JPH09323837A - 薄い合板を積み重ねた状態で送る方法及び装置 - Google Patents

薄い合板を積み重ねた状態で送る方法及び装置

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JPH09323837A
JPH09323837A JP16834096A JP16834096A JPH09323837A JP H09323837 A JPH09323837 A JP H09323837A JP 16834096 A JP16834096 A JP 16834096A JP 16834096 A JP16834096 A JP 16834096A JP H09323837 A JPH09323837 A JP H09323837A
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plywood
feed
head
plywoods
claw
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JP16834096A
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Mokichi Suzuki
茂吉 鈴木
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SUINGU KK
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SUINGU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数枚積み重ねられた薄い合板を最上部より
所定枚数だけ拾い上げ、拾い上げた合板を積み重ねた状
態のまま合板切断装置等の機械装置に送る。 【解決手段】 多数枚積み重ねられた薄い合板における
最上部の所定枚数の合板の一コーナー部(5b)を持上
げ爪(41)により持ち上げ、持ち上げられた該コーナ
ー部における最下の合板(5’)と該合板の更に下側の
合板(5”)との間に一対の送り爪(43)(61)を
挿入し、当該一対の送り爪のうちの一方の送り爪(6
1)を他方のコーナー部方向に移動させ、当該所定枚数
の合板を当該一対の送り爪と上方の押下手段(45)
(63)との間に挟持した状態で当該所定枚数の合板を
送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数枚積み重ねら
れた薄い合板を最上部より所定枚数だけ拾い上げ、拾い
上げた合板を積み重ねた状態のまま合板切断装置等の機
械装置に送るようにした方法及び装置に関するものであ
る。薄い合板とは一例として厚さが2.3mm程度のも
のをいう。また、当該薄い合板の長さは例えば1800
〜2400mm、幅は例えば900〜1200mmであ
る。
【0002】
【従来の技術】薄い合板を積み重ねた状態で送る装置と
しては、多数枚積み重ねられた薄い合板を最上部より所
定枚数だけ左右一対の爪で押すようにしたものが既に知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合板にはしばしば厚み
のバラツキがあり、薄い合板においても所定枚数積み重
ねた場合には合計の厚みは合板の各部でかなり相違する
ことがある。従って、同じ高さにある左右一対の爪によ
り所定枚数積み重ねられた薄い合板の側面を押したとき
には、当該所定枚数積み重ねられた合板における単数枚
又は複数枚の最下の合板は一方の爪には完全に掛ってい
るが他方の爪には掛っていない若しくは充分には掛って
いないという状態が生ずることがある。このような場合
には、例えば当該最下の合板は所定枚数積み重ねられた
薄い合板における他の合板と一体的に送られず、送りの
途中で最下の合板が他の合板からずれ、更には最下の合
板が送りの途中に取り残されるというような問題が生ず
る。本発明はこのような問題を解決しようとしてなされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するためには、送るべき所定枚数の合板のうちの最
下の合板と当該最下の合板の更に下側の合板との間に2
本の爪を押し込んだ状態で該爪により当該所定枚数の合
板を送ればよいことに想到したのであるが、当該所定枚
数の合板のうちの最下の合板と当該最下の合板の更に下
側の合板との間に2本の爪を押し込むことは極めて困難
であることが判明した。蓋し、厚さが一例として2.3
mm程度の薄い合板であっても、長さが例えば1800
〜2400mm、幅が例えば900〜1200mm程度
