JPH0953877A - 貯蔵庫の扉構造 - Google Patents

貯蔵庫の扉構造

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JPH0953877A
JPH0953877A JP22721595A JP22721595A JPH0953877A JP H0953877 A JPH0953877 A JP H0953877A JP 22721595 A JP22721595 A JP 22721595A JP 22721595 A JP22721595 A JP 22721595A JP H0953877 A JPH0953877 A JP H0953877A
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伊藤  公一
Hiroaki Jinno
洋彰 神野
Sonoo Katou
園生 加藤
Tomihiro Otake
富弘 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把手の伸縮を吸収し得るようにした上で、保
温機能並びに美感にも優れた扉構造を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の把手35は、金属製の本体
フレームの縦フレームの内側に沿って嵌着される。把手
35は周囲温度の影響で伸縮する可能性があるので、対
向する横フレーム26との間に隙間を設ける必要があ
る。把手35の端面には、両側縁に覆い部50を設けた
カバー49が貼り付けられている。横フレーム26の対
向部には、取付溝29を構成すべく一対の延出板31が
形成され、それぞれの延出端が互いに向き合う方向に斜
めに折り曲げられており、カバー49の覆い部50は、
折曲部32の外側をギャップを有して覆うように配され
る。隙間が屈曲したものとなるから、空気の流通が制限
されて保温機能が高められる。内部が直接見えなくなる
ことで美観にも優れたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温蔵庫や冷蔵庫等
の貯蔵庫の扉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例として、温冷配膳車に設けられた
扉構造を図11ないし図13によって説明する。図11
において、符号81は温冷配膳車であって、その内部に
は正面から見て4つの部屋が横方向に並んで設けられ、
中央の2部屋が冷蔵室に、両側の2部屋が温蔵室に設定
されており、各部屋ごとに扉82が設けられている。こ
れらの扉82は、中央の2枚の扉82については本体の
中央の枠83に、両側の2枚の扉82については左右の
枠84にそれぞれ枢着されて、観音開き式に開閉可能と
なっている。
【0003】各扉82を図12、13によってさらに詳
しく説明すると、この扉82は正面長方形をなす金属製
のフレーム85を備えており、そのフレーム85の枢着
側の縦縁86と反対側の縦縁87の内側には、上下の横
縁88の間に差し渡されるようにして縦長の把手89が
設けられている。この把手89は合成樹脂製であって、
前面側の全長にわたって手の指を差し入れることのでき
る操作溝90が開口されており、一方の側縁91が上記
のフレーム85の縦縁87に設けられた取付溝92に嵌
められて取り付けられている。また、その把手89の反
対側の側縁に設けられた取付溝93と、フレーム85の
上下の横縁88並びに枢着側の縦縁86の取付溝92の
間にわたって、2枚のガラス板94が嵌められている。
ここで、把手89が合成樹脂で形成されているのは、扉
82の軽量化を図ることと、金属に比べて熱伝導率が低
いことで断熱効果に優れているという理由によるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した把
手89は合成樹脂製であるがために、周囲の温度変化の
影響を受けて伸び縮みしやすいという事情がある。その
ため、把手89の長さ寸法をフレーム85の上下の横縁
88の間の間隔よりも予め短く設定するとともに、上記
のように縦縁87に対してスライド可能に取り付けるこ
とで、伸縮を吸収できるようになされていた。
【0005】しかしながら上記のような構造であると、
特に把手89が縮んだ場合には、図12に示すように、
