JPH0958532A - ウインドガラスのモールディング - Google Patents

ウインドガラスのモールディング

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Publication number
JPH0958532A
JPH0958532A JP21992295A JP21992295A JPH0958532A JP H0958532 A JPH0958532 A JP H0958532A JP 21992295 A JP21992295 A JP 21992295A JP 21992295 A JP21992295 A JP 21992295A JP H0958532 A JPH0958532 A JP H0958532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
windshield
deflector
roof
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21992295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohide Saji
友英 佐治
Mitsutaka Sanada
充孝 真田
Tatsuo Suzuki
辰男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP21992295A priority Critical patent/JPH0958532A/ja
Publication of JPH0958532A publication Critical patent/JPH0958532A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整流作用のあるウインドガラスのモールディ
ングを提供すること。 【解決手段】 図は、自動車のフロント側のルーフ12
aのウインドシールド13の上部の側断面図である。ウ
インドシールド13は、ルーフ12aのアウタパネル1
6aとインナパネル16bとで形成される窓枠開口縁部
14部に、粘着剤17により固定されている。この窓枠
開口縁部14には、モールディング15が配設されてい
る。モールディング15は、ウインドシールド13を挟
持する凹部15aと整流効果のあるデフレクター15b
とからなる。デフレクター15bは、ウインドシールド
13の周端部とアウタパネル16a面の境界部で、ウイ
ンドシールド13面及びアウタパネル16a面から突設
するように立上げている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオープンカーなどの
ようにルーフが開放、あるいはサンルーフのように、ル
ーフの一部が開放される自動車の走行風の流れを整える
ためのウインドのモールディングに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来におけるルーフが開放され
ているタイプの自動車1を示す。この自動車1は、図に
示すようにルーフの大部分を開放し、自動車1の走行中
には、種々の方向から走行風を巻込む。その一例をあげ
ると、矢印で示す走行風a〜dの巻込みかたがある。す
なわち、走行風aはウインドシールド2に沿って車室内
3に直接巻込まれ、走行風bはウインドシールド2から
リヤ側のルーフ4に当たって、車室内3に巻込まれる。
また、走行風cは自動車1の側部からサイドウインド5
の上部から車室内3に巻込まれ、走行風dは自動車1の
バックウインドの背部に生じる負圧により、背部から車
室内3に巻込まれる。
【0003】そのような走行風a〜dを車室内3に巻込
むのを防止するため、図5に示すデフレクター6をルー
フパネル10に取付けているタイプの自動車もある。図
に示すように、自動車の窓枠開口縁部7に固着されてい
るモールディング8にウインドシールド9の周端部が挟
持されている。そして、ウインドシールド9の上部のル
ーフパネル10に、上記デフレクター6を取付けてい
る。自動車の走行中にウインドシールド9に沿って流れ
る走行風eは、デフレクター6により上方に整流され、
ルーフパネル10の後方にある図示されていない開口に
巻込まれるのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デフレ
クター6を使用するのは、別部品をルーフに取付ける必
要があり、部品点数が増え、コストが高くなり、作業工
程が多くなるとともに、デザイン上にも制約がある。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされ、ウイン
ドガラスのモールディングにデフレクターの役割をも持
たらす、ウインドガラスのモールディングを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、少なくと
もルーフの一部を開放している自動車の、ウインドガラ
スの周端部を挟持し、これをウインドガラスの開口縁部
に固着するためのモールデイングにおいて、上記モール
ディングを幅方向に延長して走行風の流れを整えるため
のデフレクターを形成したことを特徴とするウインドガ
ラスのモールディングによって達成される。
【0007】すなわち、本発明によれば紐状のモールデ
ィングを幅方向に延長し、このモールディングと一体的
にデフレクターを形成したので、自動車の表面に沿って
流れる走行風がデフレクターにより整流され、エアダム
効果により、ルーフに巻込み風が流れ込むのを防ぐこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
ウインドガラスのモールディングについて、図面を参照
しながら説明する。
【0009】図1は本発明に係るウインドガラスのモー
ルディングを用いている自動車11を示す。この自動車
11は、図に示すようにルーフ12の大部分が開放され
ている。自動車11のフロント側のウインドガラスのウ
インドシールド13の窓枠開口縁部14には、紐状のモ
ールディング15が配設されている。モールディング1
5は、材質がPVC(ポリ塩化ビニル)であり、ウイン
ドシールド13の上部及び両側にわたって配設されてい
る。
【0010】図2は、自動車11のフロント側のルーフ
12aのウインドシールド13及びモールディング15
の断面図である。ウインドシールド13は、ルーフ12
aのアウタパネル16aとインナパネル16bとで形成
される窓枠開口縁部14に、粘着剤17により取付けら
れている。
【0011】モールディング15は、紐状で凹部15a
とこの凹部15aを幅方向に延長したデフレクター15
bとからなる。凹部15aは、両面テープ18により窓
枠開口縁部14に固定され、ウインドシールド13の周
端部をその凹所で挟持している。デフレクター15b
は、ウインドシールド13の周端部とアウタパネル16
aの境界部で、ウインドシールド13面及びアウタパネ
ル16a面よりも突設するように庇状に立上げている。
なお、図面は省略するが、デフレクター15bの断面形
状は、全体としてほぼ同じ形状であり、ウインドシール
ド13の両側(フロントピラー)の下部で、デフレクタ
ー15bの立上げが除々に小さくなる。
【0012】図3は、自動車11のリヤ側のルーフ12
bのバックウインド19及びモールディング20の断面
図である。モールディング20は、ウインドシールド1
3側に配設されているモールディング15と同じよう
に、バックウインド19の上部及び両側にわたって配設
されている。なお、この断面図は局部的に表しているの
