JPH0956623A - 浴槽の点検口二重蓋構造 - Google Patents
浴槽の点検口二重蓋構造Info
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- JPH0956623A JPH0956623A JP7218962A JP21896295A JPH0956623A JP H0956623 A JPH0956623 A JP H0956623A JP 7218962 A JP7218962 A JP 7218962A JP 21896295 A JP21896295 A JP 21896295A JP H0956623 A JPH0956623 A JP H0956623A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴槽エプロン上にカウンターを設けた場合、
内外二重蓋構造の点検口の外蓋を容易に取り外したい。 【解決手段】 浴槽のエプロン部に点検口11を配設
し、該点検口11を内蓋15、外蓋23の二重蓋で覆う
ようにした浴槽の点検口構造において、内蓋は、前記点
検口を閉塞して該点検口周辺部に止着し、外蓋を、前記
内蓋に対して一辺を揺動自在に係止18,28し、対向
する他辺を点検口、内蓋の一方に係脱自在に係止21,
30するようにした浴槽の点検口二重蓋構造。
内外二重蓋構造の点検口の外蓋を容易に取り外したい。 【解決手段】 浴槽のエプロン部に点検口11を配設
し、該点検口11を内蓋15、外蓋23の二重蓋で覆う
ようにした浴槽の点検口構造において、内蓋は、前記点
検口を閉塞して該点検口周辺部に止着し、外蓋を、前記
内蓋に対して一辺を揺動自在に係止18,28し、対向
する他辺を点検口、内蓋の一方に係脱自在に係止21,
30するようにした浴槽の点検口二重蓋構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽のエプロンに
設けられる点検口を水密に脱着自在に塞ぐ、浴槽の点検
口二重蓋構造の改良に関するものである。
設けられる点検口を水密に脱着自在に塞ぐ、浴槽の点検
口二重蓋構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽の点検口を二重蓋で開閉自在に塞ぐ
技術として、実公平3−16548号公報所載の技術が
開示されている。この技術は、浴槽のエプロンに点検口
を設け、内蓋を点検口を塞ぐように脱着自在にネジ止め
し、内蓋は点検口に嵌合する凹部を備え、内蓋の表面に
は、板バネ状の掛止片を、又外蓋裏面にこれと対応する
板バネ状の掛止片を設け、外蓋を固定側の内蓋の上方か
ら差し込み、板バネ状の掛止片を上から挟入し、掛止片
相互で内蓋に対して外蓋を係止させ、固定側の内蓋に外
蓋を脱着自在に固定する構造である。
技術として、実公平3−16548号公報所載の技術が
開示されている。この技術は、浴槽のエプロンに点検口
を設け、内蓋を点検口を塞ぐように脱着自在にネジ止め
し、内蓋は点検口に嵌合する凹部を備え、内蓋の表面に
は、板バネ状の掛止片を、又外蓋裏面にこれと対応する
板バネ状の掛止片を設け、外蓋を固定側の内蓋の上方か
ら差し込み、板バネ状の掛止片を上から挟入し、掛止片
相互で内蓋に対して外蓋を係止させ、固定側の内蓋に外
蓋を脱着自在に固定する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、点
検口を必要に応じて開放させる場合には、先ず、外蓋を
エプロンの点検口を塞ぐ内蓋から取り外す必要がある。
この場合は、外蓋を上方に移動させ、外蓋の板バネ状の
掛止片を相手側である内蓋の板バネ状掛止片から引き抜
く操作を必要とする。爾後、内蓋のネジを外してこれを
点検口から取り外す。又外蓋を内蓋に取り付ける場合に
は、点検口を塞いだ内蓋上方から、外蓋を下方に移動さ
せて前記した板バネ状掛止片を、下方に挟入、係合させ
る必要がある。即ち、メンテナンス上において、点検口
を開閉する場合には、外蓋を上下方向に移動操作する必
要があり、外蓋は上下方向への挙動が不可避である。
検口を必要に応じて開放させる場合には、先ず、外蓋を
エプロンの点検口を塞ぐ内蓋から取り外す必要がある。
この場合は、外蓋を上方に移動させ、外蓋の板バネ状の
掛止片を相手側である内蓋の板バネ状掛止片から引き抜
く操作を必要とする。爾後、内蓋のネジを外してこれを
点検口から取り外す。又外蓋を内蓋に取り付ける場合に
は、点検口を塞いだ内蓋上方から、外蓋を下方に移動さ
せて前記した板バネ状掛止片を、下方に挟入、係合させ
る必要がある。即ち、メンテナンス上において、点検口
を開閉する場合には、外蓋を上下方向に移動操作する必
要があり、外蓋は上下方向への挙動が不可避である。
【0004】ところで、浴槽エプロンの上が全面的に開
放されているタイプでは、従来の上記した上下移動式の
挙動を伴う外蓋の構造でも支障はない。しかしながら、
浴槽エプロン上部を外観性上、或いは浴槽へ入り易くす
るため、浴槽上縁周にリム部やカウンター状の部材を設
けた場合、エプロン上端部上にこれ等の部材が配置され
ることとなる。このため、点検口を開放すべく外蓋を取
り外す場合に、外蓋の上方への挙動が、外蓋上方に臨む
リム部やカウンターの端部で阻害され、外蓋を内蓋から
取り外すことができない。又当然のことながら、外蓋を
内蓋に取り付けることはできない。
放されているタイプでは、従来の上記した上下移動式の
挙動を伴う外蓋の構造でも支障はない。しかしながら、
浴槽エプロン上部を外観性上、或いは浴槽へ入り易くす
るため、浴槽上縁周にリム部やカウンター状の部材を設
けた場合、エプロン上端部上にこれ等の部材が配置され
ることとなる。このため、点検口を開放すべく外蓋を取
り外す場合に、外蓋の上方への挙動が、外蓋上方に臨む
リム部やカウンターの端部で阻害され、外蓋を内蓋から
取り外すことができない。又当然のことながら、外蓋を
内蓋に取り付けることはできない。
【0005】本発明は、従来技術のこのような課題を解
決すべくなされたもので、本発明者は、点検口の外蓋を
上下動させることなく、内蓋から外蓋を手前に取り外す
構造を見出した。更に、外蓋を手前側に引き出すこと
で、内蓋から取り外すには、どのうような構造が好まし
いか、外蓋を内蓋側に押圧して内外の蓋を強固に係合さ
せる構造では、上下、左右に凹凸等の係合部を必要と
し、手前側に外蓋を引き出す際、大きな力を必要とし、
取り外し難いことが考えられる。又内蓋に対し外蓋を手
前側に引いて外蓋を取り外す構造では、外蓋が外れた場
合に、外蓋が手前側に急激に倒れ込み、外蓋の取り扱い
上好ましくなく、操作性の点で難点がある等に鑑み、こ
れ等の課題をも併せて解決すべく本発明をなしたもので
ある。
決すべくなされたもので、本発明者は、点検口の外蓋を
上下動させることなく、内蓋から外蓋を手前に取り外す
構造を見出した。更に、外蓋を手前側に引き出すこと
で、内蓋から取り外すには、どのうような構造が好まし
いか、外蓋を内蓋側に押圧して内外の蓋を強固に係合さ
せる構造では、上下、左右に凹凸等の係合部を必要と
し、手前側に外蓋を引き出す際、大きな力を必要とし、
取り外し難いことが考えられる。又内蓋に対し外蓋を手
前側に引いて外蓋を取り外す構造では、外蓋が外れた場
合に、外蓋が手前側に急激に倒れ込み、外蓋の取り扱い
上好ましくなく、操作性の点で難点がある等に鑑み、こ
れ等の課題をも併せて解決すべく本発明をなしたもので
ある。
【0006】従って本発明の目的とする処は、浴槽エプ
ロン上縁部にリム部やカウンターの如き部材が配設さ
れ、エプロン上部を、これ等で塞いだ構造の浴槽のエプ
ロンに点検口を設けた場合においても、点検口を塞ぐ内
