JPH09509600A - ３つの部分から成る生理用ナプキン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 両側に２つの外側トリセクションと、中央のトリセクションとを備えた３つの長手方向を向いたトリセクションを備えた吸収コアを有する生理用ナプキン。吸収コアは１層のテッシュから形成される。ティッシュの１つの層は、外側トリセクションの各々に２つの層の厚みと中央のトリセクションに１つの厚みとを形成するように折り曲げられる。外側のトリセクションの２つの層は、一緒に接着されることが好ましい。外側のトリセクションの各々に吸収ゲル材料が配置される。中央のトリセクションには吸収材ゲル材料がない。また生理用ナプキンは、トップシートと吸収コアとの中間に第２のトップシートを有する。また第２のトップシートは吸収ゲル材料がない。

Description

【発明の詳細な説明】 ３つの部分から成る生理用ナプキン 発明の分野 本発明は、生理用ナプキン、特に着用者に心地よく適合しておりものを有効に 捕捉するように変形する生理用ナプキンに関する。 発明の背景 生理用ナプキンはこの業界でよく知られている。生理用ナプキンは、おりもの が排出されたときに捕捉し、それによって着用者の衣服やベッドがおりものによ って汚れることを防止する。 しかしながら、生理用ナプキンは、使用中にしわになったりねじれたりする。 この現象は、生理用ナプキンのターゲット面積を減少し、排出されたおりものが 着用者の下着を汚し、着用者を不快にする。 この問題を処理する１つの試みは、着用者の身体の動きの動作による変形に抵 抗する手段を有する生理用ナプキンを提供することである。変形に対するこのよ うな抵抗は、クラッシュ抵抗を有する生理用ナプキンを提供することによって形 成される。クラッシュ抵抗は、ナプキンの意図しない曲げ、ねじれ及び折り曲げ を低減するために使用中にナプキンの長手方向の側縁に適用されるクラッシュ力 に抵抗するナプキンの性能に関連する。生理用ナプキンのクラッシュ抵抗をつく ることによって、生理用ナプキンは使用中にしわにならずよじれない。このよう なクラシュ抵抗を有する生理用ナプキンは、１９８０年８月１９日にブラッドス トリート等に発行された米国特許第４，２１７，９０１号に示されている。 この方法に対する改良は、高度な柔軟性と高度な容積の双方を有する生理用ナ プキンを提供することである。好ましくは、このような生理用ナプキンは薄く、 着用者の身体に密接に適合することが好ましい。薄く高度に柔軟性のある大容積 の大きい生理用ナプキンは、すべての分野にわたってもっともよく適用される。 比較的に薄いナプキンは着用者が使用中にあまり気づかない。高度な柔軟性のあ るナプキンは、ぴったりした衣服の下で目立つことなく、大きな着用者の着心地 を与える。大きな容積を有するナプキンは生理期間中に終日にわたって着用する ことができる。 このような高度な柔軟性、大容積の生理用ナプキンは、ブラッドストリート等 に発行された前述した米国特許第４，２１７，９０１号によって示されたように 着用者によって与えられる動作及び力に抵抗するよりむしろ、着用者に適合し、 それと共に移動する。この構成は、目標の面積が予想外に低減することなく着用 者の着心地の大きな利点を提供する。このような生理用ナプキンは、近年大きな 商業的な成功を収め、１９９０年８月２１日にオズボーンに発行された米国特許 第４，９５０，６５３号及び１９９１年４月２３日にオズボーンに発行された米 国特許第５，００９，６５３号によって形成される。前述した米国特許第４，９ ５０，２６４号及び米国特許第５，００９，６５３号は、参照によりここに組み 込まれている。 しかしながら、薄く高度な可撓性のある生理用ナプキンの必要性がある。この ような生理用ナプキンは、米国特許第４９５０，２６４号及び米国特許第５，０ ０９，６５３号によって製造されたクラッシュ抵抗未満である。このような生理 用ナプキンは、着用者の太ももからの側方の圧縮力に対する望ましくない抵抗を 形成するべきではない。これを達成する１つの方法は、生理用ナプキンを長手方 向に弱化することによってヒンジ線のような弱化線が生じる。 この技術分野の１つの試みは、チェスキー等に対する１９７６年５月４日に発 行された米国特許第３，９５４，１０７号に見られるような長手方向に分かれた 生理用ナプキンを提供する。しかしながら、チェスキー等の生理用ナプキンは、 ほぼ平坦なトップシートを有しない。トップシートは反転したＴ形状の形状を有 する溝によって遮られている。この構成は必要なものよりさらに厚い厚さを有し 、それによって着用者がさらに気づく程度が大きくなる生理用ナプキンが必要と なる。 他の試みは生理用ナプキンに長手方向の溝を提供するために当業者によって行 われる。例えば、１９８９年１月３日にルセリ等に発行された米国特許第４，７ ９５，４５５号は、ナプキンパッドライナを示し、このナプキンパッドライナは 、その長さのほぼ全体に沿ってエンボスされた長手方向の溝を有する。この構成 は、中央に高密度の領域を形成して、長手方向の液体配分を改良する。しかしな がら、この構成は、液体が溝の側方外側の収納領域に横方向に染み出さないとい う欠点を有する。 ルセリ等の他の実施例は、ナプキンパッドライナの両側に１つづつの対向した 溝を示している。