JPH0957707A - ボ−ドの熱圧装置および熱圧方法 - Google Patents

ボ−ドの熱圧装置および熱圧方法

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JPH0957707A
JPH0957707A JP7213690A JP21369095A JPH0957707A JP H0957707 A JPH0957707 A JP H0957707A JP 7213690 A JP7213690 A JP 7213690A JP 21369095 A JP21369095 A JP 21369095A JP H0957707 A JPH0957707 A JP H0957707A
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27NMANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
    • B27N3/00Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
    • B27N3/08Moulding or pressing
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    • B27N3/22Charging or discharging

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  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送時のコ−ル板の経時的な磨耗乃至変
形を防止することにより、熱圧時におけるボ−ドの熱圧
処理効率の低下を効果的に防止し得るボ−ドの熱圧装置
および熱圧方法を提供する。 【解決手段】 コ−ル板200に載置されたボ−ド12
0を所定の熱圧位置に設置するための搬送手段と、熱板
とスペ−サ−とによって構成された熱圧手段とを有し、
ボ−ドは熱板,コ−ル板200,スペ−サ−によって形
成される密閉状の空間内にて熱圧されるボ−ドの熱圧装
置において、搬送手段は、コ−ル板200を支持し他の
部材に摺接させることなく熱圧部へ移送する移送部材4
10と、移送部材410に代えてコ−ル板200を支持
してコ−ル板200を熱圧位置に設置し、設置後は熱圧
処理に干渉しない位置に退避可能な設置部材440とを
有することを特徴とするボ−ドの熱圧装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【主たる用語】本明細書における主たる用語の意味につ
いては下記の通りである。 (1)「ボ−ド」には、積層材,集成材,ファイバ−ボ
−ド,ウェハ−ボ−ド,パ−ティクルボ−ド等の木質ボ
−ドは勿論、例えば高粱等の植物を原料とする積層材等
も広く含まれるものとする。 (2)「熱圧」とは、被熱圧物を加熱しつつ押圧する処
理をいうものとする。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材加工における
ボ−ドの熱圧技術に関する発明である。
【0003】
【従来の技術】従来、ボ−ドの熱圧技術に関しては、図
25乃至図27に示すようなものが知られていた。すな
わち、図25および図26に示すように、ボ−ド12は
コ−ル板20に載置され、例えばプッシャ−等の搬送手
段40によって熱圧部31に搬送される。搬送中のコ−
ル板20は、搬送手段40を介して水平状に移動し、熱
圧部31における所定の熱圧位置に設置されるものであ
る。この熱圧位置の上方には、熱板32とスペ−サ−3
3とによって構成される熱圧手段30が設置されてい
る。次に、図26および図27に示すように、熱圧手段
30を構成する熱板32がコ−ル板20に載置されたボ
−ド12を押圧する。熱板32は予め加熱されており、
ボ−ド12は熱板32を介して受熱可能とされ、これに
よってボ−ド12の熱圧処理がおこなわれるものであ
る。また、ボ−ド12をどの程度押圧して所望の厚さの
ボ−ドを得るかについては、ボ−ド12の押圧に伴っ
て、熱板32に突出状に形成されたスペ−サ−33がコ
−ル板20に当接することにより、押圧量を定めるスト
ッパ−の役割を果たす。この時、図27に示すように、
ボ−ド12が押圧される熱圧部は、熱板32,スペ−サ
−33,コ−ル板20とによって密閉状の空間36とさ
れている。すなわち、この密閉状の空間36内に熱板3
2の熱が保持される構造とされている。さらに、スペ−
サ−33には蒸気送り口35が穿設されており、ボ−ド
12の押圧に際し、この蒸気送り口35を介して蒸気が
密閉状の空間36に送り込まれ、ボ−ド12の熱圧処理
が完全ならしめられる。この蒸気は、密閉状の空間36
内において高い圧力を保ち得るため、ボ−ド12に容易
に含浸され得る構造とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のボ−ドの熱圧技術においては、ボ−ド12はコ
−ル板20に載置され、搬送手段40によって熱圧部3
1に搬送されるものであり、搬送中のコ−ル板20は、
搬送手段40を介して水平状に移動して熱圧位置に設置
されるため、経時的にコ−ル板20が他の部材と摺接す
ることによって磨耗乃至変形するおそれがあった。ま
た、熱圧部31においても、コ−ル板20が摺接する熱
圧部31の各部材が磨耗ないし変形するおそれもあっ
た。このコ−ル板20や熱圧部31の各部材の磨耗や変
形は、熱圧時に熱板32,スペ−サ−33,コ−ル板2
0とによる密閉状の空間36の形成を妨げることにな
る。すなわち、コ−ル板20とスペ−サ−33との間に
隙間が生じ、この隙間から熱圧時に送られる熱または蒸
気が外部に漏れてしまうおそれがあった。かかる熱また
は蒸気の外部への漏れは、密閉状の空間36内の温度低
下または蒸気の圧力低下を生ぜしめ、熱圧効率の低下の
原因となる問題につながることになる。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みて、搬送時のコ
−ル板の経時的な磨耗乃至変形を防止することにより、
熱圧時におけるボ−ドの熱圧処理効率の低下を効果的に