把手89の上下両端と対向するフレーム85の横縁88
との間に隙間tができることとなり、そのため、その隙
間tから熱気や冷気の漏れが生じて保温機能が損なわ
れ、また隙間tから庫内が見えてしまって美観的にも芳
しくないという問題があった。本発明は上記のような事
情に基づいて完成されたものであって、把手の伸縮を吸
収し得るようにした上で、保温機能並びに美感にも優れ
た扉構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明は、断熱箱体の開口部の一側縁
にはフレームを備えた扉が開閉可能に枢着され、その扉
には、前記フレームの対応する2辺の間に差し渡される
ようにして合成樹脂からなる開閉操作用の把手が嵌着さ
れた貯蔵庫の扉構造において、前記把手の長さ方向の端
面には、フレームの対向部との間にギャップを介して凹
凸嵌合可能なカバーが設けられている構成としたところ
に特徴を有する。
【0007】
【作用】本発明では、把手に設けられたカバーがフレー
ムの対向部と凹凸嵌合していることで、例え隙間ができ
たとして迷路状に屈曲したものとなり、ラビリンス効果
により空気の流通がしにくくなる。また、隙間が屈曲し
ていることで内部が直接見えなくなる。カバーはフレー
ムの対向部に対してギャップを有しているので、把手の
伸縮にも対応し得る。
【0008】
【発明の効果】すなわち本発明によれば、把手の伸縮を
許容した上で、空気の流通を制限して保温機能を高め、
また美感にも優れたものとすることができる効果があ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を温冷配膳車に適用
した実施形態を添付図面に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1ないし図9は、本発明の第1実施
形態を示す。まず本実施形態に係る温冷配膳車の構造の
概要を図1によって説明する。この温冷配膳車1は、全
体として矩形箱状に構成された保温室本体2を備えてお
り、上面に機械室11が、底部に移動用の複数個のキャ
スタ3がそれぞれ設けられているとともに、側面にハン
ドル4が設けられている。保温室本体2は前後両面が開
放されているとともに、天井壁、底壁並びに左右の側壁
内に発泡ウレタン等の断熱材を充填した断熱箱体として
構成されている。保温室本体2の中央部には中空の中間
壁5が設けられ、これにより内部に左右2室のワゴン収
容室6が区画形成され、各ワゴン収容室6の前面及び背
面には、詳しくは後記するように扉8が設けられてい
る。
【0010】各ワゴン収容室6は左右対称的に設けられ
ており、上記した中間壁5内には冷気を生成する図示し
ない冷却器が配設されて、その冷気がファンにより各ワ
ゴン収容室6における中間壁5に近い方の領域に循環供
給されるようになっている。一方、左右のワゴン収容室
6の外側の位置には図示しない加熱室が設けられ、その
中に収容された加熱体で生成された温風が、同じくファ
ンにより各ワゴン収容室6における左右の側壁に近い方
の領域に循環供給されるようになっている。
【0011】各ワゴン収容室6内には、食品が載置され
る合成樹脂製等のトレイ12を上下多段に収容する棚1
5を設けたワゴン13が、車輪17を介して引き出し可
能に収容されている。トレイ12は横長の矩形状に形成
され、横幅の略中央に設けられた境界部12aを挟んだ
一側に冷たい状態で供される食品が、他側に温かい状態
で供される食品がそれぞれ載置される。ワゴン13には
それを左右に仕切るようにして断熱壁16が設けられて
おり、各トレイ12は、その境界部12aを断熱壁16
に設けられた隙間16aに挿入しつつ棚15上に載せら
れようになっている。そして上記のように断熱壁16の
設けられたワゴン13がワゴン収容室6に収容された場
合に、右側のワゴン収容室6では、右側に温蔵室18
が、左側に冷蔵室19がそれぞれ構成され、一方の左側
のワゴン収容室6では、左側に温蔵室18が、右側に冷
蔵室19がそれぞれ構成される。したがって、一つのト
レイ12に載せられた温食は温蔵室18で、冷食は冷蔵
室19でそれぞれ保温されることとなる。なお、上記し
た機械室11の4つのコーナ部21には、それぞれバン
パ22が装着されている。
【0012】続いて、扉8の部分の構造を詳細に説明す
