JPH0954U - 液体式防振支持スリーブ - Google Patents

液体式防振支持スリーブ

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JPH0954U
JPH0954U JP006430U JP643096U JPH0954U JP H0954 U JPH0954 U JP H0954U JP 006430 U JP006430 U JP 006430U JP 643096 U JP643096 U JP 643096U JP H0954 U JPH0954 U JP H0954U
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 液体式防振支持スリーブに強い力が作用して
いるとき、液体用空洞の内部の支持面によって絞り通路
が閉ざされず、また支持面によって別の絞り通路が形成
されないようにする。 【解決手段】 2個の同心の剛性ある心金1と2がエラ
ストマー部材3で結合され、少なくとも2個の液密の空
洞4が形成される。これらの空洞は互いに絞り通路6で
連通しかつ液体Lで充満している。2個の心金の間に強
い半径方向の力が作用するとき、半径方向に接触するこ
とになるリム9が心金に備えられ、かつそれらは空洞の
軸方向外側に位置している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、互いに相手を取り巻いて好ましくは1周しており、少なくとも負荷 を受けても同軸、同心を保つ2個の管状の剛性のある心金を含む液体式防振支持 スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の心金は、この心金に接着されかつこの2個の心金の間に少なくとも2個 の液密な空洞を構成するように成型されたエラストマーの部材によって結合され ており、これらの空洞は絞り通路によって互いに連通し、かつ空洞も通路も共に 液体が充填されている。
【0003】 このような液体式防振支持スリーブは、スリーブの2個の心金に固定すること ができ、かつ2個の心金の共通軸に関して直径方向Dの振動を互いに受けること ができる2個の剛性ある部品の間に取り付けるように意図されており、その全体 は、この振動の少なくとも特定のものの場合に、液体が一つの空洞から絞り通路 を通って他の空洞へか又はその逆方向に交互に送り戻され、このことによって心 金の一つから他の心金への振動の伝達を減衰するのに適する共振現象がこの液体 中に発生される。
【0004】 問題のこの形式の防振支持スリーブは、例えば一方が車両のシャーシで他方が 内燃機関か、またはこの車両の前部か後部の連結車両との間に挿入するように意 図されている。
【0005】 このような心金の一方に、他方に対する強い力がD方向に働いている間、この 種のスリーブの二つの心金を結合する弾性体の変形の大きさを制限するために、 お互いが前記Dの方向で当たる即ち接触するように、これら2個の心金のそれぞ れに一つずつの支持面を持たせることが今までに提案されている。
【0006】 このように定義した防振支持スリーブの公知の構造においては、問題の支持面 は、同一の空洞の中の二つのはっきりした部分を支持面にしていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述の形式の構造には以下の欠点がある。即ち、前述の強い力が働いている間 に、液体用空洞の内部にストッパー面があることによって、絞り通路がこのッス トッパー自身によって閉ざされるおそれがあり、さらに前記支持面即ちストッパ ー面によって、同一空洞の中に別の絞り通路が形成されるおそれもあることであ る。
【0008】 この欠点を克服することが本考案の特別の目的であり、さらに好ましい実施形 態の中で、問題のスリーブが比較的小さい振幅、即ち0.5mm以下の振幅で、 比較的高い周波数、即ち20Hz以上を持つ振動を確実にろ波するようにするこ とが本考案の別の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的のため、本考案によれば、問題の形式のスリーブは、2個の心金間 に強い力が半径方向に働いている間、半径方向の相互接触をするように設計され ている支持面が、空洞の軸方向外側に位置を定められていることを基本的な特徴 としている。
【0010】 好ましい実施の形態では、さらに以下の仕組みの一つ及び/又はその他が加味 されている。
【0011】 二つの外側の支持面の一つが、2個の心金の一つに取り付けられた弾性あるビ ードによって形成されていること、 この弾性あるビードが、外側の心金の内側に取り付けられ、そして2個の心金 を互いに結合しているエラストマーの本体の一部になっている軸方向に張出した ビード部を構成すること、 半径方向ストッパーの目的を果たすために、ビード部と協同して働く第2の外 側支持面が、内側の心金の径が細くなった頸部から軸方向に伸びている、径の大 きい円筒形の部分であることである。
