JPH0747589Y2 - ドアー枠 - Google Patents

ドアー枠

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JPH0747589Y2
JPH0747589Y2 JP1990117177U JP11717790U JPH0747589Y2 JP H0747589 Y2 JPH0747589 Y2 JP H0747589Y2 JP 1990117177 U JP1990117177 U JP 1990117177U JP 11717790 U JP11717790 U JP 11717790U JP H0747589 Y2 JPH0747589 Y2 JP H0747589Y2
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JP
Japan
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decorative plate
door
decorative
frame
synthetic resin
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990117177U
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English (en)
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JPH0475076U (ja
Inventor
鐵夫 三浦
Original Assignee
デノン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ドアーを室内等の開口部に建て込むためのド
アー枠、特に、開口部に固定される枠材の表面に合成樹
脂製の化粧板を付設し、該化粧板に一体に突設された突
部の外面に、戸当たり材を嵌脱可能に嵌着するドアー枠
に関する。
【従来の技術】
第5図は従来のこのタイプのドアー枠を示す。このドア
ー枠では、開口部に固定された木製の枠材50の表面を、
中央全長に凸部51を有する全一体成型された一枚の合成
樹脂製の化粧板52で覆い、その凸部51に断面コ字状の戸
当たり材53を嵌脱可能に嵌着する。枠材50は、枠材50の
前後縁部を覆う前後のコ字状部54を有し、該コ字状部54
と凸部51のところとを釘55で枠材50に固定する。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これでは、枠材50の幅員(枠見込み)は開口部
の出入り方向の厚さに従って変わるところ、化粧板52の
大きさを枠材50に合致させなければならず、開口部の出
入り方向の厚さ寸法に応じた種々のサイズの化粧板52を
用意しなければならなく、コスト高になっていた。 本考案の目的は、従来のこのような問題点に鑑み、開口
部の出入り方向の厚さ寸法に応じて枠材の大きさが変わ
っても、一つのサイズの化粧板で対応できるようにする
ことにある。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、化粧板を前後の化粧板に分割し、そのうちの
一方の化粧板の先端縁部に突部を設けるとともに、該一
方の化粧板の先端縁部の裏面に、他方の化粧板の先端縁
部と重合させる段部を設けている。また、戸当たり材を
硬質合成樹脂で断面コ字状に成型し、その両側先端縁に
軟質合成樹脂によるシール縁部を設けたものとしてい
る。
【作用】
ドアーの厚さは大体一定であるため、戸当たり材を嵌着
する突部を設けた一方の化粧板は、枠材の幅員の大小に
関係なく同じサイズのものを使用し、他方の化粧板は予
め大きめに製作して対象とする枠材の幅員に応じて現場
等で切断すれば、前後それぞれ一種類の化粧板を製作す
るだけで、あらゆるサイズの枠材に対応できる。また、
切断する他方の化粧板は、その切断側の先端縁部が一方
の化粧板の突部の裏側で一方の化粧板の段部と重合する
ため、前後の化粧板に分離していても、外見上は面一の
一体のものに見える。そして、戸当たり材を硬質合成樹
脂で断面コ字状に成型し、その両側先端縁に軟質合成樹
脂によるシール縁部を設けているので、戸当たり材と前
後の化粧板との境目が外見上判らなくなる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 第1図から第3図は本考案の第1実施例のドアー枠を示
す。このドアー枠は第3図の分解した端面図に示すよう
に、木材製の枠材1と同じく木材製の2本のパッキン用
