JPH0510683Y2 - - Google Patents

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JPH0510683Y2
JPH0510683Y2 JP1988079411U JP7941188U JPH0510683Y2 JP H0510683 Y2 JPH0510683 Y2 JP H0510683Y2 JP 1988079411 U JP1988079411 U JP 1988079411U JP 7941188 U JP7941188 U JP 7941188U JP H0510683 Y2 JPH0510683 Y2 JP H0510683Y2
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furniture
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流し台や吊戸棚などの家具と、こ
の家具が配設される壁面等との間に発生する隙間
に充填して、設置される家具との色彩の整合性を
図るための家具用スペーサーに関する。
〔従来技術とその問題点〕
周知のように、流し台や吊戸棚などの家具にお
いては、キヤビネツトの間口寸法は、天板の間口
寸法よりも小さめに仕上がるのが一般的である。
例えば、第8図に示すようなシステムキツチンに
おいては、天板は壁間寸法に合せて製作するが、
キヤビネツトは、予め一定モジユールによつて製
作された単位キヤビネツトを組み合わせて結合し
形成するからである。
このようなシステムキツチンを、天板1と同一
間口寸法の壁面2とエンドパネル(または壁面)
3との間に配設した場合には、キヤビネツト4や
吊戸棚5の間口寸法が、壁面2とエンドパネル3
との間の間口寸法より小さいため、キヤビネツト
4や吊戸棚5とエンドパネル3との間に隙間Aが
生じて見栄えが悪くなることから、この隙間Aを
充填するスペーサが用いられるのが一般的であ
る。
このようなスペーサとしては、従来、1辺がキ
ヤビネツト4や吊戸棚5の正面と同一の色彩が施
されてなるスペーサーが多く用いられている。
しかしながら、上記従来のスペーサーにあつて
は、1辺がキヤビネツト4や吊戸棚5の正面と同
一の色彩で形成されているだけの構成であるた
め、例えば、正面の色彩と底面の色彩とが異なる
タイプの吊戸棚などのように、外部に露呈する2
面の色彩が異なる家具とエンドパネル3との間の
隙間Aに、上記従来のスペーサーを充填した場合
には、1面の色彩は整合するが、他の1辺は色彩
が不揃いとなるため、上記家具2面の色彩に合致
する色彩を有するスペーサーを別途2種類用意し
なければならず、部品点数が嵩み煩雑となる、と
いう問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、1面は勿
論、外部に露呈する2面の色彩が異なる家具と壁
面等の隙間を、1本のスペーサーによつてその色
彩を容易に整合させることができる家具用スペー
サーを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案に係る家具
用スペーサーは、方形長尺材からなるスペーサー
本体の長手方向の相対する二辺に夫々異なる色彩
を施すと共に、上記スペーサー本体の他の一辺の
中央部長手方向に略U字状の凹部を形成し、該凹
部の左右両側を細幅の切削可能な平面部としたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
それ故、この考案に係る家具用スペーサーにあ
つては、2辺の色彩が、外部に露呈する2面の色
彩と同一なスペーサーを、面を合せて前記キヤビ
ネツトとエンドパネル(または壁面)との間に充
填するだけで、家具との色彩の整合性を図ること
ができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基き、この考案
を詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る家具用
スペーサーSは、本体10の断面形状が略凹状に
形成された長尺材で形成されており、正面11と
背面12には、異種の色彩が施されている。この
色彩は、木材そのものの色彩や着色された合成樹
脂等の材料自体の色彩、或は、塗装された色彩の
いずれのものでもよい。
上記本体10の左側面13には、両面接着テー
プ15が貼着されている。
上記本体10の右側面14には、中央部長手方
向に沿つて、略U字状の凹部16が形成されてお
り、この凹部16の両端部と正面11及び背面1
2との間に形成された平面部14a,14bは、
細幅に形成されている。
尚、上記第1図に示す本体10は、2色の合成
樹脂を押し出し一体成形して形成し、或は、木材
等の表面に塗料を塗布したものであるが、これに
代えて、例えば、第2図に示すように、2色の合
成樹脂10A,10Bを各々別に押し出し成形し
て得られたもの或は2色の彩色が施された木材等
を、接着剤等で貼り合せて一体化してもよく、或
は、第3図に示すように、1色の彩色が施された
木材或は1色の合成樹脂からなる本体10の正面
11または背面12に、他の色彩からなる合成樹
脂シート17を貼着して形成してもよい。勿論、
これらの方法を適宜組み合わせて形成することも
できる。
次に、以上の構成からなる家具用スペーサーS
を用いて、家具20とエンドパネル(または壁
面)との間を充填する場合について説明する。
先ず、第4図に示すように、上記家具用スペー
サーSに1辺(正面11または背面12)のみを
使用する場合には、家具20の正面の色彩と整合
する色彩を有する家具用スペーサーSの1辺を手
