JPH0953515A - 膜型気化器の燃料通路構造 - Google Patents
膜型気化器の燃料通路構造Info
- Publication number
- JPH0953515A JPH0953515A JP22582895A JP22582895A JPH0953515A JP H0953515 A JPH0953515 A JP H0953515A JP 22582895 A JP22582895 A JP 22582895A JP 22582895 A JP22582895 A JP 22582895A JP H0953515 A JPH0953515 A JP H0953515A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- chamber
- idle
- constant pressure
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の気化器の外形や燃料調整針弁の取付位
置を変えないで、アイドル運転域の燃料量調整が、高速
運転域の燃料量に影響を与えないようにする。 【解決手段】 吸気通路10の蝶型の絞り弁7の閉位置
付近に低速燃料噴孔24,25を、絞り弁7よりも下流
側部分にアイドル燃料噴孔36をそれぞれ開口する。定
圧燃料室14を低速ジエツト21、低速燃料通路22を
経て低速燃料噴孔24,25とアイドル燃料噴孔36へ
連通する。定圧燃料室14と低速燃料噴孔24,25を
連通する低速燃料通路22に低速燃料室23を備え、定
圧燃料室14とアイドル燃料噴孔36を連通する低速燃
料通路22にアイドル燃料調整針弁32とアイドル燃料
室65とを備える。低速燃料室23およびアイドル燃料
室36と定圧燃料室14との間をそれぞれ閉鎖板62,
64により閉鎖する。
置を変えないで、アイドル運転域の燃料量調整が、高速
運転域の燃料量に影響を与えないようにする。 【解決手段】 吸気通路10の蝶型の絞り弁7の閉位置
付近に低速燃料噴孔24,25を、絞り弁7よりも下流
側部分にアイドル燃料噴孔36をそれぞれ開口する。定
圧燃料室14を低速ジエツト21、低速燃料通路22を
経て低速燃料噴孔24,25とアイドル燃料噴孔36へ
連通する。定圧燃料室14と低速燃料噴孔24,25を
連通する低速燃料通路22に低速燃料室23を備え、定
圧燃料室14とアイドル燃料噴孔36を連通する低速燃
料通路22にアイドル燃料調整針弁32とアイドル燃料
室65とを備える。低速燃料室23およびアイドル燃料
室36と定圧燃料室14との間をそれぞれ閉鎖板62,
64により閉鎖する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排ガス対策に有利な
蝶型絞り弁式膜型気化器、特に内燃機関のアイドル運転
での燃料調整が機関の高速運転に影響して排ガス成分が
悪化するのを防止する膜型気化器の燃料通路構造に関す
るものである。
蝶型絞り弁式膜型気化器、特に内燃機関のアイドル運転
での燃料調整が機関の高速運転に影響して排ガス成分が
悪化するのを防止する膜型気化器の燃料通路構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】動力鋸や刈払機などの携帯作業機の2行
程機関は、寒冷地、高地などの運転環境に応じてアイド
ル燃料調整機構を再調整する必要がある。携帯作業機の
機関にも排ガス規制が適用されることになると、アイド
ル燃料調整機構を再調整しても、排ガス成分が規制値を
超えないような対策が要求される。
程機関は、寒冷地、高地などの運転環境に応じてアイド
ル燃料調整機構を再調整する必要がある。携帯作業機の
機関にも排ガス規制が適用されることになると、アイド
ル燃料調整機構を再調整しても、排ガス成分が規制値を
超えないような対策が要求される。
【0003】ところで、低速燃料噴孔と高速燃料噴孔を
備えた気化器には、定圧燃料室から低速燃料噴孔へ至る
低速燃料通路と、定圧燃料室から高速燃料噴孔へ至る高
速燃料通路とが別になつている別系統式のものと、定圧
燃料室からの燃料通路が高速燃料調整機構を経て高速燃
料噴孔へ連通し、さらに高速燃料調整機構からアイドル
燃料調整機構を経て低速燃料室ないし低速燃料噴孔へ連
通する同系統式のものとがあるが、携帯作業機では機関
の加速性能が要求されることから、別系統式燃料通路の
気化器が多用されている。ところが、別系統式燃料通路
の気化器では、低速燃料通路と高速燃料通路が独立して
いるので、図9に示すように、低速燃料調整針弁を調整
