JPH0958414A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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JPH0958414A
JPH0958414A JP21500995A JP21500995A JPH0958414A JP H0958414 A JPH0958414 A JP H0958414A JP 21500995 A JP21500995 A JP 21500995A JP 21500995 A JP21500995 A JP 21500995A JP H0958414 A JPH0958414 A JP H0958414A
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JP
Japan
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vehicle
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eeprom
recording means
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JP21500995A
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Keiji Yamamoto
圭司 山本
Noriyasu Oonishi
徳靖 大西
Yoshihiro Fukuda
吉宏 福田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to CA002183264A priority patent/CA2183264A1/en
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    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
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    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
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    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
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    • G07C2009/00753Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys
    • G07C2009/00769Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means
    • G07C2009/00777Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means by induction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は記録手段に記録される判別コード
と、外部から供給される判別コードとが一致する場合に
車両を可動状態とする車両用盗難防止装置に関し、車両
の盗難に対する安全性の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 判別コードを記録したEEPROMを車
両に搭載する。キーに判別コードを送信するトランスポ
ンダを組み込む。キーが挿入された後(ステップ10
0)、EEPROMにアドレス信号を送信する(ステッ
プ106)。EEPROMの応答がある場合は(ステッ
プ110)、トランスポンダとの通信を行い(ステップ
114)、判別コードの同一性を判断する(ステップ1
18)。判別コードが一致する場合はエンジンの始動を
許可する(ステップ120)。EEPROMの応答がな
い場合はエンジンの始動を許可しない(ステップ10
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用盗難防止装
置に係り、特に、記録手段に記録される判別コードと、
外部から供給される判別コードとが一致する場合に車両
の動作禁止状態を解除する車両用盗難防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平3−12563
号に開示される如く、車両のキー、及び車両に予め判別
コードを付与し、キーに付与された判別コードと、車両
に付与された判別コードとが一致する場合にのみ車両の
動作禁止状態を解除する装置が知られている。かかる装
