JPH0954878A - 通行障害報知装置 - Google Patents

通行障害報知装置

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Publication number
JPH0954878A
JPH0954878A JP7206008A JP20600895A JPH0954878A JP H0954878 A JPH0954878 A JP H0954878A JP 7206008 A JP7206008 A JP 7206008A JP 20600895 A JP20600895 A JP 20600895A JP H0954878 A JPH0954878 A JP H0954878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
rubber sheet
broadcasting
longitudinal direction
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7206008A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironao Yano
宏尚 矢野
Toshimitsu Sakuma
敏光 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP7206008A priority Critical patent/JPH0954878A/ja
Publication of JPH0954878A publication Critical patent/JPH0954878A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚障害者にも通行上の障害物があることを
確実に知らせることができる通行傷害報知装置を提供す
る。 【構成】 折り曲げ可能な帯状のゴムシート3Aの上面
に、接着剤を介して装着された上方へ突出する複数個の
凸部3Baを有する複数枚の点字パネル3Bとからシー
ト3を構成し、ゴムシート3Aの下面側には、ゴムシー
ト3Aの長手方向と直交する方向に延びた複数個の溝3
Aaおよび凸部3Abを交互に設け、ゴムシート3Aの
上面側にはゴムシート3Aの長手方向と直交する方向に
延びた薄肉部3Cを形成し、シート3の下面に通行人を
検出するセンサ4を配置し、センサ4の作動と共に注意
放送を行なう放送手段5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客コンベアの点検作
業時などに通行人の注意を喚起する通行障害報知装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通行障害報知装置は、駅のプラッ
トホームや階段の端部等に設けられており、床面より上
方へ突出する複数の半球状凸部を備えた方形ブロックを
通路に埋設し、通路上を歩く通行人が半球状凸部を踏ん
だり、あるいは歩行杖を介して接触することにより前方
などに障害物があることを識別できるようにして視覚障
害者を含めた通行人の注意を喚起している。また、実開
平1−102202号公報に記載された通行障害報知装
置は、工事現場等の通路上に敷設されるゴムなどの柔軟
材から成る工事現場用歩行シートを有しており、この工
事現場用歩行シートの片面に、シート長手方向と直交す
る方向の多数の溝を有する凹凸面と、突出した文字部を
有する平坦面とを形成し、この工事現場用歩行シート上
を歩行者が通るときに注意を喚起して歩行者の安全を確
保している。更に、実開昭63−18477号公報に記
載されているように、乗客コンベアの点検作業時に機械
室の開口部を囲むように侵入防止柵を立設して、歩行者
の注意を促すものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通行障害報知装置はいずれも視覚障害者などに対する配
慮が不十分であり、近傍に作業用の資材等があった場
合、つまずいたり接触したりする危険があった。また方
形ブロックを用いた通行障害報知装置では、それを通路
の床面に接着あるいは埋設することから、この方形ブロ
ックの設置や撤去作業にかなりの煩雑な手間が必要であ
り、一個所で所定の期間使用した後に他の個所で再使用
することが難しく、移動を要する作業現場などには適用
することができなかった。また、従来の工事現場用歩行
シートを用いたり侵入防止柵を立設する通行障害報知装
置では、板状であるため、移動に大きな労力を要すると
共に、収納時には広い収納スペースを必要としていた。
【0004】本発明の目的とするところは、視覚障害者
にも通行上の障害物があることを確実に知らせることが
できる通行障害報知装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、通行人に対して障害物が存在することを知
らせる通行障害報知装置において、その上面に複数個の
凸部を有するシートと、このシート上に通行人が載った
とき作動するセンサと、このセンサの作動時に注意放送
を流す放送手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明による通行障害報知装置は、上述の如く
シートの上面に複数個の凸部を形成すると共に、このシ
ート上に通行人が載ったとき作動するセンサによって放
送手段で注意放送を流すようにしたため、複数個の凸部
により障害物の存在を触覚によって知ると共に、案内放
送によって聴覚を通しても注意を喚起することができ、
これによって視覚障害者にも通行上の障害物があること
を確実に知らせることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例による通行障害報知装置の
斜視図である。エスカレータ1の下部昇降路1Aの周囲
には複数の侵入防止柵2Aが立設され、この侵入防止柵
2Aの手前側の通路2にシート3が設置されている。シ
ート3の下には圧力が作用したとき作動するシート状の
センサ4が敷設され、また侵入防止柵2Aには、放送手
段である放送装置5が取り付けられており、この放送装
置5はセンサ4に連動して作動するようになっている。
シート3は、その詳細を図2および図3の平面図と正面