すると、低速燃料調整針弁の影響を受けて機関の高速運
転域での燃料量が変化し、排ガスの成分が悪化すること
がある。
備えた気化器には、定圧燃料室から低速燃料噴孔へ至る
低速燃料通路と、定圧燃料室から高速燃料噴孔へ至る高
速燃料通路とが別になつている別系統式のものと、定圧
燃料室からの燃料通路が高速燃料調整機構を経て高速燃
料噴孔へ連通し、さらに高速燃料調整機構からアイドル
燃料調整機構を経て低速燃料室ないし低速燃料噴孔へ連
通する同系統式のものとがあるが、携帯作業機では機関
の加速性能が要求されることから、別系統式燃料通路の
気化器が多用されている。ところが、別系統式燃料通路
の気化器では、低速燃料通路と高速燃料通路が独立して
いるので、図9に示すように、低速燃料調整針弁を調整
すると、低速燃料調整針弁の影響を受けて機関の高速運
転域での燃料量が変化し、排ガスの成分が悪化すること
がある。
【0004】そこで、例えば実公昭50-14034号公報に開
示されるように、4輪車や2輪車の機関には、低速燃料
通路の入口付近に固定式の低速ジエツトを備えた2系統
式の気化器が広く使用されている。上述の気化器では、
低速燃料通路を流れる燃料量が固定式の低速ジエツトに
より規制されるので、低速燃料通路に配設したアイドル
燃料調整針弁を調整しても、機関のアイドル運転域での
燃料量が変化するだけで、図8に示すように、機関の高
速運転域での燃料量には影響しない。
示されるように、4輪車や2輪車の機関には、低速燃料
通路の入口付近に固定式の低速ジエツトを備えた2系統
式の気化器が広く使用されている。上述の気化器では、
低速燃料通路を流れる燃料量が固定式の低速ジエツトに
より規制されるので、低速燃料通路に配設したアイドル
燃料調整針弁を調整しても、機関のアイドル運転域での
燃料量が変化するだけで、図8に示すように、機関の高
速運転域での燃料量には影響しない。
【0005】ところが、例えば特開平6-200826号公報に
開示されるような携帯作業機に搭載される小型2行程機
関の膜型気化器に上述の通路構成を採用することは、次
のような事情から困難であつた。すなわち、膜型気化器
は携帯作業機のハウジングの内部の限られた部位に収容
されるように小型軽量に造られており、特に吸気通路と
定圧燃料室が接近しているので、両者間の壁部に複雑な
通路構成を採用することは非常に困難である。
開示されるような携帯作業機に搭載される小型2行程機
関の膜型気化器に上述の通路構成を採用することは、次
のような事情から困難であつた。すなわち、膜型気化器
は携帯作業機のハウジングの内部の限られた部位に収容
されるように小型軽量に造られており、特に吸気通路と
定圧燃料室が接近しているので、両者間の壁部に複雑な
通路構成を採用することは非常に困難である。
【0006】低速燃料通路に配設した燃料調整針弁は操
作部(頭部)を携帯作業機ハウジングの外部へ突出させ
る必要があり、燃料調整針弁の調整方向などにも機関の
構成上制約がある。つまり、燃料調整針弁の操作部から
ハウジングの内部へ埃などが浸入するのを防止するため
に、グロメツトを装着する必要がある。また、膜型気化
器に新たな通路構成を備えるにしても、燃料調整針弁の
取付位置や調整方向を変更することは、既存の携帯作業
機への搭載を困難にする。
作部(頭部)を携帯作業機ハウジングの外部へ突出させ
る必要があり、燃料調整針弁の調整方向などにも機関の
構成上制約がある。つまり、燃料調整針弁の操作部から
ハウジングの内部へ埃などが浸入するのを防止するため
に、グロメツトを装着する必要がある。また、膜型気化
器に新たな通路構成を備えるにしても、燃料調整針弁の
取付位置や調整方向を変更することは、既存の携帯作業
機への搭載を困難にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、従来の気化器の外形や燃料調整針弁の取付
位置を変更しないで、機関のアイドル運転域の燃料量の
調整が、高速運転域の燃料量に影響を与えないように構
成した膜型気化器の燃料通路構造を得ることにある。
問題に鑑み、従来の気化器の外形や燃料調整針弁の取付
位置を変更しないで、機関のアイドル運転域の燃料量の
調整が、高速運転域の燃料量に影響を与えないように構
成した膜型気化器の燃料通路構造を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は吸気通路の蝶型の絞り弁の閉位置に
低速燃料噴孔を、前記絞り弁よりも下流側部分にアイド
ル燃料噴孔をそれぞれ開口し、定圧燃料室を低速燃料通