置が搭載されている場合、正規のキーを用いずに車両を
始動させることは困難であり、車両の盗難を未然に防止
することができる。
【0003】ところで、車両用盗難防止装置が、破壊等
により正常に機能しない場合、正規のキーが用いられて
いないにも関わらず、車両が始動可能となる場合があ
る。このため、盗難に対する安全性を高めるためには、
装置の異常を検出して、異常が検出された際には車両を
非可動状態に維持することが適切である。
【0004】かかる観点より、上記従来の装置は、定期
的に装置の電気回路を検査し、異常時には、キーの判別
コードと車両の判別コードとが一致すると判断されて
も、車両を動作禁止状態に維持することとしている。車
両用盗難防止装置において、かかる制御が実行された場
合、装置を破壊しても車両を始動させることができず、
車両の盗難に対する安全性を更に向上させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の盗難防止装
置は、判別コードを記録したメモリを装置内に備えてい
る。キーから盗難防止装置に対して判別コードが送信さ
れると、盗難防止装置の内部でメモリから判別コードが
読みだされ、キーから送信された判別コードとの同一性
が判断される。
【0006】ところで、上記従来の装置においては、メ
モリの状態が監視されていない。従って、盗難防止装置
からメモリが除去されても、その状態が異常として検出
されることはない。一方、盗難防止装置からメモリが除
去されると、全てのビットが“0”に固定された判別コ
ード(以下、0コードと称す)、又は全てのビットが
“1”に固定された判別コード(以下、1コードと称
す)が記録されているのと同様の事態が生じ得る。
【0007】従って、上記従来の盗難防止装置からメモ
リが除去され、かつ、判別コードとして0コード、又は
1コードが付与されたキーが用いられた場合には、車両
が始動可能な状態となる場合がある。また、予め判別コ
ードが一致する偽メモリと偽キーとが準備され、盗難防
止装置のメモリが偽メモリに交換された後、偽キーによ
り始動が行われた場合にも、車両が始動可能な状態とな
る。
【0008】このように、上記従来の盗難防止装置は、
装置に内蔵されるメモリの状態についての監視を行って
いないことから、メモリが除去、又は交換された場合に
は、不正な車両の始動を禁止し得ない場合があるという
問題を有していた。本発明は、上述の点に鑑みてなされ
たものであり、盗難防止装置に内蔵されるメモリの状態
を監視し、メモリの正規の状態でないと判別される場合
には車両を非可動状態に維持することにより、上記の課
題を解決する車両用盗難防止装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、記録手段に記録される判別コードと、
外部から供給される判別コードとが一致する場合に車両
の動作禁止状態を解除する車両用盗難防止装置におい
て、前記記録手段が接続されているか否かを判定する接
続判定手段と、前記記録手段が接続されていない場合に
車両の動作禁止状態の解除を禁止する解除禁止手段と、
を備える車両用盗難防止装置により達成される。
【0010】本発明において、前記記録手段には、予め
車両に付与された判別コードが記録されている。記録手
段に記録される判別コードと、外部から供給される判別
コードとが一致する場合は、正規の方法で車両の始動が
図られていると判断できる。かかる場合には、車両の動
作禁止状態が解除され、車両の始動が許容される。前記
接続判定手段は、装置内に適正に記録手段が接続されて
いるか否かを判定する。記録手段が接続されていない場
合、装置に異常が生じていると判断できる。この場合、
前記解除禁止手段によって、車両が動作禁止状態に維持
される。
【0011】上記の目的は、請求項2に記載する如く、
上記請求項1記載の車両用盗難防止装置において、トラ
ンスポンダから送信される判別コードを受信する受信手
段を備えると共に、前記解除禁止手段は、前記記録手段
が接続されていない場合に、前記受信手段と、前記トラ
ンスポンダとの通信を禁止する通信禁止手段を備える車
両用盗難防止装置によっても達成される。
【0012】本発明において解除禁止手段が備える通信
禁止手段は、車両用盗難防止装置に記録手段が接続され
ていない場合に、トランスポンダと受信手段との通信を
禁止する。車両用盗難防止装置への判別コードの供給
は、トランスポンダから受信手段に向けて判別コードを
送信することにより行われる。従って、上記の如く、ト
ランスポンダと受信手段との通信が禁止されると、車両
は動作禁止状態に維持される。
【0013】上記の目的は、請求項3に記載する如く、
記録手段に記録される判別コードと、外部から供給され
る判別コードとが一致する場合に車両の動作禁止状態を
解除する車両用盗難防止装置において、判別コードと共
にIDコードを記録する記録手段と、該記録手段に付与
されたIDコードを記録する第2記録手段と、前記記録
