JP2002194717A - 点字標識シート - Google Patents

点字標識シート

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JP2002194717A
JP2002194717A JP2000394078A JP2000394078A JP2002194717A JP 2002194717 A JP2002194717 A JP 2002194717A JP 2000394078 A JP2000394078 A JP 2000394078A JP 2000394078 A JP2000394078 A JP 2000394078A JP 2002194717 A JP2002194717 A JP 2002194717A
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Makoto Ushio
誠 牛尾
Kazuyoshi Otani
一義 大谷
Okinori Sato
興宣 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工事現場等の仮歩道において簡単に敷設でき
て簡単に撤去でき、又視覚障害者のスムーズな通行を保
証できる点字標識シートを提供する。 【解決手段】 基布シート(20)と視覚障害者の通行の指
標とされる複数の盛り上がり部(30)とから点字標識シー
ト(10)を構成する。基布シートは仮歩道の凹凸に追従し
て変形し得る軟らかさとなす一方、盛り上がり部は基布
シートの変形を阻害せずかつ歩行杖で触れて確認しえる
硬さとなし、基布シートの表面に接着し、長手方向に対
して巻取られた状態で保管され運搬され得る一方、敷設
時には巻回状態から巻出されて展開され得るようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は視覚障害者のための
点字標識シートに関し、特に工事現場等の仮歩道におい
て簡単に敷設できて簡単に撤去でき、しかも視覚障害者
のスムーズな通行を保証できるようにした点字標識シー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄道の駅構内やプラットフォー
ム、あるいは道路には点字ブロックや点字タイルを敷設
し、視覚障害者が歩行杖や足先で触れることによって注
意を喚起して障害物や危険箇所等があることを知らせ、
視覚障害者の通行の安全を確保することが行われてい
る。
【0003】かかる点字ブロックや点字タイルは耐久性
等を考慮してモルタルや樹脂等の方形基盤の表面に点字
模様を一体的に盛り上がらせたものが一般的である。
【0004】他方、鉄道の駅構内やプラットフォームの
改修工事等を行う場合、あるいは歩道を占有して管埋設
工事等の各種工事を行う場合、工事現場を迂回する仮歩
道を設けることが行われる。かかる仮歩道は柵やロープ
によって工事現場から区画されることが多い。
【0005】健常者の場合には上述の仮歩道は柵やロー
プを見てすぐに分かるが、視覚障害者にとっては仮歩道
を認識することが困難であるので、仮歩道にも点字タイ
ルを敷設することが行われている。
【0006】通常の点字タイルは全体として方形をなし
ているので、仮歩道に敷設する場合にも多数の点字タイ
ルを仮歩道上の点字タイル設置箇所に順に並べて粘着剤
等で固着するしか方法がない。
【0007】ところで、通行する歩行者が多い場所、例
えば鉄道の駅の改札口、プラットフォーム、窓口近くで
は昼間には点字タイルを敷設しておき、夜間に点字タイ
ルを一時的に撤去して作業を行うことがある。かかる場
合、点字タイルではこれを1枚ずつ剥がし、作業の終了
後に点字タイルを1枚ずつ並べて固着する必要があり、
敷設作業が非常に煩雑である。また、工事完了後に点字
タイルを撤去する場合にも1枚ずつ剥がす必要があり、
作業が煩雑である。
【0008】そこで、ゴムシートや軟質の樹脂シートに
方形の点字タイルを貼り付け、各点字タイルを折り畳ん
で積み重ねて保管し運搬する一方、シートを展開して点
字タイルを敷設するようにした点字標識シート(特開平
07−3008127号公報、等参照)、あるいは複数
のゴム製の点字タイルを相互に折り畳み可能に連結し、
各点字タイルを積み重ねて保管し運搬する一方、展開し
て点字タイルを敷設するようにした点字標識シート(特
開平07−292623号公報、等参照)、が提案され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来公報
記載の点字標識シートでは仮歩道上に凹凸、例えば床面
上に這わせた工事用電気配線や配管等による凹凸がある
と、その箇所の点字タイルと前後の点字タイルとの間に
は段差ができることがあり、視覚障害者にとっては小さ
い段差であってもつまずいて転倒するおそれがあった。
【0010】従って、視覚障害者の通行の安全を考慮す
ると、上記従来公報記載の点字標識シートは採用しにく
