JPH0957491A - パイプ溶接用固定治具 - Google Patents
パイプ溶接用固定治具Info
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- JPH0957491A JPH0957491A JP23342695A JP23342695A JPH0957491A JP H0957491 A JPH0957491 A JP H0957491A JP 23342695 A JP23342695 A JP 23342695A JP 23342695 A JP23342695 A JP 23342695A JP H0957491 A JPH0957491 A JP H0957491A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 芯出しが容易でパイプの撓みを防止して、簡
単なフレアー加工でも確実に溶接でき、しかも上向き溶
接や天井裏などでの作業姿勢の悪い場所でも安全に且つ
確実に一人で溶接ができ、作業性を大幅に向上させたパ
イプ溶接用固定治具を提供するものである。 【解決手段】 ２本の接合パイプ10Ａ、10Ｂを突合わせ
て夫々締付ける２個の固定部７ａ、７ｂと、この両固定
部７ａ、７ｂを弾性的に連結するＵ字形連結部材１と、
このＵ字形連結部材１の開口部側で前記両固定部７ａ、
７ｂを連結してその間隔を調整するボルトで形成された
間隔調整部材９とからなることを特徴とするものであ
る。
単なフレアー加工でも確実に溶接でき、しかも上向き溶
接や天井裏などでの作業姿勢の悪い場所でも安全に且つ
確実に一人で溶接ができ、作業性を大幅に向上させたパ
イプ溶接用固定治具を提供するものである。 【解決手段】 ２本の接合パイプ10Ａ、10Ｂを突合わせ
て夫々締付ける２個の固定部７ａ、７ｂと、この両固定
部７ａ、７ｂを弾性的に連結するＵ字形連結部材１と、
このＵ字形連結部材１の開口部側で前記両固定部７ａ、
７ｂを連結してその間隔を調整するボルトで形成された
間隔調整部材９とからなることを特徴とするものであ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエアコンやボイラーの配
管を溶接する時に使用するパイプ溶接用固定治具に関す
るものである。
管を溶接する時に使用するパイプ溶接用固定治具に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にエアコンなどの配管を行なう場
合、パイプやエルボを建物形状に合わせて順次接合して
配管していく。この場合、予め一方の接合パイプの端部
をエキスパンド加工して外径を円筒状に拡大させるか、
またはフレアー加工を行なって端部をアール状に拡大さ
せて、ここに他方の接合パイプの端部を突合わせて、酸
素ガスとアセチレンガスを混合して燃焼させる溶接トー
チでロウ材を加熱して、突合わせて部分の全周を溶接し
ている。
合、パイプやエルボを建物形状に合わせて順次接合して
配管していく。この場合、予め一方の接合パイプの端部
をエキスパンド加工して外径を円筒状に拡大させるか、
またはフレアー加工を行なって端部をアール状に拡大さ
せて、ここに他方の接合パイプの端部を突合わせて、酸
素ガスとアセチレンガスを混合して燃焼させる溶接トー
チでロウ材を加熱して、突合わせて部分の全周を溶接し
ている。
【０００３】例えばエアコンの配管を、送風機を取付け
た室内側から、屋外に設置した凝縮器に向かって順次パ
イプを接合していく場合、天井や壁に沿って長さを調整
したパイプをエルボを介して順次溶接していく。従来の
方法では、既に固定されたパイプに、新たに取付けるパ
イプやエルボを一人の作業者が手で支えて突合わせた状
態で、もう一人の作業者がトーチとロウ材を持ってパイ
プ突合わせ部分を加熱して溶接している。
た室内側から、屋外に設置した凝縮器に向かって順次パ
イプを接合していく場合、天井や壁に沿って長さを調整
したパイプをエルボを介して順次溶接していく。従来の
方法では、既に固定されたパイプに、新たに取付けるパ
イプやエルボを一人の作業者が手で支えて突合わせた状
