JPH09508162A - 陰イオン界面活性剤および凝集剤の凝集によって改善された溶解度を有する高密度洗剤組成物の製法 - Google Patents

陰イオン界面活性剤および凝集剤の凝集によって改善された溶解度を有する高密度洗剤組成物の製法

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JPH09508162A JP7519615A JP51961595A JPH09508162A JP H09508162 A JPH09508162 A JP H09508162A JP 7519615 A JP7519615 A JP 7519615A JP 51961595 A JP51961595 A JP 51961595A JP H09508162 A JPH09508162 A JP H09508162A
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Abstract

(57)【要約】 密度約650g/lを有する高密度洗剤組成物の製法が提供される。本法は、数種の材料流をミキサー/緻密機に供給することによって洗剤凝集体を調製する工程を含む。詳細には、下記の物質:(i)C10〜18直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤約1〜約50重量%、(ii)C12〜16アルキルサルフェート界面活性剤約1〜約50重量%(直鎖アルキルベンゼンスルホネートおよびアルキルサルフェートは乾燥粒子の形である)、(iii)ビルダー約20〜約50重量%、および(iv)ミキサー/緻密機中での直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤とアルキルサルフェート界面活性剤との緊密な混合を実質上防止する凝集剤約0.1〜約35重量%をミキサー/緻密機中に連続的に供給する。本法の別の工程は、洗剤凝集体を乾燥して密度650g/lを有する高密度洗剤組成物を調製することを要する。

Description

【発明の詳細な説明】 陰イオン界面活性剤および凝集剤の凝集によって改善された 溶解度を有する高密度洗剤組成物の製法 技術分野 本発明は、一般に、洗濯操作で使用するための高密度洗剤組成物の製法に関す る。より詳細には、本発明の方法は、陰イオン界面活性剤を、洗浄液中での改善 された溶解度を有する洗剤組成物を調製するためにミキサー/緻密機中での界面 活性剤の緊密な混合を実質的に防止する凝集剤で凝集することによって少なくと も650g/lの密度を有する洗剤組成物を調製するものである。また、本法は 、所望の高密度洗剤組成物の調製を保証するために使用される陰イオン界面活性 剤が最適の重量比であることを必要とする。 背景技術 典型的には、粒状洗剤は、洗濯液中で許容できる溶解度を有する噴霧乾燥粒状 物を製造する通常の噴霧乾燥技術によって調製している。噴霧乾燥粒状物の許容 可能な溶解度は、主として、高い多孔度、即ち、更に他の加工、例えば、凝集、 粉砕および/または微粉砕に付される時に大きく減少される特徴に起因する。近 年、「コンパクト」でありそれゆえ低投与容量を有する洗濯洗剤に関して洗剤工 業内で強い興味がもたれるようになってきた。低投与量洗剤は、資源を節約する ので、現在高い需要があり且つ消費者により便利である小さいパッケージで販売 できる。その点で、追加の加工工程、例えば、粉砕などは、多孔性噴霧乾燥粒状 物をより「コンパクト」粒状物に変換するために使用されてきた。しかしながら 、得られる「コンパクト」粒状物は、通常、特に低温洗浄液中において、好適な 溶解特性を有するものではない。このように、洗濯液中で改善された溶解度を有 す る洗剤組成物を調製する方法を提供することが望ましいであろう。 コンパクト洗剤に関するより最近のプロセス開発は、凝集技術に向けられてい る。例えば、カルティスの欧州特許出願第451,894号明細書(ユニリーバ )は、2個のミキサーを直列で使用することによって高密度洗剤粒状物を製造す るための方法を開示している。特に、出発洗剤物質の混和物は、高速ミキサー/ 緻密機に供給した後、物質を中速ミキサー/緻密機に供給して嵩密度を更に増大 している。このように、カルティスは、最初に、洗剤粒状物を微粉砕するための 高速ミキサー/緻密機および次いで密度を所望の水準に増大するための第二の中 速ミキサー/緻密機を必要とする。 しかしながら、カルティスの方法は、洗濯液中で満足な溶解度を有する洗剤凝 集体を調製するものではない。より低い溶解特性は、一部分、いわゆるコンパク トまたは低投与量洗剤に典型的に含有される比較的多量の陰イオン界面活性剤に 起因する。更に、多量の陰イオン界面活性剤を有するコンパクト洗剤組成物は、 洗濯液との接触時に粘着性のあるゲル相を形成する傾向があり、即ち、溶解度問 題を悪化する特徴を示す。それゆえ、多量の陰イオン界面活性剤を含有するが洗 濯液中での有効な溶解度を維持するコンパクトまたは高密度洗剤組成物の製法を 有することが望ましいであろう。 従って、技術上の前記開示にも拘らず、多量の陰イオン界面活性剤を有し且つ 洗濯液中で改善された溶解度を示す高密度洗剤組成物を調製する方法に対するニ ーズがある。 発明の開示 本発明は、多量の陰イオン界面活性剤を含有するが洗濯液との接触時にゲル化 するか固結する傾向を示さない高密度洗剤組成物の製法を提供することによって 前記要請を達成するものである。