外二重蓋構造を採用し、支障なく、容易な操作で、外蓋
を内蓋に対して脱着可能とした浴槽の点検口二重蓋構造
を提供する。
ロン上縁部にリム部やカウンターの如き部材が配設さ
れ、エプロン上部を、これ等で塞いだ構造の浴槽のエプ
ロンに点検口を設けた場合においても、点検口を塞ぐ内
外二重蓋構造を採用し、支障なく、容易な操作で、外蓋
を内蓋に対して脱着可能とした浴槽の点検口二重蓋構造
を提供する。
【0007】又本発明は、外蓋の開放時に、外蓋を、内
蓋の下辺部や側片部に対して揺動自在に係止するヒンジ
構造を採用し、一次的に外蓋を内蓋に対して支持したま
ま、揺動させて開放、閉塞可能とし、点検時には、外蓋
を浴槽リム部やカウンターに阻害されることなく、ヒン
ジを支点として容易に開閉操作しつつ、取り外すことが
でき、しかも従来構造のように多数の部品や異種の素材
からなる部品を極力不要とし、部品点数の減少、構造、
製作の容易化を図ることができる浴槽の点検口二重蓋構
造を提供することを目的とする。
蓋の下辺部や側片部に対して揺動自在に係止するヒンジ
構造を採用し、一次的に外蓋を内蓋に対して支持したま
ま、揺動させて開放、閉塞可能とし、点検時には、外蓋
を浴槽リム部やカウンターに阻害されることなく、ヒン
ジを支点として容易に開閉操作しつつ、取り外すことが
でき、しかも従来構造のように多数の部品や異種の素材
からなる部品を極力不要とし、部品点数の減少、構造、
製作の容易化を図ることができる浴槽の点検口二重蓋構
造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
の手段として本発明は、請求項1においては、浴槽のエ
プロン部に点検口を配設し、該点検口を内蓋、外蓋の二
重蓋で覆うようにした浴槽の点検口構造において、内蓋
は、前記点検口を閉塞して該点検口周辺部に止着し、外
蓋を、前記内蓋に対して一辺を揺動自在に係止し、対向
する他辺を点検口、内蓋の一方に係脱自在に係止するよ
うにした。
の手段として本発明は、請求項1においては、浴槽のエ
プロン部に点検口を配設し、該点検口を内蓋、外蓋の二
重蓋で覆うようにした浴槽の点検口構造において、内蓋
は、前記点検口を閉塞して該点検口周辺部に止着し、外
蓋を、前記内蓋に対して一辺を揺動自在に係止し、対向
する他辺を点検口、内蓋の一方に係脱自在に係止するよ
うにした。
【0009】請求項2においては、前記点検口は、浴槽
エプロンの縦壁のフラットな部分に矩形に形成され、内
蓋の下辺には係止孔を複数設け、外蓋の下辺には該係止
孔と係合する係止部を設けて内蓋に対し外蓋を下辺を基
準にして手前方向に揺動可能に係合し、内蓋の上辺に設
けた係止部に、外蓋上辺に設けた係止部を係脱自在に係
合するようにした。
エプロンの縦壁のフラットな部分に矩形に形成され、内
蓋の下辺には係止孔を複数設け、外蓋の下辺には該係止
孔と係合する係止部を設けて内蓋に対し外蓋を下辺を基
準にして手前方向に揺動可能に係合し、内蓋の上辺に設
けた係止部に、外蓋上辺に設けた係止部を係脱自在に係
合するようにした。
【0010】請求項3においては、前記内蓋表面には、
凹凸の一方からなる位置決め部を、前記外蓋の裏面に
は、凹凸の他方からなる位置決め部を設け、内蓋表面に
外蓋裏面を重ね、対向する位置決め部を凹凸係合させて
位置決めを行なうようにした。
凹凸の一方からなる位置決め部を、前記外蓋の裏面に
は、凹凸の他方からなる位置決め部を設け、内蓋表面に
外蓋裏面を重ね、対向する位置決め部を凹凸係合させて
位置決めを行なうようにした。
【0011】請求項4においては、前記内蓋、及び外蓋
の表面、及び裏面の位置決め部は、左右に離間して複数
設置し、一方側の位置決め部は+型、−型の凹部を備
え、他方側の位置決め部は、前記凹部と係合する+型の
凸部とした。
の表面、及び裏面の位置決め部は、左右に離間して複数
設置し、一方側の位置決め部は+型、−型の凹部を備
え、他方側の位置決め部は、前記凹部と係合する+型の
凸部とした。
【0012】請求項5においては、前記点検口は、浴槽
の縦壁の平面視略L型の部分に設けられ、内蓋、及び外
蓋は平面視が略L型をなし、内蓋の一側辺に係止孔を複
数設け、外蓋の対応する側辺には該係止孔と係合する係
止部を設けて内蓋に対し外蓋を側辺を基準にして手前方
向に揺動可能に係合し、内蓋の他の側辺に設けた係止部
に、外蓋側辺に設けた係止部を係脱自在に係合するよう
にした。
の縦壁の平面視略L型の部分に設けられ、内蓋、及び外
蓋は平面視が略L型をなし、内蓋の一側辺に係止孔を複
数設け、外蓋の対応する側辺には該係止孔と係合する係
止部を設けて内蓋に対し外蓋を側辺を基準にして手前方
向に揺動可能に係合し、内蓋の他の側辺に設けた係止部
に、外蓋側辺に設けた係止部を係脱自在に係合するよう
にした。
【0013】請求項6においては、前記請求項5におい
て、内蓋表面には、凹凸の一方からなる位置決め部を、
前記外蓋の裏面には、凹凸の他方からなる位置決め部を
設け、内蓋表面に外蓋裏面を重ね、対向する位置決め部
を凹凸係合させて位置決めを行なうようにした。
て、内蓋表面には、凹凸の一方からなる位置決め部を、
前記外蓋の裏面には、凹凸の他方からなる位置決め部を
設け、内蓋表面に外蓋裏面を重ね、対向する位置決め部
を凹凸係合させて位置決めを行なうようにした。
【0014】請求項7においては、前記請求項6におい
て、内蓋表面には複数の雌状係止部を設け、前記外蓋の
裏面には内蓋方向に突出するリブを複数設け、少なくと
も1個のリブを内蓋表面の雌状係止部に係合させるよう
にした。
て、内蓋表面には複数の雌状係止部を設け、前記外蓋の
裏面には内蓋方向に突出するリブを複数設け、少なくと
も1個のリブを内蓋表面の雌状係止部に係合させるよう
にした。
【0015】請求項8では、内蓋表面の雌状係止部は横
向きのV型溝部からなり、該V型溝部に外蓋裏面のリブ
を係合させるようにした
向きのV型溝部からなり、該V型溝部に外蓋裏面のリブ
を係合させるようにした
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
した図面に従って詳述する。図1は浴室の説明的斜視
図、図2はエプロンのフラットな部分に設けた点検口、
及び二重蓋の分解斜視図、図3は内外の蓋の関係を理解
し易いように該蓋を見開き状態とした斜視図、図4は内
蓋単体の正面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は
外蓋単体の背面図、図7は図6の7−7線断面図、図8
は点検口を蓋で閉塞し、外蓋を閉じた状態の拡大縦断側
面図、図9は外蓋の雌状係止部を示す要部の説明的背面
図、図10はエプロンの平面視L型部分の点検口、及び
内外の蓋の分解斜視図、図11は図10の内外の蓋の関
係を理解し易いように該蓋を見開き状態とした斜視図、
図12は図10の内蓋の平面図、図13は図12の内蓋
の正面図、図14は図10の外蓋の平面図、図15は図
14の正面図、図16は図10の例において、点検口を
蓋で閉塞し、外蓋を閉じた状態の拡大横断面図、図17
は図16の17−17線断面図である。
した図面に従って詳述する。図1は浴室の説明的斜視
図、図2はエプロンのフラットな部分に設けた点検口、
及び二重蓋の分解斜視図、図3は内外の蓋の関係を理解
し易いように該蓋を見開き状態とした斜視図、図4は内
蓋単体の正面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は
外蓋単体の背面図、図7は図6の7−7線断面図、図8
は点検口を蓋で閉塞し、外蓋を閉じた状態の拡大縦断側
面図、図9は外蓋の雌状係止部を示す要部の説明的背面
図、図10はエプロンの平面視L型部分の点検口、及び