手段に記録されるIDコードと、前記第2記録手段に記
録されるIDコードとが一致する場合に、車両の動作禁
止状態の解除を許可する禁止解除許可手段と、を備える
車両用盗難防止装置によっても達成される。
【0014】本発明において、記録手段には、車両に対
して予め付与された判別コードと共に、記録手段に対し
て付与されたIDコードが記録されている。記録手段に
対して付与されたIDコードは、車両用盗難防止装置に
内蔵される第2記録手段にも記録されている。前記禁止
解除許可手段は、記録手段に記録されているIDコード
と、第2記録手段に記録されているIDコードが一致す
る場合に車両を可動状態とすることを許容し、一方、両
者が一致しない場合は、判別コードが一致しても車両の
動作禁止状態の解除を許可しない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
車両用盗難防止装置のシステム構成図を示す。本実施例
のシステムは、キーシリンダ10の先端(図1において
右端)に配設されるアンテナコイル12、アンテナコイ
ル12と接続される通信回路14、通信回路14と接続
される電子制御ユニット(以下、ECUと称す)16、
ECU16と接続されるエンジンコントロールコンピュ
ータ(以下、EFIコンピュータと称す)18、及び、
キー20に内蔵されるトランスポンダ22により構成さ
れる。
【0016】図2は、通信回路14、及びECU16の
内部構成を表す車両用盗難防止装置のシステム構成図を
示す。図2に示す如く、アンテナコイル12には、通信
回路14に内蔵されるドライブ回路24、及び検波/復
調回路26が接続されている。ドライブ回路24は、所
定の振幅を有する電圧信号を所定周波数で出力する。ド
ライブ回路24から上記の電圧信号が出力されると、ア
ンテナコイル12の両端電圧は、所定振幅および所定周
波数で変動する。
【0017】検波/復調回路26は、アンテナコイル1
2の一端に生ずる電圧変動の振幅を検出し、その振幅に
応じた信号を出力する。後述の如く、キー20に内蔵さ
れるトランスポンダ22は、アンテナコイル12へ向け
て、複数の2値化信号を組み合わせて構成した判別コー
ドを含む信号をシリアル送信する。トランスポンダ22
から、上記信号が送信されると、アンテナコイル12の
端部に生ずる電圧変動の振幅が振幅変調される。検波/
復調回路26は、かかる電圧変動の振幅変化を復調し、
トランスポンダ22から送信された判別コード等の各ビ
ット値に対応するハイ出力またはロー出力を発生する。
【0018】検波/復調回路26から出力される電圧信
号は、ECU16に内蔵されるマイクロコンピュータ2
8に供給される。マイクロコンピュータ28には、揮発
性メモリであるRAM30、および読み出し専用のメモ
リであるROM32が内蔵されている。マイクロコンピ
ュータ28は、後述の如く、検波/復調回路26から出
力される信号の一部をトランスポンダ22から発せられ
た判別コードとして把握し、そのコードをRAM30内
に記録する。
【0019】マイクロコンピュータ28には、不揮発性
メモリであるEEPROM34、電源回路36、および
EFIコンピュータ18が接続されている。EEPRO
M34には、車両に対して予め設定された判別コードが
記録されている。マイクロコンピュータ28は、上述の
如くRAM30に記録したコードと、EEPROM34
に記録されている判別コードとが一致するか否かを判別
する。判別の結果、双方のコードが一致する場合は、マ
イクロコンピュータ28からEFIコンピュータ18に
対して、車両を可動状態とすべき旨の指令、具体的に
は、イグニッションがオンとなること、及び、燃料噴射
が可能となることを許容すべき旨の指令が発せられる。
一方、双方のコードが一致しない場合は、マイクロコン
ピュータ28からEFIコンピュータ18に対して車両
を可動状態とすべき旨の指令は発せられない。この場
合、イグニッションがオンとならず、かつ、燃料噴射が
実行されないため、車両を始動することはできない。
【0020】電源回路36は、マイクロコンピュータ2
8に対して駆動電力を供給する回路であり、電源電圧
(+B)が供給されている場合に5Vの電圧を発生す
る。電源回路36は、キースイッチ38を介して電源電
圧(+B)に接続されている。キースイッチ38は、キ
ーシリンダ10にキー20が挿入されることによりオン
状態となる。従って、キー20がキーシリンダ10に挿
入されていない場合は、電源回路36が5V電圧を発生
しないためマイクロコンピュータ28は停止状態とな
る。この場合、通信回路14も停止状態に維持される。
キー20がキーシリンダ10に挿入されると、電源回路
36からマイクロコンピュータ28への電力供給が開始
され、マイクロコンピュータ28および通信回路14が
作動状態となる。
【0021】次に、図3を参照して、トランスポンダ2
2の構成について説明する。図3は、トランスポンダ2