防止し得るボ−ドの熱圧装置および熱圧方法を提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は以下の手段を講じている。請求項1の
発明は、ボ−ドを載置するコ−ル板と、前記コ−ル板に
載置されたボ−ドを熱圧部に移送し前記熱圧部の所定の
熱圧位置に設置するための搬送手段と、前記熱圧位置に
設置されたボ−ドを熱圧するための熱圧手段とを有し、
前記熱圧手段は、前記熱圧位置に設置された前記ボ−ド
を熱圧するための熱板と、前記ボ−ドの押圧量を調整す
るために前記熱板から突出状に形成されたスペ−サ−と
によって構成されており、これによって前記ボ−ドは前
記熱板,前記コ−ル板および前記スペ−サ−によって形
成される密閉状の空間内にて熱圧されるボ−ドの熱圧装
置において、前記搬送手段は、前記熱圧部と前記熱圧部
の外部との間を進退可能とされ、前記コ−ル板を支持し
他の部材に摺接させることなく前記熱圧部へ移送する移
送部材と、前記熱圧部において前記移送部材に代えて前
記コ−ル板を支持し、前記移送部材が熱圧処理に干渉し
ない位置まで後退した後で前記コ−ル板を前記熱圧位置
に設置し、設置後は熱圧処理に干渉しない位置に退避可
能な設置部材とを有することを特徴とするボ−ドの熱圧
装置である。
【0007】請求項1の発明によれば、ボ−ドはコ−ル
板に載置され、移送部材と設置部材から構成される搬送
手段を介して熱圧部に移送されるとともに熱圧部の所定
の熱圧位置に設置される。そして、熱圧位置において、
熱圧手段を介して熱圧処理がおこなわれる。熱圧手段
は、ボ−ドを熱圧するための熱板と熱板から突出状に形
成されたスペ−サ−とによって構成されており、これに
よってボ−ドは熱板,コ−ル板,スペ−サ−によって形
成される密閉状の空間内にて熱圧されることになる。こ
こで、搬送手段は、コ−ル板を他の部材と摺接させるこ
となく熱圧部へと移送し所定の熱圧位置に設置すること
が可能であるため、コ−ル板が他の部材と摺接し経時的
に磨耗または変形することが効果的に防止される。従っ
て、熱圧処理において、熱板,スペ−サ−、および経時
的な変形が効果的に防止されたコ−ル板とによって形成
される空間は常に密閉状に保たれ得るので、ボ−ドの熱
圧処理の効率低下が効果的に防止され得ることになる。
【0008】請求項2の発明は、前記移送部材は、前記
コ−ル板を他の部材に摺接させることなく上方に支持す
るレ−ルと、前記レ−ルを前記熱圧部と前記熱圧部の外
部との間を進退可能とする駆動手段とによって構成さ
れ、前記設置部材は、前記熱圧部において前記レ−ルに
よって上方に支持されたコ−ル板をさらに上方に支持す
ることによって前記レ−ルによる前記コ−ル板の支持を
解除し、支持を解除された前記レ−ルが前記駆動手段を
介して熱圧処理に干渉しない位置まで後退した後で前記
コ−ル板を下降させて前記熱圧部の熱圧位置に設置し、
設置後は熱圧処理に干渉しない位置まで退避可能とされ
ていることを特徴とする請求項1に記載のボ−ドの熱圧
装置である。
【0009】請求項2の発明によれば、レ−ルと駆動手
段とによって構成された移送部材によって、ボ−ドを載
置したコ−ル板は上方に支持され他の部材に摺接される
ことなく熱圧部に移送される。そして、熱圧部において
設置部材によってコ−ル板がさらに上方に支持され、レ
−ルによるコ−ル板の支持が解除される。支持を解除さ
れたレ−ルが駆動手段を介して熱圧処理に干渉しない位
置まで後退した後で、設置部材はコ−ル板を下降させ、
熱圧部の所定の熱圧位置にコ−ル板を設置させる。ここ
で、レ−ルは、コ−ル板を他の部材と摺接させることな
く熱圧部へと移送し所定の熱圧位置に設置することが可
能であるため、コ−ル板が他の部材と摺接し経時的に磨
耗または変形することが効果的に防止される。
【0010】請求項3の発明は、ボ−ドを載置するコ−
ル板と、前記コ−ル板に載置されたボ−ドを熱圧部に移
送し前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置するための搬送
手段と、前記熱圧位置に載置されたボ−ドを熱圧するた
めの熱圧手段とを有し、前記熱圧手段は、前記熱圧位置
に設置された前記ボ−ドを熱圧するための熱板と、前記
ボ−ドの押圧量を調整するために前記熱板から突出状に
形成されたスペ−サ−とによって構成されており、これ
によって前記ボ−ドは前記熱板,前記コ−ル板および前
記スペ−サ−によって形成される密閉状の空間内にて熱
圧されるボ−ドの熱圧装置において、前記搬送手段は、
前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可能とさ
れ、前記コ−ル板を支持して他の部材に摺接させること
なく前記熱圧部へ移送し、前記熱圧部において前記コ−
ル板を下降させて前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置
し、設置後は熱圧処理に干渉しない位置に退避可能とさ
れていることを特徴とするボ−ドの熱圧装置である。
【0011】請求項3の発明によれば、ボ−ドはコ−ル
板に載置され、搬送手段を介して熱圧部に移送されると
ともに熱圧部の所定の熱圧位置に設置される。そして、
熱圧位置において、熱圧手段を介して熱圧処理がおこな
われる。熱圧手段は、ボ−ドを熱圧するための熱板と熱
板から突出状に形成されたスペ−サ−とによって構成さ
れており、これによってボ−ドは熱板,コ−ル板,スペ
−サ−によって形成される密閉状の空間内にて熱圧され
ることになる。ここで、搬送手段は、コ−ル板を他の部
材と摺接させることなく熱圧部へと移送し所定の熱圧位
置に設置することが可能であるため、コ−ル板が他の部
材と摺接し経時的に磨耗または変形することが効果的に
防止される。
【0012】請求項4の発明は、前記熱圧手段と前記搬
送手段とが複数個多段に設置され、同時に複数枚のボ−
ドを熱圧処理することが可能な請求項1乃至請求項3の
いずれかに記載のボ−ドの熱圧装置である。
【0013】請求項4の発明によれば、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載されたボ−ドの熱圧装置におい
て、熱圧手段と搬送手段は複数個多段に設置されてい
る。すなわち、複数枚のボ−ドを上記した請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載されたボ−ドの熱圧装置によ