このようにして、洗濯液中の洗剤組成物の溶解 度は、改善され、このことは結局クリーニング性能を高める。更に、本法は、密 度約650g/lを有するクリスプ(crisp)な自由流動性洗剤凝集体の形態の このような洗剤組成物を調製する。本発明の方法は、一部分、ミキサー/緻密機 中での凝集前に陰イオン界面活性剤の緊密な混合を防止することにより、そして 界面活性剤溶液自体以外の凝集剤を配合することにより、これらの所望の結果を 達成する。ここで言及するすべての%および比率は、特に断らない限り、「重量 基準」である。ここに言及のすべての文書は、ここに参考文献として編入する。 本発明の1アスペクトによれば、密度約650g/lを有する高密度洗剤組成 物の製法が提供される。本法は、数種の材料流をミキサー/緻密機に供給するこ とによって洗剤凝集体を調製する工程を含む。詳細には、下記の物質:(i)C1018直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤約1〜約50重量%、(ii )C1216アルキルサルフェート界面活性剤約1〜約50重量%(直鎖アルキル ベンゼンスルホネートおよびアルキルサルフェートは乾燥粒子の形である)、( iii)ビルダー約20〜約50重量%、および(iv)ミキサー/緻密機中での直 鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤とアルキルサルフェート界面活性剤 との緊密な混合を実質上防止する凝集剤約0.1〜約35重量%をミキサー/緻 密機中に連続的に供給する。本法の別の工程は、洗剤凝集体を乾燥して密度65 0g/lを有する高密度洗剤組成物を調製することを要する。 本発明の別のアスペクトにおいては、本法は、凝集剤をC1018直鎖アルキル ベンゼンスルホネート界面活性剤流と一緒に供給し且つC12〜16アルキルサルフ ェート界面活性剤流はミキサー/緻密機に供給する時に乾燥粒子の形に維持する 以外は前記方法とほぼ同じ方法で密度少なくとも650g/lを有する洗剤組成 物を調製する。本法においては、凝集剤は、凝集前にミキサー/緻密機中での直 鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤とアルキルサルフェート界面活性剤 との緊密な混合も防止する。本発明のなお別の同様のアスペクトにおいては、凝 集剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤流を乾燥粒子の形に維持 しながら、C12〜16アルキルサルフェート界面活性剤流またはC10〜18直鎖アル キルベンゼンスルホネート界面活性剤流と共に導入する。 本発明の別のアスペクトは、C10〜18直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面 活性剤流とC12〜16アルキルサルフェート界面活性剤流との両方ともミキサー/ 緻密機中での2種の陰イオン界面活性剤の緊密な混合を実質上防止するための水 などの凝集剤を含有する。このようにして、所望の性質を有する洗剤凝集体は、 調製する。 従って、本発明の目的は、多量の陰イオン界面活性剤を含有するが洗濯液中で 改善された溶解度を示す高密度洗剤組成物の製法を提供することにある。また、 本発明の目的は、密度約650g/lを有するクリスプな自由流動性洗剤凝集体 の形態のこのような洗剤組成物の製法を提供することにある。本発明のこれらの 目的および他の目的、特徴および付随の利点は、好ましい態様の下記の詳細な説 明および請求の範囲の記載から当業者に明らかになるであろう。 発明を実施するための最良の形態 本発明の方法は、洗濯操作で主として使用されている密度少なくとも650g /lを有する高密度洗剤組成物を調製する。一般に、本法は、低投与量洗剤の生 産に使用される(本法によって調製される洗剤凝集体は洗剤として、または洗剤 添加剤として使用できる)。例えば、本法は、粒状低投与量洗剤中の活性成分量 を高め且つそれによってよりコンパクト洗剤を与える目的で混和物として使用さ れる「高活性」(即ち、多い陰イオン界面活性剤量)洗剤凝集体を調製するため に使用できる。ここに記載の方法は、所望の応用に応じて連続またはバッチであ ることができることを理解すべきである。 方法 本法の第一工程においては、洗剤凝集体は、レジゲ(Lodige)KM(すき先) ミキサー、シュギ(Schugi)ミキサーなどのミキサー/緻密機中で調製する。こ の工程は、数種の成分、限定せずに、C10〜18直鎖アルキルベンゼンスルホネー ト界面活性剤約1%〜約50%、より好ましくは約6%〜約40%、C12〜16ア ルキルサルフェート界面活性剤約1%〜約50%、より好ましくは約6%〜約4 0%、ビルダー約20%〜約50%、より好ましくは約25%〜約45%、およ び凝集剤約0.1%〜35%、より好ましくは約2%〜約20%を凝集すること を要する。 本発明の1態様においては、直鎖アルキルベンゼンスルホネートおよびアルキ ルサルフェート界面活性剤は、実質上乾燥粒子の形である。直鎖アルキルベンゼ ンスルホネート乾燥粒子およびアルキルサルフェート粒子は、好ましくは、ミキ サー/緻密機中での凝集前に2種間の緊密な混合を防止するために2種の別個の 流れでミキサー/緻密機に供給する。