JP2005029345A - 搬送装置及び搬送方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(イ)に示す様に、シリンダ51を作動させて、上下移動板47を介して爪35と共に挟持した単板23を上昇させ、次に(ロ)に示す様に、回転板55をスタート位置から矢印方向である時計方向に回転させ水平移動部材53矢印方向に後退移動させて単板23の繊維方向の端面23bを規制面63aより通り越させると共に吐出口63bに空気を供給して単板23と2枚目の単板23aとの間に空気を吹き込む、次に(ハ)に示す様に水平移動部材53は前記後退移動と逆方向の矢印方向に前進移動させ、次に爪35による単板23の挟持を解放させ、次に送りロール21で単板23を次工程に搬送する。
【選択図】図7
Description
その場合、最上の単板に2枚目の単板の一部または大部分がくっついていると、爪17、17aで最上の単板を挟持させ、次に取付板11を上昇させて単板を持ち上げた際、2枚目の単板で一部はがれずに持ち上がる部分がある。その結果、持ち上げた最上の単板を取付板11で水平移動させて他の搬送装置に渡す時、2枚目の単板も一緒に移動して前記他の装置に受け渡ってしまうという欠点があった。
尚、規制面とは垂直又は若干傾斜を含む。また平面又は若干曲面を含む。
25は複数の単板が上下方向に堆積されている敷板であり、図4に示す様に敷板25には後述する検出器61の検出範囲より大きい穴25aが空けてある。
図1に示す27は敷板25を所定位置に搬送するリフタコンベアであり、正逆回転・停止自在に構成されている。
28は次の複数の単板が上下方向に堆積されている敷板25をリフタコンベア27側に搬送する搬送コンベアである。
29は所定位置に到達した敷板を上下移動させるリフタであり、図2に示す投光部31a、受光部31bとで構成される検出器31からの信号により、後述する様に単板23が1枚づつ順次次工程に送られても制御器により最上の単板23が所定高さに常時保たれるように制御されている。
また回動ストッパ37の上部の両側から上下移動板47の上部で且つ幅方向の中央との間に引っ張りバネ38が掛け渡されている。引っ張りバネ38、38の力の釣り合いにより爪35は外部から力を受けない限り下向きの状態を維持している。
また回動ストッパ37の底部には、爪35、35が開いた状態の時の該爪35、35の夫々の近辺に突刺量規制部材としての平らな平坦底部37a、37aを有し且つ平坦底部37a、37a間(約15mmから約60mm)には凹状の円弧底部37b(半径約10mmから約100mmの劣弧)が形成されている。
また爪35は平坦底部37aより下方に約0.5mmから単板の厚みの約1.5倍の範囲内で突出している。
また回動ストッパ37の側面にピストンロッドが当接されることで回動ストッパ37を回動させる横移動機構としてのシリンダ49が上下移動板47に取り付けられている。
また水平移動部材53を略水平方向に往復移動させる回転板55は誘導電動機、サーボモータ等の電動機(図示せず)により回転・停止自在に基台(図示せず)に取り付けられ、クランク棒57の一方が回転板55に、他方は水平移動部材53に夫々回動自在に連結されている。
また、図4に示す様に敷板25には検出器61に対応する位置で検出範囲より大きい穴25aが空けてある。
まず、初期状態では図1に示す様に、一対の送りロール21、21が夫々矢印方向に回転している。また敷板25の上に複数枚堆積されている単板23がリフタコンベア27の所定位置に搬送されている。またシリンダ65が作動して端面規制部材63が下降状態である。また、回転板55はクランク棒57との連結箇所が3角印のスタート位置で停止している。
前記刺さるのに十分な時間が経過後、制御器からの信号で、図5(ロ)に示す様に、シリンダ51のロッド側51bにも同圧の空気を供給する。その結果、平坦底部37aは単板23に対する押圧力が減少する。しかし爪35は単板23に刺さった状態が維持される。
次に前記上昇させるのに十分な時間が経過後、図7(ロ)に示す様に制御器からの信号で、回転板55をスタート位置から矢印方向である時計方向に回転させ水平移動部材53を矢印方向に後退移動させて単板23の繊維方向の端面23bを水平方向で規制面63aより通り越させると共に吐出口63bに空気を供給して単板23と2枚目の単板23aとの間に空気を吹き込む。この時ヤニ等により送りロール21側で単板23と単板23aが付着していると単板23の矢印方向への後退移動と共に、2枚目の単板23aが矢印方向へずれるが、2枚目の単板23aは規制面63aに当たり停止し、単板23は更に矢印方向へ後退移動する。その結果単板23は2枚目の単板23aから確実に分離される。
次に送りロール21で搬送される単板23が爪35の下方を通り抜けるのに十分な時間が経過後、制御器からの信号で、次の単板を挟持させて移動させる動作を繰り返させる。
前記高さに下降するのに十分な時間が経過後、制御器からの信号で、リフタコンベア27、敷板コンベア67を矢印方向に回転させて、敷板25を2点鎖線で示す様に矢印方向に排出する。
前記排出が終了するのに十分な時間が経過後、制御器からの信号で、図9に示す様にリフタ29を単板供給所定高さまで上昇させて停止させる。
前記高さに上昇するのに十分な時間が経過後、制御器からの信号で、リフタコンベア27、搬送コンベア28を矢印方向に回転させ、新たな単板23が堆積されている敷板25を2点鎖線で示す様に矢印方向に搬送して、リフタコンベア27の所定位置で停止させる。
前記所定位置で停止するのに十分な時間が経過後、制御器からの信号で、シリンダ65を作動させて端面規制部材63を前記初期状態の位置へ下降させ、再度爪35で単板23を挟持させて移動させる動作を再開させる。
また、ロッド49aの前進・後退の繰り返しにより、爪35を揺動させているが、直線的に往復移動させる構成でも良い。
尚、回動ストッパ37を往復移動させる構成は必須ではない。
そして図15(イ)に示す様に吸着部材75下降させて単板23を吸着し、次いで吸着部材75を上昇させて単板23を持ち上げる。
次に図15(ロ)に示す様に吸着部材75を矢印方向に移動させ、単板23の繊維方向の端面23bを水平方向で規制面63aより通り越させると共に送りロール21に噛み込ませる。この時ヤニ等により反送りロール21側で単板23と単板23aが付着していると単板23の矢印方向への移動と共に、2枚目の単板23aが矢印方向へずれるが、2枚目の単板23aは規制面63aに当たり停止する。
次に図15(ハ)に示す様に、吸着部材75を前記水平移動方向の逆方向に水平移動させて元の位置に戻す。
25 敷板
27 リフタコンベア
28 搬送コンベア
35 一対の爪
55 回転板
63 端面規制部材
Claims (11)
- 単板を搬送する搬送部材と、