この構成は、生理用ナプキンが凹型で上方または下方に曲がる ように配置され性能が期待されるもの以下になるという欠点がある。 同様の試みにおいて、１９７７年１１月２２日に発行された米国特許第４，０ ５９，１１４号は、ウエブにエンボスを有する吸収パッドを示している。この構 成はナプキンの上面にエンボスを有し、上述した液体取り扱い特性に依存する。 さらに、生理用ナプキンの上にエンボスされた溝は、凹形状で下を向いた形状で はなく、凹形状で上側を向いた形状に曲がるようにそれを傾かせる。同様の試み は、１９８７年４月７日にロマンスヘル等に発行された米国特許第４，６５５， ７５９号に示されており、この特許は、使用中に側方の汚れを最小限にして漏れ を無くしナプキンの側縁を上方に折り曲げることができる長手方向の側縁に隣接 したエンボス溝を有する生理用ナプキンを示している。 生理用ナプキンの上面の長手方向の弱化線を形成するこの技術分野の他の試み は、１９６７年９月２６日にグラスマンに発行された米国特許第３，３４３，５ ４３号、１９７１年４月２０日に発行された米国特許第３，５７５，１７４号、 及び１９８９年６月２０日にカンプストラップラセンに発行された４，８４０， ６９２号を含む。複数の弱化線は、中央に沿って生理用ナプキンが曲がることを 必要としない。比較的に厚い生理用ナプキンは上述した欠点を有する。 この技術分野における他の試みは、１９９２年１２月１５日にブエルに発行さ れた米国特許第５，１７１，３０２号及び１９９３年３月３０日にブエルに発行 された５，１９７，９５９号に示されている。これらの参考例は、着用したとき に上方に湾曲した形状を生理用ナプキンに提供する可撓性抵抗変形エレメントを 有する生理用ナプキンを示す。この形状は、着用者のももからの側方の圧力によ って維持される。 液体配分を改良するために長手方向の長手方向のエンボス溝に依存しない他の 試みがなされる。例えば、１９８０年７月１５日にカラミに発行された米国特許 第４，２１２，３０２号は、側縁にハイドロコロイド材料を有する吸収材製品と 、パッドの受容領域から間隔を置いた吸収材製品を示している。この液体受容領 域はパッドの中央部分にあり、ヒドロコロイド材料はない。しかしながらこの構 成は、ヒドロコロイド材料のない中央領域を提供するために必要な長手方向及び 横断方向にヒドロコロイド配分を有することに関連する困難性がある。この問題 を解決するために、カラミは、追加的な製造段階、すなわち、ヒドロコロイド材 料を配置する表面を最初にぬらす製造段階を必要とする。この追加的な製造段階 において、カラミのヒドロコロイド材料が吸収材材料のトップシートの近傍にあ る場合には、ヒドロコロイド材料が着用者の皮膚に接触する危険性がある。 従って、本発明の目的は、ターゲット目標を維持するためにクラッシュ抵抗に 依存しない生理用ナプキンを提供することである。さらに本発明の目的は、側方 のクラッシュ抵抗の代わりに側方にちょうつがいが形成されるように異なる可撓 性を有する生理用ナプキンを提供することである。さらに本発明の目的は、適当 な取り扱い特性のためにエンボスラインに依存しない生理用ナプキンを提供する ことである。 発明の要約 本発明は、吸収コアを有する。吸収コアは、直交する長手方向及び横方向の中 心線を有する。吸収コアは、長手方向を向いたトリセクション部分、第１の厚さ を有し、外側トリセクションによって各側に横方向に配置されている中央の３つ の部分とを有する。中央のトリセクションの第１の厚さは、外側のトリセクショ ン部分の第２の厚さ未満である。吸収ゲル材料は、外側のトリセクション部分の 各々に配置されるが、中央のトリセクション部分は吸収ゲル材料がない。コアが 横方向の圧力を受けるとき、中央のトリセクションでねじれる。 吸収コアは１つのシート、好ましくは、エアレイドティシュを有する。吸収コ アは、後方に折り曲げられる長手方向の側縁を有し、吸収コアは長手方向の側縁 で折り曲げられるとき、二重の厚さ部分が外側のトリセクション部分に形成され それを画定し、１つの厚さ部分が中央のトリセクション部分を画定し、ティシュ の長手方向の側縁の間に空隙が形成される。 吸収材ゲル材料が外側のトリセクション部分に配置され、中央のトリセクショ ン部分には吸収ゲル材料がない。好ましくは、吸収ゲル材料は接着材によって所 定の位置に保持される。接着剤は、コアの外側のトリセクションを硬化させ、そ の結果、コアは側方の圧力を受けるときに、中央のトリセクション部分でなじら れる。 コアは、生理用ナプキンで使用するのに特に適している。着用したとき、コア 、従って生理用ナプキン全体は、中央のトリセクションに沿って曲がり、上方に 突出した形状をとる。 図面の簡単な説明 第１図は、本発明による生理用ナプキンの一部を破断した平面図である。 第２図は、明らかにするために空間的に間隔を置いたコア及び第２のトップシ ートを示す破断のない第１図の線２−２に沿って切った垂直方向の断面図である 。 第３図は、第２図の生理用ナプキンであり、吸収コアが中央のトリセクション 部分で曲がるとき、着用者の身体の形状に適用することを示す図である。 発明の詳細な説明 ここに使用するような、用語“吸収材製品”は、液体の排泄物を吸収収容する 装置、身体から排泄される種々の排泄物を吸収及び収容するために着用者の身体 に対してその近傍に配置される装置を言う。