JPH0958078A - インクリボンカートリッジ - Google Patents
インクリボンカートリッジInfo
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- JPH0958078A JPH0958078A JP7210756A JP21075695A JPH0958078A JP H0958078 A JPH0958078 A JP H0958078A JP 7210756 A JP7210756 A JP 7210756A JP 21075695 A JP21075695 A JP 21075695A JP H0958078 A JPH0958078 A JP H0958078A
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- Japan
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- ink ribbon
- transfer sheet
- spool
- printing
- ribbon cartridge
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
に付着する塵埃による印刷不良を防止する。 【解決手段】 インクリボンカートリッジ15の供給ス
プール内蔵部位の下面ンクリボン21とほぼ等しい幅の
ウレタンフォームパッド32を装着する。熱転写プリン
タ装置の上カバーにインクリボンカートリッジ15を装
着し、上カバーを閉鎖すると、サーマルヘッド26とプ
ラテンローラ9とによって転写シート4とインクリボン
21とが挟圧され、ウレタンフォームパッド32が転写
シート案内板23上の転写シート4に圧接する。印字時
にはウレタンフォームパッド32によって転写シート4
の表面の塵埃が払拭され、塵埃はウレタンフォームパッ
ド32に吸着される。
Description
ートリッジに関するものであり、特に、樹脂フィルム等
を用いてディスプレイ用シート等を作成するための熱転
写用インクリボンカートリッジに関するものである。
転写して表示ラベル等を作成する熱転写プリンタ装置
は、インクリボンと転写用シートとをプラテンローラと
サーマルヘッドとによって挟圧して走行させる構成とな
っており、幅が数cm程度のテープを使用するものや、
ディスプレイ等の用途に使用するためのより幅広のシー
トに対応したものがある。
ルと巻取りスプールとが内蔵され、供給スプ−ルに巻か
れた熱転写形インクリボンがテープ引出し口から外部に
引出されテープ導入口からカートリッジ内に導入されて
巻取りスプールに巻き取られる。プラテンローラ並びに
巻取りスプールは、歯車或いはベルト等によって駆動さ
れ、プラテンローラがインクリボンと転写シートとを密
着状態で送りつつ、サーマルヘッドによって文字等がイ
ンクリボンから転写シートに熱転写される。印字された
転写シートは熱転写プリンタ装置の外部へ送出され、イ
ンクリボンはカートリッジ内で巻取りスプールに巻取ら
れる。
シートは、表面に塵埃が付着すると塵埃の付着部分にイ
ンクが転写されず、インクが欠落した印刷不良スポット
が発生することがある。特に、塩化ビニルやポリエチレ
ン等の樹脂フィルムは塵埃が付着しやすく、塵埃の多い
環境においては印刷不良が発生する確率が高い。そこ
で、転写シートの表面に付着した塵埃による印刷不良を
防止して安定性を向上するために解決すべき技術的課題
が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決するこ
とを目的とする。
達成するために提案するものであり、カートリッジ内に
熱転写形インクリボンを巻装した供給スプ−ルと巻取り
スプールとを内蔵し、前記インクリボンが供給スプ−ル
内蔵部位のテープ引き出し口から巻取りスプール内蔵部
位のテープ導入口を経由して巻取りスプールに巻き取ら
れるインクリボンカートリッジに於いて、前記供給スプ
−ル内蔵部位の印刷用紙対向面にインクリボンとほぼ等
しい幅のパッドを設けて印刷用紙の経路に突出せしめ、
印字時に前記パッドが印刷用紙の表面を摺擦するように
形成したことを特徴とするインクリボンカートリッジを
提案するものである。
リンタ装置に装着すると、供給スプール内蔵部位の印刷
用紙対向面に設けたパッドが印刷用紙の表面に接触す
る。印字実行時に印刷用紙並びにインクリボンがプラテ
ンローラによって送られると、印刷用紙の印字領域を幅
方向にカバーするパッドによって印刷用紙の表面が摺擦
され、表面に付着している塵埃が払拭される。従って、
印刷用紙は清浄な状態でインクリボンと密着してサーマ
ルヘッドに達し、塵埃による印刷不良が防止される。
従って詳述する。尚、説明の都合上、先に熱転写プリン
