JPH0957296A - 汚泥乾燥装置 - Google Patents
汚泥乾燥装置Info
- Publication number
- JPH0957296A JPH0957296A JP7213191A JP21319195A JPH0957296A JP H0957296 A JPH0957296 A JP H0957296A JP 7213191 A JP7213191 A JP 7213191A JP 21319195 A JP21319195 A JP 21319195A JP H0957296 A JPH0957296 A JP H0957296A
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- Japan
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- sludge
- thin film
- water content
- dried
- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は安定度の高い汚泥乾燥装置を提供す
ることを課題としている。 【解決手段】 本発明の汚泥乾燥装置は、乾燥汚泥２に
赤外線を照射して含水率を測定する赤外線含水率計６
と、赤外線含水率計６の出力によってポンプ３の回転速
度を制御する制御装置７とを備えたことを特徴としてい
る。 【効果】 本発明により汚泥乾燥装置の信頼性を向上さ
せることができる。
ることを課題としている。 【解決手段】 本発明の汚泥乾燥装置は、乾燥汚泥２に
赤外線を照射して含水率を測定する赤外線含水率計６
と、赤外線含水率計６の出力によってポンプ３の回転速
度を制御する制御装置７とを備えたことを特徴としてい
る。 【効果】 本発明により汚泥乾燥装置の信頼性を向上さ
せることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は食品工業、化学工
業、水処理施設、産業廃棄物処理施設等から排出される
汚泥を処理する汚泥乾燥装置に関する。
業、水処理施設、産業廃棄物処理施設等から排出される
汚泥を処理する汚泥乾燥装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】遠心薄膜乾燥装置の特性として、装置へ
の汚泥供給量を少なくするあるいは装置内主軸回転数を
上げると、乾燥汚泥含水率が下がる傾向にある。
の汚泥供給量を少なくするあるいは装置内主軸回転数を
上げると、乾燥汚泥含水率が下がる傾向にある。
【０００３】従来、遠心薄膜乾燥装置から排出される乾
燥汚泥の含水率調整は、人の手を介しこの特性を利用し
ていた。
燥汚泥の含水率調整は、人の手を介しこの特性を利用し
ていた。
【０００４】また、本装置においては、投入汚泥が装置
内に長時間滞留する現象が起こることがある。この現象
を持ち回りと呼ぶ。持ち回りが起きると、遠心薄膜乾燥
機の処理能力が低下するため、持ち回りによって生じた
滞留汚泥を排出しなければならないが、この排出作業は
人の手を介して行っていた。
内に長時間滞留する現象が起こることがある。この現象
を持ち回りと呼ぶ。持ち回りが起きると、遠心薄膜乾燥
機の処理能力が低下するため、持ち回りによって生じた
滞留汚泥を排出しなければならないが、この排出作業は
人の手を介して行っていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、遠心薄膜乾燥
装置から排出される乾燥汚泥の含水率安定化を図るため
には、前出のような、含水率測定結果に応じた作業を繰
り返さなければならず、煩雑・非効率的であった。ま
た、方法上含水率の安定性にも疑問があった。
装置から排出される乾燥汚泥の含水率安定化を図るため
には、前出のような、含水率測定結果に応じた作業を繰
り返さなければならず、煩雑・非効率的であった。ま
た、方法上含水率の安定性にも疑問があった。
【０００６】本発明は、持ち回りが発生し処理能力が低
下する前に乾燥汚泥の含水率が下がる事を利用して持ち
回り現象を予防できるようにするとともに、含水率測定
値が予め定めた含水率の設定値内になるよう遠心薄膜乾
燥装置への供給汚泥量あるいは装置内主軸回転数を制御
する汚泥乾燥装置を提供することを目的としている。
下する前に乾燥汚泥の含水率が下がる事を利用して持ち
回り現象を予防できるようにするとともに、含水率測定
値が予め定めた含水率の設定値内になるよう遠心薄膜乾
燥装置への供給汚泥量あるいは装置内主軸回転数を制御
する汚泥乾燥装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の汚泥乾燥装置
は、除去すべき水分を含む汚泥を供給するポンプと、汚
泥を薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心力によって除去
する遠心薄膜乾燥装置と、遠心薄膜乾燥装置によって乾
燥された乾燥汚泥を回収する乾燥汚泥回収容器と、乾燥
汚泥に赤外線を照射して含水率を測定する赤外線含水率
計と、赤外線含水率計の出力によって遠心薄膜乾燥装置
の回転速度を制御する制御装置とを備えたことを特徴と
している。また、請求項２に記載した汚泥乾燥装置は、
除去すべき水分を含む汚泥を供給するポンプと、汚泥を
薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心力によって除去する
遠心薄膜乾燥装置と、遠心薄膜乾燥装置によって乾燥さ
れた乾燥汚泥を回収する乾燥汚泥回収容器と、乾燥汚泥
に赤外線を照射して含水率を測定する赤外線含水率計
と、赤外線含水率計の出力によって汚泥の供給量を制御
する制御装置とを備えたことを特徴としている。
は、除去すべき水分を含む汚泥を供給するポンプと、汚
泥を薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心力によって除去
する遠心薄膜乾燥装置と、遠心薄膜乾燥装置によって乾