って同時に熱圧処理することが可能であるため、熱圧処
理の効率を大幅に向上し得ることになる。
【0014】請求項5の発明は、前記ボ−ドの熱圧は、
加熱された熱板,および前記熱板,前記コ−ル板および
前記スペ−サ−によって形成される密閉状の空間内に送
られる蒸気またはガスを介しておこなわれることを特徴
とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のボ−ド
の熱圧装置である。
【0015】請求項5の発明によれば、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載されたボ−ドの熱圧装置におい
て、ボ−ドは、加熱された熱板、および熱板,スペ−サ
−,および経時的な変形が効果的に防止されたコ−ル板
とによって形成される密閉状の空間内に送られる蒸気ま
たはガスを介して熱圧処理される。従って、この密閉状
の空間内の熱が外部に逃げにくい構造が得られ、熱圧処
理の効率を一層向上させることが可能となる。
【0016】請求項6の発明は、前記熱圧部と前記熱圧
部の外部との間を進退可能とされ、ボ−ドの熱圧処理が
おこなわれた後、熱圧部において設置部材によって支持
されたコ−ル板を前記設置部材に代えて支持し、他の部
材に摺接させることなく前記熱圧部の外部へ送るボ−ド
取出手段がさらに付加されていることを特徴とする請求
項1乃至請求項5のいずれかに記載のボ−ドの熱圧装置
である。
【0017】請求項6の発明によれば、請求項1乃至請
求項5のいずれかに記載されたボ−ドの熱圧装置におい
て、熱圧処理がおこなわれたボ−ドを載置したコ−ル板
は、熱圧部において、設置部材によって支持される。そ
して、設置部材に代えて、熱圧部と外部との間を進退可
能とされたボ−ド取出手段によって支持されるとともに
熱圧部から取り出される。この時、コ−ル板はボ−ド取
出手段によって他の部材と摺接することなく熱圧部の外
部に送られるため、ボ−ド取出時にもコ−ル板が他の部
材と摺接し経時的に磨耗または変形することが効果的に
防止されることになる。
【0018】請求項7の発明は、ボ−ドをコ−ル板に載
置する工程と、前記コ−ル板に載置されたボ−ドを熱圧
部へ移送し前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置する搬送
工程と、熱圧位置に設置されたボ−ドを熱圧手段によっ
て熱圧処理する工程とを有しており、前記熱圧手段は、
前記熱圧位置に設置された前記ボ−ドを熱圧するための
熱板と、前記ボ−ドの熱圧量を調整するために前記熱板
から突出状に形成されたスペ−サ−とよって構成され、
これによって前記ボ−ドは前記熱板,前記コ−ル板およ
び前記スペ−サ−によって形成される密閉状の空間内に
て熱圧されるボ−ドの熱圧方法であって、前記搬送工程
における前記コ−ル板は、前記熱圧部と前記熱圧部の外
部との間を進退可能とされた移送部材によって支持され
て他の部材と摺接することなく前記熱圧部に移送され、
前記熱圧部において、前記移送部材に代わって設置部材
によって支持され、前記移送部材が熱圧処理に干渉しな
い位置まで後退した後で前記設置部材によって前記熱圧
部の所定の熱圧位置に設置され、前記設置部材が熱圧処
理に干渉しない位置に退避した後で熱圧されることを特
徴とするボ−ドの熱圧方法である。
【0019】請求項7の発明によれば、まずボ−ドはコ
−ル板に載置される。そして、搬送工程において、熱圧
部へ移送されるとともに熱圧部の所定の熱圧位置に設置
される。次に、熱圧位置において熱圧手段を介して熱圧
処理がおこなわれる。ここで、搬送工程において、コ−
ル板は他の部材と摺接されることなく熱圧部へと移送さ
れ所定の熱圧位置に設置されるため、コ−ル板が他の部
材と摺接し経時的に磨耗または変形することが効果的に
防止される。従って、熱圧処理において、熱板,スペ−
サ−、および経時的な変形が効果的に防止されたコ−ル
板とによって形成される空間は常に密閉状に保たれ得る
ので、ボ−ドの熱圧処理の効率低下が効果的に防止され
得ることになる。
【0020】請求項8の発明は、前記移送部材は、前記
コ−ル板を他の部材に摺接させることなく上方に支持す
るレ−ルと、前記レ−ルを前記熱圧部および前記熱圧部
の外部との間を進退可能とする駆動手段とによって構成
され、前記設置部材は、前記熱圧部において前記レ−ル
によって上方に支持されたコ−ル板をさらに上方に支持
することによって前記レ−ルによる前記コ−ル板の支持
を解除し、支持を解除された前記レ−ルが前記駆動手段
を介して熱圧処理に干渉しない位置まで後退した後で前
記コ−ル板を下降させて前記熱圧部の熱圧位置に設置
し、設置後は熱圧処理に干渉しない位置まで退避可能と
されていることを特徴とする請求項7に記載のボ−ドの
熱圧方法である。
【0021】請求項8の発明によれば、レ−ルと駆動手
段とによって構成された移送部材によって、ボ−ドを載
置したコ−ル板は上方に支持され他の部材に摺接される
ことなく熱圧部に移送される。そして、熱圧部において
設置部材によってコ−ル板がさらに上方に支持され、レ
−ルによるコ−ル板の支持が解除される。支持を解除さ
れたレ−ルが駆動手段を介して熱圧処理に干渉しない位
置まで後退した後で、設置部材はコ−ル板を下降させ、
熱圧部の所定の熱圧位置にコ−ル板を設置させる。ここ
で、レ−ルは、コ−ル板を他の部材と摺接させることな
く熱圧部へと移送し所定の熱圧位置に設置することが可
能であるため、コ−ル板が他の部材と摺接し経時的に磨
耗または変形することが効果的に防止される。
【0022】請求項9の発明は、ボ−ドをコ−ル板に載
置する工程と、前記コ−ル板に載置されたボ−ドを熱圧
部へ移送し前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置する搬送
工程と、熱圧位置に設置されたボ−ドを熱圧手段によっ
て熱圧処理する工程とを有しており、前記熱圧手段は、
前記熱圧位置に設置された前記ボ−ドを熱圧するための
熱板と、前記ボ−ドの熱圧量を調整するために前記熱板
から突出状に形成されたスペ−サ−とよって構成され、
これによって前記ボ−ドは前記熱板,前記コ−ル板およ
び前記スペ−サ−によって形成される密閉状の空間内に