内外の蓋の分解斜視図、図11は図10の内外の蓋の関
係を理解し易いように該蓋を見開き状態とした斜視図、
図12は図10の内蓋の平面図、図13は図12の内蓋
の正面図、図14は図10の外蓋の平面図、図15は図
14の正面図、図16は図10の例において、点検口を
蓋で閉塞し、外蓋を閉じた状態の拡大横断面図、図17
は図16の17−17線断面図である。
【0017】図1において1は浴室で、洗い場床面をな
す床パン2、浴槽3、周りを囲む周壁4を備え、浴槽3
の床パン2側、及び床パン2のこの側と連なる一側壁面
4b側にエプロン5を垂下、設置して浴槽側部、床パン
の一側部を覆って化粧する。周壁4は、図では図の左右
4a,4bを示したが、図では表れないが、図の左手
前、右手前にも設けられ、この部分の一方に出入口が設
けられる。浴槽3の上縁部、及び前記した一側壁面4b
にかかるようにカウンター6を配設し、カウンター6
は、浴槽3周と壁面4bにかけて連続するように配置さ
れ、壁面4b側の部分で、洗い場のカウンター部7を構
成し、又浴槽上縁周縁部を構成する浴槽カウンター部8
を構成する。
す床パン2、浴槽3、周りを囲む周壁4を備え、浴槽3
の床パン2側、及び床パン2のこの側と連なる一側壁面
4b側にエプロン5を垂下、設置して浴槽側部、床パン
の一側部を覆って化粧する。周壁4は、図では図の左右
4a,4bを示したが、図では表れないが、図の左手
前、右手前にも設けられ、この部分の一方に出入口が設
けられる。浴槽3の上縁部、及び前記した一側壁面4b
にかかるようにカウンター6を配設し、カウンター6
は、浴槽3周と壁面4bにかけて連続するように配置さ
れ、壁面4b側の部分で、洗い場のカウンター部7を構
成し、又浴槽上縁周縁部を構成する浴槽カウンター部8
を構成する。
【0018】カウンター部7,8は、連続した同一水平
面のカウンター6で構成し、便宜上洗い場のカウンター
部7、浴槽のカウンター部8として符号を付したが、カ
ウンター6は各部7,8を一体に成形しても、或いは複
数の部材を接合して形成しても良い。洗い場カウンター
部7のエプロン部5aには、湯水混合栓等からなる給水
栓9を配置し、又浴槽3カウンター部8の奥の壁面4b
に近い部分には、浴槽用の湯水混合栓等からなる給水栓
10を配置する。
面のカウンター6で構成し、便宜上洗い場のカウンター
部7、浴槽のカウンター部8として符号を付したが、カ
ウンター6は各部7,8を一体に成形しても、或いは複
数の部材を接合して形成しても良い。洗い場カウンター
部7のエプロン部5aには、湯水混合栓等からなる給水
栓9を配置し、又浴槽3カウンター部8の奥の壁面4b
に近い部分には、浴槽用の湯水混合栓等からなる給水栓
10を配置する。
【0019】以上の浴槽等のエプロン5に点検口A,B
を設ける。図2〜図9は、本発明の第1実施例を構成す
るエプロン5のフラットな部分の点検口Aを示し、図2
に示すように、エプロン5のフラットな部分5b(以下
単にエプロン部と記す)の一部に点検口を構成する開口
部11を開設する。開口部11は、エプロン部5bの上
端部が、一段奥に断面略Z型に屈曲して形成されてお
り、外見上の上端部は幅が小さい棚部5cを形成し、又
後述する内外の蓋の厚さ分、奥に潜った矩形凹部12の
囲繞底12aに矩形に形成されている。
を設ける。図2〜図9は、本発明の第1実施例を構成す
るエプロン5のフラットな部分の点検口Aを示し、図2
に示すように、エプロン5のフラットな部分5b(以下
単にエプロン部と記す)の一部に点検口を構成する開口
部11を開設する。開口部11は、エプロン部5bの上
端部が、一段奥に断面略Z型に屈曲して形成されてお
り、外見上の上端部は幅が小さい棚部5cを形成し、又
後述する内外の蓋の厚さ分、奥に潜った矩形凹部12の
囲繞底12aに矩形に形成されている。
【0020】前記した浴槽カウンター部8の外端部8a
は略横チャンネル状をなし、エプロン部5bの棚部5c
上に臨み、外端部8aはエプロン部5bの面と同一か、
或いは若干外側に突出する。前記した開口部11周の矩
形凹部12の囲繞底12aには、4辺に各辺毎に複数の
取付孔12b…を設け、先ず矩形凹部12に矩形枠状の
パッキン13を介して内蓋15を嵌合する。パッキン1
3、内蓋15周辺部の取付孔13a…、15a…にネジ
14…を通し、矩形凹部12の囲繞底12aの取付孔1
2b…にネジ14…を通し、図8のように内蓋15をパ
ッキン13を介して矩形凹部12の囲繞底12aに止
着、固定する。
は略横チャンネル状をなし、エプロン部5bの棚部5c
上に臨み、外端部8aはエプロン部5bの面と同一か、
或いは若干外側に突出する。前記した開口部11周の矩
形凹部12の囲繞底12aには、4辺に各辺毎に複数の
取付孔12b…を設け、先ず矩形凹部12に矩形枠状の
パッキン13を介して内蓋15を嵌合する。パッキン1
3、内蓋15周辺部の取付孔13a…、15a…にネジ
14…を通し、矩形凹部12の囲繞底12aの取付孔1
2b…にネジ14…を通し、図8のように内蓋15をパ
ッキン13を介して矩形凹部12の囲繞底12aに止
着、固定する。
【0021】内蓋15は、図2〜図5に詳細に示し、図
4、図5は内蓋単体を正面図、及に縦断面図として示
す。内蓋15は矩形板状をなし、中央部に矩形凹部16
を備え、矩形凹部16が、前記囲繞底12aの開口部1
1に外から嵌合し、矩形凹部16はエプロン5の裏面の
図8に示すように突出する。矩形凹部16を囲むように
平坦な囲枠部17が一体に形成され、この裏面に、前記
した矩形枠状パッキン13が矩形凹部16周を囲むよう
に介装される。
4、図5は内蓋単体を正面図、及に縦断面図として示
す。内蓋15は矩形板状をなし、中央部に矩形凹部16
を備え、矩形凹部16が、前記囲繞底12aの開口部1
1に外から嵌合し、矩形凹部16はエプロン5の裏面の
図8に示すように突出する。矩形凹部16を囲むように
平坦な囲枠部17が一体に形成され、この裏面に、前記
した矩形枠状パッキン13が矩形凹部16周を囲むよう
に介装される。
【0022】内蓋15の囲枠部17の四隅、及び各辺の
中間部に前記した取付孔15a…が設けられ、囲枠部1
7の正面下端部には、左右に離間して平面視凹型の受け
部18,18を、正面外側、且つ若干下方に突出するよ
うに左右に離間して配設し、各受け部18,18は、図
5で明らかなように、左右の側片18a間を繋ぐ軸部1
8bを外側端部に備える。
中間部に前記した取付孔15a…が設けられ、囲枠部1
7の正面下端部には、左右に離間して平面視凹型の受け
部18,18を、正面外側、且つ若干下方に突出するよ
うに左右に離間して配設し、各受け部18,18は、図
5で明らかなように、左右の側片18a間を繋ぐ軸部1
8bを外側端部に備える。
【0023】内蓋15の囲枠部17の正面上部には、左
右に離間して雌状の受け部19,20を正面外側に突設
し、一方の受け部19は、図2〜図4に示すように、正
面視L型の片19a…を四隅に配設して上下、左右の中
間部に雌状切欠19bを形成した。他方の雌状受け部2
0は、上下方向に左右の片20aを突設し、この片20
aの高さ方向中間部に雌状切欠を形成した。かかる切欠
により、以上の雌状受け部19,20の一方19には、
+型の雌状受け部が、又他方には−型の雌状受け部が形
成されることとなる。
右に離間して雌状の受け部19,20を正面外側に突設
し、一方の受け部19は、図2〜図4に示すように、正
面視L型の片19a…を四隅に配設して上下、左右の中
間部に雌状切欠19bを形成した。他方の雌状受け部2
0は、上下方向に左右の片20aを突設し、この片20
aの高さ方向中間部に雌状切欠を形成した。かかる切欠
により、以上の雌状受け部19,20の一方19には、