燥された乾燥汚泥を回収する乾燥汚泥回収容器と、乾燥
汚泥に赤外線を照射して含水率を測定する赤外線含水率
計と、赤外線含水率計の出力によって遠心薄膜乾燥装置
の回転速度を制御する制御装置とを備えたことを特徴と
している。また、請求項２に記載した汚泥乾燥装置は、
除去すべき水分を含む汚泥を供給するポンプと、汚泥を
薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心力によって除去する
遠心薄膜乾燥装置と、遠心薄膜乾燥装置によって乾燥さ
れた乾燥汚泥を回収する乾燥汚泥回収容器と、乾燥汚泥
に赤外線を照射して含水率を測定する赤外線含水率計
と、赤外線含水率計の出力によって汚泥の供給量を制御
する制御装置とを備えたことを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に本発明の汚泥乾燥装置の実施
の形態を説明する。図１において、ポンプ３は除去すべ
き水分を含む汚泥８を遠心薄膜乾燥装置１に供給する。
遠心薄膜乾燥装置１はポンプ３によって供給された汚泥
８を薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心力によって除去
する。ベルトコンベア４は遠心薄膜乾燥装置１の出口側
に設置され、遠心薄膜乾燥装置１によって乾燥された乾
燥汚泥２を乾燥汚泥回収容器５に運搬する。乾燥汚泥回
収容器５はベルトコンベア４の出口端に設置され、ベル
トコンベア４によって運搬された乾燥汚泥２を回収し貯
留する。赤外線含水率計６は乾燥汚泥回収容器５の上部
に設置され、乾燥汚泥回収容器５に回収された乾燥汚泥
２に赤外線６ａを照射して含水率を測定する。制御装置
７は赤外線含水率計６に接続され、赤外線含水率計６の
出力によってポンプ３の回転速度を制御する装置であ
る。尚、赤外線含水率計６はベルトコンベア４の上部に
設置することも可能である。
の形態を説明する。図１において、ポンプ３は除去すべ
き水分を含む汚泥８を遠心薄膜乾燥装置１に供給する。
遠心薄膜乾燥装置１はポンプ３によって供給された汚泥
８を薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心力によって除去
する。ベルトコンベア４は遠心薄膜乾燥装置１の出口側
に設置され、遠心薄膜乾燥装置１によって乾燥された乾
燥汚泥２を乾燥汚泥回収容器５に運搬する。乾燥汚泥回
収容器５はベルトコンベア４の出口端に設置され、ベル
トコンベア４によって運搬された乾燥汚泥２を回収し貯
留する。赤外線含水率計６は乾燥汚泥回収容器５の上部
に設置され、乾燥汚泥回収容器５に回収された乾燥汚泥
２に赤外線６ａを照射して含水率を測定する。制御装置
７は赤外線含水率計６に接続され、赤外線含水率計６の
出力によってポンプ３の回転速度を制御する装置であ
る。尚、赤外線含水率計６はベルトコンベア４の上部に
設置することも可能である。
【０００９】即ち、ポンプ３は汚泥８を遠心薄膜乾燥装
置１に供給する。乾燥汚泥２は遠心薄膜乾燥装置１から
排出され、ベルトコンベア４は乾燥汚泥２搬送用のコン
ベアである。また、乾燥汚泥回収容器５は乾燥汚泥２を
回収する。そして赤外線含水率計６は乾燥汚泥の含水率
を測定する。
置１に供給する。乾燥汚泥２は遠心薄膜乾燥装置１から
排出され、ベルトコンベア４は乾燥汚泥２搬送用のコン
ベアである。また、乾燥汚泥回収容器５は乾燥汚泥２を
回収する。そして赤外線含水率計６は乾燥汚泥の含水率
を測定する。
【００１０】また、赤外線含水率計６で測定した乾燥汚
泥含水率が、予め定めた乾燥汚泥含水率設定値以内にな
るように制御装置７によってポンプ３の供給汚泥量ある
いは主軸９の回転数を調整している。
泥含水率が、予め定めた乾燥汚泥含水率設定値以内にな
るように制御装置７によってポンプ３の供給汚泥量ある
いは主軸９の回転数を調整している。
【００１１】そして、汚泥８はポンプ３で遠心薄膜乾燥
装置１に供給された後、乾燥汚泥２として排出される。
乾燥汚泥２はベルトコンベア４で乾燥汚泥回収容器５に
送られる。汚泥供給開始から３０分後、赤外線含水率計
６によって乾燥汚泥回収容器５から自動的にサンプリン
グを行い、乾燥汚泥の含水率を測定する。その測定値が
３０％以上であれば、正常運転とみなし、予め定めた含
水率設定値以内になるように制御装置７によってポンプ
３の供給汚泥量を調整する。また、測定した含水率が３
０％未満の場合は持ち回りとみなし、制御装置７によっ
て以下の操作を行う。
装置１に供給された後、乾燥汚泥２として排出される。
乾燥汚泥２はベルトコンベア４で乾燥汚泥回収容器５に
送られる。汚泥供給開始から３０分後、赤外線含水率計
６によって乾燥汚泥回収容器５から自動的にサンプリン
グを行い、乾燥汚泥の含水率を測定する。その測定値が
３０％以上であれば、正常運転とみなし、予め定めた含
水率設定値以内になるように制御装置７によってポンプ
３の供給汚泥量を調整する。また、測定した含水率が３
０％未満の場合は持ち回りとみなし、制御装置７によっ
て以下の操作を行う。
【００１２】まず、遠心薄膜乾燥装置１の中で滞留して
いる汚泥を排出させるために、ポンプ３の供給汚泥量を
減らす。一定時間経過後再び元の供給汚泥量に戻す。こ
の操作を３回繰り返した後測定含水率が３０％以上にな
れば、正常運転とみなし前出の制御モードに移行する。
３０％未満であれば、ポンプ３による汚泥供給を停止し
て、遠心薄膜乾燥装置１の主軸のみ回転させて滞留汚泥
を排出させる。回転は、正回転（通常運転時主軸が回転
する方向）と逆回転を交互に３回ずつ行う。その後、ポ
ンプ３の供給汚泥量を元に戻し正常運転モード移行す
る。
いる汚泥を排出させるために、ポンプ３の供給汚泥量を
減らす。一定時間経過後再び元の供給汚泥量に戻す。こ
の操作を３回繰り返した後測定含水率が３０％以上にな
れば、正常運転とみなし前出の制御モードに移行する。
３０％未満であれば、ポンプ３による汚泥供給を停止し
て、遠心薄膜乾燥装置１の主軸のみ回転させて滞留汚泥
を排出させる。回転は、正回転（通常運転時主軸が回転
