JP2768322B2 - 車両用防盗装置 - Google Patents
車両用防盗装置Info
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- JP2768322B2 JP2768322B2 JP24605095A JP24605095A JP2768322B2 JP 2768322 B2 JP2768322 B2 JP 2768322B2 JP 24605095 A JP24605095 A JP 24605095A JP 24605095 A JP24605095 A JP 24605095A JP 2768322 B2 JP2768322 B2 JP 2768322B2
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- JP
- Japan
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- control device
- key
- engine
- antitheft
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
ID番号が予め登録されたID番号と一致した場合のみ
エンジンの始動を許可するようにした車両用防盗装置に
関する。
防止するため、キーがキーシリンダに挿入されるとキー
に内蔵されたID番号を車両に送信し、そのID番号が
予め登録されている場合のみエンジンの始動を許可する
ようにした車両用防盗装置が知られている。この種の従
来の車両用防盗装置は、いったんID番号が一致してエ
ンジンを始動した後に何らかの理由によってエンジンが
停止すると、再度キー照合を行うようにしているため、
エンジンの再始動に時間がかかるという問題がある。
れた装置では、エンジン始動後に何らかの理由でエンジ
ンが停止した場合には、その後エンジンを再始動する際
にキー照合を行わないようにしている。具体的には、エ
ンジンの始動を制御するエンジン制御装置を継続的にオ
ン状態に保持する保持回路を備え、いったんエンジンが
始動すると保持回路を働かせてキー照合なしにエンジン
を始動できるようにする。
0の内部回路図である。図示のように、保持回路はトラ
ンジスタT、リレーRL1およびダイオードDから成
り、防盗装置全体を制御するCPU201とメインリレ
ーRL2に接続されている。また、202はバッテリ、
203はキーがイグニッション・オン位置に操作される
とオンするキースイッチ、204はエンジン制御装置で
ある。
ると、CPU201からハイレベルの信号が出力されて
トランジスタTはオンする。この状態でキーがイグニッ
ション・オン位置に操作されると、キースイッチ203
がオンしてリレーRL1のコイルに電流が流れてリレー
RL1もオンする。リレーRL1がオンすると、メイン
リレーRL2のコイルに電流が流れてメインリレーRL
2もオンし、これによりエンジン制御装置204はオン
してエンジンは始動する。
信号が出力されても、ダイオードDが接続されているた
めにリレーRL1はオン状態を保持し、したがってメイ
ンリレーRL2もオン状態を保持する。すなわち、いっ
たんトランジスタTがオンすると、エンジン制御装置2
04はキーの照合結果に関係なくキースイッチ203の
オン・オフにより動作を切り換えるようになる。このよ
うに、上記公報に開示された装置では、装置内部に保持
回路200を備えることによって、エンジン再始動時の
キー照合を回避している。
00は、キーがイグニッションオン位置に操作された状
態でCPU201が故障しても保持回路200内部のリ
レーRL1をオン状態に保持するものであるが、いった
んキーがイグニッションオフ位置に操作されると、保持
回路200によるリレー保持は解除されてしまう。すな
わち、上記公報に開示された装置は、キー照合を行うC
PU201が異常を起こすと、その後キーをいったんイ
グニッションオフ位置に操作した後、再度イグニッショ
ンオン位置に操作してもエンジンを始動できなくなって
しまう。
断された後にエンジン制御装置および防盗制御装置等に
異常が起こった場合には、電気的なキー照合を行わずに
従来からの機械的なキー照合によってエンジンを始動す
るようにした車両用防盗装置を提供することにある。
示す図1に対応づけて本発明を説明すると、本発明に係
る車両用防盗装置は、車両のキー1がイグニッション・
