JPH09507033A - 凸状上向き形状断面を有する衛生ナプキン - Google Patents

凸状上向き形状断面を有する衛生ナプキン

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JPH09507033A JP7517475A JP51747594A JPH09507033A JP H09507033 A JPH09507033 A JP H09507033A JP 7517475 A JP7517475 A JP 7517475A JP 51747594 A JP51747594 A JP 51747594A JP H09507033 A JPH09507033 A JP H09507033A
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Abstract

(57)【要約】 衛生ナプキンを横方向に短縮するための弾性部材を有する衛生ナプキンである。弾性部材は、衛生ナプキンの吸収コアに接合され、凸状上向き形状断面を提供するように機能する。断面は逆U字形状又はW形状断面とすることができる。衛生ナプキンのコアはバックシートから切り離し可能とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 凸状上向き形状断面を有する衛生ナプキン 発明の分野 本発明は、衛生ナプキンに係わり、より詳細には、着用者の陰唇との接触を提 供するための手段を有する衛生ナプキンに関する。 発明の背景 衛生ナプキンは当該技術分野において良く知られている。衛生ナプキンは月経 分泌物の放出を受け止め、着用者の衣類及びベッディングを月経分泌物による汚 損から保護する。しかしながら、衛生ナプキンはしばしば使用中にばずれてしま い、月経分泌物はターゲット領域にヒットしなくなる。加えて、衛生ナプキンを 着用者の身体に密接に接触させた場合には、月経分泌物の受け止めを改良するこ とができる。 特に断面が凸状上向きの形体を有する衛生ナプキンを提供することによって、 着用者との身体接触を改良し、放出された月経分泌物を吸収し、これによって汚 損を最小化するといったいくつかの試みが当該分野においてなされてきた。その ような試みの例が、1956年5月29日付けでマーサーに付与された米国特許 第2,747,575号、1967年9月26日付けでグラスマンに付与された 第3,343,543号、1992年12月15日付けでブエルに付与された第 5,171,302号、1993年3月30日付けでブエルに付与された第5, 197,959号に示されている。しかしながら、グラスマンのものは、今日成 功裡に商業化された衛生ナプキンにおいて重要な欠点を含んでおり、また、ブエ ルのものはさらに改善する余地がある。ブエルに付与された前述の2つの特許を ここに引用して組み入れる。 マーサーのものは、長手方向中央ハンプ(hump)を達成するために、その厚さに わたって縫い目を設ける必要がある。今日の組立によって衛生ナプキンを縫うの は、現在使用されている材料に起因して簡単に行うことはできない。また、この プロセスは多くの時間とコストを必要とする。 特に、グラスマンの衛生ナプキンは、衛生ナプキンの頂面に長手方向トラフを 機械的圧縮又は切断スリットによって形成する必要がある。この衛生ナプキンは 、さらに、衛生ナプキンの後部に耐湿カバーを有し又は有さない圧縮形成された 連続溝を有する。この溝によって、衛生ナプキンを逆U字状に折り畳むことが可 能となる。しかしながら、この長手方向の溝は、着用者の恥丘恥骨の周りの衛生 ナプキンの前部を凹状にへこませるようには作用せず、臀部溝内に適合すること もない。より重要なことは、連続的な長手方向溝は、衛生ナプキンの弾性を阻害 することである。弾性は、着用者の腿の横方向圧力のような外部変形力が除去さ れたときに、衛生ナプキンを非圧縮形体に復帰させる能力である。衛生ナプキン に弾性を持たせることは、着用者の快適さのために重要であり、さらに、ターゲ ット領域をできるだけ大きく維持し、着用者の衣類に月経分泌物が付着しないよ うにするためにも重要である。さらに言えば、圧縮溝によって吸収率が低下し、 又は容量が減少する。 ブエルの特許は、屈曲ヒンジを有する変形要素を備えた衛生ナプキンを教示し ている。変形要素は、フォーム(foam)のような成形可能物質であり、再形成可能 又は弾性である。変形要素及びそれ故に衛生ナプキンは、着用者の腿からの横方 向圧力に応じてW断面形状に変形する。マーサーのものの縫い目と同様の変形要 素は、衛生ナプキンに追加の構成要素を付加する必要があり、コストが増加する 。 さらに別の試みとしては、1991年4月16日付けでオスボーンIII 等に付 与された米国特許第5,007,906号には、一方の横断縁に取り付けられ、 他方の横断縁には取り付けられていないトップシート及びバックシートを有する 衛生ナプキンが開示されている。