態で、もう一人の作業者がトーチとロウ材を持ってパイ
プ突合わせ部分を加熱して溶接している。
【０００４】このためパイプの溶接には作業者が２人必
要で、しかも２本のパイプを突合わせた状態で手で支え
ているため、芯ずれすることがあり、特に上向き溶接す
る場合は面倒であった。またパイプを水平状態で溶接す
る場合には、突合わせ部分がトーチで加熱されて軟化し
撓んでしまうことがある。
要で、しかも２本のパイプを突合わせた状態で手で支え
ているため、芯ずれすることがあり、特に上向き溶接す
る場合は面倒であった。またパイプを水平状態で溶接す
る場合には、突合わせ部分がトーチで加熱されて軟化し
撓んでしまうことがある。
【０００５】このように芯ずれしたり撓んだ状態で溶接
すると、接合部分の溶接が不完全となり、例えば冷媒と
してフロンガスを用いる場合には内圧が18Ｋｇ／cm2 程
度になるためガス漏れの原因となる。芯ずれを少なくす
るためには、パイプ端部を円筒状に拡大させて重なり部
分が大きくするエキスパンド加工が有効であるが細物の
場合、この加工を行なうエキスパンダー装置は高価で大
型であり、現場での作業性が悪い問題がある。
すると、接合部分の溶接が不完全となり、例えば冷媒と
してフロンガスを用いる場合には内圧が18Ｋｇ／cm2 程
度になるためガス漏れの原因となる。芯ずれを少なくす
るためには、パイプ端部を円筒状に拡大させて重なり部
分が大きくするエキスパンド加工が有効であるが細物の
場合、この加工を行なうエキスパンダー装置は高価で大
型であり、現場での作業性が悪い問題がある。
【０００６】またパイプは壁や天井に沿って配管される
ので、溶接時の炎で壁や天井が焼け焦げるのを防止する
ため、防火シートを取付けたり、間隔を保持するための
台座を用いたりしなければならず、特に高さが45センチ
程度しかない狭い天井裏で溶接作業をする場合には、作
業姿勢が悪い上に、注意深く作業しなければならなかっ
た。
ので、溶接時の炎で壁や天井が焼け焦げるのを防止する
ため、防火シートを取付けたり、間隔を保持するための
台座を用いたりしなければならず、特に高さが45センチ
程度しかない狭い天井裏で溶接作業をする場合には、作
業姿勢が悪い上に、注意深く作業しなければならなかっ
た。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、芯出しが容易でパイプの撓みを防止して、簡単な
フレアー加工で確実に溶接でき、しかも上向き溶接や天
井裏などでの作業姿勢の悪い場所でも安全に且つ確実に
一人で溶接ができ、作業性を大幅に向上させたパイプ溶
接用固定治具を提供するものである。
去し、芯出しが容易でパイプの撓みを防止して、簡単な
フレアー加工で確実に溶接でき、しかも上向き溶接や天
井裏などでの作業姿勢の悪い場所でも安全に且つ確実に
一人で溶接ができ、作業性を大幅に向上させたパイプ溶
接用固定治具を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
パイプ溶接用固定治具は、２本の接合パイプを突合わせ
て夫々締付ける２個の固定部と、この両固定部を弾性的
に連結するＵ字形連結部材と、このＵ字形連結部材の開
口部側で前記両固定部を連結してその間隔を調整する間
隔調整部材とからなることを特徴とするものである。
パイプ溶接用固定治具は、２本の接合パイプを突合わせ
て夫々締付ける２個の固定部と、この両固定部を弾性的
に連結するＵ字形連結部材と、このＵ字形連結部材の開
口部側で前記両固定部を連結してその間隔を調整する間
隔調整部材とからなることを特徴とするものである。
【０００９】本発明の請求項１記載のパイプ溶接用固定
治具を用いて、既に接続されているパイプに、新たなパ
イプを接続していく場合、既に接続されているパイプの
端部側を、一方の固定部に締付けて固定する。この後、
新たに接続するパイプの端部を既に接続されているパイ
プの端部の突合わせた状態で、他方の固定部に締付けて
固定する。次に両固定部を連結している間隔調整部材を
回転させると、Ｕ字形連結部材の弾性により、両固定部
の間隔が狭められ、ここに挟持されていた両パイプが強