タ装置の構成を説明する。図1は熱転写プリンタ装置1
の側面を示し、フレーム2に上カバー3が開閉自在に枢
着されている。フレーム2内の後部(同図に於いて左)
の下部にはコアに巻装された転写シート4を支持するロ
ールシート支持ローラ5が前後2箇所に配置され、その
前方にステッピングモータ6が配設されている。
の動力は、大径歯車と小径歯車とを同軸に形成した第1
と第2の二つの減速歯車7,8を介して減速され、第2
の減速歯車8の上方のプラテンローラ9の軸9aに嵌着
したボールクラッチ付歯車10が第2の減速歯車8の大
径歯車に噛合し、前方のスプロケットホイール11の軸
11aに嵌着した歯車12が第2の減速歯車8の小径歯
車に噛合している。
結された左右一対のスプロケットホイール11は、転写
シート4の両側縁部に設けたパーフォレーションに係合
する位置にある。また、左右一対のスプロケットホイー
ル11の上部には上下動自在なシート押えローラ13が
配設されており、シート押えローラ13はバネ(図示せ
ず)の付勢によりスプロケットホイール11の外周面平
坦部に圧接してスプロケットホイール11に係合した転
写シート4を挟圧する。
11の外径寸法比と減速歯車8並びにボールクラッチ付
歯車10と歯車12の減速比の設定によって、無負荷時
におけるプラテンローラ9の周速度は、スプロケットホ
イール11の周速度よりも高速に設定されている。
は、ボールを支持するバネの定数によって設定され、歯
車に伝達される回転トルクにかかわらず、プラテンロー
ラ9の回転トルクは設定値以下に制限される。
車10のトルク制限値は、転写シートとインクリボンの
送り負荷以下に設定されている。従って、印刷時にはス
プロケットホイール11以上の回転速度で回転するプラ
テンローラ軸9aに対しプラテンローラ9が空転し、ス
プロケットホイール9によって送られる転写シート4の
送り量と同期して回転するため、プラテンローラ9の周
速度は、スプロケットホイール11の周速度と同一速度
に自動制御され、転写シート4並びにインクリボン21
が弛緩することがない。
の上部位置には、インクリボン巻取り歯車14がフレー
ム2の左側板の内側へ突出しており、インクリボン巻取
り歯車14は、図3に示すインクリボンカートリッジ1
5の巻取りスプール16の歯車16aに噛合して巻取り
スプール16を駆動する。図2に示すように、フレーム
2の外側に突出したインクリボン巻取り歯車14の歯車
軸14aにはプーリ17が嵌着され、プーリ17と第2
の減速歯車8の軸に嵌着したプーリ18とにベルト19
を掛けてインクリボン巻取り歯車16へ駆動力を伝達し
ている。
ンクリボンカートリッジ14の供給スプール20の歯車
20aに噛合してインクリボン21にバックテンション
を与えるブレーキ付歯車22が設けられている。
シート案内板23の裏面にはマイクロスイッチ24が取
りつけられており、マイクロスイッチ24の操作レバー
の先端部のボタン24aは転写シート案内板23に設け
た穴(図示せず)を通じて上方へ突出している。転写シ
ート4がプラテンローラ9へ供給されているときは転写
シート4によってマイクロスイッチ24のボタン24a
が押し込まれ、転写シート4の終端が転写シート案内板
23を通過するとボタン24aが上方へ突出してシート
終端検出信号が出力される。
ジ装填室25が形成されており、インクリボンカートリ
ッジ装填室25の前後中間部に設けたサーマルヘッド2
6は、インクリボンカートリッジ14の供給スプール2
0と巻取りスプール16との間に位置している。
し、同図(a)はカートリッジの上部ケース27を取り
外した状態を示している。同図に示すように、矩形枠形
状の下部ケース28の前後には供給スプール20と巻取
りスプール16とが軸支され、インクリボン21は後方
の供給スプール20から前方の巻取りスプール16に巻
き取られる。供給スプール20と巻取りスプール16の
両端部に形成された歯車20a,16aは、前述したブ
レーキ付歯車22とインクリボン巻取り歯車14に夫々
噛合する。下部ケース28の前後両端部には係止爪2
9,30が設けられており、係止爪29,30を図1に
示す上カバー3のインクリボンカートリッジ装填室25
に設けた係合部に嵌合させることによってインクリボン
カートリッジ15が装着される。
下面にはインクリボン21とほぼ等しい幅のパッド取付
座31が設けられており、パッド取付座31の凹部内に
ウレタンフォームパッド32が圧入されて固定されてい
る。ウレタンフォームパッド32はパッド取付座31か
ら下方に突出し、印字時には印刷用紙に接触する。
樹脂或いは塩化ビニル樹脂等のシートフィルム33の裏
面に接着剤層を設けて下地の剥離紙34に接着し、送り
方向に対して左右両側縁部に等間隔の円形パーフォレー
ション35が開穿されている。
