JPH0956119A - 開放形回転電機の冷却装置 - Google Patents
開放形回転電機の冷却装置Info
- Publication number
- JPH0956119A JPH0956119A JP20863095A JP20863095A JPH0956119A JP H0956119 A JPH0956119 A JP H0956119A JP 20863095 A JP20863095 A JP 20863095A JP 20863095 A JP20863095 A JP 20863095A JP H0956119 A JPH0956119 A JP H0956119A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- frame
- guide
- exhaust port
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フレームと固定子との間の中央部にも冷却風を
導入して固定子中央部とフレームとの温度上昇を低下さ
せる。 【解決手段】フレーム1に固定される円筒状の固定子2
の内側に軸3に固定される回転子4を配置し、フレーム
1の両側のブラケット5で軸3を支承する。回転子4の
ファン4aとブラケット5の間のエアガイド6で固定子
巻線2aを隙間を設けて囲む。ブラケット5に吸気口5
aを、フレーム1に排気口11を設ける。軸に直角な断
面がコ字状をなして軸方向に長く、中央部に円周方向の
窓22を持つ固定子ガイド21を、固定子2とフレーム
1の間に介装して固定子2を固定する。フレーム1の中
央部に排気口11を設ける。窓22の中央部の位置で固
定子2とフレーム1との間に、環状の仕切板31を介装
する。
導入して固定子中央部とフレームとの温度上昇を低下さ
せる。 【解決手段】フレーム1に固定される円筒状の固定子2
の内側に軸3に固定される回転子4を配置し、フレーム
1の両側のブラケット5で軸3を支承する。回転子4の
ファン4aとブラケット5の間のエアガイド6で固定子
巻線2aを隙間を設けて囲む。ブラケット5に吸気口5
aを、フレーム1に排気口11を設ける。軸に直角な断
面がコ字状をなして軸方向に長く、中央部に円周方向の
窓22を持つ固定子ガイド21を、固定子2とフレーム
1の間に介装して固定子2を固定する。フレーム1の中
央部に排気口11を設ける。窓22の中央部の位置で固
定子2とフレーム1との間に、環状の仕切板31を介装
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開放形回転電機
の冷却装置に関する。
の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の片側断面図である。図に
おいて、フレーム1に固定される円筒状の固定子2の内
側に軸3に固定される回転子4を配置し、フレーム1の
両側のブラケット5で軸3を支承し、回転子4の両側の
ファン4aとブラケット5との間の平たい環状のエアガ
イド6で固定子巻線2aを隙間を設けて囲み、両ブラケ
ット5に吸気口5aを、フレーム1に排気口50を設け
る。
おいて、フレーム1に固定される円筒状の固定子2の内
側に軸3に固定される回転子4を配置し、フレーム1の
両側のブラケット5で軸3を支承し、回転子4の両側の
ファン4aとブラケット5との間の平たい環状のエアガ
イド6で固定子巻線2aを隙間を設けて囲み、両ブラケ
ット5に吸気口5aを、フレーム1に排気口50を設け
る。
【0003】排気口50は、エアガイド6と固定子2と
の間の位置でフレーム1に設けられる。矢印は冷却風の
方向を示す。
の間の位置でフレーム1に設けられる。矢印は冷却風の
方向を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、固
定子巻線2aの端部はよく冷却されるが、固定子2は間
接に冷却されるだけで、フレーム1と固定子2との中央
部の温度は高くなる傾向がある。この発明の課題の要点
は、フレームと固定子との間の中央部にも冷却風を導入
して固定子中央部とフレームとの温度上昇を低下させる
ことができる開放形回転電機を提供することにある。
定子巻線2aの端部はよく冷却されるが、固定子2は間
接に冷却されるだけで、フレーム1と固定子2との中央
部の温度は高くなる傾向がある。この発明の課題の要点
は、フレームと固定子との間の中央部にも冷却風を導入
して固定子中央部とフレームとの温度上昇を低下させる