図に示すように、折り曲げ可能な帯状体であるゴムシー
ト3Aと、このゴムシート3Aの上面に接着剤を介して
装着された上方へ突出する複数個の凸部3Baを有する
複数枚の点字パネル3Bとから構成されている。ゴムシ
ート3Aの下面側には、図4の断面図に示すようにゴム
シート3Aの長手方向と直交する方向に延びた複数個の
溝3Aaおよび凸部3Abが交互に形成されている。複
数枚の点字パネル3Bは、ゴムシート3Aの長手方向に
沿って順次配設され、これらの点字パネル3B間には所
定寸法、例えば20mmの間隔でゴムシート3Aの長手
方向と直交する方向に延びた薄肉部3Cが設けられてい
る。
【0008】エスカレータの保守点検を行なう場合、侵
入防止柵2Aを設置すると共に、侵入防止柵2Aの手前
側の通路2上にシート3を設置する。一般通行人や視覚
障害者がシート3の凸部3Baを踏んだり、あるいは歩
行杖を介して接触することによって障害物が存在するこ
とを識別することができ、しかも、通行人がシート3の
凸部3Baを踏むとセンサ4が作動し、これに伴って放
送装置5も作動するから、通行人が視覚障害者であって
も案内放送によって聴覚を通して注意が喚起されて近傍
に障害物が存在することを知ることができる。
【0009】保守点検終了後は、侵入防止柵2Aの撤去
と共にシート3も撤去するが、シート3は、図5の斜視
図に示すようにゴムシート3Aの裏面に設けた溝3Aa
がゴムシート3Aの長手方向と直交する方向に延びて形
成されると共に、ゴムシート3Aが折り曲げ可能な柔軟
材で構成されており、また、複数枚の点字パネル3B間
にはその長手方向と直交する方向に延びて形成された薄
肉部3Cがあるため、同部を折り代として折り畳むこと
ができる。このように、障害物の存在をシート3の凸部
3Baの触覚と、放送装置5での案内放送によって聴覚
を通しても注意を喚起するため、全ての通行人に確実に
知らせることができる、また、使用時にはシート3を通
路2上に広げるだけで済み、撤去時にはシート3を折り
畳んで運搬したり収納したりできるので設置および撤去
を迅速に行なうことができ、収納に要するスペースも少
なくて済む。
【0010】尚、本実施例ではエスカレータの保守点検
時に、侵入防止柵2Aの手前側の通路2上にシート3を
設ける場合を例示したが、この他にも、例えばイベント
会場などで視覚障害者が通行するのに危険な場所の周囲
の床にシート3を設けて同様の効果を得ることができ
る。また、帯状体のシート3を折り曲げ可能なゴムシー
ト3Aから構成したが、このゴムシート3Aの代わり
に、合成樹脂であるビニールシートや布などを利用して
も同様の効果を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通行障害報
知装置は、上方へ突出する複数個の凸部を有するシート
を通路に設置し、シートに設けたセンサにより放送装置
を作動させ、案内放送によって聴覚を通しても注意を喚
起するようにしたため、視覚障害者にも通行上の障害物
があることを確実に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通行障害報知装置の斜
視図である。
【図2】図1に示した通行障害報知装置のシートを示す
平面図である。
【図3】図2に示したシートの正面図である。
【図4】図3に示したシートのA部を拡大して示す断面
図である。
【図5】図2に示したシートを折り畳んだ状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
2 通路 3 シート 3A ゴムシート 3B 点字パネル 3Ba 凸部 3C 薄肉部 5 放送装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行人に対して障害物が存在することを
    知らせる通行障害報知装置において、その上面に複数個
    の凸部を有するシートと、このシート上に通行人が載っ
    たとき作動するセンサと、このセンサの作動時に注意放
    送を流す放送手段とを備えたことを特徴とする通行障害
    報知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記シー
    トは、帯状で折りたたみ可能に構成したことを特徴とす
    る通行障害報知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記シー
    トは、下面側に上記シートの長手方向に対して直交する
    方向に延びて形成した溝と、上面側に上記シートの長手
    方向に対して直交する方向に延びて形成した薄肉部とを
    有し、この溝および薄肉部で折たたみ可能に構成したこ
    とを特徴とする通行障害報知装置。
JP7206008A 1995-08-11 1995-08-11 通行障害報知装置 Pending JPH0954878A (ja)

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JP7206008A JPH0954878A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 通行障害報知装置

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JP7206008A JPH0954878A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 通行障害報知装置

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JPH0954878A true JPH0954878A (ja) 1997-02-25

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ID=16516387

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JP7206008A Pending JPH0954878A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 通行障害報知装置

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