JPH0952131A - 板材の一枚取り方法及びその装置 - Google Patents

板材の一枚取り方法及びその装置

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JPH0952131A
JPH0952131A JP20603995A JP20603995A JPH0952131A JP H0952131 A JPH0952131 A JP H0952131A JP 20603995 A JP20603995 A JP 20603995A JP 20603995 A JP20603995 A JP 20603995A JP H0952131 A JPH0952131 A JP H0952131A
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JP
Japan
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plate
side wall
sheet
wall body
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JP20603995A
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Akira Mori
曉 森
Shigenobu Arima
繁信 有馬
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Amada Metrecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次加工品や非鉄部材や表面に油分が付着し
ている板材の場合にも、確実に一枚取りができる板材の
一枚取り方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 固定カバー(固定側壁体)25と可動カ
バー(可動側壁体)27の間の切り出しテーブル5の上
に板材Wを積載し、板厚に対応して可動カバー27の下
端の隙間(取出し口)Gの高さを調整する。切り出しテ
ーブル5上面に設けた段差13とこの段差13に対して
接近離反自在に設けたクランププレート19が最下層の
一枚の板材Wを把持し、挟持用エアーシリンダ(第一の
シリンダ)47がプッシャー51を板材Wの端面に押し
つ、この状態で昇降用エアーシリンダ(第二のシリン
ダ)41がプッシャー51で挟まれた位置から上の板材
Wを持ち上げるので、切り出しテーブル5を移動させる
ことにより一枚の板材Wを取出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は板材の一枚取り方
法及びその装置に係り、さらに詳しくは、板材に傷が付
きにくい状態で最下層の一枚の板材を取出すことのでき
る板材の一枚取り方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、積み重ねられた板材の一枚取
り装置は、例えば、図11に示されているように、水平
に集積された板材Wにマグネット分離装置101等によ
り板材の端面に磁界を与え、端部において板材Wを分離
させた後、バキュームパット103に真空圧を与えて一
番上の板材Wを一枚だけ取出すようなものであった。
【0003】または、図12及び図13に示されている
ように、上下方向に積載された薄板材Wを最下層より一
枚だけ取出すように構成されている。
【0004】すなわち、支持台105上に立設された二
個の案内部材107,109の間に薄板材Wが蓄積され
ている。案内部材109の下方には、薄板材W1一枚の
みを通過しうるが二枚は通過できない高さ寸法の取出し
口111が設けられ、案内部材107の下端部には支持
台105上を摺動可能な押圧部材113の通過しうる高
さ寸法をもった開口115が設けられている。
【0005】押圧部材113は薄板材W1よりも薄く開
口115から取出し口111まで移動することができ
る。そして、薄板材Wの供給は以下のように行われる。
【0006】図12に示されているように、押圧部材1
13の先端は最下層薄板材W1の右方にあるが、押圧部
材113が取出し口111に達するまで左方向へ移動す
ると、図13に示されているように、最下層の薄板材W
1は取出し口111より押し出される。
【0007】このとき、最下層の薄板材W1の上に重ね
られた薄板材Wは、薄板材W1との間に働く摩擦力によ
って左へ移動しようとするが、案内部材109に当接し
て移動が阻止されるため、薄板材は一枚づつ供給され