路を経て低速燃料噴孔とアイドル燃料噴孔へ連通し、定
圧燃料室と低速燃料噴孔を連通する低速燃料通路に低速
燃料室を備え、定圧燃料室とアイドル燃料噴孔を連通す
る低速燃料通路に低速ジエツトとアイドル燃料調整針弁
とアイドル燃料室とを備えた膜型気化器において、低速
燃料室およびアイドル燃料室と定圧燃料室との間をそれ
ぞれ別個の閉鎖板により閉止したことを特徴とする。
に、本発明の構成は吸気通路の蝶型の絞り弁の閉位置に
低速燃料噴孔を、前記絞り弁よりも下流側部分にアイド
ル燃料噴孔をそれぞれ開口し、定圧燃料室を低速燃料通
路を経て低速燃料噴孔とアイドル燃料噴孔へ連通し、定
圧燃料室と低速燃料噴孔を連通する低速燃料通路に低速
燃料室を備え、定圧燃料室とアイドル燃料噴孔を連通す
る低速燃料通路に低速ジエツトとアイドル燃料調整針弁
とアイドル燃料室とを備えた膜型気化器において、低速
燃料室およびアイドル燃料室と定圧燃料室との間をそれ
ぞれ別個の閉鎖板により閉止したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば、低速燃料室とア
イドル燃料室をそれぞれ定圧燃料室に近接して配設し、
低速燃料室とアイドル燃料室はそれぞれ閉鎖板により定
圧燃料室から仕切られる。特に、アイドル燃料室は円形
の定圧燃料室の周縁部に配設され、アイドル燃料噴孔と
アイドル燃料調整針弁の出口孔とを連通する溝通路とし
て構成される。
イドル燃料室をそれぞれ定圧燃料室に近接して配設し、
低速燃料室とアイドル燃料室はそれぞれ閉鎖板により定
圧燃料室から仕切られる。特に、アイドル燃料室は円形
の定圧燃料室の周縁部に配設され、アイドル燃料噴孔と
アイドル燃料調整針弁の出口孔とを連通する溝通路とし
て構成される。
【0010】高速燃料通路の定圧燃料室に近接する部分
に、固定式の高速ジエツトを着脱可能に配設し、高速ジ
エツトの内径を選択することにより、仕様の異なる機関
にも対応できるようにする。
に、固定式の高速ジエツトを着脱可能に配設し、高速ジ
エツトの内径を選択することにより、仕様の異なる機関
にも対応できるようにする。
【0011】
【実施例】図6は本発明が適用される一般的な膜型気化
器の正面図、図7は同膜型気化器の正面断面図である。
膜型気化器は吸気通路10を有する本体6の上部に膜3
を挟んでカバー4を結合し、膜3の上側に2行程機関の
クランク室の脈動圧を導入する室2を、下側にポンブ室
5をそれぞれ区画して、膜型燃料ポンプを構成される。
膜型燃料ポンプは膜3の上下振動に伴つて、燃料槽の燃
料を図示してない吸込弁を経てポンプ室5へ吸い込み、
図示してない吐出弁、ストレーナ41、通路42、流入
弁44を経て定圧燃料室14へ供給する。膜型気化器は
本体6の下部に膜17を挟んでカバー15を結合し、膜
17の上側に定圧燃料室14を、下側に大気室16をそ
れぞれ区画して、定圧燃料供給機構を構成される。
器の正面図、図7は同膜型気化器の正面断面図である。
膜型気化器は吸気通路10を有する本体6の上部に膜3
を挟んでカバー4を結合し、膜3の上側に2行程機関の
クランク室の脈動圧を導入する室2を、下側にポンブ室
5をそれぞれ区画して、膜型燃料ポンプを構成される。
膜型燃料ポンプは膜3の上下振動に伴つて、燃料槽の燃
料を図示してない吸込弁を経てポンプ室5へ吸い込み、
図示してない吐出弁、ストレーナ41、通路42、流入
弁44を経て定圧燃料室14へ供給する。膜型気化器は
本体6の下部に膜17を挟んでカバー15を結合し、膜
17の上側に定圧燃料室14を、下側に大気室16をそ
れぞれ区画して、定圧燃料供給機構を構成される。
【0012】図6に示すように、吸気通路10を横切る
弁軸8は、吸気通路10の内部に蝶型の絞り弁7を支持
されるとともに、外端に絞り弁レバー31を結合され
る。弁軸8は該弁軸8に巻装されかつ絞り弁レバー31
と本体6に係止されたばね29の力により、絞り弁7を
閉鎖する方向へ回転付勢されるが、絞り弁レバー31の
停止位置は、本体6に螺合支持した先端が円錐形をなす
アイドル回転調整ボルト30により設定される。
弁軸8は、吸気通路10の内部に蝶型の絞り弁7を支持
されるとともに、外端に絞り弁レバー31を結合され
る。弁軸8は該弁軸8に巻装されかつ絞り弁レバー31
と本体6に係止されたばね29の力により、絞り弁7を
閉鎖する方向へ回転付勢されるが、絞り弁レバー31の
停止位置は、本体6に螺合支持した先端が円錐形をなす
アイドル回転調整ボルト30により設定される。
【0013】図7に示すように、定圧燃料室14の内部
