JPH10110726A - 油圧減衰弾性軸受 - Google Patents
油圧減衰弾性軸受Info
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- JPH10110726A JPH10110726A JP9256871A JP25687197A JPH10110726A JP H10110726 A JPH10110726 A JP H10110726A JP 9256871 A JP9256871 A JP 9256871A JP 25687197 A JP25687197 A JP 25687197A JP H10110726 A JPH10110726 A JP H10110726A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
- F16F13/1409—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially characterised by buffering features or stoppers
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 様々な用途又は動作範囲において異なるバイ
アス又はプレストレスを経済的に有し得る油圧減衰ゴム
／弾性軸受を提供すること。 【解決手段】 内側部即ち内側管と該内側管に対して同
軸に或いは偏心して位置決めされた外側管とを有する油
圧減衰弾性軸受。外側管は、内側管から一定距離離間し
て位置している。油圧減衰弾性軸受は、また、内側管と
外側管との間に挿入されたゴム部を有する。ゴム部内に
は、減衰流体が充填された少なくとも一つの室が設けら
れている。室の外側には、外側管に対して直接又は間接
に接続されて内側部と外側管との間を径方向に延びる少
なくとも一つの弾性止め体が設けられている。
アス又はプレストレスを経済的に有し得る油圧減衰ゴム
／弾性軸受を提供すること。 【解決手段】 内側部即ち内側管と該内側管に対して同
軸に或いは偏心して位置決めされた外側管とを有する油
圧減衰弾性軸受。外側管は、内側管から一定距離離間し
て位置している。油圧減衰弾性軸受は、また、内側管と
外側管との間に挿入されたゴム部を有する。ゴム部内に
は、減衰流体が充填された少なくとも一つの室が設けら
れている。室の外側には、外側管に対して直接又は間接
に接続されて内側部と外側管との間を径方向に延びる少
なくとも一つの弾性止め体が設けられている。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、内側部即ち内側管
と該内側管に対して同軸に或いは偏心して位置決めされ
た外側管とを有する油圧減衰ゴム／弾性軸受に関する。
外側管は、内側管から一定距離を置いて配設される。油
圧減衰弾性軸受は、また、内側管と外側管との間に挿入
されるゴム部を有する。ゴム部内には、減衰流体を充填
した少なくとも一つの室が形成されている。
と該内側管に対して同軸に或いは偏心して位置決めされ
た外側管とを有する油圧減衰ゴム／弾性軸受に関する。
外側管は、内側管から一定距離を置いて配設される。油
圧減衰弾性軸受は、また、内側管と外側管との間に挿入
されるゴム部を有する。ゴム部内には、減衰流体を充填
した少なくとも一つの室が形成されている。
【０００２】
【従来の技術】外側軸受スリーブと弾性体を介して内側
に保持される内側部とを備えて弾性体が内側部の上下に
ばね移動室として機能する凹部を有するゴム軸受は、一
般に知られている（例えば、独国特許第２７５５１１７
号公報）。この実施形態では、減衰媒体による油圧減衰
は提供されていない。金属製の内側部には、凹部に隣接
した外側面の一方に、長手方向に延びて弾性止め体が挿
入される凹部が設けられている。
に保持される内側部とを備えて弾性体が内側部の上下に
ばね移動室として機能する凹部を有するゴム軸受は、一
般に知られている（例えば、独国特許第２７５５１１７
号公報）。この実施形態では、減衰媒体による油圧減衰
は提供されていない。金属製の内側部には、凹部に隣接
した外側面の一方に、長手方向に延びて弾性止め体が挿
入される凹部が設けられている。
【０００３】更に、減衰媒体を充填した室の外側に止め
体を設けた油圧減衰ゴム軸受が、一般に知られている
（例えば、米国特許第４９５８８１１号に対応する独国
特許第３８１８２８７号）。これらの止め体は、径方向
内側部に取り付けられており、ゴム部の肩部と共働す
る。この場合、止め体の形状及び室を形成するゴム部の
形状は、適当なものでなければならない。
体を設けた油圧減衰ゴム軸受が、一般に知られている
（例えば、米国特許第４９５８８１１号に対応する独国
特許第３８１８２８７号）。これらの止め体は、径方向
内側部に取り付けられており、ゴム部の肩部と共働す
る。この場合、止め体の形状及び室を形成するゴム部の
形状は、適当なものでなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、様々
な用途又は動作範囲において異なるバイアス又はプレス
トレスを経済的に有し得る油圧減衰ゴム／弾性軸受を提
供することである。
な用途又は動作範囲において異なるバイアス又はプレス
トレスを経済的に有し得る油圧減衰ゴム／弾性軸受を提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、室の外側に少
なくとも一つの弾性止め体を配設することにより、少な
くとも一つの好適な実施形態に従って上記目的を達成し
得ることを教示する。止め体は、外側管に直接又は間接
