JPH06291449A - 多層プリント配線基板の歪み除去装置 - Google Patents
多層プリント配線基板の歪み除去装置Info
- Publication number
- JPH06291449A JPH06291449A JP5096557A JP9655793A JPH06291449A JP H06291449 A JPH06291449 A JP H06291449A JP 5096557 A JP5096557 A JP 5096557A JP 9655793 A JP9655793 A JP 9655793A JP H06291449 A JPH06291449 A JP H06291449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- supporting
- board
- plate
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/28—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B24/32—Polyethers, e.g. alkylphenol polyglycolether
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホットプレスにより成形された基板の歪みを
確実に、且つ、効率よく除去するための多層プリント配
線基板の歪み除去装置を提供する。 【構成】 固定熱板 6と可動熱板 7を相対向して配置し
た加熱装置 1と、複数の冷却盤24を積重して昇降可能に
載置した冷却装置 2とからなり、加熱装置 1に加熱され
た基板を冷却装置 2へ搬送する搬送手段 9を設け、冷却
装置に任意の冷却盤24を所定の位置に支持するための支
持手段25を設け、積重された前記冷却盤24に各冷却板35
間で冷却された基板を排出する搬送手段50と突起36を設
けた。支持手段25は支持可能位置に進退可能に設けられ
た支持部材42を有し、任意の冷却盤24の突起36を支持手
段25の支持可能位置にある支持部材42に載置して支持す
る。
確実に、且つ、効率よく除去するための多層プリント配
線基板の歪み除去装置を提供する。 【構成】 固定熱板 6と可動熱板 7を相対向して配置し
た加熱装置 1と、複数の冷却盤24を積重して昇降可能に
載置した冷却装置 2とからなり、加熱装置 1に加熱され
た基板を冷却装置 2へ搬送する搬送手段 9を設け、冷却
装置に任意の冷却盤24を所定の位置に支持するための支
持手段25を設け、積重された前記冷却盤24に各冷却板35
間で冷却された基板を排出する搬送手段50と突起36を設
けた。支持手段25は支持可能位置に進退可能に設けられ
た支持部材42を有し、任意の冷却盤24の突起36を支持手
段25の支持可能位置にある支持部材42に載置して支持す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層板用成形プレスに
より成形された多層プリント配線基板の歪みを除去する
ための装置に関する。
より成形された多層プリント配線基板の歪みを除去する
ための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多層プリント配線基板(以下単に基板と
いう)は、銅箔,樹脂,ガラス繊維等の材料を組み合わ
せてホットプレスにより成形され、エッチング等の処理
が施される。この基板を成形するホットプレスは、材料
を熱板間に挟持して加熱と加圧を所定時間行った後、冷
却して解放するものである。また、ホットプレス後基板
に部品を装着する(以下実装という)までの各処理にお
いても、加熱や冷却が行われる。
いう)は、銅箔,樹脂,ガラス繊維等の材料を組み合わ
せてホットプレスにより成形され、エッチング等の処理
が施される。この基板を成形するホットプレスは、材料
を熱板間に挟持して加熱と加圧を所定時間行った後、冷
却して解放するものである。また、ホットプレス後基板
に部品を装着する(以下実装という)までの各処理にお
いても、加熱や冷却が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術にあっては、異種の材料を組み合わせて1枚の
基板が構成されるため材料の種類によって加熱や冷却を
行うときの伸縮率が異なり、反りやねじれなどの歪みが
生じていた。この歪みは、トラブルの発生の原因とな
り、実装工程での作業がスムーズに流れないという問題
があった。
従来技術にあっては、異種の材料を組み合わせて1枚の
基板が構成されるため材料の種類によって加熱や冷却を
行うときの伸縮率が異なり、反りやねじれなどの歪みが
生じていた。この歪みは、トラブルの発生の原因とな
り、実装工程での作業がスムーズに流れないという問題
があった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ホットプレスにより成形された基板の歪を確実