オン位置に操作されたときのキー1から送信されるID
番号を受信し、受信されたID番号と予め登録されてい
る登録番号とを照合し、ID番号と登録番号とが一致し
た場合に、エンジンの始動を許可する防盗制御装置3、
4と、この防盗制御装置3、4によりエンジンの始動が
許可された場合に、エンジンの始動を許可するエンジン
制御装置5とを備えた車両用防盗装置に適用される。そ
して、防盗制御装置3、4によってID番号と登録番号
との一致が判定された後、キー1がイグニッション・オ
フ位置に操作されるまでの間における防盗制御装置3、
4またはエンジン制御装置5のうちの少なくともいずれ
かの異常を検出する異常検出手段を備え、エンジン制御
装置5は、異常検出手段により異常が検出された場合に
おいてはキー1がイグニッション・オフ位置に操作され
た後、再度イグニッション・オン位置に操作されたとき
には常にエンジン始動を許可し、異常検出手段により異
常が検出されなかった場合においてはキー1がイグニッ
ション・オフ位置に操作された後、再度イグニッション
・オン位置に操作されたときに防盗制御装置3、4によ
って番号が一致しない限りエンジン始動を禁止すること
により、上記の目的が達成される。請求項2に記載の発
明は、請求項1に記載の車両用防盗装置において、エン
ジン制御装置5は防盗制御装置3、4によりエンジンの
始動が許可された後、キー1がイグニッション・オフ位
置に操作されるまでの間に、所定コードを防盗制御装置
3、4へと送信し、防盗制御装置3、4はこの受信した
所定コードをエンジン制御装置5へと送信し、異常検出
手段は、防盗制御装置3、4に送信された所定コード
と、防盗制御装置3、4からエンジン制御装置5に送り
返したコードとを照合するとともに、両者のコードが一
致しなければ異常と判断するものである。請求項3に記
載の発明は、請求項2に記載の車両用防盗装置におい
て、エンジン制御装置5は、キー1がイグニッション・
オフ位置に操作されると、所定コードを防盗制御装置
3、4に送信し、防盗制御装置3、4は、受信した所定
コードをエンジン制御装置5に送り返すようにし、異常
検出手段は、エンジン制御装置5から防盗制御装置3、
4に送信された所定コードと、防盗制御装置3、4から
エンジン制御装置5に送り返されたコードとを照合する
とともに、両者のコードが一致しなければ異常と判断す
るものである。請求項4に記載の発明は、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の車両用防盗装置において、キー
1には、車両アンテナ2との間で電波の送受信を行う送
受信回路11が内蔵されており、ID番号は送受信回路
11を介して車両アンテナ2に電波送信され、防盗装置
3、4は、車両アンテナ2によって受信された電波を復
調してキー1のID番号を抽出するものである。
により防盗制御装置3、4によってID番号と登録番号
との一致が判定された後、キー1がイグニッション・オ
フ位置に操作されるまでの間における防盗制御装置3、
4またはエンジン制御装置5のうちの少なくともいずれ
かの異常を検出し、異常検出手段により異常が検出され
た場合にはキー1がイグニッション・オフ位置に操作さ
れた後、再度イグニッション・オン位置に操作されたと
きには常にエンジン始動を許可する。これにより、防盗
制御装置3、4あるいはエンジン制御装置5における、
例えば通信異常等のいわゆるシステム異常時において一
旦イグニッション・オフとしても、その後、再度イグニ
ッション・オンとしたときにエンジン始動、すなわち車
両を動かせるようになる。請求項2に記載の発明では、
エンジン制御装置5は、防盗制御装置3、4によりエン
ジンの始動が許可された後、キー1がイグニッション・
オフ位置に操作されるまでの間、エンジン制御装置5か
ら防盗制御装置3、4に送信された所定コードと、防盗
制御装置3、4がエンジン制御装置5に送り返したコー
ドとを照合し、両コードが一致しなければ、いわゆるシ
ステム異常と判断する。請求項3に記載の発明では、防
盗制御装置3、4がキー1がイグニッション・オフ位置
に操作された場合に、エンジン制御装置5から送信され
た所定コードをエンジン制御装置5に送り返すように
し、エンジン制御装置5から防盗制御装置3、4に送信
された新たなコードと、防盗制御装置3、4からエンジ
ン制御装置5に送り返されたコードとが一致しなけれ