+型の雌状受け部が、又他方には−型の雌状受け部が形
成されることとなる。
【0024】又内蓋15の囲枠部17の正面上端部に
は、前記雌状受け部19,20の内側で、左右に離間し
て係止受け爪21,21を正面外側に突設する。尚図5
において22は、囲枠部17の裏面側に矩形囲枠状に設
けたパッキン13の位置決め溝である。以上の内蓋15
の各部は、樹脂で一体に成形する。
は、前記雌状受け部19,20の内側で、左右に離間し
て係止受け爪21,21を正面外側に突設する。尚図5
において22は、囲枠部17の裏面側に矩形囲枠状に設
けたパッキン13の位置決め溝である。以上の内蓋15
の各部は、樹脂で一体に成形する。
【0025】図2、図3、図6、図7において23は外
蓋で、外蓋23は正面視矩形状で、断面が浅い凹状をな
し、角皿状をなす。外蓋23の正面24はフラットに構
成されており、周縁部に00°裏面25側に屈曲、突出
した周枠片26を一体に備え、裏面25には、図6に示
すように格子状にリブ27…を一体に突設する。
蓋で、外蓋23は正面視矩形状で、断面が浅い凹状をな
し、角皿状をなす。外蓋23の正面24はフラットに構
成されており、周縁部に00°裏面25側に屈曲、突出
した周枠片26を一体に備え、裏面25には、図6に示
すように格子状にリブ27…を一体に突設する。
【0026】外蓋23の裏面25の下部には、左右に離
間して略逆等型に垂下するフック部28,28を、裏面
側に突出するように設け、フック部28,28は図7で
明確に示し、又フック部28,28は、前記した内蓋1
5の受け部18,18と対応する。一方、外蓋23の裏
面25の上部には、左右に離間して雄状の係合突起2
9,29を裏面方向に突設し、係合突起29,29は、
図3、図7で明確に示したように、正面視で+型をな
す。
間して略逆等型に垂下するフック部28,28を、裏面
側に突出するように設け、フック部28,28は図7で
明確に示し、又フック部28,28は、前記した内蓋1
5の受け部18,18と対応する。一方、外蓋23の裏
面25の上部には、左右に離間して雄状の係合突起2
9,29を裏面方向に突設し、係合突起29,29は、
図3、図7で明確に示したように、正面視で+型をな
す。
【0027】又外蓋23の裏面25の前記係合突起2
9,29の少しく上方で、且つこれ等の内側には、左右
に離間して係止爪30,30を突設する。この係止爪3
0,30は、前記した内蓋15の係止受け爪21,21
と対応する。以上の外蓋23は、各部樹脂で一体に成形
する。
9,29の少しく上方で、且つこれ等の内側には、左右
に離間して係止爪30,30を突設する。この係止爪3
0,30は、前記した内蓋15の係止受け爪21,21
と対応する。以上の外蓋23は、各部樹脂で一体に成形
する。
【0028】以上において、内蓋15は前記したように
点検口をなす開口部11を塞いで前記したように固定さ
れており、ネジ14…を外すことにより、開口部11周
の矩形凹部12の囲繞底12aから自由となり、内蓋1
5をエプロン5の開口部11から外し、開口部11から
点検等のメンテナンスを行なう。
点検口をなす開口部11を塞いで前記したように固定さ
れており、ネジ14…を外すことにより、開口部11周
の矩形凹部12の囲繞底12aから自由となり、内蓋1
5をエプロン5の開口部11から外し、開口部11から
点検等のメンテナンスを行なう。
【0029】開口部11を塞ぐようにエプロン5側に固
定された内蓋15に対し、外蓋23を脱着自在に取り付
け、内蓋15を外蓋23で塞ぐ。具体的は、外蓋23の
下端左右のフック部28,28を、内蓋15の下端左右
の受け部18,18に上から差し込み、双方を係合す
る。このフック部28,28は、その先部が受け部1
8,18の軸部18a嵌合し、外蓋23は受け部18の
軸部18aを支点として手前に揺動可能となり、一種の
ヒンジを構成する。
定された内蓋15に対し、外蓋23を脱着自在に取り付
け、内蓋15を外蓋23で塞ぐ。具体的は、外蓋23の
下端左右のフック部28,28を、内蓋15の下端左右
の受け部18,18に上から差し込み、双方を係合す
る。このフック部28,28は、その先部が受け部1
8,18の軸部18a嵌合し、外蓋23は受け部18の
軸部18aを支点として手前に揺動可能となり、一種の
ヒンジを構成する。
【0030】外蓋15は、下端部を、前記したように内
蓋下端部とヒンジ構造類似の構造で取り付けられ、爾
後、外蓋23を内蓋15に重なり合うように内蓋方向に
押圧し、外蓋裏面25の係合突起29,29は、内蓋1
5の雌状受け部19,20に係合する。この係合は、一
方が+型の係合突起29で、受け側が+型の切欠を有す
る雌状受け部19なので、上下、左右方向に位置決めを
行ない、外蓋23を内蓋15に位置決めを行ないつつ、
係合する。他方は+型の係合突起29であるが、受け側
が−型の切欠を有する雌状受け部20なので、この係合
は左右に自由であり、位置決め時の誤差吸収を行なう。
係合突起29,29と雌状受け部19,20との関係を
図9で示した。
蓋下端部とヒンジ構造類似の構造で取り付けられ、爾
後、外蓋23を内蓋15に重なり合うように内蓋方向に
押圧し、外蓋裏面25の係合突起29,29は、内蓋1
5の雌状受け部19,20に係合する。この係合は、一
方が+型の係合突起29で、受け側が+型の切欠を有す
る雌状受け部19なので、上下、左右方向に位置決めを
行ない、外蓋23を内蓋15に位置決めを行ないつつ、
係合する。他方は+型の係合突起29であるが、受け側
が−型の切欠を有する雌状受け部20なので、この係合
は左右に自由であり、位置決め時の誤差吸収を行なう。
係合突起29,29と雌状受け部19,20との関係を
図9で示した。
【0031】上記位置決めと同時に、外蓋23の上端部
に設けた係止爪30,30が、内蓋15の前記係止受け
爪21,21に上から係合し、これにより、外蓋23は
内蓋15の正面に脱着自在に取り付け支持されることと
なる。この状態を図8の断面図で示した。
に設けた係止爪30,30が、内蓋15の前記係止受け
爪21,21に上から係合し、これにより、外蓋23は
内蓋15の正面に脱着自在に取り付け支持されることと
なる。この状態を図8の断面図で示した。
【0032】このように、外蓋23は、下端部をフック
部28,28で受け部18,18に係合し、そのまま内
蓋15方向、即ちエプロン5の方向に押圧するだけで外
蓋23を内蓋15に係止させ、取り付け、保持させるこ
とができる。従って、エプロン5の上方部に、カウンタ
ー8が延出されていても、外蓋を上下方向に移動させる
必要がないので、エプロン上にカウンターや浴槽リム部
が配設されていても、内蓋15に外蓋23を容易に、簡
単な操作で取り付けることができる。
部28,28で受け部18,18に係合し、そのまま内
蓋15方向、即ちエプロン5の方向に押圧するだけで外
蓋23を内蓋15に係止させ、取り付け、保持させるこ
とができる。従って、エプロン5の上方部に、カウンタ
ー8が延出されていても、外蓋を上下方向に移動させる
必要がないので、エプロン上にカウンターや浴槽リム部
が配設されていても、内蓋15に外蓋23を容易に、簡
単な操作で取り付けることができる。
【0033】又外蓋23を取り外す場合は、外蓋23の
上部を手前側に工具等で引き出し、この際、下端部のヒ
ンジ類似構造部18,28でヒンジ的に係合されている
ので、外蓋23は、下端部を支点として手前側に倒れ、
カウンター8の外端部8aと干渉しない位置まで外蓋2
3の上部は引出される。爾後、外蓋23を上方に引き出
すことで、フック部28が受け部18から離脱する。
尚、外蓋23の周枠片26は、エプロン5側の格納凹部