る。
【0008】従って、押圧部材113を定期的に往復動
すると、薄板材を一定サイクルタイムで一枚づつ供給す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
バキュームパット103に真空圧を与えて一番上の板材
Wを一枚だけ取出すものにおいては、以下のような問題
がある。すなわち、積載された板材Wの大きさ,板材W
の表面に付着している油分等の条件により、複数枚を一
度に分離してしまう場合がある。また、板材Wが二次加
工品である場合、その板材Wの形状等によりバキューム
パット103との位置関係から板材Wを分離できない場
合がある。そして、板材W自体が非鉄である場合には、
マグネット分離装置が作用しないため、複数枚取出すと
いうミスが発生する。
【0010】一方、積載された板材Wの最下層の一枚の
板材W1を取出す場合には、最下層の薄板材は積載され
た板材Wの荷重により支持台との間に押しつけられた状
態で押し出されるため、板材W1の表面にキズを生じる
という問題がある。
【0011】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、板材が二次加工品や
非鉄部材であっても、また板材の表面に油分が付着して
いる場合にも、傷つけることなく確実に一枚取りができ
る板材の一枚取り方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の板
材の一枚取り方法は、上記の目的を達成するために、一
枚の板材のみをクランプするクランプ装置を上面に有す
る切り出しテーブルの上に板材を積載し、積載された板
材を少なくとも最下層の一枚を残して持ち上げた後、最
下層の一枚を前記クランプ装置によりクランプして、一
枚の板材のみを通過させる高さに設定された取出し口か
ら取出すことを特徴とするものである。
【0013】請求項1による板材の一枚取り方法では、
一枚の板材のみをクランプするクランプ装置を上面に有
する切り出しテーブルの上に板材を積載し、この積載さ
れた板材を少なくとも最下層の一枚を残して持ち上げた
後、最下層の一枚を前記クランプ装置によりクランプし
て、一枚の板材のみを通過させる高さの取出し口から取
出すものである。これにより、板材の移動の際に取出す
板材に荷重がかからないので板材表面に傷が付きにく
い。また、クランプ装置が一枚の板材のみをクランプ
し、且つ取出し口の高さが一枚のみを通すように調整で
きるので、確実に一枚のみを取出すことができる。
【0014】請求項2による発明の板材の一枚取り装置
は、上記の目的を達成するために、ベース上に移動自在
に設けられるとともに上面に一枚のみの板材をクランプ
するクランプ装置を備えた切り出しテーブルと、この切
り出しテーブルを跨いだ状態でベース上に取付けられた
固定側壁体と、この固定側壁体に対向して板材の大きさ
に対応すべく接近離反自在に設けられるとともに下側に
高さ調整自在の取出し口を有する可動側壁体と、前記固
定側壁体と可動側壁体との間に積載された板材の少なく
とも最下層の一枚を除く他の板材による荷重を負担する
リフト装置と、を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項2による板材の一枚取り装置は、固
定側壁体を基準として切り出しテーブルの上に板材を積
載し、板材の大きさに合わせて可動側壁体を移動位置決
めする。また、取出す板材の板厚に対応して可動側壁体
の下側に設けられる取出し口の高さを調整する。この状
態で、クランプ装置が最下層の一枚の板材をクランプ
し、リフト装置が取出す板材に係る荷重を負担するの
で、クランプ装置を移動させることにより一枚の板材を
確実且つ表面に擦り傷が付きにくい状態で取出すことが
できる。
【0016】また、請求項3による発明の板材の一枚取
り装置では、請求項2におけるクランプ装置が、切り出
しテーブル上面に設けられた段差とこの段差に対して接
近離反自在に設けられたクランププレートからなること
を特徴とするものである。
【0017】請求項3による板材の一枚取り装置は、請
求項2のクランプ装置が切り出しテーブル上面に設けら
れた段差とこの段差に対して接近離反自在に設けられた
クランププレートからなるので、板材を段差とクランプ
プレートの間に固定して切り出しテーブルを移動させれ
ば確実に板材を取出すことができる。
【0018】また、請求項4による発明の板材の一枚取
り装置では、請求項2、3に記載のリフト装置が、板材
を両側から挟持すべく固定側壁体及び可動側壁体に各々