に支軸45により回動可能に支持したレバー47は、ば
ね46の力により反時計方向へ回転付勢され、レバー4
7の右端に係止された流入弁44を閉方向へ付勢する。
定圧室14の燃料が少なくなると、大気圧を受ける膜1
7が押し上げられ、膜17の突起17aによりレバー1
7がばね46の力に抗して時計方向へ回動され、流入弁
44が開き、膜型燃料ポンプからの燃料を受け入れる。
に支軸45により回動可能に支持したレバー47は、ば
ね46の力により反時計方向へ回転付勢され、レバー4
7の右端に係止された流入弁44を閉方向へ付勢する。
定圧室14の燃料が少なくなると、大気圧を受ける膜1
7が押し上げられ、膜17の突起17aによりレバー1
7がばね46の力に抗して時計方向へ回動され、流入弁
44が開き、膜型燃料ポンプからの燃料を受け入れる。
【0014】図5は本発明による膜型気化器の燃料通路
構造の原理的構成を示す側面断面図である。定圧燃料室
14の燃料は独立の低速燃料通路22と高速燃料通路1
2を経て、吸気通路10の低速燃料噴孔24,25およ
びアイドル燃料噴孔36と高速燃料噴孔ないし主燃料ノ
ズル18へそれぞれ吸引される。すなわち、低速燃料は
定圧燃料室14から低速ジエツト21、低速燃料通路2
2、低速燃料室23、低速燃料噴孔24,25を経て吸
気通路10へ吸引される。同時に、低速燃料室23の燃
料は入口孔26、アイドル燃料調整針弁32の弁室3
3、アイドル燃料室65、アイドル燃料噴孔36を経て
吸気通路10へ吸引される。高速燃料は定圧燃料室14
から高速ジエツト13、高速燃料通路12、逆止弁9、
主燃料ノズル18を経て吸気通路10のベンチユリ部1
0aへ吸引される。
構造の原理的構成を示す側面断面図である。定圧燃料室
14の燃料は独立の低速燃料通路22と高速燃料通路1
2を経て、吸気通路10の低速燃料噴孔24,25およ
びアイドル燃料噴孔36と高速燃料噴孔ないし主燃料ノ
ズル18へそれぞれ吸引される。すなわち、低速燃料は
定圧燃料室14から低速ジエツト21、低速燃料通路2
2、低速燃料室23、低速燃料噴孔24,25を経て吸
気通路10へ吸引される。同時に、低速燃料室23の燃
料は入口孔26、アイドル燃料調整針弁32の弁室3
3、アイドル燃料室65、アイドル燃料噴孔36を経て
吸気通路10へ吸引される。高速燃料は定圧燃料室14
から高速ジエツト13、高速燃料通路12、逆止弁9、
主燃料ノズル18を経て吸気通路10のベンチユリ部1
0aへ吸引される。
【0015】低速燃料噴孔24,25は吸気通路10の
絞り弁7の閉位置付近に、軸方向に間隔を存して配設さ
れる。アイドル燃料噴孔36は弁室33から、吸気通路
10の低速燃料噴孔24よりも下流側部分(xは吸気の
流れ方向を示す)へ開口される。アイドル燃料調整針弁
32は本体6の弁室33に配設され、低速燃料室23と
弁室33とを結ぶ入口孔26の面積を加減する。
絞り弁7の閉位置付近に、軸方向に間隔を存して配設さ
れる。アイドル燃料噴孔36は弁室33から、吸気通路
10の低速燃料噴孔24よりも下流側部分(xは吸気の
流れ方向を示す)へ開口される。アイドル燃料調整針弁
32は本体6の弁室33に配設され、低速燃料室23と
弁室33とを結ぶ入口孔26の面積を加減する。
【0016】図1〜4は本発明による膜型気化器の具体
的な燃料通路構造を表すために、本体6の下壁からカバ
ー15と膜17を取り外して示す底面図である。膜17
により区画される定圧燃料室14は全体として円形をな
すが、定圧燃料室14の天壁は一様なものではなく、円
形の天壁面53よりも高い天壁面52を中央部に有し、
天壁面52にレバー47を収容する長円形の空部ないし
溝54を備えている。溝54の片側に天壁面52よりも
低い天壁面51が備えられ、天壁面51の溝に溝54を
横切る支軸45の一端が係合され、かつ天壁面51に螺
合した押えねじ55により外れないように固定される。
板状のレバー47は中央部の両側縁から切り起した板片
を筒形に巻いたボス部47aを、支軸45に回動可能に
支持される。レバー47の右端には流入弁44の下端部
に係合する二股状の端部47bを形成され、中間部には
ばね46の下端を支持する円形のくぼみ46aを形成さ
れ、左端は膜17の中心の突起17aに当接するように
構成される。
的な燃料通路構造を表すために、本体6の下壁からカバ
ー15と膜17を取り外して示す底面図である。膜17
により区画される定圧燃料室14は全体として円形をな
すが、定圧燃料室14の天壁は一様なものではなく、円
形の天壁面53よりも高い天壁面52を中央部に有し、