く、個別の点字タイルを貼るという方法を採用せざるを
得なかった。
【0011】本発明は、かかる問題点に鑑み、簡単に敷
設できて簡単に撤去でき、しかも視覚障害者のスムーズ
な通行を保証できるようにした点字標識シートを提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは上述の課
題を解決すべく鋭意研究したところ、点字標識シートを
床面や路面の凹凸に追従して変形し得る軟らかさに形成
すればよいことを着目するに至ったが、点字標識シート
の全体を軟らかくすると、盛り上がり部分も軟らかくな
って視覚障害者が歩行杖で触れて認識することが困難に
なるという不具合が判明した。
【0013】ところで、点字標識には円錐台状の小さな
盛り上がり部をほぼ均等に散在させた警告標識と、複数
本の盛り上がり部を同一方向に相互に平行に延設した誘
導標識とがある。本件発明者らは上述の誘導標識におい
て、盛り上がり部を、基布シートの変形を阻害せず、し
かも歩行杖で触れて認識できる程度の硬さに設定すれば
よいことを知見し、本発明を完成するに至った。しか
も、上述のような柔らかさにすると、点字標識シートを
巻回して保管し輸送することができ、又敷設時には巻回
状態から巻き出して展開して敷設でき、敷設作業が簡単
かつ正確に行え、仮歩道には最適である。
【0014】そこで、本発明に係る点字標識シートは、
仮歩道における敷設に適した点字標識シートにおいて、
上記仮歩道の凹凸に追従して変形し得る軟らかさを有
し、点字ブロック又は点字タイルの幅と実質的に等しい
幅を長手方向に連続させた帯状をなす基布シートと、該
基布シートの表面に接着され、各々が幅方向には相互に
所定の間隔をあけ、長手方向には相互に平行に連続的に
又は間欠的に延び、上記基布シートの変形を阻害しない
程度でかつ歩行杖で触れて確認し得る硬さを有し、視覚
障害者の通行の指標とされる複数条の盛り上がり部と、
を備え、長手方向に対して巻取られた状態で保管され運
搬され得る一方、敷設時には巻回状態から巻出されて展
開され得るようになしたことを特徴とする。
【0015】本発明の主たる特徴は点字標識シートを床
面や路面の凹凸に追従して変形し得るようにした点にあ
る。これにより、仮歩道上に凹凸、例えば床面上に這わ
せた工事用電気配線や配管等による凹凸をまたいで点字
標識シートを敷設した場合にも点字標識シートが凹凸に
追従して変形し、滑らかな盛り上がり又は凹みになるの
で、視覚障害者がつまずいて転倒することはなく、視覚
障害者の円滑な通行の安全性を保証できる。
【0016】また、複数条の盛り上がり部を基布シート
の変形性を阻害しないが、歩行杖で触って確認できる程
度の硬さにしているので、点字標識としての機能を確保
できる。
【0017】さらに、点字標識シートを巻回できるよう
にしたので、巻回した点字標識シートを少しずつ巻き出
して路面や床面の上に展開でき、点字シート毎に折り畳
む方式に比して正確に展開でき、又敷設方向を修正する
場合も容易である。その結果、路面や床面に粘着テープ
を貼っておき、その上に点字標識シートを展開していっ
て固定することができるので、点字標識シートが滑って
歩行者が転倒する等の事故を確実に防止できる。
【0018】また、点字標識を一時的に撤去して作業を
行う場合、点字標識シートを床面や路面から簡単に剥が
すことができ、作業の終了後に簡単に敷設できるので、
点字タイルを利用する場合に比して作業効率も大幅にア
ップできる。同様に、工事完了後に点字標識を撤去する
場合にも1枚ずつ剥がす場合に比して簡単に撤去でき
る。
【0019】ところで、上述の点字標識シートでは盛り
上がり部を直線状に延設しているので、その形態上は誘
導標識であり、警告標識についてはどうするか問題であ
る。しかし、警告標識は一般的に仮歩道の曲がり角の直
前等、誘導標識に比して設ける箇所が少なく、大部分が
誘導標識であるので、必要な箇所のみに方形状の警告標
識シートを手作業で敷設してもそれほど負担とはならな
い。
【0020】また、盛り上がり部は基布シートと一体的
に形成してもよいが、両者の硬さが異なることから、複
数の盛り上がり部を基布シートの表面に接着するように
するのが好ましい。
【0021】基布シート及び盛り上がり部は上述の条件
を満足する限りその材質は特に限定されず、ゴムや合成
樹脂材料を用いることができる。
【0022】本発明によれば、点字標識シートを路面や
床面に正確かつ簡単に敷設して固定できるようにした敷
設方法を提供できる。即ち、本発明に係る点字標識の敷
設方法は、基布シートと視覚障害者の通行の指標とされ
る複数条の盛り上がり部とから構成される点字標識シー
トを仮歩道の路面又は床面に敷設するにあたり、上記基
布シートは上記仮歩道の凹凸に追従して変形し得る軟ら
かさを有し、点字ブロック又は点字タイルの幅と実質的
に等しい幅を長手方向に連続させた帯状をなす一方、上
記複数条の盛り上がり部は上記基布シートの表面に接着
され、上記基布シートの変形を阻害しない程度でかつ歩