角材2と硬質合成樹脂でそれぞれ一体成型された前後の
化粧板3,4と硬質合成樹脂製の戸当たり材5と硬質合成
樹脂製の前後一対の縁飾り材6とで構成され、これらの
部品はいずれも工場で長尺に製作され、使用現場の設計
図に従い任意の寸法に切断して現場に持ち込まれる。 枠材1の裏面には2本の凹溝7が全長に平行に設けら
れ、前後側面にはそれぞれ一本の凹溝8が全長に設けら
れている。裏面の凹溝7には、角材2の全長に設けられ
た凸部9が嵌合される。該凸部9は角材2の中心線より
一方側にずれた個所に設けられている。 前側の化粧板3は、枠材1の平らな表面10の前部を覆う
主要部分の先端縁に、戸当たり材5を嵌合させる断面コ
字状の突部11を全長に設けるとともに、枠材1の前側面
の一部を覆う基端縁部に、枠材1の前側面の凹溝8に外
面が嵌合する断面E字状の嵌合部12を全長に設けてい
る。突部11の裏面は、後側の化粧板4の先端部と重合さ
せるため、該先端部の厚さに応じた段部13となってい
る。断面コ字状の突部11の両外面には歯14が全長に設け
られ、断面E字状の嵌合部12の内面にも歯15が全長に設
けられている。 後側の化粧板4は、枠材1の平らな表面10の後部を覆う
主要部分が第3図鎖線で示すように予め十分に余裕をも
った幅員で製作され、使用時に枠材1のサイズに応じた
適宜の幅員に切断される。該化粧板4の基端縁部にも、
前側の化粧板3と同様に歯15を有する断面E字状の嵌合
部12が全長に設けられ、該嵌合部12の外面は枠材1の後
側面の凹溝8に嵌合する。 戸当たり材5は全長にわたり断面コ字状で、その両内面
には歯16が全長に設けられている。戸当たり材5自体は
硬質合成樹脂製であるが、その両側部の外側先端縁の全
長に、軟質合成樹脂による断面三角形の小さいシール縁
部17を成型時に一体に設けている。 一対の縁飾り材6は、表面が装飾効果を持った凹凸形状
をなし、また平らな裏面の一端縁に、歯18を有する2本
のリブ19をそれぞれ一体に全長に突設している。 上記のような部品の現場での設置及び組み立ては次のよ
うにして行う。第1図及び第2図は組み立てられた状態
である。 室内の開口部の内周縁の上縁と左右縁、あるいはさらに
下縁に、それぞれ枠材1を2本のパッキン用角材2を介
して公知の方法で固定する。後側の化粧板4の嵌合部12
を枠材1の後側面の凹溝8に嵌合させて、枠材1の表面
10の後部を該化粧板4で覆う。また、前側の化粧板4の
嵌合部12を枠材1の前側面の凹溝8に嵌合させて、枠材
1の表面10の前部を該化粧板3で覆い、その段部13を後
側の化粧板4の先端部と重合させ、その重合部分をビス
20によって枠材1に固定する。戸当たり材5を前側の化
粧板3の突部11に強制的に嵌合させて、それらの歯16と
14を噛み合わせ、突部11を戸当たり材5で覆う。前後の
化粧板3,4の嵌合部12内に一対の縁飾り材6のリブ19を
それぞれ強制的に嵌合させて、それらの歯15と18とを噛
み合わせ、一対の縁飾り材6を前後の化粧板3,4の基端
縁部に取り付ける。なお、部品相互の接合面は必要に応
じ接着剤で接着させる。 このように組み立てた状態において、前後の化粧板3,4
は面一になって枠材1の表面10を覆い、戸当たり材5は
突部11を完全に覆うと同時に前後の化粧板3,4の重合部
分も覆い、さらに前後の縁飾り材6は前後の化粧板3,4
の嵌合部12を覆うとともに、前後の壁材21と枠材1との
境界部分を覆う。 従って、外見上は、前後の化粧板3,4の主要部分の表面
と、戸当たり材5の表面と、前後の縁飾り材6の表面し
か見えない。特に、戸当たり材5の両側の先端縁には軟
質合成樹脂によるシール部17が設けられており、これが
前後の化粧板3,4の表面に密着するため、戸当たり材5
を化粧板3,4と同一色にすれば、これら戸当たり材5と
化粧板3,4とが別体であるとは容易には識別できなく、
外見上は一体に連続したものに見える。また、縁飾り材
6は開口部の前後の周縁を装飾する。縁飾り材6の色を
前後の化粧板3,4と異なる色にすれば、装飾効果が一層
高まる。パッキン用角材2の凸部9は中心線より前後一
方側にずれているため、前後いずれの向きにして凸部9
を凹溝7に嵌合させるかにより、縁飾り材6との間の間
隔を2段階に調整できるため、壁板21の厚さの違いに対
応できる。 第4図は本考案の第2実施例を示す。この実施例では、
前後の化粧板3,4に枠材1の前後面の全域をそれぞれ囲
んで覆う断面コ字状の側部22を設け、該側部22の中央の
全長に歯を有するリブ23を一体に突設し、このリブ23を
枠材1の前後面に設けられた細長溝24に強制的に嵌合さ
せるようにしたものである。室内の開口部の上縁(又は