て熱圧されるボ−ドの熱圧方法であって、前記搬送工程
における前記コ−ル板は、前記熱圧部と前記熱圧部の外
部との間を進退可能とされた移送部材によって支持され
て他の部材と摺接することなく前記熱圧部に移送され、
次いで、前記熱圧部において前記移送部材が下降するこ
とによって前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置され、さ
らに、前記移送部材が熱圧処理に干渉しない位置に退避
した後で熱圧されることを特徴とするボ−ドの熱圧方法
である。
【0023】請求項9の発明によれば、まず、ボ−ドは
コ−ル板に載置される。そして、搬送工程において熱圧
部に移送され、熱圧部の所定の熱圧位置に設置される。
次に、熱圧位置において熱圧手段を介して熱圧処理がお
こなわれる。ここで、搬送工程において、コ−ル板は他
の部材と摺接されることなく熱圧部に移送され所定の熱
圧位置に設置されるため、コ−ル板が他の部材と摺接し
経時的に磨耗または変形することが効果的に防止され
る。従って、熱圧処理において、熱板,スペ−サ−、お
よび経時的な変形が効果的に防止されたコ−ル板とによ
って形成される空間は常に密閉状に保たれ得るので、ボ
−ドの熱圧処理の効率低下が効果的に防止され得ること
になる。
【0024】請求項10の発明は、前記熱圧手段が複数
個多段に設置されており、同時に複数個のボ−ドが前記
熱圧部へ搬送されて熱圧処理がおこなわれることを特徴
とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載のボ−ド
の熱圧方法である。
【0025】請求項10の発明によれば、請求項7乃至
請求項9のいずれかに記載されたボ−ドの熱圧方法にお
いて、熱圧手段は複数個多段に設置されている。すなわ
ち、複数のボ−ドが上記した請求項7乃至請求項9のい
ずれかに記載されたボ−ドの熱圧方法によって同時に熱
圧処理され得るため、熱圧処理の効率を大幅に向上し得
ることになる。
【0026】請求項11の発明は、熱圧処理のおこなわ
れたボ−ドを載置したコ−ル板は、熱圧部において前記
設置部材によって支持され、次に、前記設置部材に代え
て、前記熱圧部と外部との間を進退可能とされたボ−ド
取出手段によって支持されるとともに他の部材に摺接さ
れることなく前記熱圧部の外部へ送られることを特徴と
する請求項7乃至請求項10のいずれかに記載のボ−ド
の熱圧方法である。
【0027】請求項11の発明によれば、請求項7乃至
請求項10のいずれかに記載されたボ−ドの熱圧方法に
おいて、熱圧処理のおこなわれたコ−ル板は、熱圧部に
おいて設置部材によって支持される。次に、設置部材に
代えて、熱圧部と外部との間を進退可能とされたボ−ド
取出手段によって支持され、熱圧部から取り出される。
この時、コ−ル板はボ−ド取出手段によって他の部材と
摺接することなく熱圧部の外部に送られるため、ボ−ド
取出時にもコ−ル板が他の部材と摺接し経時的に磨耗ま
たは変形することが効果的に防止されることになる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、搬送時のコ−ル板の経
時的な磨耗乃至変形を防止することにより、熱圧時にお
けるボ−ドの熱圧処理効率の低下を効果的に防止し得る
ボ−ドの熱圧装置および熱圧方法が提供されることとな
った。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。まず基本的な熱圧処理の過程
を説明する。図1に示すように、ボ−ド120は、コ−
ル板200に載置され、搬送手段の一つである移送部材
を介して熱圧部310に移送される。なお、移送部材の
詳細な説明は後述する。熱圧部には、ボ−ド120を熱
圧するための熱圧手段300が配置されている。熱圧手
段300は、熱板320と、熱板320の周縁から熱圧
部310方向に突出状に形成されたスペ−サ−330と
によって構成されている。熱板320は予め加熱されて
おり、後述する熱圧処理においてボ−ドを加熱しつつ押
圧する。熱板320の加熱温度は、ボ−ドの種類等によ
って適宜選択し得る。本実施の形態では、50℃〜25
0℃の範囲で加熱をおこなった。
【0030】次に、図2に示すように、ボ−ド120を
載置したコ−ル板200は、熱圧部310において移送
部材にかえて搬送手段の一つである設置部材に支持さ
れ、所定の熱圧位置315に設置される。なお、設置部
材の詳細な説明は後述する。そして、図3に示すよう
に、熱圧位置315に設置されたボ−ド120は、熱圧
手段300とコ−ル板200とに挟まれるように熱圧さ
れる。この時、熱板320によるボ−ド120の押圧量
は、スペ−サ330によって決定され、また、ボ−ド1
20は熱板320とスペ−サ330とコ−ル板200と
によって形成される密閉状の空間360内において熱圧
されることになる。熱板による押圧量については、ボ−
ドの種類や熱圧後のボ−ドの密度を考慮しつつ任意に選
択し得る。本実施の形態では、ボ−ド120に2〜30
kg/cm2 程度の圧力が加えられるように押圧した。そし
て、スペ−サ−に設けられた蒸気送り口350を介し
て、密閉状の空間360に蒸気が送られる。この蒸気
は、加圧されていることが好ましく、ボ−ド120の内
部に含浸してボ−ド120の軟化・形状固定をおこなう
ものである。本実施の形態では、1〜10kg/cm2 ,5
0〜450℃程度の蒸気またはガスを用いた。ガスの種
類としては、例えば窒素ガスや炭素ガス等の不活性ガス
を用い得る。
【0031】図4に示すように、熱圧手段による熱圧が
終了すると、ボ−ド120を載置したコ−ル板200
は、再び設置部材によって熱圧部310内において支持
され、次に設置部材に代えてボ−ド取出手段によって支
持され、熱圧部310の外部に移送され、熱圧処理が終
了する。
【0032】次に、搬送手段を構成する移送部材および
設置部材の詳細について説明する。図5に示すように、
移送部材410は、ボ−ド120を載置したコ−ル板2
00をコ−ル板支持片421を介して支持するレ−ル4
20と、レ−ル420を進退可能に図中左右方向に移送
させる駆動手段430とによって構成されている。そし
て、駆動手段430は、本実施の態様においては、モ−
タ431およびチェ−ン432によって構成されてい