に接続されて外側管と内側部との間を径方向に延びる。
なくとも一つの弾性止め体を配設することにより、少な
くとも一つの好適な実施形態に従って上記目的を達成し
得ることを教示する。止め体は、外側管に直接又は間接
に接続されて外側管と内側部との間を径方向に延びる。
【０００６】付加的な好適な特徴によれば、止め体は、
環状部品上に配設される。環状部品は、その外径により
又は外径を介して、外側管の内側に保持される。換言す
れば、且つ、本発明のもう一つの可能な実施形態によれ
ば、環状部品は、外側管内に挿入するとき外側管の内径
に圧接するように寸法決めすることができる。また、環
状部品は、外側管内に挿入するときに外側管の内径に滑
り嵌め又は締り嵌めされるように寸法決めすることもで
きる。外側管の内径に接触しているため、環状部品は止
め体と共に、外側管内の略固定位置に保持することがで
きる。
環状部品上に配設される。環状部品は、その外径により
又は外径を介して、外側管の内側に保持される。換言す
れば、且つ、本発明のもう一つの可能な実施形態によれ
ば、環状部品は、外側管内に挿入するとき外側管の内径
に圧接するように寸法決めすることができる。また、環
状部品は、外側管内に挿入するときに外側管の内径に滑
り嵌め又は締り嵌めされるように寸法決めすることもで
きる。外側管の内径に接触しているため、環状部品は止
め体と共に、外側管内の略固定位置に保持することがで
きる。
【０００７】本発明の一つの利点は、止め体が環状部品
と共に種々の用途に使用し得るので、止め体を変更し、
様々なバイアスやプレストレスを加えることにより、一
つの標準的なゴム軸受を多くの異なる目的に使用するこ
とができる、ことに在る。換言すれば、且つ、本発明の
もう一つの可能な実施形態によれば、種々の止め体を環
状部品と組み合わせて用いることができる。異なる止め
体は異なる特性を有するので、環状部品及び止め体を外
側管に挿入すると、油圧減衰弾性軸受は異なる特性を付
与される。即ち、予め選定した止め体と共に環状部品を
標準的なゴム／弾性軸受に挿入することにより、標準的
な弾性軸受に所望の減衰特性を付与することができる。
選定された止め体を備えた環状部品を挿入することによ
り標準的な弾性軸受の減衰特性を変更可能であるので、
標準的な弾性軸受を種々の異なる目的に使用することが
できる。また、状況毎に異なる弾性軸受を使用する代わ
りに、標準的な弾性軸受に異なる止め体を環状部品と共
に用いて同じ特性を得ることができるので、弾性軸受を
用いた他の装置の製造及び組み立ても容易になる。
と共に種々の用途に使用し得るので、止め体を変更し、
様々なバイアスやプレストレスを加えることにより、一
つの標準的なゴム軸受を多くの異なる目的に使用するこ
とができる、ことに在る。換言すれば、且つ、本発明の
もう一つの可能な実施形態によれば、種々の止め体を環
状部品と組み合わせて用いることができる。異なる止め
体は異なる特性を有するので、環状部品及び止め体を外
側管に挿入すると、油圧減衰弾性軸受は異なる特性を付
与される。即ち、予め選定した止め体と共に環状部品を
標準的なゴム／弾性軸受に挿入することにより、標準的
な弾性軸受に所望の減衰特性を付与することができる。
選定された止め体を備えた環状部品を挿入することによ
り標準的な弾性軸受の減衰特性を変更可能であるので、
標準的な弾性軸受を種々の異なる目的に使用することが
できる。また、状況毎に異なる弾性軸受を使用する代わ
りに、標準的な弾性軸受に異なる止め体を環状部品と共
に用いて同じ特性を得ることができるので、弾性軸受を
用いた他の装置の製造及び組み立ても容易になる。
【０００８】付加的な実施形態において、二つの止め体
は、互いに直径方向に対向して設けられている。対応す
る環状部品に止め体を正確に接合するために、本発明
は、環状部品の止め体取り付け部分に少なくとも一つの
凹部を設ける、ことを教示する。付加的な実施形態にお
いて、止め体は、ゴム／弾性材料、プラスチック、又は
プラスチック類似の材料から形成される。
は、互いに直径方向に対向して設けられている。対応す
る環状部品に止め体を正確に接合するために、本発明
は、環状部品の止め体取り付け部分に少なくとも一つの
凹部を設ける、ことを教示する。付加的な実施形態にお
いて、止め体は、ゴム／弾性材料、プラスチック、又は
プラスチック類似の材料から形成される。
【０００９】本発明の上述した実施形態は、以下、添付
図面を参照して詳細に説明される。本明細書で「発明」
という言葉を用いる場合は、「発明」は、複数の発明を
含む。「発明」と述べることにより、本出願人は、本願
が一つ以上の特許性を有して非自明で識別可能な発明を
含まないということを認めるものではなく、本願が一つ
以上の特許性を有して非自明で識別可能な発明を含むと
いうことを主張するものである。本出願人は、本願が一
つ以上の発明を含むことができ、且つ一つ以上の発明が
存する場合には、これらの発明は、互いに対して特許性
を有して非自明である、ということを主張する。
図面を参照して詳細に説明される。本明細書で「発明」
という言葉を用いる場合は、「発明」は、複数の発明を
含む。「発明」と述べることにより、本出願人は、本願
が一つ以上の特許性を有して非自明で識別可能な発明を
含まないということを認めるものではなく、本願が一つ
以上の特許性を有して非自明で識別可能な発明を含むと
いうことを主張するものである。本出願人は、本願が一
つ以上の発明を含むことができ、且つ一つ以上の発明が
存する場合には、これらの発明は、互いに対して特許性
を有して非自明である、ということを主張する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した実施形態