2の回路構成図を示す。トランスポンダ22は、コイル
40を備えている。アンテナコイル12の両端電圧が、
上述の如く所定周期で変動すると、アンテナコイル12
の周辺には交流磁界が発生する。コイル40は、キー2
0がキーシリンダ10に挿入される際に、上記の交流磁
界を検出することができるようにトランスポンダ22内
に配設されている。
【0022】コイル40の一端(図3に示す上端)に
は、コンデンサ42の一方の電極、電源回路44の一方
の端子、及びスイッチ回路46が接続されている。ま
た、コイル40の他端(図3に示す下端)には、コンデ
ンサ42の他方の電極、電源回路44の他方の端子、お
よび2つの負荷回路48,50が接続されている。
【0023】コイル40及びコンデンサ42の諸元は、
上述したアンテナコイル12が所定周期の交流磁界を発
した際に、コイル40およびコンデンサ42よりなるL
C回路に、共振が生ずるように設定されている。また、
電源回路44には、コイル40およびコンデンサ42か
らなるLC回路に共振が生じた際に、その共振信号を整
流して所定の直流電圧を発生する回路が内蔵されてい
る。
【0024】電源回路44で生成された直流電圧は、制
御回路52に供給される。制御回路52には、メモリ5
4が接続されている。メモリ54には、上記図2に示す
EEPROM34内に記録されている判別コードと同一
の判別コードが記録されている。制御回路52は、電源
回路44から電力が供給されると、メモリ54に記録さ
れている判別コードに従って、スイッチ回路46に対し
て適当な駆動信号を供給する。
【0025】負荷回路48と50とには、異なる負荷Z
1 及びZ2 がそれぞれ付与されている。制御回路52か
らスイッチ回路46に対して負荷回路48を接続状態と
する旨の駆動信号が供給されると、コイル40とコンデ
ンサ42とからなる回路に負荷Z1 が接続される。以
下、この状態を第1状態と称す。一方、制御回路52か
らスイッチ回路46に対して負荷回路50を接続状態と
する旨の駆動信号が供給されると、コイル40とコンデ
ンサ42とからなる回路に負荷Z2 が接続される。以
下、この状態を第2状態と称す。
【0026】コイル40およびコンデンサ42に負荷Z
1 が接続される第1状態と、コイル40およびコンデン
サ42に負荷Z2 が接続される第2状態とでは、コイル
40を含む回路の共振条件に差異が生ずる。本実施例に
おいては、第1状態が実現された場合に、コイル40を
含む回路の共振周波数とアンテナコイル12から発せら
れる交流磁界の周波数とがほぼ一致するように、また、
第2状態が実現された場合に、コイル40を含む回路の
共振周波数とアンテナコイル12から発せられる交流磁
界の周波数とにずれが生ずるように、負荷Z1 およびZ
2 の値が設定されている。従って、コイル40の両端に
は、スイッチ回路46が第1状態を実現しているか、或
いは第2状態を実現しているかに応じて、振幅の異なる
電圧信号が生成される。
【0027】このように、トランスポンダ22によれ
ば、スイッチ回路46を負荷回路48又は50の何れに
接続させるかに応じて、コイル40の両端に生ずる電圧
の振幅を変更することができる。制御回路52は、送信
すべき信号のビット値が“1”であるか“0”であるか
に応じて、スイッチ回路46を負荷回路48,50の何
れかに接続させる。制御回路52が上記の如くスイッチ
回路46を駆動すると、コイル40の両端には、送信す
べき信号のビット値に対応した振幅が表れることにな
る。
【0028】制御回路52は、電源回路44から電力が
供給され始めた後、スタート信号に対応する一連の駆動
信号を順次スイッチ回路46に供給する。次に、制御回
路52は、メモリ54に記録されている判別コードに対
応する一連の駆動信号、及びストップ信号に対応する一
連の駆動信号を、順次スイッチ回路46に供給する。従
って、トランスポンダ22のコイル40の両端には、ト
ランスポンダ22が作動状態となった後、スタート信
号に対応する電圧振幅の変動、判別コードに対応する
電圧振幅の変動、ストップ信号に対応する電圧振幅の
変動が時間の経過に伴って表れる。
【0029】キー20がキーシリンダ10に差し込まれ
る過程で、アンテナコイル12とトランスポンダ22と
が近接すると、アンテナコイル12とコイル40との相
互インダクタンスMが無視できなくなり、アンテナコイ
ル12のインダクタンス特性が、コイル40の状態に影
響される状態となる。かかる状況下では、アンテナコイ
ル12の両端に生ずる電圧の振幅が、コイル40の両端
に生ずる電圧の振幅に影響される。このため、アンテナ
コイル12の両端には、コイル40の両端に表れる電圧
の振幅、すなわち、トランスポンダ22からアンテナコ
イル12に向けて送信すべき信号のビット値に対応した
振幅が表れる。
【0030】従って、トランスポンダ22のコイル40
に、スタート信号、判別コード、およびストップ信号の
各ビット値に対応した電圧振幅が順次表れると、アンテ