天壁面52にレバー47を収容する長円形の空部ないし
溝54を備えている。溝54の片側に天壁面52よりも
低い天壁面51が備えられ、天壁面51の溝に溝54を
横切る支軸45の一端が係合され、かつ天壁面51に螺
合した押えねじ55により外れないように固定される。
板状のレバー47は中央部の両側縁から切り起した板片
を筒形に巻いたボス部47aを、支軸45に回動可能に
支持される。レバー47の右端には流入弁44の下端部
に係合する二股状の端部47bを形成され、中間部には
ばね46の下端を支持する円形のくぼみ46aを形成さ
れ、左端は膜17の中心の突起17aに当接するように
構成される。
【0017】低速燃料室23は天壁面52の吸気通路1
0の中心軸線よりも片側へ偏倚した部分に、吸気通路1
0と平行に延びる長円形のくぼみとして構成され、該く
ぼみの開口縁部に形成した段部62へ閉鎖板63(図
2)を重ね合せて定圧燃料室14から仕切られる。低速
燃料室23の深さは一様ではなく、上端(吸気通路10
の上流側端部)に深いポケツト23aが、中央部に断面
V形の溝23bが、下端の右側に深いポケツト23c
が、左側に浅いポケツト23dがそれぞれ形成される。
0の中心軸線よりも片側へ偏倚した部分に、吸気通路1
0と平行に延びる長円形のくぼみとして構成され、該く
ぼみの開口縁部に形成した段部62へ閉鎖板63(図
2)を重ね合せて定圧燃料室14から仕切られる。低速
燃料室23の深さは一様ではなく、上端(吸気通路10
の上流側端部)に深いポケツト23aが、中央部に断面
V形の溝23bが、下端の右側に深いポケツト23c
が、左側に浅いポケツト23dがそれぞれ形成される。
【0018】ポケツト23aから吸気通路10と垂直な
方向へ延びる低圧燃料通路22は、図3に示すように、
低速ジエツト21の出口孔と直交し、低圧燃料通路22
の端部はボールからなる栓61により閉鎖される。低速
ジエツト21は天壁面53の周縁部に配設され、かつ天
壁面53に対し垂直方向に延びるねじ孔68へ螺合され
る。低速燃料噴孔25,24はV溝23bの傾斜壁か
ら、図3に示すように、吸気通路10の絞り弁7の閉位
置付近へ、吸気通路10の中心軸線と垂直に開口され
る。図1に示すように、ポケツト23cはV溝23bを
経てポケツト23aへ連通される一方、アイドル燃料調
整弁32の弁室33を経てアイドル燃料室65へ連通さ
れる。アイドル燃料室65は天壁面53の周縁部に配設
した円弧状の溝として形成され、かつ溝の開口縁部に形
成した段部64へ閉鎖板66(図2)を重ね合せて定圧
燃料室14から仕切られる。
方向へ延びる低圧燃料通路22は、図3に示すように、
低速ジエツト21の出口孔と直交し、低圧燃料通路22
の端部はボールからなる栓61により閉鎖される。低速
ジエツト21は天壁面53の周縁部に配設され、かつ天
壁面53に対し垂直方向に延びるねじ孔68へ螺合され
る。低速燃料噴孔25,24はV溝23bの傾斜壁か
ら、図3に示すように、吸気通路10の絞り弁7の閉位
置付近へ、吸気通路10の中心軸線と垂直に開口され
る。図1に示すように、ポケツト23cはV溝23bを
経てポケツト23aへ連通される一方、アイドル燃料調
整弁32の弁室33を経てアイドル燃料室65へ連通さ
れる。アイドル燃料室65は天壁面53の周縁部に配設
した円弧状の溝として形成され、かつ溝の開口縁部に形
成した段部64へ閉鎖板66(図2)を重ね合せて定圧
燃料室14から仕切られる。
【0019】図2に示すように、アイドル燃料調整弁3
2は吸気通路10の中心軸線に対し垂直に配設される。
低速燃料室23のポケツト23cから吸気通路10の中
心軸線と垂直な方向へ延びる入口孔26が弁室33へ連
通される。アイドル燃料室65から天壁面53と垂直に
延びる入口孔67が弁室33へ連通され、また、アイド
ル燃料室65から上方へ延びるアイドル燃料噴孔36が
吸気通路10の絞り弁7よりも下流側部分へ開口され
る。
2は吸気通路10の中心軸線に対し垂直に配設される。
低速燃料室23のポケツト23cから吸気通路10の中
心軸線と垂直な方向へ延びる入口孔26が弁室33へ連
通される。アイドル燃料室65から天壁面53と垂直に
延びる入口孔67が弁室33へ連通され、また、アイド
ル燃料室65から上方へ延びるアイドル燃料噴孔36が
吸気通路10の絞り弁7よりも下流側部分へ開口され
る。
【0020】図4に示すように、主燃料ノズル18は天
壁面52から吸気通路10のベンチユリ部10aへ斜め
に延びる高速燃料通路12に嵌挿したスリーブ71を備
えている。スリーフ71の下端部に設けたねじ孔72に