に基づき、本発明を詳細に説明する。図１に示した油圧
減衰ゴム／弾性軸受は、内側部即ち内側管１と、該内側
部１に対して同軸に位置決めされた外側管２と、を含む
ことができる。内側管１と外側管２との間には、ゴム／
弾性部３を挿入してもよい。減衰媒体を充填した各室４
は、好ましくは油圧的に互いに接続されている。ゴム部
３は、内側管１及び中間部７に対して好ましくは恒久的
に接続されている。内側管１への接続は、例えば、加硫
により行うことができ、外側管２への接続は、複数の金
属環を介して行うことができる。
に基づき、本発明を詳細に説明する。図１に示した油圧
減衰ゴム／弾性軸受は、内側部即ち内側管１と、該内側
部１に対して同軸に位置決めされた外側管２と、を含む
ことができる。内側管１と外側管２との間には、ゴム／
弾性部３を挿入してもよい。減衰媒体を充填した各室４
は、好ましくは油圧的に互いに接続されている。ゴム部
３は、内側管１及び中間部７に対して好ましくは恒久的
に接続されている。内側管１への接続は、例えば、加硫
により行うことができ、外側管２への接続は、複数の金
属環を介して行うことができる。
【００１１】本発明のもう一つの可能な実施形態によれ
ば、内側部１は、中心軸線を有することができる（図７
参照）。内側部１は、外側管２に対して同軸でもよい
し、軸線がずれていてもよい。ゴム／弾性部３は、加
硫、接着、その他の適当な方法により、内側部１に接続
することができる。ゴム／弾性部３は、外側管２の近傍
に位置する中間部９（図７及び８参照）に接続すること
ができる。中間部９は、金属環その他の剛体として構成
することができる。
ば、内側部１は、中心軸線を有することができる（図７
参照）。内側部１は、外側管２に対して同軸でもよい
し、軸線がずれていてもよい。ゴム／弾性部３は、加
硫、接着、その他の適当な方法により、内側部１に接続
することができる。ゴム／弾性部３は、外側管２の近傍
に位置する中間部９（図７及び８参照）に接続すること
ができる。中間部９は、金属環その他の剛体として構成
することができる。
【００１２】図１及び図２に示した油圧減衰ゴム／弾性
軸受は、好ましくは、室４の外側に、複数の止め体５を
有する。各止め体５は、ゴム／弾性軸受の両端面に位置
決めすることができる。それにより、環形部品６（図７
及び図８参照）を介して、各止め体５を外側管２に対し
て固定することができる。各止め体５は、内側部１に向
けて径方向内側に延びることができる。対応する止めと
減衰条件は、止め体５と内側部１との間に適当な距離を
設けることにより且つ止め体５を形成する材料を選定す
ることにより達成される、ことが好ましい。
軸受は、好ましくは、室４の外側に、複数の止め体５を
有する。各止め体５は、ゴム／弾性軸受の両端面に位置
決めすることができる。それにより、環形部品６（図７
及び図８参照）を介して、各止め体５を外側管２に対し
て固定することができる。各止め体５は、内側部１に向
けて径方向内側に延びることができる。対応する止めと
減衰条件は、止め体５と内側部１との間に適当な距離を
設けることにより且つ止め体５を形成する材料を選定す
ることにより達成される、ことが好ましい。
【００１３】本発明のもう一つの可能な実施形態によれ
ば、各止め体５は、ゴム／弾性軸受の軸線方向両端部の
近傍に位置決めすることができる。更に、ゴム／弾性軸
受の止め位置と減衰条件は、ゴム／弾性軸受内に用いら
れる各止め体５の種類と大きさにより、決定してもよ
い。内側部１は、隣接部品（図示せず）に対する内側部
１の取付けを確実にするための中央内腔を備えることが
できる。これにより、外側管２は、別の隣接部品（図示
せず）の対応する内腔内に取り付けることができる。
ば、各止め体５は、ゴム／弾性軸受の軸線方向両端部の
近傍に位置決めすることができる。更に、ゴム／弾性軸
受の止め位置と減衰条件は、ゴム／弾性軸受内に用いら
れる各止め体５の種類と大きさにより、決定してもよ
い。内側部１は、隣接部品（図示せず）に対する内側部
１の取付けを確実にするための中央内腔を備えることが
できる。これにより、外側管２は、別の隣接部品（図示
せず）の対応する内腔内に取り付けることができる。
【００１４】本発明のもう一つの可能な実施形態によれ
ば、内側部１は、中心軸線を中心として中央内腔１０
（図７及び図８参照）を有することができる。中央内腔
１０は、隣接部品にゴム／弾性軸受を取り付けるために
使用することができる。図３及び図４は、別個の部品と
しての環状部品６に組み付けた止め体５の二つの図であ
る。環状部品６は、好ましくは、包囲部品、例えば、薄
板金から切断されて環状部品を形成するように溶接され
た部品として実現される。各止め体５は、環状部品６上
に互いに直径方向に対向して固定することができる。止
め体５は、図６に示したように、凹部７内に嵌合するこ
とができ、ゴム−エラストマ部品を使用する場合は二つ
の部品を互いに取り外し不能に加硫処理することができ
る。
ば、内側部１は、中心軸線を中心として中央内腔１０
（図７及び図８参照）を有することができる。中央内腔
１０は、隣接部品にゴム／弾性軸受を取り付けるために
使用することができる。図３及び図４は、別個の部品と
しての環状部品６に組み付けた止め体５の二つの図であ
る。環状部品６は、好ましくは、包囲部品、例えば、薄
板金から切断されて環状部品を形成するように溶接され
た部品として実現される。各止め体５は、環状部品６上
に互いに直径方向に対向して固定することができる。止
め体５は、図６に示したように、凹部７内に嵌合するこ
とができ、ゴム−エラストマ部品を使用する場合は二つ