【0012】 本考案は、これらの主要特徴以外に、同時に用いることが好ましく、以下にさ らに明白に述べるその他の特徴を含んでいる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好ましい2,3の実施の形態を、これに限定されるものでない 添付図面について説明する。
【0014】 図1は本考案により構成される液体式防振支持スリーブの、図2の線I−Iに おける半縦断面図、図2は図1の線II−IIにおける半横断面図、図3は図1の矢 印III の方向から見た半側面図、 図4は本考案による同種の支持スリーブの、別の実施の形態の、図5の線IV− IVにおける半縦断面図、図5は図4の線V−Vにおける半横断面図、図6は図5 の線VI−VIにおける半縦断面図、 図7と図8はそれぞれ本考案によるもう一つの実施の形態の、図9の線VII − VII と、線VIII−VIIIにおける縦断面図、図9は図7の線IX−IXにおける横断面 図である。
【0015】 いずれの実施の形態においても、本考案による支持スリーブは以下のものを含 んでいる。即ち、 円形の金属製内側の心金1と、内側の心金1と同軸でかつその外を取り巻く円 形の金属製外側の心金2と、二つの心金1と2の間に、二つの液密の空洞4を構 成してこの二つの心金を互いに結合するエラストマー部材3とを含んでいる。
【0016】 内側の心金1は、これに接触して貫通するスピンドル(図示しない)に固定さ れるように意図されており、外側の心金2は、支持体5に固定されるように設計 されている。このスピンドルと支持体は、防振支持体を間に取り付けることが望 まれる例えば車両のエンジンとシャーシのような二つの要素にそれぞれ固定され る。
【0017】 空洞4は、絞り通路6を通して互いに連通している。これらの二つの空洞と絞 り通路には液体Lが充填されている。
【0018】 図1ないし図6の実施の形態においては、二つの心金1と2は円筒形の管であ り、そして絞り通路6は、内方へは内側の心金1の外面に掘られた環状の溝によ り、外方へは内側の心金1に接して取り巻いているリング7によって区画された 環状の断面を含み、さらに環状の断面を2個の空洞4と連通させるためのリング 7に形成された半径方向の2個の孔を含んでいる。
【0019】 エラストマー部材3は、同じ形状で平行な2枚の厚い円盤と、その間に構成さ れる空間を二つの空洞4に分割する2本の厚い腕とが軸方向に結合して構成され ている。
【0020】 エラストマー部材3の半径方向の変形の大きさを制限するために、部材3の外 側へ張出している内側の心金1の両端末部に、外径が外側の心金2の内径よりも やや小さく、エラストマー材製のリム9によってそれ自体が取り巻かれている、 2枚の厚い剛性のある円盤8が取り付けられている。
【0021】 外側の心金2は、軸方向にエラストマー部材3の外に伸びていて、その末端が リム9と半径方向に対向していてもよい。ただし、図1ないし図6の実施の形態 ではそのようになってはいない。
【0022】 図1ないし図6の場合は、外側の心金2が支持体5の中に圧入装着されたのち に、2個のリム9がこの支持体の表面の円筒状領域10と半径方向に対向するよ うになる。
【0023】 2個の心金1と2の一つが他に対して、図面上直径方向Dへ強い力を受けるこ とによりスリーブが激しい変形を受けると、リム9の少なくとも一つが、このD の方向で対向する領域10と接触する。この接触はリムの構成材料の弾性によっ て徐々に働く。したがって、スリーブの変形に対するしなやかでかつ効果的な制 限作用が得られる。
【0024】 なおその上、リム9が空洞4の外部にあるということから、絞り通路6が、こ の対向領域におけるこのリムの接触によって閉塞されたり、又は別の絞り通路が 生成されたりすることがない。このことによって、スリーブがその設計目的であ るショックアブソーバーとしての適確な役割を、あらゆる状況下において果たす ことが可能となる。
【0025】 このショックを吸収するという役目は、絞り通路6が終っている2個の孔に共 通な軸の方向のD方向に、この支持体に働く減衰させるべき振動のリズムと同じ リズムで、液体Lを絞り通路6を通して一つの空洞4から他の空洞へと交互に送 り返すという、それ自体公知の方法で達成されるということを思い出していただ きたい。
【0026】 通路6の寸法、特にその長さと断面積の比は次のように前以て決定される。即 ち、前述の交互の送り返しが、はっきりとした振幅と周波数をもつ振動の一つの 心金から次の心金への伝達を、効果的に防ぎ得る共振現象を、液体Lの中に発生 するように、前以て決定される。
【0027】 図7ないし図9に示すさらに別の実施の形態では、半径方向のストッパーの役 目を果たす弾性のあるリムは、エラストマー部材3によって形成される環状の壁 の外周部を構成するビード部11であって、これは外側の心金2の内面に接着さ れているものである。
【0028】 この場合には、前記壁のうちの径が小さい区域12は厚さを薄くしてあり、そ してビード部11のすぐ内側の環状空間を空けるため、軸方向に互いに接近させ てある。