固定式の高速ジエツト13が螺合され、スリーブ71の
上端部に円形の弁板からなる逆止弁9が収容される。逆
止弁9の弁板はスリーブ71の上端部に係止した保持環
73により外れないように保持され、該弁板が通孔74
の上端に接する時、吸気通路10から定圧燃料室14へ
の空気の流れを阻止するようになつている。
壁面52から吸気通路10のベンチユリ部10aへ斜め
に延びる高速燃料通路12に嵌挿したスリーブ71を備
えている。スリーフ71の下端部に設けたねじ孔72に
固定式の高速ジエツト13が螺合され、スリーブ71の
上端部に円形の弁板からなる逆止弁9が収容される。逆
止弁9の弁板はスリーブ71の上端部に係止した保持環
73により外れないように保持され、該弁板が通孔74
の上端に接する時、吸気通路10から定圧燃料室14へ
の空気の流れを阻止するようになつている。
【0021】機関の低速運転で、定圧燃料室14の燃料
は低速ジエツト21、低速燃料通路22、低速燃料室2
3、低速燃料噴孔24,25を経て吸気通路10へ吸引
される。同時に、低速ジエツト21、低速燃料通路2
2、低速燃料室23のポケツト23c、入口孔26、弁
室33、出口孔67、低速燃料室65、アイドル燃料噴
孔36を経て吸気通路10へ吸引される。機関の高速運
転では、定圧燃料室14の燃料は高速燃料通路12の高
速ジエツト13、逆止弁9、主燃料ノズル18を経て吸
気通路10へ吸引される。
は低速ジエツト21、低速燃料通路22、低速燃料室2
3、低速燃料噴孔24,25を経て吸気通路10へ吸引
される。同時に、低速ジエツト21、低速燃料通路2
2、低速燃料室23のポケツト23c、入口孔26、弁
室33、出口孔67、低速燃料室65、アイドル燃料噴
孔36を経て吸気通路10へ吸引される。機関の高速運
転では、定圧燃料室14の燃料は高速燃料通路12の高
速ジエツト13、逆止弁9、主燃料ノズル18を経て吸
気通路10へ吸引される。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように、吸気通路の蝶型
の絞り弁の閉位置に低速燃料噴孔を、前記絞り弁よりも
下流側部分にアイドル燃料噴孔をそれぞれ開口し、定圧
燃料室を低速燃料通路を経て低速燃料噴孔とアイドル燃
料噴孔へ連通し、定圧燃料室と低速燃料噴孔を連通する
低速燃料通路に低速燃料室を備え、定圧燃料室とアイド
ル燃料噴孔を連通する低速燃料通路に低速ジエツトとア
イドル燃料調整針弁とアイドル燃料室とを備えたから、
機関のアイドル運転での燃料調整が機関の高速運転に影
響して排ガス成分が悪化するのを防ぐとともに、機関の
アイドル運転で燃料量が安定であり、加減速運転時の過
渡応答性に優れる。
の絞り弁の閉位置に低速燃料噴孔を、前記絞り弁よりも
下流側部分にアイドル燃料噴孔をそれぞれ開口し、定圧
燃料室を低速燃料通路を経て低速燃料噴孔とアイドル燃
料噴孔へ連通し、定圧燃料室と低速燃料噴孔を連通する
低速燃料通路に低速燃料室を備え、定圧燃料室とアイド
ル燃料噴孔を連通する低速燃料通路に低速ジエツトとア
イドル燃料調整針弁とアイドル燃料室とを備えたから、
機関のアイドル運転での燃料調整が機関の高速運転に影
響して排ガス成分が悪化するのを防ぐとともに、機関の
アイドル運転で燃料量が安定であり、加減速運転時の過
渡応答性に優れる。
【0023】主燃料ノズルに直接高速ジエツトを設けて
いるので、高速燃料通路の長さが最短になり、機関の急
加速時の燃料の流れに遅れがなく、定圧燃料室に溜る燃
料蒸気が円滑に排出され、過渡応答性(加速性能)が向
上する。
いるので、高速燃料通路の長さが最短になり、機関の急
加速時の燃料の流れに遅れがなく、定圧燃料室に溜る燃
料蒸気が円滑に排出され、過渡応答性(加速性能)が向
上する。
【0024】低速燃料室と定圧燃料室との間、アイドル
燃料室と定圧燃料室との間はそれぞれ独立した閉鎖板に
より仕切られ、高速ジエツトと低速ジエツトが定圧燃料
室に近接して配設されるから、異物が各ジエツトに付着
した場合に、各ジエツトを洗浄するのに脱着が容易であ
る。
燃料室と定圧燃料室との間はそれぞれ独立した閉鎖板に
より仕切られ、高速ジエツトと低速ジエツトが定圧燃料
室に近接して配設されるから、異物が各ジエツトに付着
した場合に、各ジエツトを洗浄するのに脱着が容易であ
る。
【図1】本発明に係る燃料通路構造を備えた膜型気化器
の底部カバーを取り外して定圧燃料室の内部を示す底面
図である。
の底部カバーを取り外して定圧燃料室の内部を示す底面
図である。
【図2】図1の線2A−2Aによる正面断面図である。
