JP2983297B2 - サンドフラップファスナーカバーを備えた吸収性物品ラッパー - Google Patents

サンドフラップファスナーカバーを備えた吸収性物品ラッパー

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JP2983297B2
JP2983297B2 JP10501560A JP50156098A JP2983297B2 JP 2983297 B2 JP2983297 B2 JP 2983297B2 JP 10501560 A JP10501560 A JP 10501560A JP 50156098 A JP50156098 A JP 50156098A JP 2983297 B2 JP2983297 B2 JP 2983297B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、吸収性物品用の主ラッパー(wrapper)シ
ート及びフラップのフラップファスナー用のフラップフ
ァスナーカバーを備えたラッパーによって個々に包装さ
れた吸収性物品に関する。更に特に、本発明は、一対の
第一フラップ及び第一フラップから縦方向に離れた第二
フラップを備え、各フラップが主ラッパーシート又はフ
ラップファスナーカバーによって覆われている吸収性物
品に関する。
発明の背景 吸収性手段から横に外に向かって伸びている一対のフ
ラップを備えた生理用ナプキンのような吸収性物品は、
よく知られている。このような吸収性物品の一つの種類
は、吸収性手段の両方の縦方向側縁の中央領域から横に
外に向かって伸びている一対のフラップを備えている。
このフラップは、股領域の着用者の下着の縁の周りで折
り曲げられることを意図している。それで、使用に際し
フラップは、股領域の着用者の下着の縁と着用者の大腿
との間に配置される。一般的に、フラップには、着用者
の下着の下側にフラップを貼付するための接着剤のよう
なフラップファスナーが設けられている。このフラップ
は少なくとも二つの目的にかなう。第一に、フラップ
は、そうでないと着用者の下着の縁を汚す滲出液が汚す
ことを防止する。第二に、フラップは、着用者によって
選択された位置から移動しないようにナプキンを安定化
させることを助ける。これは、フラップが下着の下側に
貼付されるとき特にその通りである。
このような生理用ナプキンナプキンのフラップは、包
装されてる間、即ち、生理用ナプキンナプキンの製造と
着用者によるその意図される最初の使用の間、空間を節
約するため、トップシート側又はバックシート側の上に
折り曲げられている。着用者による最初の使用の時点
で、着用者の下着への生理用ナプキンの装着を容易にす
るために、フラップは普通広げられる。折り曲げられた
フラップのフラップファスナーは普通、フラップファス
ナーカバーによって覆われて、生理用ナプキンを使用す
る前に、お互いに又は製品の他の部分にうっかり接着し
ないようになっている。フラップがトップシート側の上
で折り曲げられているとき、フラップのフラップファス
ナーは外側に面し、フラップファスナーカバーによって
覆われ、それによりトップシートの上でフラップをお互
いに対して橋架けしている。1993年11月9日公開の特許
公開公報平5−293139号、1994年3月22日公開の特許公
開公報平6−78953号及び1994年4月12日公開の実案公
開公報平6−26835号には、トップシートの上に折り曲
げられたフラップ及びフラップファスナーカバーによっ
て覆われているフラップファスナーを有する生理用ナプ
キンが開示されている。そこに開示されている生理用ナ
プキンは、更に、生理用ナプキンを着用者の下着表面に
固定するための主ファスナーを備えている。この主ファ
スナーも主ファスナーカバーで覆われている。それで、
生理用ナプキンを使用するとき、着用者はフラップファ
スナーカバーと主ファスナーカバーとの両方を取り除か
なくてはならない。次いで着用者は、それらが散らから
ないように種々のファスナーカバーを適当に処理しなく
てはならない。
生理用ナプキンからのフラップファスナーカバー及び
主ファスナーカバーの除去を容易にするための試みが行
われた。1993年2月9日公開の実案公開公報平5−9526
号及び1993年2月9日公開の実案公開公報平5−9529号
には、主本体ファスナーを有する生理用ナプキン主本
体、フラップファスナーを有するフラップ並びにフラッ
プファスナー及び主ファスナーを覆うためのファスナー
カバーを備えた生理用ナプキンが開示されている。この
ファスナーカバーは、お互いに連結されているフラップ
ファスナーカバー部分と主ファスナーカバー部分とを備
えている。それで、主ファスナーカバー部分を生理用ナ
プキン主本体から取り除くとき、フラップファスナーカ
バー部分もフラップから取り除かれる。しかしながら、
この公報には、吸収性物品を個々に包装するためのラッ
パーを有する吸収性物品の構造は開示されていない。
生理用ナプキン主本体からのフラップファスナーカバ
ー及び/又は主ファスナーカバーの除去を容易にする他
の試みは、生理用ナプキンを個々に包装するためのラッ
パーの除去に関連してなされた。1994年4月12日公開の
実案公開公報平6−26833号には、主ファスナーを有す
る生理用ナプキン主本体、フラップファスナーを有する
フラップ、生理用ナプキン主本体を包装するためのラッ
パー、フラップファスナーカバー及び主ファスナーカバ
ーを備えた生理用ナプキンが開示されている。主ファス
ナーカバーは、ラッパーの一部に連結されており、そう
して主ファスナーカバーは、生理用ナプキン主本体をラ
ッパーから取り出したとき主本体から取り除かれるよう
になっている。しかしながら、フラップファスナーカバ
ーもフラップから取り除かなくてはならない。
1995年7月18日公開の実案公開公報平7−39820号に
は、トップシート、バックシート及び吸収性コアを有す
る生理用ナプキン主本体を備えた生理用ナプキンが開示
されている。この生理用ナプキンはまた、生理用ナプキ
ンを使用するとき、股領域で着用者の下着の縁の周りで
折り曲げられる一対のフラップを備えている。主本体及
びフラップに設けられている接着剤層は、生理用ナプキ
ンを個々に包装するためのラッパーを備えていてよい接
着剤層カバーによって覆われている。フラップは主本体
の内側に折り曲げられている。主本体の接着剤層を覆う
接着剤層カバーは、主本体の縦縁及び横側を越えて伸び
ている。接着剤層カバーは、一方の横端部を越えて伸び
ており、接着剤層カバーの延長部分は、内側の方に折り
曲げられて、フラップの接着剤層を覆っている。1995年
7月18日公開の実案公開公報平6−75446号には、生理
用ナプキン主本体及び生理用ナプキンの縦方向で両側か
ら横に外に向かって伸びている一対のフラップを備えた
生理用ナプキンが開示されている。このフラップは、生
理用ナプキンを使用する前に生理用ナプキンの身体に面
する側の上に折り曲げられ、生理用ナプキンを使用する
とき股領域内で着用者の下着の縁の周りで折り曲げられ
る。接着剤層が設けられた生理用ナプキンのガーメント
に面する側は、剥離可能に処理されたラッパーによって
包まれている。包んだ生理用ナプキンは、折り曲げ線に
沿ってラッパーと一緒に折り曲げられる。この公報には