で、バックウインド19が水平方向に向いている。
【0013】また、モールディング20は、凹部20a
とデフレクター20bとからなる。凹部20aは、両面
接着テープ22により窓枠開口縁部21bに固定され、
バックウインド19の周部をその凹部20aの凹所で挟
持している。デフレクタ20bは、バックウインド19
の端部とアウタパネル21の境界部で、バックウインド
19面及びアウタパネル21面よりも突設するように立
上げている。デフレクター20bの断面形状は、全体と
してほぼ同じ形状であり、バックウインド19の両側の
下部で、除々にデフレクター20bの立上げが小さくな
る。
【0014】なお、デフレクター15b,20bの形状
及び立上げの大きさは、自動車11の空気抵抗等を考慮
し、走行風が整流されて車室内23への走行風の巻込み
を防止あるいは減少するように、流体実験の結果等を参
考にして決める。
【0015】以上、本発明の実施の形態によるウインド
ガラスのモールディングの構成について説明したが、次
にその作用について説明する。
【0016】図1に示すように、自動車11はルーフ1
2の大部分を開放している。自動車11の走行中には、
図4に示す走行風a〜dに対応した走行風A〜Dが自動
車11に沿って流れる。これらの走行風A〜Dはウイン
ドシールド13に沿って流れ、デフレクター15bの存
在によりそれぞれ整風される。すなわち、走行風Aはウ
インドシールド13に沿って車室内23に巻込まれず、
走行風Bはウインドシールド13からリヤ側のルーフ1
2bを避けて流れる。また、走行風Cは自動車11の側
部からサイドウインド24の上部から車室内23に巻込
まれることはなく、走行風Dは自動車11のバックウイ
ンド19の背部に流れても、デフレクター20bによ
り、上方に流れ背部から車室内23に巻込まれることが
無くなる。
【0017】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、デフレクター15b,20bによるエアダム効果に
より、走行風A〜Dの車室内23への巻込みを防止する
ことができる。
【0018】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0019】例えば、以上の発明の実施の形態では、フ
ロント側のウインドシールド13に配設されているモー
ルディング15とリヤ側のバックウインド19に配設し
たモールディング20の双方を使用して、走行風を整風
したが、これをフロント側またはリヤ側のみ配設するこ
とにより、部分的に整風するようにしてもよい。同様
に、モールディング15,20のデフレクター15b,
20bをそれぞれのウインドシールド13またはバック
ウインド19の上部及び両サイドに配設したが、これを
上部のみとか、部分的に配設することにより、走行風を
部分的に整風してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、別
部品を追加することなく、デフレクターにより走行風の
流れを整流することができるので、別個にデフレクター
を取付けた場合と比べコストが安くなり、作業工程も増
えないでモールディングを取付けることができる。デザ
イン上も外観が悪くなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるウインドガラスのモ
ールディングを使用している自動車の走行風の流れを説
明するための斜視図である。
【図2】同ウインドガラスのモールディングをフロント
側ルーフに取付けた状態を示す断面図である。
【図3】同ウインドガラスのモールディングをリヤ側ル
ーフに取付けた状態を示す断面図である。
【図4】従来のデフレクターを使用していない自動車の
走行風の流れを説明するための斜視図である。
【図5】従来のデフレクターがフロント側のルーフに取
付られている状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 自動車 12 ルーフ 13 ウインドシールド 14,21b 開口縁部 15,20 モールディング 19 バックウインド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともルーフの一部を開放している
    自動車の、ウインドガラスの周端部を挟持し、これをウ
    インドガラスの開口縁部に固着するためのモールデイン
    グにおいて、上記モールディングを幅方向に延長して走
    行風の流れを整えるためのデフレクターを形成したこと
    を特徴とするウインドガラスのモールディング。
JP21992295A 1995-08-29 1995-08-29 ウインドガラスのモールディング Pending JPH0958532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21992295A JPH0958532A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 ウインドガラスのモールディング

Applications Claiming Priority (1)

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JP21992295A JPH0958532A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 ウインドガラスのモールディング

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JPH0958532A true JPH0958532A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16743129

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JP21992295A Pending JPH0958532A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 ウインドガラスのモールディング

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JP (1) JPH0958532A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168654A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Hino Motors Ltd 車両前部構造
JP2010058680A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toyota Motor Corp 空気抵抗低減装置
WO2022109799A1 (zh) * 2020-11-24 2022-06-02 智马达汽车有限公司 一种顶盖结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007168654A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Hino Motors Ltd 車両前部構造
JP2010058680A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toyota Motor Corp 空気抵抗低減装置
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