JPH0946960A - 電気車両用主電動機 - Google Patents
電気車両用主電動機Info
- Publication number
- JPH0946960A JPH0946960A JP7208321A JP20832195A JPH0946960A JP H0946960 A JPH0946960 A JP H0946960A JP 7208321 A JP7208321 A JP 7208321A JP 20832195 A JP20832195 A JP 20832195A JP H0946960 A JPH0946960 A JP H0946960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- electric vehicle
- hollow
- fan
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電気車両用主電動機の軸受の温度上昇を抑制
し、軸受の焼損を防止することにより電気車輌の運転事
故を防止する。 【解決手段】軸の一方の端部に伝動用の該軸端部が外気
に開口している継手13が連結される電気車両用主電動機
の回転子軸8aに、中空孔を設け、該中空孔に全域又は
一部にわたりねじファン12を嵌合固着する。かつ、該ね
じファン嵌合固着の両軸端面は開口する。
し、軸受の焼損を防止することにより電気車輌の運転事
故を防止する。 【解決手段】軸の一方の端部に伝動用の該軸端部が外気
に開口している継手13が連結される電気車両用主電動機
の回転子軸8aに、中空孔を設け、該中空孔に全域又は
一部にわたりねじファン12を嵌合固着する。かつ、該ね
じファン嵌合固着の両軸端面は開口する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機,直流電動
機等の電気車両用主電動機の軸受及び回転子鉄心冷却に
関するものである。
機等の電気車両用主電動機の軸受及び回転子鉄心冷却に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気車両用主電動機は通電時の発
熱によって加熱されると、絶縁体の劣化が促進され寿命
が低下すると共に、発熱体の強度の低下及び軸受の焼損
を招くため、機内を冷却する必要がある。冷却の手段の
一つとして、回転子の回転を利用し内蔵ファンを回して
冷却風を機内に流通する自己通風形と別ファンによる他
力通風形とがある。
熱によって加熱されると、絶縁体の劣化が促進され寿命
が低下すると共に、発熱体の強度の低下及び軸受の焼損
を招くため、機内を冷却する必要がある。冷却の手段の
一つとして、回転子の回転を利用し内蔵ファンを回して
冷却風を機内に流通する自己通風形と別ファンによる他
力通風形とがある。
【0003】図4は従来の自己通風形の電気車両用主電
動機の一機種である誘導電動機の縦断面図で、1はフレ
ーム、2は固定子鉄心、2aは固定子コイル、3は回転
子鉄心、3aは回転子コイル、4はエアギャップ部、5
は回転子の風穴、6,7は軸受、8は回転子軸、9はフ
ァン、10は入気口、11は排気口、13は継手である。
動機の一機種である誘導電動機の縦断面図で、1はフレ
ーム、2は固定子鉄心、2aは固定子コイル、3は回転
子鉄心、3aは回転子コイル、4はエアギャップ部、5
は回転子の風穴、6,7は軸受、8は回転子軸、9はフ
ァン、10は入気口、11は排気口、13は継手である。
【0004】この主電動機に通電し稼働させると、回転
子軸8と一体的にファン9が回転することによってフレ
ーム1の一端に設けられた入気口10から冷却風が機内に
流入し、冷却風は固定子鉄心2と回転子鉄心3との間の
エアギャップ部4および回転子の風穴5を矢印の如く通
って他端側の排気口11から排出され、これによって機内
の発熱体を冷却していた。
子軸8と一体的にファン9が回転することによってフレ
ーム1の一端に設けられた入気口10から冷却風が機内に
流入し、冷却風は固定子鉄心2と回転子鉄心3との間の
エアギャップ部4および回転子の風穴5を矢印の如く通
って他端側の排気口11から排出され、これによって機内
の発熱体を冷却していた。
【0005】他力通風形の場合はファン9が機内に設置
されておらず、別ファンにより入気口10より強制的に冷
却風が送り込まれ、エアギャップ4および風穴5を通り
排気口11より排出され、機内の発熱体を冷却していた。
されておらず、別ファンにより入気口10より強制的に冷
却風が送り込まれ、エアギャップ4および風穴5を通り
排気口11より排出され、機内の発熱体を冷却していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車両用主電
動機は前述の如く構成されているので、主電動機に組込
まれている軸受6,7は自体の回転損失による発熱と、
回転子鉄心3の発熱の回転子軸8を伝えてくる伝導熱に
より加熱される。
動機は前述の如く構成されているので、主電動機に組込
まれている軸受6,7は自体の回転損失による発熱と、
回転子鉄心3の発熱の回転子軸8を伝えてくる伝導熱に
より加熱される。
【0007】しかしながら、入気側の軸受6の軸受箱の
一部は冷却風により冷却されるが、ファン側の軸受7は
ファン9によって遮られ、冷却風が軸受7の軸受箱を冷
却することができない。又冷却風で直接回転子軸8を冷
却しにくい構造になっていた。更に回転子軸8の反伝動
側軸端は外部に露出していないため軸受6の内輪は外気
で直接冷却ができない等軸受6,7を効果的に冷却出来
ず、温度上昇が高くなりスペックオーバーする恐れがあ
った。
一部は冷却風により冷却されるが、ファン側の軸受7は
ファン9によって遮られ、冷却風が軸受7の軸受箱を冷