更に、ラッパーの一部がフラップの接着剤層を覆ってい
る生理用ナプキン用の包装構造が開示されている。即
ち、ラッパーの横縁は生理用ナプキンの端縁を越えて伸
び、トップシートの上に折り曲げられたフラップの接着
剤層の方に折り曲げられている。しかしながら、この公
報には、吸収性物品の縦方向内でフラップから離れた他
の一対のフラップを有する吸収性物品の構造は開示され
ていない。
吸収性物品の他の種類は、吸収性手段の両方の縦側縁
の背領域から横に外に向かって伸びている一対のフラッ
プを備えている。第二の種類の吸収性物品のフラップ
は、着用者の下着表面の背領域内で拡がったままである
ように意図される。使用に際し、このフラップは着用者
の臀部と着用者の下着との間に配置される。第二の種類
の吸収性物品のフラップはまた、着用者の下着の背領域
を汚染しないように滲出液を防止する。このフラップに
は、着用者の下着の背領域でのナプキン移動を安定化さ
せるために、着用者の下着表面にフラップを貼付するた
めの、接着剤のようなフラップファスナーが設けられて
いてよい。このフラップファスナーは、生理用ナプキン
を使用する前にお互いに対して又は製品の他の部品にう
っかり接着しないために、フラップファスナーカバーに
よって覆うことができる。1996年9月3日公開の特許公
開公報平8−224269号には、個々に包装された生理用ナ
プキンが開示されている。この生理用ナプキンは、トッ
プシート、バックシート、吸収性コア、生理用ナプキン
の縦方向内で両方の裏側に接着剤層を有する一対の裏フ
ラップ部分及び主剥離紙によって覆われた主接着剤層を
備えている。裏フラップ部分はトップシート側の上に折
り曲げられて、裏フラップ部分の接着剤層が下側に向
き、フラップ剥離紙が接着剤層の上に付着するようにな
っている。ラッパーは、第一接着剤を使用することによ
って、主剥離紙の剥離可能に処理されていない表面に接
合されている。生理用ナプキンはラッパーと共に3個の
領域に折り曲げられ、フラップ剥離紙が、生理用ナプキ
ンの前部分のバックシート側に面するようになってい
る。生理用ナプキンの前部分を覆うラッパーは、第二接
着剤を使用することによって、フラップ剥離紙の剥離可
能に処理されていない表面に接合されている。しかしな
がら、この公報には、吸収性物品の縦方向内でフラップ
から離れた他の一対のフラップを有する吸収性物品の構
造は開示されていない。
先行技術の生理用ナプキンのような吸収性物品は、個
々の包装された吸収性物品を得る問題点の幾つかを処理
しているけれども、これらの本発明の方式の又はその中
の程度までこの問題点を処理していない。それで、本発
明の主な目的は、改良された個々に包装された吸収性物
品を提供することである。
発明の要約 本発明は、(a)一対の縦側縁、一対の端縁、ガーメ
ント表面及び身体表面を有する主本体部分を備えた縦方
向内で伸びる吸収性物品で、ここで、主本体部分のガー
メント表面は着用者の下着表面に配置され、吸収性物品
は、主本体部分の縦側縁を越えて横に外に向かって伸び
ている主本体部品に接合された一対の第一フラップ及び
主本体部分の縦側縁を越えて横に外に向かって伸びてい
る縦方向内で第一フラップから離れて主本体部分に接合
された一対の第二フラップを備え、第一フラップ及び第
二フラップのそれぞれのガーメント表面はそれぞれ第一
フラップファスナー及び第二フラップファスナーを備
え、第一フラップ及び第二フラップはフラップファスナ
ーを露出するように主本体部分の身体表面の上に折り曲
げられている吸収性物品と、(b)主ラッパーシート及
び第一フラップファスナーカバーを備えている吸収性物
品用のラッパーとを備えており、ここで、(c)主ラッ
パーシートは、一対の縦側部分、一対の端部分、主本体
部分に面する内側表面及び外側表面を備え、主ラッパー
シートは、主本体部分のガーメント表面に隣接して配置
され、ここで、吸収性物品の主ラッパーシート及び主本
体部分は、少なくとも2本の横軸及びこの2本の軸によ
って分割された少なくとも3個の領域を有し、3個の領
域は、第一フラップの大部分がその中に伸びている第一
領域、第二フラップの大部分がその中に伸びている第二
領域、及び第三領域を備えており、(d)第一フラップ
ファスナーカバーは第三領域の主ラッパーシートの少な
くとも一部に接合されており、ここで、(e)吸収性物
品の主ラッパーシート及び主本体部分は、第一フラップ
の大部分が第三領域の主本体部分に面するように、2本
の軸の一方の軸の周りに単一体として折り曲げられ、第
一フラップファスナーカバーは第一フラップファスナー
に剥離可能に貼付されており、(f)吸収性物品の主ラ
ッパーシート及び主本体部分は、第二フラップの大部分
が主ラッパーシートの外側表面に面するように、2本の
軸の他方の軸の周りに単一体として折り曲げられ、第二
フラップの第二フラップファスナーは主ラッパーシート
の外側表面に剥離可能に貼付されている、個々に包装さ
れた吸収性物品を提供する。
図面の簡単な説明 図1は、その上に配置された好ましい生理用ナプキン
及び広げられた生理用ナプキンのフラップを有する、開
いた位置での本発明のラッパーの好ましい形態の上平面
図である。
図2は、トップシートの上に折り曲げた生理用ナプキ
ンのフラップを有する、図1に示す本発明のラッパーの
上平面図である。
図3は、線III−IIIに沿ってとった図2の断面図であ
る。
図4は、代替のトップシート保護位置での生理用ナプ
キンのフラップの代替形態の断面図である。
図5は、線V−Vに沿ってとった図2の断面図であ
る。
図6は、本発明の一つの好ましいラッパーの透視図で
ある。
図7は、主ラッパーシートから逆方向に折り曲げられ
たフラップ剥離要素の自由端部を有する図6に示すラッ
パーの断片化透視図である。
図8は、本発明のラッパーの代替形態の断片化透視図
である。
図9は、折り曲げられた形状でその中に生理用ナプキ
ンを有する、本発明の一つの好ましいラッパーの(縦中
心線に沿ってとった)断面図である。
図10は、本発明の一つ好ましい個々に包装された吸収
性物品の透視図である。
図11は、図2と実質的に同じ形状でその上に配置され
た生理用ナプキンを有する、本発明の代替形態ラッパー
の上平面図である。
図12は、図2と実質的に同じ形状でその上に配置され
た生理用ナプキンを有する、本発明の代替形態ラッパー
の上平面図である。
図13は、生理用ナプキンからラッパーを取り除く作用
を説明する、本発明の(縦中心線に沿ってとった)第一
断面図である。
図14は、生理用ナプキンからラッパーを取り除く作用
を説明する、本発明の(縦中心線に沿ってとった)第二
断面図である。
発明の詳細な説明 さて図面を参照して、本発明を、好ましいが非限定の
形態に於いて具体化する。図1、2及び3に示されるよ
うに、本発明は、使い捨て吸収性物品、特に生理用ナプ
キン20用のラッパー78を備えている。
生理用ナプキン20は、月経のような膣排泄物を捕集
し、このような排泄物による着用者の衣類の汚染を防止
するために使用される。図1及び2に示すように、生理
用ナプキン20は基本的に、主本体部分22及び第一フラッ
プ24及び第二フラップ25を備えている。生理用ナプキン
20の主本体部分22は、主本体部分22を着用者の下着内に
しっかり留めるための、感圧接着剤ファスナー74のよう