る。なお、駆動手段430は、他の手段、例えばレ−ル
420を進退自在に可動とするラック・ピニオン機構や
シリンダ等を適宜代替して使用可能である。
【0033】図6に示すように、設置部材440は、移
送部材に代えてコ−ル板200を支持するための部材で
あり、取付体441に固定状に設置されるとともに、基
体443に設置されたシリンダ442を介して図中上下
および前後方向に可動とされている。なお、設置部材4
40を可動とする部材については、シリンダ442,4
43に代えて、例えばモ−タ,ラック・ピニオン,ギア
等他の部材を適宜使用し得る。かくして、上記移送部材
410および設置部材440によって、搬送手段が構成
される。
【0034】次に、搬送手段の作用について説明する。
図7に示すように、ボ−ド120を載置したコ−ル板2
00は、移送手段410によって熱圧部310に移送さ
れる。すなわち、コ−ル板200は、コ−ル板支持片4
21を介してレ−ル420に支持され、他の部材に摺接
されることなく熱圧部310に移送されるのである。こ
こで、コ−ル板200はレ−ル420の高さの分だけ上
方に浮いた形で移送され、コ−ル板支持片421による
支持以外には接触する部材がないため、熱圧部310へ
の移送に際しコ−ル板200の磨耗が効果的に防止され
ることになる。
【0035】そして熱圧部310に移送されたコ−ル板
200は、移送手段410に代えて、設置部材440に
よって支持される。すなわち、図8に示すように、設置
部材440がボ−ド120を載置したコ−ル板200方
向へ移動し、さらにレ−ル420をくぐるようにコ−ル
板200を支持して上方に持ち上げる。設置部材の駆動
は、図6に示すシリンダ442を介しておこなわれる。
これによって、移動手段410はコ−ル板120の支持
を解除され、駆動手段(図5参照)によって、熱圧手段
310の外部に後退されることになる。
【0036】次に、図9に示すように、設置部材440
が下降することにより、コ−ル板200は所定の熱圧位
置315に設置される。そして、設置部材440は熱圧
処理に干渉しない位置へ退避する。なお、設置部材44
0の動作は、上述した図6におけるシリンダ340の作
動によってもたらされるものである。かくして、ボ−ド
120を載置したコ−ル板200は熱圧部310の所定
の熱圧位置315に設置され、これによって、上述した
図3に示す熱圧手段300による熱圧がおこなわれるの
である。従って、所定の熱圧位置315に対しコ−ル板
200が摺接して移動することがないので、コ−ル板2
00は勿論、所定の熱圧位置315の磨耗ないし変形も
効果的に防止される。なお、上述した搬送手段は、請求
項1,請求項2,請求項7,請求項8の発明に対応して
いる。
【0037】さて、本発明の特徴は、コ−ル板につき、
搬送手段による熱圧部への移送・設置が、他の部材に摺
接することなくおこなわれる点にある。従って、かかる
特徴を有する範囲内において、他の実施の形態を採用し
得るものである。他の実施の形態については、例えば以
下のものがある。第1には、図10に示すように、移送
部材410に関し、レ−ル420から懸架部材423を
介してコ−ル板200を宙吊り状に支持し、熱圧部31
0に移送する形態である。すなわち、「前記移送部材
は、前記コ−ル板を他の部材に摺接させることなく上方
に懸架するレ−ルと、前記レ−ルを前記熱圧部と前記熱
圧部の外部との間を進退可能とする駆動手段とによって
構成され、前記設置部材は、前記熱圧部において前記レ
−ルによる前記コ−ル板の懸架を解除し、懸架を解除さ
れた前記レ−ルが前記駆動手段を介して熱圧処理に干渉
しない位置まで後退した後で前記コ−ル板を下降させて
前記熱圧部の熱圧位置に設置し、設置後は熱圧処理に干
渉しない位置まで退避可能とされていることを特徴とす
る請求項1に記載のボ−ドの熱圧装置。」である。この
場合も、コ−ル板200は懸架部材423以外に接触す
る部材を有さずに移送されるので、コ−ル板200や熱
圧部310の各部材の磨耗等を効果的に防止し得る構造
が得られる。
【0038】第2には、搬送手段を移送部材のみにて構
成する形態である。すなわち、上述した第1の他の実施
の形態を援用して説明するならば、図11に示すよう
に、懸架部材423を介してコ−ル板200を懸架した
レ−ル420を熱圧部315に移送した後で下降させ
て、所定の熱圧位置315に設置させる。そして、設置
後は移送手段410を上昇させるとともに熱圧処理に干
渉しない位置へ後退させるものである。勿論、この実施
の形態を、図7に示すコ−ル板200をコ−ル板支持片
421によって支持する移送部材を用いる場合に対し
て、適用することも可能である。なお、かかる移送部材
によってコ−ル板の熱圧部への移送および熱圧位置への
設置をおこなう形態は、請求項3および請求項8の発明
に対応している。
【0039】第3には、図12に示すように、熱圧手段
300を多段状に構成し、ボ−ド120を載置した複数
のコ−ル板200を同時に熱圧部310へ移送し、所定
の熱圧位置に設置する実施の形態である。この場合、一
のボ−ド120を処理するための熱板320の上面部
が、他のボ−ド120を載置したコ−ル板200を設置
するための熱圧位置315の役割を果たすことになる。
なお、かかる形態は、請求項4および請求項10の発明
に対応している。
【0040】
【実施例】以下、本発明の「ボ−ドの熱圧装置および熱
圧方法」についての特に好適な実施例として、同時に複
数個のボ−ドを熱圧することが可能な熱圧装置を図面を
参照しながら説明し、あわせてその熱圧方法についても
説明する。図13および図14に、本実施例の熱圧装置
100の全体的構成を示す。熱圧装置100は、略中央
部に熱圧手段300が配置され、その両側に搬送手段4
00およびボ−ド取出手段500が配置されて構成され
ている。搬送手段400のうちの移送部材410は、多
段挿入ケ−ジ453内に上下方向に多段構造に配置され
ている。この多段挿入ケ−ジ453は架体451内をシ
リンダ455を介して昇降可能とされている。熱圧手段
300は、移送部材410に合わせて、本実施例では上
下方向に6段構造に配置され、6段の熱圧部310を構
成している。また、図14に示すように、熱圧手段30
0には、インジェクション用集合管343および熱板加
熱用集合管345が接続されている。インジェクション