12と緊密に嵌合し、周枠片26の内側に内蓋15の外
周縁が嵌合して覆われる。
上部を手前側に工具等で引き出し、この際、下端部のヒ
ンジ類似構造部18,28でヒンジ的に係合されている
ので、外蓋23は、下端部を支点として手前側に倒れ、
カウンター8の外端部8aと干渉しない位置まで外蓋2
3の上部は引出される。爾後、外蓋23を上方に引き出
すことで、フック部28が受け部18から離脱する。
尚、外蓋23の周枠片26は、エプロン5側の格納凹部
12と緊密に嵌合し、周枠片26の内側に内蓋15の外
周縁が嵌合して覆われる。
【0034】図10〜図17は、本発明の第2実施例を
示すものである。本実施例は、エプロン5の平面視が略
L型のコーナー部5cに点検口Bを設けた例である。開
口部41は、エプロン5のこの部分5cの形状に沿って
平面視略L型をなし、横長矩形形状をなす。開口部41
は、前記と同様に矩形凹部42の囲繞底42aで囲まれ
て形成され、囲繞底42aには、前記と同様に取付孔4
2b…を設ける。
示すものである。本実施例は、エプロン5の平面視が略
L型のコーナー部5cに点検口Bを設けた例である。開
口部41は、エプロン5のこの部分5cの形状に沿って
平面視略L型をなし、横長矩形形状をなす。開口部41
は、前記と同様に矩形凹部42の囲繞底42aで囲まれ
て形成され、囲繞底42aには、前記と同様に取付孔4
2b…を設ける。
【0035】エプロン5の上端部には、前記と同様に浴
槽のカウンター8の外端部8bが平面視L型に突出し、
この下に矩形凹部42の上部が臨む。パッキン43は横
長矩形枠状をなし、平面視L型をなし、周枠部に取付孔
43aを備える。内蓋45は平面視が略L型をなし、中
間部に開口部41と対応する凹部46を備え、囲枠部4
7には取付孔45a…を備え、パッキン43を内蓋45
の裏面に当てがい、取付孔45a,34a,42bにネ
ジ44を通し、内蓋45を開口部41を塞ぐようにネジ
止めする。ネジ止め状態を図16で示した。
槽のカウンター8の外端部8bが平面視L型に突出し、
この下に矩形凹部42の上部が臨む。パッキン43は横
長矩形枠状をなし、平面視L型をなし、周枠部に取付孔
43aを備える。内蓋45は平面視が略L型をなし、中
間部に開口部41と対応する凹部46を備え、囲枠部4
7には取付孔45a…を備え、パッキン43を内蓋45
の裏面に当てがい、取付孔45a,34a,42bにネ
ジ44を通し、内蓋45を開口部41を塞ぐようにネジ
止めする。ネジ止め状態を図16で示した。
【0036】内蓋45の一側部には、前記と同様の平面
視横凹型の受け部48,48を、正面外側、且つ若干側
方に突出するように上下に離間して配設する。各受け部
48,48には、左右の側片48a間を繋ぐ軸部48b
を外側端部に備える。又内蓋45の凹部45の正面に
は、これの上部に、左右に離間して位置決め部49,4
9を突設し、各位置決め部49は、V型係止部49aを
備える。又内蓋45の囲枠部47の他側部には、係止受
け爪51,51を上下に離間して設ける。以上の内蓋4
5は、樹脂で各部全一体に成形する。内蓋45の単体を
図12、図13で示した。
視横凹型の受け部48,48を、正面外側、且つ若干側
方に突出するように上下に離間して配設する。各受け部
48,48には、左右の側片48a間を繋ぐ軸部48b
を外側端部に備える。又内蓋45の凹部45の正面に
は、これの上部に、左右に離間して位置決め部49,4
9を突設し、各位置決め部49は、V型係止部49aを
備える。又内蓋45の囲枠部47の他側部には、係止受
け爪51,51を上下に離間して設ける。以上の内蓋4
5は、樹脂で各部全一体に成形する。内蓋45の単体を
図12、図13で示した。
【0037】外蓋53は平面視略L型に形成されてお
り、表面54は平坦に形成され、裏面55の上下縁に
は、裏面方向にフランジ片56,56を突設し、又裏面
55の上下方向の中間部には、上下に離間してリブ5
7,57を突設する。外蓋53の一側部には、前記内蓋
45の一側部に設けた横凹型の受け部48,48と対応
するフック部58,58を上下に離間して設ける。
り、表面54は平坦に形成され、裏面55の上下縁に
は、裏面方向にフランジ片56,56を突設し、又裏面
55の上下方向の中間部には、上下に離間してリブ5
7,57を突設する。外蓋53の一側部には、前記内蓋
45の一側部に設けた横凹型の受け部48,48と対応
するフック部58,58を上下に離間して設ける。
【0038】外蓋53の他側部には、前記内蓋45の係
止爪受け部51,51と対応する係止爪60,60を上
下に離間して設け、外蓋53の単体を図14、図15で
示した。以上の外蓋53の各部は、樹脂で全一体に成形
する。
止爪受け部51,51と対応する係止爪60,60を上
下に離間して設け、外蓋53の単体を図14、図15で
示した。以上の外蓋53の各部は、樹脂で全一体に成形
する。
【0039】以上の外蓋45を前記したと同じ要領で、
一側部のフック部58,58を内蓋45の対応する側部
の受け部48,48に係合し、ヒンジ類似構造で係合す
る。このヒンジ類似構造部48,58を支点として外蓋
53は、手前、奥方向に揺動自在に内蓋45に取付、支
持されることとなる。
一側部のフック部58,58を内蓋45の対応する側部
の受け部48,48に係合し、ヒンジ類似構造で係合す
る。このヒンジ類似構造部48,58を支点として外蓋
53は、手前、奥方向に揺動自在に内蓋45に取付、支
持されることとなる。
【0040】外蓋53を奥へ押圧することで、前記した
ヒンジ類似構造部48,58を支点として外蓋53は内
蓋45方向に揺動し、裏面55の上側のリブ57が内蓋
45の凹部46表面に突設した位置決め部49,49の
V型溝49aに係合し、これにより、外蓋53は固定側
の内蓋45に対し、上下方向に位置決めされることとな
る。特に本実施例では、ヒンジ類似構造部48,58
が、横向きなので、下方に外蓋53の荷重が作用し、従
って外蓋53のヒンジ類似構造部とは反対側の側部が下
方に垂れ下がる傾向にある。上記したリブ57と位置決
め部49のV型溝49aとの係合で、外蓋53は上下方
向の位置決めがなされ、且つ固定側の内蓋45に対して
高さが所定に保持される。V型溝49aとリブ57との
係合なので、センタリング作用で、外蓋53の押圧操作
により、自動的に所定高さに外蓋53は保持される。位
置決め、係合状態を図17で示した。
ヒンジ類似構造部48,58を支点として外蓋53は内
蓋45方向に揺動し、裏面55の上側のリブ57が内蓋
45の凹部46表面に突設した位置決め部49,49の
V型溝49aに係合し、これにより、外蓋53は固定側
の内蓋45に対し、上下方向に位置決めされることとな
る。特に本実施例では、ヒンジ類似構造部48,58
が、横向きなので、下方に外蓋53の荷重が作用し、従
って外蓋53のヒンジ類似構造部とは反対側の側部が下
方に垂れ下がる傾向にある。上記したリブ57と位置決
め部49のV型溝49aとの係合で、外蓋53は上下方
向の位置決めがなされ、且つ固定側の内蓋45に対して
高さが所定に保持される。V型溝49aとリブ57との
係合なので、センタリング作用で、外蓋53の押圧操作
により、自動的に所定高さに外蓋53は保持される。位
置決め、係合状態を図17で示した。
【0041】最終的は、外蓋53は、側部の係止爪6
0,60が内蓋45の対応する側部の係止爪受け部5
1,51と係合し、外蓋53は内蓋45に取付、支持さ
れることとなる。外蓋53の上下のフランジ片56,5
6は、内蓋45の上下を覆い、内蓋45は外蓋53で全
面的に覆われることとなる。
0,60が内蓋45の対応する側部の係止爪受け部5
1,51と係合し、外蓋53は内蓋45に取付、支持さ