下縁)に位置する枠材1と左右側縁に位置する枠材1と
は、その端面をそれぞれ約45度の切り口としてネジ25で
接合する。その際、両方の枠材1の端面角部を切り落と
し、その切り落とし部分を利用して両方の前側の化粧板
3のコ字状をなす側部22の端部間、及び両方の後側の化
粧板3のコ字状をなす側部22の端部間にコーナーブロッ
ク26を嵌合させ、接合精度を高めるとともに、事後の反
りなどの発生を防止する。 なお、上記の両実施例では戸当たり材5を嵌合させる突
部11を前側の化粧板に設けたが、後側の化粧板4に設け
ても良い。
【考案の効果】
本考案によれば次のような効果がある。 戸当たり材を嵌着する突部を設けた一方の化粧板は、
枠材の幅員に大小に関係なく同じサイズのものを使用
し、他方の化粧板は予め大きめに製作して対象とする枠
材の幅員に応じて現場等で切断すれば、前後それぞれ一
種類の化粧板を製作するだけで、あらゆるサイズの枠材
に対応できるので、経済的である。 切断する他方の化粧板は、その切断側の先端縁部が一
方の化粧板の突部の裏側でその段部と重合するため、前
後の化粧板に分離していても、外見上は面一の一体のも
のに見えるので、体裁が良い。 戸当たり材を硬質合成樹脂で断面コ字状に成型し、そ
の両側先端縁に軟質合成樹脂によるシール縁部を設けて
いるので、戸当たり材と前後の化粧板との境目が外見上
判らなくなり、美観上良い。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は断面図、第2図は斜視図、第3図は分解状態の端面
図、第4図は第2実施例の斜視図、第5図は従来例の断
面図である。 1……枠材、3,4……化粧板、5……戸当たり材、6…
…縁飾り材、11……突部、13……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内等の開口部に固定される枠材の表面に
    合成樹脂製の化粧板を付設し、該化粧板に一体に突設さ
    れた突部の外面に、戸当たり材を嵌脱可能に嵌着するド
    アー枠において、上記化粧板を前後の化粧板に分割し、
    そのうちの一方の化粧板の先端縁部に上記突部を設けた
    こと、該一方の化粧板の先端縁部の裏面に、他方の化粧
    板の先端縁部と重合させる段部を設けたこと、上記戸当
    たり材を硬質合成樹脂で断面コ字状に成型し、その両側
    先端縁に軟質合成樹脂によるシール縁部を設けたことを
    特徴とするドアー枠。
JP1990117177U 1990-11-09 1990-11-09 ドアー枠 Expired - Lifetime JPH0747589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990117177U JPH0747589Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 ドアー枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990117177U JPH0747589Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 ドアー枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0475076U JPH0475076U (ja) 1992-06-30
JPH0747589Y2 true JPH0747589Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=31865056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990117177U Expired - Lifetime JPH0747589Y2 (ja) 1990-11-09 1990-11-09 ドアー枠

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52115548U (ja) * 1976-02-28 1977-09-01
JPS6275189U (ja) * 1985-10-31 1987-05-14
JPS6288072U (ja) * 1985-11-21 1987-06-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0475076U (ja) 1992-06-30

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