なファスナーをその上に有していてよい。第一フラップ
24は好ましくはそれぞれ、着用者の下着の股の縁の周り
で折り曲げられた形状で、生理用ナプキン20の第一フラ
ップ24を剥離可能に貼付するために、感圧接着剤ファス
ナー76のような第一ファスナーをその上に有している。
第二フラップ25は好ましくはそれぞれ、着用者の下着表
面の背領域で拡がったままの形状で、生理用ナプキン20
の第二フラップ25を剥離可能に貼付するために、感圧接
着剤ファスナー77のような第二のファスナーをその上に
有している。本発明のラッパー78は、第一フラップファ
スナー76、第二フラップファスナー77及び主本体ファス
ナー74(それが存在する場合)を覆いそして保護する役
割を果たし、生理用ナプキン20のための個々の包装を与
えるために生理用ナプキン20の周りで折り曲げられてい
る。ラッパー78の特性をもっと詳細に見る前に、生理用
ナプキン20の性質を簡単に記載する。
生理用ナプキン20(及びその主本体部分22)は、二つ
の表面、即ち、着用者の身体に隣接して着用することが
意図される液体透過性身体接触表面又は「身体表面」20
A及び液体非透過性ガーメント表面20Bを有する。生理用
ナプキン20は、図1に於いてその身体表面20Aから見た
として示されている。生理用ナプキン20は2本の中心
線、即ち、主縦中心線L及び主横中心線(図1に図示せ
ず)を有している。本明細書で使用するとき、用語
「縦」は、一般的に、生理用ナプキン20を着用するとき
立っている着用者を左半身と右半身とに二分する垂直面
と(例えば、ほぼ並列に)整列されている生理用ナプキ
ン20の平面内の線、軸又は方向を指す。本明細書で使用
する用語「横断」、「横」又は「幅」は、互換性であ
り、一般的に縦方向に対して垂直である生理用ナプキン
20の平面内にある線、軸又は方向を指す。
図1は、生理用ナプキン20の主本体部分22が、第一フ
ラップ24及び第二フラップ25を有しない生理用ナプキン
の部分を備えていることを示している。主本体部分22
は、二つの間隔をあけて離れた縦縁26、二つの間隔をあ
けて離れた横又は端縁(又は「端部」)28を有し、縦縁
と横縁とは一緒になって主本体部分の周辺30を形成して
いる。主本体部分22はまた、中央区画(第一区画)36、
一方の端区画(第二区画)34及び他方の端区画(第三区
画)32から構成される3個の区画を有する。第一区画36
は、第二区画24と第三区画32との間に配置されている。
第二区画34及び第三区画32は、主本体部分22の中央領域
36の縁から縦方向で外に向かって伸びている。生理用ナ
プキン20が個々に包装されるとき、主本体部分22及びラ
ッパー78は、2本の折り曲げ軸F1及びF2によって分割さ
れた第一領域39、第二領域41及び第三領域43から構成さ
れる3個の領域に折り曲げられる(図2参照)。主本体
部分22の第一区画36、第二区画34及び第三区画32は一般
的に、それぞれ第一領域39、第二領域41及び第三領域43
内で広がっている。
生理用ナプキン20の主本体部分22は、比較的厚い、中
間の厚さ、比較的薄い又は非常に薄い(又は「超薄」)
ものまで含む、どのような厚さのものであってもよい。
Osbornに対して発行された米国特許第4,950,264号及び
同第5,009,653号に記載されているような「超薄」生理
用ナプキン20は、好ましくは約3ミリメートル未満のカ
リパスを有する。図面に示される生理用ナプキン20の形
態は、中間厚さの生理用ナプキンの実施例であることが
意図される。生理用ナプキン20の主本体部分22は、それ
が着用者にとって快適であるように、比較的柔軟であっ
てよい。示された生理用ナプキンは単に一つの形態であ
り、本発明のラッパーは、図面に示された種類の吸収性
物品と共に使用されること又は図面に示された特定の形
状を有するものに限定されないことが理解されるべきで
ある。
図3は、生理用ナプキン20の主本体部分22の個々の構
成要素を示す。生理用ナプキン20の主本体部分22は好ま
しくは、少なくとも3個の主要構成要素を備えている。
これらには、液体透過性トップシート38、液体非透過性
バックシート40及びトップシート38とバックシート40と
の間に配置された吸収性コア42が含まれる。トップシー
ト、バックシート及ひ吸収性コアは、当該技術分野で公
知である種々の形状(積層又は「サンドイッチ」形状及
び包まれた又は「チューブ」形状を含む)で組み立てる
ことができる。
主本体部分22の構成要素のための適当な材料及びこの
ような構成要素を組み立てることができる種々の形状の
幾つかは、一般的に、1982年3月30日付けでAhrに対し
て発行された米国特許第4,321,924号、発明の名称「縁
取りした使い捨て吸収性物品」、1984年1月10日付けで
DesMaraisに対して発行された米国特許第4,425,130号、
発明の名称「複合生理用ナプキン」、1990年8月21日付
けでOsbornに対して発行された米国特許第4,950,264
号、発明の名称「薄くて柔軟な生理用ナプキン」、1994
年5月3日付けでSneller他に対して発行された米国特
許第5,308,346号、発明の名称「伸縮自在の生理用ナプ
キン」及び1995年2月14日付けでLavash他に対して発行
された米国特許第5,389,094号、発明の名称「異なった
伸張性のフラップ及び帯域を有する吸収性物品」に記載
されている。生理用ナプキン20の主本体部分22はまた、
共にOsborn他の名前で1992年7月23日付けで出願された
米国特許出願第07/915,133号及び同第07/915,284号(PC
T公開番号WO93/01785及び93/01786、1993年2月4日公
開)に記載されている生理用ナプキン等のような1個又
は2個以上の伸張性構成要素を備えていてもよい。
図1〜3は、トップシート38及びバックシート40が、
吸収性コア42のものよりも一般的に大きい長さ及び幅寸
法を有する、サンドイッチ構造に組み立てられた生理用
ナプキン20の好ましい形態を示す。トップシート38及び
バックシート40は、吸収性コア42の縁を越えて伸びて、
周辺30の部分を形成している。トップシート38は好まし
くは吸収性コア42の身体に面する側に接合されており、
バックシート40は好ましくは吸収性コア42のガーメント
に面する側に接合されている。トップシート38及びバッ
クシート40は、接着剤の開放パターンになるような、こ
の目的のために当該技術分野で公知の適当な方法で吸収
性コア42に接合させることができる。吸収性コア42の縁
を越えて伸びているトップシート38及びバックシート40
の部分はまた、好ましくはお互いに対して接合されてい
る。トップシート38及びバックシート40のこれらの部分
はまた、当該技術分野で公知のどのような適当な方法に
よっても接合することができる。好ましくは、図示する
形態に於いて、トップシート39及びバックシート40のこ
れらの部分は、吸収性コア42の縁を越えて伸びている実
質的に全ての部分に亘って接着剤を使用して、並びにト
ップシート38及びバックシート40が圧力又は熱及び圧力
の適用によって高密度化されている主本体部分22の周辺
30の周りのクリンプシールを使用して接合されている。
上記のような図1〜3に示される生理用ナプキン20は
