JPH11510421A - 使用中に自己造形しうる使い捨て吸収体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は、各々が長手方向と側方向とを規定している長手方向中心線（Ｏ−Ｏ）及びこれと直交する側方向中心線（Ａ−Ａ）を有しており、体内からの排泄区域に隣接して装着するための使い捨て吸収体（２０）である。この使い捨て吸収体は、液体浸透性の上シート（２４）、上シートに接合された裏シート（２６）、及び裏シートと上シートとの中間にある吸収核（２８）を含んでいる。この製品は、使用前には実質的に平らである。この使い捨て吸収体はさらに、使用者による装着の間に、三次元構造への製品の成形又は曲げを誘発させる為の部材（４６）を含んでいる。この部材（４６）は、体液又は体熱により活性化される。

Description

【発明の詳細な説明】 使用中に自己造形しうる使い捨て吸収体 発明の分野 本発明は、使い捨て吸収体に関係している。使い捨て吸収体は、使用者により 体の外側に装着されて体から排泄された液体を受け入れるように設計された吸収 装置であると考えられている。特に本発明は、使用者による装着の間に三次元構 造への製品の成形又は曲げを誘発させる為の手段を備えている、実質的に平らな 使い捨て吸収性生理用ナプキン、月経用品、失禁用インサート、パンティライナ ー、及びおむつに関係している。この手段は、体内からの液体又は体熱によって 活性化され、使用中、この製品に自己造形能力を与える。 発明の背景 これらの基本的形態において、使い捨て吸収体は、浸透性の体接触要素（ある いは、上シート又はオーバーラップとして引用される）と不浸透性の保護障壁（ あるいは、裏シートとして引用される）との間に介在された吸収核を備えている 。吸収要素は、当然のことながら、体から排出された液体を受け入れて封じ込め ることを意図されている。体接触要素は、液体がそれを通過して吸収要素へと自 由に流れ込むのを許容している一方で、体の表面との快適で乾いた感触の接触を 提供することを意図されている。保護障壁は、吸収要素から追い出されるか、あ るいは漏れた液体が、使用者の衣類を汚すのを防ぐことを意図されている。 上述した３つの機能要素に加え、使い捨て吸収体には一般に、使用者が動いて いる時でさえ、その意図されている機能を最も効率的に果たしうる場所である使 用者の股部に隣接してこの装置を支持するための手段が設けられている。一般に 、生理用ナプキンとしての吸収体には、この装置を使用者の下着の内股部に固定 するための接着剤取り付け手段が設けられている。 吸収体が、装着者の体と密着した状態で接触していれば、改良された液体遮断 を発揮させることが出来る。 以前から知られている吸収体はそれらの意図された機能を果たすが、個々の従 来の設計は、体液の吸収性、汚れからの使用者の衣類の保護、及び／又は使用者 に対する肉体的な快適性のうちの１つ又はそれ以上において、さらに改良される ことが出来る。 使い捨て生理用ナプキンに関しては、解剖学的に造形された形状を有している 生理用ナプキンを提供することによって、装着者との体の接触を改良し、ひいて は排出と同時に液体を吸収し、これによって汚れを最小限にする為の幾つかの試 みが当該技術においてなされて来ている。これには特に、装着時に外陰部に近づ けられるか、あるいは接触するように中央部分が上方に持ち上げられているか、 あるいはこの中央部分にこぶが付けられている生理用ナプキンを含んでいる。 女性の使用者において、これらの生理用ナプキンは月経分泌物が膣前庭部を離 れた時に即座にこれと接触し吸収する試みがなされている。 米国特許第５，３００，０５５号は、曲げ抵抗変形要素が設けられている生理 用ナプキンを記載している。この変形要素は、この製品が装着された時に、使用 者の大腿により負荷された側方向圧縮力により、実質的に上向きに凸の形状を形 成し維持することが出来る。このことは、装着中に上向きに凸の形状になるよう ように変形要素が所定の所望の方法で、１つ又はそれ以上の長手方向曲げヒンジ に沿い曲がることが可能であるから、達成される。好ましい形状は、生理用ナプ キンの少なくとも中央領域の為には、Ｗ字形状又は逆Ｖ字形状横断面を備えてい る。あるいはまたナプキンは、カップ形状の前領域と、後領域における上向きに 凸の形状と、有していることが出来る。この実施例では、製品が装着された時に 効率的な三次元の上向きに凸の形状を形成することは出来るが、変形要素に型押 しされた（ｉｍｐｒｅｓｓｅｄ）曲げヒンジの配列に従った実質的にただ１つの 所定の方法でこの形状が達成されるという欠点を依然として有している。さらに は、変形要素はナプキン中に備えられている良く規定された構造を構成しており 、比較的硬くて煩雑である。 生理用ナプキンへ三次元形状を与えるもう１つの試みが、ＷＯ第９５／１７１ ４８号として公開されたＰＣＴ出願中に開示されている。この出願は、好ましく は吸収核の下に配置されてこれに接合された少なくとも１つの弾性要素により、 上向きに凸の形状が達成される生理用ナプキンを記載している。この弾性要素は 、吸収核の長手方向中心線にまたがって（ｓｐａｎ）おり、収縮により生理用ナ プキンを側方向において短くすることが出来、その結果として所望の形状を創出 する。