の大型の合板の場合には、一枚当りの重さは数キログラ
ムに達するのであり、このような合板が所定枚数積み重
ねられたときには相当の重量になるからである。このよ
うな状況の下で、鋭意検討した結果、本発明者は、所定
枚数積み重ねられた薄い合板の場合、中央部又は中央部
に近い部分の下面に直接爪を押し込むことは極めて困難
であるが、コーナー部を持ち上げることは極めて容易で
あり、また、持ち上げたコーナー部の下面に爪を押し込
み、この押し込んだ爪を下面に沿って他方のコーナー部
方向に水平に移動させることも容易であることを見出し
た。
【0005】即ち、本発明者は下記の方法及び装置によ
り上記課題を解決し得ることに想到した。
【0006】(1)多数枚積み重ねられた薄い合板にお
ける最上部の所定枚数の合板の一コーナー部を持上げ爪
により持ち上げ、持ち上げられた該コーナー部における
最下の合板と該合板の更に下側の合板との間に一対の送
り爪を挿入し、当該一対の送り爪のうちの一方の送り爪
を他方のコーナー部方向に移動させ、当該所定枚数の合
板を当該一対の送り爪と上方の押下手段との間に挟持し
た状態で当該所定枚数の合板を送るようにしたことを特
徴とする、薄い合板を積み重ねた状態で送る方法(請求
項1)。
【0007】(2)前記方法における持上げ爪は上下方
向に回動するようになすことが望ましい(請求項2)。
【0008】(3)フレームには薄い合板を多数枚積み
重ねた状態で支承すると共にこれらの合板を上昇させる
リフターを備えさせ、該リフターの上方には支持ヘッド
を前後方向に進退自在に配設し、該支持ヘッドには第一
送りヘッドと第二送りヘッドとを支持させ、該第一送り
ヘッドはリフター上の合板における一側縁に対応させて
配設すると共に支持ヘッドに対し昇降自在且つ前後方向
に進退自在となし、第二送りヘッドは支持ヘッドに対し
昇降自在且つ前後方向に進退自在となすと共に支持ヘッ
ドに対し左右方向に移動自在となし、第一送りヘッドに
はリフター上の合板における最上部の所定枚数の合板に
おける当該一側縁に対応するコーナー部を持ち上げる持
上げ爪と前後方向に進退する第一送り爪と該第一送り爪
上方の第一押下手段とを備えさせ、第二送りヘッドには
前後方向に進退する第二送り爪と該第二送り爪上方の第
二押下手段とを備えさせたことを特徴とする、薄い合板
を積み重ねた状態で送る装置(請求項3)。なお、特許
請求の範囲を含む本明細書において、「前後方向」とは
合板の送り方向と平行な方向、即ち図2における水平の
矢印と平行な方向をいい、「左右方向」とは送り方向と
直角の水平方向、即ち図3における水平の矢印と平行な
方向をいうものとする。
【0009】(4)前記装置における持上げ爪は上下方
向に回動するようになすことが望ましい(請求項4)。
【0010】
【作用】
[請求項1の方法]一枚当りの重さが数キログラムに達
するような大型の合板の場合でも、所定枚数の合板にお
ける一コーナー部を持上げ爪により持ち上げることは極
めて容易である。蓋し、この場合には、図1に示すよう
に、当該所定枚数の合板は撓み、当該コーナー部のみが
持ち上がるからである。持ち上げられた該コーナー部に
おける最下の合板と該合板の更に下側の合板との間に一
対の送り爪を挿入する作業も極めて容易である。続い
て、当該一対の送り爪のうちの一方の送り爪を他方のコ
ーナー部方向に移動させるのであるが、送り爪は既に当
該所定枚数の合板における最下の合板と該合板の更に下
側の合板との間に挿入されているため、当該一方の送り
爪は他方のコーナー部方向に円滑に移動する。更に、当
該所定枚数の合板を当該一対の送り爪と上方の押下手段
との間に挟持した状態で当該所定枚数の合板を送るので
ある。
【0011】[請求項2の方法]請求項2の方法におけ
る持上げ爪は上下方向に回動する。従って、該持上げ爪
を上方に回動させることにより、所定枚数の合板におけ
る一コーナー部を極めて容易に持ち上げることができ
る。
【0012】[請求項3の装置]請求項3の装置により
多数枚積み重ねられた薄い合板を最上部から所定枚数だ
け拾い上げ、拾い上げた合板を積み重ねた状態のまま合
板切断装置等の機械装置に送る際には次のようになす。
即ち、支持ヘッドを後退させると共に第二送りヘッドを
第一送りヘッドに近接させた状態で第一送りヘッドと第
二送りヘッドとを下降させた位置に置き、リフターが支
承する多数枚の合板のうちの最上の合板が所定の高さに
なるようにリフターを上昇させる。この状態で第一送り
ヘッドと第二送りヘッドとを前進させ、第一送りヘッド
を上昇させて該第一送りヘッドの持上げ爪によりリフタ
ー上の合板における最上部の所定枚数の合板におけるコ
ーナー部を持ち上げる。第一送りヘッドの第一送り爪を