用集合管343は、後述する蒸気送り口350に蒸気を
供給するための部材であり、熱板加熱用集合管345
は、後述する熱板320を加熱するための部材である。
なお、加熱の方法は蒸気,電熱等任意の方法を選択し得
る。図13に示すように、ボ−ド取出手段500は、多
段取出ケ−ジ463内に上下方向に6段構造に配置され
ている。この多段取出ケ−ジ463は架体461内をシ
リンダ465を介して昇降可能とされている。
【0041】さて、熱圧処理を受けるボ−ドは、図13
に示す多段挿入ケ−ジ453内に設けられた移送部材4
10に多段に設置される。すなわち、多段挿入ケ−ジ4
53がシリンダ455によって下降位置に置かれた状態
にて、作業者がボ−ドを移送部材410に設置する。こ
れを図13におけるA矢視図である図15を参照して詳
述すると、ボ−ド120は、それぞれ移送部材410の
一つを構成するレ−ル420にコ−ル板支持片421を
介して支持されたコ−ル板200の上に載置される。レ
−ル420は、多段挿入ケ−ジ453(図13参照)に
設けられた支持部材433によって図中左右方向に進退
可能に支持されている。すなわち、図15におけるB矢
視方向の断面図である図16に示すように、レ−ル42
0は多段挿入ケ−ジ453に固定された支持部材433
内のロ−ラ434を介して進退可能に支持されるととも
に、レ−ル420に設けられたコ−ル板支持片421か
ら突出状に形成された突起421aがコ−ル板支持片係
合孔211に係合することによってコ−ル板200が固
定状に支持されるものである。
【0042】ボ−ド120が移送部材410に設置され
た後、多段挿入ケ−ジ453は、シリンダ455を介し
て架体451に沿って上昇する。そして、ボ−ド120
を載置したコ−ル板200は、熱圧処理を受けるべく熱
圧部310へ移送される。移送は、モ−タ−およびチェ
−ンからなる駆動手段430(その詳細な構造は実施の
形態において説明したため、便宜状省略する)がおこな
う。
【0043】さて、熱圧部310に移送されたボ−ド1
20およびコ−ル板200の状態を図17に示す。ボ−
ド120を載置したコ−ル板200は、熱圧部310に
おいて、レ−ル420によって熱圧手段300から浮い
た状態で支持される。また、熱圧部310の両端部に
は、取付体441に取り付けられた設置部材440が配
置されている。取付体441およびこれに取付けられた
設置部材440は、基体443に対し、シリンダ442
を介して図中左右および上下方向に可動とされている。
また、熱圧部310の側方には、熱圧処理時の便宜を図
るために同時閉鎖装置347が設置されているが、これ
は本願出願時の周知技術であるため、詳細な説明を省略
する。
【0044】また、ボ−ド120を載置したコ−ル板2
00は、昇降装置341によって上下方向に可動とされ
たシリンダ340を介して熱圧処理を受ける。熱圧処理
の詳細については後述する。また、熱圧部310の上方
には、蒸気噴射減圧熱圧装置349が設置されている。
【0045】さて、図18に熱圧手段300の詳細な構
造を示す。熱圧手段300は、ボ−ドを熱圧するための
熱板320と、熱板320の周縁から突出状に形成され
たスペ−サ330とによって構成されている。図18
(a)に示すように、熱板320は、その内部にまで及
んで配置された熱圧機用集合管345(図14参照)に
よって熱圧処理時に加熱される。加熱には例えば蒸気等
が用いられ、加熱温度は、50〜250℃程度が好まし
い。また、図18(b)に示すように、スペ−サ330
の内部には、上述したインジェクション用集合管343
(図14参照)から送られる蒸気を通じるための蒸気送
り口350が配置されている。蒸気送り口350は、ス
ペ−サ−330の設置部位よりも内側に複数個設けられ
ている。
【0046】次に、ボ−ドを熱圧部に移送し、熱圧する
までの処理過程を図19乃至図24を参照して説明す
る。図19に示すように、ボ−ド120を載置したコ−
ル板200は、コ−ル板支持片421を介してレ−ル4
20に支持され、浮かされた状態にて他の部材と摺接す
ることなく熱圧部310に移送される。熱圧部310に
おいて、レ−ル420は支持部材433によって所定の
熱圧位置315の上方に支持されている。次に、図示し
ない取付体に設けられた設置部材440が熱圧部310
方向へ移動され、レ−ル420の下方をくぐり抜けた後
に上昇して、コ−ル板200に穿設された設置部材係合
孔213に係合する。そして、図20に示すように、設
置部材440は、熱圧部310において、ボ−ド120
の上方に位置する熱板320に当接しない範囲内にて、
なおも上昇し、コ−ル板200をレ−ル420に設置さ
れたコ−ル板支持片421よりも高い位置に持ち上げ
て、レ−ル420(コ−ル板支持片421)による支持
を解除する。次に、図21に示すように、支持を解除さ
れたレ−ル420を退避させる。退避は、図13に示す
駆動手段430を用いて、レ−ル420を多段挿入ケ−
ジ453(図13参照)方向に移動させることによりお
こなう。次に、図22に示すように、設置部材440が
下降し、ボ−ド120を載置したコ−ル板200を所定
の熱圧位置315に設置する。この熱圧位置315は、
図示しない下段のボ−ドを熱圧するための熱板320の
上面部にて構成されるものである。そして、設置部材4
40は、なおも下降して設置部材係合孔213から離脱
し、支持部材433を下方からくぐり抜けるように熱圧
部310から退避する(図中左方向)。
【0047】そして、図17に示す昇降装置341がシ
リンダ340を作動させることによって、コ−ル板20
0を載置した熱板320は、上段に位置する熱板320
a方向へと上昇し、これによってボ−ド120は、熱板
320a,スペ−サ−330,コ−ル板200によって
形成される密閉状の空間にて熱圧されることとなる(図
23参照)。このとき、スペ−サ330は、ボ−ド12
0の熱圧量を規制する。押圧量は、スペ−サ330の突
出量によって適宜調整可能である。さらにスペ−サ33
0に穿設された蒸気送り口350から蒸気が送り込ま
れ、熱圧処理の促進がなされる。蒸気は、1〜10kg/
cm2 ,50〜450℃程度が好ましい。なお、蒸気に代
えて、不活性ガス等のガスを適宜使用し得る。
【0048】なお、図17に示す昇降装置341によっ