所望の方法による生理用ナプキンの曲げを容易とする為に、長手方向の弱 化線（ｌｉｎｅ ｏｆ ｗｅａｋｎｅｓｓ）を生理用ナプキン中に設けることが 出来る。この型の構造は使用者の体とのより密着した接触にとどまることは出来 るが、様々な人体に対する適合性が貧弱であるという欠点を有している。この問 題を解決しようとする試みにおいては、吸収核の異なった部分に負荷された様々 な収縮力を伴った様々な弾性要素によって人体に対して合致された適合が提供さ れる、より複雑な形状が記載されている。 いずれの場合においても、上述された構造は使用前に設計され達成された予備 成形形状を有しており、さらには三次元生理用ナプキンは通常の平らなパッドよ りも製造及び包装が難しい。 発明の概要 本発明は、使用前には実質的に平らであり、体の排泄区域に隣接して装着する 為の使い捨て吸収体に関係している。この実質的に平らな使い捨て吸収体は、各 々が長手方向と側面方向とを規定する長手方向中心線とこれに直交する側方向中 心線とを有する。この使い捨て吸収体は、液体浸透性の上シート、上記上シート に接合された好ましくは液体不浸透性の裏シート、及び上シートと裏シートとの 中間にある吸収核を備えている。ここで用いられている用語「実質的に平らな」 は、造形されているのとは対照的に、１つの平面内に主な広がりを有している製 品を意味している。この製品はさらに、使用者による装着の間に、三次元構造へ の製品の成形又は曲げを誘発させる手段を備えている。ここにおいてこの手段は 、体液又は体熱により活性化される。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を特に指摘し明確に請求している請求の範囲で結論付けてい るが、本発明は以下の図面と関連させた次の記載からよりよく理解されるであろ う。 図１は、本発明に従った生理用ナプキンの１つの実施例の上部平面図であり； 図２は、切断線２−２に沿った時の図１中に示されている生理用ナプキンの横 断面図であり； 図３は、装着中の活性化の後に生理用ナプキンの曲げを誘発する為の手段を示 している、図２と同様な横断面図であり； 図４は、本発明に従った生理用ナプキンのもう１つの実施例の横断面図であり ； 図５は、装着中の活性化の後に生理用ナプキンの曲げを誘発する為の手段を示 している、図４と同様な横断面図である。 発明の詳細な説明 この発明は、体液の為の吸収性、汚れからの使用者の衣類の保護、使用者に対 する改良された肉体的な快適性を発揮し、かつ製造及び包装が容易である使い捨 て吸収体に関係している。この使い捨て吸収体は、生理用ナプキン又は月経用品 に関連して以下に記載されている。ここで用いられる用語「生理用ナプキン」は 、外陰部に隣接して女性により装着されるとともに体内から排泄された様々な体 液（例えば膣排出物、月経分泌物、及び／又は尿）を吸収し封じ込めることを意 図しており、そして１回の使用後に捨てられることを意図している製品を意味し ている。この使い捨て吸収体は、使用前には実質的に平らである。 ここで用いられている用語「実質的に平らな」は、造形されているのとは対照 的に、１つの平面内にその主な広がりを有する製品を意味している。好ましい実 施例において、実質的に平らな製品は、一定の厚さの吸収核を有するか、または 少なくとも、吸収核自体に対し直交している方向には造形されていない吸収核を 有する。このことは吸収核の全体的な湾曲を除外しない。製品が絶対的に平らな 形状からどの程度逸れることが出来て、また本発明に従った使用中の形状から依 然として利益を得られるかは、当該技術分野において習熟した人々には明白であ ろう。 自由に伸縮性であることが出来る長手方向側障壁（ｓｉｄｅ ｃｕｆｆｓ）を 伴った生理用ナプキン及び中程度の湾曲を伴った生理用ナプキンは、従って、こ れらの吸収核が吸収核自体に対し直交している方向において使用前に造形されて いないことを条件として本発明の範囲内にある。 ここで用いられている用語「使用」は、吸収体が実際に使用者の体と接触され た時に開始される時期を意味している。 ここで用いられている用語「接合された（ｊｏｉｎｅｄ）」又は「付着された （ａｆｆｉｘｅｄ）」は、第一部材が第二部材に直接連結されている形態、及び 第一部材を第二部材に連結されている中間部材に連結することによって第一部材 が間接的に第二部材に連結されている形態を包含する。 一部が装着者の膣前庭の内部にあるとともに一部が外側にある陰唇間装置もま たこの発明の範囲内にある。ここで用いられている用語「外陰部」は、外から見 える女性器のことを言い、大陰唇、小陰唇、クリトリス、及び膣前庭に限定され ている。 図１及び図２には、本発明の生理用ナプキン２０の１つの好ましい実施例が示 されている。図１は、使用前の広げられた状態にあり、生理用ナプキン２０の構 成をより明確に示すために構造のいくつかの部分が切り取られているとともに装 着者に対面あるいは接触する生理用ナプキン２０の部分がこの図を見る人の方へ 向けられている、本発明の生理用ナプキン２０の平面図である。図１及び図２に 示されているように、生理用ナプキン２０は好ましくは、液体浸透性の上シート ２４、この上シート２４に接合された液体不浸透性の裏シート２６、上シート２ ４と裏シート２６との中間にある吸収核２８、及び上シート２４と吸収核２８と の中間に備えられている獲得層２９（時には第二上シートとも呼ばれることがあ る）を備えている。 