ナコイル12の両端にも、経時的に、スタート信号、判
別コード、およびストップ信号のビット値に対応した電
圧振幅が表れる。上述した検波/復調回路26は、かか
る電圧振幅の変動を2値化信号に復調してマイクロコン
ピュータ28に供給する。
【0031】マイクロコンピュータ28は、スタート信
号と認識される2値化信号と、ストップ信号と認識され
る2値化信号とに挟まれる所定ビット数の信号を、トラ
ンスポンダ22から送信された判別コードとして認識す
る。以後、マイクロコンピュータ28は、上述の如く、
受信した判別コードをRAM30に記録して、車両の動
作禁止状態を解除又は維持するための処理を行う。
【0032】上述した車両用盗難防止装置から、EEP
ROM34が除去されると、EEPROM34からマイ
クロコンピュータ28に対して、全てのビット値が
“0”に固定された判別コードが出力されているのと同
様の状態が形成される。この場合、全てのビット値が
“0”に固定された判別コードを送信するトランスポン
ダ22を用いることで、判別コードを不正に一致させる
ことが可能である。
【0033】本実施例のシステムは、上述の手法によ
り、不正に車両の動作禁止状態の解除が図られた場合
に、車両を動作禁止状態に維持し得る点に特徴を有して
いる。以下、図4を参照して、かかる特徴的機能につい
て説明する。図4は、上記の機能を実現すべくECU1
6で実行されるルーチンの一例のフローチャートを示
す。
【0034】キーシリンダ10にキー20が挿入される
と、キースイッチ38がオンとなり、本ルーチンが開始
される(ステップ100)。本ルーチンが開始される
と、ステップ102において、マイクロコンピュータ2
8が起動され、次いでステップ104でマイクロコンピ
ュータ28の初期化が行われる。
【0035】上記の処理が終了したら、次に、ステップ
106において、EEPROM34に記録されている判
別コードの読み出しを可能とすべく、判別コードが記録
されているEEPROM34のアドレス設定が行われ
る。アドレスの設定は、マイクロコンピュータ28から
EEPROM34へ向けて、読み出しを実行すべきアド
レスに対応する信号を送信することにより行われる。
【0036】EEPROM34にアドレス信号が供給さ
れると、EEPROM34は、その信号を受信したこと
を示すためマイクロコンピュータ28に対して所定の信
号を返信する。マイクロコンピュータ28は、ステップ
108において、EEPROM34から送信される上記
の返信信号を受信するための待機状態とされる。
【0037】所定期間が経過した後、ステップ110に
おいて、EEPROM34の返信信号が受信されたか否
かが判別される。所定の期間内にEEPROM34から
の返信信号が受信されていない場合は、ECU16から
EEPROM34が除去されていると判断され、以後、
車両の動作禁止状態を解除するための処理が続行される
ことなく今回のルーチンが終了される。この場合、EF
Iコンピュータ18は、エンジンの始動を禁止するモー
ドに維持され、車両は確実に動作禁止状態に維持され
る。
【0038】一方、上記ステップ110において、所定
期間内にEEPROM34からの返信信号が受信されて
いると判別された場合は、ステップ112において、E
EPROM34に記録されている判別コードを読み込
み、そのコードをRAM30に記録する処理が実行され
る。
【0039】上記の処理の後、ステップ114におい
て、トランスポンダ22との通信が実行され、続くステ
ップ116で、通信により得られた信号をコード化する
処理が実行される。そして、次に、ステップ118にお
いて、EEPROM34から読み出した判別コードと、
トランスポンダ22から送信された判別コードとが一致
しているか否かが判別される。
【0040】上記ステップ118において、双方の判別
コードが一致すると判別された場合は、ステップ120
において、エンジンの始動を許可するための処理が実行
された後、今回のルーチンが終了される。ステップ12
0では、具体的には、EFIコンピュータ18に対し
て、イグニッションをオンとすること、および燃料噴射
を実行することを許可する旨の指令が発せられる。この
結果、エンジンが始動可能な状態となり、車両の動作禁
止状態が解除される。一方、上記ステップ118で、双
方の判別コードが一致しないと判別された場合は、車両
を動作禁止状態に維持すべく、上記ステップ120の処
理が実行されることなく今回のルーチンが終了される。
【0041】上述の如く、本実施例の車両用盗難防止装
置によれば、EEPROM34に記録されている判別コ
ードと、トランスポンダ22に記録されている判別コー
ドとが一致しない場合に車両を動作禁止状態に維持する
ことができると共に、EEPROM34がECU16か
ら除去されている場合においても、同様に車両を動作禁
止状態に維持することができる。従って、本実施例の車
両盗難防止装置によれば、EEPROM34を除去する