陰イオン界面活性剤の2種の入力流を分離 し且つ凝集剤をミキサー/緻密機に配合することによって、得られた洗剤凝集体 は、各々の個々の粒子中で各陰イオン界面活性剤の個別の(discrete)部分を含 有する。凝集を容易にすることに加えて、凝集剤は、凝集体への変換前または変 換時に陰イオン界面活性剤の緊密な混合を防止するのを助長する。理論によって 限定しようとはしないが、得られた洗剤凝集体のこと特徴、即ち、陰イオン界面 活性剤の個別の部分を有する凝集体は、洗濯液への暴露時に望ましくないゲル化 または固結に対して保証すると考えられる。その結果、洗剤凝集体の溶解度は、 多量の陰イオン界面活性剤の配合にも拘らず、改善される。 プロセス発明の別の態様においては、ミキサー/緻密機への直鎖アルキルベン ゼンスルホネートおよびアルキルサルフェート界面活性剤供給材料流の一方は、 実質上乾燥粒子の形である一方、他方は、液体またはペーストである。再度、個 々の界面活性剤供給材料流は、凝集前に陰イオン界面活性剤の緊密な混合を防止 するために離して保つ。液体またはペースト流は、水性であることができ、この 場合には、凝集剤は水であり、または後述のような別の凝集剤をベースとするこ とができる。プロセス発明の別の態様は、両方の界面活性剤供給材料流を液体ま たはペーストの形にさせることを要する。陰イオン界面活性剤流は、凝集前の緊 密な接触を回避するためにミキサー/緻密機に別個に供給する。 本法で使用する陰イオン界面活性剤の緊密な混合の回避を容易にする目的で、 前記凝集剤は、ミキサーに加える。しかしながら、界面活性剤供給材料流の1つ または両方が液体またはペーストの形である時には、特定の液体またはペースト 流の液体媒体は、典型的には凝集剤としてここに記載の物質の1種以上からなる であろう凝集剤として役立つことができる。両方の界面活性剤流が乾燥粒子の形 である態様においては、ここに記載のような凝集剤も、好ましくは、ミキサー/ 緻密機に配合する。好ましくは、凝集剤約0.1%〜約35%、より好ましくは 約2%〜約20%は、本法でミキサーに入れる。凝集剤の更なる詳細は、後述す る。理論によって限定しようとはせずに、各々の個々の凝集体が易溶性直鎖アル キルベンゼンスルホネート界面活性剤および余り可溶性ではないアルキルサルフ ェート界面活性剤の最適のバランスを含有するので、前記界面活性剤比も、より 可溶性の凝集体の調製を容易にする。 本法は、追加的に、ビルダー約20%〜約50%、好ましくは約25%〜約4 5%を混合して、得られる洗剤凝集体のクリーニング性能を高めることを要する 。周知のように、洗浄性ビルダーは、主として、洗濯液からの「硬度」を最小限 にするか排除するために重金属イオン封鎖剤として役立つ。本法で使用するのに 好適なビルダーの非限定例は、後述する。 本法は、前記混合/緻密化工程を出る時に洗剤凝集体を乾燥する工程も包含す る。当業者が容易に認識するであろうように、多数の乾燥技術は、本法で実施し てもよい。例えば、通常の流動床乾燥は、洗剤凝集体を乾燥するために使用して もよい。明らかに、乾燥が少なくてすめばすむ程、製法は経済的である。その目 的で、本法は、好ましくは、最小量の揮発物、例えば、水を可能な程度含有する ここに記載のような凝集剤を使用する工程を包含する。 本発明に係る方法によって、ぱりぱりの自由流動性凝集体の形である密度少な くとも650g/lを有する洗剤組成物は、調製する。本法によって調製される 洗剤組成物中の凝集体の平均粒径は、約200μm〜約1000μm、好ましく は約300μm〜約700μmである。重要なことに、本法によって調製される 洗剤組成物は、水性洗濯液との接触時にゲル化または固結する傾向を示さない。 その結果、洗濯液中の洗剤組成物の溶解度は、改善され、このことは結局クリー ニング性能を高める。 凝集剤 本発明の方法で使用する凝集剤としては、単一成分または数成分の混合物が挙 げることができる。好ましくは、凝集剤は、ポリエチレングリコール、ポリエチ レンオキシド、プロピレンオキシド、プロピレングリコール、水およびそれらの 混合物からなる群から選ばれる。ここで使用するような凝集剤は、バインダーと して働いて、粘着性のあるペーストまたはドウに対立するものとして強い硬質な ぱりぱりの自由流動性凝集体の形成を助長する。更に、凝集剤は、アルキルサル フェート界面活性剤と直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤との過度の 緊密な混合の回避を容易にし、即ち、本法が改善された溶解度を有する洗剤組成 物を調製するのに必要な特徴を示す。アルキルサルフェート界面活性剤と直鎖ア ルキルベンゼンスルホネート界面活性剤との実質的な緊密な混合は、不良なゲル 化特性を有する凝集体および/または粒状物の形成をもたらし、このことは結局 水性洗濯液中での溶解を妨害することが見出された。 好ましい凝集剤は、重量比約1:10から約10:1のポリエチレングリコー ルと水との混合物からなる。好ましいポリエチレングリコールは、平均分子量少 なくとも約1000、より好ましくは約2500〜約20,000、最も好まし くは約3000〜約10,000を有する。 ここで使用するのに好適な他の凝集剤としては、エチレンオキシド約50重量 %を含有し且つ粘度約325cps〜約20,000cps、好ましくは約37 5cps〜約17,000cpsを有する水溶性重合体が挙げられる。