ことができる開放形回転電機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の開放形回転電
機の冷却装置は、フレームに固定される円筒状の固定子
の内側に軸に固定される回転子を配置し、フレームの両
側のブラケットで軸を支承し、回転子の両側のファンと
ブラケットとの間の平たい環状のエアガイドで固定子巻
線を隙間を設けて囲み、両ブラケットに吸気口を、フレ
ームに排気口を設ける開放形回転電機の冷却装置におい
て、軸に直角な断面がコ字状をなして軸方向に長く中央
部に円周方向の窓を持つ固定子ガイドを、固定子とフレ
ームとの間に介装して固定子を固定し、フレームの中央
部に排気口を設け、窓の中央部の位置で固定子とフレー
ムとの間に環状の仕切板を介装し、仕切板と固定子ガイ
ドとに径方向に組合せのための溝を相互に設けるもので
ある。
機の冷却装置は、フレームに固定される円筒状の固定子
の内側に軸に固定される回転子を配置し、フレームの両
側のブラケットで軸を支承し、回転子の両側のファンと
ブラケットとの間の平たい環状のエアガイドで固定子巻
線を隙間を設けて囲み、両ブラケットに吸気口を、フレ
ームに排気口を設ける開放形回転電機の冷却装置におい
て、軸に直角な断面がコ字状をなして軸方向に長く中央
部に円周方向の窓を持つ固定子ガイドを、固定子とフレ
ームとの間に介装して固定子を固定し、フレームの中央
部に排気口を設け、窓の中央部の位置で固定子とフレー
ムとの間に環状の仕切板を介装し、仕切板と固定子ガイ
ドとに径方向に組合せのための溝を相互に設けるもので
ある。
【0006】この発明によれば、両側のファンにより両
側のブラケットの吸気口から導入される冷却風は、両側
のエアガイドを経由して両側の固定子巻線を冷却する。
その後、冷却風は、固定子ガイドの両側から固定子とフ
レームとの間に軸方向に導入され、固定子の外周をも冷
却して固定子ガイドの中央部でぶつかる。ここで冷却風
は、固定子ガイドの円周方向の窓により、円周方向に方
向転回して導かれ、フレームの中央部の排気口から排気
される。そして、固定子の外周を冷却して固定子ガイド
の中央部でぶつかるはずの冷却風は、仕切板で確実に円
周方向に方向転回され、両側からの冷却風の強さに何ら
かの原因で差があっても冷却風の乱れがない。
側のブラケットの吸気口から導入される冷却風は、両側
のエアガイドを経由して両側の固定子巻線を冷却する。
その後、冷却風は、固定子ガイドの両側から固定子とフ
レームとの間に軸方向に導入され、固定子の外周をも冷
却して固定子ガイドの中央部でぶつかる。ここで冷却風
は、固定子ガイドの円周方向の窓により、円周方向に方
向転回して導かれ、フレームの中央部の排気口から排気
される。そして、固定子の外周を冷却して固定子ガイド
の中央部でぶつかるはずの冷却風は、仕切板で確実に円
周方向に方向転回され、両側からの冷却風の強さに何ら
かの原因で差があっても冷却風の乱れがない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は図2のO−B断面で示す実
施例の片側断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は
図1の固定子ガイドと仕切板の組立斜視図、図4は図1
の固定子ガイドの斜視図である。図1及び図2におい
て、フレーム1に固定される円筒状の固定子2の内側に
軸3に固定される回転子4を配置し、フレーム1の両側
のブラケット5で軸3を支承し、回転子4の両側のファ
ン4aとブラケット5との間の平たい環状のエアガイド
6で固定子巻線2aを隙間を設けて囲み、両ブラケット
5に吸気口5aを、フレーム1に排気口11を設ける。
施例の片側断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は
図1の固定子ガイドと仕切板の組立斜視図、図4は図1
の固定子ガイドの斜視図である。図1及び図2におい
て、フレーム1に固定される円筒状の固定子2の内側に
軸3に固定される回転子4を配置し、フレーム1の両側
のブラケット5で軸3を支承し、回転子4の両側のファ
ン4aとブラケット5との間の平たい環状のエアガイド
6で固定子巻線2aを隙間を設けて囲み、両ブラケット
5に吸気口5aを、フレーム1に排気口11を設ける。
【0008】軸に直角な断面がコ字状をなして軸方向に
長く、中央部に円周方向の窓22を持つ固定子ガイド2