トップシート及びコアは、取り付けられていな い縁でバックシートから分離することができる。バックシートは着用者の下着に 取り付けられ、コアはバックシートから分離することができるので、それによっ て、コアは、バックシートから切り離すことができ、着用者と共に良好に移動す ることができる。 さらに別の試みが当該技術分野においてなされており、それは、各種の弾性手 段に頼るために衛生ナプキンに凸状上向き断面を分与するものである。例えば、 1990年3月27日付けでマビンカーブに付与された米国特許4,911,7 01号は、弾性手段を有する衛生ナプキンを教示しており、弾性手段は、吸収要 素にわたって配置され、衛生ナプキンの長手方向に延びる側の対向する点におい て液体不透過性のバック層に取り付けられている。弾性手段は、ナプキンのバッ ク層の内側又は外側のいずれかに存在しうる。同様に、1992年7月14日付 けでトーレンに付与された米国特許第5,129,893号は、液体不浸透性の 表面層に適用される弾性手段を有する衛生ナプキンを開示している。この弾性手 段はこの衛生ナプキンに弾性を分与し、適用状態のナプキンを着用者の外側性器 に対する力を与える、と言われている。しかしながら、マビンカーブ及びトーレ ンによる試みは、弾性体をコアではなくてバックシートに取り付けるものである ために、衛生ナプキンの吸収構成要素に生じる変形を制御しにくく、コア及びト ップシートを着用者の性器に隆起させて付形する能力に劣る。さらに、弾性体を バックシートに取り付けた場合、しわが寄ったり、折れ曲がったり、或いは着用 者の下着から分離してしまったりするという欠点がある。このようなことが生じ ると、着用中に衛生ナプキンのターゲット領域が減少するか、或いは変位してし まう。 逆に、弾性体をコアに直接取り付けることによって、凸状上向き形体を形成す ることに加えて、吸収コアがさらにバックシートから着用者の性器に向けて隆起 し、より密接な接触を可能にするという利点がある。加えて、吸収コアは性器の 形状にマッチするように弾性的に付形され、コアと性器との接触がより密接にな り、この接触は着用中において保持される。 したがって、本発明の目的は、トップシートにわたって着用者の陰唇に接触す るコアを有する衛生ナプキンを提供することにある。さらに、本発明の目的は、 凸状上向き形状のコア及びトップシートを提供することにある。最後に、本発明 の目的は、そのような凸状上向き形状を提供するためにコアに取り付けられた弾 性部材を有する衛生ナプキンを提供することにある。 発明の概要 本発明は、互いに直交する長手方向及び横方向の中心線を有する衛生ナプキン を含む。衛生ナプキンは、液体透過性トップシートと、液体不透過性バックシー トと、前記トップシートと前記バックシートとの中間にある吸収コアとを備えて いる。吸収コアは、衛生ナプキンの周縁がなすように、交互に配置された長手方 向側縁及び横断端とを有する。衛生ナプキンを横方向に短縮するために、少なく とも1つの弾性部材が吸収コアに接合されている。弾性部材は、吸収コアに接合 され、長手方向中心線に広がる。弾性部材は、好ましくは、吸収コアとバックシ ートとの中間に配置される。弾性部材は、衛生ナプキンを横方向に短縮して凸状 上向き形体にする。 1つの実施例においては、衛生ナプキンに、長手方向中心線に対称に対向する 弱め線を設けることができる。インボード及びアウトボードの一対の弱め線が設 けられる。インボード弱め線を長手方向中心線に向かう凹部とし、一方、アウト ボード弱め線を長手方向中心線から外向きの凸部とすることができる。弾性部材 は、長手方向中心線に広がり、長手方向中心線の各側の弱め線の中間のコアに取 り付けられ、これによって弾性部材は衛生ナプキンを横方向に短縮してW形状断 面にする。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による衛生ナプキンの部分破砕平面図である。 図2は、衛生ナプキンの凸状上向き形状断面の縦断面図である。 図3は、W形状断面を有する衛生ナプキンのコアの縁を包む弾性部材を有する 衛生ナプキンの分解斜視図である。 図4は、図1の4−4線に沿った縦断面図であり、W形状断面を有する衛生ナ プキンを示している。 図5は、小片化されたコア及び弾性部材を有する、本発明による他の実施例を 示した平面図である。 発明の詳細な説明 ここで使用される「吸収物品」という用語は身体滲出物を吸収し包含する装置 を示し、より詳細には、身体から放出される各種の滲出物を吸収し包含するため に、身体に接して又は近接して配置される装置を示す。