このよう な重合体またはそれらの混合物は、一般に、融点約35℃以上を有しているべき である。好ましくは、高分子物質は、融点約45℃以上、好ましくは約55℃以 上を有するであろう。ここで使用するのに好適な高分子物質は、典型的には、所 定の範囲の分子量を表わす混合物からなるであろうので、物質は、完全な融点よ り約3℃〜約7℃高い温度の範囲にわたって軟化し且つ液化し始める傾向を有す る。当業者が容易に認識するであろうように、ここで使用する2種以上の凝集剤 の混合物は、一層広い範囲を有するであろう。 凝集剤として使用するのに好適な追加の物質としては、エチレンオキシド少な くとも約70重量%を含有する重合体が挙げられ且つより好ましい重合体は、エ チレンオキシド少なくとも約80重量%を含有する。好ましい高分子物質は、H LB値少なくとも約15、より好ましくは約17を有する。前記のように、本質 上エチレンオキシド100重量%を含有できるポリエチレングリコールは、ここ で使用するのに特に好ましい。 なお他の好適な凝集剤としては、C10〜20アルコールまたはC8〜18アルキル フェノールと得られる縮合物が融点約35℃以上を有するのに十分なエチレンオ キシド(重合体の50重量%以上)との縮合物である重合体が挙げられる。1個 以上の活性水素原子を含有する低分子量有機化合物へのエチレンオキシドおよび プロピレンオキシド付加をベースとするブロックおよびヘテリック重合体も、こ こで使用するのに好適である。プロピレングリコール、エチレンジアミンおよび トリメチロールプロパンへのエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドの付加 をベースとする重合体は、BASFワイアンドット・コーポレーションから商品 名プルロニック(PluronicTM)、プルロニックFTM、テトロニック(TetronicTM ) およびプルラドット(PluradotTM)で市販されている。 洗剤界面活性剤 本法で使用する洗剤界面活性剤は、一般に、数種の成分を包含する界面活性剤 系の形であろう。しかしながら、洗剤組成物中の界面活性剤系は、前記量のアル キルサルフェート界面活性剤および直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性 剤を包含しなければならない。本発明の好ましい態様においては、アルキルサル フェート対直鎖アルキルベンゼンスルホネートの重量比は、約1:10から約1 0:1、最も好ましくは約1:4から約4:1である。このようにして、本法に よって調製する洗剤組成物の溶解度は、高められる。場合によって、界面活性剤 系は、追加の界面活性剤の1種以上を含有してもよく、それらの非限定例は、以 下に与えられる。 界面活性剤系は、好ましくは、一般式 ROSO3 -+ (式中、Rは典型的には線状C10〜C20ヒドロカルビル基であり、Mは水溶化陽 イオンである) を有する通常の第一級アルキルサルフェート界面活性剤を包含する。炭素数10 〜20の分枝鎖第一級アルキルサルフェート界面活性剤(即ち、分枝鎖「PAS 」)も、ここで使用できる。例えば、1991年1月21日出願のスミス等の欧 州特許出願第439,316号明細書(その開示をここに参考文献として編入) 参照(「アルキル」なる用語にはアシル基のアルキル部分が包含される)。界面 活性剤系には通常のC11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(ここで「LAS 」とも称する)も包含される。いわゆる「LAS」界面活性剤の生分解性は、若 干の関心の主題であるが、本発明の界面活性剤系は、全生分解性を実質上犠牲に せずに洗剤組成物の溶解度を改善するのに最適の量を包含する。 補助界面活性剤 界面活性剤としては、他の陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、双性界 面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそれらの相容性混合物か ら選ばれる数種の追加の任意の界面活性剤が挙げることができる。ここで有用な 洗剤界面活性剤は、1972年5月23日発行のノリスの米国特許第3,664 ,961号明細書および1975年12月30日発行のローリン等の米国特許第 3,919,678号明細書(それらの両方ともここに参考文献として編入)に 記載されている。有用な陽イオン界面活性剤としては、1980年9月16日発 行のコックレルの米国特許第4,222,905号明細書および1980年12 月16日発行のマーフィーの米国特許第4,239,659号明細書(これらの 両方ともここに参考文献として編入)に記載のものも挙げられる。 高級脂肪酸の水溶性塩、即ち、「石鹸」は、本組成物で有用な陰イオン界面活 性剤である。これとしては、アルカリ金属石鹸、例えば、炭素数約8〜約24、 好ましくは炭素数約12〜約18の高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、ア ンモニウム塩およびアルキロールアンモニウム塩が挙げられる。石鹸は、油脂の 直接ケン化により、または遊離脂肪酸の中和により生成できる。ヤシ油およびタ ローに由来する脂肪酸の混合物のナトリウム塩およびカリウム塩、即ち、ナトリ ウムまたはカリウムのタロー石鹸およびココナツ石鹸が、特に有用である。 