する方向）と逆回転を交互に３回ずつ行う。その後、ポ
ンプ３の供給汚泥量を元に戻し正常運転モード移行す
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば人の手を介さず容易にか
つ効果的に乾燥汚泥含水率の調整が可能となり、安定し
た含水率を持つ乾燥汚泥が得られる。
つ効果的に乾燥汚泥含水率の調整が可能となり、安定し
た含水率を持つ乾燥汚泥が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す汚泥乾燥装置の構成図
である。
である。
１ 遠心薄膜乾燥装置 ３ ポンプ ４ ベルトコンベア ５ 乾燥汚泥回収容器 ６ 赤外線含水率計 ７ 制御装置
Claims (2)
- 【請求項１】 除去すべき水分を含む汚泥を供給するポ
ンプと、前記汚泥を薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心
力によって除去する遠心薄膜乾燥装置と、この遠心薄膜
乾燥装置によって乾燥された乾燥汚泥を回収する乾燥汚
泥回収容器と、前記乾燥汚泥に赤外線を照射して含水率
を測定する赤外線含水率計と、この赤外線含水率計の出
力によって前記遠心薄膜乾燥装置の回転速度を制御する
制御装置と、を具備してなる汚泥乾燥装置。 - 【請求項２】 除去すべき水分を含む汚泥を供給するポ
ンプと、前記汚泥を薄膜状に拡張し含まれる水分を遠心
力によって除去する遠心薄膜乾燥装置と、この遠心薄膜
乾燥装置によって乾燥された乾燥汚泥を回収する乾燥汚
泥回収容器と、前記乾燥汚泥に赤外線を照射して含水率
を測定する赤外線含水率計と、この赤外線含水率計の出
力によって前記汚泥の供給量を制御する制御装置と、を
具備してなる汚泥乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7213191A JPH0957296A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 汚泥乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7213191A JPH0957296A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 汚泥乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957296A true JPH0957296A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16635053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7213191A Pending JPH0957296A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 汚泥乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957296A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006055743A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Daido Steel Co Ltd | 汚泥乾燥炉からの乾燥汚泥の含水率制御方法 |
| JP2008161847A (ja) * | 2007-01-04 | 2008-07-17 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 遠心薄膜蒸発装置及びその運転方法 |
| EP3085671A1 (de) * | 2015-04-21 | 2016-10-26 | Huber SE | Verfahren zum trocknen von feuchtgut sowie trocknungsanlage |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP7213191A patent/JPH0957296A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006055743A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Daido Steel Co Ltd | 汚泥乾燥炉からの乾燥汚泥の含水率制御方法 |
| JP4534660B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2010-09-01 | 大同特殊鋼株式会社 | 汚泥乾燥炉からの乾燥汚泥の含水率制御方法 |
| JP2008161847A (ja) * | 2007-01-04 | 2008-07-17 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 遠心薄膜蒸発装置及びその運転方法 |
| EP3085671A1 (de) * | 2015-04-21 | 2016-10-26 | Huber SE | Verfahren zum trocknen von feuchtgut sowie trocknungsanlage |
| US10168098B2 (en) | 2015-04-21 | 2019-01-01 | Huber Se | Method for drying moist material and drying plant |
| RU2712539C2 (ru) * | 2015-04-21 | 2020-01-29 | Хубер Се | Способ высушивания влажного материала и сушильная установка |
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