ば、いわゆるシステム異常と判断する。請求項4に記載
の発明では、ID番号は送受信回路11を介して車両ア
ンテナ2に電波送信され、防盗装置3、4は、車両アン
テナ2によって受信された電波を復調してキー1のID
番号を抽出する。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために一実施の形態の図を用いたが、これにより
本発明が一実施の形態に限定されるものではない。
置の一実施の形態のブロック図、図2(a)は車両内部
の送受信機のブロック図、図2(b)はキー内部のトラ
ンスポンダのブロック図である。図1において、1は車
両アンテナ2との送受信を行うトランスポンダ11を内
蔵するキーである。このトランスポンダ11は、図2
(b)に示すように、キーアンテナ12で受信した車両
アンテナ2からの電波を不図示のコンデンサに電荷の形
で蓄積する電荷変換部101と、キー固有のID番号を
記憶するEEPROM102と、ID番号の読み出しお
よび車両への電波の送受信等を制御する制御部103と
を有する。
受信機である。この送受信機3は、図2(a)に示すよ
うに、電波の送受信を切り換える送受信スイッチ31
と、送信電波の搬送波信号を出力する発振器32と、受
信電波を電荷に変換して蓄積するコンデンサ33と、受
信電波を復調する復調器34と、電波送信のタイミング
等を制御する送信制御部35とを有する。
め登録された登録番号とが一致するか否かを検出するイ
モビライザーコントロールユニット(以下、イモビC/
Uと呼ぶ)である。イモビC/U4は、キー1がイグニ
ッション・オン位置に操作されたときに上記キー照合を
行い、番号が一致するとエンジンコントロールユニット
(以下、ECCSと呼ぶ)5にエンジン始動許可信号を
送信する。ECCS5は、イモビC/U4からのエンジ
ン始動許可信号が受信されると不図示のエンジンを始動
する。
U4およびECCS5の入出力端子を示す端子接続図で
ある。送受信機3とイモビC/U4とは、電源端子B、
接地端子GND、キー1Aへの送信データ端子TXおよ
びキー1Aからの受信データ端子RXによって相互に接
続される。イモビC/U4とECCS5とは、イモビC
/U4からの始動信号端子TXとECCS5からのエン
ジン始動状態信号端子RXとによって相互に接続され
る。また、イモビC/U4には、不図示のバッテリから
の電源電圧端子BATと、キー1がアクセサリ位置に操
作された場合にオンするACCスイッチ端子ACCと、
キー1がイグニッション・オン位置に操作されたときに
オンするIGNスイッチ端子IGNと、キー1がスター
ト位置に操作されたときにオンするSTスイッチ端子S
Tとが設けられている。
動作を説明する。図4はキー1がイグニッション・オン
位置に操作された場合のイモビC/U4の動作を示すフ
ローチャートである。図4のステップS1では、車両ア
ンテナ2からキー1に向けて例えば120kHzの電波
を送信する。この電波はキーアンテナ12で受信されて
トランスポンダ11内部の電荷変換部101に入力さ
れ、整流された後にコンデンサに電荷の形で蓄積され
る。電荷変換部101は蓄積電荷を電圧に変換してEE
PROM102と制御部103の各電源端子Bに供給す
る。制御部103はEEPROM102から読み込んだ
ID番号を電荷変換部101に送出し、電荷変換部10
1はそのID番号を車両アンテナ2に向けて送信する。
ID番号を受信する。すなわち、車両アンテナ2で受信
され、送受信機3内部の復調器34によって復調された
ID番号を読み込む。ステップS3では、キー1から送
信されたID番号が予め登録されているID番号である
か否かを判定する。判定が肯定されるとステップS4に
進み、エンジン始動許可信号を示すコードをECCS5
に対して送信する。このエンジン始動許可信号を示すコ
ードは、後述するようにECCS5からイモビC/U4
に送信されるものである。
ステップS5に進み、エンジン始動禁止信号を示すコー
ドをECCS5に対して送信する。このエンジン始動禁
止信号を示すコードもECCS5から送信されるもので
ある。
に操作された場合のECCS5の動作を示すフローチャ
ートである。図5のステップS11では、照合結果OK
フラグがセットされているか否かを判定する。この照合
結果OKフラグは、イモビC/U4から送信されたコー
ドがエンジン始動許可信号を示すコードに一致するか否