れることとなる。外蓋53の上下のフランジ片56,5
6は、内蓋45の上下を覆い、内蓋45は外蓋53で全
面的に覆われることとなる。
【0042】このように、外蓋53は、一側部を支点と
して手前、奥方向に揺動し、内蓋45に対して開閉自在
であり、従って、エプロン5の上方にカウンター8が突
出していても、点検口Bの外蓋53の取り付け、取り外
しをカウンター8の外端部8bに干渉することなく行な
える。外蓋53は、前記と同様にヒンジ類似構造部4
8,58とは反対側の側部を手前側に引き出し、手前側
に更に揺動させて引き出し、外蓋53をヒンジ類似構造
部48、58の係合を離脱する側方に移動させ、これに
より外蓋53は内蓋45から外れる。
して手前、奥方向に揺動し、内蓋45に対して開閉自在
であり、従って、エプロン5の上方にカウンター8が突
出していても、点検口Bの外蓋53の取り付け、取り外
しをカウンター8の外端部8bに干渉することなく行な
える。外蓋53は、前記と同様にヒンジ類似構造部4
8,58とは反対側の側部を手前側に引き出し、手前側
に更に揺動させて引き出し、外蓋53をヒンジ類似構造
部48、58の係合を離脱する側方に移動させ、これに
より外蓋53は内蓋45から外れる。
【0043】尚、内外の蓋45,53の結合状態を図1
6で示し、外蓋53を上記した手順で内蓋45から外
し、露出した内蓋45をネジ44を外して凹部42から
取り外し、開口部41を露出させ、点検口を開き、点検
等のメンテナンスを行なう。
6で示し、外蓋53を上記した手順で内蓋45から外
し、露出した内蓋45をネジ44を外して凹部42から
取り外し、開口部41を露出させ、点検口を開き、点検
等のメンテナンスを行なう。
【0044】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
請求項1では、浴槽のエプロン部に点検口を配設し、該
点検口を内蓋、外蓋の二重蓋で覆うようにした浴槽の点
検口構造において、内蓋は、前記点検口を閉塞して該点
検口周辺部に止着し、外蓋を、内蓋に対して一辺を揺動
自在に係止し、対向する他辺を点検口、内蓋の一方に係
脱自在に係止するようにしたので、点検口の装着に際
し、一端部をヒンジとして脱着自在に係合し、外蓋をエ
プロン開口部を塞ぐ内蓋方向に揺動させて他端部を内蓋
の他端係止部に係合させることで、内蓋に外蓋を取り付
け、支持させることができる。
請求項1では、浴槽のエプロン部に点検口を配設し、該
点検口を内蓋、外蓋の二重蓋で覆うようにした浴槽の点
検口構造において、内蓋は、前記点検口を閉塞して該点
検口周辺部に止着し、外蓋を、内蓋に対して一辺を揺動
自在に係止し、対向する他辺を点検口、内蓋の一方に係
脱自在に係止するようにしたので、点検口の装着に際
し、一端部をヒンジとして脱着自在に係合し、外蓋をエ
プロン開口部を塞ぐ内蓋方向に揺動させて他端部を内蓋
の他端係止部に係合させることで、内蓋に外蓋を取り付
け、支持させることができる。
【0045】又外蓋を内蓋から取り外す場合には、外蓋
のヒンジ部の反対側等を、手前に引出すことで外蓋は手
前側に揺動し、外蓋を内蓋に対して開き、爾後、外蓋を
ヒンジ係合部とは反対側に引出すことで、ヒンジ係合部
は外れ、外蓋を内蓋から全面的に取り外すことができ
る。従って、点検口を覆う内蓋に脱着自在に外蓋を取り
付けるに際し、エプロン上端部にカウンター等が配設さ
れ、点検口の上方をカウンター等で塞いだ状態にあって
も、外蓋の脱着が自由に、容易に行なえ、点検口の開閉
作業が容易化し、点検口を通じて行なう点検、修理等の
メンテナンス性に極めて優れた、浴槽の点検口二重蓋構
造が得られる。
のヒンジ部の反対側等を、手前に引出すことで外蓋は手
前側に揺動し、外蓋を内蓋に対して開き、爾後、外蓋を
ヒンジ係合部とは反対側に引出すことで、ヒンジ係合部
は外れ、外蓋を内蓋から全面的に取り外すことができ
る。従って、点検口を覆う内蓋に脱着自在に外蓋を取り
付けるに際し、エプロン上端部にカウンター等が配設さ
れ、点検口の上方をカウンター等で塞いだ状態にあって
も、外蓋の脱着が自由に、容易に行なえ、点検口の開閉
作業が容易化し、点検口を通じて行なう点検、修理等の
メンテナンス性に極めて優れた、浴槽の点検口二重蓋構
造が得られる。
【0046】請求項2では、記点検口は、浴槽エプロン
の縦壁のフラットな部分に矩形に形成され、内蓋の下辺
には係止孔を複数設け、外蓋の下辺には該係止孔と係合
する係止部を設けて内蓋に対し外蓋を下辺を基準にして
手前方向に揺動可能に係合し、内蓋の上辺に設けた係止
部に、外蓋上辺に設けた係止部を係脱自在に係合するよ
うにしたので、内蓋表面を塞ぐ外蓋は、上部を手前に引
くことで、下端部を支点として手前側に揺動し、外蓋は
内蓋に係止、保持された状態で支持され、外蓋の取り外
し時に、外蓋が内蓋から急激に脱落するような事態を回
避することができ、外蓋脱着時の外蓋の保護上も有利で
ある。
の縦壁のフラットな部分に矩形に形成され、内蓋の下辺
には係止孔を複数設け、外蓋の下辺には該係止孔と係合
する係止部を設けて内蓋に対し外蓋を下辺を基準にして
手前方向に揺動可能に係合し、内蓋の上辺に設けた係止
部に、外蓋上辺に設けた係止部を係脱自在に係合するよ
うにしたので、内蓋表面を塞ぐ外蓋は、上部を手前に引
くことで、下端部を支点として手前側に揺動し、外蓋は
内蓋に係止、保持された状態で支持され、外蓋の取り外
し時に、外蓋が内蓋から急激に脱落するような事態を回
避することができ、外蓋脱着時の外蓋の保護上も有利で
ある。
【0047】又外蓋の脱着は、外蓋を内蓋に対し上下方
向に移動させる必要がなく、従って浴槽のカウンターや
リム部等が、エプロンの上方で、点検口上方に配設され
ていても、外蓋の脱着は前後方向動、カウンター等との
干渉のない位置での上下動、即ち、内蓋に対して外蓋を
斜上下方向に移動させて外蓋を内蓋に係脱するので、カ
ウンター等に対し支障なく、容易に、円滑に外蓋の脱着
を行なえる。
向に移動させる必要がなく、従って浴槽のカウンターや
リム部等が、エプロンの上方で、点検口上方に配設され
ていても、外蓋の脱着は前後方向動、カウンター等との
干渉のない位置での上下動、即ち、内蓋に対して外蓋を
斜上下方向に移動させて外蓋を内蓋に係脱するので、カ
ウンター等に対し支障なく、容易に、円滑に外蓋の脱着
を行なえる。
【0048】請求項3では、内蓋表面には、凹凸の一方
からなる位置決め部を、前記外蓋の裏面には、凹凸の他
方からなる位置決め部を設け、内蓋表面に外蓋裏面を重
ね、対向する位置決め部を凹凸係合させて位置決めを行
なうようにしたので、外蓋を内蓋に対して内蓋方向に押
圧して取り付ける際、内蓋に対して外蓋を正規の位置に
正確に適切に取り付け、支持させることができる。
からなる位置決め部を、前記外蓋の裏面には、凹凸の他
方からなる位置決め部を設け、内蓋表面に外蓋裏面を重
ね、対向する位置決め部を凹凸係合させて位置決めを行
なうようにしたので、外蓋を内蓋に対して内蓋方向に押
圧して取り付ける際、内蓋に対して外蓋を正規の位置に
正確に適切に取り付け、支持させることができる。
【0049】請求項4では、内蓋、及び外蓋の表面、及
び裏面の位置決め部は、左右に離間して複数設置し、一
方側の位置決め部は+型、−型の凹部を備え、他方側の
位置決め部は、前記凹部と係合する+型の凸部としたの
で、内蓋への外蓋の位置決めに際し、一方の位置決め部
は雌雄+型なので、位置決めを正確に行なえ、他方の位
置決めを−型で行なうので、この側では左右に位置のズ
レを許容することができ、外蓋と内蓋の製作上の寸法誤
差等を吸収し、外蓋を内蓋に容易に、確実に、所定精度
をもって取り付け、支持させることができる。