用語の“使い捨て”は、選択や復元 されるか、または吸収材として再使用される吸収材製品を言う（すなわち、それ らは、一回使用した後に廃棄され、リサイクルされるか、または、分解されるか 、または環境的に矛盾のない方法で廃棄される。）。“１つ”の吸収材コアは別 になった部材を１つにして１つの組み合わされた全体を形成し、その結果、別の ホルダやパッドのような別になった操作部品を必要としない吸収材を言う。本発 明の１つの使い捨て吸収材の好ましい実施例は、第１図に示す生理用パッド、生 理用ナプキン２０である。ここに使用するような用語の“生理用ナプキン”は、 婦人によって外陰部に隣接するように配置され、尿性器の外側に着用され、メン ス時の液体、着用者の身体から排出された他の排泄物（血液、おりもの及び尿） を吸収して収容するおりもの液体を収容する。着用者の膣内に一部がその前庭に 一部が存在するインターラビアル(Interlabial)装置は本発明の範囲内にある。 しかしながら、本発明はパンティライナのような他の婦人用衛生または生理用パ ッドまたは失禁用パッド等のような他の吸収材製品にも適用可能である。 第１図は、広がった状態での本発明の生理用ナプキン２０の平面図であり、構 造の部分は、生理用ナプキン２０の構造を示すためにさらにはっきりと破断され 、着用者に面し接触する生理用ナプキン２０の部分は見る者に向いている。第１ 図に示すように、生理用ナプキン２０は、液体透過性トップシート２４と、トッ プ シート２４に結合された液体不透過性バックシート２６と、トップシート２４と バックシート２６との間に配置された吸収コア２８とを有する。吸収コア２８は 、２つの主な面、すなわち、トップシート２４に向かう第１の主な面と、バック シート２６に向かう第２の主な面とを有する。好ましくは、本発明による生理用 ナプキン２０は、追加の第２のトップシート２５を有する。第２のトップシート ２５は、吸収コア２８とトップシート２４との間に配置されることが好ましい。 生理用ナプキン２０は、２つの中央線Ｏ−Ｏ及び横方向の中央線Ａ−Ａを有す る。ここに使用する“長手方向”は、生理用ナプキン２０を着用したとき直立し た着用者を左と右半分に分割する垂直方向の平面（にほぼ平行に）整列した生理 用ナプキン２０の線、軸線または方向を言う。ここに使用する“横断方向”また は“横方向”は互換性を有し、生理用ナプキンの平面内にあり、長手方向に直角 な線、軸線または方向を言う。Ｚ方向は、生理用ナプキン２０の長手方向及び側 方の中心線の双方に直角であり、生理用ナプキン２０の平面から外側に伸びてお り、長手方向の中心線Ｏ−Ｏ及び側方の中心線Ａ−Ａによって画定される。 長手方向の中心線Ｏ−Ｏと整合する生理用ナプキン２０の長手方向の縁部は、 生理用ナプキン２０の横断方向の端部である。まとめて言うならば、生理用ナプ キン２０の長手方向側縁及び横断方向の端部はその周縁を画定する。 トップシート２４と、バックシート２６と吸収コア２８は（いわゆる“管”製 品またはサイドフラップ製品を含む）一連のよく知られた形状に知られた構成に 組み立てられるが、好ましい生理用ナプキンの構成は、１９９０年８月２１日に オズボーンに発行された“薄い可撓性生理用ナプキン”と題された米国特許第４ ，９５０，２６４号、１９８４年１月１０日にデスマリスに発行された“複合生 理用ナプキン”と題された米国特許第４，４２５，１３０号、１９８２年３月３ ０日にアールに発行された“境界を有する使い捨て吸収材製品”と題された米国 特許第４．３２１，９２４号、１９８７年８月１８日にバンチルバーグに発行さ れ た“フラップを有する成形生理用ナプキン”と題された米国特許第４，５８９， ８７６号に記載されている。これらの特許は参照によりここに組み込まれている 。第１図は、トップシート２４及びバックシート２６が吸収コア２８の長さ及び 幅より大きい長さ及び幅の寸法を有する。トップシート２４及びバックシート２ ６は、吸収コア２８の縁部を越えて伸び、周縁だけではなく、所望ならばサイド フラップ（図示せず）を形成する。 吸収コア２８は、液体（例えば、おりもの及び／または尿）を吸収するか、ま たは保持することができる吸収装置である。吸収コア２８は、種々の寸法及び形 状（例えば、矩形、楕円形、砂時計、犬の骨、非対称形等）で、ティッシュ、特 にエアレイドティッシュのような通常使用される広範な液体吸収性材料で製造さ れる。他の適当な吸収材材料は、エアフェルト、クリープセルロースワッデング 、コフォームを含むメルトブローポリマー、化学的に硬化され架橋結合されたセ ルロース繊維、クリンプポリエステルまたはポリオレフィン繊維のような合成繊 維、ピートモス、吸収材フォーム、吸収材スポンジ、超吸収材ポリマー、吸収材 ゲル材料４２またはこのような材料の透過性材料または組み合わせを含む。 吸収コア２８の構造及び組み合わせは、変化する（例えば、吸収コア２８は変 化する厚み領域（例えば、中央で厚くまたは薄くなるような輪郭で）、親水性勾 配、超吸収性勾配、低密度及び低平均基礎重量獲得領域、または１つまたはそれ 以上の層または構造）を有する。しかしながら、吸収コア２８の全体の吸収性能 は、設計により、また生理用ナプキン２０の用途により矛盾のないものでなけれ ばならない。