かを示すフラグであり、一致するときにセットされる。
この照合結果OKフラグの値はECCS5内部の不図示
のEEPROMに格納される。
ップS12に進み、イモビC/U4から送信されたコー
ドを受信する。ステップS13では、受信されたコード
がエンジン始動許可信号を示すコードであるか否かを判
定する。判定が肯定されると照合結果OKフラグの値を
不図示のEEPROMに格納してステップS14に進
み、エンジンの始動制御を行って処理を終了する。一
方、ステップS13における判定が否定されるとステッ
プS15に進み、エンジンの停止処理を行うとともに異
常が発生した旨の警告、例えばアラーム鳴動や車両パネ
ルへの警告表示等を行って、処理を終了する。また、ス
テップS13における判定が肯定された場合にはステッ
プS14に進む。すなわち、照合結果OKフラグがすで
にセットされている場合にはコード照合結果に関係なく
エンジンを始動させる。
おけるイモビC/U4およびECCS5の動作をまとめ
ると、イモビC/U4はキー1から送信されたID番号
を予め登録されている番号と照合し、一致すればECC
S5に対してエンジン始動許可信号を示すコードを送信
する。ECCS5はエンジン始動許可信号を示すコード
が受信されたか否かを判定し、判定結果が肯定されると
EEPROMに格納される照合結果OKフラグをセット
する。一方、イグニッション・オンになったときに照合
結果OKフラグがすでにセットされている場合には、E
CCS5はイモビC/U4からのコードを検出すること
なくエンジンの始動を許可する。
されていれば、キー照合結果にかかわらずエンジンの始
動を許可し、仮にキー照合が一致した後にイモビC/U
4またはECCS5等が異常を起こした場合には、イモ
ビC/U4による電気的なキー照合結果に関係なく、従
来からのキー形状の比較等による機械的なキー照合結果
に基づいてエンジンを始動する。
に操作された場合のイモビC/U4の動作を示すフロー
チャートである。図6のステップS21では、ECCS
5から送信されたエンジン始動許可信号を示すコードを
受信する。受信されたコードは、次回イグニッション・
オンになったときに用いられる。すなわち、ECCS5
にエンジン始動許可信号を送信する場合には、このステ
ップS21で受信したコードをECCS5に対して送信
する。ステップS22では、ステップS21で受信した
コードをECCS5に送り返して処理を終了する。
CCS5に対して送り返すのは、イモビC/U4とEC
CS5との通信が正常に行われたか否かを、このコード
の送受信によって判断するようにしたためである。
に操作された場合のECCS5の動作を示すフローチャ
ートである。図7のステップS31では、変数Nを
「0」に初期設定する。変数Nでは、後述するステップ
S33の処理を行った回数が計測される。ステップS3
2では、エンジン始動許可信号を示す新たなコードをイ
モビC/U4に対して送信する。このように、イグニッ
ション・オフになるたびにエンジン始動許可信号を示す
新たなコードを送信するのは、エンジン始動許可信号を
示すコードを変更可能として防盗性を高めるためであ
る。
送信されたコードを受信する。ステップS34では、受
信されたコードがステップS32で送信したコードと一
致するか否かを判定する。判定が肯定されるとステップ
S35に進み、ECCS5内部のEEPROMに格納さ
れている照合OKフラグをリセットして処理を終了す
る。
ップS36に進み、変数Nを「1」加算する。ステップ
S37では、変数Nが所定の閾値Lより大きいか否かを
判定する。判定が否定されるとステップS32に戻り、
判定が肯定されると処理を終了する。
イモビC/U4およびECCS5の動作をまとめると、
ECCS5はイモビC/U4に対してエンジン始動許可
信号を示す新たなコードを送信する。イモビC/U4は
新たなコードを受信すると、そのコードをECCS5に
送り返す。ECCS5は送り返されたコードがイモビC
/U4に送信したコードに一致するか否かを判定し、判
定が肯定されるとECCS5内部のEEPROMに格納
されている照合結果OKフラグをリセットする。一方、
送り返されたコードがイモビC/U4に送信したコード
に一致しなければ、その一致判定処理をL回繰り返し、
それでも一致しなければ処理を終了する。
たびに、エンジン始動許可信号を示す新たなコードをE
CCS5からイモビC/U4に送信するようにしたた