図１及び図２を参照すると、複数の弱化線５２，５３，及び５４が、核２８中 に配置されていてることが出来る。核２８の内部においてプラスチックの網４５ を介して核に接合されているのは、装着中に三次元構造への生理用ナプキン２０ の成形又は曲げを誘発する為の手段４６である。 生理用ナプキン２０は２つの表面、すなわち体接触または体対面表面及び衣服 対面または衣服接触表面を有している。吸収核２８は、対応する体対面表面及び 衣服対面表面を有している。生理用ナプキン２０は２つの中心線、長手方向中心 線Ｏ−Ｏ及びこれに直交している横断方向中心線Ａ−Ａを有している。ここで用 いられている用語「長手方向」は、生理用ナプキン２０が装着された時に、立っ ている装着者を左半身と右半身とに二分する垂直平面と略一直線上に配置される （例えばほぼ平行になる）生理用ナプキン２０の平面中における線、軸、又は方 向を意味している。ここで用いられている用語「横断方向」又は「側方向」は相 互に交換可能であり、生理用ナプキン２０の平面内にあって長手方向に対し略直 角な線、軸、又は方向を意味している。Ｚ方向は、生理用ナプキン２０の長手方 向及び側方向の両者と直交しており、長手方向中心線Ｏ−Ｏ及び側方向中心線Ａ −Ａによって規定されている生理用ナプキン２０の平面から外方に延びている。 用語「長手方向に向けられた」は、長手方向の±４５度の方向を意味しており； 用語「側方向に向けられた」は同様に、生理用ナプキン２０の平面におけるその 他のあらゆる方向を意味している。 長手方向中心線Ｏ−Ｏと一直線上に配置されている生理用ナプキン２０の長縁 は、生理用ナプキン２０の長手方向側縁部（ｓｉｄｅ ｍａｒｇｉｎ）である。 長手方向側縁部を接合している生理用ナプキン２０の端は、生理用ナプキン２０ の横断方向端である。生理用ナプキン２０の長手方向側縁部と横断方向端が、集 合的に生理用ナプキン２０の周辺を規定する。同様に、生理用ナプキン２０の吸 収核２８は、交互に配置された長手方向側縁部と横断方向端によって規定された 周辺を有している。 生理用ナプキン２０の三次元構造は、より密着して使用者の人体の形に合うよ うにする為に、例えば曲げによって、生理用ナプキン構造が少なくとも部分的に Ｚ方向に延ばさせられる構造である。上記膨張は、生理用ナプキン２０の衣服対 面表面から体対面表面の方へと向かう方向に生じる。適切な三次元構造は、側障 壁を伴った、又は伴わない上向きに凹の形状を備えていることが出来る。特に好 ましいのは、Ｗ字形状、及び逆Ｕ字形状又は逆Ｖ字形状を含むがこれらに限定さ れない上向きに凸の形状を伴った三次元構造である。Ｗ字形状が一般に好ましい が、これは長手方向側縁部の内向きに隣接しているその長手方向ダムのお陰であ る。さらにＷ字形状においては、生理用ナプキンの中央部分の横断面の輪郭が一 般的な装着者の陰唇により密着して合致する。 上シート２４は、従順であって、柔らかな感触であり、装着者の皮膚に対し刺 激がない。さらに上シート２４は液体浸透性であり、液体がその厚みを通して容 易に浸透することを許容している。適切な上シート２４は、例えば織られた材料 及び織られていない材料；例えば開口成形熱可塑性フィルムや開口プラスチック フィルムや油圧成形熱可塑性フィルムの如きポリマー材料：多孔発泡体；網状化 発泡体；網状化熱可塑性フィルム；及び熱可塑性スクリム（ｓｃｒｉｍ）の如き 広範囲の材料から製造することが出来る。適切な織られた材料及び織られていな い材料は、天然繊維（例えば木材繊維又は綿繊維）、合成繊維（例えばポリエス テル、ポリプロピレン、又はポリエチレン繊維の如きポリマー繊維）を具備して いてもよく、あるいは天然繊維と合成繊維との組み合わせを具備していてもよい 。 好ましい上シートは開口成形フィルムを備えている。開口成形フィルムが上シ ートの為に好ましいが、何故ならばこれらは体液に対して浸透性であるが吸収性 は無く、液体が逆流して装着者の皮膚を再び濡らす傾向が少ないからである。従 って、体と接触している成形フィルムの表面は乾いたままであり、これによって 体の汚れが減少されるとともに装着者の為により快適な感触を生じさせる。 適切な成形フィルムは、１９７５年１２月３０日にトンプソン（Ｔｈｏｍｐｓ ｏｎ）に対し発行された米国特許第３，９２９，１３５号；１９８２年４月１３ 日にミュレーヌその他（Ｍｕｌｌａｎｅ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国 特許第４，３２４，２４６号；１９８２年８月３日にラデルその他（Ｒａｄｅｌ ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第４，３４２，３１４号；１９８４ 年７月３１日にアーその他（Ａｈｒ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許 第４，４６３，０４５号；そして１９９１年４月９日にベアード（Ｂａｉｒｄ） に対し発行された米国特許第５，００６，３９４号中に開示されている。