ここで使用するのに好適な他の陰イオン界面活性剤は、アルキルグリセリルエ ーテルスルホン酸ナトリウム、特にタローおよびヤシ油に由来する高級アルコー ルのエーテル;ヤシ油脂肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよびヤシ油 脂肪酸モノグリセリド硫酸ナトリウム;1分子当たりの平均エチレンオキシドが 1〜5、好ましくは1〜3であるC10〜18アルキルエトキシ硫酸のナトリウム塩 またはカリウム塩;および1分子当たり平均約1〜約10単位のエチレンオキシ ドを含有し且つアルキル基が約10〜約20個の炭素原子を有するアルキルエチ レンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩またはカリウム塩である。 加えて、好適な陰イオン界面活性剤としては、脂肪酸基中に約6〜20個の炭 素原子を有し且つエステル基中に約1〜10個の炭素原子を有するα−スルホン 化脂肪酸のエステルの水溶性塩;アシル基中に約2〜9個の炭素原子を有し且つ アルカン部分中に約9〜約23個の炭素原子を有する2−アシルオキシアルカン −1−スルホン酸の水溶性塩;約12〜20個の炭素原子を有するオレフィンス ルホン酸およびパラフィンスルホン酸の水溶性塩;およびアルキル基中に約1〜 3個の炭素原子を有し且つアルカン部分中に約8〜20個の炭素原子を有するβ −アルキルオキシアルカンスルホネートが挙げられる。 水溶性非イオン界面活性剤も、本発明で有用である。このような非イオン物質 としては、アルキレンオキシド基(性状が親水性)と性状が脂肪族またはアルキ ル芳香族であってもよい有機疎水性化合物との縮合によって生成される化合物が 挙げられる。特定の疎水基と縮合されるポリオキシアルキレン基の長さは、親水 性エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のバランス度を有する水溶性化合 物を生成するように容易に調整できる。 好適な非イオン界面活性剤としては、アルキルフェノールのポリエチレンオキ シド縮合物、例えば、直鎖または分枝鎖配置のいずれかに約6〜15個の炭素原 子を有するアルキル基を有するアルキルフェノールとアルキルフェノール1モル 当たり約3〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物が挙げられる。直鎖または 分枝配置のいずれかに8〜22個の炭素原子を有する脂肪族アルコールとアルコ ール1モル当たり3〜12モルのエチレンオキシドとの水溶性および水分散性縮 合物が包含される。 ここで使用するのに好適な別の群の非イオン界面活性剤は、半極性非イオン界 面活性剤であり、それらとしては、炭素数約10〜18のアルキル部分1個およ び炭素数約1〜約3のアルキルおよびヒドロキシアルキル部分の群から選ばれる 部分2個を含有する水溶性アミンオキシド;炭素数約10〜18のアルキル部分 1個および炭素数約1〜3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群 から選ばれる部分2個を含有する水溶性ホスフィンオキシド;および炭素数約1 0〜18のアルキル部分1個および炭素数約1〜3のアルキルおよびヒドロキシ アルキル部分からなる群から選ばれる部分1個を含有する水溶性スルホキシドが 挙げられる。 好ましい非イオン界面活性剤は、式R1(OC24nOH(式中、R1はC10 〜C16アルキル基またはC8〜C12アルキルフェニル基であり、nは3〜約80 である)を有する。C12〜C15アルコールとアルコール1モル当たり約5〜約2 0モルのエチレンオキシドとの縮合物、例えば、アルコール1モル当たり約6. 5モルのエチレンオキシドと縮合されたC12〜C13アルコールが、特に好ましい 。 追加の好適な非イオン界面活性剤としては、 (式中、RはC9〜17アルキルまたはアルケニルであり、R1はメチル基であり、 Zは還元糖から誘導されるグリシチルまたはそのアルコキシ化誘導体である)の ポリヒドロキシ脂肪酸アミドが挙げられる。例は、N−メチルN−1−デオキシ グルシチルココアミドおよびN−メチルN−1−デオキシグルシチルオレオアミ ドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製法は、既知であり、ウィルソンの米 国特許第2,965,576号明細書およびシュワルツの米国特許第2,703 ,798号明細書(それらの開示をここに参考文献として編入)で見出すことが できる。 両性界面活性剤としては、脂肪族部分が直鎖または分枝であることができ、脂 肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有し且つ少なくとも1つの脂肪族 置換基が陰イオン水溶化基を含有する脂肪族第二級および第三級アミンの誘導体 または複素環式第二級および第三級アミンの脂肪族誘導体が挙げられる。 双性界面活性剤としては、脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有 する脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物の誘導 体が挙げられる。 陽イオン界面活性剤も、本発明で配合できる。陽イオン界面活性剤は、陽イオ ン中の1個以上の有機疎水基により、そして一般に酸基と会合された第四級窒素 により特徴づけられる各種の化合物からなる。