ことによる不正な動作禁止状態の解除を阻止することが
でき、盗難防止に対して高い安全性を得ることができ
る。
【0042】尚、上記の実施例においては、EEPRO
M34が前記請求項1記載の記録手段に相当する。ま
た、マイクロコンピュータ28が上記ステップ108の
処理を実行することにより前記請求項1記載の接続判定
手段が、上記ステップ110の処理を実行することによ
り前記請求項1記載の解除禁止手段および前記請求項2
記載の通信禁止手段が、それぞれ実現される。
【0043】図5は、本発明の第2実施例である車両用
盗難防止装置のシステム構成図を示す。尚、図5におい
て、上記図2に示す構成部分と同一の構成部分について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施例
のシステムにおいて、キースイッチ38は直接マイクロ
コンピュータ28に接続されている。また、電源回路3
7には直接電源電圧(+B)が供給されている。この電
源回路37は内部に2次電池を備えており、+B断線時
にもRAMに記録されたIDコードが消去されないよう
に構成されている。かかる構成によれば、マイクロコン
ピュータ28が、キースイッチ38の状態に関わらず作
動可能な状態に維持されると共に、RAM30の記録内
容が、キースイッチ38の状態に関わらず維持される。
【0044】EEPROM34には、車両に対して付与
された判別コードと共に、EEPROM34自身に付与
されたIDコードが記録されている。EEPROM34
に記録されているIDコードは、RAM30にも記録さ
れている。従って、本実施例のシステムによれば、EE
PROM34に記録されているIDコードと、RAM3
0に記録されているIDコードとが一致するか否かに基
づいて、ECU16に正規のEEPROM34が搭載さ
れているか否かを判別することができる。
【0045】上述した第1実施例のシステムは、EEP
ROM34が除去された場合に、車両の動作禁止状態が
解除されるのを阻止することを目的として構成されてい
る。かかる構成によれば、上述の如く、車両の盗難に対
して高い安全性を得ることができる。しかしながら、上
述した第1実施例のシステムによっては、EEPROM
34が偽のEEPROMに付け替えられた場合に、車両
の動作禁止状態が解除されるのを阻止することはできな
い。つまり、予め判別コードの一致した偽EEPROM
と偽トランスポンダとを準備して、EEPROM34を
偽EEPROMに交換した後に、偽トランスポンダを用
いて車両の始動を図れば、上記第1実施例のシステムを
搭載する車両の動作禁止状態を解除することは可能であ
る。
【0046】本実施例のシステムは、かかる不正な動作
禁止状態の解除を阻止し得る点に特徴を有している。以
下、図6及び図7を参照して、かかる特徴的機能を実現
すべくマイクロコンピュータ28が実行する処理の内容
について説明する。図6は、上記の機能を実現すべくマ
イクロコンピュータ28で実行されるメインルーチンの
一例のフローチャートを示す。本ルーチンは、ECU1
6に電源電圧が供給され、マイクロコンピュータ28が
パワーオンリセットされることにより起動される(ステ
ップ200)。本ルーチンが起動されると、ステップ2
02において、キースイッチ38がオンであるかが判別
される。
【0047】キースイッチ38がオンでないと判別され
た場合は、キー20がキーシリンダ10に挿入されてい
ない、すなわち、車両の始動が要求されていないと判断
され、次いでEEPROM監視サブルーチン(ステップ
300)が実行される。尚、EEPROM監視サブルー
チンの内容については、後に図7を参照して詳説する。
一方、キースイッチ38がオンであると判別された場合
は、ステップ204において、マイクロコンピュータ2
8の初期化が実行される。
【0048】マイクロコンピュータ28の初期化が終了
すると、次にステップ206において、EEPROM3
4に記録されているIDコードが読み込まれる。次い
で、ステップ208において、上記の如く読みだしたI
Dコードと、RAM30に記録されているIDコードと
の比較が行われる。
【0049】ステップ210では、双方のIDコードが
一致しているか否かが判別される。上記の判別の結果、
双方のIDコードが一致している場合は、ステップ21
2でトランスポンダ22との通信が実行された後、ステ
ップ214で、トランスポンダ22から送信された判別
コードと、EEPROM34に記録されている判別コー
ドとが一致するか否かが判別される。その結果、双方の
判別コードが一致すると判別される場合は、ステップ2
16において、エンジンの始動を許可する処理が実行さ
れる。
【0050】一方、上記ステップ210において、EE
PROM34に記録されているIDコードと、RAM3
0内に記録されているIDコードとが一致しないと判別
された場合、及び、上記ステップ214において、EE
PROM34に記録されている判別コードと、トランス