前進させ、持ち上げられた該コーナー部における最下の
合板と該合板の更に下側の合板との間に該第一送り爪を
挿入し、第一送り爪上方の第一押下手段を下降させて該
第一送り爪と第一押下手段との間に当該所定枚数の合板
を挟持させる。続いて、第二送りヘッドを上昇させ、第
二送り爪を前進させることにより持ち上げられた該コー
ナー部における最下の合板と該合板の更に下側の合板と
の間に該第二送り爪を挿入する。次に、第二送りヘッド
を合板における他方のコーナー部方向に移動させること
により第二送り爪を他方のコーナー部方向に移動させ
る。第二送り爪上方の第二押下手段を下降させて該第二
送り爪と第二押下手段との間に当該所定枚数の合板を挟
持させる。この状態で支持ヘッドを前進させることによ
り当該所定枚数の合板を積み重ねた状態のまま合板切断
装置等の機械装置に送る。当該所定枚数の合板が合板切
断装置等の機械装置上における所定の位置に達したとき
に、第一押下手段と第二押下手段が上昇し、第一送り爪
と第二送り爪が後退し、合板は積み重ねた状態のまま合
板切断装置等の機械装置上に載置される。以後、同様な
動作が繰り返される。
【0013】[請求項4の装置]請求項4の装置におけ
る持上げ爪は上下方向に回動する。従って、図1に示す
ように、該持上げ爪を若干上方に回動させた状態で第一
送りヘッドを上昇させたときには、所定枚数の合板にお
ける一コーナー部は該持上げ爪により極めて容易に持ち
上げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。まず、本発明による装置の一例
を図2〜5に従って説明する。符合1に示すものは本発
明による装置のフレーム、符合3に示すものは該装置に
より合板を送る相手である合板切断装置等の機械装置で
ある。フレーム1には薄い合板5、5・・・を多数枚積
み重ねた状態で支承すると共にこれらの合板5、5・・
・を上昇させるリフター7を備えさせる。符合9は合板
5、5・・・の検知手段である。検知手段9はリフター
7上の合板5、5・・・における最上の合板5が機械装
置3のテーブル面3aよりも所定の寸法aだけ高くなっ
たときにこれを検知し、リフター7の上昇を停止させる
ようになす。即ち、検知手段9は1回毎に機械装置3に
送られる合板5、5・・・の厚み(枚数)を検知し、こ
れを制御するものである。なお、符合8に示すものは合
板5、5・・・の進退を規制するストッパーである。図
2に示す事例においては、ストッパー8は回動軸10を
介してフレーム1に上下方向に回動自在に枢着され、エ
アシリンダ等の駆動手段12により上下方向に回動す
る。
【0015】フレーム1におけるリフター7の上方には
支持ヘッド13を前後方向に進退自在に配設する。支持
ヘッド13を前後方向に進退させるための駆動手段とし
て、図示の事例においてはエアシリンダ15と電気モー
タ17により作動するチェーン19とを併用している
が、支持ヘッド13を前後方向に進退させるための駆動
手段はエアシリンダ15と電気モータ17により作動す
るチェーン19との何れか一方のみでもよいし、これら
のものとは異なる駆動手段を用いても差し支えない。
【0016】支持ヘッド13には第一送りヘッド21と
第二送りヘッド23とを支持させる。第一送りヘッド2
1はリフター7上の合板5、5・・・における一側縁5
aに対応させて配設すると共に支持ヘッド13に対し昇
降自在且つ前後方向に進退自在となす。図示の事例にお
いては、第一送りヘッド21は支持ヘッド13に備えさ
せた垂直方向のエアシリンダ等の駆動手段25により支
持ヘッド13に対し昇降し、水平方向のエアシリンダ等
の駆動手段27により支持ヘッド13に対し前後方向に
進退する。また、図示の事例においては、第二送りヘッ
ド23は支持ヘッド13に備えさせた垂直方向のエアシ
リンダ等の駆動手段29により支持ヘッド13に対し昇
降し、水平方向のエアシリンダ等の駆動手段31により
支持ヘッド13に対し前後方向に進退する。更に、第二
送りヘッド23は支持ヘッド13に対し左右方向に移動
自在である。第二送りヘッド23を支持ヘッド13に対
し左右方向に移動自在となすために、図示の事例におい
ては、電気モータ33により回転するおねじ杆35を左
右方向に配設し、該おねじ杆35には第二送りヘッド2
3に備えさせためねじ部材37を螺合させている。
【0017】第一送りヘッド21にはリフター7上の合
板5、5・・・における最上部の所定枚数の合板5、5
・・・における前記一側縁5aに対応するコーナー部5
bを持ち上げる持上げ爪41と前後方向に進退する第一
送り爪43と該第一送り爪43上方の第一押下手段45
とを備えさせる。持上げ爪41は、図4に示すように、