く突合わせられる。この状態でトーチとロウ材を手に持
って突合わせ部分を加熱しながら全周を溶接するように
なっている。
治具を用いて、既に接続されているパイプに、新たなパ
イプを接続していく場合、既に接続されているパイプの
端部側を、一方の固定部に締付けて固定する。この後、
新たに接続するパイプの端部を既に接続されているパイ
プの端部の突合わせた状態で、他方の固定部に締付けて
固定する。次に両固定部を連結している間隔調整部材を
回転させると、Ｕ字形連結部材の弾性により、両固定部
の間隔が狭められ、ここに挟持されていた両パイプが強
く突合わせられる。この状態でトーチとロウ材を手に持
って突合わせ部分を加熱しながら全周を溶接するように
なっている。
【００１０】更に請求項２記載の発明は、前記固定部
を、支持枠と、この支持枠に取付けたＶ形状のパイプ受
け座と、支持枠に可動自在取付けたボルトと、このボル
トの先端に前記パイプ受け座と対向して取付けたパイプ
押えとから構成したことを特徴とするものである。
を、支持枠と、この支持枠に取付けたＶ形状のパイプ受
け座と、支持枠に可動自在取付けたボルトと、このボル
トの先端に前記パイプ受け座と対向して取付けたパイプ
押えとから構成したことを特徴とするものである。
【００１１】この構造では、パイプが固定部のＶ形状の
パイプ受け座とパイプ押えの平面との間で３点支持され
るので、軸方向が一致して芯出しが容易となり、強固に
突合わせることができる。また３点支持されるので外径
の異なるパイプにも適用することができる。
パイプ受け座とパイプ押えの平面との間で３点支持され
るので、軸方向が一致して芯出しが容易となり、強固に
突合わせることができる。また３点支持されるので外径
の異なるパイプにも適用することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図１
ないし図４を参照して詳細に説明する。図１はパイプ溶
接用固定治具を示すもので、これはステンレスの板材を
湾曲して形成したＵ字形連結部材１の開口部側の両端
に、ステンレスの板材をコ字形に折曲した支持枠２ａ、
２ｂが接合されている。このコ字形の支持枠２ａ、２ｂ
のＵ字形連結部材１側の折曲片にはＶ形状のパイプ受け
座３ａ、３ｂが固定されている。また支持枠２ａ、２ｂ
の他方の折曲片には締付けボルト４ａ、４ｂが可動自在
に螺合している。
ないし図４を参照して詳細に説明する。図１はパイプ溶
接用固定治具を示すもので、これはステンレスの板材を
湾曲して形成したＵ字形連結部材１の開口部側の両端
に、ステンレスの板材をコ字形に折曲した支持枠２ａ、
２ｂが接合されている。このコ字形の支持枠２ａ、２ｂ
のＵ字形連結部材１側の折曲片にはＶ形状のパイプ受け
座３ａ、３ｂが固定されている。また支持枠２ａ、２ｂ
の他方の折曲片には締付けボルト４ａ、４ｂが可動自在
に螺合している。
【００１３】この締付けボルト４ａ、４ｂの先端にはス
リップリング５ａ、５ｂを介して正方形状のステンレス
板で形成されたパイプ押え６ａ、６ｂが、前記Ｖ形状の
パイプ受け座３ａ、３ｂと対向して上下動自在に取付け
られて固定部７ａ、７ｂが構成されている。また両固定
部７ａ、７ｂのコ字形の支持枠２ａ、２ｂの背面側には
ナット８ａ、８ｂが突設され、この両ナット８ａ、８ｂ
にボルトで形成された間隔調整部材９が螺合し、間隔調
整部材９を回転させて、Ｕ字形連結部材１の弾性により
両固定部７ａ、７ｂの間隔を調整するようになってい
る。
リップリング５ａ、５ｂを介して正方形状のステンレス
板で形成されたパイプ押え６ａ、６ｂが、前記Ｖ形状の
パイプ受け座３ａ、３ｂと対向して上下動自在に取付け
られて固定部７ａ、７ｂが構成されている。また両固定
部７ａ、７ｂのコ字形の支持枠２ａ、２ｂの背面側には
ナット８ａ、８ｂが突設され、この両ナット８ａ、８ｂ
にボルトで形成された間隔調整部材９が螺合し、間隔調
整部材９を回転させて、Ｕ字形連結部材１の弾性により
両固定部７ａ、７ｂの間隔を調整するようになってい
る。
【００１４】上記構成のパイプ溶接用固定治具を用いて
パイプ10Ａ、10Ｂを接続する場合について説明する。図