【0029】 内側の心金1は、中央部のくびれた頸部14と、半径方向にビード部11と対 向するように配設された径の大きい円筒形端部15とを有する、空中こまの形を した管によってその外面が形成されている。
【0030】 厚さを薄くしかつ接近させられた区域12は、心金1の頸部14を径の拡張し た端部15につなぐ裾広がりの環状の区域16に接着されている。
【0031】 この構成は、これにより弾性ある区域12が変形に際して圧縮ばかりでなく曲 げにも作用し得るという点で有利である。この場合も、絞り通路は半径方向の2 個の孔に通ずる環状の断面を含んでいる。
【0032】 しかし、この場合、半径方向の2個の孔は心金1の頸部14に形成され、そし て環状断面は、その外方がこの頸部の内面によって限られ、それ以外の部分は頸 部に接して設置されるリングであって外向きに開いたU字形の軸方向半断面を有 する環状のリング17によって仕切られている。
【0033】 リング17と頸部14の間の液密性は、心金1の内面を裏打ちするエラストマ ー材製ブッシング18によって確保される。
【0034】 このブッシングは、前に述べた取り付け用スピンドルの収容場所の役目を果た す円筒形に通し孔19によって軸方向に形成される。
【0035】 心金1と総てのエラストマー材による部分11,12,18との良好な接着を 確保するため、これらは一体成型法で製造され、さらに、心金1の末広がりの区 域16の明けられた孔であって成型作業中にはこれにもエラストマー材が埋めら れる連通孔20が設けられている。
【0036】 図7ないし図9の構造をとれば、構造の重要な利点を構成する外側のストッパ ーをも含めて、スリーブの外周部分の軸方向全長に、比較的小さな寸法を与える ことが容易に可能である。
【0037】 通常はフォークの2本の腕の間にこの内側の心金を取り付けることに関係して 、このスリーブをこれによって接続される要素間の適正位置に設置するという点 で、実際においては心金1に最大の軸方向長さを与える必要がある。
【0038】 この問題に関しては、管の端部15の直径を増すことによって、フォーク中に このように把持されたスリーブに比較的大きい支持面積が与えられるようになる ということを注意すべきである。
【0039】 前の実施の形態におけると同様、後者の実施の形態においても、スリーブのD 方向の大きな振幅での半径方向の変形は、心金1の端部15に対して対向するビ ード部11が徐々に当たっていくことを意味する。このようにして、これらの変 形は柔軟性をもってかつ効果的に制限される。
【0040】 改善された実施の形態にあっては、前述の形式のスリーブは、絞り通路を流れ る液体中に共振現象を起こさせることによって、比較的大きい振幅で比較的低い 周波数の振動を減衰させ得るばかりでなく、絞り通路中の液体を共振させること を避けることによって、より小さい即ち0.5mm以下の振幅で、より高い周波 数即ち20Hz以上の周波数の特定の振動をろ波することを可能にする。
【0041】 この目的のために、空洞4の少なくとも一つの中に、液密で可撓性の薄い壁2 2により仕切られた空気チェンバー21かそれに類するもの(図4ないし図6参 照)が配置される。
【0042】 空洞4に前記のようなチェンバー21を取り入れることは、半径方向の変形の ストッパーを空洞中に設けずに空洞外に設けることによって可能となる。
【0043】 チェンバー21は、例えば少し圧縮された空気又は他のガスを入れるのが好ま しいゴム製の管状の袋即ちチェンバーにより構成され、この袋は断面的に見て、 変形自在の中央部分と、エラストマー部材3を構成する円盤状の2枚の壁体を取 り巻く二つの金属環23と外側の心金2との間に把持される、両側の部分とに分 けられる。このチェンバー21は、空洞4の一つだけに設けてもよい。
【0044】 図4ないし図6に例示されている実施の形態においては、この二つのチェンバ ー21はそれぞれ二つの空洞4に設けられており、この二つのチェンバーは、連 続する同一の環状の袋の部分二つで構成され、しかもその間が常に連通している 。図6に見られるように、この袋に対してはエラストマー部材3の構成要素であ る半径方向に伸びる腕と、外側の心金2との間に挟まれている袋の断面の中央部 分に、一つの通路が確保されている。2本の金属環23はこの目的のために2個 の片寄らせた架橋部分24によって軸方法に相互に接続されている。
【0045】 この方式は、二つのチェンバー21の一方が収縮するとそれに伴って自動的に 別のチェンバーが膨張し、またその逆のことも行われるという利点がある。
【0046】 二つの心金1と2の何れか一つにD方向に与えられる、比較的小さい振幅で比 較的高い周波数の変形は、絞り通路6中への液体の送り返しによってではなくて 、各チェンバーの変形によって置き換えられ、これが他の心金への振動伝達を回 避させる。
【0047】 前述の空気又はガスのチェンバー21は、閉鎖した小室をなす発泡材料製クッ ションのような変形可能なもので置き換えてもよい。