本発明 の吸収体の為に好ましい上シートは、上記特許の１つ又はそれ以上に記載されて いるとともにオハイオ州シンシナティ（Ｃｉｎｃｉｎｎａｔｉ，Ｏｈｉｏ）のザ ・プロクター・アンド・ギャンブル社（Ｔｈｅ Ｐｒｏｃｔｅｒ ＆ Ｇａｍｂ ｌｅ Ｃｏｍｐａｎｙ）によって、「ドリウイーブ（ＤＲＩ−ＷＥＡＶＥ）」と して生理用ナプキンに付けて販売されている成形フィルムである。 本発明の好ましい実施例においては、成形フィルム上シートの本体又は露出表 面は親水性であり、体対面表面が親水性でない場合よりも素早く液体が上シート を通過して移動するのを助け、月経分泌液が吸収核中に流れ込んで吸収されるよ りも上シートから流れ落ちる可能性を減少させる。 生理用ナプキン２０は、上シート２４と吸収核２８との間に配置された獲得層 （ａｃｑｕｉｓｉｔｉｏｎ）２９を備えていることが出来る。この獲得層２９は 、吸収核２８の上及びその中への体液の吸上げを改良することをも含む幾つかの 機能を果たすことが出来る。体液の吸上げの改良により、獲得層２９は吸収核２ ８の全体への体液のさらに均一な分散を提供する。獲得層２９は、ポリエステル 、ポリプロピレン、又はポリエチレンを含んでいる合成繊維；綿又はセルロース を含んでいる天然繊維；これらの繊維の混合；あるいはあらゆる同等の材料又は 材料の組み合わせの不織ウエブ又は織ウエブを含んでいる幾つかの異なった材料 を備えていることが出来る。獲得層及び上シートを有している生理用ナプキンの 例は、オスボーン（Ｏｓｂｏｒｎ）に対し発行された米国特許第４，９５０，２ ６４号、及びクリーその他（Ｃｒｅｅ，ｅｔ ａｌ．）の名前で１９９１年１２ 月１７日に出願され「溶融層を有している吸収体（Ａｂｓｏｒｂｅｎｔ Ａｒｔ ｉｃｌｅ Ｈａｖｉｎｇ Ｆｕｓｅｄ Ｌａｙｅｒｓ）」と名付けられている米 国特許出願番号第０７／８１０，７７４号により詳細に記載されている。 トップシート２４、獲得層２９、及び吸収核２８は、あらゆる適切な方法で組 み合わされることが出来る。適切な方法は、上シート２４，獲得層２９，そして 吸収核２８を、例えばスプレイ接着、あるいは上シート２４と獲得層２９との間 及び／又は獲得層２９と吸収核２８との間への接着剤の線状又はスポット状の適 用の如き接着剤によって組み合わせることを含むが、これらに限定されるわけで はない。 代わりに、あるいはこれに加えて、層間の組合わせは、繊維の絡み合い（ｆｉ ｂｒｅ ｅｎｔａｎｇｌｅｍｅｎｔ）によって、あるいは複数の離散融着（ｄｉ ｓｃｒｅｔｅ ｆｕｓｉｏｎ ｂｏｎｄ）によっても達成されることが出来る。 特に、上シート２４と獲得層２９との間の適切な液体移動を確保する為に、上 シート２４は下方の獲得層２９に対しこれらに共通の界面の全体において実質的 に連続的に固定されることが好ましい。上シート２４を下方の獲得層２９に実質 的に連続的に固定することによって、上シート２４は、使用中に獲得層２９から 分離する傾向が減少される。上シート２４からの獲得層２９の分離は、上シート ２４から下方の獲得層２９中への、従って吸収核２８への、液体の移動を阻害す ることがある。 吸収核２８は、一般に圧縮性があり、形に沿いやすく、弾性的で、装着者の皮 膚に刺激を与えず、体液を吸収して封じ込めることができる、あらゆる吸収手段 を備えていることが出来る。吸収核２８は、使い捨て生理用ナプキン及びその他 の使い捨て吸収体において通常使用されている非常に多様な液体吸収性材料から 製造されることが出来る。適切な吸収材料の例には、微粉砕（ｃｏｍｍｉｎｕｔ ｅｄ）木材パルプ（一般にエアフェルト（ａｉｒｆｅｌｔ）と呼ばれている）、 クレープセルロースワッディング（ｃｒｅｐｅｄ ｃｅｌｌｕｌｏｓｅ ｗａｄ ｄｉｎｇ）、変性架橋セルロース繊維（ｍｏｄｉｆｉｅｄ ｃｒｏｓｓ−ｌｉｎ ｋｅｄ ｃｅｌｌｕｌｏｓｅ ｆｉｂｒｅ）（例えば１９９３年６月８日にヤン グその他（Ｙｏｕｎｇ，ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２１７ ，４４５号に記載されているようなもの）、毛管通路繊維（ｃａｐｐｉｌｌａｒ ｙ ｃｈａｎｎｅｌ ｆｉｂｒｅ）（即ち、１９９３年４月６日にトンプソンそ の他（Ｔｈｏｍｐｓｏｎ， ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２ ００，２４８号に記載されている如き繊維内毛管通路を有する繊維（ｆｉｂｒｅ ｈａｖｉｎｇ ｉｎｔｒａ−ｆｉｂｒｅ ｃａｐｐｉｌｌａｒｙ ｃｈａｎｎ ｅｌｓ））、吸収発泡体（例えば１９９３年１１月９日にデスマレイスその他（ ＤｅｓＭａｒａｉｓ， ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２６０ ，３４５号及び１９９３年１２月７日にデスマレイスその他（ＤｅｓＭａｒａｉ ｓ， ｅｔ ａｌ．）に対し発行された米国特許第５，２６８，２４４号に記載 されているもの）、熱接着エアレイ材料（ｔｈｅｒｍａｌｌｙ ｂｏｎｄｅｄ ａｉｒｌａｙ ｍａｔｅｒｉａｌ）（例えば１９９３年１０月２１日にリチャー ドその他（Ｒｉｃｈａｒｄｓ，ｅｔ ａｌ．）