に、且つ、効率よく除去するための多層プリント配線基
板歪み除去装置を提供しようとするものである。
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ホットプレスにより成形された基板の歪を確実
に、且つ、効率よく除去するための多層プリント配線基
板歪み除去装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における多層プリント配線基盤の歪除去装置
は、熱板を相対向して配置し、該熱板の一方を他方に対
し移動可能に設けてなる加熱装置と、複数の冷却盤を積
重すると共に昇降可能に載置してなる冷却装置とからな
り、該冷却盤のうち任意の冷却盤を所定の位置に支持す
るための支持手段を設け、前記加熱装置に一対の熱板間
で加熱された基板を前記冷却装置へ搬送する搬送手段を
設け、積重された前記冷却盤に各冷却板間で冷却された
基板を排出する搬送手段を設け、積重された前記冷却盤
に突起を設け、前記支持手段は支持可能位置に進退可能
に設けられた支持部材を有し、前記冷却盤のうち任意の
冷却盤の突起を前記支持手段の支持可能位置にある支持
部材に載置して支持するものである。
に、本発明における多層プリント配線基盤の歪除去装置
は、熱板を相対向して配置し、該熱板の一方を他方に対
し移動可能に設けてなる加熱装置と、複数の冷却盤を積
重すると共に昇降可能に載置してなる冷却装置とからな
り、該冷却盤のうち任意の冷却盤を所定の位置に支持す
るための支持手段を設け、前記加熱装置に一対の熱板間
で加熱された基板を前記冷却装置へ搬送する搬送手段を
設け、積重された前記冷却盤に各冷却板間で冷却された
基板を排出する搬送手段を設け、積重された前記冷却盤
に突起を設け、前記支持手段は支持可能位置に進退可能
に設けられた支持部材を有し、前記冷却盤のうち任意の
冷却盤の突起を前記支持手段の支持可能位置にある支持
部材に載置して支持するものである。
【0006】
【作用】加熱装置の搬送手段によって基板を相対向した
固定熱板と可動熱板の間に位置に搬送し、昇降手段によ
って可動熱板を降下して所定時間加熱する。加熱終了
後、昇降手段によって可動熱板を上昇し、搬送手段によ
って冷却装置に搬送する。
固定熱板と可動熱板の間に位置に搬送し、昇降手段によ
って可動熱板を降下して所定時間加熱する。加熱終了
後、昇降手段によって可動熱板を上昇し、搬送手段によ
って冷却装置に搬送する。
【0007】昇降手段によって昇降盤に載置されている
冷却盤を上昇し、最上位の冷却盤をフレームに取り付け
た支持手段以上に位置させて、支持手段の支持部材を進
出し、昇降手段によって昇降盤を降下し、冷却盤の突起
を支持部材上に載置する。最上段の冷却盤が支持手段に
よって所定位置に支持され、2枚目以下の冷却盤が降下
することによって、最上位の冷却盤と2枚目の冷却盤の
間に基板を挿入する間隙ができる。この間隙に2枚目の
搬送手段によって基板を搬送する。
冷却盤を上昇し、最上位の冷却盤をフレームに取り付け
た支持手段以上に位置させて、支持手段の支持部材を進
出し、昇降手段によって昇降盤を降下し、冷却盤の突起
を支持部材上に載置する。最上段の冷却盤が支持手段に
よって所定位置に支持され、2枚目以下の冷却盤が降下
することによって、最上位の冷却盤と2枚目の冷却盤の
間に基板を挿入する間隙ができる。この間隙に2枚目の
搬送手段によって基板を搬送する。
【0008】次に、昇降手段によって昇降盤を上昇し、
基板を冷却盤の最上位と2枚目の間に挟み、支持手段の
支持部材を退避して2枚目を支持手段以上に位置させ
る。支持部材を再度進出し2枚目の突起を載置して昇降
盤を降下させる。基板は、冷却盤の最上位と2枚目の間
に挟まれて冷却され、同時に冷却盤の自重によって加圧
される。
基板を冷却盤の最上位と2枚目の間に挟み、支持手段の
支持部材を退避して2枚目を支持手段以上に位置させ
る。支持部材を再度進出し2枚目の突起を載置して昇降
盤を降下させる。基板は、冷却盤の最上位と2枚目の間
に挟まれて冷却され、同時に冷却盤の自重によって加圧
される。
【0009】以下これらの動作を繰り返し、冷却盤の間
に加熱した基板を挟み冷却しながら加圧する。冷却盤の
間全段に基板を挿入し終えたら昇降手段によって冷却盤
の2枚目が支持手段の高さを通過するまで昇降盤を降下
し、支持部材を進出させて最上位の突起を再度支持部材
に載置し、2枚目との間に間隙ができる。この間隙に冷
却盤の2枚目の搬送手段によって次の基板を搬入すると
同時に加圧冷却を終了した基板を排出する。基板は、冷
却盤の次の回が巡ってくるまでの時間ゆっくりと加圧冷
却される。
に加熱した基板を挟み冷却しながら加圧する。冷却盤の
間全段に基板を挿入し終えたら昇降手段によって冷却盤
の2枚目が支持手段の高さを通過するまで昇降盤を降下
し、支持部材を進出させて最上位の突起を再度支持部材
に載置し、2枚目との間に間隙ができる。この間隙に冷
却盤の2枚目の搬送手段によって次の基板を搬入すると