さらに、吸収コア２８の寸法及び吸収性能は、失禁用パッド、パン ティライナ、通常の生理用ナプキンまたはまたはオーバナイト生理用ナプキンに ような異なる用途に適応するように変化することができる。 第２図を参照すると、吸収コア２８は、３つのトリセクション、すなわち、２ つの外側のトリセクション３０と、それによって包囲された中央のトリセクショ ン３１とを有する。好ましくは中央のトリセクション３１は、長手方向の中央線 に沿って配置されており、長手方向の中央線Ｏ−Ｏの周りで対称的であり、外側 のトリセクション３０は、中央のトリセクション３１と並置され、吸収コア２８ の長手方向の側縁を形成する。中央のトリセクション３１は、外側のトリセクシ ョン３０に対して可撓性を有することが好ましく、その結果、生理用ナプキン２ ０は、外側のトリセクション３０の変形を受ける前に着用者のももからの側方の 圧力に応答してそれによって中央のトリセクション３１で変形することができる 。 好ましくは、吸収コア２８は、外側のトリセクション３０で二重の厚さと中央 のトリセクション３１に沿った１つの層の厚さを有するようにＣ形状におられた エアレイドテッシュを有する。外側トリセクション３０は、長手方向の中央線Ｏ −Ｏの周りに対称的に配置され寸法が等しいのが好ましい。しかしながら中央の トリセクション３１及び外側のトリセクション３０は幅が等しい必要はない。中 央のトリセクション３１は以下に説明するように十分な性能を保証するように外 側トリセクション３０より幅が狭い。また、中央のトイセクション３１が外側の トリセクション３０より幅が狭い場合には、生理用ナプキン２０は着用者の身体 にさらに容易に適用する。さらに、狭い中央領域トリセクション３１は、コア２ ８に大きな能力を与え、大きな負荷において大きな保護を行う。 本発明による生理用ナプキン２０において、コアは５０乃至７０ミリメートル の幅を有する。中央のトリセクション３１は、幅が０乃至３０ミリメートル、好 ましくは、幅が５乃至１２ミリメートルであり、外側のトリセクション３０は、 幅が１３乃至３５ミリメートルである。別の案として、外側のトリセクション３ ０の縁部は、３ミリメートル程間隔を置いているか、またはここに説明した実施 例において、上述したように５乃至１２ミリメートルの空隙４０で間隔を置いて いることが好ましい。空隙４０は、中央のトリセクション３１を画定する。 外側のトリセクションの縁部３０は直線であり、図面に示すように長手方向の 中央線Ｏ−Ｏに平行であるか、弧状である。弧状の縁部は、長手方向の中心線Ｏ −Ｏに向いた凹形状または凸形状である。この形状を選択する場合には、吸収ゲ ル材料４２は、最も狭いトリセクション３０に制限されなければならず、その結 果、吸収材ゲル材料４２が自由になり、着用者の皮膚に接触する可能性は、最小 限にされる。別の案として、縁部は、生理用ナプキン２０の横方向の端部に向か って単調に傾斜している。 好ましくは、空隙４０は、バックシート２６を向いている。これは、トップシ ート２４に向かっているコア２８の面とほぼ平坦になる。 コアの側面は直線であるか、長手方向の中心線Ｏ−Ｏから外側に凹面状の形状 の弧状である。もし、弧状の長手方向の側縁を有する砂時計形状を選択する場合 には、コアの幅は、最も狭い点で測定しなければならない。 吸収コア２８はこの技術分野でよく知られているように吸収材ゲル材料を有す る。好ましくは、中央のトリセクション部分３１は、長手方向への液体配分を向 上させるために吸収材ゲル材料４２がない。また、もし中央のトリセクション３ １に吸収材ゲル材料４２がないならば、皮膚に直接接触する吸収材ゲル材料４２ に関連する可能性のある危険性は低減される。この危険性は可能性があるが、あ まり危険性は大きいものではない。なぜならば、中央のトリセクション３１の１ つの厚さの層は前のトップシート２４から吸収材ゲル材料４２を適当に絶縁する ことができない。また、また従来の製造方法において、中央のトリセクンション ３１の１つの層の厚さに吸収材ゲル材料４２を接着することが困難である。もし 外側のトリセクション３０が当接する場合には、吸収材ゲル材料４２は、中央の トリセクション３１を含むコア２８の幅全体を通って配分される。 好ましくは、トリセクション３０は、上述したように二重の厚さを有すること が好ましい。さらに詳細には、外側のトリセクション３０は吸収材コア２８の長 手方向側縁でそれ自身上に吸収材コア２８の組織を折り曲げることによって形成 される。長手方向の縁部上に折り曲げられた吸収材コア２８の外側のトリセクシ ョン３０を形成する材料を有することによって、側方の外側方向に外側トリセク ション３０から吸収材ゲル材料が逃げる機会は最小限にされる。もし吸収材ゲル 材料４２が移動し、側方内側に移動する場合には、それらは上述した中央のトリ セクション３１の１つの厚さによって接着材によって皮膚に浸透することが拘束 される。 外側トリセクション３０に収容された吸収材ゲル材料４２は、接着材によって 所定の位置に保持される。接着材が全体にスプレーされるか、またはマイクロパ ターンとしてプリントされるか、重複するか、または重複しないようにスプレー されるか、ランダムなメルトブローパターンにスプレーされるように適用される 。重複した螺旋形のスプールが好ましい。