JPH0952544A - スライドロック解除機構 - Google Patents

スライドロック解除機構

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Publication number
JPH0952544A
JPH0952544A JP22857595A JP22857595A JPH0952544A JP H0952544 A JPH0952544 A JP H0952544A JP 22857595 A JP22857595 A JP 22857595A JP 22857595 A JP22857595 A JP 22857595A JP H0952544 A JPH0952544 A JP H0952544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotational
arm
frame
slide
lever
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22857595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sakai
孝幸 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP22857595A priority Critical patent/JPH0952544A/ja
Publication of JPH0952544A publication Critical patent/JPH0952544A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はスライド回転式のシートのスライドロ
ック解除機構のコストダウンを行なうことを課題とす
る。 【解決手段】スライド機構13上に基枠17と該基枠1
7上に回転可能に取付けられている回転枠18とからな
る回転機構16が設置されており、該回転機構16の回
転枠18上にシート本体が設置されているスライド回転
式シート11において、該回転機構16の回転枠18側
にスライドロック解除レバー23を軸回転可能に支持
し、該レバー23から該回転枠18の回転中心Oに向け
てアーム24を差出し、該回転中心Oの前後対称点に位
置する該アーム24の係合孔25にスライド機構13の
ロック解除ワイヤ28の先端フック部29を係合したス
ライドロック解除機構を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車等に設
置されるスライド回転式シートのスライドロック解除機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スライド回転式シートにおいてはスライ
ド機構上に基枠を設置し、該基枠上に回転枠を回転可能
に取付け、該回転枠にシート本体が設置されているが、
該スライド機構はロックを解除するには従来図7に示す
ような機構が提案されている(実開平2−26947号
公報)。図においてスライド機構(1) は床に設置される
固定レール(2) と該固定レール(2) 上にスライド可能に
嵌着されているスライドレール(3) とからなり、スライ
ドロック解除レバー(4) は回転枠側に軸回転可能に取付
けられ、該レバー(4) から回転枠の回転中心Oに向かっ
てアーム(5) が差出され、該アーム(5) にはピン部材
(6) が回転中心Oを中心としてアーム(5) に対して回転
自在に垂設され、該ピン部材(6) の下端部には揺動片
(7) が左右揺動自在に取付けられ、該揺動片(7) に該ス
ライド機構(1) のロック(8) のレバー(9) に連絡するロ
ック解除ワイヤ(10)が接続されている。上記構成ではシ
ート本体即ち回転枠が回転するとそれに伴ってレバー
(4) とアーム(5) が回転するが、ピン部材(6) は該アー
ム(5) に対して回転枠の回転中心Oを中心として回転自
在に取付けられているから、該ピン部材(6) はアーム
(5)の回転に対して回転しない。したがってシート本体
が前向きあるいは後向きの場合、レバー(4) は該シート
本体に追従して前向きあるいは後向きになっており、該
シート本体が前向きあるいは後向きに関わらずレバー
(4) を操作してスライドロックを解除することが出来
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成ではレバー(4) のアーム(5) にピン部材(6) を回転
自在に取付けるための機構が複雑であり、またピン部材
(6) に揺動片(7) を取付けなければならず、部品点数が
多くなりそれだけ部品取付けの手間もかゝる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、スライド機構(13)上に基
枠(17)と該基枠(17)上に回転可能に取付けられている回
転枠(18)とからなる回転機構(16)が設置されており、該
回転機構(16)の回転枠(18)上にシート本体が設置されて
いるスライド回転式シート(11)において、該回転機構(1
6)の回転枠(18)側にスライドロック解除レバー(23)を軸
回転可能に支持し、該レバー(23)から該回転枠(18)の回
転中心Oに向けてアーム(24)を差出し、該回転中心Oの
前後対称点に位置する該アーム(24)の係合孔(25)にスラ
イド機構(13)のロック解除ワイヤ(28)の先端フック部(2
9)を係合したスライドロック解除機構を提供するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
6に示す。図1に示すようにスライド回転式シート(11)
にあっては床F上の基盤(12)上に左右一対の固定レール
(14)と、該固定レール(14)上にスライド可能に嵌着され
ているスライドレール(15)とからなるスライド機構(13)
が設置されており、該スライド機構(13)上には基枠(17)
と、該基枠(17)上に回転可能に取付けられている回転枠
(18)とからなる回転機構(16)が設置されている。即ち該
基枠(17)の上面には固定枠(19)が取付けられており、該
基枠(17)の上面と固定枠(19)との間に形成される嵌合溝
(20)に回転枠(18)の内周フランジ(21)が摺動可能に嵌着