また、主本体部分22に接合されている一対の第一フラッ
プ24及び一対の第二フラップ25を備えている。第一フラ
ップ24は、その基部縁44からその末端縁(又は「自由
端」)46まで、主本体部分22の縦側縁26を越えて横に外
に向かって伸びている。第一フラップ24は、主本体部分
22の第一区画36の少なくとも一部から横に外に向かって
伸びており、第一フラップ24の大部分は、折り曲げ軸F1
及びF2によって分割された第一領域36内で伸びている。
第二フラップ25は、その基部縁45からその末端縁(又は
「自由端」)47まで、主本体部分22の縦側縁26を越えて
横に外に向かって伸びている。第二フラップ25は、主本
体部分22の縦方向内で第一フラップ24から離れて、主本
体部分22の一方の端縁28に隣接して配置されている。第
二フラップ25は、主本体部分22の第二区画34の少なくと
も一部から横に伸びており、第二フラップ25の大部分
は、折り曲げ軸F2によって分割された第二領域41内で伸
びている。
第一フラップ24及び第二フラップ25は、全ての適当な
方法によって主本体部分22に接合することができる。本
明細書で使用するとき、用語「接合する」は、要素を他
の要素に直接貼付することによって要素を他の要素に直
接固定する形状;要素を後で他の要素に貼付する中間部
材(群)に貼付することによって要素を他の要素に間接
的に固定する形状;及び一方の要素が他方の要素と一体
化している、即ち一方の要素が本質的に他方の要素の一
部である形状を包含する。好ましくは、図1〜3に示さ
れる形態に於いて、第一フラップ24及び第二フラップ25
は、主本体部分22と一体化している(即ち、フラップ24
及び25は、バックシート40の一体化延長部分を構成して
いる。また、フラップ24及び25は、トップシート38及び
バックシート40の一体化延長部分を構成してもよい)。
他の代替形態に於いて、フラップ24及び25は、主本体
部分22のガーメントに面する側に接合されている1個又
は2個以上の別になった構成要素を備えることができ
る。好ましくは、このような場合に、フラップ24及び25
はそれぞれ、主本体部分22のガーメントに面する側に接
合されている1個の別になった構成要素を備えている。
このような代替形態に於いて、フラップ24及び25は好ま
しくは、それらが主本体部分22に結合している点と主本
体部分22の縦側縁26との間で、生理用ナプキン20の主本
体部分22のガーメントに面する側に他のやり方で結合さ
れていない。これらの後者の形態に於いてフラップ24及
び25は、全ての適当な結合機構によって主本体部分22の
ガーメントに面する側に接合させることができる。適当
な結合機構には、これらに限定されるものではないが、
接着剤等々が含まれる。第一フラップ24及び第二フラッ
プ25は、お互いに異なった結合方法によって主本体部分
22に接合させることができる。
フラップ24及び25が主本体部分22に接合されている
(又は、主本体部分22から伸びている)生理用ナプキン
20の場所又は領域は、本明細書に於いて「接合部」と呼
ぶ。これらの領域は典型的に、接合部の線48のような縦
方向に向けられた(又は「縦の」)接合部であろう。こ
れらの領域は、種々の曲線又は直線の何れであってもよ
いが、これらは線に限定されない。それで、接合部は、
フランジ、細片、断続線等々を備えていてよい。
第一フラップ24及び第二フラップ25は、どのような所
望の形状のものであってもよく、一つの好ましい形状は
図1に示される。図1は、第一フラップ24は、各フラッ
プ24の前縁及び背縁に伸張性の帯域(又は「異なった伸
張性の帯域」)56が設けられていることを示す。伸張性
の帯域56は、第一フラップ24を着用者の下着の股の周り
で折り曲げることによって、第一フラップ24内で作られ
る応力を緩和させる。それによって伸張性の帯域56は、
この応力によって起こされる第一フラップ24が束になる
ことを除くことを助ける。好ましくは、図1に示される
形態に於いて、伸張性の帯域56は、しわ58が主縦中心線
Lに対して角度をつけて配向している稜及び谷を規定す
る、第一フラップ24の予備しわ形成した又は「環回転し
た」領域を備えている。伸長性の帯域56を有するフラッ
プ24を設けるための適当な構造は、Lavash他に対して発
行された米国特許第5,389,094号及び1995年1月30日付
けでSue A.Mills他の名前で出願された、共通に譲渡さ
れた係属中の米国特許出願第08/380,769号、発明の名称
「ギャザー付き部分を有するフラップを有する吸収性物
品」にもっと詳細に記載されている。
生理用ナプキン20は好ましくはまた、生理用ナプキン
20を着用者の下着内の所定の個所に固定するためのファ
スナーを有する。図1及び2は、中央パッド接着剤74の
ような主本体部分(又は中央パッド)ファスナー並びに
第一フラップ接着剤76及び第二フラップ接着剤77のよう
なフラップファスナーを備えたファスナーの好ましい配
置を示す。生理用ナプキン20で使用されるファスナー
は、接着剤ファスナーに限定されない。この目的のため
に、当該技術分野で公知の全ての適当な種類のファスナ
ーを使用することができる。例えば、生理用ナプキン20
は、ベルクロ(VELCRO)(登録商標)のような機械的フ
ァスナー又は接着剤ファスナーと機械的ファスナーとの
組合せによって、着用者の下着の中の所定の場所に固定
することができる。しかしながら、簡単にするために、
ファスナーを接着剤ファスナーの用語で記載し、これら
のファスナーは好ましくは感圧接着剤ファスナーであ
る。適当な感圧接着剤ファスナーは、米国特許第4,917,
697号にもっと詳細に記載されている。
中央パッド接着剤74、第一フラップ接着剤76及び第二
フラップ接着剤77は、どのような適当な配置で設けるこ
ともできる。図示する好ましい形態に於いて、中央パッ
ド接着剤74は、主縦中心線Lの近くに中心を合わせた、
縦に向けた接着剤の細片の形状で設けられている。第一
フラップ接着剤76及び第二フラップ接着剤77は、それぞ
れ各第一フラップ24及び各第二フラップ25の上に一般的
に長方形の接着剤のパッチの形状で設けられている。中
央パッド接着剤74は、生理用ナプキン20の主本体部分22
をパンティの股部分内に固定するための接着剤付着手段
を与える。第一フラップ接着剤76は、第一フラップ24を
パンティの股部分の縁の周りに巻き付けた後、第一フラ
ップ24を所定の位置に維持することを助けるために使用
される。第二フラップ接着剤77は、第二フラップ25をパ
ンティの内側の背領域内に広げた後、第二フラップ25を
所定の位置に維持することを助けるために使用される。
フラップは、フラップ24を下着又は反体側のフラップに
付着させることによって所定の位置に維持することがで
きる。
図1〜3及び5〜6は、本発明のラッパー78の一つの
好ましい様式を示す。図1に示されるように、参照番号
78によって全体として指定されるラッパーは、幾つかの
要素を備えている。これらの要素は、単一の部材若しく
は物品の一体部分を備えることができ、又はこれらは一
つの部材若しくは物品に接合された別の構成要素を備え
ることができる。ラッパー78を構成する要素には、主ラ
ッパーシート80;主ラッパーシート80の一方の側の上に