五価窒素環化合物も、第四級窒素 化合物とみなされる。好適な陰イオンは、ハライド、メチルサルフェートおよび ヒドロキシドである。第三級アミンは、洗浄液pH値約8.5以下で陽イオン界 面活性剤と同様の特性を有することができる。ここで有用なこれらの陽イオン界 面活性剤および他の陽イオン界面活性剤のより完全な開示は、1980年10月 14日発行のキャンバーの米国特許第4,228,044号明細書(ここに参考 文献として編入)に見出すことができる。 陽イオン界面活性剤は、しばしば、布帛柔軟化および/または帯電防止上の利 益を与えるために洗剤組成物で使用される。若干の柔軟化上の利益を与え且つこ こで好ましい帯電防止剤は、1976年2月3日発行のバスカービル・ジュニア 等の米国特許第3,936,537号明細書(その開示をここに参考文献として 編入)に記載の第四級アンモニウム塩である。 洗浄性ビルダー 洗剤組成物は、好ましくは、洗浄性ビルダーを含有する。ここで使用するのに 好適なビルダーとしては、シリケート、ボレート、ポリヒドロキシスルホネート 、ポリアセテート、ホスフェートおよび無リン無機ビルダーが挙げられる。無リ ン無機ビルダーの例は、ナトリウムおよびカリウムの炭酸塩、重炭酸塩、セスキ 炭 酸塩、四ホウ酸塩10水和物、およびSiO2対アルカリ金属酸化物の重量比約 0.5〜約4.0、好ましくは約1.0〜約2.4を有するケイ酸塩である。こ こで有用な水溶性無リン有機ビルダーとしては、各種のアルカリ金属、アンモニ ウムおよび置換アンモニウムのポリ酢酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩お よびポリヒドロキシスルホン酸塩が挙げられる。ポリアセテートおよびポリカル ボキシレートビルダーの例は、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、オキ シジコハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナトリウム 塩、カリウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩である 。ホスフェートビルダーの非限定例は、トリポリリン酸ナトリウム(STP)で ある。 ここで使用するのに好適な他のポリカルボキシレートは、1979年3月13 日にクラッチフィールド等に発行の米国特許第4,144,226号明細書およ び1979年3月27日にクラッチフィールド等に発行の米国特許第4,246 ,495号明細書(両方ともここに参考文献として編入)に記載のポリアセター ルカルボキシレートである。これらのポリアセタールカルボキシレートは、下記 の通り生成できる。グリオキシル酸のエステルおよび重合開始剤を一緒に重合条 件下に置く。次いで、得られたポリアセタールカルボン酸エステルを化学的に安 定な末端基に結合して、ポリアセタールカルボキシレートをアルカリ性溶液中で の迅速な解重合に対して安定化させ、対応の塩に転化し、洗剤組成物に加える。 特に好ましいポリカルボキシレートビルダーは、1987年5月5日発行のブッ シュ等の米国特許第4,663,071号明細書(その開示をここに参考文献と して編入)に記載のタルトレートモノスクシネートとタルトレートジスクシネー トとの組み合わせを含むエーテルカルボキシレートビルダー組成物である。 式 SiO2・M2O(式中、Mはアルカリ金属である)で表わされ且つSiO2 :M2O重量比約0.5〜約4.0を有する水溶性シリケート固体は、 本発明の洗剤粒状物で無水重量基準で約2%〜約15%、好ましくは約3%〜約 8%の量で有用な塩である。無水または水和粒状シリケートも、ここで利用でき る。ゼオライトを含めてアルミノシリケートは、ここで使用するのに好適であり 且つコルキル等の米国特許第4,605,509号明細書(その開示をここに参 考文献として編入)に十分に論じられている。また、結晶性層状シリケート、例 えば、コルキル等の米国特許第4,605,509号明細書(ここに参考文献と して編入)に論じられているものは、本発明の洗剤組成物で使用するのに好適で ある。 任意の洗剤成分 本発明の洗剤組成物は、いかなる数の追加の成分も包含できる。これらとして は、他の洗浄性ビルダー、増泡剤または抑泡剤、曇り防止剤および腐食防止剤、 汚れ沈殿防止剤、防汚剤、殺菌剤、pH調整剤、非ビルダーアルカリ度源、キレ ート化剤、スメクタイト粘土、酵素、酵素安定剤および香料が挙げられる。バス カービル・ジュニア等に1976年2月3日発行の米国特許第3,936,53 7号明細書(その開示をここに参考文献として編入)参照。 追加的に、染料移動抑制剤も、配合してもよく、例えば、ポリビニルピロリド ン、ポリアミンN−オキシド、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾール との共重合体は、本発明の洗剤組成物で使用するのに好適な染料移動抑制剤であ る。このような追加の染料移動抑制剤の量は、変化してもよいが、典型的には、 洗剤組成物の約0.01〜約10重量%であろう。 キレート化剤も、ブッシュ等の米国特許第4,663,071号明細書第17 欄第54行〜第18欄第68行(ここに参考文献として編入)に記載されている 。