行杖で触れて確認し得る硬さを有して、各盛り上がり部
が幅方向には相互に所定の間隔をあけ、長手方向には相
互に平行に連続的に又は間欠的に延設されており、上記
路面又は床面上にはすくなくとも1本の両面粘着テープ
を点字標識シートの敷設すべき方向に延びて連続的に又
は間欠的に貼着し、巻回した点字標識シートの始端側を
上記両面粘着テープの始端側に載せ、上記点字標識シー
トを真っ直ぐに巻出して展開して、その基布シートを路
面又は床面に貼着して固定するようにしたことを特徴と
する。
【0023】両面粘着テープは少なくとも1本設ければ
よいが、点字標識シートを確実に固定でき、歩行者の踏
み圧によって固定が外れるのを防止する上で、両面粘着
テープを相互に上記点字標識シートの幅と等しいか又は
小さい間隔をあけて相互に平行に貼着するのがよい。
【0024】また、点字標識シートを剥がす場合、両面
粘着テープがシート側に残ると、シート同士が相互に粘
着なる等、巻回作業が煩雑である。そこで、両面粘着テ
ープの路面又は床面に対する粘着力を基布シートに対す
る粘着力よりも大きく設定するのがよい。具体的にはテ
ープの表面と裏面とに異なる物性の粘着剤を塗布しても
よいが、路面や床面の表面をきれいに清掃するとテープ
を強く粘着させることができるので、両面粘着テープを
貼る前に路面や床面を清掃するという方法を採用しても
よい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係
る点字標識シートの好ましい実施形態を示す。図1にお
いて、点字標識シート10は基布シート20と視覚障害
者の通行の指標となる4本の盛り上がり部30・・・と
から構成されている。基布シート20は織布状の特殊繊
維入りのEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)
(例えば、東洋ゴム工業社製;商品名トーヨーメカシー
トMS)を用い、幅w1=30cm、厚みa=1.5〜
2.0mmで、所望の長さに製作されている。
【0026】盛り上がり部30は基布シート20の変形
を阻害せず、又視覚障害者の歩行杖が触れることによっ
て確認しえる硬さのゴム、例えばSBR(スチレンブタ
ジエンラバー)(例えば、オーサカゴム社製;商品名カ
ラーゴムEVR)を用い、幅w2=3.5cm、厚みb
=3.5〜5.0mmで、所望の長さに製作されてい
る。
【0027】この4本の盛り上がり部30・・・は基布
シート20表面上に幅方向には相互に間隔w3=3.5
cmをあけ、長手方向には相互に平行に長手方向全長に
連続して延びて載置され、両者は例えばクロロプレン系
溶剤型接着剤40(例えばコニシ社製;商品名ボンドG
17を用いて相互に接着されている。なお、図1及び図
2には断面矩形状の盛り上がり部30を示しているが、
歩行杖で触って確認できれば、断面円弧状、その他の断
面形状であってもよい。
【0028】また、盛り上がり部30には予め黄色の顔
料や塗料が添加混合され、又基布シート20には黄色塗
料が塗布されているが、基布シート20についてもてシ
ート製造時に顔料や塗料を添加混合しておいてもよい。
【0029】本例の点字標識シート10は使用していな
い場合には図1に示されるように巻回して保管され、又
輸送されるが、4本の盛り上がり部30が基布シート2
0を巻回する際の骨材として機能するので、点字標識シ
ート10は正確に巻回されている。
【0030】点字標識シート10を仮歩道に敷設する場
合、図4に示されるように両面粘着テープ50、50を
相互に点字標識シート10の幅と等しいか少し小さい間
隔をあけて敷設箇所に沿って貼る。この両面粘着テープ
50の両面には同じ粘着力の粘着剤が塗布されている
が、撤去時に点字標識シート10が簡単に剥離でき、両
面粘着テープ50、50が床面上に残るように、表面側
粘着剤の粘度を裏面側(床面側)粘着剤のそれよりも小
さくしてもよい。
【0031】次に、巻回した点字標識シート10の一端
側を両面粘着テープ50、50の始端上に載せ、点字標
識シート10を転がしてゆくと、点字標識シート10が
盛り上がり部30・・・によってガイドされて両面粘着
テープ50、50上に真っ直ぐに正確に展開され、図5
に示されるように、両面粘着テープ50、50によって
確実に固定されるので、点字標識シート10の始端及び
終端において幅方向に両面粘着テープ50を貼って始端
及び終端を固定する。
【0032】点字標識シート10の長さに比して仮歩道
の距離が短い場合には点字標識シート10を適切な長さ
でカッターナイフや鋏を用いて切断すればよいが、点字
標識シート10がゴムで製作されているので、簡単に切
断することができる。
【0033】また、仮歩道の曲がり角、始端や終端につ
いては表面に複数の突起が分散して形成された警告標識
を設けるが、誘導標識に比して設ける箇所が少ないの
で、図6に示されるように、予め又は後で通常の警告点
字シートを床面上に両面粘着テープや粘着剤等を用いて
固定すればよい。なお、図6では図示の便宜上、警告標