め、より一層防盗性が向上する。また、ECCS5から
イモビC/U4にコードを送信すると、そのコードをE
CCS5に送り返してコードが正しく送信されたか否か
をチェックし、正しく送信されない場合には異常が起こ
ったと判断するようにしたため、イモビC/U4および
ECCS5の異常を迅速かつ簡易に検出できる。また、
コードが正しく送信されなかった場合にはECCS5内
部のEEPROMに格納されている照合結果OKフラグ
をセット状態のまま保持するようにしたため、その後に
イグニッション・オンになると、イモビC/Uによる電
気的なキー照合を行うことなしに、機械的なキー照合結
果に基づいてエンジンを始動できる。
った後に、キー1、車両アンテナ2、送受信機3、イモ
ビC/U4およびECCS5のいずれかで正常な通信が
できない、いわゆるシステム異常が起こってもエンジン
を始動できる。ここで、「正常な通信」とは、キー1の
ID番号、エンジン始動許可信号を示すコードおよび照
合結果OKフラグの伝送が正常に行えない場合や、EE
PROM等のメモリの読み出しおよび書き込みが正常に
行えない場合等をいう。
照合結果OKフラグをリセットし、その後にイグニッシ
ョン・オンになったときに再度キー照合を行うようにし
たため、防盗装置としての本来の機能を果たすことがで
きる。
ECCS5からイモビC/U4に送信したコードと、イ
モビC/U4からECCS5に送り返したコードが一致
しなかったときに異常が起こったと判断しているが、イ
モビC/U4およびECCS5に異常が起こったか否か
を検出する手段は、図7のフローチャートの処理に限定
されない。
条件も図7のステップS33の判定が肯定されたときに
限定されず、例えば故障個所を交換または修理した後
に、外部診断装置により初期化信号が入力された場合
に、照合結果OKフラグをリセットするようにしてもよ
い。
ナとの間で電波を送受信してID番号の照合を行う例を
示したが、ID番号の照合を行う手段は電波の送受信に
限定されない。すなわち、キー1を通過する光量を検出
したり、電磁結合による電流量を検出することによって
ID番号を照合してもよい。
は、送受信機3がID受信回路に、ECCS5がエンジ
ン制御装置に、イモビC/U4が防盗制御装置に、図7
のステップS32〜S34が異常検出手段に、トランス
ポンダ11が送受信回路に、それぞれ対応する。
ば、異常検出手段により異常が検出された場合にはキー
がイグニッション・オフ位置に操作された後、再度イグ
ニッション・オン位置に操作されたときには常にエンジ
ン始動を許可するので、システム異常時において一旦イ
グニッション・オフとしても、その後、再度イグニッシ
ョン・オンとしたときに車両を動かせるようになる。請
求項2に記載の発明によれば、エンジン制御装置と防盗
制御装置との間で正常にコードの送受ができるか否かに
よってシステム異常が起こったか否かを判断するように
したため、システム異常の判断が容易になる。請求項3
に記載の発明によれば、エンジン制御装置は、キーがイ
グニッション・オフ位置に操作されると、所定コードを
防盗制御装置に送信し、防盗制御装置は、受信した所定
コードをエンジン制御装置に送り返すようにし、エンジ
ン制御装置と防盗制御装置との間で正常にコードの送受
ができるか否かによってシステム異常が起こったか否か
を判断するようにしたため、システム異常の判断が容易
になる。請求項4に記載の発明によれば、ID番号を電
波によって送受信するようにしたため、簡易かつ迅速に
ID番号の照合を行える。
ブロック図。
ランスポンダの内部構成を示す図。
力端子の接続関係を示す図。
示すフローチャート。
フローチャート。
示すフローチャート。
フローチャート。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両のキーがイグニッション・オン位置
に操作されたときの前記キーから送信されるID番号を
受信し、受信された前記ID番号と予め登録されている
登録番号とを照合し、前記ID番号と前記登録番号とが
一致した場合に、エンジンの始動を許可する防盗制御装
置と、 この防盗制御装置によりエンジンの始動が許可された場
合に、エンジンの始動を許可するエンジン制御装置とを
備えた車両用防盗装置において、 前記防盗制御装置によって前記ID番号と前記登録番号
との一致が判定された後、前記キーがイグニッション・