の部品を互いに取り外し不能に加硫処理することができ
る。
【００１５】図５は、単一部品としての環状部品６を示
すが、図１に示したゴム部３の形状に応じて、環状部品
６は、ゴム軸受内で利用可能な空間を効率よく利用した
適当な形状を有することができる。表面積が大きい二つ
の部品は、止め体５を保持するように構成されており、
対応する薄い包囲部品は環状部品６を外側管２内に圧入
するように構成されている。
すが、図１に示したゴム部３の形状に応じて、環状部品
６は、ゴム軸受内で利用可能な空間を効率よく利用した
適当な形状を有することができる。表面積が大きい二つ
の部品は、止め体５を保持するように構成されており、
対応する薄い包囲部品は環状部品６を外側管２内に圧入
するように構成されている。
【００１６】本発明のもう一つの可能な実施形態によれ
ば、環状部品６は、ゴム／弾性部３と組み合わせて使用
した場合、ゴム／弾性軸受内の空間の効果的な利用を行
い得る形状を有することができる。環状部品６は、好ま
しくは、幅の狭いリング部と該幅の狭いリング部から突
出した部分とを備えることができる。幅の狭いリング部
は、外側管２の内側に環状部品６を保持するために用い
ることができる。環状部品６から突出した部分は、寸法
が大きいので、止め体５を保持するために使用すること
ができる。
ば、環状部品６は、ゴム／弾性部３と組み合わせて使用
した場合、ゴム／弾性軸受内の空間の効果的な利用を行
い得る形状を有することができる。環状部品６は、好ま
しくは、幅の狭いリング部と該幅の狭いリング部から突
出した部分とを備えることができる。幅の狭いリング部
は、外側管２の内側に環状部品６を保持するために用い
ることができる。環状部品６から突出した部分は、寸法
が大きいので、止め体５を保持するために使用すること
ができる。
【００１７】止め体５の加硫時、環状部品６の図６に示
した凹部７は、環状部品６と止め体５との間の相応じて
大きい接続面として機能することができる。止め体５の
凹部をプラスチック材料、ゴム−エラストマ配合物、硬
質ゴム又は金属から形成可能であることは、完全に想到
し得ることである。本発明のもう一つの可能な実施形態
によれば、環状部品６の凹部７を形成する部分及び環状
部品６と各止め体５との間の接続面を、プラスチック材
料、ゴム−エラストマ配合物、硬質ゴム又は金属から形
成することができる。
した凹部７は、環状部品６と止め体５との間の相応じて
大きい接続面として機能することができる。止め体５の
凹部をプラスチック材料、ゴム−エラストマ配合物、硬
質ゴム又は金属から形成可能であることは、完全に想到
し得ることである。本発明のもう一つの可能な実施形態
によれば、環状部品６の凹部７を形成する部分及び環状
部品６と各止め体５との間の接続面を、プラスチック材
料、ゴム−エラストマ配合物、硬質ゴム又は金属から形
成することができる。
【００１８】本発明のもう一つの可能な実施形態におい
て、内側管１を軸又はボルト（図示せず）上に取り付け
ることができると共に、外側管を自動車（図示せず）の
部品に取り付けることができる。ゴム／弾性軸受は、好
ましくは、内側管１に接続された軸と外側管２に接続さ
れた部品との間の振動を減衰するために使用することが
できる。
て、内側管１を軸又はボルト（図示せず）上に取り付け
ることができると共に、外側管を自動車（図示せず）の
部品に取り付けることができる。ゴム／弾性軸受は、好
ましくは、内側管１に接続された軸と外側管２に接続さ
れた部品との間の振動を減衰するために使用することが
できる。
【００１９】以上例示して記載された軸受は、自動車、
特に、車輪緩衝装置、舵取りリンク機構、タイロッド接
続部等に使用可能であることは想到し得ることである。
勿論、本発明による軸受の他の用途も可能であり、直前
に例示したものを網羅的なものと見做すべきではない。
本発明の一つの特徴は、概して、内側部と、該内側部か
ら一定距離離間すると共に該内側部に対して同軸に或い
は偏心して位置決めされた外側管と、減衰流体を充填し
た少なくとも一つの室を含んで前記内側部と外側管との
間に挿入されたゴム部とを備えて、油圧減衰ゴム軸受で
あって、室４の外側に、外側管２に直接又は間接に接続
されて内側部１と外側管２との間で径方向に延びる少な
くとも一つの弾性止め体５を設けた、ことを特徴とする
油圧減衰ゴム軸受に在る。
特に、車輪緩衝装置、舵取りリンク機構、タイロッド接
続部等に使用可能であることは想到し得ることである。
勿論、本発明による軸受の他の用途も可能であり、直前
に例示したものを網羅的なものと見做すべきではない。
本発明の一つの特徴は、概して、内側部と、該内側部か
ら一定距離離間すると共に該内側部に対して同軸に或い
は偏心して位置決めされた外側管と、減衰流体を充填し
た少なくとも一つの室を含んで前記内側部と外側管との
間に挿入されたゴム部とを備えて、油圧減衰ゴム軸受で
あって、室４の外側に、外側管２に直接又は間接に接続
されて内側部１と外側管２との間で径方向に延びる少な
くとも一つの弾性止め体５を設けた、ことを特徴とする
油圧減衰ゴム軸受に在る。
【００２０】本発明のもう一つの特徴は、概して、前記
止め体５が環状部品６上に位置していることを特徴とす
るゴム軸受に在る。本発明の更にもう一つの特徴は、概
して、環状部品６が外側管２の内側でその外径により或
いはその外径を介して保持されていることを特徴とする
ゴム軸受に在る。
止め体５が環状部品６上に位置していることを特徴とす
るゴム軸受に在る。本発明の更にもう一つの特徴は、概
して、環状部品６が外側管２の内側でその外径により或
いはその外径を介して保持されていることを特徴とする
ゴム軸受に在る。