泡調整剤も、任意成分であり且つバルトレッタ等に1976年1月20日発行 の米国特許第3,933,672号明細書およびゴールト等に1979年1月2 3日発行の米国特許第4,136,045号明細書(両方ともここに参考文献と し て編入)に記載されている。ここで使用するのに好適なスメクタイト粘土は、1 988年8月9日発行のタッカー等の米国特許第4,762,645号明細書第 6欄第3行〜第7欄第24行(ここに参考文献として編入)に記載されている。 ここで使用するのに好適な追加の洗浄性ビルダーは、バスカービルの特許第13 欄第54行〜第16欄第16行および1987年5月5日発行のブッシュ等の米 国特許第4,663,071号明細書(両方ともここに参考文献として編入)に 列挙されている。 本発明の洗剤組成物に必須ではないが、酵素を配合することが好ましい。好適 な酵素成分は、各種の商業的源から入手できる。例えば、好適な酵素は、ノボ・ インダストリーズから製品名T−グラニュレート(GranulateTM)およびサビナ ーゼ(SavinaseTM)で入手でき且つギスト−ブロカーズから製品名マキサカル( MaxacalTM)およびマキサターゼ(MaxataseTM)で入手できる。酵素の群内には プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼおよびそれらの混合物が包含 される。 酵素量は、好ましくは、約0%〜約5%、より好ましくは約0.1%〜約2. 5%、最も好ましくは約0.2%〜約1%であるべきである。典型的には、プロ テアーゼは、洗剤組成物1g当たり約0.001〜約0.05、最も好ましくは 約0.002〜約0.02の活性単位〔アンソン(Anson)単位〕量で使用される 一方、アミラーゼは、洗剤組成物1g当たり約5〜約5000、最も好ましくは 約50〜約500のアミラーゼ単位量で使用される。 本発明をより容易に理解させるために、下記の例に言及し、下記の例は例示し ようとするだけであり範囲を限定しようとはしない。 例1 本例は、自由流動性のぱりぱりの高密度洗剤組成物凝集体を調製する本発明の 方法を例示する。各種の洗剤出発成分の数種の供給材料流を、水平方向に配置さ れた中速ミキサー/緻密機であるレジゲKMTM(すき先)600ミキサー/緻密 機に1300kg/時間の速度で連続的に供給する。ミキサー/緻密機中のシャフ トの回転速度は約100rpmであり且つカッターの回転速度は約3600rp mである。本例においては、供給材料流のすべては、乾燥粒子の形であり且つ凝 集剤、水を別個に加えて凝集を容易にする。ミキサー/緻密機に供給する全供給 材料流(「全供給材料流」なる句はミキサー/緻密機に供給すべきすべての個々 の供給材料流の総計を意味する)中の各出発洗剤成分の相対割合を以下の表Iに 示す。 出発洗剤成分をレジゲKMTM(すき先)600ミキサー/緻密機に連続的に通 過し、ミキサー/緻密機中の平均滞留時間は約2〜3分である。水凝集剤をレジ ゲKMTM600ミキサー/緻密機に連続的に供給して凝集法を助長する。レジゲ KMTM600ミキサー/緻密機を出た後、ミキサー/緻密機からの凝集体を通常 の流動床乾燥機中で乾燥して、本法によって製造された高密度粒状洗剤凝集体を 得る。得られた洗剤凝集体の密度は約800g/lであり且つ平均粒径は650 μmである。 例II 本例は、自由流動性のぱりぱりの高密度洗剤凝集体を製造する本発明の方法の 別の態様を例示する。例Iと同様に、各種の洗剤出発成分の数種の供給材料流を 、水平方向に配置された中速ミキサー/緻密機であるレジゲKMTM(すき先)6 00ミキサー/緻密機に1300kg/時間の速度で連続的に供給する。ミキサー /緻密機中のシャフトの回転速度は約100rpmであり且つカッターの回転速 度は約3600rpmである。本例においては、界面活性剤供給材料流の一方( C12〜16アルキルサルフェート)は水性ペーストの形であり且つ他方の界面活性 剤供給材料流は乾燥粒子の形である。界面活性剤供給材料流中の水が凝集を十分 に容易にするので、追加の凝集剤は、必要とされない。ミキサー/緻密機に供給 された全供給材料流(「全供給材料流」なる句はミキサー/緻密機に供給すべき すべての個々の供給材料流の総計を意味する)中の各出発洗剤成分の相対割合を 以下の表IIに提示する。 出発洗剤成分をレジゲKMTM(すき先)600ミキサー/緻密機に連続的に通 過し、ミキサー/緻密機中の平均滞留時間は約2〜3分である。ミキサー/緻密 機を出た後、ミキサー/緻密機からの凝集体を通常の流動床乾燥機中で乾燥する 。 得られた洗剤凝集体の密度は約800g/lであり且つ平均粒径は650μmで ある。 例III 本例は、自由流動性のぱりぱりの高密度洗剤凝集体を製造する本発明の方法の 別の態様を例示する。例Iと同様に、各種の洗剤出発成分の数種の供給材料流を 、水平方向に配置された中速ミキサー/緻密機であるレジゲKMTM(すき先)6 00ミキサー/緻密機に1300kg/時間の速度で連続的に供給する。ミキサー /緻密機中のシャフトの回転速度は約100rpmであり且つカッターの回転速 度は約3600rpmである。本例においては、陰イオン界面活性剤供給材料流 の両方とも、水性ペーストの形である。陰イオン界面活性剤供給材料流中の水が 凝集を十分に容易にするので、追加の凝集剤は、必要とされない。ミキサー/緻 密機に供給された全供給材料流(「全供給材料流」なる句はミキサー/緻密機に 供給すべきすべての個々の供給材料流の総計を意味する)中の各出発洗剤成分の 相対割合を以下の表IIIに提示する。 