1を、固定子2とフレーム1との間に介装して固定子2
を固定する。フレーム1の中央部に排気口11を設け
る。窓22の中央部の位置で固定子2とフレーム1との
間に、環状の仕切板31を介装するとよい。この仕切板
31と固定子ガイド21とに、径方向に組合せのための
溝21aと31aとを相互に設ける。
長く、中央部に円周方向の窓22を持つ固定子ガイド2
1を、固定子2とフレーム1との間に介装して固定子2
を固定する。フレーム1の中央部に排気口11を設け
る。窓22の中央部の位置で固定子2とフレーム1との
間に、環状の仕切板31を介装するとよい。この仕切板
31と固定子ガイド21とに、径方向に組合せのための
溝21aと31aとを相互に設ける。
【0009】図3及び図4に示す斜視図において、仕切
板31と固定子ガイド21との径方向の組合せが現され
る。組合せ部において、仕切板31と固定子ガイド21
とは直行する。固定子ガイド21は、固定子2とフレー
ム1との間にあって固定子2を固定するので、組合せ状
態で、仕切板31の外径は固定子ガイド21の外径と同
一か以下であり、仕切板31の内径は固定子ガイド21
の内径と同一か以上であるように、溝21aと31aと
の深さは定まる。
板31と固定子ガイド21との径方向の組合せが現され
る。組合せ部において、仕切板31と固定子ガイド21
とは直行する。固定子ガイド21は、固定子2とフレー
ム1との間にあって固定子2を固定するので、組合せ状
態で、仕切板31の外径は固定子ガイド21の外径と同
一か以下であり、仕切板31の内径は固定子ガイド21
の内径と同一か以上であるように、溝21aと31aと
の深さは定まる。
【0010】前記の実施例によれば、両側のファン4a
により両側のブラケット5の吸気口5aから導入される
冷却風は、矢印で示されるように、両側のエアガイド6
を経由して両側の固定子巻線2aを冷却する。その後、
冷却風は、固定子ガイド21の両側から固定子2とフレ
ーム1との間に軸方向に導入され、固定子2の外周をも
冷却して固定子ガイド21の中央部でぶつかる。ここで
冷却風は、固定子ガイド21の円周方向の窓22によ
り、円周方向に方向転回して導かれ、フレーム1の中央
部の排気口11から排気される。そして、固定子2の外
周を冷却して固定子ガイド21の中央部でぶつかるはず
の冷却風は、仕切板31で確実に円周方向に方向転回さ
れ、両側からの冷却風の強さに何らかの原因で差があっ
ても冷却風の乱れがない。
により両側のブラケット5の吸気口5aから導入される
冷却風は、矢印で示されるように、両側のエアガイド6
を経由して両側の固定子巻線2aを冷却する。その後、
冷却風は、固定子ガイド21の両側から固定子2とフレ
ーム1との間に軸方向に導入され、固定子2の外周をも
冷却して固定子ガイド21の中央部でぶつかる。ここで
冷却風は、固定子ガイド21の円周方向の窓22によ
り、円周方向に方向転回して導かれ、フレーム1の中央
部の排気口11から排気される。そして、固定子2の外
周を冷却して固定子ガイド21の中央部でぶつかるはず
の冷却風は、仕切板31で確実に円周方向に方向転回さ
れ、両側からの冷却風の強さに何らかの原因で差があっ
ても冷却風の乱れがない。
【0011】実施例の変形として、固定子ガイド21の
断面のコ字状はU字状なども含む。固定子ガイドを径方
向に引っ繰り返してもよいが、固定子2の冷却は多少損
なわれる。図3及び図4において、固定子ガイド21は
仕切板31の内径側から組み合わされるが、溝21aと
31aとの方向を変えて、外径側から組み合わされるよ
うにしてもよい。
断面のコ字状はU字状なども含む。固定子ガイドを径方
向に引っ繰り返してもよいが、固定子2の冷却は多少損
なわれる。図3及び図4において、固定子ガイド21は
仕切板31の内径側から組み合わされるが、溝21aと
31aとの方向を変えて、外径側から組み合わされるよ
うにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】発明の開放形回転電機の冷却装置によれ
ば、両側の吸気口から導入される冷却風は、固定子ガイ
ドの両側から固定子とフレームとの間に軸方向に導入さ
れ、固定子の外周をも冷却して排気されるので、フレー
ムと固定子との間の中央部にも冷却風を導入して固定子
中央部とフレームとの温度上昇を低下させるという効果
があり、固定子の外周を冷却して固定子ガイドの中央部
でぶつかるはずの冷却風は、仕切板で確実に円周方向に
方向転回され、両側からの冷却風の強さに何らかの原因