「使い捨て」という用語 は、ここでは、洗濯したり、吸収物品として復帰させたり、再使用したりするこ とを意図としていない吸収物品を示す(換言すれば、それらは、一回の使用の後 に廃棄されるものであり、好ましくは、リサイクルされたり、肥料とされたり、 環境に適合した方法で処理される。「単一」吸収物品は、互いに組み合わされて 統合された存在を形成する別々の部分から形成される吸収物品を示し、別々のホ ルダー及びパッドのように別々の操作的な部分を必要としないものである。本発 明の単一使い捨て吸収物品の好ましい実施例は、図1に示した月経パッド、衛生 ナプキン20である。ここで使用される「衛生ナプキン」という用語は、女性の 外陰部領域で一般には尿生殖器領域の外側に近接して着用される吸収物品を示し 、着用者の身体からの月経流体その他の膣からの放出物(血液、月経分泌物、及 び尿等)を吸収し包含するものである。一部が着用者の前庭の内側にあり一部が 外側にある口内装置(interlabial device)もまた本発明の範囲内にある。しかし な がら、本発明は、パンティライナーのようなその他の女性用衛生又は月経パッド 、或いは失禁パッドのようなその他の吸収物品にも適用できることが理解される べきである。 図1は本発明による衛生ナプキン20のフラットアウト状態の平面図であり、 衛生ナプキン20の構造をより明確に示すために構造部分が破砕されており、衛 生ナプキン20の着用者に面し又は接触する部分が見る者の方向に向いている。 図1に示したように、衛生ナプキンは、好ましくは、液体透過性のトップシート 24、トップシート24に接合された液体不透過性のバックシート26、及びト ップシート24とバックシート26との間にある吸収コア28を備えている。吸 収コア28は2つの主面を有し、第1主面はトップシート24に向いており、第 2主面はバックシート26に向いている。第1主面は、図2及び図4に示したよ うに吸収コア28が凸状上向き形体に変形したときに吸収コア28の伸張側にあ る。 凸状上向き形体には、限定されるものではないが、W形状及び逆U字形状若し くは逆V字形状が含まれる。W形状形体は、長手方向側部マージンに近接し且つ 内側の長手方向堰を有するために一般的に好まれる。さらに、W形状形体では、 衛生ナプキンの中央部分の断面寸法がより密接に典型的な着用者の陰唇に適合す る。再び図1を参照すると、コア28の第1主面に複数の弱め線52、54が配 置されている。凸状上向き形体を分与する弾性部材46が、コア28に接合され 、長手方向中心線O−Oに広がっている。 衛生ナプキン20は、長手方向中心線O−O及びこれに直交する横方向中心線 A−Aの2つの中心線を有している。ここで使用される「長手方向」という用語 は、衛生ナプキン20が着用されたときに起立した着用者を左半身と右半身とに 二等分する垂直面に略整合する(例えば概ね平行な)衛生ナプキン20の平面に おける線、軸又は方向を示す。「長手方向に向いた」という用語は、長手方向の プラスマイナス45度以内の方向を示す。ここで使用される「横断」又は「横方 向」という用語は、互換性を有し、衛生ナプキン20の平面内にあって、長手方 向に概ね垂直な線、軸又は方向を示す。Z方向は、衛生ナプキン20の長手方向 及び横方向中心線O−O及びA−Aの両方に直交し且つ衛生ナプキン20の平面 から外向きに延びており、長手方向中心線O−O及び横方向中心線A−Aによっ て定義される。 長手方向中心線O−Oに整合する衛生ナプキン20の長い縁は衛生ナプキン2 0の長手方向側部マージンである。長手方向側部マージンを接合する衛生ナプキ ン20の端は、衛生ナプキン20の横断端である。衛生ナプキン20の長手方向 側部マージン及び横断端は集合的に衛生ナプキン20の周縁を画定する。同様に 、衛生ナプキンのコア28は、交互に配置された長手方向側部マージン及び横断 端によって画定された周縁を有する。 トップシート24、バックシート26、及び吸収コア28は各種の周知形体( いわゆる「管」製品又はサイドフラップ製品を含む)に組み立てることができる が、好ましい衛生ナプキン形体は、1990年8月21日付けでオスボーンに付 与された米国特許第4,950,264号「薄型可撓性衛生ナプキン」、198 4年1月10日付けでデスマレイスに付与された米国特許第4,425,130 号「複合衛生ナプキン」、1982年3月30日付けでアーに付与された米国特 許第4,321,924号「有縁使い捨て吸収物品」、1987年8月18日付 けでバンティルバーグに付与された米国特許第4,589,876号「フラップ を有する付形衛生ナプキン」に概ね記載されている。これらの各特許はここに引 用して組み入れる。図1は、トップシート24及びバックシート26が吸収コア 28の長さ及び幅よりも概ね大きな寸法を有する衛生ナプキン20の好適実施例 を示している。トップシート24及びバックシート26は、吸収コア28の縁を 越えて延び、これによって周縁部のみならずサイドフラップも形成してい る。 