ラ5上に転写シート4のロールを装填し、転写シート4
の先頭部をプラテンローラ9、スプロケットホイール1
1の上面へ架けて前方のシート排出口36へ引き出し、
パーフォレーション35をスプロケットホイール11に
噛合させて、インクリボンカートリッジ15を装着した
上カバー3を閉鎖すると、図5に示すように、サーマル
ヘッド26とプラテンローラ9とによって転写シート4
とインクリボン21とが挟圧され、ウレタンフォームパ
ッド32が転写シート案内板23上の転写シート4に圧
接する。
ーマルヘッド26へ印字データが順次転送されると同時
にステッピングモータ6がサーマルヘッド26と同期駆
動されて、転写シート4並びにインクリボン21はプラ
テンローラ9とスプロケットホイール11とによって送
られる。このとき、転写シート4はウレタンフォームパ
ッド32によって表面が摺擦されて表面に付着している
塵埃が払拭されるとともに、払拭された塵埃はウレタン
フォームパッド32に発生する静電気によってウレタン
フォームパッド32に吸着される。従って、転写シート
4は清浄な状態でインクリボン21と密着してサーマル
ヘッド26に達するため塵埃による印字不良は発生しな
い。
ンクリボン21は巻取りスプール16に巻取られ、印刷
された転写シート4はスプロケットホイール11によっ
てシート排出口36を通じて排出される。
4のボタン24aの近傍でウレタンフォームパッド32
と転写シート案内板23とによって挟圧されているた
め、転写シート4が転写シート案内板23から浮上する
ことがなく、転写シート4によりマイクロスイッチ24
のボタン24aが確実に押下げられる。従って、転写シ
ート4の浮上によるマイクロスイッチ24の誤動作が防
止され、転写シート検出の信頼性が向上する効果もあ
る。
ではなく、パッド32の材質は種々のものが適用でき
る。また、インクリボンカートリッジ15の形状等は種
々の改変ができ、この発明がそれらの改変されたものに
及ぶことは当然である。
ボンカートリッジは、転写シートの表面に付着した塵埃
をパッドによってサーマルヘッドの直前で払拭するので
塵埃による印刷不良の発生を防止でき、印字品質の安定
性の向上に寄与できる。
状態の熱転写プリンタ装置の一部切欠側面図。
構の一部切欠側面図。
ケースを取り外した状態の平面図であり、(b)は上ケ
ースを装着した状態の側面図である。
断面図である。
を示す解説図。
Claims (1)
- 【請求項1】 カートリッジ内に熱転写形インクリボン
(21)を巻装した供給スプ−ル(20)と巻取りスプ
ール(16)とを内蔵し、前記インクリボンが供給スプ
−ル内蔵部位のテープ引き出し口から巻取りスプール内
蔵部位のテープ導入口を経由して巻取りスプールに巻き
取られるインクリボンカートリッジに於いて、前記供給
スプ−ル(20)内蔵部位の印刷用紙対向面にインクリ
ボンとほぼ等しい幅のパッド(32)を設けて印刷用紙
の経路に突出せしめ、印字時に前記パッド(32)が印
刷用紙の表面を摺擦するように形成したことを特徴とす
るインクリボンカートリッジ。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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JP7210756A Expired - Fee Related JP3031210B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | インクリボンカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123445A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Max Co Ltd | インクリボンコンテナ |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN102430124B (zh) * | 2011-11-24 | 2013-03-20 | 清华大学 | 一种具有超低摩擦系数的药丸涂层及其制备方法 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7210756A patent/JP3031210B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006123445A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Max Co Ltd | インクリボンコンテナ |
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