なぜならば、このような構成は、外側 のトリセクション３０があまりにも堅くなることを防止し、良好な製造制御を可 能にして、中央のトリセクション３１で接着が生じることを防止するからである 。 外側のトリセクション３０の接着材は、３つの目的を果たす。第１は、接着材 は、外側のトリセクション３０を形成する組織の２層を一緒に結合して薄層構造 を構成する。この薄層構造は、中央のトリセクション３１に関して外側のトリセ クション３０を硬化させる効果を有する。さらに組織層が存在し、接着材が組織 よりさらに大きい堅さを有するのでこの効果が生じる。追加的な層及び接着材の かたさを組み合わせることによって、中央のトリセクション３１は、外側のトリ セクション３０に対して比較的に可撓性である。この構成は、生理期間において 適切な容量を提供しながら生理用ナプキンが着用者の形態にさらに快適に適用す ることを可能にする。 第２に外側のトリセクション３０は、中央のトリセクション３１に比較して比 較的堅いが、生理用ナプキン全体は、着用者が不快感を有することがないように あまり堅くなってはいけない。比較的に堅い全体構造を有する生理用ナプキンは 公知であり、従来技術で使用される。しかしながら、今日市販されている商業的 に成功した高性能の可撓性生理用ナプキンによって消費者は、全体構造で可撓性 であり着用者の身体に適合される生理用ナプキンが期待される。 もし外側のトリセクション３０の２つの層を結合するために圧力感応高温溶融 接着材を使用する場合、またＡＧＭが高温溶融接着材に直接接触する場合には、 従来技術のクラッシュ抵抗抵抗構造の内容は避けることができる。特に、ブラッ ドストリート等に発行された前述した米国特許第４，２１７，９０１号は吸収材 ゲル材料４２に対向するコア２８の側に熱を適用することを告示する。ブラッド ストリート等は、湿気が侵入し、それによって、比較的にクラッシュ抵抗生理用 ナプキンを形成する。ブラッドストリート等のクラッシュ抵抗生理用ナプキンを 避けるために、高温溶融接着材及び吸収材ゲル材料に見られる熱源は共に配置さ れなければならず、ここに開示された湿気の侵入と結合の形成は行われない。 第３には、接着材は、吸収材ゲル材料の粒子を捕捉し接続し吸収材コア２８に 捕捉して結合するように補助とする。この構成は、吸収材ゲル材料４２が着用者 の皮膚に直接接触することを避ける安全性の観点から見て最小限にする。 第３図を参照すると、好ましくは外側トリセクション３０は、トップシート２ ４を向いた生理用ナプキン２０の第１主面がほぼ平坦であり、中央のトリセクシ ョン３１の１つの層の厚さによって形成された吸収コア２８の開放部分はバック シート２６を向いている。この構成は、（第２のトップシート２５が含まれてい ないと仮定して）前述のトップシート２４からそれを通して見たときにさらに一 様な美観的に優れた外観をユーザに与え、さらに重要なことは使用中に上方に突 出した形状に予め配置され可能ならば、Ｗ形状の断面を与える。さらに、この構 成は、吸収材ゲル材料４２のゆるい粒子と透過性トップシート２４との間に障壁 を形成する。 使用中に生理用ナプキン２０を上方に凸形状に予め配置する際に補助となるた めに吸収材コア２８はバックシート２６に結合される。好ましくは、接着剤の長 手方向を向いたラインは、吸収材コア２８の外側のトリセクション３０をバック シート２６に結合する。この方法において、中央のトリセクション３１は、バッ クシート２６とは独立して自由に浮き上がり、それによってバックシート２６か ら制限された程度に分離される。好ましくは、吸収材コア２８の外側トリセクシ ョン３０をバックシート２６に取り付ける接着材は、１乃至２０ミリメートルの 幅を有し、その結果、このような接着材は、バックシート２６に結合する外側の トリセクション３０と同じような幅ではなくなる。このような接着材は生理用ナ プキンがＷ形状を形成し生理用ナプキンに過剰な堅さを与えないようにすること ができる。 吸収コア２８はティッシュから製造され、さらに好ましくは、エアレイドティ ッシュである。エアレイドティッシュは濡れ特性及び本質的に大きな無効容量を 避ける大きな濡れ強度によってウエットレイドティシュ上が好ましい。このティ ッシュは、本発明による生理用ナプキン２０で使用するのに適した特性を有しな ければならない。特に、ティッシュがおりものによって濡れた後に側方の圧縮か ら回復するようにＡＳＴＭ標準Ｄ８２９−４９によって決定されるような１セン チメートル毎に少なくとも１００グラムの濡れ張力強度を有するティッシュが好 ましい。 このティッシュは強度を提供するためにエンボス加工される。ティッシュは３ ０００平方フィート当たり１３．５乃至１７．８ｋｇ（３０乃至４１ポンド）の 基礎重量を有する。非常に適したティッシュはグレード８１７としてウイスコン シン州グリーンベイのホートホワード社から市販されている。 第１図を参照すると、好ましくは生理用ナプキン２０は第２のトップシート２ ５を備えている。第２のトップシート２５は、吸収材コア２８のために使用され るものと同一のティッシュ材料から製造される。これは製造時に便宜を与える。 所望ならば第２のトップシート２５は、吸収材コア２８より小さい親水性及び密 度を有し、その結果、有害な液体取り扱い特性は起こらない。 