配置された剥離紙(又は剥離皮膜)82のような任意の剥
離構成要素;第一フラップ接着剤カバー84のような第一
フラップファスナーカバー;第二フラップ接着剤カバー
(又は剥離皮膜)85のような第二フラップファスナーカ
バーが含まれる。第一フラップ接着剤カバー84及び第二
フラップ接着剤カバー85は、一般的に第三領域43内に配
置させることができる。
主ラッパーシート80(又は「ラッパーシート」)は、
生理用ナプキン20用の個々の包装を与えるために生理用
ナプキン20の周りで折り曲げられ、ラッパー78の一部で
ある。主ラッパーシート80は好ましくは、中央パッド接
着剤74を覆い、これに剥離可能に付着されている。主ラ
ッパーシート80は好ましくは、生理用ナプキン20の主本
体部分22のものよりも僅かに大きい寸法を有している。
好ましくは、図1及び図2に示されるように、主ラッパ
ーシート80は、生理用ナプキン20の主本体部分22の縦側
縁26を越えて伸びている縦側部分80Dを有している。主
ラッパーシート80は好ましくはまた、生理用ナプキン20
の主本体部分22の端縁28を越えて伸びている第一端部分
80A及び第二端部分80Bを有している。しかしながら、生
理用ナプキン20の満足できる保護は、生理用ナプキン20
の主本体部分22よりも大きくないラッパーによって与え
られ得ることが認められる。
主ラッパーシート80は、どのような適当な材料からも
製造することができる。主ラッパーシート80は好ましく
は、ラッパー78が、使用済みの生理用ナプキン20を包
み、処分するために適するように、液体非透過性である
薄い柔軟な材料から製造される。例えば、ポリエチレン
フィルムがよく機能することが見出された。
主ラッパーシート80には、着用者がラッパー78から生
理用ナプキン20を取り出すとき、主ラッパーシート80が
中央パッド接着剤74から剥離するように、剥離紙(又は
剥離皮膜)82のような任意の剥離構成要素を設けること
ができる。別の剥離紙を使用する場合、それは、被覆紙
のような、この目的のために当該技術分野で公知のどの
ような適当な材料から構成することもできる。適当な剥
離紙は、米国特許第4,917,697号に記載されている。こ
のような剥離紙82は、図3及び6に示されるように、主
ラッパーシート80の内側表面に積層することができる。
剥離皮膜を使用する場合、この皮膜は主ラッパーシート
80の内側表面に直接適用することができる。このような
皮膜は、この目的のために当該技術分野で公知のどのよ
うな適当な材料から構成することもでき、シリコーン皮
膜が好ましい。皮膜を使用する場合、皮膜82は、中央パ
ッド接着剤76と実質的に接触する主ラッパーシート80の
帯域にのみ被覆することによって設けることができる。
また、主ラッパーシート80の内表面全体を被覆してもよ
い。ラッパーの内側全体を被覆することは、1993年1月
26日付けでQuick他に対して発行された米国特許第5,18
1,610号、発明の名称「非粘着性内部を有する柔軟容
器」に記載されている。
第一フラップ接着剤カバー(又は「フラップ剥離細
片」)84は、第一フラップ接着剤76を覆い且つ保護し、
そして第一フラップ24を、包装のためにトップシート38
の上に折り曲げた位置に維持する。図1、2及び5に示
される好ましい形態に於いて、第一フラップ接着剤カバ
ー84は、第三領域43内で主ラッパーシート80の第一端部
分80Aから伸びている。第一フラップ接着剤カバー84は
好ましくは、主ラッパーシート80に接合され、主ラッパ
ーシート80の方に片寄っており、そうして図1及び2に
示される形状に留まるであろう。図1、2、5及び6に
示されるように、第一フラップ接着剤カバー84は固定端
84Cで主ラッパーシート80に接合されている。第一フラ
ップ接着剤カバー84の末端部84Dは、主ラッパーシート8
0の中央部分80Cの方で且つ生理用ナプキン20の第一区画
36(即ち、第一領域39)の方に伸びている。ラッパー78
が図1に示されるように平らな形状であるとき、第一フ
ラップ接着剤カバー84は生理用ナプキン20の第三区画32
(即ち、第三領域43)の上にある。第一フラップ接着剤
カバー84は、どのような適当なサイズ及び形状のもので
あってもよい。図は、第一フラップ接着剤76を覆い且つ
保護するために十分な幅のもののみである第一フラップ
接着剤カバー84を示すけれども、主ラッパーシート80の
幅に等しい幅又はそれらの間の全ての幅のものであるフ
ラップ接着剤カバー84も、本発明で意図される。
第一フラップ接着剤カバー84は、二つの面、即ち、フ
ラップファスナーと剥離可能に付着することができる、
非粘着面(又は剥離位可能な面)84Aである一つの面
と、反対の面又は側84Bとを有している。好ましくは、
図6に示されるように、第一フラップ接着剤カバー84の
非粘着面84Aは、主ラッパーシート80から離れるように
向いており、生理用ナプキン20及びラッパー78が下記の
折り曲げた形状にあるとき、それが第一フラップ接着剤
76に剥離可能に接着できるようになっている。第一フラ
ップファスナー76が接着剤ファスナーを備えていると
き、非粘着面84Aは、別の剥離紙若しくは要素を、非粘
着材料で処理された第一フラップ接着剤カバー84に付着
させることによって、又は第一フラップ接着剤カバー84
の全部若しくは一部を、第一フラップ接着剤カバー84の
一部をシリコーン被覆することによるような、非粘着皮
膜で処理することによって設けることができる。また、
第一フラップファスナー76がベルクロ(登録商標)ファ
スナーのような機械的ファスナーを備えている場合、非
粘着面は、機械的固定材料を剥離可能に噛み合わせるこ
とができる不織材料によって設けることができる。第一
フラップ接着剤カバー84の反対側84Bは、その上に剥離
皮膜を有する必要はなく、好ましくは剥離皮膜を有しな
い。反対側84Bは、生理用ナプキン20をラッパー78の上
に配置し、折り曲げられた形状にするとき、これは生理
用ナプキン20の第一端領域32(即ち、第三領域)内でト
ップシート38と接触するのみであるので、剥離皮膜を有
する必要がない。図5に示される形態に於いて、剥離皮
膜を有しない反対側84Bは、接着剤層83を適用すること
によって固定端84Cで主ラッパーシート80に接合されて
いる。
図8は、前の図面に示される第一フラップ接着剤カバ
ー84の変形を示す。図8に示される形態に於いて、主ラ
ッパーシート80の別の構成要素である代わりに、第一フ
ラップ接着剤カバー84は主ラッパーシート80の一体部分
である。
第二フラップ接着剤カバー(又は「フラップ剥離細
片」)85は、第二フラップ接着剤77を覆い且つ保護し、
そして第二フラップ25を、包装のためにトップシート38
の上に折り曲げた位置に維持する。図1、2、5及び6
に示される好ましい形態に於いて、第二フラップ接着剤
カバー85は、第三領域43内で伸びて、主ラッパーシート
80の外側表面80Eに接合されている。図は、第二フラッ
プ接着剤77を覆い且つ保護するために十分な幅のものの
みである第二フラップ接着剤カバー85を示す。しかしな
がら、主ラッパーシート80の幅に等しい幅又はそれらの
間の全ての幅のものである第二フラップ接着剤カバー85
も、本発明で意図される。第二フラップ接着剤カバー85