び裏面の位置決め部は、左右に離間して複数設置し、一
方側の位置決め部は+型、−型の凹部を備え、他方側の
位置決め部は、前記凹部と係合する+型の凸部としたの
で、内蓋への外蓋の位置決めに際し、一方の位置決め部
は雌雄+型なので、位置決めを正確に行なえ、他方の位
置決めを−型で行なうので、この側では左右に位置のズ
レを許容することができ、外蓋と内蓋の製作上の寸法誤
差等を吸収し、外蓋を内蓋に容易に、確実に、所定精度
をもって取り付け、支持させることができる。
【0050】請求項5では、点検口は、浴槽の縦壁の平
面視略L型の部分に設けられ、内蓋、及び外蓋は平面視
が略L型をなし、内蓋の一側辺に係止孔を複数設け、外
蓋の対応する側辺には該係止孔と係合する係止部を設け
て内蓋に対し外蓋を側辺を基準にして手前方向に揺動可
能に係合し、内蓋の他の側辺に設けた係止部に、外蓋側
辺に設けた係止部を係脱自在に係合するようにしたの
で、浴槽エプロン部のL型コーナー部においても、浴槽
エプロン部上にカウンター等が配設されていても、内蓋
から外蓋をカウンターに邪魔されずに、円滑に、容易に
脱着することができる。
面視略L型の部分に設けられ、内蓋、及び外蓋は平面視
が略L型をなし、内蓋の一側辺に係止孔を複数設け、外
蓋の対応する側辺には該係止孔と係合する係止部を設け
て内蓋に対し外蓋を側辺を基準にして手前方向に揺動可
能に係合し、内蓋の他の側辺に設けた係止部に、外蓋側
辺に設けた係止部を係脱自在に係合するようにしたの
で、浴槽エプロン部のL型コーナー部においても、浴槽
エプロン部上にカウンター等が配設されていても、内蓋
から外蓋をカウンターに邪魔されずに、円滑に、容易に
脱着することができる。
【0051】特に本発明は、外蓋の一側部を内蓋の一側
部にヒンジ構造で係止し、他側部を手前に引出すこと
で、一側部をヒンジとして外蓋は手前側に揺動可能であ
り、そのまま、手前に引出すことでヒンジ構造部の係合
が外れ、外蓋の装着時はその逆の操作を行なえば良く、
外蓋の脱着が極めて容易であり、又外蓋が取り外し時に
脱落することがなく、外蓋の保護上も有利である。従っ
て、点検口の外蓋の脱着が、カウンター等を備える浴槽
においても、円滑、確実に行なえ、点検口による点検、
修理等のメンテナンス上極めて有利な点検口の二重蓋構
造を得ることができる。
部にヒンジ構造で係止し、他側部を手前に引出すこと
で、一側部をヒンジとして外蓋は手前側に揺動可能であ
り、そのまま、手前に引出すことでヒンジ構造部の係合
が外れ、外蓋の装着時はその逆の操作を行なえば良く、
外蓋の脱着が極めて容易であり、又外蓋が取り外し時に
脱落することがなく、外蓋の保護上も有利である。従っ
て、点検口の外蓋の脱着が、カウンター等を備える浴槽
においても、円滑、確実に行なえ、点検口による点検、
修理等のメンテナンス上極めて有利な点検口の二重蓋構
造を得ることができる。
【0052】請求項6では、内蓋表面には、凹凸の一方
からなる位置決め部を、前記外蓋の裏面には、凹凸の他
方からなる位置決め部を設け、内蓋表面に外蓋裏面を重
ね、対向する位置決め部を凹凸係合させて位置決めを行
なうようにしたので、外蓋を内蓋に対して一側部をヒン
ジ構造的に係合させた場合に、反対側が全体の荷重で下
がる傾向にあるが、内外の蓋の取り付け、支持に際し、
位置決めを正確に行ない得るとともに、外蓋の一側部側
の荷重を位置決め部で支持し、外蓋を大きくした場合
(従って点検口が大きな場合)であっても、外蓋を面精
度を高精度に保持しつつ、取り付け、支持することがで
きる
からなる位置決め部を、前記外蓋の裏面には、凹凸の他
方からなる位置決め部を設け、内蓋表面に外蓋裏面を重
ね、対向する位置決め部を凹凸係合させて位置決めを行
なうようにしたので、外蓋を内蓋に対して一側部をヒン
ジ構造的に係合させた場合に、反対側が全体の荷重で下
がる傾向にあるが、内外の蓋の取り付け、支持に際し、
位置決めを正確に行ない得るとともに、外蓋の一側部側
の荷重を位置決め部で支持し、外蓋を大きくした場合
(従って点検口が大きな場合)であっても、外蓋を面精
度を高精度に保持しつつ、取り付け、支持することがで
きる
【0053】請求項7では、内蓋表面には複数の雌状係
止部を設け、前記外蓋の裏面には内蓋方向に突出するリ
ブを複数設け、少なくとも1個のリブを内蓋表面の雌状
係止部に係合させるようにしたので、外蓋と内蓋の位置
決め、係合が、外蓋裏面に突出したリブと、内蓋の雌状
係止部との係合でなされるので、位置決め、係合が容
易、確実であり、又外蓋の補強用リブを、位置決め部の
一方に用いるので、特別に位置決め部を設ける必要がな
く、合理的である。
止部を設け、前記外蓋の裏面には内蓋方向に突出するリ
ブを複数設け、少なくとも1個のリブを内蓋表面の雌状
係止部に係合させるようにしたので、外蓋と内蓋の位置
決め、係合が、外蓋裏面に突出したリブと、内蓋の雌状
係止部との係合でなされるので、位置決め、係合が容
易、確実であり、又外蓋の補強用リブを、位置決め部の
一方に用いるので、特別に位置決め部を設ける必要がな
く、合理的である。
【0054】請求項8では、前記内蓋表面の雌状係止部
は横向きのV型溝部からなり、該V型溝部に外蓋裏面の
リブを係合させるようにしたので、雌状係止部を横V型
溝としたので、外蓋裏面のリブがこれに係合した際、V
型溝に作用で、自動的にセンタリングを行ない、外蓋の
内蓋方向への押圧操作で、外蓋を所定位置に正確に、容
易に、確実に位置決め、係合させることができる。
は横向きのV型溝部からなり、該V型溝部に外蓋裏面の
リブを係合させるようにしたので、雌状係止部を横V型
溝としたので、外蓋裏面のリブがこれに係合した際、V
型溝に作用で、自動的にセンタリングを行ない、外蓋の
内蓋方向への押圧操作で、外蓋を所定位置に正確に、容
易に、確実に位置決め、係合させることができる。
【0055】以上の外、本発明によれば、内蓋一端部に
ヒンジ構造係合部、他端部に係合部、凹部を設け、外蓋
には、前記ヒンジ係合部に対応する係合部、係合部、リ
ブ部等を設けるので、バネ部材等を必要とすることがな
く、内外の蓋の夫々を、樹脂で全一体に成形することが
可能であり、内外の蓋の構造の容易化、製作の容易化、
コストダウンが図れる。
ヒンジ構造係合部、他端部に係合部、凹部を設け、外蓋
には、前記ヒンジ係合部に対応する係合部、係合部、リ
ブ部等を設けるので、バネ部材等を必要とすることがな
く、内外の蓋の夫々を、樹脂で全一体に成形することが
可能であり、内外の蓋の構造の容易化、製作の容易化、
コストダウンが図れる。
【図1】浴室の説明的斜視図
【図2】エプロンのフラットな部分に設けた点検口、及
び二重蓋の分解斜視図
び二重蓋の分解斜視図
【図3】内外の蓋の関係を理解し易いように該蓋を見開
き状態とした斜視図
き状態とした斜視図
【図4】図4は内蓋単体の正面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】外蓋単体の背面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】点検口を蓋で閉塞し、外蓋を閉じた状態の拡大
縦断側面図
縦断側面図
【図9】外蓋の雌状係止部を示す要部の説明的背面図
【図10】エプロンの平面視L型部分の点検口、及び内
外の蓋の分解斜視図
外の蓋の分解斜視図
【図11】図10の内外の蓋の関係を理解し易いように
該蓋を見開き状態とした斜視図
該蓋を見開き状態とした斜視図
【図12】図10の内蓋の平面図
【図13】図12の内蓋の正面図
【図14】図10の外蓋の平面図
【図15】図14の正面図
【図16】図10の例において、点検口を蓋で閉塞し、
外蓋を閉じた状態の拡大横断面図
外蓋を閉じた状態の拡大横断面図