で差があっても冷却風の乱れがないという効果がある。
ば、両側の吸気口から導入される冷却風は、固定子ガイ
ドの両側から固定子とフレームとの間に軸方向に導入さ
れ、固定子の外周をも冷却して排気されるので、フレー
ムと固定子との間の中央部にも冷却風を導入して固定子
中央部とフレームとの温度上昇を低下させるという効果
があり、固定子の外周を冷却して固定子ガイドの中央部
でぶつかるはずの冷却風は、仕切板で確実に円周方向に
方向転回され、両側からの冷却風の強さに何らかの原因
で差があっても冷却風の乱れがないという効果がある。
【図1】図2のO−B断面で示す実施例の片側断面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】図1の固定子ガイドと仕切板の組立斜視図
【図4】図1の固定子ガイドの斜視図
【図5】従来例の片側断面図
1 フレーム 2 固定子 2a 固定子巻線 3 軸 4 回転子 4a ファン 5 ブラケット 5a 吸気口 6 エアガイド 11 排気口 21 固定子ガイド 21a 溝 22 窓 31 仕切板 31a 溝
Claims (1)
- 【請求項1】フレームに固定される円筒状の固定子の内
側に軸に固定される回転子を配置し、フレームの両側の
ブラケットで軸を支承し、回転子の両側のファンとブラ
ケットとの間の平たい環状のエアガイドで固定子巻線を
隙間を設けて囲み、両ブラケットに吸気口を、フレーム
に排気口を設ける開放形回転電機の冷却装置において、 軸に直角な断面がコ字状をなして軸方向に長く中央部に
円周方向の窓を持つ固定子ガイドを、固定子とフレーム
との間に介装して固定子を固定し、フレームの中央部に
排気口を設け、窓の中央部の位置で固定子とフレームと
の間に環状の仕切板を介装し、仕切板と固定子ガイドと
に径方向に組合せのための溝を相互に設けることを特徴
とする開放形回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20863095A JPH0956119A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 開放形回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20863095A JPH0956119A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 開放形回転電機の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956119A true JPH0956119A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16559415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20863095A Pending JPH0956119A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | 開放形回転電機の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956119A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766598B2 (en) | 2004-03-15 | 2010-08-03 | Fujitsu Limited | Bundle transport apparatus for paper sheet materials and handling apparatus for the same |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP20863095A patent/JPH0956119A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766598B2 (en) | 2004-03-15 | 2010-08-03 | Fujitsu Limited | Bundle transport apparatus for paper sheet materials and handling apparatus for the same |
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