は、二つの面、即ち、フラップファスナーと剥離可能に
付着することができる、非粘着面(又は剥離可能な面)
85Aである一つの面と、反対の面又は側85Bとを有してい
る。好ましくは、図5に示されるように、第二フラップ
接着剤カバー85の非粘着面85Aは、主ラッパーシート80
の外側表面80Eから離れるように向いており、生理用ナ
プキン20及びラッパー78が下記の折り曲げた形状にある
とき、それが第二フラップ接着剤77に剥離可能に接着で
きるようになっている。第二フラップファスナー77が接
着剤ファスナーを備えているとき、非粘着面85Aは、別
の剥離紙若しくは要素を、非粘着材料で処理された第二
フラップ接着剤カバー85に付着させることによって、又
は第二フラップ接着剤カバー85の全部若しくは一部を、
第二フラップ接着剤カバー85の一部をシリコーン被覆す
ることによるような、非粘着皮膜で処理することによっ
て設けることができる。また、第二フラップファスナー
77がベルクロ(登録商標)ファスナーのような機械的フ
ァスナーを備えている場合、非粘着面は、機械的固定材
料を剥離可能に噛み合わせることができる不織材料によ
って設けることができる。第二フラップ接着剤カバー85
の反対側85Bは、その上に剥離皮膜を有する必要はな
く、好ましくは剥離皮膜を有しない。図5に示される形
態に於いて、剥離皮膜を有しない反対側85Bは、接着剤
層87を適用することによって外側表面80Eに接合されて
いる。また、第二フラップファスナーカバー85に対応す
る主ラッパーシート80の外側表面80Eの領域は、シリコ
ーンのような非粘着皮膜によって剥離可能に処理するこ
とができる。
ラッパー78は好ましくはまた、ラッパー及び生理用ナ
プキンを折り曲げることによって形成される包装物を、
その折り曲げた形状で保持するための任意の包装ファス
ナー86を備えている。包装ファスナー86は好ましくは、
包装物に剥離可能に付着可能であり、そして再シール可
能である。包装ファスナー86は、接着剤のスポット又は
パッチ、テープ及び機械的ファスナーのような、当該技
術分野で公知のどのような剥離可能に付着でき、再シー
ルできるファスナーを備えていてもよい。その上に配置
された感圧接着剤を有するテープタブが、よく作用する
ことが見出された。包装ファスナー86は、ラッパー78上
でどのような適当な位置にも配置することができる。図
1及び2に示される形態に於いて、包装ファスナー86は
好ましくは、主ラッパーシート80の反対の第二端部分80
Bに配置されている。
ラッパー78内で生理用ナプキン20の初期包装のため
に、主本体部分22のガーメントに面する側20Bは、主ラ
ッパーシート80の頂部に配置されている。生理用ナプキ
ン20は、中央パッドファスナー74が主ラッパーシート80
の剥離紙又は剥離皮膜82の上にあるように配置される。
次いで、第一フラップ24及び第二フラップ25が好ましく
は、第一フラップ24及び第二フラップ25が図2及び3に
示される形状になるように、トップシート38の上に折り
曲げられる。フラップ24及び25を図2及び3に示される
形状に折り曲げられることによって、フラップ24及び25
のガーメントに面する側の上に配置された接着剤76及び
77のバッチが露出され、フラップ24及び25がトップシー
ト38の少なくとも一部を覆うようにさせる。そうして、
トップシート38の上でフラップ24及び25を折り曲げるこ
とによって、トップシート38が使用前に汚れるようにな
ることを防ぐための保護の程度を与えると考えることが
できる。第一フラップ24の一方又は両方がより大きいス
パン(即ち、横方向で測定されるその寸法)を有する代
替の形態に於いて、第一フラップ24をトップシート38の
上で折り曲げて、図4に示されるように、第一フラップ
24の一方が少なくとも部分的に他方のフラップ24に重な
るようにすることができる。第一フラップ24Bは第一フ
ラップ24Aの付着手段76の上に重なり、これに付着し、
そしてこれを保護する。次いでフラップ接着剤カバー84
が、第一フラップ24Bのフラップファスナー76の上に重
なり、これに付着し、そしてこれを保護するであろう。
第二フラップ25は、より大きいスパンを有する第一フラ
ップ24と同じ構造を有していてよい。
フラップ24及び25をトップシート38の上で折り曲げた
後、次いで生理用ナプキン20及び主ラッパーシート80を
好ましくは、図2によって示されるような折り曲げ軸F1
及びF2によって規定される3個の領域に折り曲げる。折
り曲げ軸F1及びF2は、生理用ナプキン20及び主ラッパー
シート80の両方を、第一領域39、第二領域41及び第三領
域43から構成される3個の領域に分割する。図2に示さ
れるように、中央領域(第一領域)39は、好ましい折り
曲げ軸F1及びF2の間にある。第二及び第三領域41及び43
は、折り曲げ軸F1及びF2の縦方向で外側にある。前記の
ように、主本体部分22も、折り曲げ軸F1及びF2で、第一
区画36、第二区画34及び第三区画32から構成される3個
の区画に分離されている。各区画36、34及び42は一般的
に、それぞれ各領域39、41及び43内で拡がっている。
図9は、輸送、販売及び着用者による便利な持ち運び
のための一つの好ましい形状で、ラッパー78及び生理用
ナプキン20を折り曲げることによって形成された生理用
ナプキン用の包装物を示す。図9に示されるように、第
三領域43(即ち、主本体部分22の第三区画32、第一フラ
ップ接着剤カバー84及び第二フラップ接着剤カバー85と
一緒の、主ラッパー80の第一端部分80A)が、第一領域3
9(即ち、第一フラップ24の第一フラップ接着剤76、主
本体部分22の第一区画36及びラッパー80の中央部分80
C)の上に、折り曲げ軸F1の周りで折り曲げられてい
る。生理用ナプキン20及びラッパー78がこの方式で折り
曲げられるとき、第一フラップ接着剤カバー84の非粘着
面84Aは第一フラップファスナー76の上に置かれ、各接
着剤パッチ76に剥離可能に付着されている。更に、第一
フラップ付着剤カバー84は、フラップ24にまたがる各フ
ラップ24の間の連結を与え、それによって、第一フラッ
プ接着剤カバー84が取り除かれるまで、第一フラップ24
を所望の位置に保持する。次いで、第二領域41(即ち、
主本体部分の第二区画34及び第二フラップ25の第二フラ
ップ接着剤77と一緒の、主ラッパー80の第二端部分80
B)が、第三領域43(即ち、主ラッパーシート80の外側
表面80E)の上に、折り曲げ軸F2の周りで折り曲げられ
る。生理用ナプキン20及びラッパー78がこの方式で折り
曲げられるとき、第二フラップ接着剤カバー85の非粘着
面85Aは第二フラップファスナー77の上に置かれ、各接
着剤パッチ77に剥離可能に付着されている。図9に示さ
れる位置でテープタブ86をラッパー78の外側の上に押し
付けることによって、生理用ナプキン20、そのフラップ
24及びラッパー78が、図示される形状で保持される。
図9に示される好ましい形態に於いて、第三領域41内
の中央パッド接着剤74の縁74Aは、主本体部分22の端縁2
8に隣接して、距離Sほど第二フラップ接着剤77の縁77A
を越えて伸びていてよい。図9に示されるように第二領
域41が第三領域43の上で折り曲げられているとき、接着