設けられた両プッシャーを板材の端面に押しつける第一
のシリンダと、プッシャーにより挟持された板材を持ち
上げるための第二のシリンダと、を備えてなることを特
徴とするものである。
【0019】請求項4による板材の一枚取り装置は、第
一のシリンダの駆動によりプッシャーが板材の両端面に
押しつけられ、この状態で第二のシリンダを駆動するこ
とにより、プッシャーで挟まれた位置から上にある積載
された板材が持ち上げられる。このため、クランプ装置
の移動により一枚の板材を取出す際には、その板材には
上からの荷重がかからないこととなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態の
例を図面に基づいて説明する。
【0021】図1〜図4にはこの発明に係る板材の一枚
取り装置1が示されている。この板材の一枚取り装置1
では、固定ベース3の上に板材Wを一枚づつ取出すため
の切り出しテーブル5が図中左右方向に往復動自在に設
けられている。すなわち、固定ベース3にはテーブル用
エアーシリンダ7及び直線ガイド9が設けられており、
切り出しテーブル5の下面に設けられているレール11
が直線ガイド9に沿って摺動自在に支持されるととも
に、テーブル用エアーシリンダ7の駆動により切り出し
テーブル5を左右に移動させるようになっている。
【0022】この切り出しテーブル5の上面中央付近に
はクランプ装置としての段差13が設けられている。こ
の段差13は、切り出される板材Wの板厚と同じかそれ
以下の深さのものである。また、図2を参照するに、段
差13により一段低くなった部分15には二条の溝17
が設けられている。
【0023】この溝17には、図中左右方向へ往復移動
するクランプ装置としてのクランププレート19が設け
られている。このクランププレート19は切り出しテー
ブル5に設けられているクランパ用エアーシリンダ21
のピストンロッド23に取付けられており、取り出す一
枚の板材Wをクランプすべく図中左右方向へ移動するも
のである。
【0024】一方、上述の切り出しテーブル5を跨ぐ状
態で、固定ベース3の中央部寄りに固定側壁体としての
基準固定カバー25が立設され、固定ベース3の左側端
部付近には基準固定カバー25に対応する移動側壁体と
しての移動カバー27が左右方向へ移動自在に設けられ
ている。
【0025】すなわち、基準固定カバー25の四隅から
四本の移動カバー支持シャフト29が図中左側へ水平に
延びており、この移動カバー支持シャフト29に沿って
移動カバー27が移動するものである。従って、板材W
の長さに応じて移動カバー27を移動させ、移動カバー
27の上端に設けられている図示しない固定用ノブによ
り移動カバー27が所定位置に固定される。
【0026】また、図6を併せて参照するに、移動カバ
ー27には板厚調整板31が上下方向へ調整自在に設け
られており、板厚調整用シム板33を移動カバー27の
上端部へ差し込むことにより、板厚調整板31の下側に
一枚取りを行なう板材Wの板厚に対応する隙間Gを開け
るようになっている。これが板材Wの取出し口となる。
【0027】基準固定カバー25には図2および図4に
示されているように、固定ワークガイド35及び移動ワ
ークガイド37が設けられており、板材Wの幅に応じて
移動ワークガイド37を移動させる。従って、移動ワー
クガイド37を板材Wの幅方向へ調整し、移動カバー2
7を板材Wの長さ方向へ調整することにより、板材Wは
常に基準点Aを基準として切り出しテーブル5上に積載
されることとなる。
【0028】図5及び図6を併せて参照するに、基準固
定カバー25と移動カバー27には、各々シリンダブラ
ケット39が取付けられており、このシリンダブラケッ
ト39を介して第二のシリンダとしての昇降用エアーシ
リンダ41がピストンロッド43を下向きに取付けられ
ている。
【0029】さらに、このピストンロッド43の下端に
は、シリンダブラケット45を介して第一のシリンダと
しての挟持用エアシリンダ47がピストンロッド49を
内側に水平に向けて取付けられている。このピストンロ
ッド49の先端にはプッシャー51が取付けられてお
り、基準固定カバー25及び移動カバー27に設けられ
ている切欠き53からプッシャー51が内部に突出自在
となっている。
【0030】前記切欠き53は矩形状のものであり基準
固定カバー25及び移動カバー27の下端部付近、すな
わち、取出す板材Wの数枚分の板厚に相当する高さ位置
に設けられている。同様に、板厚調整板31にも切欠き
が設けられているが、取出す板厚に対応して上下移動さ