上端附近の回動軸47を介して第一送りヘッド21に上
下方向に回動自在に枢着し、該持上げ爪41を第一送り
ヘッド21に取り付けたエアシリンダ等の駆動手段49
により作動部材51a、51b、51cを介して上下方
向に回動させるようにしている。第一送り爪43は一例
として第一送りヘッド21に取り付けたエアシリンダ等
の駆動手段53により連結杆55を介して前後方向に進
退させるようになす。第一送り爪43上方の第一押下手
段45は一例として第一送りヘッド21に取り付けた上
下方向のエアシリンダ等の駆動手段57により昇降し、
第一送り爪43との間に合板5、5・・・を挟持するよ
うになす。
【0018】第二送りヘッド23には前後方向に進退す
る第二送り爪61と該第二送り爪61上方の第二押下手
段63とを備えさせる。第二送り爪61は、前記第一送
り爪43と同様のものであって、一例として第二送りヘ
ッド23に取り付けたエアシリンダ等の駆動手段65に
より連結杆67を介して前後方向に進退させるようにな
す。第二送り爪61上方の第一押下手段63は、前記第
一押下手段45と同様のものであって、一例として第二
送りヘッド23に取り付けた上下方向のエアシリンダ等
の駆動手段69により昇降し、第二送り爪61との間に
合板5、5・・・を挟持するようになす。
【0019】次に、本発明による薄い合板を積み重ねた
状態で送る方法を上述の装置により行なう場合の一例に
ついて説明する。即ち、合板は一例として下記の順序に
従って送られる。
【0020】(1)支持ヘッド13を後退させると共に
第二送りヘッド23を第一送りヘッド21に近接させた
状態で第一送りヘッド21と第二送りヘッド23とを下
降させた位置に置き、多数枚の合板5、5・・・を載せ
たリフター7を上昇させる。
【0021】(2)リフター7が支承する多数枚の合板
5、5・・・のうちの最上の合板5が所定の高さに達す
ると検知手段9がこれを検知し、リフター7を停止させ
る。
【0022】(3)第一送りヘッド21と第二送りヘッ
ド23とを前進させる。このとき、第一送りヘッド21
の持上げ爪41は合板5のコーナー部5bにおける所定
に位置に当接する。蓋し、第一送りヘッド21はリフタ
ー7上の合板5、5・・・における一側縁に対応させて
配設されているからである。
【0023】(4)第一送りヘッド21の持上げ爪41
を若干上方に回動させる。このとき、持上げ爪41は合
板5に係止する。
【0024】(5)この状態で第一送りヘッド21を上
昇させることにより、該持上げ爪41にリフター7上の
合板5、5・・・における最上部の所定枚数の合板5、
5・・・におけるコーナー部5bを持ち上げさせる。し
かるときは、持ち上げられた該コーナー部5bにおける
最下の合板5’と該合板5’の更に下側の合板5”との
間に隙間71ができる。
【0025】(6)第一送りヘッド21の第一送り爪4
3を前進させ、持ち上げられた該コーナー部5bにおけ
る最下の合板5’と該合板5’の更に下側の合板5”と
の間の前記隙間71に第一送り爪43を挿入する。
【0026】(7)第一送り爪43上方の第一押下手段
45を下降させて該第一送り爪43と第一押下手段45
との間に当該所定枚数の合板5、5・・・を挟持させ
る。
【0027】(8)第二送りヘッド23を上昇させ、第
二送り爪61を前進させることにより持ち上げられたコ
ーナー部5bにおける最下の合板5’と該合板5’の更
に下側の合板5”との間の前記隙間71に第二送り爪6
1を挿入する。
【0028】(9)第二送りヘッド23を合板5、5・
・・における他方のコーナー部方向(図1、図3におけ
る右方向)に移動させることにより第二送り爪61を他
方のコーナー部方向に移動させる。このとき、最下の合
板5’と該合板5’の更に下側の合板5”との間に挿入
されている第二送り爪61は円滑に当該他方のコーナー
部方向に移動する。なお、第二送り爪61は合板5、5
・・・における中央部を越えて当該他方のコーナー部方
向に移動させる必要がある。
【0029】(10)第二送り爪61上方の第二押下手
段63を下降させて該第二送り爪61と第二押下手段6
3との間に当該所定枚数の合板5、5・・・を挟持させ
る。
【0030】(11)この状態で支持ヘッド13を前進
させることにより当該所定枚数の合板5、5・・・を積
み重ねた状態のまま合板切断装置等の機械装置3に送
る。
【0031】(12)当該所定枚数の合板5、5・・・
が合板切断装置等の機械装置3上における所定の位置に
達したときに、第一押下手段45と第二押下手段63が
上昇し、第一送り爪43と第二送り爪61が後退し、合
板5、5・・・は積み重ねた状態のまま合板切断装置等
の機械装置3上に載置される。以後、同様な動作が繰り