【００２１】本発明の更に別の特徴は、概して、二つの
止め体５が互いに直径方向に対向して設けられているこ
とを特徴とするゴム軸受に在る。本発明の更に別の特徴
は、概して、止め体５を保持する止め体５取付け部分近
傍に環状部品６が少なくとも一つの凹部を備えているこ
とを特徴とするゴム軸受に在る。
止め体５が互いに直径方向に対向して設けられているこ
とを特徴とするゴム軸受に在る。本発明の更に別の特徴
は、概して、止め体５を保持する止め体５取付け部分近
傍に環状部品６が少なくとも一つの凹部を備えているこ
とを特徴とするゴム軸受に在る。
【００２２】本発明のもう一つの特徴は、概して、止め
体５が弾性材料から形成されていることを特徴とするゴ
ム軸受に在る。本発明の更にもう一つの特徴は、概し
て、止め体５がプラスチック又はプラスチック類似の材
料から形成されていることを特徴とするゴム軸受に在
る。本発明を利用し得る或いは本発明の観点での使用に
適する油圧減衰軸受の例は、米国特許第４８９３７９９
号、同第４９５３９３３号、同第４９５８８１１号、同
第４９８２９３８号、同第５０４８８０３号、同第５０
８０３３１号、同第５１８１６９８号、同第５２５９６
００号、同第５３０５９９１号、同第５４９２３１０
号、及び米国特許出願第０８／８２６５６２号の各公報
に記載されている。
体５が弾性材料から形成されていることを特徴とするゴ
ム軸受に在る。本発明の更にもう一つの特徴は、概し
て、止め体５がプラスチック又はプラスチック類似の材
料から形成されていることを特徴とするゴム軸受に在
る。本発明を利用し得る或いは本発明の観点での使用に
適する油圧減衰軸受の例は、米国特許第４８９３７９９
号、同第４９５３９３３号、同第４９５８８１１号、同
第４９８２９３８号、同第５０４８８０３号、同第５０
８０３３１号、同第５１８１６９８号、同第５２５９６
００号、同第５３０５９９１号、同第５４９２３１０
号、及び米国特許出願第０８／８２６５６２号の各公報
に記載されている。
【００２３】本発明を利用し得る或いは本発明の観点で
の使用に適するゴム／弾性軸受の例は、米国特許第５３
４００９４号、同第５３４００９３号、同第５３１８２
８３号、同第５３１６２７４号、同第５２７１６７８号
及び同第５２０５５４５号の各公報に記載されている。
本発明の観点で利用可能で且つ使用に適した加硫工程の
例は、米国特許第５３３２７８７号、同第５２４０６６
９号、同第５２３８６４３号及び同第５２１０１５２号
の各公報に記載されている。
の使用に適するゴム／弾性軸受の例は、米国特許第５３
４００９４号、同第５３４００９３号、同第５３１８２
８３号、同第５３１６２７４号、同第５２７１６７８号
及び同第５２０５５４５号の各公報に記載されている。
本発明の観点で利用可能で且つ使用に適した加硫工程の
例は、米国特許第５３３２７８７号、同第５２４０６６
９号、同第５２３８６４３号及び同第５２１０１５２号
の各公報に記載されている。
【００２４】本発明の観点で利用可能で且つ使用に適し
た加硫工程及び同様の工程を用いた封止の例は、米国特
許第５０３４８５２号、同第４９４３０７０号、同第４
８１９９５３号、同第４０７５７５５号及び同第４７４
６１３０号の各公報に記載されている。本発明を利用し
得る或いは本発明の観点での使用に適するエラストマ又
は弾性材料の例は、米国特許第５４７３０１７号、同第
５４７２７８２号、同第５４５８９３５号、同第５４５
１６４０号、同第５４５１４３９号、同第５４３６２９
５号、同第５４３６２９０号、同第５４１６１４６号、
同第５４１０００９号、同第５３９７８３２号、同第５
３８５７７５号、同第５１６９７０６号、同第５１１６
６６２号、同第５１１４７８１号及び同第４９８１７４
７号の各公報に記載されている。
た加硫工程及び同様の工程を用いた封止の例は、米国特
許第５０３４８５２号、同第４９４３０７０号、同第４
８１９９５３号、同第４０７５７５５号及び同第４７４
６１３０号の各公報に記載されている。本発明を利用し
得る或いは本発明の観点での使用に適するエラストマ又
は弾性材料の例は、米国特許第５４７３０１７号、同第
５４７２７８２号、同第５４５８９３５号、同第５４５
１６４０号、同第５４５１４３９号、同第５４３６２９
５号、同第５４３６２９０号、同第５４１６１４６号、
同第５４１０００９号、同第５３９７８３２号、同第５
３８５７７５号、同第５１６９７０６号、同第５１１６
６６２号、同第５１１４７８１号及び同第４９８１７４
７号の各公報に記載されている。
【００２５】出典を明記することによりその開示内容を
本願明細書の一部とした前記各公報に開示された各部品
は、本発明の各実施形態並びにその等価物に使用しても
よい。添付各図面は、少なくとも本発明の一実施形態に
おいては全寸法、割合及び/又は形状を含め全体として
正確な比率で縮尺されており、本願明細書の一部を構成
する。
本願明細書の一部とした前記各公報に開示された各部品
は、本発明の各実施形態並びにその等価物に使用しても
よい。添付各図面は、少なくとも本発明の一実施形態に
おいては全寸法、割合及び/又は形状を含め全体として
正確な比率で縮尺されており、本願明細書の一部を構成
する。
【００２６】一つ以上の実施形態が記載されている場合
には、各実施形態の部品及び方法の全て或いは実質的に
全てを、少なくとも一つの実施形態又は全実施形態につ
いて使用してもよい。ここに列挙した特許、特許出願及
び公報の全ては、ここに添付した宣誓供述書と共に、出
典を明記することによりその開示内容全体を本願明細書
の一部とする。
には、各実施形態の部品及び方法の全て或いは実質的に
全てを、少なくとも一つの実施形態又は全実施形態につ