【0048】 図1ないし図3、及び図7ないし図9には、エラストマー部材3を囲み、そし て部材中にこの空洞を形成するために設計された中子が通り得るように、空洞4 に半径方向に面した孔が明けられている剛性の管25の断面が見られる。液体L がスリーブに充満するように、この管25と外側の心金2の両方を液体Lの槽中 に浸しておいて、外側の心金2にこの管25が圧入される。
【0049】 この管25と外側の心金2との間の液密性は、部材3に形成されたエラストマ ー材のリブ、即ち縁部によって確保される。この目的のために、管25を構成し ている剛性の要素が半径方向において制限されている。即ち、前記要素は、この 要素を閉じ込めるエラストマー部材3の領域の幅よりも狭く作られていて、それ により前記リブがこの要素に沿って半径方向にはみ出る。
【0050】 その結果、そしていかなる実施例が採用されても、その構造、作用及び利点が 前述によって十分に明らかであるような液体式共振スリーブが最終的に提供され る。
【0051】 本考案は、自明のように、そして前述からも分かるように、ここに特に取り上 げた応用と実施の形態には制約されずに総ての変形例を包含するものである。
【0052】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ストッパー面即ち支持面を液体用空洞の外側に 設けたため、絞り通路がストッパー自身によって閉ざされるおそれがなく、また 同一空洞内に別の通路が形成されるおそれもないために、支持スリーブがショッ クアブソーバとしての適格な役割をあらゆる状況下において果たすことができる という効果があり、さらに空気又はガスを封入したゴム製の管状のチェンバーを 空洞内に設けて、絞り通路の中の液体の共振を避けるようにしたため、比較的小 さい振幅で高い周波数の振動をも確実にろ波し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による液体式防振支持スリーブの、図2
の線I−Iにおける半縦断面図である。
【図2】図1の線II−IIにおける半横断面図である。
【図3】図1の矢印III の方向から見た半側面図であ
る。
【図4】本考案による液体式防振支持スリーブの別の実
施の形態の、図5の線IV−IVにおける半縦断面図であ
る。
【図5】図4の線V−Vにおける半横断面図である。
【図6】図5の線VI−VIにおける半縦断面図である。
【図7】本考案による液体式防振支持スリーブのさらに
別の実施の形態の、図9の線VII −VII における縦断面
図である。
【図8】図7と同様の図で、図9の線VIII−VIIIにおけ
る縦断面図である。
【図9】図7の線IX−IXにおける横断面図である。
【符号の説明】
1 内側の心金 2 外側の心金 3 エラストマー部材 4 空洞 5 支持体 6 絞り通路 7,17 リング 8 円盤 9 リム 10 円筒状領域 11 ビード部 12 区域 14 頸部 15 円筒形端部/拡張した端部 16 環状の区域 18 ブッシング 19 通し孔 20 連通孔 21 チェンバー 22 壁 23 金属環 24 架橋部分 25 管

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー部材によって相互に接着さ
    れて結合し、かつ少なくとも2個の液密の空洞を形成す
    るように形づくられ、相互に相手を囲む2個の管状の剛
    性ある心金と、相互に絞り通路によって連通しかつ該通
    路と同様に液体(L)が充満している前記空洞と、 2個の前記心金の間で半径方向の強い力が働く間に、支
    持スリーブの液体の作用方向(D)に、半径方向に押圧
    し合う2個の前記心金上に、それぞれ配設された支持面
    とを有する支持スリーブにおいて、 前記支持面が、前記空洞の軸方向外側に位置することを
    特徴とする液体式防振支持スリーブ。
  2. 【請求項2】 前記外側に配設された支持面の内の一つ
    が、前記2個の心金の一つに付設された弾性あるビード
    によって形成され、該弾性あるビードが、外側の心金の
    内側に配設され、かつ前記2個の心金を互いに結合する
    前記エラストマー部材からなる軸方向に張出したビード
    部を形成する、請求項1に記載の液体式防振支持スリー
    ブ。
  3. 【請求項3】 半径方法のストッパの目的を果たすため
    に、前記ビード部と協同して働く前記外側に配設された
    第2の支持面が、内側の心金の細くなっている頸部から
    軸方向に伸長している、内側の心金の広がった円筒状部
    分である、請求項2に記載の液体式防振支持スリーブ。
JP1996006430U 1986-03-19 1996-07-05 液体式防振支持スリーブ Expired - Lifetime JP2576141Y2 (ja)

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