オフ位置に操作されるまでの間における前記防盗制御装
置または前記エンジン制御装置のうちの少なくともいず
れかの異常を検出する異常検出手段を備え、 前記エンジン制御装置は、前記異常検出手段により異常
が検出された場合においては前記キーがイグニッション
・オフ位置に操作された後、再度イグニッション・オン
位置に操作されたときには常にエンジン始動を許可し、
前記異常検出手段により異常が検出されなかった場合に
おいては前記キーがイグニッション・オフ位置に操作さ
れた後、再度イグニッション・オン位置に操作されたと
きに前記防盗制御装置によって番号が一致しない限りエ
ンジン始動を禁止するものであることを特徴とする車両
用防盗装置。 - 【請求項2】 前記エンジン制御装置は前記防盗制御装
置によりエンジンの始動が許可された後、前記キーがイ
グニッション・オフ位置に操作されるまでの間に、所定
コードを前記防盗制御装置へと送信し、 前記防盗制御装置はこの受信した所定コードを前記エン
ジン制御装置へと送信し、 前記異常検出手段は、前記エンジン制御装置から前記防
盗制御装置に送信された所定コードと、前記防盗制御装
置から前記エンジン制御装置に送り返したコードとを照
合するとともに、両者のコードが一致しなければ異常と
判断することを特徴とする請求項1に記載の車両用防盗
装置。 - 【請求項3】 前記エンジン制御装置は、前記キーがイ
グニッション・オフ位置に操作されると、所定コードを
前記防盗制御装置に送信し、 前記防盗制御装置は、前記受信したコードを前記エンジ
ン制御装置に送り返すようにし、 前記異常検出手段は、前記エンジン制御装置から前記防
盗制御装置に送信された所定コードと、前記防盗制御装
置から前記エンジン制御装置に送り返されたコードとを
照合するとともに、両者のコードが一致しなければ異常
と判断することを特徴とする請求項1または2に記載の
車両用防盗装置。 - 【請求項4】 前記キーには、車両アンテナとの間で電
波の送受信を行う送受信回路が内蔵されており、 前記ID番号は前記送受信回路を介して前記車両アンテ
ナに電波送信され、 前記防盗装置は、前記車両アンテナによって受信された
電波を復調して前記キーのID番号を抽出することを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用防
盗装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24605095A JP2768322B2 (ja) | 1994-11-02 | 1995-09-25 | 車両用防盗装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26939494 | 1994-11-02 | ||
JP6-269394 | 1994-11-02 | ||
JP24605095A JP2768322B2 (ja) | 1994-11-02 | 1995-09-25 | 車両用防盗装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08185581A JPH08185581A (ja) | 1996-07-16 |
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ID=26537543
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24605095A Expired - Lifetime JP2768322B2 (ja) | 1994-11-02 | 1995-09-25 | 車両用防盗装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0767900B2 (ja) * | 1987-08-25 | 1995-07-26 | 本田技研工業株式会社 | 車輌盗難防止装置 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24605095A patent/JP2768322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08185581A (ja) | 1996-07-16 |
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