JPH0953368A - 扉枠構造 - Google Patents

扉枠構造

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JPH0953368A
JPH0953368A JP22751595A JP22751595A JPH0953368A JP H0953368 A JPH0953368 A JP H0953368A JP 22751595 A JP22751595 A JP 22751595A JP 22751595 A JP22751595 A JP 22751595A JP H0953368 A JPH0953368 A JP H0953368A
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JP
Japan
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frame
door
frame members
frame structure
door frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22751595A
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English (en)
Inventor
Katsunori Ishibashi
克則 石橋
Yoshinori Meshino
吉伯 食野
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】扉の手前側と向こう側とで枠材のデザインに変
化をつける。 【解決手段】本発明の扉枠構造は、2つの枠材11、1
2にそれぞれ形成された重合部分13、14を相互に重
合させた状態で該枠材11、12を壁の開口縁部7の手
前側と向こう側にそれぞれ配設し、重合部分13、14
に木ネジ等の固着部材15を挿通して開口縁部7に取り
付ける。そして、重合部分13、14に戸当たり16を
配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁開口に設
ける扉枠構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の壁に開口を設けて扉を取り付ける
場合、該開口に建具枠を固着し、当該建具枠に扉を嵌め
込むのが一般的である。
【0003】図6は、従来の扉枠構造の一例を示した水
平断面図である。従来の扉枠構造は、同図でわかるよう
に、壁の開口2の縁部である柱7に沿って枠材1を取り
付けてあり、壁面仕上げ材3の見切り部分には額縁4を
壁の手前側と向こう側とに嵌め込んである。また、枠材
1には、扉5の行き過ぎを防止する戸当たり6を突設し
てある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、扉5によって
隔てられた2つの空間は、居室であったり廊下であった
りするが、いずれにしろ、壁や床に用いる仕上げ材の色
や材質を使い分けて各空間に個性を持たせることが多
い。
【0005】かかる場合においては、枠材1も各空間の
デザインを構成する一つの要素となり得るが、従来の扉
枠構造においては、各空間に露出している部分の色や形
あるいは肌触りといったものに変化をつけることができ
ず、その結果、いずれかの側のデザインが犠牲となって
見栄えが悪くなるという問題を生じていた。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、扉の手前側と向こう側とで枠材のデザインに
変化をつけることが可能な扉枠構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の扉枠構造は請求項1に記載したように、2
つの枠材を該枠材にそれぞれ形成された重合部分を相互
に重合させた状態で壁の開口縁部の手前側と向こう側に
それぞれ配設し、前記重合部分に木ネジ等の固着部材を
挿通して前記開口縁部に取り付けるとともに、前記重合
部分に戸当たりを配設したものである。
【0008】また、本発明の扉枠構造は、前記各枠材に
額縁をそれぞれ一体形成したものである。
【0009】また、本発明の扉枠構造は請求項3に記載
したように、2つの枠材を所定の連結部材を介してかつ
所定の隙間を設けて相互に連結された状態で壁の開口縁
部の手前側と向こう側にそれぞれ配設し、前記連結部材
に木ネジ等の固着部材を挿通して前記開口縁部に取り付
けるとともに、所定の戸当たりを前記枠材に跨設したも
のである。
【0010】本発明の扉枠構造においては、従来単体で
あった枠材を2つの枠材で構成し、これらの枠材に所定
の重合部分を形成しておく。そして、該重合部分を相互
に重合させた状態で2つの枠材を壁の開口縁部の手前側
と向こう側にそれぞれ配設し、前記重合部分に木ネジ等
の固着部材を挿通して開口縁部に取り付ける。そして、
重合部分に戸当たりを配設して該重合部分および固着部
材が外から見えないようにする。
【0011】また、本発明の扉枠構造においては、2つ
の枠材を所定の連結部材を介してかつ所定の隙間を設け
て相互に連結する。そして、各枠材を壁の開口縁部の手
前側と向こう側にそれぞれ配設し、前記隙間から固着部
材を入れて連結部材に挿通し、開口縁部に取り付ける。
そして、戸当たりを枠材に跨設して該隙間および固着部
材が外から見えないようにする。
【0012】このようにすると、一方の枠材は壁開口の
手前側の空間だけに露出し、他方の枠材は向こう側の空
間だけに露出する。そのため、各枠材に対してそれぞれ
の空間に調和した別々のデザインを施すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る扉枠構造の実