せるため、基準固定カバー25及び移動カバー27の切
欠き53よりも高さ方向に大きなものとなっている。
【0031】また、この切欠き53はプッシャー51よ
りも若干大きめに形成されるとともに、切欠き53の上
側縁には弾性体55が取付けられている。従って、昇降
用エアーシリンダ41の作動によりプッシャー51は弾
性体55を変形させながら僅かに上下移動することがで
きる。
【0032】次に、図7〜図10に基づいて動作の説明
をする。移動ワークガイド37を板材Wの幅に対応した
位置に固定し、切り出しテーブル5上の基準固定カバー
25及び固定ワークガイド35を基準にして、板材Wを
水平に積み上げる。移動カバー27を移動カバー支持シ
ャフト29をガイドにして移動させ、板材Wの長さに対
応した位置に固定する。
【0033】移動カバー27に取付けられる板厚調整板
31を上下移動させて、隙間Gを積み重ねられた板材W
の最下部の一枚のみが通過できる高さに設定し、固定す
る。この隙間Gの高さは、板材Wの板厚よりも若干大き
めだが、板材W二枚分の板厚よりは小さいものに設定さ
れる。このとき、左右のプッシャー51は引っ込んだ状
態にある。
【0034】以上のようにして板材Wが切り出しテーブ
ル5上に積載されると(図7の状態)、挟持用エアーシ
リンダ47がプッシャー51を基準固定カバー25及び
移動カバー27に設けられている切欠き53から板材W
の端面に押しつけて両側から挟む(図8の状態)。この
状態で昇降用エアーシリンダ41によりシリンダブラケ
ット45ごとプッシャー51を上昇させる。これによ
り、最下部の数枚の板材Wを残して、それより上にある
板材Wを上に持ち上げる(図9の状態)。
【0035】続いて、クランパ用エアーシリンダ21に
よりクランププレート19を溝17に沿って図中右方向
へ移動し、最下部の板材Wを段差13との間でクランプ
する。この状態でテーブル用エアーシリンダ7を作動さ
せて切り出しテーブル5を直線ガイド9に沿って左方向
へ移動させる(図10の状態)。これにより、最下部の
一枚の板材Wのみが板厚調整板31の下側に設定された
隙間Gを通って取り出される。
【0036】このような板材の一枚取り装置1によれ
ば、マグネットを用いていないので非鉄の板材Wについ
ても確実に一枚の板材Wを取出すことができる。また、
板材Wの表面が油分等が付着している場合にも確実に一
枚の板材Wを取出すことができる。
【0037】また、最下層の一枚を取出すのに、板厚数
枚分程度を残してそれより上に積載されている板材Wを
各種のシリンダ41,47やプッシャー51等の働きで
持ち上げるため、引き出し時に下向きの力が作用しな
い。このため、他の板材Wとこすれて傷がつきにくい。
【0038】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。例えば、上
記実施例においてはエアーシリンダを各所に用いたが、
オイルシリンダやその他の駆動手段でもかまわない。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明による板材の一枚取り方
法は以上説明したようなものであり、一枚の板材のみを
クランプするクランプ装置を上面に有する切り出しテー
ブル上に板材を積載し、この積載された板材を少なくと
も最下層の一枚を残して持ち上げた後、最下層の一枚を
前記クランプ装置によりクランプして、一枚の板材のみ
を通過させる高さに設定された取出し口から取出すた
め、板材の移動の際に取出す板材に荷重がかからないの
で板材表面に傷が付くことを防止できる。また、クラン
プ装置が一枚の板材のみをクランプし、且つ取出し口の
高さが一枚のみを通すように調整できるので、確実に一
枚のみを取出すことができる。
【0040】請求項2によるこの発明の板材の一枚取り
装置では、固定側壁体を基準として切り出しテーブルの
上に板材を積載し、板材の大きさに合わせて可動側壁体
を移動位置決めし、取出す板材の板厚に対応して可動側
壁体の下側に設けられる取出し口の高さを調整する。こ
の状態で、クランプ装置が最下層の一枚の板材をクラン
プし、リフト装置が取出す板材に係る荷重を負担するの
で、クランプ装置を移動させることにより一枚の板材を
取出す際には上からの荷重がかかっていないので、板材
の表面に擦り傷等が付かないように、確実に一枚の板材
を取出すことができる。
【0041】請求項3によるこの発明の板材の一枚取り
装置では、クランプ装置が切り出しテーブル上面に設け
られた段差とこの段差に対して接近離反自在に設けられ
たクランププレートからなるので、板材を段差に引っ掛