３に示すように壁11に沿って固定されている上部のパイ
プ10Ａの下にパイプ10Ｂを取付ける場合、先ずパイプ10
Ｂの先端をフレアー加工して端部をアール状に拡大させ
ておく。次に既に固定されているパイプ10Ａにパイプ溶
接用固定治具を取付ける。これは先ずパイプ10Ａを、固
定部７ａのＶ形状のパイプ受け座３ａとパイプ押え６ａ
との間に挿入し、締付けボルト４ａを回転させてパイプ
押え６ａを伸出させて、これとパイプ受け座３ａとの間
で締付けて固定すると、パイプ10Ａとパイプ溶接用固定
治具が連結される。
パイプ10Ａ、10Ｂを接続する場合について説明する。図
３に示すように壁11に沿って固定されている上部のパイ
プ10Ａの下にパイプ10Ｂを取付ける場合、先ずパイプ10
Ｂの先端をフレアー加工して端部をアール状に拡大させ
ておく。次に既に固定されているパイプ10Ａにパイプ溶
接用固定治具を取付ける。これは先ずパイプ10Ａを、固
定部７ａのＶ形状のパイプ受け座３ａとパイプ押え６ａ
との間に挿入し、締付けボルト４ａを回転させてパイプ
押え６ａを伸出させて、これとパイプ受け座３ａとの間
で締付けて固定すると、パイプ10Ａとパイプ溶接用固定
治具が連結される。
【００１５】このときＵ字形連結部材１は壁11と接触す
るようにしておく。次に先端をフレアー加工したパイプ
10Ｂをパイプ10Ａの下端に突合わせて手で支持する。こ
の状態で固定部７ｂの締付けボルト４ｂを回転させてパ
イプ押え６ｂを伸出させ、これとパイプ受け座３ｂとの
間でパイプ10Ｂを締付けて固定する。
るようにしておく。次に先端をフレアー加工したパイプ
10Ｂをパイプ10Ａの下端に突合わせて手で支持する。こ
の状態で固定部７ｂの締付けボルト４ｂを回転させてパ
イプ押え６ｂを伸出させ、これとパイプ受け座３ｂとの
間でパイプ10Ｂを締付けて固定する。
【００１６】次に固定部７ａ、７ｂを連結している、ボ
ルトで形成された間隔調整部材９を回転させると図４に
示すように、固定部７ａ、７ｂを連結しているＵ字形連
結部材１の弾性により、固定部７ａ、７ｂの間隔が狭め
られ、ここに挟持されていたパイプ10Ａ、10Ｂが強く突
合わせられる。この場合、パイプ10Ａ、10Ｂは図２に示
すように、固定部７ａ、７ｂのＶ形状のパイプ受け座３
ａ、３ｂとパイプ押え６ａ、６ｂの平面との間で３点支
持されるので、軸方向が一致して芯出しが容易で、強固
に突合わせることができる。
ルトで形成された間隔調整部材９を回転させると図４に
示すように、固定部７ａ、７ｂを連結しているＵ字形連
結部材１の弾性により、固定部７ａ、７ｂの間隔が狭め
られ、ここに挟持されていたパイプ10Ａ、10Ｂが強く突
合わせられる。この場合、パイプ10Ａ、10Ｂは図２に示
すように、固定部７ａ、７ｂのＶ形状のパイプ受け座３
ａ、３ｂとパイプ押え６ａ、６ｂの平面との間で３点支
持されるので、軸方向が一致して芯出しが容易で、強固
に突合わせることができる。
【００１７】この状態で図４に示すように、片手にトー
チ12を持ち、他方の手でロウ材14を持って、パイプ10
Ａ、10Ｂの突合わせ部分を炎13で加熱しながら壁11側か
らロウ付けして全周を溶接する。このように、芯出しし
て強く突合わせた状態で溶接し、溶接後、溶接部が温度
が下がって硬化するまで暫くそのままの状態で保持す
る。また溶接時に、突合わせ部分と壁11の間隔はＵ字形
連結部材１で保持されているので、壁11を炎13で焦がす
こともない。
チ12を持ち、他方の手でロウ材14を持って、パイプ10
Ａ、10Ｂの突合わせ部分を炎13で加熱しながら壁11側か
らロウ付けして全周を溶接する。このように、芯出しし
て強く突合わせた状態で溶接し、溶接後、溶接部が温度
が下がって硬化するまで暫くそのままの状態で保持す
る。また溶接時に、突合わせ部分と壁11の間隔はＵ字形
連結部材１で保持されているので、壁11を炎13で焦がす
こともない。
【００１８】従って下向き溶接でも上向き溶接でも、パ
イプ10Ｂを手で支える必要がないので一人の作業者で溶
接が行なえ、ガス漏れを確実に防止することができる。
また水平溶接の場合には、自重によってパイプ10Ａ、10
Ｂが撓むことがあるので従来は台座を下に挟んで水平を