て熱板320を上昇させる過程について詳述すると、図
24左図に示すように、通常は熱板320は熱板支持部
材321によって、基体443の段差部323に載置支
持されている。そして、シリンダの作動によって、熱板
320は、順次下側から上昇して、段差部323から上
方に離脱する。 段差部は上段にいくに従って拡幅され
ているため、熱板支持部材321の干渉が防止される。
そして、図24右図に示すように、スペ−サ330を介
して熱板320同士の間にコ−ル板200が挟み込まれ
て、熱圧がおこなわれるのである。熱圧が終了した場合
には、これとは逆にシリンダを下降させて、熱板を下降
させ、熱板支持部材321を順次段差部323に当接さ
せて、図24左図の状態に戻せばよい。
【0049】熱圧されたボ−ド120は、図13に示す
ように、駆動手段530を介して、ボ−ド取出部材51
0によって多段取出ケ−ジ463方向に移送される。さ
らに多段取出ケ−ジ463は、シリンダ465を介して
多段取出架体461に沿って下降し、熱圧されたボ−ド
が取り出されることになる。なお、ボ−ド取出部材51
0,駆動手段530等の構造については、移送手段41
0,移送手段410の駆動に用いられる駆動手段430
と実質的に同等の構造であるため、その詳述は便宜上省
略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の熱圧処理の過程を示す図であ
る。
【図2】同じく、本実施の形態の熱圧処理の過程を示す
図である。
【図3】同じく、本実施の形態の熱圧処理の過程を示す
図である。
【図4】同じく、本実施の形態の熱圧処理の過程を示す
図である。
【図5】移送部材の構造を示す図である。
【図6】設置部材の構造を示す図である。
【図7】搬送手段の作用を示す図である。
【図8】同じく、搬送手段の作用を示す図である。
【図9】同じく、搬送手段の作用を示す図である。
【図10】他の実施の形態を示す図である。
【図11】同じく、他の実施の形態を示す図である。
【図12】同じく、他の実施の形態を示す図である。
【図13】実施例の熱圧装置の全体構造を示す正面図で
ある。
【図14】同じく、実施例の熱圧装置の全体構造を示す
平面図である。
【図15】ボ−ドの設置状態を示す図13に示すA矢視
図である。
【図16】図15におけるB矢視図である。
【図17】熱圧部の構造を示す正面図である。
【図18】熱圧手段の構造を示す図である。
【図19】ボ−ドの移送および設置処理の状態を示す図
である。
【図20】同じく、ボ−ドの移送および設置処理の状態
を示す図である。
【図21】同じく、ボ−ドの移送および設置処理の状態
を示す図である。
【図22】同じく、ボ−ドの移送および設置処理の状態
を示す図である。
【図23】同じく、ボ−ドの移送および設置処理の状態
を示す図である。
【図24】熱板上昇の過程を示す図である。
【図25】従来のボ−ドの熱圧処理の状態を示す図であ
る。
【図26】同じく、従来のボ−ドの熱圧処理の状態を示
す図である。
【図27】同じく、従来のボ−ドの熱圧処理の状態を示
す図である。
【符号の説明】
100 熱圧装置 120 ボ−ド 200 コ−ル板 300 熱圧手段 320 熱板 330 スペ−サ− 400 搬送手段 410 移送部材 420 レ−ル 430 駆動手段 440 設置部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボ−ドを載置するコ−ル板と、前記コ−
    ル板に載置されたボ−ドを熱圧部に移送し前記熱圧部の
    所定の熱圧位置に設置するための搬送手段と、前記熱圧
    位置に設置されたボ−ドを熱圧するための熱圧手段とを
    有し、 前記熱圧手段は、前記熱圧位置に設置された前記ボ−ド
    を熱圧するための熱板と、前記ボ−ドの押圧量を調整す
    るために前記熱板から突出状に形成されたスペ−サ−と
    によって構成されており、これによって前記ボ−ドは前
    記熱板,前記コ−ル板および前記スペ−サ−によって形
    成される密閉状の空間内にて熱圧されるボ−ドの熱圧装
    置において、 前記搬送手段は、 前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可能とさ
    れ、前記コ−ル板を支持し他の部材に摺接させることな
    く前記熱圧部へ移送する移送部材と、 前記熱圧部において前記移送部材に代えて前記コ−ル板
    を支持し、前記移送部材が熱圧処理に干渉しない位置ま
    で後退した後で前記コ−ル板を前記熱圧位置に設置し、
    設置後は熱圧処理に干渉しない位置に退避可能な設置部
    材とを有することを特徴とするボ−ドの熱圧装置。
  2. 【請求項2】 前記移送部材は、前記コ−ル板を他の部
    材に摺接させることなく上方に支持するレ−ルと、前記
    レ−ルを前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可
    能とする駆動手段とによって構成され、 前記設置部材は、前記熱圧部において前記レ−ルによっ
    て上方に支持されたコ−ル板をさらに上方に支持するこ
    とによって前記レ−ルによる前記コ−ル板の支持を解除
    し、支持を解除された前記レ−ルが前記駆動手段を介し
    て熱圧処理に干渉しない位置まで後退した後で前記コ−
    ル板を下降させて前記熱圧部の熱圧位置に設置し、設置
    後は熱圧処理に干渉しない位置まで退避可能とされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のボ−ドの熱圧装
    置。
  3. 【請求項3】 ボ−ドを載置するコ−ル板と、前記コ−
    ル板に載置されたボ−ドを熱圧部に移送し前記熱圧部の
    所定の熱圧位置に設置するための搬送手段と、前記熱圧
    位置に載置されたボ−ドを熱圧するための熱圧手段とを
    有し、 前記熱圧手段は、前記熱圧位置に設置された前記ボ−ド
    を熱圧するための熱板と、前記ボ−ドの押圧量を調整す
    るために前記熱板から突出状に形成されたスペ−サ−と
    によって構成されており、これによって前記ボ−ドは前
    記熱板,前記コ−ル板および前記スペ−サ−によって形