いて使用してもよい。ここに列挙した特許、特許出願及
び公報の全ては、ここに添付した宣誓供述書と共に、出
典を明記することによりその開示内容全体を本願明細書
の一部とする。
【００２７】対応する外国特許出願公開公報、即ち発明
者をガード・ギャブとして１９９６年１０月１日出願の
ドイツ連邦共和国特許出願第１９６４０５３１．９−１
２号公報及びその公開された等価物、並びにドイツ連邦
共和国その他で対応出願がある場合には他の等価又は対
応出願、及びここに引用した文献の一部に引用された参
考文献は、出典を明記することによりその開示内容全体
を本願明細書の一部とする。
者をガード・ギャブとして１９９６年１０月１日出願の
ドイツ連邦共和国特許出願第１９６４０５３１．９−１
２号公報及びその公開された等価物、並びにドイツ連邦
共和国その他で対応出願がある場合には他の等価又は対
応出願、及びここに引用した文献の一部に引用された参
考文献は、出典を明記することによりその開示内容全体
を本願明細書の一部とする。
【００２８】特許性に対する特許請求の範囲における更
なる限定により補正請求項が出願従来技術から識別可能
となる場合は、手続き追行時に出願人の選択により、前
記特許、特許出願及び公報の細部を本願特許請求の範囲
に包含し得ると考えてもよい。以上、本発明の例示的実
施形態を幾つか詳細に説明してきたが、本発明の新規な
技術及び利点から著しく逸脱することなく例示的実施形
態において多くの変形が可能であることは当業者には容
易に理解されよう。従って、かかる変形のすべては、前
記特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内に含まれ
るものとする。特許請求の範囲において、手段プラス機
能節は、列挙機能を果たすときはここに記載した構造並
びに構造的等価物のみならず等価構造をも包含するもの
とする。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく改
変及び変形を成し得るので、上述した本発明は、好適な
実施形態の観点から、記載した全細部に限定されるもの
として理解すべきではない。
なる限定により補正請求項が出願従来技術から識別可能
となる場合は、手続き追行時に出願人の選択により、前
記特許、特許出願及び公報の細部を本願特許請求の範囲
に包含し得ると考えてもよい。以上、本発明の例示的実
施形態を幾つか詳細に説明してきたが、本発明の新規な
技術及び利点から著しく逸脱することなく例示的実施形
態において多くの変形が可能であることは当業者には容
易に理解されよう。従って、かかる変形のすべては、前
記特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内に含まれ
るものとする。特許請求の範囲において、手段プラス機
能節は、列挙機能を果たすときはここに記載した構造並
びに構造的等価物のみならず等価構造をも包含するもの
とする。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく改
変及び変形を成し得るので、上述した本発明は、好適な
実施形態の観点から、記載した全細部に限定されるもの
として理解すべきではない。
【図１】二つの止め体を有する油圧減衰ゴム軸受の断面
図。
図。
【図２】二つの止め体を有する油圧減衰ゴム軸受の断面
図。
図。
【図３】環状部品に組み付けた止め体の詳細図。
【図４】環状部品に組み付けた止め体の詳細図。
【図５】環状部品に組み付けた止め体の詳細図。
【図６】環状部品に組み付けた止め体の詳細図。
【図７】図１及び図２に示した油圧減衰ゴム軸受の付加
的な特徴を示した図。
的な特徴を示した図。
【図８】図１及び図２に示した油圧減衰ゴム軸受の付加
的な特徴を示した図。
的な特徴を示した図。
１ 内側管（内側部） ２ 外側管 ３ ゴム／弾性部 ４ 室 ５ 止め体 ６ 環状部品 ７ 凹部 ９ 中間部 １０ 中央内腔
Claims (20)
- 【請求項１】 自動車用油圧減衰弾性軸受であって、 長手方向軸線を有して自動車の軸を収容する第一の部材
と、 前記第一の部材の周りに配設されて自動車の部品に取り
付けられる第二の部材と、 前記第一の部材と前記第二の部材との間に配設され、減
衰流体を収容する少なくとも一つの室を含む弾性材料か
ら成る第三の部材と、 前記第一の部材と前記第二の部材との間の径方向移動を
規制して止めるように形成された少なくとも一つの要素
体とを備え、 前記少なくとも一つの要素体が、前記少なくとも一つの
室の外側に配設されて前記第二の部材に機能的に接続さ
れ、前記第二の部材から前記第一の部材に向けて略径方
向に延びていることを特徴とする油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項２】 前記第二の部材内に配設されて前記少な
くとも一つの要素体を支持する第四の部材、を備え、 前記第四の部材が、 該第四の部材を前記第二の部材内に位置決めすべく該第
二の部材と接触するように形成された外面と、 前記少なくとも一つの要素体が隣接配置される少なくと
も一つの凹部と、 前記第二の部材に略平行に延び、前記第四の部材の前記
少なくとも一つの凹部の一部を形成する少なくとも一つ
の突出部とを有し、 前記少なくとも一つの要素体の少なくとも一部が、前記
少なくとも一つの凹部内に配設され、 前記少なくとも一つの要素体が、加硫工程又は固着接続
により、前記第四の部材の前記少なくとも一つの突出部
に接続されていることを特徴とする請求項１記載の油圧
減衰弾性軸受。 - 【請求項３】 前記少なくとも一つの要素体が、前記第