施の形態について、添付図面を参照して説明する。な
お、従来技術と実質的に同一の部品等については同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0014】(第1実施形態)図1(a) は、第1実施形
態に係る扉枠構造を示した水平断面図である。同図でわ
かるように、本実施形態の扉枠構造は、壁開口2の縁部
である柱7の手前側と向こう側に2つの枠材11、12
をそれぞれ配設してある。
【0015】枠材11、12は、それぞれ独自のデザイ
ンで製作することが可能であり、色、形状、肌触りある
いは木製、プラスチック製等の材質などを互いに異なる
ものとすることができる。
【0016】ここで、枠材11、12には、同図(b) で
よくわかるように重合部分13、14をそれぞれ突設し
てあり、柱7に取り付けた場合に所定の重ね幅で重合さ
れるようになっている。そして、かかる重合部分13、
14に固着部材である木ネジ15を挿通して柱7にねじ
込み、さらに該重合部分13、14に戸当たり16を配
設するようになっている。
【0017】かかる扉枠構造を組み立てるには、まず図
2(a) に示すように、枠材11の重合部分13に枠材1
2の重合部分14を重ね合わせるようにして、両枠材1
1、12を柱7にあてがう。
【0018】次に、図2(b) に示すように重合部分1
3、14に木ネジ15をねじ込んで貫通させ、さらに柱
7にねじ込んで枠材11、12を固定する。
【0019】次に、図2(c) に示すように重合部分1
3、14に戸当たり16を被せて木ネジ15が外から見
えないようにし、最後に、枠材11、12に形成された
溝21、22に額縁4を嵌め込む。
【0020】以上説明したように、本実施形態に係る扉
枠構造によれば、従来単体であった枠材を2つの枠材で
構成したので、各枠材をそれぞれ独自のデザインで製作
することが可能となる。したがって、各空間の雰囲気に
合わせて枠材の色や形あるいは材質といったものを個別
に選択することができる。例えば、一方の空間である居
室が茶系色に統一されており、他方の空間である廊下が
若干赤みがかった色に統一されているような場合、居室
側の枠材と廊下側の枠材をそれぞれの色に合わせたもの
とすることができる。
【0021】また、各枠材に重合部分を形成し、該重合
部分を重ねた上で柱に固定するようにしたので、枠材を
個別に取り付ける場合に比べて枠材同士の取付け精度を
向上させることができる。
【0022】また、かかる重合部分に木ネジをねじ込ん
で柱に固定するようにしたので、各枠材を個別に取り付
ける無駄がなくなり、枠材が単体である場合と同程度の
時間で柱への取付けを完了することができる。
【0023】また、かかる重合部分に戸当たりを配設す
るようにしたので、重合部分や木ネジの頭が外から見え
て美観を損ねるといったおそれもない。
【0024】本実施形態では、戸当たり16を重合部分
にちょうど納めるような構成としたが、図3(a) に示す
ように、裏側に段差21を設けた戸当たり22を用いて
もよい。かかる構成によれば、壁の厚みが多少変化して
もこれを調整することができる。
【0025】また、図3(b) のように、枠材11に代え
て、重合部分13との間に枠材12の重合部分14を嵌
め込むための突起23を形成した枠材11aを用いても
よい。かかる構成によれば、枠材11aおよび枠材12
の相対的な位置決めが容易になり、取付け精度をさらに
向上させることができる。
【0026】また、本実施形態では、枠材と額縁とを別
々に構成したが、図3(c) のように額縁4を一体化させ
た枠材11b、12bを使用してもよい。かかる場合で
あっても、枠材を手前側と向こう側の2つに分割してあ
るため、壁仕上げ材3の見切り箇所の処理に支障は生じ
ない。
【0027】なお、木ネジ以外に釘等の固着部材を代用
できることは言うまでもない。
【0028】(第2実施形態)次に、第2実施形態につ
いて説明する。なお、上述の実施形態と実質的に同一の
部品等については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0029】図4(a) は、第2実施形態に係る扉枠構造
を示した水平断面図である。同図でわかるように、本実
施形態の扉枠構造も第1実施形態と同様、壁開口2の縁
部である柱7の手前側と向こう側に2つの枠材31、3
2をそれぞれ配設してあるが、枠材31、32は、所定
の隙間を設けた状態で連結部材である連結プレート33
で互いに連結してある。
【0030】枠材31、32も枠材11、12と同様、
それぞれ独自のデザインで製作することが可能であり、
色、形状、肌触りあるいは木製、プラスチック製等の材
質などを互いに異なるものとすることができる。
【0031】一方、図4(b) に示すように、連結プレー
ト33には孔34を設けてあり、固着部材である木ネジ
を挿通することによって枠材31、32の裏面に固定で
きるようになっている。また、同じく連結プレート33
には孔35を設けてあり、枠材31、32の隙間から木
ネジを入れて孔35に挿通し、これを柱7にねじ込むこ
とができるようになっている。かかる連結プレート33
は、枠材31、32の部材軸線に沿って所定のピッチで
配設するようにするのがよい。
【0032】本実施形態の扉枠構造を組み立てるには、
まず図5(a) に示すように、枠材31、32の裏面から
連結プレート33をあてがって木ネジ41をねじ込み、
枠材31、32を相互に連結する。このとき、枠材3
1、32間に隙間を形成しておく。
【0033】次に、図5(b) に示すように、連結された
枠材31、32を柱7にあてがい、次いで、その隙間か
ら木ネジ15を通して連結プレート33の孔35に挿通
し、それを柱7にねじ込んで固定する。
【0034】次に、図5(c) に示すように枠材31、3