同時に加圧冷却を終了した基板を排出する。基板は、冷
却盤の次の回が巡ってくるまでの時間ゆっくりと加圧冷
却される。
【0010】基板を搬出する時は搬出する基板の冷却板
上段以上をフックに係止し下段以下を任意の次工程への
コンベアのレベルに降下して搬出する。
上段以上をフックに係止し下段以下を任意の次工程への
コンベアのレベルに降下して搬出する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図7に基づいて
説明する。本発明に係る基板の歪み除去装置は、概略加
熱装置 1と、冷却装置 2からなるものである。
説明する。本発明に係る基板の歪み除去装置は、概略加
熱装置 1と、冷却装置 2からなるものである。
【0012】加熱装置 1は、図3及び図4に示すよう
に、基台 5上に固定熱板 6を設け、この固定熱板 6の上
に相対向して可動熱板 7を昇降手段 8によって昇降可能
に支持し、基板を搬送するための搬送手段 9を有するも
のである。昇降手段 8は、流体圧シリンダ11を固定熱板
6の四隅近傍に設け、このシリンダ11のロッド12先端に
可動熱板 7のフレーム13を取り付けてなるもので、可動
熱板 7を昇降可能に支持している。シリンダ11の作動流
体は、油圧、空気等を用いることができる。
に、基台 5上に固定熱板 6を設け、この固定熱板 6の上
に相対向して可動熱板 7を昇降手段 8によって昇降可能
に支持し、基板を搬送するための搬送手段 9を有するも
のである。昇降手段 8は、流体圧シリンダ11を固定熱板
6の四隅近傍に設け、このシリンダ11のロッド12先端に
可動熱板 7のフレーム13を取り付けてなるもので、可動
熱板 7を昇降可能に支持している。シリンダ11の作動流
体は、油圧、空気等を用いることができる。
【0013】搬送手段 9は、固定熱板 6の左右に設けら
れた基枠15,15 に、固定熱板 6を挟んで前後に対向する
一対のキャリヤローラ16を設け、このキャリヤローラ16
にベルト17を掛け渡し、スナップローラ18によってベル
トにテンションをかけたベルトコンベアからなるもので
ある。このような構成とすることにより、消耗品である
ベルト17は、キャリヤローラ16を取りはずすだけで容易
に交換することが可能となる。キャリヤローラ16の少な
くとも一方は、モータ(図示を省略した)を内蔵してベ
ルト17を駆動し、基板の搬送を行う。基板は、ベルトコ
ンベアによって固定熱板 6と可動熱板 7の間に搬入さ
れ、シリンダ11によって可動熱板 7が降下して所定時間
加熱された後、冷却装置 2へ搬出される。なお、固定熱
板 6と可動熱板 7を加熱し、所定の温度に保持する方法
は、電気ヒータの他に蒸気加熱,熱媒油加熱,高周波加
熱等を用いてもよい。
れた基枠15,15 に、固定熱板 6を挟んで前後に対向する
一対のキャリヤローラ16を設け、このキャリヤローラ16
にベルト17を掛け渡し、スナップローラ18によってベル
トにテンションをかけたベルトコンベアからなるもので
ある。このような構成とすることにより、消耗品である
ベルト17は、キャリヤローラ16を取りはずすだけで容易
に交換することが可能となる。キャリヤローラ16の少な
くとも一方は、モータ(図示を省略した)を内蔵してベ
ルト17を駆動し、基板の搬送を行う。基板は、ベルトコ
ンベアによって固定熱板 6と可動熱板 7の間に搬入さ
れ、シリンダ11によって可動熱板 7が降下して所定時間
加熱された後、冷却装置 2へ搬出される。なお、固定熱
板 6と可動熱板 7を加熱し、所定の温度に保持する方法
は、電気ヒータの他に蒸気加熱,熱媒油加熱,高周波加
熱等を用いてもよい。
【0014】次に冷却装置 2を図5乃至図7によって説
明する。冷却装置 2は、加熱装置 1に隣接して、フレー
ム21と、フレーム21に設けられた昇降手段22と、昇降手
段22に支持される昇降盤23と、昇降盤23に積重して載置
される複数の冷却盤24からなり、任意の冷却盤24を支持
する支持手段25をフレーム21の所定の高さに設けたもの
である。
明する。冷却装置 2は、加熱装置 1に隣接して、フレー
ム21と、フレーム21に設けられた昇降手段22と、昇降手
段22に支持される昇降盤23と、昇降盤23に積重して載置
される複数の冷却盤24からなり、任意の冷却盤24を支持
する支持手段25をフレーム21の所定の高さに設けたもの
である。
【0015】フレーム21は、図7に示すように、左右に
それぞれ一対の支柱28を立設して門形に形成し、この一
対の支柱28にビーム29が架設されたものである。支柱28
の側部はガイドプレート30が設けられている。
それぞれ一対の支柱28を立設して門形に形成し、この一
対の支柱28にビーム29が架設されたものである。支柱28
の側部はガイドプレート30が設けられている。
【0016】昇降手段22は、油圧シリンダ31の基端部を
ビーム29の中間に揺動自在に枢支し、このシリンダ31の
ピストンロッド32の先端部に昇降盤23を支持している。