識の複数の突起は示していない。
【0034】このように、本例の点字標識シート10は
仮歩道に簡単に、従って短時間のうちに敷設でき、歩行
者に迷惑をかけることも少ない。
【0035】また、仮歩道の曲がり角、始端や主端には
警告標識を、その間には本例のシートを用いた誘導標識
を敷設しているので、視覚障害者も安心して歩行でき
る。
【0036】点字標識を撤去する場合、図7に示される
ように、点字標識シート10の一端側を床面から剥が
し、そのまま点字標識シート10を引っ張って剥がして
ゆくことができ、全体を剥がし終えると、点字標識シー
ト10巻回すればよい。この場合、4本の盛り上がり部
30・・・が基布シート20を巻回する際の骨材となる
ので、点字標識シート10を真っ直ぐに正確に巻回でき
る。
【0037】従って、点字標識シート10は巻回して小
さなスペースに格納しておくことができ、しかも次に仮
歩道に点字標識を敷設する場合にも正確に展開できるこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る点字標識シートの好ましい実施
形態の巻回状態を示す斜視図である。
【図2】 上記実施形態を示す平面図である。
【図3】 上記実施形態の寸法関係を示す図である。
【図4】 上記実施形態の敷設方法を模式的に示す図で
ある。
【図5】 上記実施形態の敷設方法を模式的に示す図で
ある。
【図6】 上記実施形態の敷設方法を模式的に示す図で
ある。
【図7】 上記実施形態の撤去方法を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
10 点字標識シート 20 基布シート 30 盛り上がり部 40 接着剤 50 両面粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 興宣 兵庫県神戸市東灘区御影町郡家字堂ノ前 179番9号 株式会社甲陽商会内 Fターム(参考) 2D064 AA06 AA29 BA03 CA00 CA01 CA02 DA05 DA08 EA03 EA12 JA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮歩道における敷設に適した点字標識シ
    ートにおいて、 上記仮歩道の凹凸に追従して変形し得る軟らかさを有
    し、点字ブロック又は点字タイルの幅と実質的に等しい
    幅を長手方向に連続させた帯状をなす基布シートと、 該基布シートの表面に接着され、各々が幅方向には相互
    に所定の間隔をあけ、長手方向には相互に平行に連続的
    に又は間欠的に延び、上記基布シートの変形を阻害しな
    い程度でかつ歩行杖で触れて確認し得る硬さを有し、視
    覚障害者の通行の指標とされる複数条の盛り上がり部と
    を備え、 長手方向に対して巻取られた状態で保管され運搬され得
    る一方、敷設時には巻回状態から巻出されて展開され得
    るようになしたことを特徴とする点字標識シート。
  2. 【請求項2】 上記基布シート及び複数条の盛り上がり
    部がゴム又は合成樹脂を用いて製作されている請求項1
    記載の点字標識シート。
  3. 【請求項3】 基布シートと視覚障害者の通行の指標と
    される複数条の盛り上がり部とから構成される点字標識
    シートを仮歩道の路面又は床面に敷設するにあたり、 上記基布シートは上記仮歩道の凹凸に追従して変形し得
    る軟らかさを有し、点字ブロック又は点字タイルの幅と
    実質的に等しい幅を長手方向に連続させた帯状をなす一
    方、上記複数条の盛り上がり部は上記基布シートの表面
    に接着され、上記基布シートの変形を阻害しない程度で
    かつ歩行杖で触れて確認し得る硬さを有して、各盛り上
    がり部が幅方向には相互に所定の間隔をあけ、長手方向
    には相互に平行に連続的に又は間欠的に延設されてお
    り、 上記路面又は床面上にはすくなくとも1本の両面粘着テ
    ープを点字標識シートの敷設すべき方向に延びて連続的
    に又は間欠的に貼着し、 巻回した点字標識シートの始端側を上記両面粘着テープ
    の始端側に載せ、上記点字標識シートを真っ直ぐに巻出
    して展開して、その基布シートを路面又は床面に貼着し
    て固定するようにしたことを特徴とする点字標識の敷設
    方法。
  4. 【請求項4】 2本の上記両面粘着テープを相互に上記
    点字標識シートの幅と等しいか又は小さい間隔をあけて
    ほぼ平行に貼着するようにした請求項3記載の点字標識
    の敷設方法。
  5. 【請求項5】 上記両面粘着テープの路面又は床面に対
    する粘着力を上記基布シートに対する粘着力よりも大き
    く設定した請求項3又は4記載の点字標識の敷設方法。
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