の名前で出願され「月経分泌液の 改良された取り扱いの為の熱接着層を有する月経用吸収構造、及び改良された適 合及び快適性を有している月経パッドにおけるこれらの使用（Ｃａｔａｍｅｎｉ ａｌ Ａｂｓｏｒｂｅｎｔ Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅｓ Ｈａｖｉｎｇ Ｔｈｅｒｍ ａｌｌｙ Ｂｏｎｄｅｄ Ｌａｙｅｒｓ Ｆｏｒ Ｉｍｐｒｏｖｅｄ Ｈａｎｄ ｌｉｎｇ ｏｆ Ｍｅｎｓｔｒｕａｌ Ｆｌｕｉｄｓ ａｎｄ Ｔｈｅｉｒ Ｕ ｓｅ Ｉｎ Ｃａｔａｍｅｎｉａｌ Ｐａｄｓ Ｈａｖｉｎｇ Ｉｍｐｒｏｖｅ ｄ Ｆｉｔ ａｎｄ Ｃｏｍｆｏｒｔ）」と名付けられている米国特許出願番号 第０８／１４１，１５６号（Ｐ ＆ Ｇ 事件番号第５０５１号）に記載されて いる材料）、吸収スポンジ、合成ステープル繊維（ｓｙｎｔｈｔｉｃ ｓｔａｐ ｌｅ ｆｉｂｒｅ）、ポリマー繊維、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤（ｈｙｄ ｒｏｇｅｌ−ｆｏｒｍｉｎｇ ｐｏｌｙｍｅｒ ｇｅｌｌｉｎｇ ａｇｅｎｔｓ ）、ピートモス、あるいはあらゆる同等の材料又は材料の組合わせ、を含む。発 泡体を備えている適切な吸収核が、欧州出願第０ ５９８ ８３３号、第０ ５ ９８ ８２３号、及び第０ ５９８ ８３４号中に記載されている。 吸収核２８の吸収能力は、生理用ナプキン２０について意図されている体液負 荷に適合しなければならない。さらには吸収核２８の吸収能力は、体液容積の予 測量が幅広い範囲に亘る装着者に合わせるよう変化させることが出来る。例えば 、夜間に使用することを意図されているものと比較して日中に使用することを意 図されている生理用ナプキンの為に、あるいはより成熟した女性による使用を意 図されているものと比較した時の１０代の女性による使用を意図されている生理 用ナプキンの為には、異なった吸収能力を使用することができる 吸収核２８として使用する為に選ばれた材料は、好ましくは、従順で、柔らか く、形に沿いやすく、圧縮性があって、かつ弾性があり、人体に対する吸収核２ ８の適合と快適性とを高める。好ましくは吸収核２８は、通常の使用中に負荷さ れる比較的小さな力の下で変形するように圧縮可能でなければならない。圧縮性 に加えて、吸収核２８の材料は、装着中に三次元構造が形成された時に、吸収核 ２８が陰唇及び会陰の中及び周囲に改良された適合を提供することが出来るよう に、柔軟で形に沿い易い必要がある。人体の形状（ｔｏｐｏｇｒａｐｈｙ）に従 う能力は、女性の使用者の露出された性器との緊密な接触を提供する。露出され ている女性器との緊密な接触は、使用者から吸収核２８への液体の良好な移動を 提供することを手助けする。吸収核のこれらの特性は、改善された適合を提供す るが、これらはまた製品を装着者に対し柔らかくすると同時に快適にする。 図１乃至図３中に図示されている実施例において、吸収核２８は、自身の上に 長手方向に２度折り畳まれているとともにそれらの間に吸収ゲル化材料粒子を備 えている熱接着エアレイ材料により作られている吸収層３０を備えている。なお 吸収ゲル化材料粒子は図面の明瞭性の為に示されていない。 吸収核２８はさらに、生理用ナプキン２０が装着されている間に、所望の三次 元構造への生理用ナプキン２０の成形又は曲げを誘発する為の手段４６を備えて いる。好ましい実施例において、三次元構造への生理用ナプキン２０の曲げ又は 最終造形は、手段４６を構成しているとともに体液又は体熱により装着中に活性 化される材料の収縮又は縮みによって提供される。 手段４６を構成する収縮材料は一般に、図１乃至図３中に図示されている生理 用ナプキン２０の１つの好ましい実施例において横断方向に一般には生じる自身 の収縮又は縮みを妨げるものではないことを条件とするとともに、材料の物理的 特性及び形態が所望の三次元構造の形成を誘発するのに十分な収縮力を与えるこ とが出来ることを条件として、フィルム、ストライプ（ｓｔｒｉｐｅｓ）、ヤー ン、織物（ｆａｂｒｉｃ）、あるいはその他のあらゆる形態であることが出来る 。 適切な収縮値は、５％と６０％との間、好ましくは３０％と４０％との間、の 様々なものであってもよい。 適切な材料は、水又は水を含んでいる体液と接触することにより収縮するもの である。複合材料も使用することが出来、これは、体液との接触により溶解また は弱化される非弾性の剛性材料に対し引っ張られた状態で積層された弾性材料を 備えている。そして上記溶解または弱化は弾性材料の弾性張力を解放し、その為 に弾性材料は収縮が許容されて装着中に製品に所望の三次元構造を与える。 代わりとして、体温による活性化により収縮し縮む材料も使用することが出来 る。２８乃至３７℃の範囲の温度、即ち人体との密着により見られることが出来 る温度の範囲、で収縮する熱収縮材料も、手段４６の為に使用されるのに適切で ある。上述したものと同様な熱活性化積層構造は、伸張状態中で弾性材料に対し 積層される剛性材料として、上に規定された範囲内に含まれているガラス転移温 度を有している材料を利用することが出来る。この温度において、これらは、硬 く（ｈａｒｄ）剛い（ｒｉｇｉｄ）状態から軟かく（ｓｏｆｔ）変形可能（ｄｅ ｆｏｒｍａｂｌｅ）な状態へと変化し、そして吸収体の装着中に、組み合わされ た弾性材料の弾性張力を解放する。 再び図１乃至図３を参照すると、吸収核２８は剛化要素４５を備えていること が出来、この剛化要素４５は柔軟で液体浸透性の材料であって生理用ナプキン２ ０の構造よりも剛く、使用中にこれが所望の三次元構造を達成するのを助ける。 