吸収コア28は、液体(例えば月経分泌物及び/又は尿)を吸収又は保持する ことができるあらゆる吸収手段からなり得る。吸収コア28は、多様な大きさ又 は形状(例えば、方形、長円形、砂時計形、犬の骨形、非対称形等)に製造する ことができ、エアフェルトに代表される粉砕された木材パルプのような、衛生ナ プキン及び他の吸収物品に通常使用される多様な液体吸収材料で製造される。そ の他の適切な吸収材料の例としては、包まれたセルロースしん糸(creped cellul ose wadding)、コフォームを含むメルトブロウ重合体(meltblown polymers incl uding coform)、化学的に硬化され、変更され又は架橋されたセルロース繊維、 縮れたポリエステル又はポリオレフィンのような合成繊維、草炭、ティッシュラ ップ(tissue wraps)及びティッシュラミネート(tissue laminates)を含むティッ シュ、吸収フォーム(absorbent foams)、吸収スポンジ、超吸収ポリマー、吸収 ゲル材料(absorbent gelling materials)、又はこれらと等価の材料、材料の組 み合わせ、混合物の組み合わせ、が挙げられる。特に好ましい吸収コア28は、 約15パーセントの合成繊維を有する熱的に結合されたエアーレイド(air laid) 材料からなるであろう。後述するようにコア28とトップシート24とを一緒に 溶融し易いという理由から合成繊維が好ましい。特に適した合成繊維は、ポリエ チレンシース及びポリプロピレンセンターを有する二成分材料である。 吸収コア28の形体及び構造もまた多様である(例えば、吸収コア28は、変 化するキャリパ領域(例えば、中心部が厚い形状)、親水性グラディエント(hyd rophilic gradients)、頂吸収体グラディエント(super absorbent gradients)、 又は低密度及び低平均坪量獲得領域(basis weight acquisition zones)を有する ことができ、また、1つ又は複数の層又は構造を有することができる。しかしな がら、吸収コア28の全吸収容量は、衛生ナプキン20の設計負 荷及び使用意図に適合したものでなけれならない。さらに、吸収コア28の大き さ及び吸収容量は、失禁パッド、パンティライナー、通常の衛生ナプキン、又は 夜間用衛生ナプキン等の各種の使用目的に応じて変化する。 好ましくは、吸収コア28は、ASTM規格D829−49に従って少なくと も100グラム毎センチメータの横断方向の湿潤引っ張り強さ(wet tensile str ength)を有するエアーレイドティッシュラミネート(air laid tissue laminate) からなる。そのような湿潤引っ張り強さは、衛生ナプキン20の使用時において 、コア28が弾性部材46によって加えられる力に耐えるために必要である。こ の点において、エアーレイドティッシュからなるコア28は、一般に、綿毛状又 はエアーフェルト(airfelt)コア28よりも良好であることが分かっている。し かしながら、コア28の引っ張り強さは大き過ぎてはならず、さもないと、本発 明による衛生ナプキン20は必要な可撓性を持たなくなる。好ましくは、本発明 による衛生ナプキン20は、前述の組み入れられたオスボーンに付与された米国 特許第4,950,264号に従って、300グラムよりも小さい可撓性を有し 、より好ましくは100グラムよりも小さい可撓性を有する。 本発明による衛生ナプキン20は、好ましくは切り離し可能である。図2に示 したこの構成においては、コア28は、特に長手方向中心線O−Oにおいて且つ その近傍においてバックシート26に接合されていない。この構成によれば、コ ア28をバックシート26から「デカップリング(decoupling)」として知られる プロセスによってZ方向に分離することができる。もちろん、コア28がバック シート26から分離される場合、トップシート24がコア28から同様に分離さ れる必要がある。コア28をバックシート26からZ方向に切り離すことによっ て、バックシート26が着用者の下着と共に移動するときに、コア28は着用者 との接触を維持することができ、放出される月経分泌物を受け止めることが可能 である。より好ましくは、衛生ナプキン20は、コア28及びバックシート28 のZ方向の切り離し量を制限する、長手方向に延びるプリーツ(pleats)を有する 。 切り離し可能で且つそのようなプリーツを有する衛生ナプキン20は、199 1年4月16日付でオスボーンIII 等に付与された共有の米国特許第5,007 ,906号にしたがって作成され、この特許は、切り離し可能な衛生ナプキンの 好まし構造を示すためにここに引用して組み入れる。特に好ましい本発明による 衛生ナプキン20は、衛生ナプキン20の分離された後端に横方向プリーツを有 する。 