ポンダ22から送信された判別コードとが一致しないと
判別された場合は、共にステップ216がジャンプさ
れ、次にステップ218の処理が実行される。この場
合、EFIコンピュータ18が、エンジンの始動を禁止
するモードに維持されるため、車両は確実に動作禁止状
態に維持される。
【0051】上述の如く、本実施例のシステムによれ
ば、EEPROM34に記録されている判別コードとト
ランスポンダ22に記録されている判別コードとが一致
するのみならず、EEPROM34に記録されているI
Dコードと、RAM30に記録されているIDコードと
が一致しなければ、車両の動作禁止状態を解除すること
はできない。このため、本実施例のシステムによれば、
EEPROM34が偽のEEPROMに付け替えられ、
偽のトランスポンダを用いて車両の始動が図られた場合
においても、確実に車両を動作禁止状態に維持すること
ができる。
【0052】ステップ218では、キースイッチ38が
オフとされているか否か、すなわち、キーシリンダ10
からキー20が抜き取られたか否かが判別される。その
結果、キースイッチ38がオフであると判別された場合
は、次いで上記ステップ202の処理が実行される。こ
の場合、ステップ202ではキースイッチ38がオンで
はないと判別されるため、EEPROM監視サブルーチ
ン(ステップ300)が開始される。以後、キースイッ
チ38がオンとされるまで、ステップ202の処理と、
EEPROM監視サブルーチンの処理とが繰り返し実行
される。
【0053】一方、上記ステップ218においてキース
イッチ38がオフではないと判別された場合は、その
後、即座にEEPROM監視サブルーチン(ステップ3
00)が開始される。以後、キースイッチ38がオフと
されるまで、ステップ218の処理と、EEPROM監
視サブルーチンの処理とが繰り返し実行される。
【0054】図7は、EEPROM監視サブルーチンの
一例のフローチャートを示す。以下、図7を参照して、
EEPROM監視サブルーチンの内容について詳説す
る。EEPROM監視サブルーチンが起動されると、先
ずステップ302において、一定時間が経過したか否か
が判別される。その結果、未だ一定時間が経過していな
い場合には、後の処理を進めることなく今回のルーチン
が終了される。一方、既に一定時間が経過していると判
別された場合は、次にステップ304の処理が実行され
る。
【0055】ステップ304では、EEPROM34に
記録されているIDコードが、マイクロコンピュータ2
8に読み込まれる。マイクロコンピュータ28は、次い
で、ステップ306において、RAM30に記録されて
いるIDコードと、EEPROM34から読み込んだI
Dコードとが一致するか否かを判別する。
【0056】双方のIDコードが一致する場合は、EC
U16に正規のEEPROM34が搭載されていると判
断することができる。この場合、ステップ308におい
て、乱数により新しいIDコードが作成される。以後、
作成された新IDコードが、ステップ310でRAM3
0に格納され、また、ステップ312でEEPROM3
4に登録されて、今回のEEPROM監視サブルーチン
が終了される。
【0057】一方、上記ステップ306において、RA
M30に記録されているIDコードと、EEPROM3
4から読み込んだIDコードとが一致していないと判別
された場合は、ECU16に搭載されているEEPRO
M34が、正規のEEPROMではないと判断すること
ができる。この場合、ステップ314で、EEPROM
のコードデータを消去する処理が実行され、更に、ステ
ップ316で警告用アラームを作動させるための処理が
実行された後、今回のEEPROM監視ルーチンが終了
される。
【0058】上述の如く、マイクロコンピュータ28
は、キースイッチ38がオン状態で維持された場合、及
びオフ状態で維持された場合に、EEPROM監視サブ
ルーチンを繰り返し実行する。EEPROM監視ルーチ
ンが繰り返し実行されると、一定時間毎にECU16に
搭載されているEEPROMが正規のEEPROMであ
るか否かが判別される。
【0059】そして、正規のEEPROMが搭載されて
いると判別された場合は、IDコードの更新が行われ
る。このため、本実施例のシステムに搭載される正規の
EEPROM34のIDコードを複製することは極めて
困難である。更に、IDコードの異なる偽のEEPRO
Mが搭載されていると判別された場合は、警告用アラー
ムが作動される。このため、本実施例のシステムに搭載
されるEEPROM34を偽のEEPROMに付け替え
ることは事実上不可能である。
【0060】このように、本実施例のシステムによれ
ば、EEPROMを付け替えて不正に車両の動作禁止状
態を解除しようとする行為を、確実に阻止することがで
きる。この意味で、本実施例のシステムは、単に判別コ
ードの同一性のみに基づいて車両の動作禁止状態を解除
又は維持する装置に比して、車両の盗難に対して更に高
い安全性を備えていることになる。