【図3】図1の線3A−3Aによる正面断面図である。
【図4】図1の線4A−4Aによる正面断面図である。
【図5】本発明に係る膜型気化器の原理的構成を示す側
面断面図である。
面断面図である。
【図6】本発明が適用される一般的な膜型気化器の正面
図である。
図である。
【図7】同膜型気化器の正面断面図である。
【図8】本発明に係る膜型気化器の特性を表す線図であ
る。
る。
【図9】従来の膜型気化器の特性を表す線図である。
6:本体 7:絞り弁 8:弁軸 9:逆止弁 10:
吸気通路 10a:ベンチユリ部 12:高速燃料通路
13:高速ジエツト 14:定圧燃料室 15:カバ
ー 16:大気室 17:膜 18:主燃料ノズル 2
1:低速ジエツト 22:低速燃料通路 23:低速燃料室 23a:ポケ
ツト 24:低速燃料噴孔 23b:V溝 25:低速
燃料噴孔 23c:ポケツト 26:入口孔 23d:ポケツト 30:アイドル回転調整ボルト 3
1:絞り弁レバー 32:アイドル燃料調整針弁 3
3:弁室 36:アイドル燃料噴孔 44:流入弁 47:レバー 62:段部 63:閉鎖板 64:段部
65:アイドル燃料室 66:閉鎖板 67:出口孔
68:ねじ孔 71:スリーブ 72:ねじ孔 7
3:保持環 74:通孔
吸気通路 10a:ベンチユリ部 12:高速燃料通路
13:高速ジエツト 14:定圧燃料室 15:カバ
ー 16:大気室 17:膜 18:主燃料ノズル 2
1:低速ジエツト 22:低速燃料通路 23:低速燃料室 23a:ポケ
ツト 24:低速燃料噴孔 23b:V溝 25:低速
燃料噴孔 23c:ポケツト 26:入口孔 23d:ポケツト 30:アイドル回転調整ボルト 3
1:絞り弁レバー 32:アイドル燃料調整針弁 3
3:弁室 36:アイドル燃料噴孔 44:流入弁 47:レバー 62:段部 63:閉鎖板 64:段部
65:アイドル燃料室 66:閉鎖板 67:出口孔
68:ねじ孔 71:スリーブ 72:ねじ孔 7
3:保持環 74:通孔
Claims (4)
- 【請求項1】吸気通路の蝶型の絞り弁の閉位置に低速燃
料噴孔を、前記絞り弁よりも下流側部分にアイドル燃料
噴孔をそれぞれ開口し、定圧燃料室を低速燃料通路を経
て低速燃料噴孔とアイドル燃料噴孔へ連通し、定圧燃料
室と低速燃料噴孔を連通する低速燃料通路に低速燃料室
を備え、定圧燃料室とアイドル燃料噴孔を連通する低速
燃料通路に低速ジエツトとアイドル燃料調整針弁とアイ
ドル燃料室とを備えた膜型気化器において、低速燃料室
およびアイドル燃料室と定圧燃料室との間をそれぞれ別
個の閉鎖板により閉止したことを特徴とする、膜型気化
器の燃料通路構造。 - 【請求項2】前記アイドル燃料室は円形の定圧燃料室の
周縁部に、アイドル燃料噴孔とアイドル燃料調整針弁の
出口孔とを連通する溝通路として構成した、請求項1に
記載の膜型気化器の燃料通路構造。 - 【請求項3】一端が定圧燃料室に連通し他端が吸気通路
のベンチユリ部に開口する高速燃料通路に、定圧燃料室
からベンチユリ部への燃料の流れを許しかつベンチユリ
部から定圧燃料室への空気の流れを阻止する逆止弁を有
する主燃料ノズルを配設し、該主燃料ノズルの定圧燃料
室に隣接する部分に固定式高速ジエツトを脱着可能に設
けた、請求項1に記載の膜型気化器の燃料通路構造。 - 【請求項4】前記アイドル燃料調整針弁は吸気通路の中
心軸線と垂直に交差し、定圧燃料室を区画する膜と平行
かつ低速回転調整ボルトと平行に配設した、請求項1に
記載の膜型気化器の燃料通路構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22582895A JPH0953515A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 膜型気化器の燃料通路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22582895A JPH0953515A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 膜型気化器の燃料通路構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953515A true JPH0953515A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16835448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22582895A