保持させていたが、本発明のパイプ溶接用固定治具を用
いればパイプ10Ａ、10Ｂの突合わせ部分の前後が固定部
７ａ、７ｂで挟持させて、直線状に保持されているの
で、確実に溶接を行なうことができる。特に天井裏など
の狭い場所での水平溶接作業を行なう場合には、天井裏
に防火用シートを敷いて、この上にＵ字形連結部材１を
下にして溶接することにより、天井裏との間隔が保持さ
れ焦がすことがない。また本発明では、パイプ10Ａ、10
Ｂを軸方向に一致させて芯出しし、強固に突合わせるこ
とができるので、パイプ端部の処理も、高価なエキスパ
ンダー装置を用いずに、安価で小型の装置を用いたフレ
アー加工で十分である。
イプ10Ｂを手で支える必要がないので一人の作業者で溶
接が行なえ、ガス漏れを確実に防止することができる。
また水平溶接の場合には、自重によってパイプ10Ａ、10
Ｂが撓むことがあるので従来は台座を下に挟んで水平を
保持させていたが、本発明のパイプ溶接用固定治具を用
いればパイプ10Ａ、10Ｂの突合わせ部分の前後が固定部
７ａ、７ｂで挟持させて、直線状に保持されているの
で、確実に溶接を行なうことができる。特に天井裏など
の狭い場所での水平溶接作業を行なう場合には、天井裏
に防火用シートを敷いて、この上にＵ字形連結部材１を
下にして溶接することにより、天井裏との間隔が保持さ
れ焦がすことがない。また本発明では、パイプ10Ａ、10
Ｂを軸方向に一致させて芯出しし、強固に突合わせるこ
とができるので、パイプ端部の処理も、高価なエキスパ
ンダー装置を用いずに、安価で小型の装置を用いたフレ
アー加工で十分である。
【００１９】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るパイプ溶
接用固定治具によれば、芯出しが容易で撓みも防止で
き、簡単なフレアー加工でも確実に溶接でき、しかも上
向き溶接や天井裏などでの作業姿勢の悪い場所でも安全
に且つ確実に一人で溶接が行なえ作業性を大幅に向上さ
せることができる。
接用固定治具によれば、芯出しが容易で撓みも防止で
き、簡単なフレアー加工でも確実に溶接でき、しかも上
向き溶接や天井裏などでの作業姿勢の悪い場所でも安全
に且つ確実に一人で溶接が行なえ作業性を大幅に向上さ
せることができる。
【図１】本発明の実施の一形態によるパイプ溶接用固定
治具を示す斜視図である。
治具を示す斜視図である。
【図２】図１の固定部を拡大して示す断面図である。
【図３】図１のパイプ溶接用固定治具を上部のパイプに
取付けている状態を示す正面図である。
取付けている状態を示す正面図である。
【図４】図３のパイプ溶接用固定治具で上部のパイプと
下部のパイプを突合わせて溶接している状態を示す正面
図である。
下部のパイプを突合わせて溶接している状態を示す正面
図である。
１ Ｕ字形連結部材 ２ａ 支持枠 ３ａ パイプ受け座 ４ａ 締付けボルト ５ａ スリップリング ６ａ パイプ押え ７ａ 固定部 ８ａ ナット ９ 間隔調整部材 10Ａ パイプ 10Ｂ パイプ 11 壁 12 溶接トーチ 13 炎 14 ロウ材
Claims (2)
- 【請求項１】 ２本の接合パイプを突合わせて夫々締付
ける２個の固定部と、この両固定部を弾性的に連結する
Ｕ字形連結部材と、このＵ字形連結部材の開口部側で前
記両固定部を連結してその間隔を調整する間隔調整部材
とからなることを特徴とするパイプ溶接用固定治具。 - 【請求項２】 固定部を、支持枠と、この支持枠に取付
けたＶ形状のパイプ受け座と、支持枠に可動自在取付け
た締付けボルトと、この締付けボルトの先端に前記パイ
プ受け座と対向して取付けたパイプ押えとからなること
を特徴とする請求項１記載のパイプ溶接用固定治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23342695A JP2876297B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | パイプ溶接用固定治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23342695A JP2876297B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | パイプ溶接用固定治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957491A true JPH0957491A (ja) | 1997-03-04 |