剤層87の縁87A(図5参照)は、主ラッパーシート80の
第二端部分80Bに隣接して、距離Tほど第二フラップ接
着剤77の縁77Aを越えて伸びていてよい。接着剤層87
は、第二フラップ接着剤カバー85を主ラッパーシート80
に付着する。
好ましくは、本発明のラッパー78内で生理用ナプキン
20の個々の包装を完結するために、次いで、生理用ナプ
キン20及びラッパー78を図9に示されるような折り曲げ
た形状にした後に、主ラッパーシート80の各縦側縁80D
を壊れやすくシールする。主ラッパーシート80の側縁80
Dの壊れやすいシールは、適当なシール方法によって行
うことができる。例のみとして、縦側縁80Dは、図10に
示されるようにヒートシール、接着又は超音波結合させ
ることができる。生理用ナプキン20は、これによってラ
ッパー78が開かれるまで保護される。縦側縁を壊れやす
くシールするための適当な方法は、Swansonに対して発
行された米国特許第4,556,146号に記載されている。
本発明の種々の代替形態が可能である。例えば、図11
に示される形態に於いて、主本体部分22の第三区画32
(即ち、第三領域43)の一部の上に伸ばすだけの代わり
に、第一フラップ接着剤カバー84が、主ラッパーシート
80の縦端の一方から、主本体部分22の第一区画36(即
ち、第一領域39)の上になるまで伸びるように、そうし
てラッパー78及び生理用ナプキン20が折り曲げられない
状態にあるとき、それが第一フラップ接着剤76を覆うよ
うに、第一フラップ接着剤カバー84をより長く作ること
ができる。この形態に於いて、第一フラップ接着剤カバ
ー84の非粘着側84Aは、主ラッパーシート80の方に内側
に向き、本発明の目的は、ラッパー78及びナプキン20の
次の折り曲げられた形状に無関係に達成されるであろ
う。その結果、ラッパー78及び生理用ナプキン20は軸F1
及びF2の周りでそれ自体の上に折り曲げることができ、
又は全ての他の方式で、本発明の個々に包装された吸収
性物品を提供することができる。
本明細書に記載されたラッパー78の種々の形態は、全
ての適当な方式で製造することができる。フラップ接着
剤カバー84及び85は、主ラッパーシート又は当該技術分
野で公知の全ての接着剤カバー材料と同じ材料から製造
することができる。フラップ接着剤カバー84及び85は、
別の要素である場合、本発明の個々に包装された生理用
ナプキン20の製造の間の何時の時点でも主ラッパーシー
ト80に接合することができる。好ましくは、製造の容易
性のために、第一フラップ接着剤カバー84は、生理用ナ
プキン20を既に主ラッパーシート80の上に置いた後に、
主ラッパーシート80に接合される。これによって、生理
用ナプキン20を主ラッパーシート80の上に置くようにす
るために、図7に示されるように第一フラップ接着剤カ
バー84を逆に折り曲げる必要性が除かれる。主ラッパー
シート80の上の剥離紙又は剥離皮膜82、第一フラップ接
着剤カバー84の上の非粘着表面84A及び第二フラップ接
着剤カバー85の上の非粘着表面85Aは、フラップ接着剤
カバー84及び85を主ラッパーシート80に接合する前又は
後の何れかに適用することができる。好ましくは、製造
の容易性のために、これらの物品は、フラップ接着剤カ
バー84及び85を主ラッパーシート80に接合する前に適用
される。
更に好ましくは、製造の容易性のために、第一フラッ
プ接着剤カバー84及び第二フラップ接着剤カバー85は、
フラップ接着剤カバー84及び85を主ラッパーシート80に
接合する前に、図12に示されるように、それぞれ第一フ
ラップ24及び第二フラップ25の上に置くことができる。
非粘着表面84Aは第一フラップ接着剤76を覆い、非粘着
表面85Aは第二フラップ接着剤77を覆う。剥離可能に処
理されていない反対側84B及び85Bには、フラップ接着剤
カバー84及び85をフラップ24及び25の上に置く前又は後
に、それぞれ接着剤層83及び87を設けることができる。
次いで、第三領域43を第一領域39の方に折り曲げ、第一
フラップ接着剤カバー84に適用された接着剤層83を主ラ
ッパーシート80の第一端部分80Aに分離不能に接合す
る。この後で、第二領域41を、図9に示されるように第
三領域43内の主ラッパーシート80の外側表面80Eの方に
折り曲げ、第二フラップ接着剤カバー85に適用された接
着剤層87を主ラッパーシート80の外側表面80Eに分離不
能に接合する。個々に包装された生理用ナプキン20を開
いたとき、第一フラップ接着剤カバー84は第一フラップ
24から取り除かれるが、これは主ラッパーシート80の第
一端部分80Aと共に留まっている。第二フラップ接着剤
カバー85も第二フラップ25から取り除かれるが、これは
主ラッパーシート80の外側表面80Eと共に留まってい
る。
消費者は普通、本発明の個々に包装された生理用ナプ
キンを、図9及び10に示される形で持ち運ぶであろう。
図13に示されるように、本発明の個々に包装された生理
用ナプキンは、ラッパー78からテープタブ86を剥がし、
そして主ラッパーシート80の縦側縁80Dに沿った壊れや
すいシールを破壊することによって開くことができる。
第二フラップ接着剤77が、第二フラップ接着剤カバー85
から分離され、露出される。第二フラップ接着剤カバー
85は、主ラッパーシート80の外側表面80Eに残ってい
る。これによって、消費者が第二領域上41の主本体部分
22の端縁28を使用することができる。次いで消費者は第
二領域41の主本体部分22の端縁28を掴み、図13に示され
るように、生理用ナプキン20からテープタブ86を引っ張
ることができる。生理用ナプキン20がラッパー78から分
離されたとき、中央パッド接着剤74が剥離紙82から分離
される。主本体部分22の第一区画36及び第二区画34がラ
ッパー78から分離したとき、図14に示されるように、第
一フラップ接着剤カバー84は、第一フラップ24に設けら
れた第一フラップ接着剤76から分離し始める。生理用ナ
プキン20はラッパー78から更に引っ張られ、生理用ナプ
キン20とラッパー78とはお互いから分離する。ラッパー
78からの生理用ナプキン20の分離は、好ましくは1回の
動作で行われる。
前記の好ましい形態に於いて、第二領域41が第三領域
43から分離されたとき(即ち、第二接着剤77が第二フラ
ップ接着剤カバー85から分離されたとき)、接着剤層87
の縁87A(図5及び9参照)が、主ラッパーシート80の
第二端部分80Bに隣接して、距離Tほど第二フラップ接
着剤77の縁77Aを越えて伸びているので、第二フラップ
接着剤カバー85は、第二フラップ接着剤77と共に移動せ
ず、外側表面80Eから分離しないであろう。更に、第三
領域41内の中央パッド接着剤74の縁74Aは、主本体部分2
2の端縁28に隣接して、距離Sほど第二フラップ接着剤7
7の縁77Aを越えて伸びているので、第二区画36の端縁28
は、主ラッパーシート80と共に移動し、次いで第二フラ
ップ接着剤77は第二フラップ接着剤カバー85から分離す
るであろう。このような構造によって、第三領域43から
第二領域41を引っ張る消費者の操作が容易になる。
生理用ナプキンがラッパー78から取り出され、着用者
のパンティの表面に取り付けられると、消費者はラッパ