昇降盤23は側部にガイド34を有し、支柱28の側面に設け
られたガイドプレート30に接してフレーム21の上下方向
のみに摺動するよう規制され、シリンダ31によって昇降
される。冷却板35を有する複数の冷却盤24は昇降盤23に
積重して載置される。冷却盤24は、突起36を有し、昇降
盤23と同様にガイドプレート30に接して摺動するよう規
制される。なお、冷却板の冷却方法は、水冷のほか冷媒
油、空冷等を用いることができる。
ビーム29の中間に揺動自在に枢支し、このシリンダ31の
ピストンロッド32の先端部に昇降盤23を支持している。
昇降盤23は側部にガイド34を有し、支柱28の側面に設け
られたガイドプレート30に接してフレーム21の上下方向
のみに摺動するよう規制され、シリンダ31によって昇降
される。冷却板35を有する複数の冷却盤24は昇降盤23に
積重して載置される。冷却盤24は、突起36を有し、昇降
盤23と同様にガイドプレート30に接して摺動するよう規
制される。なお、冷却板の冷却方法は、水冷のほか冷媒
油、空冷等を用いることができる。
【0017】本発明の実施例において、昇降盤23に積重
して載置される複数の冷却盤24を6枚とし、冷却盤24の
最上位から24a,24b,24c,24d,24e,24f として説明する。
冷却盤24a から24e の突起36の形状は、上面37に比べて
下面38がより突出する台形状で、その先端面39が上向き
に傾斜するよう形成されている。
して載置される複数の冷却盤24を6枚とし、冷却盤24の
最上位から24a,24b,24c,24d,24e,24f として説明する。
冷却盤24a から24e の突起36の形状は、上面37に比べて
下面38がより突出する台形状で、その先端面39が上向き
に傾斜するよう形成されている。
【0018】支持手段25は、図6に示すように、エアシ
リンダ40によってロッドの先端に設けられた支持部材42
を進退させる構造のもので、各支柱28の所定の高さに取
り付けられている。支持部材42の形状は、下面43に比べ
て上面44がより突出する台形状で、その先端面45が下向
きに傾斜するよう形成されている。この支持部材42は、
昇降盤23に載置された冷却盤24を上昇させるときには引
込んで退避し、任意の冷却盤24を支持するときには進出
して冷却盤24の突起36を載置する。
リンダ40によってロッドの先端に設けられた支持部材42
を進退させる構造のもので、各支柱28の所定の高さに取
り付けられている。支持部材42の形状は、下面43に比べ
て上面44がより突出する台形状で、その先端面45が下向
きに傾斜するよう形成されている。この支持部材42は、
昇降盤23に載置された冷却盤24を上昇させるときには引
込んで退避し、任意の冷却盤24を支持するときには進出
して冷却盤24の突起36を載置する。
【0019】なお、本発明の実施例では、冷却盤24の突
起36の先端面39が上向きに傾斜するように形成され、支
持手段の支持部材42の先端面45が下向きに傾斜するよう
に形成されているので、エアシリンダ40に背圧をもたせ
ておくことにより、支持部材42の上に冷却盤24を載置し
た状態で下方の冷却盤24を上昇させると、突起36の先端
面39が支持部材42の先端面45を押圧して引込ませ、支持
部材42を退避させることなく下方の冷却盤24を支持部材
42に載置することが可能である。
起36の先端面39が上向きに傾斜するように形成され、支
持手段の支持部材42の先端面45が下向きに傾斜するよう
に形成されているので、エアシリンダ40に背圧をもたせ
ておくことにより、支持部材42の上に冷却盤24を載置し
た状態で下方の冷却盤24を上昇させると、突起36の先端
面39が支持部材42の先端面45を押圧して引込ませ、支持
部材42を退避させることなく下方の冷却盤24を支持部材
42に載置することが可能である。
【0020】冷却盤24b から24f は、搬送手段50を有し
ている。搬送手段50は、冷却板35の左右に設けられた基
枠51に、冷却板35を挟んで前後に対向する一対のキャリ
ヤローラ52を設け、このキャリヤローラ52にベルト53を
掛け渡し、スナップローラ54によってテンションをかけ
たベルトコンベアからなるものである。キャリヤローラ
52の少なくとも一方は、モータ(図示を省略した)を内
蔵してベルト53を駆動し、基板の搬送を行う。
ている。搬送手段50は、冷却板35の左右に設けられた基
枠51に、冷却板35を挟んで前後に対向する一対のキャリ
ヤローラ52を設け、このキャリヤローラ52にベルト53を
掛け渡し、スナップローラ54によってテンションをかけ
たベルトコンベアからなるものである。キャリヤローラ
52の少なくとも一方は、モータ(図示を省略した)を内
蔵してベルト53を駆動し、基板の搬送を行う。
【0021】基板は、加熱装置1の熱板 6, 7 によって
加熱された後、順次冷却装置2に搬送される。冷却装置
2に搬送された基板は、冷却盤24の間(本実施例におい
ては5段)に挟まれ冷却されるのであるが、全段に基板