返される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数枚積み重ねられた薄い合板における最上部の所定枚
数の合板の一コーナー部を持上げ爪により持ち上げ、持
ち上げられた該コーナー部における最下の合板と該合板
の更に下側の合板との間に一対の送り爪を一旦挿入した
上で、当該一対の送り爪のうちの一方の送り爪を他方の
コーナー部方向に移動させるようにしたため、一枚当り
の重さが数キログラムに達するような大型の合板の場合
でも一対の送り爪を合板と合板との間の所定の位置に極
めて容易に挿入することができる。従って、多数枚積み
重ねられた薄い合板を最上部より所定枚数だけ拾い上
げ、拾い上げた合板を積み重ねた状態のまま合板切断装
置等の機械装置に送るという作業を容易且つ確実に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薄い合板を積み重ねた状態で送る
方法を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明による薄い合板を積み重ねた状態で送る
装置の一例を示す側面図である。
【図3】同上装置の背面図である。
【図4】第一送りヘッドの側面図である。
【図5】第二送りヘッドの側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 3 機械装置 3a テーブル面 5 合板 5a 一側縁 5b コーナー部 5’ 合板 5” 合板 7 リフター 8 ストッパー 9 検知手段 10 回動軸 12 駆動手段 13 支持ヘッド 15 エアシリンダ 17 電気モータ 19 チェーン 21 第一送りヘッド 23 第二送りヘッド 25 駆動手段 27 駆動手段 29 駆動手段 31 駆動手段 33 電気モータ 35 おねじ杆 37 めねじ部材 41 持上げ爪 43 第一送り爪 45 第一押下手段 47 回動軸 49 駆動手段 51a 作動部材 51b 作動部材 51c 作動部材 53 駆動手段 55 連結杆 57 駆動手段 61 第二送り爪 63 第二押下手段 65 駆動手段 67 連結杆 69 駆動手段 71 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚積み重ねられた薄い合板における
    最上部の所定枚数の合板の一コーナー部を持上げ爪によ
    り持ち上げ、持ち上げられた該コーナー部における最下
    の合板と該合板の更に下側の合板との間に一対の送り爪
    を挿入し、当該一対の送り爪のうちの一方の送り爪を他
    方のコーナー部方向に移動させ、当該所定枚数の合板を
    当該一対の送り爪と上方の押下手段との間に挟持した状
    態で当該所定枚数の合板を送るようにしたことを特徴と
    する、薄い合板を積み重ねた状態で送る方法。
  2. 【請求項2】 前記持上げ爪は上下方向に回動するよう
    にしたことを特徴とする請求項1の薄い合板を積み重ね
    た状態で送る方法。
  3. 【請求項3】 フレームには薄い合板を多数枚積み重ね
    た状態で支承すると共にこれらの合板を上昇させるリフ
    ターを備えさせ、該リフターの上方には支持ヘッドを前
    後方向に進退自在に配設し、該支持ヘッドには第一送り
    ヘッドと第二送りヘッドとを支持させ、該第一送りヘッ
    ドはリフター上の合板における一側縁に対応させて配設
    すると共に支持ヘッドに対し昇降自在且つ前後方向に進
    退自在となし、第二送りヘッドは支持ヘッドに対し昇降
    自在且つ前後方向に進退自在となすと共に支持ヘッドに
    対し左右方向に移動自在となし、第一送りヘッドにはリ
    フター上の合板における最上部の所定枚数の合板におけ
    る当該一側縁に対応するコーナー部を持ち上げる持上げ
    爪と前後方向に進退する第一送り爪と該第一送り爪上方
    の第一押下手段とを備えさせ、第二送りヘッドには前後
    方向に進退する第二送り爪と該第二送り爪上方の第二押
    下手段とを備えさせたことを特徴とする、薄い合板を積
    み重ねた状態で送る装置。
  4. 【請求項4】 前記持上げ爪は上下方向に回動するよう
    にしたことを特徴とする請求項3の薄い合板を積み重ね
    た状態で送る装置。
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Cited By (3)

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