【図17】図17は図16の17−17線断面図
3…浴槽、 5…エプロン、 8…カウンター、 A,
B…点検口、 11,41…点検口である開口部、 1
5,45…内蓋、 23,53…外蓋、 18,28,
48,58…ヒンジ係合部、 19,20,49…雌状
係止部、 29,47…雄状係止部。
B…点検口、 11,41…点検口である開口部、 1
5,45…内蓋、 23,53…外蓋、 18,28,
48,58…ヒンジ係合部、 19,20,49…雌状
係止部、 29,47…雄状係止部。
Claims (8)
- 【請求項1】 浴槽のエプロン部に点検口を配設し、該
点検口を内蓋、外蓋の二重蓋で覆うようにした浴槽の点
検口構造において、 前記内蓋は、前記点検口を閉塞して該点検口周辺部に止
着し、 前記外蓋を、前記内蓋に対して一辺を揺動自在に係止
し、対向する他辺を点検口、内蓋の一方に係脱自在に係
止するようにした、 ことを特徴とする浴槽の点検口二重蓋構造。 - 【請求項2】 前記点検口は、浴槽エプロンの縦壁のフ
ラットな部分に矩形に形成され、内蓋の下辺には係止孔
を複数設け、外蓋の下辺には該係止孔と係合する係止部
を設けて内蓋に対し外蓋を下辺を基準にして手前方向に
揺動可能に係合し、 前記内蓋の上辺に設けた係止部に、外蓋上辺に設けた係
止部を係脱自在に係合するようにした請求項1記載の浴
槽の点検口二重蓋構造。 - 【請求項3】 前記内蓋表面には、凹凸の一方からなる
位置決め部を、前記外蓋の裏面には、凹凸の他方からな
る位置決め部を設け、内蓋表面に外蓋裏面を重ね、対向
する位置決め部を凹凸係合させて位置決めを行なうよう
にした請求項3記載の浴槽の点検口二重蓋構造。 - 【請求項4】 前記内蓋、及び外蓋の表面、及び裏面の
位置決め部は、左右に離間して複数設置し、一方側の位
置決め部は+型、−型の凹部を備え、他方側の位置決め
部は、前記凹部と係合する+型の凸部とした請求項3記
載の浴槽の点検口二重蓋構造。 - 【請求項5】 前記点検口は、浴槽の縦壁の平面視略L
型の部分に設けられ、内蓋、及び外蓋は平面視が略L型
をなし、内蓋の一側辺に係止孔を複数設け、外蓋の対応
する側辺には該係止孔と係合する係止部を設けて内蓋に
対し外蓋を側辺を基準にして手前方向に揺動可能に係合
し、 前記内蓋の他の側辺に設けた係止部に、外蓋側辺に設け
た係止部を係脱自在に係合するようにした請求項1記載
の浴槽の点検口二重蓋構造。 - 【請求項6】 前記内蓋表面には、凹凸の一方からなる
位置決め部を、前記外蓋の裏面には、凹凸の他方からな
る位置決め部を設け、内蓋表面に外蓋裏面を重ね、対向
する位置決め部を凹凸係合させて位置決めを行なうよう
にした請求項5記載の浴槽の点検口二重蓋構造。 - 【請求項7】 前記内蓋表面には複数の雌状係止部を設
け、前記外蓋の裏面には内蓋方向に突出するリブを複数
設け、少なくとも1個のリブを内蓋表面の雌状係止部に
係合させるようにした請求項6記載の浴槽の点検口二重
蓋構造。 - 【請求項8】 前記内蓋表面の雌状係止部は横向きのV
型溝部からなり、該V型溝部に外蓋裏面のリブを係合さ
せるようにした請求項7記載の浴槽の点検口二重蓋構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7218962A JPH0956623A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 浴槽の点検口二重蓋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7218962A JPH0956623A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 浴槽の点検口二重蓋構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956623A true JPH0956623A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16728086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7218962A Pending JPH0956623A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 浴槽の点検口二重蓋構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956623A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172067A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-18 | Nifco Inc | 蓋体の取付構造 |
KR100744579B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2007-08-01 | 이미운 | 욕조용 점검구 |
JP2007190100A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Inax Corp | 作業口蓋の取付構造 |
US7278175B2 (en) * | 2003-11-11 | 2007-10-09 | Lasco Bathware, Inc. | Tub skirt panel system |
JP2012223319A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Sekisui Home Techno Kk | エプロン構造 |
KR20170003242U (ko) * | 2016-03-09 | 2017-09-19 | 주식회사 인포트 | 월풀욕조 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7218962A patent/JPH0956623A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172067A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-18 | Nifco Inc | 蓋体の取付構造 |
JP4554807B2 (ja) * | 2000-12-07 | 2010-09-29 | 株式会社ニフコ | 蓋体の取付構造 |
US7278175B2 (en) * | 2003-11-11 | 2007-10-09 | Lasco Bathware, Inc. | Tub skirt panel system |
JP2007190100A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Inax Corp | 作業口蓋の取付構造 |
KR100744579B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2007-08-01 | 이미운 | 욕조용 점검구 |
JP2012223319A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Sekisui Home Techno Kk | エプロン構造 |
KR20170003242U (ko) * | 2016-03-09 | 2017-09-19 | 주식회사 인포트 | 월풀욕조 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040630 |