る。これらの扉8は、各温蔵室18ならびに冷蔵室19
に対応して前面と背面で4枚ずつ配設されており、温蔵
室18に対応する両側の2枚の扉8については保温室本
体2の左右の開口縁に、冷蔵室19に対応する中央の2
枚の扉8については中間壁5にそれぞれ枢着されて、左
右のワゴン収容室6についてそれぞれ一対の扉8が観音
開き式に開閉可能に設けられている。
【0013】扉8の構造は次のようである。なお以下に
は、温冷配膳車1における前面の右端に配された扉8を
例示するが、その他の扉8についても同様の構造であ
る。この扉8は、樹脂コーティングしたアルミニウム製
の本体フレーム24を備えており、詳細には、図2に示
すように、左右一対の縦フレーム25と、上下一対の横
フレーム26とを備え、コーナ部分を連結体27を介し
てねじ28で止めて連結することで、縦長の長方形の枠
状に組み付けられている。
【0014】縦フレーム25と横フレーム26の内側の
面には、図3に示すように、2重の溝形状をなす取付溝
29が形成されている。詳細には、中空の本体部30の
厚さ方向の両端縁から一対の延出板31が突設されて、
それぞれの延出端が互いに突き合わされる方向に斜めに
曲げられているとともに、両延出板31の中間位置に短
寸の中間板33が突設されることで、上記の2重溝形状
の取付溝29が形成されている。
【0015】上記の本体フレーム24における枢着側と
反対側(図3の左側)の縦フレーム25の内側には、扉
8を開閉操作するための把手35が、上下の横フレーム
26の間に差し渡されるようにして設けられている。こ
の把手35は、ABS等の合成樹脂材を押出成形して形
成されており、上下の横フレーム26の間の寸法よりも
一定寸法短い長さに設定されているとともに、全体とし
て本体フレーム24の厚みと略同じ厚みを有している。
この把手35の前面側には、手の指を差し入れて指先を
引っ掛けることが可能な操作溝36が、全長にわたって
形成されている。また、把手35の幅方向の一側縁(図
3の左側の側縁)には、上記した縦フレーム25の取付
溝29内にがたつきなく嵌め込むことが可能で、かつそ
の取付溝29に沿ってスライド可能な嵌入部37が形成
されているとともに、反対側の側縁には、フレーム2
5、26の取付溝29と略同一形状になる2重溝形状の
取付溝38が形成されている。
【0016】この把手35の取付溝38と、上下の横フ
レーム26並びに枢着側の縦フレーム25の取付溝29
にわたって、ガラス板の取付用のパッキン40が嵌着さ
れている。このパッキン40は、各取付溝38、29内
に弾力的に緊密に嵌め付けられており、それぞれ外側と
内側の2本の嵌入溝41、42が形成されている。そし
て外側と内側の2枚のガラス板43、44が、それぞれ
の周縁を対応する嵌入溝41、42に嵌入することで、
把手35、上下の横フレーム26並びに枢着側の縦フレ
ーム25の内側にわたって張られている。
【0017】また、本体フレーム24の内面側の周縁に
はパッキン装着溝46が全周にわたって形成されてお
り、その中に方形の環状をなすパッキン47が嵌着され
ている。このパッキン47は、扉8が閉められた場合
に、保温室本体2の開口縁とワゴン13の断熱壁16に
押し付けられてシールするようになっている。
【0018】さてこの実施形態では、把手35の上下の
端面にカバー49が設けられている。このカバー49は
合成樹脂により形成されており、図4に示すように、把
手35の端面を覆うことができるような板状をなしてい
る。詳細には、図3の鎖線にも示すように、把手35の
一側縁の嵌入部37を除いた中央部分から反対側の側縁
の両延出板31にわたる部分を覆うことが可能な形状に
形成されている。
【0019】そして、このカバー49の幅方向の両側縁
には、図6に示すように、覆い部50が長さ方向に沿っ
て形成されている。この覆い部50は、対向する横フレ
ーム26の延出板31における斜めに曲げられた折曲部
32の外側を覆うように機能し、外面側が鉛直面で、内
面側が、上記の折曲部32と同じ傾斜角度をなす傾斜面
51となった三角形断面に形成されている。このカバー
49が、上記のように把手35の上下の端面に接着剤に
よって貼り付けられている。そのとき、カバー49の覆
い部50の傾斜面51と、横フレーム26の延出板31
の折曲部32との間には、ギャップが設けられるように
なっており、そのギャップは、詳しくは後記するよう
