JP2570557Y2 - 柱構造 - Google Patents

柱構造

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JP2570557Y2
JP2570557Y2 JP1990066750U JP6675090U JP2570557Y2 JP 2570557 Y2 JP2570557 Y2 JP 2570557Y2 JP 1990066750 U JP1990066750 U JP 1990066750U JP 6675090 U JP6675090 U JP 6675090U JP 2570557 Y2 JP2570557 Y2 JP 2570557Y2
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groove
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里志 西脇
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Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、構築構造物の柱構造に関する。
《従来の技術》 よく知られているように、オフィスでは、事業内容に
応じて各種の掲示板が用いられ、例えば、消費財の販売
社会では、各種商品の月別売上の集計や、販売担当者の
売上成績などが掲示されている。
この種の掲示板は、一般的には室内の壁や柱などに係
止されている。
このような場合の掲示板の係止手段としては、コンク
リート製の壁や柱では、画鋲などが使用できないので、
一般的に接着テープを接着剤などが用いられている。
しかしながら、このような従来の係止手段には、以下
に説明する課題があった。
《考案が解決しようとする課題》 すなわち、一般にオフィスビルの住居者は、永久的に
同一場所に入居していることは少なく、各種の事情で入
居者が変わる。
このような場合には、壁や柱に係止していた掲示板は
撤去されることになるが、掲示板が接着テープや接着剤
で係止されていると、掲示板を撤去した部分が非常に見
苦しいものとなる。
このため、従来は、新たな入居者が入る前に壁や柱な
どの表面に塗装を施していたが、経済的な面で不利益が
大きかった。
この考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、撤去後の見苦
しさがなく、掲示板などを簡単に着脱できる柱構造を提
供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、オフィスビル
などの建築構造物の室内に設けられるコンクリート製の
柱部材が備える柱構造であって、前記柱部材のコンクリ
ート表面部に上下方向に間隔を置いて複数形成された、
奥側に向けて幅が拡がる溝部からなり、この溝部に、被
係止部材に取り付けた前記溝部の断面形状とほぼ等しい
断面形状を有する突起が嵌合することにより、前記被係
止部材を前記柱部材のコンクリート表面部に係止するよ
うにしたことを特徴とする。
《考案の作用効果》 上記構成の柱構造によれば、コンクリート製の柱部材
のコンクリート表面部に上下方向に間隔を置いて水平方
向に延長する奥側に向けて幅が拡がる溝部が複数形成さ
れているので、例えば、掲示板等の被係止部材の裏面
に、この溝部の断面形状とほぼ等しい断面形状を有する
突起を設けておけば、この突起を溝部に嵌合させること
により、コンクリート柱部材の表面に掲示板等の被係止
部材を簡単に係止することができる。
また、不使用の溝部には、例えば、ゴムなどの比較的
軟質の線状部材を装着しておけば、柱部材の外観を損ね
ることもない。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。
第1図から第3図は、この考案にかかる柱構造の一実
施例を示している。
同図に示す柱構造は、本考案を角型の柱部材10に適用
した場合を示している。
柱部材10は、オフィスビルなどの建築構造物の室内の
床面12と天井面14との間に設けられており、鉄筋ないし
は鉄筋コンクリート製のものである。
柱部材10のコンクリート表面部には、上下方向に所定
の間隔を置いて、その外周を周回するように水平方向に
延びる複数条の溝16が設けられている。
この溝16は、この実施例では、第2図に示すように、
奥側に向けて幅が拡がる凹形断面の蟻溝状に形成されて
いる。
このように構成された柱部材10では、例えば、第3図
にその一例を示すように、掲示板18の裏面に前記溝16の
断面形状に一致した突起20を設けておけば、この突起20
を溝16に嵌合させることにより、柱部材10のコンクリー
ト表面側に掲示板18を着脱自在に係止することができ、
不要になった掲示板18を撤去した場合にも、従来の接着
テープ接着剤で掲示板18を係止した時のように、撤去後
の見苦しさはなくなる。
この場合、例えば、溝16内に、予め溝16と同じ断面形
状を有し、硬質ゴムや比較的軟質なプラスチックで形成
した線状材を嵌合させておけば、使用しない溝16が柱部
材10の表面に露出して、その外観が損なうことが妨げる
と同時に、溝16から取り外した線状材を掲示板18の裏面
に接着すれば、これを取付用突起20として利用すること
もできる。
なお、上記実施例では、本考案をほぼ方形断面の角型
柱部材10に適用した場合を例示したが、この考案の実施
はこれに限定されることはなく、適当な大きさの平面部
がある、例えば、多角形断面の柱部材にも適用できる。
また、溝16の断面形状も上記した蟻溝状のものに限ら
れるとはなく、半円状の断面形状であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の柱構造の一例を示す斜視図、第2図は
同柱構造の断面図、第3図は同柱構造に係止される掲示
板の側面図である。 10……柱部材 16……溝 18……掲示板 20……突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オフィスビルなどの建築構造物の室内に設
    けられるコンクリート製の柱部材が備える柱構造であっ
    て、前記柱部材のコンクリート表面部に上下方向に間隔
    を置いて複数形成された、奥側に向けて幅が拡がる溝部
    からなり、この溝部に、被係止部材に取り付けた前記溝
    部の断面形状とほぼ等しい断面形状を有する突起が嵌合
    することにより、前記被係止部材を前記柱部材のコンク
    リート表面部に係止するようにしたことを特徴とする柱
    構造。
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JPH0424912U JPH0424912U (ja) 1992-02-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147515U (ja) * 1974-10-08 1976-04-08
JPS61173621U (ja) * 1985-04-18 1986-10-29

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JPH0424912U (ja) 1992-02-28

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