    成される密閉状の空間内にて熱圧されるボ−ドの熱圧装
    置において、 前記搬送手段は、 前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可能とさ
    れ、前記コ−ル板を支持して他の部材に摺接させること
    なく前記熱圧部へ移送し、前記熱圧部において前記コ−
    ル板を下降させて前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置
    し、設置後は熱圧処理に干渉しない位置に退避可能とさ
    れていることを特徴とするボ−ドの熱圧装置。
  4. 【請求項4】 前記熱圧手段と前記搬送手段とが複数個
    多段に設置され、同時に複数枚のボ−ドを熱圧処理する
    ことが可能な請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    ボ−ドの熱圧装置。
  5. 【請求項5】 前記ボ−ドの熱圧は、加熱された熱板、
    および前記熱板,前記コ−ル板および前記スペ−サ−に
    よって形成される密閉状の空間内に送られる蒸気または
    ガスを介しておこなわれることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載のボ−ドの熱圧装置。
  6. 【請求項6】 前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を
    進退可能とされ、ボ−ドの熱圧処理がおこなわれた後に
    熱圧部において設置部材によって支持されたコ−ル板を
    前記設置部材に代えて支持し、他の部材に摺接させるこ
    となく前記熱圧部の外部へ送るボ−ド取出手段がさらに
    付加されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれかに記載のボ−ドの熱圧装置。
  7. 【請求項7】 ボ−ドをコ−ル板に載置する工程と、前
    記コ−ル板に載置されたボ−ドを熱圧部へ移送し前記熱
    圧部の所定の熱圧位置に設置する搬送工程と、熱圧位置
    に設置されたボ−ドを熱圧手段によって熱圧処理する工
    程とを有しており、 前記熱圧手段は、前記熱圧位置に設置された前記ボ−ド
    を熱圧するための熱板と、前記ボ−ドの熱圧量を調整す
    るために前記熱板から突出状に形成されたスペ−サ−と
    よって構成され、これによって前記ボ−ドは前記熱板,
    前記コ−ル板および前記スペ−サ−によって形成される
    密閉状の空間内にて熱圧されるボ−ドの熱圧方法であっ
    て、 前記搬送工程における前記コ−ル板は、 前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可能とされ
    た移送部材によって支持されて他の部材と摺接すること
    なく前記熱圧部に移送され、 前記熱圧部において、前記移送部材に代わって設置部材
    によって支持され、 前記移送部材が熱圧処理に干渉しない位置まで後退した
    後で前記設置部材によって前記熱圧部の所定の熱圧位置
    に設置され、 前記設置部材が熱圧処理に干渉しない位置に退避した後
    で熱圧されることを特徴とするボ−ドの熱圧方法。
  8. 【請求項8】 前記移送部材は、前記コ−ル板を他の部
    材に摺接させることなく上方に支持するレ−ルと、前記
    レ−ルを前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可
    能とする駆動手段とによって構成され、 前記設置部材は、前記熱圧部において前記レ−ルによっ
    て上方に支持されたコ−ル板をさらに上方に支持するこ
    とによって前記レ−ルによる前記コ−ル板の支持を解除
    し、支持を解除された前記レ−ルが前記駆動手段を介し
    て熱圧処理に干渉しない位置まで後退した後で前記コ−
    ル板を下降させて前記熱圧部の熱圧位置に設置し、設置
    後は熱圧処理に干渉しない位置まで退避可能とされてい
    ることを特徴とする請求項7に記載のボ−ドの熱圧方
    法。
  9. 【請求項9】 ボ−ドをコ−ル板に載置する工程と、前
    記コ−ル板に載置されたボ−ドを熱圧部へ移送し前記熱
    圧部の所定の熱圧位置に設置する搬送工程と、熱圧位置
    に設置されたボ−ドを熱圧手段によって熱圧処理する工
    程とを有しており、 前記熱圧手段は、前記熱圧位置に設置された前記ボ−ド
    を熱圧するための熱板と、前記ボ−ドの熱圧量を調整す
    るために前記熱板から突出状に形成されたスペ−サ−と
    よって構成され、これによって前記ボ−ドは前記熱板,
    前記コ−ル板および前記スペ−サ−によって形成される
    密閉状の空間内にて熱圧されるボ−ドの熱圧方法であっ
    て、 前記搬送工程における前記コ−ル板は、 前記熱圧部と前記熱圧部の外部との間を進退可能とされ
    た移送部材によって支持されて他の部材と摺接すること
    なく前記熱圧部に移送され、 次いで、前記熱圧部において前記移送部材が下降するこ
    とによって前記熱圧部の所定の熱圧位置に設置され、 さらに、前記移送部材が熱圧処理に干渉しない位置に退
    避した後で熱圧されることを特徴とするボ−ドの熱圧方
    法。
  10. 【請求項10】 前記熱圧手段が複数個多段に設置され
    ており、同時に複数個のボ−ドが前記熱圧部へ搬送され
    て熱圧処理がおこなわれることを特徴とする請求項7乃
    至請求項9のいずれかに記載のボ−ドの熱圧方法。
  11. 【請求項11】 熱圧処理のおこなわれたボ−ドを載置
    したコ−ル板は、 熱圧部において前記設置部材によって支持され、 次に、前記設置部材に代えて、前記熱圧部と外部との間
    を進退可能とされたボ−ド取出手段によって支持される
    とともに他の部材に摺接されることなく前記熱圧部の外
    部へ送られることを特徴とする請求項7乃至請求項10
    のいずれかに記載のボ−ドの熱圧方法。
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