弾性部材46を有する切り離し可能な衛生ナプキン20が特に好ましい。なぜ なら、この態様においては、コア28は、バックシート26から長手方向に切り 離され、バックシート26に対して長手方向に移動可能であり、このため、バッ クシート26が取り付けられている着用者の下着に対して長手方向に移動可能だ からである。そのような切り離しは極めて望ましく、なぜなら、コア28及びト ップシート24が着用者の身体と密接に接触し、バックシート26が下着との連 結を維持している場合、バックシート26は、コア28よりも、異なる曲率半径 (長手方向に測定した場合)を有していなければならないからである。衛生ナプ キン20の長手方向切り離しは、Z方向切り離しと協働して、曲率の相違によっ て生じるせん断力に適応する。 好ましくはコア28はトップシート24に接合される。接着接合が適しており 、当該技術分野において常用されている。コア28とトップシート24とを接合 することによって、これらの構成要素が一体のユニットとして移動することが確 保され、トップシート24に付与されたあらゆる月経分泌物がコア28によって より容易に吸収される。バックシート26は、液体不透過性であり、好ましくは 薄い合成樹脂フィルムによって製造されるが、その他の可撓な液体不透過性材料 を使用することもできる。ここで使用される「可撓」という用語は、人体の一般 的な形状及び外形に適合し、容易に順応する材料に関して用いられる。バックシ ー ト26は、吸収コア28に吸収されて収納された滲出物が、着用者の衣類及びベ ッディングを濡らすことを防止する。バックシート26は、代わりに、フィルム コート不織材料(film-coat nonwoven material)を有する。好ましくは、バック シート26は、約0.012mm(0.5mil)から約0.051mm(2. 0mil)の厚さを有するポリエチレンフィルムである。ポリエチレンフィルム としては、オハイオ州シンシナティのクローペイコーポレーションによってXP −39385の名の下で製造されるもの、及びインディアナ州テレオートのトレ デガーコーポレーションによってXP−39385の名の下で製造されるものが 挙げられる。 バックシート26は、吸収コア28に向かっている内向き面と、これに対向す る外向き面とを有している。バックシート26の外向き面は、使用時において着 用者の下着に面してこれと接触する。必要に応じて、バックシート26の外側に 面した面に接着ストリップ(strips of adhesive)を接合し、着用者の下着への衛 生ナプキン20の取り付けを促進することができる。 再び図1を参照すると、トップシート24は着用者の肌に対して従順で、ソフ ト感覚を与え、不快感を与えないものである。さらに、トップシート24は、液 体透過性であって、液体(例えば月経分泌物及び/又は尿)をその厚さにわたっ て浸透させることができる。適切なトップシート24は、天然又は合成繊維から なる有孔付形フィルム、又は織材料及び不織材料によって製造され得る。好まし いトップシート24は、1975年12月30日付けでトンプソンに付与された 米国特許第3,929,135号「テイパー状毛細管を有する吸収構造」、19 82年4月13日付けでマルレーン等に付与された米国特許第4,324,24 6号「耐汚損トップシートを有する使い捨て吸収物品」、1982年8月3日付 けでラデル等に付与された米国特許第4,342,314号「繊維のような特性 を示す弾性合成樹脂ウェブ」、1984年7月31日付けでアー等に付与された 米国特許第4,463,045号「非光沢可視面及び布様触覚感を示す巨視的に 三次元に広がる合成樹脂ウェブ」、1991年4月9日付けでベアードに付与さ れた米国特許第5,006,3394号「多層重合フィルム」、に記載されたよ うな有孔付形フィルムを有する。これらの各特許をここに引用して組み入れる。 本発明のための好ましいトップシート24は、前記特許の1つ又は複数に記載 され、衛生ナプキン20のために「ドリ・ウィーブ(DRI-WEAVE)」の名の下でオ ハイオ州シンシナティのプロクター・エンド・ギャンブルカンパニーが販売する 付形フィルムである。ここに開示され、特許請求された発明では、トップシート 24が合成物であり、トップシート24を吸収コア28の合成繊維に熱によって 接合することができることが好ましい。ここに記載された実施例では、約149 度Cから177度Cの表面温度を有するエンボスプレートを使用して、連続した 又は不連続の弱め線30、30’においてトップシート24及びコア28が接合 され得る。エンボスプレートは、合成材料をそれぞれ有するトップシート24及 びコア28に対して約10秒間圧力を加えるために使用することができる。 バックシート26及びトップシート24は、それぞれ、コア28の第1及び第 2主面に近接して配置され、バックシート26とトップシート24との間にコア 28がある。