| JP2876297B2 JP2876297B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16954872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23342695A Expired - Fee Related JP2876297B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | パイプ溶接用固定治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2876297B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103100814A (zh) * | 2012-11-06 | 2013-05-15 | 无锡市航鹄科技有限公司 | 柱体工件焊接工装 |
| CN103406708A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-11-27 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 石灰窑筒体组焊方法 |
| KR101343723B1 (ko) * | 2012-04-25 | 2014-01-15 | 이상학 | 용접시험편 물림용 지그 |
| CN104339111A (zh) * | 2014-09-16 | 2015-02-11 | 沈阳飞机工业（集团）有限公司 | 一种复杂结构焊接夹具的加工方法 |
| CN105033564A (zh) * | 2015-08-17 | 2015-11-11 | 广东永强奥林宝国际消防汽车有限公司 | 一种管件反变形焊接夹具及利用该夹具阻止管件变形的方法 |
| CN106735789A (zh) * | 2015-11-25 | 2017-05-31 | 沈阳鼓风机集团压力容器有限公司 | 管件焊接工装 |
| CN110238481A (zh) * | 2019-06-25 | 2019-09-17 | 湖州东科电子石英有限公司 | 一种等径石英大管的焊接工艺 |
| CN112643179A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-04-13 | 凯络文换热器（中国）有限公司 | 一种换热管焊接定位装置 |
| CN114346361A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-04-15 | 深圳市米珂暖通设备有限公司 | 一种空调压缩机制冷铜管焊接设备 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101109597B1 (ko) * | 2005-10-19 | 2012-01-31 | 삼성전자주식회사 | 디지털 기기용 삼각대 어댑터 및 이를 구비한 삼각대 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP23342695A patent/JP2876297B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN114346361A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-04-15 | 深圳市米珂暖通设备有限公司 | 一种空调压缩机制冷铜管焊接设备 |
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