剛化要素４５の為の好ましい剛性値は、標準テスト方法ＩＳＯ２４９３−１９９ ２に従って測定された時に、０．００２Ｎ乃至０．１５Ｎ、より好ましくは０． ００５Ｎ乃至０．０８Ｎ、の範囲内にあることが分かっている。図１乃至図３中 に図示されている好ましい実施例において、剛化要素は、プラスチック網４５、 例えば約０．０１Ｎの剛性を有しており、吸収核２８の衣服対面表面とは反対側 の層３０の内表面に、好ましくは長手方向側縁部に沿って、接合されているポリ プロピレン網、を備えている。図１中に図示されている実施例において、プラス チック網４５は、吸収核２８と略同じ幅を有しているとともに、これより長さが 短く、吸収核２８の全長の約１／３である。プラスチック網４５は、横断方向中 心線Ａ−Ａ及び長手方向中心線Ｏ−Ｏの両者の上に中心が置かれている。吸収核 ２８はさらに、生理用ナプキン２０が装着されている間に、所望の三次元構造へ の生理用ナプキン２０の成形又は曲げを誘発する為の手段４６を備えている。手 段４６は、体液による活性化により縮むことが出来る材料の２つの長方形要素４ ７を備えている。個々の要素４７は、生理用ナプキン２０の長手方向中心線Ｏ− Ｏをまたい（ｓｐａｎ）でいるとともに横断方向中心線Ａ−Ａに対し略平行であ る。各要素４７の長さは一般に、プラスチック網４５の幅に対応しているが、長 手方向における幅は通常これより小さい。図１乃至図３に図示されている１つの 好ましい実施例においては、各要素４７は約１ｃｍ幅であるが、吸収核２８及び プラスチック網４５の長さは各々約２２ｃｍ及び約７ｃｍである。吸収核の幅は 約６ｃｍであり、これに対しプラスチック網４５及び各要素４７の共通の横断方 向寸法は概略対応している。 各要素４７は、いかあなる適切な方法、例えば縫合（ｓｔｉｔｃｈｉｎｇ）又 は接着（ｇｌｕｉｎｇ）、によってプラスチック網４５の下面へ、好ましくはプ ラスチック網４５の長手方向側縁部に対応しているその横断方向端において、接 合されている。 要素４７の為の１つの適した材料は、体液との接触により、大きな溶解性を伴 なうことなく縮むように方向付けられ、好ましくは架橋された、ポリビニルアル コール組成物であることが出来る。特に好ましいのは、ソルブロン（ＳＯＬＶＲ ＯＮ）という商標名の下でニティビー社（Ｎｉｔｉｖｙ Ｃｏ．Ｌｔｄ．）によ って製造及び販売されている組成物である。ソルブロンは、糸（ｙａｒｎ）、連 続フィラメント、ステープル繊維、又は織物の形態で入手することが可能である 。役立つ織物は、１００％ソルブロン繊維を備えているか、あるいはソルブロン 繊維とその他の合成又は天然繊維、例えば綿、ナイロン、ポリエチレンテレフタ レート、あるいはポリプロピレン繊維とのあらゆる混合物を備えている、ことが 出来る。適切な織物は、ＧＦＸ５７８８という商標名の下で販売されており、１ ００％ＳＸグレード（ｇｒａｄｅ）、５６デニールソルブロン繊維で作られてい る。体液との接触により、この織物は長手方向及び横断方向の両方において約３ ５％の収縮を示す。 生理用ナプキン２０はまた、１つ又はそれ以上の長手方向に向けられた弱化線 を備えていることが出来る。図１中に示されている如く、生理用ナプキン２０は 、例えば吸収核２８を型押し（ｅｍｂｏｓｓｉｎｇ）することによって刻印され た、長手方向に向けられた弱化線５２，５３，そして５４を備えている。弱化線 ５２は好ましくは生理用ナプキン２０の長手方向中心線Ｏ−Ｏに沿って延びてお り、弱化線５３及び５４は好ましくは長手方向中心線Ｏ−Ｏの周りに対称に配置 されている。弱化線は一般に図１中に図示されている如く直線であって相互に平 行であることが出来、あるいは生理用ナプキン２０が所望の三次元構造を取るの を助ける為に、他のいかなる適切な配列に従うことが出来る。弱化線は、核２８ を型押しすることによって形成されることが出来、さらには上シート２４及び／ 又は獲得層２９を介して型押しされることが出来る。 生理用ナプキン２０は、図１及び図２中に図示されている如く、従来の平らな 製品のように製造され包装される。生理用ナプキン２０が装着された後は、吸収 された体液が要素４７の１つの材料と接触するようになるやいなや、両方向にお ける縮みを開始する。長手方向中心線Ｏ−Ｏに対し平行である各要素４７の寸法 が横断方向中心線Ａ−Ａに対し平行な各要素４７の寸法と比べて比較的小さいの で、長手方向における各要素４７の収縮の全体的な効果は無視することが出来る 。図３は、横断方向における各要素４７の収縮の効果を示している。要素４７が 収縮することにより、これはプラスチック網４５を介して吸収核２８を短くし、 従って生理用ナプキン２０も同様に横断方向に短くする。生理用ナプキン２０の 構造よりも剛いプラスチック網４５は、収縮要素４７の作用の下で、吸収核２８ 、獲得層２９、及び上シート２４の上に被さっている層を使用者の人体に向かい 押すことを助ける。吸収核２８は弱化線５２，５３，及び５４に沿って曲がるよ う誘発され、従って図３中に示されている逆Ｖ字形状三次元構造を形成する。当 該技術分野において知られているように、吸収性核２８が所望の方法で曲がるの を助ける為に、曲げが行われることが予期される側に型押しを行なうことが出来 る。