単板を刺して単板の略繊維直交方向に挟持する一対の爪と、
一対の爪の単板を刺す量を規制する突刺量規制部材と、
一対の爪を上下移動させる上下移動機構と、
一対の爪を略繊維直交方向に往復移動させる横移動機構と、
一対の爪を略繊維方向で適宜位置に移動させる水平移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有し且つ該規制面を含む近辺より前記端面に向かって気体を噴射する噴射口を有する端面規制部材と、
上下移動機構で一対の爪を単板に押圧させて、突刺量規制部材で規制されるまで該爪を単板に突き刺し、
次に上下移動機構での前記押圧させた押圧力を減少させてから、一対の爪を互いに近づく方向に夫々移動させて該爪で単板を挟持させ、
次に前記挟持終了後から一対の爪で挟持した単板の規制面側の端面を端面規制部材の規制面より上の位置まで上下移動機構で該爪を上昇終了させるまでに、横移動機構で前記爪を適宜回数往復移動させ、
次に水平移動機構で前記爪で挟持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させると共に、噴射口から気体を噴射させ、
次に水平移動機構で前記爪を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、該爪で挟持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該爪による単板の挟持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を刺して単板の略繊維直交方向に挟持する一対の爪と、
一対の爪の単板を刺す量を規制する突刺量規制部材と、
一対の爪を上下移動させる上下移動機構と、
一対の爪を略繊維直交方向に往復移動させる横移動機構と、
一対の爪を略繊維方向で適宜位置に移動させる水平移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有する端面規制部材と、
前記規制面の近辺より前記端面に向かって気体を噴射する噴射部材と、
上下移動機構で一対の爪を単板に押圧させて、突刺量規制部材で規制されるまで該爪を単板に突き刺し、
次に上下移動機構での前記押圧させた押圧力を減少させてから、一対の爪を互いに近づく方向に夫々移動させて該爪で単板を挟持させ、
次に前記挟持終了後から一対の爪で挟持した単板の規制面側の端面を端面規制部材の規制面より上の位置まで上下移動機構で該爪を上昇終了させるまでに、横移動機構で前記爪を適宜回数往復移動させ、
次に水平移動機構で前記爪で挟持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させると共に、噴射部材から気体を噴射させ、
次に水平移動機構で前記爪を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、該爪で挟持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該爪による単板の挟持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を保持し、略上下移動自在且つ略繊維方向で略水平移動自在な保持具と、
保持具を略繊維直交方向に往復移動させる横移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有し且つ該規制面を含む近辺より前記端面に向かって気体を噴射する噴射口を有する端面規制部材と、
保持具を下降させて単板を保持させ、
次に単板を保持した保持具で該単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面より上の位置まで上昇終了させるまでに、横移動機構で前記保持具を適宜回数往復移動させ、
次に保持具で保持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させると共に、噴射口から気体を噴射させ、
次に保持具を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、保持具で保持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該保持具による単板の保持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を刺して単板の略繊維直交方向に挟持する一対の爪と、
一対の爪の単板を刺す量を規制する突刺量規制部材と、
一対の爪を上下移動させる上下移動機構と、
一対の爪を略繊維方向で適宜位置に移動させる水平移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有し且つ該規制面を含む近辺より前記端面に向かって気体を噴射する噴射口を有する端面規制部材と、
上下移動機構で一対の爪を単板に押圧させて、突刺量規制部材で規制されるまで該爪を単板に突き刺し、
次に上下移動機構での前記押圧させた押圧力を減少させてから、一対の爪を互いに近づく方向に夫々移動させて該爪で単板を挟持させ、
次に一対の爪で挟持した単板の規制面側の端面を端面規制部材の規制面より上の位置まで上下移動機構で該爪を上昇させ、
次に水平移動機構で前記爪で挟持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させると共に、噴射口から気体を噴射させ、
次に水平移動機構で前記爪を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、該爪で挟持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該爪による単板の挟持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を保持し、略上下移動自在且つ略繊維方向で略水平移動自在な保持具と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有し且つ該規制面を含む近辺より前記端面に向かって気体を噴射する噴射口を有する端面規制部材と、
保持具を下降させて単板を保持させ、
次に単板を保持した保持具で該単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面より上の位置まで上昇させ、
次に保持具で保持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させると共に、噴射口から気体を噴射させ、