2に形成された肩41、42に戸当たり16を跨設し、
木ネジ15が外から見えないようにするとともに、枠材
31、32に形成された溝21、22に額縁4を嵌め込
む。
【0035】以上説明したように、本実施形態に係る扉
枠構造によれば、第1実施形態と同様に、各枠材をそれ
ぞれ独自のデザインで製作することが可能となる。
【0036】また、各枠材を別々に柱に取り付けるので
はなく、連結プレートで連結しておいてから柱に固定す
るようにしたので、枠材同士の取付け精度を向上させる
ことができるとともに、柱への取付け作業を速やかに行
うことができる。
【0037】また、枠材の間に隙間を設けておき、かか
る隙間を利用して連結プレートを柱に固定するようにし
たので、柱への固定を容易に行うことができるととも
に、該隙間に戸当たりを配設するようにしたので、隙間
や木ネジの頭が外から見えて美観を損ねるといったおそ
れもない。
【0038】なお、連結部材を介して両枠材を連結する
構成としたので、枠材自体は凹凸の少ないシンプルな形
状になる。そのため、枠材加工が容易になるとともに、
破損や割れに強い構造となる。
【0039】本実施形態では、連結プレートを所定のピ
ッチで複数配設するようにしたが、枠材と同様に長尺状
に形成したものを使用するようにしてもよい。
【0040】なお、木ネジ以外に釘等の固着部材を代用
できることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の扉枠構造
は、2つの枠材を該枠材にそれぞれ形成された重合部分
を相互に重合させた状態で壁の開口縁部の手前側と向こ
う側にそれぞれ配設し、前記重合部分に木ネジ等の固着
部材を挿通して前記開口縁部に取り付けるとともに、前
記重合部分に戸当たりを配設したので、扉の手前側と向
こう側とで枠材のデザインに変化をつけることが可能と
なる。
【0042】また、本発明の扉枠構造は、2つの枠材を
所定の連結部材を介してかつ所定の隙間を設けて相互に
連結された状態で壁の開口縁部の手前側と向こう側にそ
れぞれ配設し、前記連結部材に木ネジ等の固着部材を挿
通して前記開口縁部に取り付けるとともに、所定の戸当
たりを前記枠材に跨設したので、扉の手前側と向こう側
とで枠材のデザインに変化をつけることが可能となる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る扉枠構造の水平断面図であ
り、(a)は全体図、(b)は枠材の分解図。
【図2】第1実施形態に係る扉枠構造の組立手順を示し
た図。
【図3】第1実施形態に係る扉枠構造の変形例を示した
水平断面図。
【図4】第2実施形態に係る扉枠構造を示した図であ
り、(a)は水平断面図、(b)は連結プレートの配置状況を
示した斜視図。
【図5】第2実施形態に係る扉枠構造の組立手順を示し
た図。
【図6】従来技術の扉枠構造の水平断面図。
【符号の説明】
4 額縁 11、12、31、32 枠材 13、14 重合部分 15 木ネジ(固着部材) 16、22 戸当たり 33 連結プレート(連結部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの枠材を該枠材にそれぞれ形成され
    た重合部分を相互に重合させた状態で壁の開口縁部の手
    前側と向こう側にそれぞれ配設し、前記重合部分に木ネ
    ジ等の固着部材を挿通して前記開口縁部に取り付けると
    ともに、前記重合部分に戸当たりを配設したことを特徴
    とする扉枠構造。
  2. 【請求項2】 前記各枠材に額縁をそれぞれ一体形成し
    た請求項1記載の扉枠構造。
  3. 【請求項3】 2つの枠材を所定の連結部材を介してか
    つ所定の隙間を設けて相互に連結された状態で壁の開口
    縁部の手前側と向こう側にそれぞれ配設し、前記連結部
    材に木ネジ等の固着部材を挿通して前記開口縁部に取り
    付けるとともに、所定の戸当たりを前記枠材に跨設した
    ことを特徴とする扉枠構造。
JP22751595A 1995-08-10 1995-08-10 扉枠構造 Withdrawn JPH0953368A (ja)

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JP22751595A JPH0953368A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 扉枠構造

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JPH0953368A true JPH0953368A (ja) 1997-02-25

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JP22751595A Withdrawn JPH0953368A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 扉枠構造

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JP (1) JPH0953368A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048045A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 枠材の取付構造
JP2012026199A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 窓枠及びこれを用いた窓枠納め構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105