バックシート26及びトップシート24は、好ましくはそれに接合 され、当該技術分野で周知の取付手段(図示せず)によって互いに接合される。 満足な取付手段であることが分かっている接着材料が、HL−1258又はH− 2031の名の下でミネソタ州セントポールのH.B.フラーカンパニーによっ て製造されている。取付手段は、好ましくは、1986年3月4日付けでミネト ラ等に付与された米国特許第4,573,986号に開示されているように、接 着材料の繊維の開放パターンネットワーク(open pattern netwaork)を有するこ とが好ましく、前記特許をここに引用して組み入れる。代替の取付手段としては 、熱、圧力、超音波、及び動的機械的結合が挙げられる。 本発明の他の実施例においては、衛生ナプキン20は、それぞれが衛生ナプキ ン20の長手方向側部マージンを越えて横方向に延びる2つのフラップ(図示せ ず)を備えている。フラップは、着用者の下着の縁を越えてひだを形成するよう に構成されている。フラップは、好ましくは、下着の縁に沿って二重壁障壁を形 成することによって、月経流体による汚損を防止する。好ましくは、フラップの 衣服面に取付手段を設け、下着の股の下側後部にフラップを折り畳めるようにす る。このようにしてフラップは衛生ナプキン20を適切な位置に維持する働きを する。 フラップは、トップシート24、バックシート26のために使用される材料、 或いはそれらを組み合わせた材料を含む各種の材料によって製造され、中心にテ ィッシュを有するラミネートとすることもできる。さらに、フラップは、衛生ナ プキン20の本体に取り付けられた別個の要素とすることもでき、トップシート 24及び/又はバックシート26の延長部を構成することもできる。好ましいフ ラップは、1986年5月20日付けでバン・ティルバーグに付与された米国特 許第4,589,876号、又は1987年8月18日付けでバン・ティルバー グに付与された第4,687,478号に従って製造することができる。両特許 をここに引用して組み入れる。 弾性部材46は、好ましくは、一般的にコア28とバックシート26との中間 に配置され、コア28のバックシートが面する側が収縮されてバックシート26 に向かって凹状の形状が形成され、コア28のトップシートが面する側がトップ シート24及び着用者の性器に関して凸状の形状が形成される。弾性部材46は 横方向軸A−Aに略平行とすることができ、少なくともそれに平行なベクトル成 分を有するようにする。 弾性部材46は、コア28に凸状上向き断面を分与するために十分な横方向収 縮力を有していなければならない。好ましくは、弾性部材46は、コア28をバ ックシート26から切り離すために十分な収縮力を分与する。好ましくは、弾性 部材46は略長手方向に中心が合わせられており、つまり、横方向中心線A−A の近傍に配置されており、このため、収縮力は、コア28の両方の横断端に向か って比較的均一に分布している。 適切な弾性部材46は、好ましくは、少なくとも約50パーセントの弾性伸張 性を有し、フラットフィルムの形体で設けられる。好ましくは、フラットフィル ム弾性部材46は、吸収コア28の特定位置における過度の応力集中を防止する ために、長手方向に少なくとも約10mmから30mmの幅を有している。弾性 フィルムは、着用者の不快感を防止するために、Z方向にさらに最小厚さを有す るべきである。適切な弾性部材46は、テキサス州ヒューストンのエクソンカン パニーから提供されているエクストラ・フレックスPGO−423のような、熱 収縮タイプのフィルムで作成することができる。長手方向に約20mmの幅を有 し、約10パーセントから約25パーセントの熱収縮の前において約30mmの 横断寸法で適用されるようなフィルムが、ここに記載されたエアーレイドティッ シュコア28を使用する実施例に対して良好に機能することが分かっている。 弾性部材46は、着用者の陰唇に対するトップシート24の接触を確保するた めに、コア28がバックシート26からの十分な隆起を有するような寸法とすべ きである。しかしながら、弾性部材46は、過剰な隆起を提供すべきではなく、 さもないと、衛生ナプキン20は着用者に対して不快なものとなってしまう。好 ましい実施例においては、衛生ナプキン20の凸形状は、約0.2から約0.3 ポンド毎平方インチの圧力の下で略平面形状に平坦化される。 弾性部材46は、1989年8月8日付けでバル等に付与された共有の米国特 許第4,854,984号に記載されたような、自溶結合(autogenous bonding) によってコア28に接合することができ、前記特許をここに引用して組み入れる 。代替的に、弾性部材46は、離散して離間配置された結合箇所における超音波 結 合によって、又は当該技術分野において周知の接着材料によって、コア28に接 合することができる。