Pending JPH0953515A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 膜型気化器の燃料通路構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0953515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015121227A (ja) * | 2013-12-23 | 2015-07-02 | ザマ・ジャパン株式会社 | 気化器のための主燃料ジェットおよびノズル組立体 |
US10495029B2 (en) | 2013-12-23 | 2019-12-03 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Carburetor with single diaphragm for supplying and metering fuel |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP22582895A patent/JPH0953515A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015121227A (ja) * | 2013-12-23 | 2015-07-02 | ザマ・ジャパン株式会社 | 気化器のための主燃料ジェットおよびノズル組立体 |
US10495029B2 (en) | 2013-12-23 | 2019-12-03 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Carburetor with single diaphragm for supplying and metering fuel |
US10669972B2 (en) | 2013-12-23 | 2020-06-02 | Zama Japan Kabushiki Kaisha | Main fuel jet and nozzle assembly for a carburetor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2968707B2 (ja) | ロータリ絞り弁式気化器の燃料調整機構 | |
JPH05195876A (ja) | ダイヤフラム気化器 | |
JPH0953515A (ja) | 膜型気化器の燃料通路構造 | |
JP3292279B2 (ja) | 4行程内燃機関用膜型気化器 | |
JP2580790Y2 (ja) | ダイヤフラム型気化器 | |
JPH11141402A (ja) | 膜型気化器 | |
JPH1172044A (ja) | 手で操縦される作業機における内燃機関用ダイアフラム気化器 | |
JP2599233Y2 (ja) | ダイヤフラム型気化器 | |
JPS5918114Y2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH10331718A (ja) | 膜型気化器の高速燃料通路構造 | |
JP2552864Y2 (ja) | 2行程内燃機関の生燃料溜り防止装置 | |
JP2573620Y2 (ja) | 同系統式燃料通路を有するダイヤフラム型気化器 | |
JP2002155805A (ja) | 2行程層状掃気内燃機関 | |
JP2000087805A (ja) | 膜型気化器の燃料通路構造 | |
JP2001342900A (ja) | ロータリ絞り弁式気化器 | |
JP2001182620A (ja) | 回転絞り弁式気化器 | |
JP2000027706A (ja) | 膜型気化器の加速装置 | |
JP4036908B2 (ja) | ロータリ絞り弁式気化器の燃料調整機構 | |
JPH048266Y2 (ja) | ||
JPH10325365A (ja) | 膜式気化器 | |
JP2023096293A (ja) | キャブレタアッセンブリ | |
JP2003176755A (ja) | 蝶型絞り弁式気化器 | |
JP2003262159A (ja) | 気化器のアイドル燃料供給装置 | |
JPH10220300A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JPS6170160A (ja) | 気化器 |