四の部材上に互いに対向して配設されて弾性材料又はプ
ラスチック材料から成る二つの要素体から構成され、 前記少なくとも一つの突出部が、プラスチック材料、弾
性材料、硬質ゴム材料、及び金属材料のいずれかから成
り、 前記第一及び第二の部材が、略円筒形であり、 前記第二の部材が、前記第一の部材に対して同軸に且つ
一定距離離間して配設され、 前記第四の部材が、略環形であり、 前記少なくとも一つの室が、複数の室から成り、 前記弾性の第三の部材が、前記複数の室を接続して減衰
流体を流通させるように構成され、前記第一の部材に固
定して接続されると共に、前記第二の部材に機能的に接
続されていることを特徴とする請求項２記載の油圧減衰
弾性軸受。 - 【請求項４】 自動車用油圧減衰弾性軸受であって、 長手方向軸線を有して自動車の第一の部分に接続される
第一の部材と、 前記第一の部材の周りに配設されて自動車の第二の部分
に取り付けられる第二の部材と、 前記第一の部材と前記第二の部材との間に配設されて前
記第一の部材と前記第二の部材との間の前記長手方向軸
線に略垂直な方向の移動を減衰し、減衰流体を収容する
少なくとも一つの室を含む弾性材料から成る第三の部材
を構成する構造とを備え、 前記減衰構造が、該減衰構造から離間して配設されると
共に前記第二の部材に機能的に接続されて前記第二の部
材から前記第一の部材に向けて延びる少なくとも一つの
要素体を含むことを特徴とする油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項５】 前記少なくとも一つの要素体が、弾性材
料又はプラスチック材料から成ることを特徴とする請求
項４記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項６】 前記第二の部材に隣接して配設されて、
前記少なくとも一つの部材を支持する第四の部材を備え
ていることを特徴とする請求項５記載の油圧減衰弾性軸
受。 - 【請求項７】 前記第四の部材が、前記第二の部材内に
配設され、 該第四の部材を前記第二の部材内に位置決めすべく該第
二の部材と接触するように形成された外面と、 前記少なくとも一つの要素体が隣接配置される少なくと
も一つの凹部とを有することを特徴とする請求項６記載
の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項８】 前記第四の部材が、前記第二の部材に略
平行に延び、前記第四の部材の前記少なくとも一つの凹
部の一部を形成する少なくとも一つの突出部を有し、 前記少なくとも一つの要素体の少なくとも一部が、前記
少なくとも一つの凹部内に配設され、 前記少なくとも一つの要素体が、加硫工程又は固着接続
により、前記第四の部材の前記少なくとも一つの突出部
に接続され、 前記少なくとも一つの突出部が、プラスチック材料、弾
性材料、硬質ゴム材料、及び金属材料のいずれかから成
ることを特徴とする請求項７記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項９】 前記少なくとも一つの要素体が、前記第
一の部材から一定距離離間した位置と第一の部材に接触
した位置との間で移動するように配設されていることを
特徴とする請求項８記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項１０】 前記少なくとも一つの要素体が、前記
第四の部材上に互いに対向して配設された二つの要素体
から成り、 前記第一及び第二の部材が、略円筒形であり、 前記第二の部材が、前記第一の部材に対して同軸に且つ
一定距離離間して配設され、 前記第四の部材が、略環形であり、 前記少なくとも一つの室が、複数の室から成り、 前記弾性の第三の部材が、前記複数の室を接続して減衰
流体を流通させるように構成され、前記第一の部材に固
定して接続されると共に、前記第二の部材に機能的に接
続されていることを特徴とする請求項９記載の油圧減衰
弾性軸受。 - 【請求項１１】 油圧減衰弾性軸受であって、 長手方向軸線を有する第一の部材と、 前記第一の部材の周りに配設される第二の部材と、 前記第一の部材と前記第二の部材との間に配設され、減
衰流体を収容する少なくとも一つの室を含む弾性材料か
ら成る第三の部材と、 前記第一の部材と前記第二の部材との間の互いの径方向
移動を規制するように形成された少なくとも一つの要素
体とを備え、 前記少なくとも一つの要素体が、前記少なくとも一つの
室の外側に配設されて前記第二の部材に機能的に接続さ
れ、前記第二の部材から前記第一の部材に向けて略径方
向に延びることを特徴とする油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項１２】 前記少なくとも一つの要素体が、前記
第四の部材上に互いに対向して配設された二つの要素体
から成ることを特徴とする請求項１１記載の油圧減衰弾
性軸受。 - 【請求項１３】 前記第二の部材に隣接して配設されて
前記二つの要素体を支持する第四の部材を備えたことを
特徴とする請求項１２記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項１４】 前記第四の部材が、前記第二の部材内
に配設され、 該第四の部材を前記第二の部材内に位置決めすべく該第
二の部材と接触するように形成された外面を有すること
を特徴とする請求項１３記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項１５】 前記二つの要素体が、それぞれ、加硫
工程又は固着接続により、前記第四の部材に接続されて