適切な接着材料は、オハイオ州コービングトンのアンカー ・コンチネンタル、3シグマディビィジョンから提供されている両面接着テープ である。超音波結合及び接着材料結合は、弾性部材46を吸収コア28に取り付 けるために概して好まれる。なぜなら、弾性部材46の端の取り付け位置に起因 して局所的な強化が生じるからである。 図3を参照して、弾性部材46の端は、より良好な取付を提供するために、コ ア28の縁に巻き付くようにすることができる。しかしながら、この構成は、吸 収コア28の縁を過度に固くしてしまうという欠点がある。この構成の他の欠点 は、W形状断面を持つコア28を有する衛生ナプキン20が生じないということ である。 再び図1を参照し、必要に応じて、弱め線52、54を衛生ナプキンに設ける ことができる。弱め線52、54は、コア28をエンボス加工することによって 形成することでき、さらに最適にはトップシート24にわたってエンボス加工さ れる。この構成は、コア28の弱め線52、54に合ったトップシート24の弱 め線52、54を提供する。 弱め線52、54は、この方法に限られるという訳ではないが、W形状断面を 有する衛生ナプキンを達成する上で有効である。弱め線52、54は、好ましく は、長手方向軸に関して対称に配置される。2つのインボード弱め線52は、好 ましくは、長手方向中心線O−Oに向かって凹状をなしている。2つのアウトボ ード弱め線54は、好ましくは、長手方向中心線O−Oから外側に向かって凸状 をなしている。この構成によって、着用者の腿からの横方向圧力及び弾性部材4 6によって分与される収縮力に応じて、衛生ナプキン20は図4のW形状断面に 選択的に変形することができる。 この構成において、弾性部材46の端又は少なくともアウトボード取付点は、 弱め線52、54の中間のコア28に接合される。この構成は、W形状のベース 上の力によってW形状形体が形成されるという利点を提供する。 図5を参照し、必要に応じて、コア28を複数の独立した片28’、28″、 連結(isthmic connection)によって接合することができる(図示せず)。コア2 性部材46を設けることができる。この構成は、それぞれの片28’、28″、 られるという利点を提供する。 着用者の身体のいろいろな部分に衛生ナプキン20を適合させるように仕立て る1つの方法は、弾性部材46をコア28のそれぞれの片28’、28″、 プキン20の後部に向かって配置されるにつれて、横断方向においてより短くな るようにする方法である。 例えば、引き続き図5を参照し、衛生ナプキンに4つの独立した片28’、 横断縁に最も近い片28’には、この片28’が着用時に凹状上向き形状を有す るために、弾性部材46をもう設ける必要がない。この前片28’は使用時にお いて着用者の陰部丘に接触する。 第2の片28″、すなわち使用時に前側横断縁により近接するインボード片2 8″は、使用時に着用者の陰唇組織に接触するために、弾性部材46及び凸状上 向き断面を有する。横断方向に約20パーセント熱収縮する前は約30mmの横 断方向寸法を有し、長手方向に約15mmの幅を有する弾性部材46が、ここに 記述した実施例のためのこの片28″として良好に機能することが分かっている 。 にもまた弾性部材46が設けられている。衛生ナプキンのこの部分は、着用者の 会陰部と尾骨との間の肛門周辺部に接触する。横断方向に約20パーセント収縮 する前は約25mmの横断方向寸法を有し、約15mmの長手方向幅を有する代 することが分かっている。 凸状上向き形体を提供するために弾性部材46が設けられている。衛生ナプキン 熱収縮する前は約20mmの横断方向寸法を有し、長手方向に約15mmの幅を 好に機能することが分かっている。 52、54を有することができる。 切り離し可能な衛生ナプキン20の場合には小片化された衛生ナプキン20が 手方向に切り離し可能であれば、着用者の性器とのより緊密な接触が得られる。 移動できるようにすることによって達成される。 もちろん、特許請求された発明の多数の変形が実施可能である。例えば、弾性 部材46は、コア28の一方の横断縁から他方の横断縁までの全体に延びている 必要はない。弾性部材46は、それがコア28に収縮力を分与する限りにおいて 、コア28の横方向寸法の一部にのみ広がっていても良い。さらに、複数の弾性 部材のための異なる取付点を有する小片化されたコア28を使用することもでき る。一方の弾性部材46はコア28の横方向寸法の全体に広がっており、他方の 弾性部材はコア28の一部にのみ広がっているようにすることもできる。ある片 る。 