却することができない。又冷却風で直接回転子軸8を冷
却しにくい構造になっていた。更に回転子軸8の反伝動
側軸端は外部に露出していないため軸受6の内輪は外気
で直接冷却ができない等軸受6,7を効果的に冷却出来
ず、温度上昇が高くなりスペックオーバーする恐れがあ
った。
【0008】本発明は、上述の点に鑑み創案されたもの
で軸受および回転子鉄心の温度上昇を効果的に抑制しス
ペック内に収まるようにする冷却装置を提供することを
目的としている。
で軸受および回転子鉄心の温度上昇を効果的に抑制しス
ペック内に収まるようにする冷却装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、主電動機の回転子軸を中空とし、該中空軸内径部の
一部又は全部にねじファンを嵌合固着し両軸端面を開口
する。また、伝動側軸端部に装着される継手13の内中央
部が外気に通ずるような継手、例えばタワミ板を使用し
た継手又は十字継手等を使用する。
に、主電動機の回転子軸を中空とし、該中空軸内径部の
一部又は全部にねじファンを嵌合固着し両軸端面を開口
する。また、伝動側軸端部に装着される継手13の内中央
部が外気に通ずるような継手、例えばタワミ板を使用し
た継手又は十字継手等を使用する。
【0010】
【作用】上記のように構成されたねじファンにより、主
電動機がある回転方向の時は反伝動側軸端より外気を吸
込み伝動側に排出し、他の回転方向の時は上記の反対に
なる。ねじファンは回転子軸のフィンの役目をするもの
である。
電動機がある回転方向の時は反伝動側軸端より外気を吸
込み伝動側に排出し、他の回転方向の時は上記の反対に
なる。ねじファンは回転子軸のフィンの役目をするもの
である。
【0011】
【実施例】本実施例は電気車両用主電動機についてのも
のである。実施例について図1,2を参照して、以下に
説明する。図1において、8aは同一内径の中空の回転
子軸で内径部にねじファン12が嵌合固着され、両軸端面
は外気に開口されている。また、伝動側軸端部に装着さ
れる継手13の内中央部が外気に通ずるような継手、例え
ばタワミ板を使用した継手又は十字継手等を使用する。
のである。実施例について図1,2を参照して、以下に
説明する。図1において、8aは同一内径の中空の回転
子軸で内径部にねじファン12が嵌合固着され、両軸端面
は外気に開口されている。また、伝動側軸端部に装着さ
れる継手13の内中央部が外気に通ずるような継手、例え
ばタワミ板を使用した継手又は十字継手等を使用する。
【0012】本実施例では中空軸の内径部全域にねじフ
ァンが構成されているが、図2に示すように中空軸の伝
動側の中空孔径をねじファン(12a)の外径より小さ
く穿設し、且つ大小の中空孔を直角又はテーパ状に連結
し、反伝動側にねじファン12aを設けてもよい。また、
実施例図では一重ねじファンを示しているが二重,三重
等に構成してもよい。
ァンが構成されているが、図2に示すように中空軸の伝
動側の中空孔径をねじファン(12a)の外径より小さ
く穿設し、且つ大小の中空孔を直角又はテーパ状に連結
し、反伝動側にねじファン12aを設けてもよい。また、
実施例図では一重ねじファンを示しているが二重,三重
等に構成してもよい。
【0013】上述の構成において、図1,図2に示して
あるものは反伝動側軸端より見て時計方向に回転軸が回
転した時、外気は反伝動側軸端より吸込まれて伝動側に
排出され、逆回転の場合はその反対となる。
あるものは反伝動側軸端より見て時計方向に回転軸が回
転した時、外気は反伝動側軸端より吸込まれて伝動側に
排出され、逆回転の場合はその反対となる。
【0014】上記は電気車両用主電動機として自己通風
形誘導電動機のものについて述べたが、他力通風形およ
び自己通風形,他力通風形の直流電動機12についても同
様である。
形誘導電動機のものについて述べたが、他力通風形およ
び自己通風形,他力通風形の直流電動機12についても同
様である。
【0015】また、上記の主電動機は自己通風形,他力
通風形に応用したものであるが全閉形の電動機について
も応用できる。
通風形に応用したものであるが全閉形の電動機について
も応用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、回転子の中空軸内に設
置したねじファンによって回転子軸を冷却し、軸受およ
び回転子鉄心の温度上昇を抑制でき、スペックオーバー
する恐れがなくなる。
置したねじファンによって回転子軸を冷却し、軸受およ
び回転子鉄心の温度上昇を抑制でき、スペックオーバー
する恐れがなくなる。
【図1】本発明に係る冷却装置付の電気車両用主誘導電
動機の縦断面図である。
動機の縦断面図である。
【図2】本願発明に係る電気車両用主電動機の回転子軸
の他の実施例図である。
の他の実施例図である。
【図3】従来の電気車両用主誘導電動機の縦断面図であ
る。
る。
1 フレーム 2 固定子鉄心 2a 固定子コイル 3 固定子鉄心 3a 固定子コイル 4 エアギャップ 5 風穴 6 軸受 7 軸受 8 回転子軸(ソリッド) 8a 回転子軸(中空) 8b 回転子軸(中空) 9 ファン 10 入気口 11 排気口 12 ねじファン 12a ねじファン 13 継手
Claims (2)
- 【請求項1】 軸の一方の端部に該軸端部が外気に開口
している伝動用の継手(13)が連結される電気車両用主
電動機の回転子軸(8a)に同一内径の中空孔を設け、
該中空孔に全域にわたりねじファン(12)を嵌合固着す
る。かつ、該ねじファン嵌合固着の両軸端面は開口す
る。以上のように構成されてなる電気車両用主電動機。 - 【請求項2】 請求項1記載のねじファの長さを短く
し、中空軸(8b)の伝動側の中空孔径をねじファン