が挿入されると昇降盤23は最初の位置に戻り、次の基板
が搬入されると、それまで冷却されていた基板は同時に
排出されるのである。
加熱された後、順次冷却装置2に搬送される。冷却装置
2に搬送された基板は、冷却盤24の間(本実施例におい
ては5段)に挟まれ冷却されるのであるが、全段に基板
が挿入されると昇降盤23は最初の位置に戻り、次の基板
が搬入されると、それまで冷却されていた基板は同時に
排出されるのである。
【0022】本発明の実施例において、搬送手段 9,50
、昇降手段 8,22 、支持手段25、熱板 6, 7 及び冷却
板35は動力源及び制御装置を有する制御盤に接続され、
駆動時期、位置、温度、時間等を制御される。
、昇降手段 8,22 、支持手段25、熱板 6, 7 及び冷却
板35は動力源及び制御装置を有する制御盤に接続され、
駆動時期、位置、温度、時間等を制御される。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したこ
とにより、多層プリント配線基板は冷却板により挟持さ
れ、冷却盤の自重によって押圧されるので、何ら加圧手
段を設けることなく、均一且つ確実に歪みを除去するこ
とができる。
とにより、多層プリント配線基板は冷却板により挟持さ
れ、冷却盤の自重によって押圧されるので、何ら加圧手
段を設けることなく、均一且つ確実に歪みを除去するこ
とができる。
【0024】また、加熱装置を単段で冷却装置を多段に
したことにより、加熱に比べ時間を長く要する冷却は、
基板が冷却板の全段に搬送されてから搬出されるまで行
われるので、かかる冷却を効率よく行うことができる。
したことにより、加熱に比べ時間を長く要する冷却は、
基板が冷却板の全段に搬送されてから搬出されるまで行
われるので、かかる冷却を効率よく行うことができる。
【0025】更に、本発明にかかる装置は、基板の投入
時間及び取り出し時間が一定サイクルで運転することが
できるので、他の工程ラインに組み込むことが容易とな
る等の効果を奏する。
時間及び取り出し時間が一定サイクルで運転することが
できるので、他の工程ラインに組み込むことが容易とな
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】歪み除去装置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】加熱装置の側面図ある。
【図4】加熱装置の概略断面図である。
【図5】冷却盤の断面図である。
【図6】冷却盤の突起を支持手段の支持部材に載置した
状態を示す拡大図である。
状態を示す拡大図である。
【図7】冷却装置の側面図である。
1 加熱装置 2 冷却装置 6 固定熱板 7 可動熱板 8 昇降手段 9 ベルトコンベア 21 フレーム 22 昇降手段 23 昇降盤 24 冷却盤 25 支持手段 35 冷却板 36 突起 40 エアシリンダ 42 支持部材 50 搬送手段
Claims (1)
- 【請求項1】 熱板を相対向して配置し、該熱板の一方
を他方に対し移動可能に設けてなる加熱装置と、複数の
冷却盤を積重すると共に昇降可能に載置してなる冷却装
置とからなり、該冷却盤のうち任意の冷却盤を所定の位
置に支持するための支持手段を設け、前記加熱装置に一
対の熱板間で加熱された基板を前記冷却装置へ搬送する
搬送手段を設け、積重された前記冷却盤に各冷却板間で
冷却された基板を排出する搬送手段を設け、積重された
前記冷却盤に突起を設け、前記支持手段は支持可能位置
に進退可能に設けられた支持部材を有し、前記冷却盤の
うち任意の冷却盤の突起を前記支持手段の支持可能位置
にある支持部材に載置して支持することを特徴とする多
層プリント配線基板の歪み除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5096557A JPH06291449A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 多層プリント配線基板の歪み除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5096557A JPH06291449A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 多層プリント配線基板の歪み除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291449A true JPH06291449A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=14168363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5096557A Pending JPH06291449A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 