前記例と同様に、出発洗剤成分をレジゲKMTM(すき先)600ミキサー/緻 密機に連続的に通過し、ミキサー/緻密機中の平均滞留時間は約2〜3分である 。レジゲKMTM600ミキサー/緻密機を出た後、ミキサー/緻密機からの凝集 体 を通常の流動床乾燥機中で乾燥する。得られた洗剤凝集体の密度は約800g/ lであり且つ平均粒径は650μmである。 このように本発明を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく各 種の変更を施してもよいことは当業者に明らかであり且つ本発明は、明細書に記 載のもののみに限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C11D 3/20 9546−4H C11D 3/20 3/37 9546−4H 3/37

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a) (i)C1018直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤1〜50 重量%、 (ii)C12〜16アルキルサルフェート界面活性剤1〜50重量%(ただ し前記直鎖アルキルベンゼンスルホネートおよび前記アルキルサルフェートは乾 燥粒子の形態である)、 (iii)ビルダー20〜50重量%、および (iv)ミキサー/緻密機中での前記直鎖アルキルベンゼンスルホネート 界面活性剤と前記アルキルサルフェート界面活性剤との緊密な混合を実質的に防 止する凝集剤0.1〜35重量% をミキサー/緻密機中に供給することによって洗剤凝集体を調製し、 (b)前記洗剤凝集体を乾燥して密度650g/lを有する高密度洗剤組成物 を調製することを特徴とする、密度650g/lを有する高密度洗剤組成物の製 法。 2. 前記直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤対前記アルキルサル フェート界面活性剤の重量比が1:10から10:1である、請求項1に記載の 洗剤組成物。 3. 前記凝集剤がポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、プロピ レンオキシド、プロピレングリコール、水およびそれらの混合物によって特徴づ けられる群から選ばれる、請求項1または2に記載の洗剤組成物。 4. 前記ビルダーがシリケート、ボレート、ポリヒドロキシスルホネート、 ポリアセテート、ホスフェート、カーボネート、ビカーボネート、セスキカーボ ネート、テトラボレート10水和物、カルボキシレート、ポリカルボキシレート およびそれらの混合物によって特徴づけられる群から選ばれる、請求項1ないし 3のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 5. 非イオン界面活性剤、双性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン界面 活性剤およびそれらの混合物によって特徴づけられる群から選ばれる補助界面活 性剤を更に含むことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の洗 剤組成物。 6. 前記凝集剤が水である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の洗剤 組成物。 7. (a) (i)乾燥粒子の形態のC10〜18直鎖アルキルベンゼンスルホネート界 面活性剤1〜50重量%、 (ii)C12〜16アルキルサルフェート界面活性剤1〜50重量%と凝集 前のミキサー/緻密機中での前記直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤 と前記アルキルサルフェート界面活性剤との緊密な混合を実質的に防止する凝集 剤0.1〜35重量%との混合物、および (iii)ビルダー20〜50重量%、 をミキサー/緻密機中に供給することによって洗剤凝集体を形成し、 (b)前記洗剤凝集体を乾燥して密度650g/lを有する高密度洗剤組成物 を調製する ことを特徴とする密度650g/lを有する高密度洗剤組成物の製法。 8. 前記直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤対前記アルキルサル フェート界面活性剤の重量比が1:10から10:1である、請求項7に記載の 洗剤組成物。 9. 前記凝集剤がポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、プロピ レンオキシド、プロピレングリコール、水およびそれらの混合物によって特徴づ けられる群から選ばれる、請求項7ないし8のいずれか1項に記載の洗剤組成物 。 10. 前記ビルダーがシリケート、ボレート、ポリヒドロキシスルホネート 、ポリアセテート、ホスフェート、カーボネート、ビカーボネート、セスキカー ボネート、テトラボレート10水和物、カルボキシレート、ポリカルボキシレー トおよびそれらの混合物によって特徴づけられる群から選ばれる、請求項7ない し9のいずれか1項に記載の洗剤組成物。
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