され、このようにして該回転機構(16)においては該基枠
(17)に該回転枠(18)が回転可能に取付けられている。
【0006】上記回転機構(16)の回転枠(18)上には図2
に示すように軸受(22)を介してスライドロック解除レバ
ー(23)が軸回転可能に取付けられており、該レバー(23)
の中間部からは該回転枠(18)の回転中心Oに向かってア
ーム(24)が差出されている。そして図3に示すように該
アーム(24)は断面コの字形状であって両側面にはワイヤ
係合孔(25,25) が設けられており、該ワイヤ係合孔(25,
25) にはスライド機構(13)のロック(26)のレバー(27)に
連絡しているロック解除ワイヤ(28)の先端フック部(29)
が係合されている。
【0007】上記レバー(23)のアーム(24)のワイヤ(28)
の係合点、即ち該アーム(24)の両側面のワイヤ係合孔(2
5,25) は該回転枠(18)の回転中心Oの前後対称点に位置
せしめられている。これを図4に示せば該アーム(24)の
両側面の係合孔(25,25) は回転中心Oを含む直線L上に
あり、回転中心Oから夫々距離dだけ離れた位置にあ
る。
【0008】上記構成において、図2に示すシート前向
き状態から図示しない回転ロック機構を解除して矢印方
向にシート本体即ち回転枠(18)を回転させると、90°
回転位置即ちシート横向き状態では図5に示す状態とな
り、該レバー(23)のアーム(24)の両側面のワイヤ係合孔
(25,25) とロック(26)のレバー(27)との距離が近くなっ
てワイヤ(28)は夫々たるんだ状態となり、更に180°
回転位置即ちシート後向き状態では図6に示す状態とな
るが、上記したように該レバー(23)のアーム(24)のワイ
ヤ係合点、即ち該アーム(24)の両側面の係合孔(25,25)
は回転中心Oの前後対称点に位置しているので、該回転
枠(18)の回転に伴う該レバー(23)のアーム(24)の回転中
心Oを中心とした回転に対応することが出来る。そして
ワイヤ(28)が該アーム(24)の回転によってねじれないよ
うにするには、該アーム(24)の係合孔(25,25) と該ワイ
ヤ(28,28) の先端フック部(29,29) との係合が、±45
°回動自在となるよう該係合孔(25,25) の寸法形状を設
定しておけばよい。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記したようにスライドロック
解除レバー(23)のアーム(24)に直接スライドロック解除
ワイヤ(28)を連結するから、構成が簡単で部品点数も従
来のものに比して削減することが出来、スライドロック
解除機構のコストダウンを図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 図1〜図6は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】シートのスライド回転機構の断面図
【図2】シート前向き状態説明図
【図3】スライドロック解除レバーのアームとワイヤと
の係合状態説明図
【図4】アームの係合孔の対称関係説明図
【図5】シート横向き状態説明図
【図6】シート後向き状態説明図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
11 スライド回転式シート 13 スライド機構 16 回転機構 18 回転枠 23 スライドロック解除レバー 24 アーム 25 係合孔 28 スライドロック解除ワイヤ 29 先端フック部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライド機構上に基枠と該基枠上に回転可
    能に取付けられている回転枠とからなる回転機構が設置
    されており、該回転機構の回転枠上にシート本体が設置
    されているスライド回転式シートにおいて、該回転機構
    の回転枠側にスライドロック解除レバーを軸回転可能に
    支持し、該レバーから該回転枠の回転中心に向けてアー
    ムを差出し、該回転中心の前後対称点に位置する該アー
    ムの係合孔にスライド機構のロック解除ワイヤの先端フ
    ック部を係合したことを特徴とするスライドロック解除
    機構
JP22857595A 1995-08-11 1995-08-11 スライドロック解除機構 Withdrawn JPH0952544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22857595A JPH0952544A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 スライドロック解除機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22857595A JPH0952544A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 スライドロック解除機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0952544A true JPH0952544A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16878521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22857595A Withdrawn JPH0952544A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 スライドロック解除機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0952544A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100501036B1 (ko) * 2002-09-03 2005-07-18 기아자동차주식회사 자동차용 시트 슬라이드장치

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Effective date: 20021105