に、把手35が熱膨張により最大限に伸張した場合に
も、カバー49が横フレーム26に突き当たらない程度
に取られている。
【0020】なお、温蔵室18側に設けられる前後4枚
の扉8については、閉じられた状態から保温室本体2の
左右の側面側に回り込むようにして約270度にわたっ
て開放されるようになっており、以下それについて簡単
に説明する。保温室本体2の左右の開口縁の上下両端部
には、図2の鎖線に示すように上下一対のブラケット5
3が取り付けられており、両ブラケット53の間には、
縦向きの回転軸体55が回転自由に支持されている。回
転軸体55の上下の端面には、その外側の角部付近に軸
受孔56が開口され、その中に各ブラケット53から突
設された縦向きの支持軸54が嵌入されることで、支持
軸54回りの回転自由となっている。この回転軸体55
は、図3に示すように、2枚のパネル58、59が組み
付けられることで、断面が略長方形をなす中空状に形成
されており、軸受孔56が形成された近傍の角の部分
が、逃がし用に円弧形に形成されているとともに、扉8
の取り付け側の面における外側の角部には、後記するね
じりコイルばね65の一方の脚68を挿入して固定する
ための挿入溝60が形成されている。また各ブラケット
53にはストッパ62が設けられており、このストッパ
62は、回転軸体55が図3、7に示す閉鎖状態から開
放方向に180度回動した場合に、図8に示すようにそ
の一面を突き当てて回動を規制するように機能する。
【0021】扉8における枢着側の縦フレーム25の側
面には、図2に示すように、3個の取付体64が間隔を
開けて取り付けられている。各取付体64の手前側の側
面には、図3に示すように、ねじりコイルばね65のコ
イル部66が配され、その下端側から引き出された脚6
7が、取付体64における回転軸体55と対向する側の
面上に当てられ、図示しない取付板を押し付けてリベッ
ト等を打ち込むことで固着されている。また、ねじりコ
イルばね65の他方の脚68は、上記の脚67と直交す
る向きにねじられて回転軸体55の挿入溝60に挿入さ
れ、その挿入溝60の側面に同様にして固着されてい
る。したがって扉8には、ねじりコイルばね65の弾性
力により、そのコイル部66の軸線を中心として図3の
時計回り方向の回動力が付勢され、常には取付体64が
脚67を介して回転軸体55の取付面側に押し付けられ
た状態となり、回転軸体55と扉8とが直線状となって
一体的に保持されるようになっている。また、図9に示
すように、扉8の表面の回動端側の上縁には磁性板70
が嵌着されているとともに、保温室本体2の左右の側面
の上端部には、その磁性板70を吸着可能な磁石71が
ブラケット72を介して設けられている。
【0022】したがって、図3および図7に示す閉鎖状
態から、扉8の把手35の操作溝36に手を入れて手前
側に引くと、図7の鎖線に示すように、扉8と回転軸体
55とがねじりコイルばね65の弾力により一体的に結
合された状態で、支持軸54を中心として反時計回り方
向に回動して開放される。扉8並びに回転軸体55が1
80度開放されると、図8に示すように、回転軸体55
がブラケット53のストッパ62に当たることでそれ以
上の回動が規制される。続いて、扉8を裏面側から押す
と、同図の鎖線に示すように、ねじりコイルばね65を
さらに弾性変形させつつ、コイル部66の軸線を中心と
して反時計回り方向に回動され、90度回動されたとこ
ろで、図9に示すように、扉8に設けられた磁性板70
が、保温室本体2の磁石71に吸着されて保持される。
これにより扉8は、その閉鎖時から都合270度回動し
て開放され、保温室本体2の側面に保持されることにな
る。後面側の扉8についても同様である。すなわち、扉
8が180度開くだけの構造であると、全開時に保温室
本体2の左右両側に広がって邪魔になるおそれがある
が、その点、上記のように270度回動させて保温室本
体2の側面側に収められると、全開時にも扉8が邪魔に
なることがない。
【0023】扉8を閉める場合は、図9の開放状態か
ら、磁石71の吸引力に抗して扉8を引っ張って、図8
の実線に示す状態まで時計回り方向に90度回動し、こ
の状態では、扉8と回転軸体55とが直線状となって一
体回動可能となるので、両者を支持軸54を中心として
時計回り方向にさらに180度回動させることで、扉8