図３の実施例においては、中央の弱化線５２が好ましくは吸収核２８の衣服 対面表面に型押しされ、両側の弱化線５３及び５４は好ましくは吸収核の体対面 表面に型押しされる。弱化線は、当該技術分野において型押し以外に知られてい るいかなる他の手段によっても達成することが出来る。 各要素４７を形成している材料の収縮は、吸収された液体による活性化によっ てのみ、即ち生理用ナプキン２０の使用中で使用者の人体と密着している場合の み、に行われる。三次元構造の形成は、従って、使用者の人体とのはるかに良好 な適合を達成することが出来る。さらに様々な要素４７は、各要素に液体が達す るやいなや、様々な時に収縮を開始することが出来る。三次元構造の形成はまた 、従って、体液が様々な使用者によって放出される様々な可能性のある方法と適 合することが出来る。 本発明の生理用ナプキンは使用前に平らであり、従って従来の弾性化されてい る、又は予備成形されている製品よりも遥かに容易に製造され包装されることが 出来る。三次元構造が使用中にのみ形成されるので、本発明の生理用ナプキンは また装着がより容易である。 本発明のもう１つの好ましい実施例において、上述したのと同じソルブロン繊 維の２５％とナイロン繊維の７５％とを備えている織物を使用することが出来る 。ポリビニルアルコール繊維が織物の横糸の少なくとも一部のみを構成する一方 で、縦糸がナイロンのみを具備している場合には、織物は、体液による活性化に よってのみ横糸の方向に収縮する。従って織物は、横断方向のみに沿って収縮を 提供するよう方向付けられて生理用ナプキン中に配置されることが出来る。混合 織物はさらに、１００％ポリビニルアルコール組成物よりも、例えば既知の接着 剤手段あるいは熱接着による支持体への接着が容易である。 本発明のもう１つの実施例において、生理用ナプキン２０は２つのフラップ（ 図示されていない）を有していることが出来、これらの各々は吸収核の側縁に隣 接しこの側縁から側方向に延びている。フラップは股部において装着者のパンテ ィーの縁の上に垂れるように形作られており、従ってフラップは装着者のパンテ ィーの縁と装着者の大腿との間に配置される。フラップは少なくとも２つの目的 を果たす。第一に、フラップは、好ましくはパンティーの縁に沿った二重の隔壁 を形成することによって、月経分泌液による装着者の人体及びパンティーの汚れ を防止するよう機能するのに役立つ。第二に、フラップは、好ましくはその衣服 対面表面に取り付け手段が設けられていて、その結果として、パンティーの下に 折り返されパンティーの衣服対面表面に取り付けられることが出来る。このよう にしてフラップは、生理用ナプキンをパンティー内で適切な配置に維持するのに 役立つ。 フラップは、上シート２４，裏シート２６，これらの組み合わせの為に使用さ れている材料を含んでいる様々な材料いより構成されることが出来、そして中心 にティシュー（ｔｉｓｓｕｅ）を有している積層体（ｌａｍｉｎａｔｅ）である ことが出来る。さらにフラップは、生理用ナプキン２０の本体に取り付けられて いる別の要素であることが出来るし、あるいは上シート２４及び／又は裏シート ２６の延長を備えていることが出来る。しかしながらフラップは、フラップに到 達した体液が装着者のパンティーの縁を汚すのを防止する為に、液体不浸透性の 裏シートを有していることが推奨されている。 本発明の生理用ナプキン２０に適した、あるいは適合させることが可能な、好 ましいフラップは、１９８７年８月１８日にヴァン ティルバーグ（Ｖａｎ Ｔ ｉｌｂｕｒｇ）に対し発行された米国特許第４，６８７，４７８号；１９８６年 ５月２０日にヴァン ティルバーグ（Ｖａｎ Ｔｉｌｂｕｒｇ）に対し発行され た米国特許第４，５８９，８７６号：及び１９８６年８月２６日にマッティング レイ（Ｍａｔｔｉｎｇｌｙ）に対し発行された米国特許第４，６０８，０４７号 中に記載されている。 さらに生理用ナプキン２０は、装着者のパンティーの側部を自然に包む要素を 備えていることが出来る。本発明の生理用ナプキン２０とともに使用する為に適 した、装着者のパンティーの側部を自然に包む要素を有している生理用ナプキン は、ラバシュその他（Ｌａｖａｓｈ，ｅｔ ａｌ．）の名前で１９９３年７月２ ２日に出願された「パンティーの側部を自然に包むパンティー覆い要素を有して いる吸収体（Ａｂｓｏｒｂｅｎｔ Ａｒｔｉｃｌｅ Ｈａｖｉｎｇ Ｐａｎｔｙ Ｃｏｖｅｒｉｎｇ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ ｔｈａｔ Ｎａｔｕｒａｌｌｙ Ｗｒａｐ ｔｈｅ Ｓｉｄｅｓ ｏｆ Ｐａｎｔｉｅｓ）」と名付けられている 米国特許出願番号第０８／０９６，１２１号、及びワインバーガーその他（Ｗｅ ｉｎｂｅｒｇｅｒ，ｅｔ ａｌ．）の名前で１９９４年７月２０日に出願された 「伸展可能な区域を伴った下着覆い要素を有している吸収体（Ａｂｓｏｒｂｅｎ ｔ Ａｒｔｉｃｌｅｓ Ｈａｖｉｎｇ Ｕｎｄｅｒｇａｒｍｅｎｔ Ｃｏｖｅｒ ｉｎｇ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ ｗｉｔｈ Ｚｏｎｅｓ ｏｆ Ｅｘｔｅｎｓｉ ｂｉｌｉｔｙ）」と名付けられた米国特許出願番号第０８／２７７７３３号中に 記載されている。 