(12a)の外径より小さく穿設し、且つ大小の中空孔
を直角又はテーパ状に連結し、中空軸(8b)の反伝動
側より内径部に嵌合固着した請求項1記載の電気車両用
主電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7208321A JPH0946960A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 電気車両用主電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7208321A JPH0946960A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 電気車両用主電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946960A true JPH0946960A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16554332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7208321A Pending JPH0946960A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 電気車両用主電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946960A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2400419A (en) * | 2003-04-12 | 2004-10-13 | Rolls Royce Plc | Air cooled bearing assembly |
DE102012205757A1 (de) * | 2012-04-10 | 2013-10-10 | Continental Automotive Gmbh | Rotor für eine rotierende elektrische Maschine und Motor-Getriebe-Einheit |
CN107294286A (zh) * | 2017-07-22 | 2017-10-24 | 佛山市正略信息科技有限公司 | 一种具有自风冷散热功能的电机 |
CN107512169A (zh) * | 2017-08-25 | 2017-12-26 | 佛山市陆地创锋科技有限公司 | 一种新型电动轮传动机构及其电动汽车 |
JP2019214257A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | マツダ株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
KR102111472B1 (ko) * | 2018-11-08 | 2020-05-15 | 김만식 | 전기 자동차용 감속기 |
CN112713695A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-27 | 中车永济电机有限公司 | 一种机车用冷却风扇电机 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7208321A patent/JPH0946960A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2400419A (en) * | 2003-04-12 | 2004-10-13 | Rolls Royce Plc | Air cooled bearing assembly |
GB2400419B (en) * | 2003-04-12 | 2006-07-19 | Rolls Royce Plc | Air cooled bearing |
US7118321B2 (en) | 2003-04-12 | 2006-10-10 | Rolls-Royce Plc | Air cooled bearing |
DE102012205757A1 (de) * | 2012-04-10 | 2013-10-10 | Continental Automotive Gmbh | Rotor für eine rotierende elektrische Maschine und Motor-Getriebe-Einheit |
CN107294286A (zh) * | 2017-07-22 | 2017-10-24 | 佛山市正略信息科技有限公司 | 一种具有自风冷散热功能的电机 |
CN107512169A (zh) * | 2017-08-25 | 2017-12-26 | 佛山市陆地创锋科技有限公司 | 一种新型电动轮传动机构及其电动汽车 |
JP2019214257A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | マツダ株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
KR102111472B1 (ko) * | 2018-11-08 | 2020-05-15 | 김만식 | 전기 자동차용 감속기 |
CN112713695A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-27 | 中车永济电机有限公司 | 一种机车用冷却风扇电机 |
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