプキン10に圧着して転移させる。
【0022】次いで、包装材の連続シート20’をその
幅方向に切断して、凸部25を形成すると同時に凹部2
6を形成し、上記包装材20を順次形成することにより
包装材形成工程を行なう。即ち、上記切断により、別個
の包装材について、他方の端部の凹部と一方の端部の凸
部とをそれぞれ同時に形成する。ここで、上記連続シー
ト20’を切断する該所定位置は、得られる包装材20
が上記生理用ナプキン前駆体10’の非肌当接面12全
面をカバーする大きさとなる位置(包装材20の長手方
向両端縁が、それぞれ生理用ナプキン10の長手方向両
端縁よりも外側となる位置)であれば、特に制限されな
い。
【0023】また、上記包装材形成工程を行なうと同時
にエンボス処理を行なってエンボス工程を行なう。即
ち、上記包装材形成工程における上記切断と同時にエン
ボス処理を行なうことにより、上記凸部25の形成と同
時に該凸部25にエンボス処理を行なう。
【0024】そして、図2に示すように、上記生理用ナ
プキン前駆体10’を、その2つの折曲部17におい
て、後方部15、前方部13の順に中央部14上に、包
装材20と一体に折り重ねて、上記凸部25が表面に位
置するように上記包装材20でナプキン10を個装した
後、該包装材20の両側縁22及び端縁23をそれぞれ
ヒートシールして止着することにより、上記個装工程を
行なう。
【0025】尚、本発明の吸収性物品の包装構造は、上
述した形態には何ら限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、
上述した図1〜5に示す形態においては、上記粘着層
を、生理用ナプキンの非肌当接面全面に設けた例で説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、該粘着層を該非肌当接面の前方部及び中央部に設け
たものを用い、生理用ナプキンを後方部、前方部の順に
中央部上に折り重ねて3つ折とした後、生理用ナプキン
全体を包装材で個装したものとすることもできる。即
ち、粘着層の設置個数及び形状は特に制限されず、2ヵ
所以上とすることもできる。また、生理用ナプキンの形
態も、羽付きのものとすることができる。また、上記一
方の端部23をシールしなくとも、即ち、上記シール部
2’は形成されていなくともよい。
【0026】また、上記縁部23をヒートシールして、
シール部2’を形成した例で説明したが、該シール部
2’は特に設けなくてもよい。また、上記凸部(凹部)
の形状は、半楕円形状のもので説明したが、長方形状、
半円形状等種々の形状をすることができ、例えば、図6
(a)に示す形状等とすることができる。また、上記の
エンボスを施す位置も、上記凸部のみではなく、例え
ば、図6(b)に示すように、端縁部23’〔図6
(a)及び(b)の斜線部分〕にエンボスを施すことも
できる。
【0027】また、上記凸部を設ける位置も上述の図1
〜図4に示す形態には制限されず、下記図7〜10に示
す形態等とすることもできる。ここで、図7は、本発明
の包装構造に用いられる包装材の他の形態を示す平面図
であり、図8は、本発明の包装構造に用いられる包装材
の他の形態を示す平面図であり、図9は、本発明の包装
構造に用いられる包装材の他の形態を示す平面図であ
り、図10は、本発明の包装構造に用いられる包装材の
他の形態を示す平面図である。尚、特に詳述しない点に
ついては、上述の図1〜図4においてした説明が適宜適
用され、また、各図中の斜線部分はエンボス加工されて
いる部分である。
【0028】図7に示す形態の包装材20は、その一端
を山形に切欠して形成された3角形(二等辺三角形)状
の凸部25と、他端において該凸部25の形状に対応し
て形成された凹部26とを有している。図8に示す形態
の包装材20は、その一端をテーパー状に切欠して形成
された3角形(直角三角形)状の凸部25と、他端にお
いて該凸部25の形状に対応して形成された凹部26と
を有している。尚、上記凸部25は、包装材20の幅方
向(図中の一点鎖線)よりも延出している意味において
凸部であり、上記凹部26は、包装材20の幅方向(図
中の二点鎖線)よりも削成されている意味において凹部
である。
【0029】図9に示す形態の包装材20は、その一端
における一側縁側に長方形状の凸部25が設けられてお
り、他端に該凸部25の形状に対応した凹部26が形成
されている。図10に示す形態の包装材20は、その一
端における一側縁側に略扇状に形成された凸部25と、
他端に該凸部25の形状に対応した凹部26とが形成さ
れている。
【0030】更に、上記の吸収性物品の包装構造の製造
方法についても、上述した図5に示す製造方法には限定
されず、例えば、上記粘着層の形成に際して、包装材の
内表面には粘着剤を塗布せずに生理用ナプキンの非肌当
接面に直接該粘着剤を塗布して、上記粘着層を形成する
ことにより、上記生理用ナプキンの包装構造を製造する
こともできる。
【0031】
【発明の効果】本発明の吸収性物品の包装構造は、包装
材の開封が容易で、吸収性物品の取り出し性に優れ、ま
た、製造工程でカットロスが生じることがなく、生産性
に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の吸収性物品の包装構造として
生理用ナプキンの包装構造の1形態を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は、生理用ナプキンを3つ折にする際の途
中の形態を示す概略斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す包装構造における生理用ナ
プキンの底面を示す斜視図である。
【図4】図4は、図1に示す包装構造における包装材の
斜視図である。
【図5】図5は、本発明の生理用ナプキンの包装構造の
製造工程の要部を示す概略図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、本発明に用いられる
包装材の他の形態を示す平面図である。
【図7】図7は、本発明の包装構造に用いられる包装材
の他の形態を示す平面図である。
【図8】図8は、本発明の包装構造に用いられる包装材
の他の形態を示す平面図である。
【図9】図9は、本発明の包装構造に用いられる包装材
の他の形態を示す平面図である。
【図10】図10は、本発明の包装構造に用いられる包
装材の他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 生理用ナプキンの包装構造 2,2’ シール部 10 生理用ナプキン 11 肌当接面 12 非肌当接面 13 前方部 14 中央部 15 後方部 16 粘着層 17 折曲部 20 包装材 22 側縁 23 一方の端部 24 他方の端部 25 凸部 26 凹部 27 開封部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手塚 晴美 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 中西 稔 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収性物品とこれを個装する包装材とか
    らなる吸収性物品の包装構造において、 上記包装材は、その長手方向の一方の端部に凸部を有
    し、且つ他方の端部に該凸部と嵌合可能に形成された凹
    部を有しており、また、少なくとも上記凸部にエンボス
    加工が施されており、 上記包装材は、上記凸部が包装構造の表面に位置するよ
    うに、上記吸収性物品を個装している、 ことを特徴とする吸収性物品の包装構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の吸収性物品の包装構造の
    製造方法であって、 包装材の連続シートに吸収性物品を載置する載置工程
    と、包装材の連続シートをその幅に切断して、凸部を形
    成すると同時に凹部を形成し、長手方向の一方の端部に
    凸部を有し、且つ他方の端部に該凸部と嵌合可能に形成
    された凹部を有する包装材を順次形成する包装材形成工
    程と、少なくとも上記凸部にエンボス加工を施すエンボ
    ス工程と、上記凸部が表面に位置するように上記包装材
    で吸収性物品を個装し、所定位置をシールする個装工程
    とを具備することを特徴とする吸収性物品の包装構造の
    製造方法。
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