第２のトップシート２５は、１つの層であり、その結果、それは、生理用ナプ キンに対して望ましくない不必要な厚さを付加しない。第２のトップシート２５ は、ユーザに美観的に好ましい外観を与えるように犬の骨形状である。この構成 は、本発明による生理用ナプキン２０を着用者のももが側方に圧縮するとき、吸 収コア２８の側方の外側にある第２のトップシート２５の部分は、まず着用者の ももと接触し、それによって及ぼされる側方の圧力に応答して変形することがで きる。この構成は、使用中に生理用ナプキンがさらに小さいクラッシュ抵抗を有 すると言う利点を有する。 好ましくは、第２のトップシート２５は、吸収材ゲル材料４２を含まず、その 結果、ゲルブロッキングの生じる可能性は最小限にされ、液体取り扱い特性は低 下することがない。吸収ゲル材料４２を追加することなく、第２のトップシート ２５は、生理用ナプキン２０の全体の吸収性能に付加される。 所望ならば、第２のトップシート２５は螺旋形接着剤、メルトブロー接着剤ま たは楕円スプレーを使用してトップシート２４に接着される。全体のスプレーが 好ましい。なぜならば、この構成は、第２のトップシート２５とトップシート２ ４との間で緊密な接触を行い、その間での染み込みを推進する。しかしながら、 トップシート２４の有効性は最初にこの接着剤によって影響を受け、ブロックさ れることはない。 トップシート２４に第２のトップシート２５を接着することによって第２のト ップシート２５及び吸収コア２８が一緒に層を形成することはない。第２のトッ プシート２５及びコア２８の双方が外側に面する部材、すなわち、トップシート ２４及びバックシート２６の双方に結合する代わりに、それぞれトップシート２ ４及びバックシート２６にそれぞれ結合される。 バックシート２６は液体不透過性であり、薄いプラスティックフィルムから製 造することが好ましいが、他の可撓性液体不透過性材料も使用することができる 。ここに使用するような用語の“可撓性”材料は、柔軟で人間の身体の全体形状 及び輪郭に容易に適応する材料を言う。バックシート２６は、吸収コア２８に吸 収され収容された排泄物が着用者の衣服及びベッドを濡らすことを防止する。別 の案としてバックシート２６はフィルムコート不織材料を有する。好ましくは、 バックシート２６は、約０，０１２ｍｍ（０．５ミル）乃至約０，０５１ｍｍ（ ２．０ミル）の厚さを有するポリエチレンフィルムである。例示的なポリエチレ ンフィルムは、オハイオ州シンシナチのクロペイ社によってＰ−１８−１４０１ によってまたバージニア州リッチモンドのトレデゲル社によってＸ８２９７によ って製造されている。 バックシート２６は、吸収コア２８に向かって内側を向いた表面と、それと反 対の外側を向いた表面とを有する。所望ならば、接着材３４のストリップは生理 用ナプキン２０を着用者の下着に取付を容易にするためにバックシート２６の外 側に面する面に結合されている。 好ましくは、着用者の下着にバックシート２６を取り付ける接着剤ストリップ は、長手方向及び側方の中央線Ｏ−Ｏ及びＡ−Ａの周りで対称的な２つの平行線 の形状に形成される。好ましくは、このような接着剤ストリップは、長手方向の 中心線Ｏ−Ｏに沿ってはなく、その結果、第３図の上方に突出した形状をとるた めに生理用ナプキン２０を予め配置することは悪影響は受けない。このような接 着剤はパパ等の名前で１９９２年３月１９日に発行された国際特許出願ＷＯ９２ ／０４０００号の形状及び構成に設けられる。 トップシート２４は柔軟で柔らかく、着用者の皮膚に刺激を与えないものであ る。さらにトップシート２４は、その厚さに液体（例えば、おりものまたは尿の いずれか一方）浸透することができる液体透過性である。適当なトップシート２ ４は、有孔性フィルム、フォームまたは天然または合成繊維から成る織物及び不 織布から製造することができる。好ましいトップシート２４は、１９７５年１２ 月３０日トンプソンに発行された“傾斜毛管を有する吸収性構造”と題された米 国特許第３，９２９，１３５号、１９８２年４月１３日にミューレン等に発行さ れた“汚れ防止トップシートを有する使い捨て吸収材製品”と題された米国特許 第４，３２４，２４６号、１９８２年８月３日にレイデル等に発行された“繊維 状の特性を有する弾性プラスティックウエブ”と題された米国特許第４，３４２ ，３１４号、１９８４年７月３１日にアール等に発行された“非グロッシイ目視 面及び布状織物状を示す立体的に拡張するプラスティックウエブ”と題された米 国特許第４，４６３，０４５号、１９９１年４月９日にバードに発行されたマル チ層ポリマーフィルムと題された米国特許第５，００６，３９４号に示されるよ うな有孔成形フィルムを有する。これらの特許の各々はここに参照によって組み 込まれている。本発明の好ましいトップシート２４は、１つまたはそれ以上の上 述した特許に示された成形フィルムであり、生理用ナプキン２０の“ＤＲＩウイ ーブ”としてオハイオ州シンシナチのプロクタ＆ギャンブル社によって市販され ている。 バックシート２６及びトップシート２４は、コア２８の第１及び第２の主な面 に隣接して配置されており、その結果、コア２８は、バックシート２６とトップ シート２４との中間にある。