を閉めることができる。
【0024】続いて、本実施形態の作用を説明する。各
扉8が閉じられた状態において、それらの扉8に設けら
れた把手35は合成樹脂で形成されていることから、周
囲の温度変化の影響を受けて縦フレーム25の取付溝2
9に沿って伸び縮みする。したがって、それを吸収する
ために、把手35の上下の端面と、対向する上下の横フ
レーム26の間には予め隙間ができるように設定する必
要があるが、図6に示すように、把手35の端面には、
横フレーム26の延出板31の折曲部32の外側を覆う
ような覆い部50を設けたカバー49が取り付けられて
いるから、隙間があったとしても、その隙間は迷路状に
屈曲したものとなり、その分、空気の流通がしにくくな
る。すなわち、温蔵室18ならびに冷蔵室19と、外部
との間で空気の流通が制限され、保温性能が高められ
る。また図5にも示すように、カバー49の覆い部50
で覆われることで、外部から温蔵室18や冷蔵室19の
内部が直接見えなくなり、美観にも優れたものとなる。
もちろん、カバー49は横フレーム26の対向部に対し
てギャップを有して接離可能な状態で設けられているの
で、把手35が伸張した場合にも対応できる。
【0025】<第2実施形態>図10は本発明の第2実
施形態を示す。この実施形態では、カバー74の断面形
状に変更が加えられている。すなわちカバー74には、
第1実施形態と同様の覆い部50が形成されているのに
加え、横フレーム26の中間板33の先端部分を嵌入可
能な嵌入溝76を設けた補助覆い部75が形成されてい
る。嵌入溝76の底面と、中間板33の先端との間には
ギャップが設けられている。その他の構造については、
前記第1実施形態と同様であって、同一部材については
同一符号を付して重複した説明は省略する。この第2実
施形態では、カバー74と横フレーム26との間に構成
される隙間が、より複雑に入り組んだ迷路状のものとな
り、空気の流通がさらにしにくくなって、保温性能をよ
り高めることができる。
【0026】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、カバーは把手とは別体に形成
して接着剤で貼り付けるようにしたが、カバーを把手と
一体的に形成するようにしてもよい。 (2)本発明は上記実施形態に示した温冷配膳車に限ら
ず、温蔵庫または冷蔵庫等の断熱性の貯蔵庫に設けられ
た扉であって、合成樹脂製の把手を設けたもの全般に広
く適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る温冷配膳車の外
観斜視図である。
【図2】 扉の分解斜視図である。
【図3】 扉の断面図である。
【図4】 カバーの一部切欠斜視図である。
【図5】 扉の部分正面図である。
【図6】 図5のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】 扉の閉鎖状態を示す一部切欠部分平面図であ
る。
【図8】 扉を180度開放した状態の一部切欠部分平
面図である。
【図9】 扉を全開した状態の一部切欠部分平面図であ
る。
【図10】 本発明の第2実施形態に係るカバーの断面
図である。
【図11】 従来例に係る温冷配膳車の正面図である。
【図12】 その扉の一部切欠正面図である。
【図13】 図12のXIII−XIII線拡大断面図である。
【符号の説明】
2…保温室本体 8…扉 24…本体フレーム 25…
縦フレーム 26…横フレーム 29…取付溝 31…
延出板 32…折曲部 35…把手 49…カバー 5
0…覆い部 74…カバー 75…補助覆い部
フロントページの続き (72)発明者 大竹 富弘 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の開口部の一側縁にはフレーム
    を備えた扉が開閉可能に枢着され、その扉には、前記フ
    レームの対応する2辺の間に差し渡されるようにして合
    成樹脂からなる開閉操作用の把手が嵌着された貯蔵庫の
    扉構造において、 前記把手の長さ方向の端面には、フレームの対向部との
    間にギャップを介して凹凸嵌合可能なカバーが設けられ
    ていることを特徴とする貯蔵庫の扉構造。
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