前側にして、前記家具20のキヤビネツト側板2
1の前縁部に両面接着テープ15を介して接着す
る。勿論、この場合には、本体10の長さは、上
記家具20のキヤビネツト側板21の高さ寸法と
同一の長さで切断されている。尚、同図中符号1
8は、上記家具用スペーサーSによつて充填され
る間隙の手前側寸法と奥側寸法とを均一に保つた
めの補助スペーサーを示しており、この補助スペ
ーサー18の一側面にも両面接着テープ(図示せ
ず)が貼着されている。
第5図に示すように、上記キヤビネツト側板2
1とエンドパネル3との間隙寸法Dが、本体10
の幅寸法dよりも小さい場合には、上記間隙寸法
Dに合せて前記平面部14a,14bを切削すれ
ばよい。
また、第6図に示すように、上記キヤビネツト
側板21とエンドパネル3との間隙寸法Dが、本
体10の幅寸法dよりも大きい場合には、上記家
具用スペーサーSを2枚重ね、上記エンドパネル
3側に配設された家具用スペーサーSの平面部1
4a,14bを前記と同様に切削すればよい。こ
の場合、キヤビネツト側板側に配設される家具用
スペーサーSとエンドパネル3側に配設される家
具用スペーサーSとは、エンドパネル3側の家具
用スペーサーSに貼着された両面接着テープ15
により、容易に一体化することができる。
尚、本実施例にあつては、上記平面部14a,
14bが細幅に形成されているため、切削作業が
容易であり、また、製品としての材料の歩留りを
向上させることもできる。
次に、上記のように構成された家具用スペーサ
ーSを用いて、正面と底面の色彩が異なる吊戸棚
30とエンドパネルとの間隙を充填する場合につ
いて説明すると、第7図に示すように、本体10
の正面11に施された色彩と吊戸棚30の前周縁
部31との色彩が同一で、かつ、本体10の背面
12に施された色彩と吊戸棚30の底面32との
色彩が同一である場合に、先ず、上記本体10の
正面11を手前側に向けた状態で上記家具用スペ
ーサーSを、その下端部が45度になるように切断
する一方、本体10の背面12を吊戸棚30の底
面32側に向けた状態で家具用スペーサーSを、
その前端部が45度になるように切断する。
この後、上記切断された家具用スペーサーS
を、第7図に示すように、L字状に接合して接着
剤または釘などで組み立て、これを各接着テープ
15で側板33に貼着する。このようにして家具
用スペーサーSが貼着された吊戸棚30を、最後
に天井や壁面等に固着することで、隙間Aが見え
ない家具の設置施工を簡易に行うことができる。
〔考案の効果〕
この考案に係る家具用スペーサーにあつては、
以上説明したように、壁面等と家具との間を充填
するスペーサー本体の2辺を、異なる彩色で構成
したため、1面は勿論、外部に露呈する2面の色
彩が異なる家具と壁面等との隙間を、1本のスペ
ーサーによつて色彩の整合性を図つて充填するこ
とができ、材料の歩留りも良く、しかも、運搬等
も容易である、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る家具用スペ
ーサーの構成を示す平面図、第2図は同家具用ス
ペーサーの他の構成例を示す平面図、第3図は同
家具用スペーサーのさらに他の構成例を示す平面
図、第4図は同家具用スペーサーの第1使用例を
示す斜視図、第5図は同家具用スペーサーの第2
使用例を示す要部断面図、第6図は同家具用スペ
ーサーの第3使用例を示す要部断面図、第7図は
同家具用スペーサーの第4使用例を示す斜視図、
第8図はシステムキツチンの配置状態例を示す正
面説明図である。 符号の説明、S……家具用スペーサー、10…
…本体、11……正面、12……背面、14……
右側面、16……凹部、17……樹脂シート、2
0……家具、30……吊戸棚、A……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形長尺材からなるスペーサー本体の長手方向
    の相対する二辺に夫々異なる色彩を施すと共に、
    上記スペーサー本体の他の一辺の中央部長手方向
    に略U字状の凹部を形成し、該凹部の左右両側を
    細幅の切削可能な平面部としたことを特徴とする
    家具用スペーサー。
JP1988079411U 1988-06-17 1988-06-17 Expired - Lifetime JPH0510683Y2 (ja)

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JP1988079411U JPH0510683Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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JP1988079411U JPH0510683Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH022042U JPH022042U (ja) 1990-01-09
JPH0510683Y2 true JPH0510683Y2 (ja) 1993-03-16

Family

ID=31304291

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5639398U (ja) * 1979-08-31 1981-04-13

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JPS5639398U (ja) * 1979-08-31 1981-04-13

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