バックシート２６及びトップシート２４はこの技術 分野でよく知られているように取付装置（図示せず）によって互いにまたはそれ に結合されることが好ましい。十分な取付装置（図示せず）によって互いに結合 される接着材は、ＨＬ１２５８またはＨ−２０３１としてミネソタ州セントポー ルのＨ．Ｂフューラー社によって製造される。取付装置は、１９８６年３月４日 にミネトラ等に発行されここに参照により組み込まれている“使い捨てウエスト 収容下着”と題された米国特許第４，５７３，９８６号に示されているような接 着剤フィラメントのオープンパターンネットワークを有する。別の取付装置は、 熱、圧力、超音波及び動的機械結合を有する。 本発明の他の実施例において、生理用ナプキン２０は２つのフラップ（図示せ ず）を有し、これらの各々は、生理用ナプキン２０の長手方向の側縁を越えて側 方に伸びている。フラップは、着用者の下着の縁部にかかるように形成されてい る。このフラップは生理のおりものによって、好ましくは、下着の縁部に沿って 二重の壁の障壁を形成することによって汚れることを防止する。このフラップは 、下着面で取付装置を備えていることが好ましく、その結果、それらは下着のク ロッチ部分の下に折り戻すことができる。このような方法で、フラップは、生理 用ナプキン２０を適切な位置に配置するように作用する。 フラップはトップシート２４、バックシート２６、その組み合わせに使用する 材料を含む種々の材料から製造され、中央にティッシュを有する薄層である。さ らに、フラップは生理用ナプキン２０の主本体に取り付けられる別の部材であり 、トップシート２４及びバックシート２６の延長部を有する。好ましいフラップ は、１９８６年５月２０日にバンチルバーグに発行された米国特許第４，５８９ ，８７６号及び１９８７年８月１８日にバンチルバーグに発行された米国特許第 ４，６８７，４７８号によって製造される。 本発明による生理用ナプキン２０は、ブラッドストリートに発行された前述し た米国特許第４，２１７，９０１号に特定されている１．０ｐｓｉ未満のクラッ シュ抵抗を有する。この特許はクラッシュ抵抗のテストをどのように行うかを示 す目的で参照によりここに組み込まれている。このテストを明らかにするために 、次の条件を考慮しなければならない。クラッシュ抵抗テストは、本発明による 生理用ナプキン２０を外側に面するバックシート２６を有する円筒形形状に巻き 込むことによって形成される。このシリンダは、吸収コア２８の端部、または適 用可能なように吸収ゲル材料４２を含む生理用ナプキン２０の他の部材を当接す る ことによって形成される。コア２８の端部が側方の中央線Ａ−Ａに平行ではない 場合には、長手方向に平行な生理用ナプキン２０の長手方向の中央線Ｏ−Ｏを維 持しながら、当接したときコア２８の端部が接触し、シリンダの直径を制御する 。 もし必要ならば、生理用ナプキン２０を円筒形形状に維持しながらスコッチブ ランド８１０テープのようなテープを使用することができる。テープは、幅が１ ．２７乃至１．９１ｃｍ（１／２乃至３／４インチ）長さが１乃至３／２インチ （２．５４乃至１．７ｃｍ）であり、生理用ナプキン２０の長手方向中心線Ｏ− Ｏに沿って長手方向に適用され、コア２８の端部が当接する点の周りに中心が配 置される。 シリンダは１．０グラムの解像度を有するロードセルを有するインストロン引 っ張り機械に配置されている。シリンダは、毎分２０インチのクロスヘッド速度 でインストロン機器でクラシュされ、その結果の負荷変位曲線は、毎分２０イン チのチャート速度を有するチャートリコーダに記録される。もし、生理用ナプキ ン２０がテストのために直立したままでないならば、その長手方向の縁部で生理 用ナプキンを安定位置させるために、移動クロスヘッドによって完全に係合する まで１つのプローブまたはルーラを使用する。 チャートリコーダに負荷変位曲線から２つの値が見いだされる。この第１の値 は、グラムにおけるピーク力である。ピーク力は、生理用ナプキン２０の吸収コ ア２８が、従って、生理用ナプキン２０全体が折れる点に対応する。通常、ピー ク力は、生理用ナプキン２０が中実になるように圧縮される前に記録された最も 大きい力である。 第２の値は、負荷変位曲線が前述したピーク力の直前に示す変位の最後の点で ある。屈曲点は、グラムで測定され、従来のコンピュータプログラム、スップレ ッドシートプログラムまたは導関数を有するチャートリコーダによって見いださ れる。屈曲点を見つけることを簡単にするために、負荷変位曲線はコンピュータ にアナログ電圧として直接入力され、それによって屈曲点が見いだされる。 ここに使用するような負荷変位曲線の屈曲点は通常の計算の定義と一致するよ うに使用され、曲線の凹部の方向の変化が起こるときに、曲線の第２の変位がゼ ロに等しくなる点で見いだされる。ここに使用するような屈曲点についてのさら に詳細な内容は、レイソルドの分析形状を有する計算のページ２２７で始まる“ 凹部及び屈曲点”と題された第２版に見いだされ、この本は参照によりここに組 み込まれている。 生理用ナプキン２０と、ピーククラッシュ抵抗及び屈曲点クラッシュ抵抗に関 連する２つのクラッシュ抵抗がある。いずれかの場合のクラッシュ抵抗は、グラ ムでのピークまたは屈曲点のいずれかから取られた適当な値を変換し、それをポ ンドに変換することによって見いだされる。 クロスヘッドに提出された面積が計算される。