次に保持具を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、保持具で保持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該保持具による単板の保持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を刺して単板の略繊維直交方向に挟持する一対の爪と、
一対の爪の単板を刺す量を規制する突刺量規制部材と、
一対の爪を上下移動させる上下移動機構と、
一対の爪を略繊維直交方向に往復移動させる横移動機構と、
一対の爪を略繊維方向で適宜位置に移動させる水平移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有する端面規制部材と、
上下移動機構で一対の爪を単板に押圧させて、突刺量規制部材で規制されるまで該爪を単板に突き刺し、
次に上下移動機構での前記押圧させた押圧力を減少させてから、一対の爪を互いに近づく方向に夫々移動させて該爪で単板を挟持させ、
次に前記挟持終了後から一対の爪で挟持した単板を端面規制部材の規制面より上の位置まで上下移動機構で該爪を上昇終了させるまでに、横移動機構で前記爪を適宜回数往復移動させ、
次に水平移動機構で前記爪で挟持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させ、
次に水平移動機構で前記爪を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、該爪で挟持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該爪による単板の挟持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を保持し、略上下移動自在且つ略繊維方向で略水平移動自在な保持具と、
保持具を略繊維直交方向に往復移動させる横移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有する端面規制部材と、
保持具を下降させて単板を保持させ、
次に単板を保持した保持具で該単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面より上の位置まで上昇終了させるまでに、横移動機構で前記保持具を適宜回数往復移動させ、
次に保持具で保持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させ、
次に保持具を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、保持具で保持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該保持具による単板の保持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を刺して単板の略繊維直交方向に挟持する一対の爪と、
一対の爪の単板を刺す量を規制する突刺量規制部材と、
一対の爪を上下移動させる上下移動機構と、
一対の爪を略繊維方向で適宜位置に移動させる水平移動機構と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有する端面規制部材と、
上下移動機構で一対の爪を単板に押圧させて、突刺量規制部材で規制されるまで該爪を単板に突き刺し、
次に上下移動機構での前記押圧させた押圧力を減少させてから、一対の爪を互いに近づく方向に夫々移動させて該爪で単板を挟持させ、
次に一対の爪で挟持した単板の規制面側の端面を端面規制部材の規制面より上の位置まで上下移動機構で該爪を上昇させ、
次に水平移動機構で前記爪で挟持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させ、
次に水平移動機構で前記爪を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、該爪で挟持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該爪による単板の挟持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板を搬送する搬送部材と、
単板を保持し、略上下移動自在且つ略繊維方向で略水平移動自在な保持具と、
単板の略繊維方向の端面に対面する規制面を有する端面規制部材と、
保持具を下降させて単板を保持させ、
次に単板を保持した保持具を該単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面より上の位置まで上昇させ、
次に保持具で保持している単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側へ移動させ、
次に保持具を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向へ所定距離移動させて、保持具で保持している単板を搬送部材に受け渡すと共に該保持具による単板の保持を解放させる制御器とで構成する搬送装置。 - 単板が上下に複数枚堆積されている最上の単板から順次1枚づつ次工程に搬送する方法に於いて、
堆積されている単板の略繊維方向の端面に対面する端面規制部材の規制面より上に最上の単板の少なくとも規制面側の端面を持ち上げ、次に持ち上げた単板の規制面側の端面が端面規制部材の規制面を通り越すまで端面規制部材側に移動させ、次に前記単板を前記移動方向又は前記移動方向の逆方向に移動させて次工程に搬送する搬送方法。 - 上下に複数堆積されている単板群の最上の1枚の単板を取り出し所定方向に搬送する方法において、
保持具により最上の1枚の単板を保持して持ち上げ、次いで持ち上げた単板を略水平移動させて、該持ち上げた単板の水平移動方向下手側端面が、該下手側端面の相対する面であって且つ該持ち上げた状態での該下手側端面より下方に設けた当接面上を通過させ、
次に該持ち上げた単板を保持具で所定方向且つ所定位置まで移動させた後、保持具による保持を解放する搬送方法。
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JP2019177885A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 日本クロージャー株式会社 | 搬出装置 |
CN115744220A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-03-07 | 微网优联科技(成都)有限公司 | 一种pcb板移栽装置 |
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