多層プリント配線基板の歪み除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291449A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5174820A (en) * | 1988-07-15 | 1992-12-29 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Durability improving agent for cement-hydraulic-set substances, method of improving same, and cement-hydraulic-set substances improved in durability |
CN107377679A (zh) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 湖南工业大学 | 一种铝合金薄板平整的设计方法 |
CN108724771A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-11-02 | 镇江市能创电气自动化设备有限公司 | 一种逆流循环加热系统 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5096557A patent/JPH06291449A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5174820A (en) * | 1988-07-15 | 1992-12-29 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Durability improving agent for cement-hydraulic-set substances, method of improving same, and cement-hydraulic-set substances improved in durability |
CN107377679A (zh) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 湖南工业大学 | 一种铝合金薄板平整的设计方法 |
CN108724771A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-11-02 | 镇江市能创电气自动化设备有限公司 | 一种逆流循环加热系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5193198B2 (ja) | プレス装置及びプレス装置システム | |
US4543147A (en) | Laminating process and apparatus | |
US6063320A (en) | Apparatus for and process of hot pressing boards | |
JP3101849B2 (ja) | 多層プリント配線基板の歪み除去装置 | |
CN111470283A (zh) | 一种载具的循环回收设备 | |
JPH06291449A (ja) | 多層プリント配線基板の歪み除去装置 | |
KR101452189B1 (ko) | 프레스 장치 시스템 | |
JPH11157859A (ja) | ガラスパネルの冷却方法、及びその装置 | |
JP4611711B2 (ja) | プレス装置システム | |
US3957265A (en) | Apparatus for straightening stacks of sheet material | |
JPS62202988A (ja) | ベニヤ単板のプレス乾燥装置 | |
JPH07314405A (ja) | プレス成型装置、及び、プレス成型方法 | |
JPH0740525A (ja) | 印刷装置 | |
JP2782573B2 (ja) | 基材の連続成形装置 | |
KR100601210B1 (ko) | 경화장치 | |
JPS6178601A (ja) | 横型多段プレスにおける棚連係装置 | |
JPS6079909A (ja) | 熱板並びにこの熱板を用いた横型多段プレス | |
JP5229943B2 (ja) | 積層成形システムの移載装置とその移載制御方法 | |
JP3228443B2 (ja) | 樹脂成形品の成形設備 | |
JPS6176302A (ja) | 横型多段プレスにおける棚移動装置 | |
CN117979570A (zh) | 一种多压头轨道压膜机 | |
JPH01279000A (ja) | 横型多段プレスにおける板体搬送方法及び装置 | |
JPH0452761B2 (ja) | ||
JPH0126409Y2 (ja) | ||
JP3286519B2 (ja) | 無機質成形板の積載方法 |