このような面積は、生理用ナプ キン２０全体の厚みに吸収コア２８の長さをかけることによって見いだされる。 吸収コア２８が長手方向で一様ではないならば、長手方向の中心線Ｏ−Ｏに平行 に測定された最も大きな値が使用される。 生理用ナプキン２０の厚みは、一平方インチ当たり、７．２ｇ（０．０１６ポ ンド）の閉塞圧の下に生理用ナプキン２０の１インチの直径を測定することによ って得られる。このような軽い閉塞圧は、屈曲点における厚みを見いだすために 適当である。好ましくは、本発明による生理用ナプキン２０は、３．５ミリメー トル、さらに好ましくは、３．３ミリメートル未満、最も好ましくは３．０ミリ メートルの厚みを有する。 ポンドの値は平方インチにおける面積によって分割され、計算の分子に使用さ れる値に依存するピーククラッシュまたは屈曲点クラッシュ抵抗を生じる。当業 者は上述した計算に基づいて厚みが低減するにつれて明らかなクラッシュ抵抗が 増加する。本発明による生理用ナプキン２０は、０．６ｐｓｉ、好ましくは、０ ． ５ｐｓｉ未満のピーククラッシュ抵抗を有する。また本発明は生理用ナプキン２ ０が０．５ｐｓｉ未満さらに好ましくは、０．４ｐｓｉ未満の屈曲点クラッシュ 抵抗を有する。 前述した実施例の他の構成、組み合わせ及び置換が可能であるが、このような 変形は請求の範囲の観点内にある。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＥＥ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，Ｔ Ｔ，ＵＡ，ＮＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 長手方向の中心線とその中心線と直角な側方の中心線を有し、各側に外 側のトリセクションが配置された第１の厚さを有する中央のトリセクションと、 第２の厚さを有する２つの外側トリセクションとの長手方向を向いた３つのトリ セクションを有する生理用ナプキンの吸収コアにおいて、前記中央のトリセクシ ョンの前記第１の厚さは前記外側のトリセクションの前記第２の厚さ未満であり 、前記外側のトリセクションの各々に吸収材ゲル材料が配置されており、前記中 央のトリセクションには前記吸収材ゲル材料がなく、前記コアは側方の圧力を受 けたときに前記中央のトリセクションで曲がることを特徴とする生理用ナプキン の吸収材コア。 ２． 前記コアは、一層のティッシュを有し、前記ティッシュは長手方向の側 縁を有することが好ましく、前記外側のトリセクションで二層の厚さを前記中央 のトリセクションで１つの層の厚さを形成するために前記長手方向の側縁で折れ 曲がり、前記ティッシュは、エアレイドティッシュであることを特徴とする請求 項１に記載の吸収材コア。 ３． 前記吸収ゲル材料は、前記２層の前記外側のトリセクションの間に配置 され、前記吸収材ゲル材料は、接着材による取付けによって所定の位置に保持さ れることを特徴とする請求項２に記載の吸収材コア。 ４． 前記コアは、一方の面に連続的な表面とそれとは反対の表面に空隙を有 し、前記空隙は前記外側のトリセクションの縁部によって形成されていることを 特徴とする請求項２及び３に記載の吸収コア。 ５． 長手方向の中心線とその中心線の直角な側方の中心線を有し、液体透過 性トップシートと、前記トップシートに結合された液体不透過性バックシートと 、前記トップシートと前記バックシートとの間の吸収コアとを有し、前記吸収コ ア は３つの長手方向を向いたトリセクションを有する生理用ナプキンにおいて、前 記中央のトリセクションは前記生理用ナプキンの前記長手方向の中心線にあり、 前記中央のトリセクションは第１の厚さを有し、外側のトリセクションが各側に 側方に配置されており、各外側のトリセクションは第２の厚さを有する生理用ナ プキンにおいて、前記中央のトリセクションの前記第１の厚さは前記外側のトリ セクションの前記第２の厚さ未満であり、前記外側のトリセクションの各々に吸 収材ゲル材料が配置されており、前記中央のトリセクションには前記吸収材ゲル 材料がなく、前記コアは側方の圧力を受けたときに前記中央のトリセクションで 曲がることを特徴とする生理用ナプキン。 ６． 前記トップシートと前記吸収コアとの間に液体透過性の第２のトップシ ートを有する請求項５に記載の生理用ナプキン。 ７． 前記第２のトップシートはティッシュを有し、前記第２のトップシート の前記ティッシュは前記コアを有する前記ティッシュの親水性未満またはそれに 等しい親水性を有することを特徴とする請求項６に記載の生理用ナプキン。 ８． 前記コアは一層のティッシュを有する請求項５，６及び７に記載の生理 用ナプキン。 ９． 前記ティッシュは長手方向の側縁を有し、前記長手方向の側縁でそれ自 身に折り曲げ、前記外側のトリセクションで２つの層の厚さと前記中央のトリセ クションで１つの層の厚さを有することを特徴とする請求項８に記載の生理用ナ プキン。 １０． 前記外側のトリセクションの縁部は、前記中央のトリセクションで空 隙を形成し、前記空隙は前記バックシートを向いており、前記トップシートに向 いている前記コアの面はほぼ平坦であり、前記中央のトップシートの前記空隙は 接着材がないことを特徴とする請求項８及び９に記載の生理用ナプキン。