いることを特徴とする請求項１４記載の油圧減衰弾性軸
受。 - 【請求項１６】 前記第四の部材が、前記第二の部材に
略平行に延びるようにそれぞれ形成されて、前記二つの
要素体がそれぞれ接続される少なくとも二つの突出部を
有することを特徴とする請求項１５記載の油圧減衰弾性
軸受。 - 【請求項１７】 前記少なくとも二つの突出部がそれぞ
れ凹部を有し、前記二つの要素体のそれぞれの少なくと
も一部が前記少なくとも二つの突出部の対応する方の前
記凹部内に配設されることを特徴とする請求項１６記載
の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項１８】 前記少なくとも二つの突出部が、それ
ぞれ、プラスチック材料、弾性材料、硬質ゴム材料及び
金属材料のいずれかから成ることを特徴とする請求項１
７記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項１９】 前記二つの要素体が、それぞれ、弾性
材料又はプラスチック材料から成ることを特徴とする請
求項１８記載の油圧減衰弾性軸受。 - 【請求項２０】 前記第一及び第二の部材が、略円筒形
であり、 前記第二の部材が、前記第一の部材に対して同軸に且つ
一定距離離間して配設され、 前記第四の部材が、略環形であり、 前記少なくとも一つの室が、複数の室から成り、 前記弾性の第三の部材が、前記複数の室を接続して減衰
流体を流通させるように構成され、前記第一の部材に固
定して接続されると共に、前記第二の部材に機能的に接
続されていることを特徴とする請求項１９記載の油圧減
衰弾性軸受。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19640531A DE19640531C2 (de) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | Hydraulisch dämpfendes Gummilager |
| DE196-40-531-9 | 1996-10-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10110726A true JPH10110726A (ja) | 1998-04-28 |
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Family
ID=7807597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6029960A (ja) |
| JP (1) | JP3962133B2 (ja) |
| DE (1) | DE19640531C2 (ja) |
| ES (1) | ES2155306B1 (ja) |
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| GB (1) | GB2317938B (ja) |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2017003050A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
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| JP4018256B2 (ja) * | 1998-09-04 | 2007-12-05 | 山下ゴム株式会社 | 円筒型液封防振装置 |
| DE19845979C2 (de) | 1998-10-06 | 2003-07-03 | Zf Boge Gmbh | Hydraulisch dämpfendes Gummilager |
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| DE3605305A1 (de) * | 1986-02-19 | 1987-08-20 | Metzeler Kautschuk | Vorspannbares und hydraulisch gedaempftes lagerelement |
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-
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-
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- 1997-10-01 GB GB9720751A patent/GB2317938B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-10-01 FR FR9712205A patent/FR2754032B1/fr not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2017003050A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
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| DE19640531A1 (de) | 1998-04-09 |
| GB2317938A (en) | 1998-04-08 |
| GB9720751D0 (en) | 1997-12-03 |
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