このようなすべての変形例は特許請求された発明の範囲内であることが理解さ れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,JP,KG,KP,KR ,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN, NO,NZ,PL,RO,RU,SI,SK,TJ,T T,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 長手方向を定義する長手方向中心線及びこれに直交して横方向を定義す る横方向中心線を備えた衛生ナプキンであって、 液体透過性トップシートと、 前記トップシートに少なくとも部分的に周縁状に接合された液体不透過性バッ クシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの中間にある吸収コアと、 前記衛生ナプキンを横方向に短縮する少なくとも1つの弾性部材とを備え、前 記弾性部材は、前記弾性部材が前記長手方向中心線に広がるようにするために、 前記長手方向中心線の対向する側に配置された取り付け位置で前記吸収コアに接 合され、そこにわたって横方向に延び、それによって、前記弾性部材は前記衛生 ナプキンを横方向に短縮して凸状上向き形状形体を提供する衛生ナプキン。 2. 長手方向を定義する長手方向中心線及びこれに直交して横方向を定義す る横方向中心線を備えた衛生ナプキンであって、 液体透過性トップシートと、 前記トップシートに少なくとも部分的に周縁状に接合された液体不透過性バッ クシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの中間にある吸収コアであって、長手 方向を向いた弱め線を有し、少なくとも2つの前記長手方向を向いた弱め線が前 記長手方向中心線の各側に配置されている吸収コアと、 前記衛生ナプキンの前記コアを横方向に短縮するための弾性部材とを備え、前 記弾性部材は前記長手方向中心線の各側に配置された前記2つの弱め線の中間の 取り付け位置で前記コアに接合され、これによって、前記弾性部材は前記衛生ナ プキンの前記コアを横方向に短縮してW形状断面を提供し、好ましくは、前記弱 め線は一対のインボード弱め線及び一対のアウトボード弱め線を有し、前記イン ボード弱め線は前記アウトボード弱め線と前記長手方向中心線との間に配置され 、前記アウトボード弱め線は前記長手方向中心線から外向きに凸部に対称に対向 して向いており、より好ましくは、前記インボード弱め線は前記長手方向中心線 に向かって凹部に対称に対向して向いている衛生ナプキン。 3. 長手方向を定義する長手方向中心線及びこれに直交して横方向を定義す る横方向中心線を備えた衛生ナプキンであって、 液体透過性トップシートと、 前記トップシートに少なくとも部分的に周縁状に接合された液体不透過性バッ クシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの中間にある吸収コアであって、長手 方向に離間配置された複数の独立片に分割された吸収コアと、 前記長手方向中心線の対向する側に配置された取り付け位置で少なくとも1つ の前記片に接合された弾性部材とを備え、これによって、前記弾性部材は前記衛 生ナプキンを凸状上向き形体に横方向に短縮し、好ましくは、複数の弾性部材を さらに有し、各弾性部材は前記コアの異なる片に接合され、より好ましくは、前 記複数の弾性部材は、前記弾性部材が接合される前記コアの各々の片に異なる収 縮力を作用させることを特徴とする衛生ナプキン。 4. 前記弾性部材は前記コアと前記バックシートとの間に配置されているこ とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の衛生ナプキン。 5. 前記コアは前記長手方向中心線でZ方向に前記バックシートから切り離 し可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の衛生ナプ キン。 6. 前記コアは長手方向側部マージンを有し、前記弾性部材は前記長手方向 側部マージンで前記コアに接合されており、好ましくは、前記弾性部材は前記コ アの前記長手方向側部マージンを包んでいることを特徴とする請求項4又は請求 項5に記載の衛生ナプキン。 7. 前記トップシートに弱め線をさらに有し、好ましくは、前記弱め線は前 記コアの前記弱め線に合っていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいず れか一項に記載の衛生ナプキン。 8. 前記片の少なくとも1つに長手方向を向いた弱め線をさらに有すること を特徴とする請求項3に記載の衛生ナプキン。 9. 前記トップシートに前記コアの前記弱め線に合った弱め線をさらに有す ることを特徴とする請求項8に記載の衛生ナプキン。
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