ー78を折り曲げ、剥離可能なテープタブ80をラッパー78
に再び付着させることによって、ラッパー78をその折り
曲げられた配置で固定することができる。次いで消費者
は、使用済み生理用ナプキンを再び包み処分するため
に、折り曲げたラッパー78を取っておくことができる。
全ての剥離細片はラッパー78に付着しているかラッパー
78と一体になっているので、着用者は、以前は必要であ
った、解けたフラップ接着剤剥離細片を集め処分するこ
とについて心配する必要がない。それで、本発明は、着
用者に、容易に取り付けられるきれいな生理用ナプキン
20を提供し、集めなくてはならない余分の廃棄片を与え
ない。
本明細書の記載を通して述べた全ての特許、特許出願
(及びこれに基づいて発行された特許並びに全ての対応
する公開された米国以外の国の特許出願)及び刊行物の
開示を、ここに引用して組込む。しかしながら、ここに
引用して組込んだ全ての文書が、本発明を教示又は開示
していることは明白に認められない。
本発明の好ましい態様の前記の詳細な説明は、単に例
示の方法によって与えられるものであること及び無数の
修正及び変形が本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく当業者に明らかになることが認められるべきであ
る。それで、本発明の範囲は、添付する請求の範囲を参
照することによって決定されるべきである。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一対の縦側縁、一対の端縁、ガーメ
    ント表面及び身体表面を有する主本体部分を備えた縦方
    向内で伸びる吸収性物品で、ここで、主本体部分のガー
    メント表面は着用者の下着表面に配置され、吸収性物品
    は、主本体部分の縦側縁を越えて横に外に向かって伸び
    ている、主本体部品に接合された一対の第一フラップ、
    及び主本体部分の縦側縁を越えて横に外に向かって伸び
    ている、縦方向内で第一フラップから離れて主本体部分
    に接合された一対の第二フラップを備え、第一フラップ
    及び第二フラップのそれぞれのガーメント表面はそれぞ
    れ第一フラップファスナー及び第二フラップファスナー
    を備え、第一フラップ及び第二フラップはフラップファ
    スナーを露出するように主本体部分の身体表面の上に折
    り曲げられている吸収性物品と、 (b)主ラッパーシート及び第一フラップファスナーカ
    バーを備えている吸収性物品用のラッパーとを備えてお
    り、ここで、 (c)主ラッパーシートは、一対の縦側部分、一対の端
    部分、主本体部分に面する内側表面及び外側表面を備
    え、主ラッパーシートは主本体部分のガーメント表面に
    隣接して配置され、ここで、吸収性物品の主ラッパーシ
    ート及び主本体部分は少なくとも2本の横軸及びこの2
    本の軸によって分割された少なくとも3個の領域を有
    し、3個の領域は、第一フラップの大部分がその中に伸
    びている第一領域、第二フラップの大部分がその中に伸
    びている第二領域、及び第三領域を備えており、 (d)第一フラップファスナーカバーは第三領域の主ラ
    ッパーシートの少なくとも一部に接合されており、ここ
    で、 (e)吸収性物品の主ラッパーシート及び主本体部分
    は、第一フラップの大部分が第三領域の主本体部分に面
    するように、2本の軸の一方の軸の周りに単一体として
    折り曲げられ、第一フラップファスナーカバーは第一フ
    ラップファスナーに剥離可能に貼付されており、 (f)吸収性物品の主ラッパーシート及び主本体部分
    は、第二フラップの大部分が主ラッパーシートの外側表
    面に面するように、2本の軸の他方の軸の周りに単一体
    として折り曲げられ、第二フラップの第二フラップファ
    スナーは主ラッパーシートの外側表面に剥離可能に貼付
    されている個々に包装された吸収性物品。
  2. 【請求項2】第二フラップの第二フラップファスナーに
    剥離可能に貼付された第二フラップファスナーカバーを
    更に備え、第二フラップファスナーカバーが主ラッパー
    シートの外側表面に接合されている、請求項1に記載の
    吸収性物品。
  3. 【請求項3】第一フラップファスナーカバーがラッパー
    シートに接合された別の要素を備え、第二フラップファ
    スナーカバーが主ラッパーシートに接合された別の要素
    を備えている、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】第一領域が第二領域と第三領域との間に配
    置され、第三領域が第一領域の主本体部分の上に折り曲
    げらて、主ラッパーシートが外側に面し、第二領域が第
    三領域の主ラッパーシートの上に折り曲げられているよ
    うになっている、請求項1に記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】主ラッパーシートの縦縁部分が吸収性物品
    が主本体部分の縦側縁を越えて伸び、第三領域の主ラッ
    パーシートの少なくとも一方の端部が第三領域の主本体
    部分の端縁を越えて伸び、第一フラップファスナーの第
    一フラップファスナーカバーが第三領域の主ラッパーシ
    ートの端部分に接合されている、請求項4に記載の吸収
    性物品。
  6. 【請求項6】主本体部分のガーメント表面の上に配置さ
    れ且つ縦方向に伸びている主本体部分ファスナーを更に
    備え、主本体部分ファスナーは主本体部分の端縁に隣接
    して第二フラップの第二フラップファスナーを越えて伸
    びている、請求項1に記載の吸収性物品。
  7. 【請求項7】第一領域が第二領域と第三領域との間に位
    置し、第三領域が第一領域の主本体部分の上に折り曲げ
    らて、主ラッパーシートが外側に面し、第二フラップフ
    ァスナーカバーが第三領域の主ラッパーシートの外側表
    面に面するように、第二領域が第三領域の上に折り曲げ
    られている、請求項2に記載の吸収性物品。
  8. 【請求項8】第二フラップファスナーカバーが、少なく
    とも、第二フラップの第二フラップファスナーを越えた
    第二領域の主ラッパーシートの端部分に隣接する点で、
    第三領域の主ラッパーシートの外側表面に接合されてい
    る、請求項7に記載の吸収性物品。
  9. 【請求項9】主本体部分がガーメント表面の上に配置さ
    れ且つ縦方向に伸びている主本体部分ファスナーを更に
    備え、主本体部分ファスナーは主本体部分の端縁に隣接
    して第二フラップの第二フラップファスナーを越えて伸
    びている、請求項8に記載の吸収性物品。
  10. 【請求項10】主ラッパーシート及びフラップファスナ
    ーカバーを1回の動作で吸収性物品の主本体部分及びフ
    ラップの両方から取り除くことができる、請求項1に記
    載の吸収性物品。
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