装着中に三次元構造への生理用ナプキン２０の成形又は曲げを誘発する為の手 段４６は、所望の三次元構造を得る為に、その他のいかなる適切な位置及び／又 は配向で、生理用ナプキン２０中に備えられることが出来る。 図４及び図５中に図示されているもう１つの実施例においては、手段４６は生 理用ナプキン２０中で吸収核２８の下に配置されている。図４を参照すると、プ ラスチック網４５は、図１中に図示されているのと同じ形状及び寸法を有してい るが、これは吸収核２８の下に配置されて好ましくは両方の長手方向側縁部に沿 い接合されている。手段４６は、プラスチック網４５の長手方向側縁部に沿いプ ラスチック網４５の下面に接合されている２つの要素１４７を備えている。個々 の要素１４７は、吸収核２８及びプラスチック網４５の共通の横断方向の寸法よ り長い横断方向の寸法を有しており、各要素１４７の２つの自由端１４８は吸収 核２８の上に折り畳まれている。生理用ナプキン２０は、通常の平らな製品のよ うに装着される。体液が獲得層２９によって受け入れられることにより、体液は それを通って拡散し、吸収核２８の上及び中に吸い込まれ、同時に体液は１つの 要素１４７の自由端１４８に到達し、そして材料の収縮を活性化し、従って図５ 中に図示されている如く、好ましい上向きに凸の三次元構造への生理用ナプキン ２０の曲げを活性化する。 もう１つの別の実施例において、好ましい三次元構造の形成を誘発する為の収 縮手段は、長手方向及び／又は横断方向において非対称であることが出来る三次 元構造を発生させる為に、生理用ナプキンの様々な位置に配置され、場合によっ ては様々な収縮性を有している、様々な材料を備えていることが出来る。非対称 三次元構造の例は、いわゆる陰唇用生理用ナプキンにおいて知られており、ここ においては上向きに凸の形状が生理用ナプキンの後部において達成され、前部は 実質的に凹まされている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ， ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，Ｔ Ｄ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｕ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ， ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，Ｙ Ｕ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．体内からの排泄区域に隣接して装着するための使い捨て吸収体であって、 上記吸収体は、各々が長手方向と側方向を規定している、長手方向中心線及び上 記長手方向中心線に対し直交する側方向中心線を有しており、上記吸収体は、液 体浸透性の上シート、上記上シートに対し接合された裏シート、上記上シートと 上記裏シートとの中間にある吸収核を備えており、上記吸収体は使用前に実質的 に平らである吸収体であり、上記吸収体はさらに、使用者によって装着されてい る間に三次元構造への上記製品の成形又は曲げを誘発させる手段を備えており、 上記手段は体液又は体熱によって活性化される、ことを特徴とする吸収体。 ２．前記手段は、前記製品に実質的に上向きに凸の形状を提供する、ことを特 徴とする請求項１に従った使い捨て吸収体。 ３．前記手段は、前記長手方向中心線の正反対の側部に配置され側方向に横切 って延びている取り付け位置において前記吸収性要素に接合されており、これに よって前記手段は活性化により側方向において前記使い捨て吸収体を実質的に短 くして前記三次元構造を提供する、ことを特徴とする請求項１または請求項２に 従った使い捨て吸収体。 ４．前記手段が、体液との接触により収縮することが出来る材料を備えている 、ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１項に従った使い捨て吸収 体。 ５．前記手段が、体熱による活性化により収縮することが出来る材料を備えて いる、ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１項に従った使い捨て 吸収体。 ６．前記材料が、水収縮性ポリビニルアルコール組成物を備えている、ことを 特徴とする請求項４に従った使い捨て吸収体。 ７．前記材料が、水収縮性ポリビニルアルコール繊維を備えている、ことを特 徴とする請求項６に従った使い捨て吸収体。 ８．好ましくは前記長手方向中心線に沿って配置されている、少なくとも１つ の長手方向に向けられた弱化線をその中にさらに備えている、ことを特徴とする 請求項１乃至請求項７のいずれか１項に従った使い捨て吸収体。 ９．前記吸収性要素に接合されているとともに前記製品の三次元構造への成形 又は曲げを誘発する為の前記手段に接合されている剛化要素をさらに備えている 、ことを特徴とする請求項１乃至請求項７のいずれか１項に従った使い捨て吸収 体。 １０．前記使い捨て吸収体が生理用ナプキン又はパンティライナーである、こ とを特徴とする請求項１乃至請求項９のいずれか１項に従った使い捨て吸収体。