【0061】尚、上記の実施例においては、EEPRO
M34が前記請求項3記載の記録手段に、RAM30が
前記請求項3記載の第2記録手段に、それぞれ相当す
る。また、マイクロコンピュータ28が上記ステップ2
06〜210の処理を実行することにより、前記請求項
3記載の禁止解除許可手段が実現される。
【0062】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、車両用盗難用防止装置内に判別コードの記録された
記録手段が接続されていない場合には、車両の動作禁止
状態が解除されるのを阻止することができる。従って、
本発明に係る車両用盗難防止装置によれば、記録手段が
取外された場合においても、確実に車両を非可動状態に
維持することができ、車両の盗難を有効に防止すること
ができる。
【0063】また、請求項2記載の発明によれば、車両
用盗難用防止装置内に判別コードの記録された記録手段
が接続されていない場合には、トランスポンダと受信手
段との通信を禁止することができる。トランスポンダと
受信手段との通信が禁止されると、車両は動作禁止状態
に維持される。従って、本発明に係る車両用盗難防止装
置によれば、記録手段が取外された場合においても、確
実に車両を非可動状態に維持することができ、車両の盗
難を有効に防止することができる。
【0064】更に、請求項3記載の発明によれば、記録
手段に記録されるIDコードと、第2記録手段に記録さ
れるIDコードとが一致する場合にのみ車両を可動状態
とすることが許可される。従って、本発明に係る車両用
盗難防止装置によれば、記録手段が交換された場合にお
いても、確実に車両を非可動状態に維持することがで
き、車両の盗難を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシステム構成図である。
【図2】通信回路および電子制御ユニットの内部構造を
表す本発明の第1実施例のシステム構成図である。
【図3】本発明の第1実施例に用いるトランスポンダの
回路構成図である。
【図4】本発明の第1実施例のシステムにおいて実行さ
れるルーチンの一例のフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例のシステム構成図である。
【図6】本発明の第2実施例のシステムにおいて実行さ
れるメインルーチンの一例のフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例のシステムにおいて実行さ
れるEEPROM監視サブルーチンの一例のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 キーシリンダ 12 アンテナコイル 14 通信回路 16 電子制御ユニット(ECU) 18 エンジンコントロールコンピュータ(EFIコン
ピュータ) 20 キー 22 トランスポンダ 28 マイクロコンピュータ 30 RAM 34 EEPROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段に記録される判別コードと、外
    部から供給される判別コードとが一致する場合に車両の
    動作禁止状態を解除する車両用盗難防止装置において、 前記記録手段が接続されているか否かを判定する接続判
    定手段と、 前記記録手段が接続されていない場合に車両の動作禁止
    状態の解除を禁止する解除禁止手段と、 を備えることを特徴とする車両用盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用盗難防止装置にお
    いて、 トランスポンダから送信される判別コードを受信する受
    信手段を備えると共に、 前記解除禁止手段は、前記記録手段が接続されていない
    場合に、前記受信手段と、前記トランスポンダとの通信
    を禁止する通信禁止手段を備えることを特徴とする車両
    用盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 記録手段に記録される判別コードと、外
    部から供給される判別コードとが一致する場合に車両の
    動作禁止状態を解除する車両用盗難防止装置において、 判別コードと共にIDコードを記録する記録手段と、 該記録手段に付与されたIDコードを記録する第2記録
    手段と、 前記記録手段に記録されるIDコードと、前記第2記録
    手段に記録されるIDコードとが一致する場合に、車両
    の動作禁止状態の解除を許可する禁止解除許可手段と、 を備えることを特徴とする車両用盗難防止装置。
JP21500995A 1995-08-23 1995-08-23 車両用盗難防止装置 Pending JPH0958414A (ja)

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