けるとともにクランププレートにより挟んで切り出しテ
ーブルを移動させれば板材を確実に取出すことができ
る。
【0042】また、請求項4によるこの発明の板材の一
枚取り装置では、第一のシリンダの駆動によりプッシャ
ーが板材の両端面に押しつけられ、この状態で第二のシ
リンダを駆動することにより、プッシャーで挟まれた位
置から上にある積載された板材が持ち上げられるので、
一枚の板材を取出す際にはその板材には上からの荷重が
かからないこととなる。これにより、取出す際の擦り傷
等がつきにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る板材の一枚取り装置の板材を取
出す状態を示す正面図である。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】この発明に係る板材の一枚取り装置の板材を取
出す前の状態を示す正面図である。
【図4】図3中IV方向からみた平面図である。
【図5】図1中V方向から見た側面図である。
【図6】この発明に係る板材の一枚取り装置におけるリ
フト装置を示す斜視図である。
【図7】この発明に係る板材の一枚取り装置に板材を積
載した状態を示す図である。
【図8】この発明に係る板材の一枚取り装置において板
材を両側から挟んだ状態を示す図である。
【図9】この発明に係る板材の一枚取り装置において板
材を両側から挟んだ後持ち上げた状態を示す図である。
【図10】この発明に係る板材の一枚取り装置において
板材をクランプして一枚だけ取出す状態を示す図であ
る。
【図11】従来の板材の一枚取り装置であり、マグネッ
トフローター及びバキュームパットにより一番上の板材
を一枚だけ取出す装置を示す正面図である。
【図12】従来の板材の一枚取り装置であり、最下層の
一枚を取出す装置を示す正面図である。
【図13】図12の装置において一枚取り出した状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 板材の一枚取り装置 3 固定ベース 5 切り出しテーブル 13 段差(クランプ装置) 19 クランププレート(クランプ装置) 25 固定カバー(固定側壁体) 27 可動カバー(可動側壁体) 41 昇降用エアーシリンダ(第二のシリンダ) 47 挟持用エアーシリンダ(第一のシリンダ) 51 プッシャー W 板材 G 隙間(取出し口)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の板材のみをクランプするクランプ
    装置を上面に有する切り出しテーブルの上に板材を積載
    し、積載された板材を少なくとも最下層の一枚を残して
    持ち上げた後、最下層の一枚を前記クランプ装置により
    クランプして、一枚の板材のみを通過させる高さに設定
    された取出し口から取出すことを特徴とする板材の一枚
    取り方法。
  2. 【請求項2】 ベース上に移動自在に設けられるととも
    に上面に一枚のみの板材をクランプするクランプ装置を
    備えた切り出しテーブルと、この切り出しテーブルを跨
    いだ状態でベース上に取付けられた固定側壁体と、この
    固定側壁体に対向して板材の大きさに対応すべく接近離
    反自在に設けられるとともに下側に高さ調整自在の取出
    し口を有する可動側壁体と、前記固定側壁体と可動側壁
    体との間に積載された板材の少なくとも最下層の一枚を
    除く他の板材による荷重を負担するリフト装置と、を備
    えてなることを特徴とする板材の一枚取り装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプ装置が、切り出しテーブル
    上面に設けられた段差とこの段差に対して接近離反自在
    に設けられたクランププレートからなることを特徴とす
    る請求項2記載の板材の一枚取り装置。
  4. 【請求項4】 前記リフト装置が、板材を両側から挟持
    すべく固定側壁体及び可動側壁体に各々設けられた両プ
    ッシャーを板材の端面に押しつける第一のシリンダと、
    プッシャーにより挟持された板材を持ち上げるための第
    二のシリンダと、を備えてなることを特徴とする請求項
    2、3記載の板材の一枚取り装置。
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Cited By (7)

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